JP2006297988A - エアバッグ用ガス発生器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一方の点火器の作動が他方の点火器に影響しないエアバッグ用ガス発生器の提供。
【解決手段】 第1点火器22の作動とガス発生剤の燃焼による内圧上昇により、隔壁50は移動して第2燃焼室ハウジング35に当接され、連通孔52は閉塞される。よって、高温ガスは第2燃焼室ハウジング35側には流入しない。第2点火器32の作動により、隔壁50は反対側に移動し、連通孔52が開放される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、エアバッグ用ガス発生器に関する。
衝突衝撃に応じて出力を任意に調整可能なデュアル型ガス発生器では、複数の着火・作動機構を有しており、互いに独立して作動する必要がある。したがって、1つの着火・作動機構が、他の着火・作動機構に影響を与えないような構造とする必要がある。
特許文献1には、ハウジングの内部に加圧ガスを配置し、両端に点火装置を設置したガス発生器が開示されている。ハウジングの中央部に径の小さな部分を形成して、そのうちの1箇所に破裂板で閉塞されたガス排出口が設けられ、更にガス排出口を覆うようにカップ状のディフューザが設けられている。ディフューザは、周壁部にガスノズルを有するもので、ハウジングから突起した状態で取り付けられている。
特許文献2には、加圧媒質を含む2つの室16、18が、共通の接続リング30を介して取り付けられたガス発生器が開示されている。各室16、18は、それぞれ近接して正対配置された破裂板42、44で閉塞されており、中央室32と各室16、18は隔離されている。各室16,18には、加熱装置22が取り付けられており、衝撃の強さによって各加熱装置22の作動タイミングが変化するようになっている。加熱装置22の作動によって室16又は18内の圧力が上昇し、破裂板42又は44が開裂される。リング30には、複数のガス排出孔46が形成されている。
特許文献3には、小孔78を形成した隔壁74により、加圧ガスを含む2つの室70、72が形成されている(図では、小孔78は隔壁74の中央に配置)。前室70の破裂板66には火薬68が設置され、衝撃によって破裂板66を開裂させる。一方、後室72にもその中央部分にプロペラント80が配置され、この燃焼によって追加のガスを発生させ、後室72の圧力が高められる。これによって、小孔78を通って前室70にガスが流れ込む。
USP 5,794973 USP 5,582,428 USP 3961806
特許文献1では、ディフューザ部が突起しているので、取り付け作業性が損なわれる場合があり、ガスの噴出方向も制限される。また、一方の点火器の作動により、他方の点火器が影響を受けるおそれもある。更に保管及び運搬時には、突起部分が嵩張るため、箱に詰め込んだ場合の無駄が多い。
特許文献2では、2つのハウジングを接続する方式であり、一方の点火器の作動により、近接して正対する2つの破裂板の一方が破壊されると、他方も破壊されるおそれがあり、作動に確実性がない。また、2つのハウジングに対して、別々にガスを充填しなければならない。
特許文献3では、固定隔壁により2室に分離されており、2室の容量の大小が制限されるため、多様な要求に対応できない。また、固定隔壁が開放状態の小孔を有しているため、一方の点火器の作動により、他方の点火器が影響を受けるおそれもある。
本発明は、幅方向外側に突き出した部分がなく、外表面の形状がほぼ平坦形状のものであり、ガスの充填作業が容易で、作動時には、放射状にガスを噴出できるエアバッグ用ガス発生器、及び更に1つの点火装置の作動が他の点火装置の作動に影響を与えることがないエアバッグ用ガス発生器を提供することを課題とする。
本発明は、課題の解決手段として、
加圧ガスが充填された一つの筒状ハウジングと、前記筒状ハウジングに取り付けられた1以上の点火装置を有しており、
前記筒状ハウジングが、内側に突き出した環状凸部からなる縮径部を有しており、
前記縮径部が、破裂板で閉塞された1つの第1ガス排出口を有しており、
前記第1ガス排出口を含む縮径部が、複数の第2ガス排出口を有する筒状のディフューザ部で包囲されており、
前記ディフューザ部で包囲された部分を含む外径が、前記筒状ハウジングの外径と近似している、エアバッグ用ガス発生器を提供する。
筒状ハウジングは、加圧ガスを充填保持できるよう、内部が密閉状態のものであり、幅方向の断面は円形であるが、楕円形や多角形でもよい。
点火装置は、電気式点火器のみからなるもの、電気式点火器とガス発生剤成型体とを組み合わせたもの、更にこれらと他の部材を組み合わせたものでもよい。
縮径部は、内側に突き出した環状凸部(外表面から見れば、環状凹部)であり、周方向の75%以上(1周の長さを基準としたときの割合)が連続した環状凸部であれば、一部に凸部が形成されていなくてもよいが、周方向全体に連続した環状凸部(周方向の100%)であることが好ましい。
縮径部は、軸方向の中央部に位置していることが好ましいが、いずれか一端側に片寄った位置に形成されていてもよい。
縮径部は、筒状ハウジングを外側から加圧加工して、環状の凹部(溝部)を形成する方法を適用できるほか、径の小さな別部材を組み合わせることもできる。
ディフューザ部は筒状のものであり、前記ディフューザ部で包囲された部分を含む外径が、筒状ハウジングの外径と近似している(ディフューザ部で包囲された外径=ハウジング外径+ディフューザ部の厚み)。よって、筒状ハウジングの外表面とディフューザ部の外表面は、実質的に突起のない、ほぼ面一状態を形成している。このため、特許文献1のように幅方向に突起があるガス発生器と比べると、エアバッグとガス発生器をモジュールケース内に収容する際の取り付け作業が容易であるほか、保管及び運搬時の作業性もよい。
縮径部には1つの第1ガス排出口が設けられており、ディフューザ部には、周方向に均等配置された複数の第2ガス排出口が設けられているため、第1ガス排出口から噴出されたガスは、周方向に移動しながら、放射状に噴出され、エアバッグを均等に膨張させる。なお、第2ガス排出口の位置を調整することで、特定方向にガスが噴出されるようにしてもよい。
更に、筒状ハウジング内は1つの空間であるから、特許文献2のように2つの空間に別々に加圧ガスを充填する必要はなく、加圧ガスの充填作業は1回でよい。
本発明は、課題の他の解決手段として、前記点火装置が2以上あるとき、少なくとも1つの点火装置が、複数のガス孔を有する燃焼室ハウジング内にガス発生剤及び電気式点火器が収容されたものである、請求項1記載のエアバッグ用ガス発生器を提供する。
2つの点火装置を有する場合、2つが同時に作動する場合、一方が先に作動し、他方が遅れて作動する場合、一方のみが作動する場合がある。よって、2つの点火装置を有する場合、1つの点火装置(遅れて作動する場合がある点火装置)に燃焼室ハウジングを設けておくことにより、先に作動する場合がある点火装置の作動が遅れて作動する場合がある点火装置の作動に悪影響を与えないようにすることができる。
本発明は、課題の他の解決手段として、
請求項1記載のエアバッグ用ガス発生器であり、
前記筒状ハウジングが、連通孔を有する軸方向に移動自在の隔壁により、2つの空間に仕切られており、
前記2つの空間には、それぞれ1以上の点火装置が配置されており、
一方の空間に配置された一方の点火装置が作動したとき、前記隔壁が軸方向反対側に移動し、他方の空間に配置された固定部材の一部と当接することで前記連通孔が閉塞され、
他方の空間に配置された他方の点火装置が作動したとき、前記隔壁が軸方向反対側に移動して、前記連通孔が開放される、エアバッグ用ガス発生器エアバッグ用ガス発生器を提供する。
本発明でいう固定部材は、点火装置のある空間と他の空間を仕切る壁やカップであり、通気可能な孔を有するものである。
本発明のガス発生器では、移動自在の隔壁を有することにより、上記した請求項1の発明と同じ作用効果が得られるほか、更に下記の作用効果も得られる。
筒状ハウジング内が一つの空間であるとき、一方の点火装置の作動により発生した熱、衝撃波等が他方の点火装置にも接触し、他方の点火装置の誤作動を引き起こすおそれも考えられる(特許文献1、3)。
しかし、本発明では、一方の点火装置の作動により、隔壁が軸方向反対側(他方の点火装置側)に移動して、他方の空間内に配置された固定部材に当接し、隔壁の連通孔が閉塞されるため、他方の点火装置に熱、衝撃波等が接触することがない。また、隔壁は移動できるものであるため、特許文献3のように固定隔壁とした場合に比べて、様々な要求に応じた改変が容易になる。
本発明は、課題の他の解決手段として、前記隔壁が、筒状ハウジングの縮径部と他方の点火装置の間に配置されている、請求項3記載のエアバッグ用ガス発生器を提供する。
本発明は、課題の他の解決手段として、
前記他方の点火装置が、複数のガス孔を有する燃焼室ハウジング内にガス発生剤及び電気式点火器が収容されたものであり、
前記燃焼室ハウジングが前記固定部材であり、
前記隔壁が前記燃焼室ハウジングのガス孔がない壁面に当接される、請求項3又は4記載のエアバッグ用ガス発生器を提供する。
燃焼室ハウジングは、点火装置を他の空間から分離するための部材であり、筒状ハウジングを半径方向に仕切る円盤部材、点火装置を包囲するカップ状部材等にすることができる。燃焼室ハウジングがカップ状部材の場合は、周面及び頂面の所望位置にガス孔を設けることができるが、周面に複数のガス孔を設け、頂面にはガス孔を設けないことが好ましい。このような燃焼室ハウジングが固定部材として機能することで、一方の点火装置の作動による影響が他方の点火装置に及ばないようにすることができる。
本発明は、課題の他の解決手段として、
請求項1記載のエアバッグ用ガス発生器であり、
前記筒状ハウジングが、第1連通孔を有する軸方向に移動自在の第1隔壁と、第2連通孔を有する固定された第2隔壁により、第1隔壁と筒状ハウジングで形成される第1空間、第2隔壁と筒状ハウジングで形成される第2空間、及び第1隔壁、第2隔壁、筒状ハウジングで形成される第3空間に仕切られており、
前記第1隔壁の第1連通孔と前記第2隔壁の第2連通孔が、互いに軸方向に重ならない位置に形成されており、
前記第1空間と前記第2空間には、それぞれ1以上の第1点火装置と第2点火装置が配置されており、
前記第1空間に配置された第1点火装置が作動したとき、前記第1隔壁が軸方向反対側に移動し、前記第2隔壁と当接することで前記第1連通孔と前記第2連通孔が閉塞され、
前記第2空間に配置された1以上の第2点火装置が作動したとき、前記第2隔壁に当接した前記第1隔壁が軸方向反対側に移動することで、前記第1連通孔と前記第2連通孔が開放される、エアバッグ用ガス発生器を提供する。
本発明では、作動前には、移動自在の第1隔壁と固定された第2隔壁の間に第3空間が存在しているが、第1点火装置の作動後には、第1隔壁の移動により、第1隔壁が第2隔壁に押圧された状態になり、第3空間は消滅する。そして、第1隔壁の第1連通孔と第2空間の第2連通孔は、軸方向に互いに重ならない位置に形成されているため、第1連通孔は第2隔壁面で閉塞され、第2連通孔は第1隔壁面で閉塞される。よって、第2点火装置の側に熱や衝撃波等が流入することはない。第2点火装置の作動後には、第1隔壁が反対側に移動することにより、第3空間が復活して、ガス通路が確保される。
本発明は、課題の他の解決手段として、
前記筒状ハウジングの縮径部が、内側に突き出した環状凸部で、軸方向に対向する2つの斜面部と、前記2つの斜面部間の平坦面部とからなるものであり、
前記第1隔壁が、前記縮径部の平坦面部に配置され、前記平坦面部は、前記第1隔壁の軸方向への移動を制限するストッパ部を有しており、
前記第2隔壁が、前記縮径部の一方の斜面部に固定されている、請求項6記載のエアバッグ用ガス発生器を提供する。
第2点火装置の作動時、第1隔壁が軸方向に移動して第3空間が復活するが、このとき、ガス通路を確保するための第3空間が形成できればよく、無制限の移動を許容した場合、第1ガス排出口を閉塞して、返ってガスの排出を阻害するおそれもある。よって、第1隔壁の軸方向への移動を制限して、ガスの排出経路を確実に確保する。
本発明のエアバッグ用ガス発生器は、エアバッグの膨張手段として、加圧ガスとガス発生剤の燃焼ガスを併用するもの、加圧ガスのみを用いるものの両方に適用でき、運転席用、助手席用等の公知の各種ガス発生器として使用できる。
本発明のエアバッグ用ガス発生器は、筒状ハウジングの外表面に突起がないため、モジュールケースへの取付が容易であり、保管及び運搬時においても嵩張ることがなく、作業性がよい。
本発明のエアバッグ用ガス発生器は、2以上の点火装置を分離配置したとき、一つの点火装置の作動が他の点火装置に悪影響を及ぼすことがない。
(1)図1のガス発生器
図1は、本発明のガス発生器10の軸方向断面図である。
筒状ハウジング11は、幅方向の断面が円形のものであり、耐圧性を有する金属製のものである。筒状ハウジング11内の1つの空間12には、アルゴン、ヘリウム等からなる加圧ガスが充填されている(充填圧力は約30,000〜67,000kPa)。
筒状ハウジング11の一端側開口部には、第1点火装置20が取り付けられている。第1点火装置20は、電気式の第1点火器22とガス発生剤成型体(図示せず)とを有し、これらが燃焼室ハウジング25内に収容されたものである。
第1点火器22は、ボス21に嵌め込まれた状態で筒状ハウジング11の一端側開口部に取り付けられており、筒状ハウジング11とボス21の接合部23は溶接されている。ボス21の開口部は、第1破裂板24で閉塞されており、第1点火器22と第1破裂板24は正対している。
第1点火器22を含むボス21は、カップ状の第1燃焼室ハウジング25で包囲されており、内部は第1燃焼室27となっている。第1燃焼室ハウジング25は、開口部がボス21の段差部に嵌め込まれている。第1燃焼室ハウジング25は、周面25aに複数の第1ガス孔26を有しているが、頂面25bには第1ガス孔26はない。第1燃焼室ハウジング25内にも加圧ガスが存在している。
第1燃焼室27内には、公知のガス発生剤成型体(図示せず)が充填されており、ガス発生剤成型体の充填量に応じて、容量を調整すると共に、ボス21の周面と第1燃焼室ハウジング25の周面との間にガス発生剤成型体が入り込まないようにするための、可動式のリテーナ28が配置されている。リテーナ28は、第1点火器22の作動により発生した熱や衝撃波を通過させるための複数の孔29を有している。
筒状ハウジング11の他端側開口部には、第2点火装置30が取り付けられている。第2点火装置30は、電気式の第2点火器32とガス発生剤成型体(図示せず)とを有し、これらが燃焼室ハウジング35内に収容されたものである。
第2点火器32は、ボス31に嵌め込まれた状態で筒状ハウジング11の一端側開口部に取り付けられており、筒状ハウジング11とボス31の接合部33は溶接されている。ボス31の開口部は、第2破裂板34で閉塞されており、第2点火器32と第2破裂板34は正対している。
第2点火器32を含むボス31は、カップ状の第2燃焼室ハウジング35で包囲されており、内部は第2燃焼室37となっている。第2燃焼室ハウジング35は、開口部がボス31の段差部に嵌め込まれている。第2燃焼室ハウジング35は、周面35aに複数の第2ガス孔36を有しているが、頂面35bには第2ガス孔36はない。第2燃焼室ハウジング35内にも加圧ガスが存在している。
第2燃焼室37内には、公知のガス発生剤成型体(図示せず)が充填されており、ガス発生剤成型体の充填量に応じて、容量を調整すると共に、ボス31の周面と第2燃焼室ハウジング35の周面との間にガス発生剤成型体が入り込まないようにするための、可動式のリテーナ38が配置されている。リテーナ38は、第2点火器32の作動により発生した熱や衝撃波を通過させるための複数の孔39を有している。
筒状ハウジング11の第2点火装置30寄りの位置には、縮径部40が設けられている。縮径部40は、軸方向に対向する2つの斜面部41、42と、2つの斜面部41、42間の平坦面部43とを有する環状凸部からなるものである。縮径部40は、筒状ハウジング11を一回りして形成されている。
縮径部40の平坦面部43には、1つの第1ガス排出口45が設けられており、第1ガス排出口45は排出口破裂板46で閉塞されている。第1ガス排出口45を含む縮径部40は、複数の第2ガス排出口48を有する筒状のディフューザ部47で包囲されている。筒状のディフューザ部47は、筒状ハウジング11との接触面において溶接されている。
ディフューザ部47で包囲された部分を含む外径は、筒状ハウジング11の外径とディフューザ部47の厚みの合計となっており、図示するとおり、ほぼ平坦面である。ディフューザ部47は、排出口破裂板46の破片が飛散することを防止するためのもので、金網等を用いることができるため、厚みは0.5〜1.5mm程度で十分である。
平坦面部43は、ピン49で閉塞されたガス充填孔を有している。ガス発生器10の組立時においては、ガス充填孔に差し込んだピン49の隙間からガスを充填後、平坦面部43とピン49を共に溶接することで、ガス充填孔が閉塞されている。平坦面部43にピン49で閉塞されたガス充填孔を設けることにより、筒状ハウジング11の外表面にピン49の端部が出っ張ることがない。
次に、エアバッグ用ガス発生器10の動作を説明する。先に第1点火器22が作動して、遅れて第2点火器32が作動する場合により説明する。
第1点火器22の作動により、第1破裂板24が破壊され、熱や衝撃波が第1燃焼室27内に流入し、第1ガス発生剤を着火燃焼させる。第1ガス発生剤成型体の燃焼により発生した高温ガスは、第1燃焼室ハウジング27のガス孔26から内部空間12内に流入して、圧力を上昇させる。
内部空間12内の圧力の上昇により、排出口破裂板46が破壊され、第1ガス排出口45が開放される。第1ガス排出口45から噴出された加圧ガスと高温ガスとの混合ガスは、縮径部40を周方向に移動しながら、ディフューザ部47を経て第2ガス排出口48から放射状に排出され、エアバッグが膨張される。この過程において、第1燃焼室27から流出された高温ガスは、第2燃焼室ハウジング35の存在により、第2ガス発生剤成型体を着火燃焼させることはない。
僅かに遅れて第2点火器32が作動して、第2破裂板34が破壊され、熱や衝撃波が第2燃焼室37内に流入し、第2ガス発生剤成型体を着火燃焼させる。第2ガス発生剤成型体の燃焼により発生した高温ガスは、第2燃焼室ハウジング35のガス孔36から内部空間12内に流入した後、開放された第1ガス排出口46を通って、第2ガス排出口48から放射状に排出され、更にエアバッグが膨張される。
(2)図2のガス発生器
図2(a)は、本発明のガス発生器100の軸方向断面図、図2(b)は、図2(a)のガス発生器100の動作を説明するための部分断面図である。図2は、図1のガス発生器10と類似した構造であるため、異なる部分についてのみ説明する。図2において、図1と同一番号は同じものであることを意味する。
筒状ハウジング11内は、軸方向に移動自在の円盤状隔壁50により、第1空間12a、第2空間12bに仕切られている。円盤状隔壁50の中央部には、円形の連通孔52が設けられているため、第1空間12aと第2空間12bは一つの空間になっている。
円盤状隔壁50は、縮径部40と第2点火装置30の間に配置されている。円盤状隔壁50の軸方向の移動は、縮径部40の斜面部42と第2燃焼室ハウジング35の頂面35bの範囲に制限される。
円盤状隔壁50は、周縁部にフランジ部51を有しており、フランジ部51において筒状ハウジング11の内周面を押圧するようにして嵌め込まれている。
次に、エアバッグ用ガス発生器100の動作を説明する。先に第1点火器22が作動して、遅れて第2点火器32が作動する場合により、説明する。
第1点火器22の作動により、第1破裂板24が破壊され、熱や衝撃波が第1燃焼室27内に流入し、第1ガス発生剤成型体を着火燃焼させる。第1ガス発生剤の燃焼により発生した高温ガスは、第1燃焼室ハウジング25のガス孔26から第1空間12a内に流入して、圧力を上昇させる。
第1空間12a内の圧力の上昇により、円盤状隔壁50は押圧され、軸方向に移動して、第2燃焼室ハウジング35の頂面35aに当接する〔図2(b)〕。このとき、連通孔52は頂面35aにより閉塞状態になる。
その後、第1空間12a内の圧力の上昇により、排出口破裂板46が破壊され、第1ガス排出口45が開放される。第1ガス排出口45から噴出された加圧ガスと高温ガスとの混合ガスは、縮径部40を周方向に移動しながら、ディフューザ部47を経て第2ガス排出口48から放射状に排出され、エアバッグが膨張される。この過程において、第1燃焼室27から流出された高温ガスは、円盤状隔壁50の存在により、第2ガス発生剤成型体を着火燃焼させることはない。
僅かに遅れて第2点火器32が作動して、第2破裂板34が破壊され、熱や衝撃波が第2燃焼室37内に流入し、第2ガス発生剤成型体を着火燃焼させる。第2ガス発生剤成型体の燃焼により発生した高温ガスは、第2燃焼室ハウジング35のガス孔36から第2空間12b内に流入して、圧力を上昇させる。
第2空間12b内の圧力上昇により、円盤状隔壁50が押圧され、軸方向に移動して、図2(a)に示すような状態に戻る。その結果、連通孔52が開放されるため、第2空間12b内の加圧ガスと高温ガスとの混合ガスは、第1空間12aを経て、開放された第1ガス排出口46を通って、第2ガス排出口48から放射状に排出され、更にエアバッグが膨張される。
(3)図3のガス発生器
図3(a)は、本発明のガス発生器200の軸方向断面図、図3(b)は、図3(a)のガス発生器200の動作を説明するための部分断面図である。図3は、図1のガス発生器10と類似した構造であるため、異なる部分についてのみ説明する。図3において、図1と同一番号は同じものであることを意味する。
筒状ハウジング11内は、作動前において、軸方向に移動自在の第1隔壁60と固定された第2隔壁70により、第1隔壁60と筒状ハウジング11で形成される第1空間12a、第2隔壁70と筒状ハウジング11で形成される第2空間12b、及び第1隔壁60、第2隔壁70、筒状ハウジング11で形成される第3空間12cに仕切られている。
第1隔壁60は、円盤状のもので、周縁部にフランジ部61を有しており、フランジ部61において筒状ハウジング11の内周面(縮径部40の平坦面部43)を押圧するようにして嵌め込まれている。第1隔壁60の一部には、円形の第1連通孔62が設けられている。
第2隔壁70は、円盤状のもので、周縁部にフランジ部71を有しており、フランジ部71において縮径部40の斜面部42に溶接により固定されている。第2隔壁70の一部には、円形の第2連通孔72が設けられている。
平坦面部43には、ガス充填孔を閉塞するピン49が突き出ており、このピン49がストッパ部となるため、第1隔壁60の軸方向への移動は、ピン49から第2隔壁70の範囲に制限される。ピン49の長さは、ガス充填孔を閉塞できると共に、第1隔壁60の軸方向への移動を阻止できる程度に調整されている。
第1隔壁60の第1連通孔62と、第2隔壁70の第2連通孔72は、軸方向に互いに重ならない位置に形成されている。よって、第1隔壁60と第2隔壁70を当接させたとき、第1連通孔62は第2隔壁70の壁面に当接され、第2連通孔72は第1隔壁60の壁面に当接されるため、第1連通孔62及び第2連通孔72は、いずれも閉塞状態になる。
次に、エアバッグ用ガス発生器200の動作を説明する。先に第1点火器22が作動して、遅れて第2点火器32が作動する場合により、説明する。
第1点火器22の作動により、第1破裂板24が破壊され、熱や衝撃波が第1燃焼室27内に流入し、第1ガス発生剤成型体を着火燃焼させる。第1ガス発生剤の燃焼により発生した高温ガスは、第1燃焼室ハウジング27のガス孔26から第1空間12a内に流入して、圧力を上昇させる。
第1空間12a内の圧力の上昇により、第1隔壁60は押圧され、軸方向に移動して、第2隔壁70に当接して、第3空間12cが消滅する〔図3(b)〕。このとき、上記したとおり、第1連通孔62及び第2連通孔72は閉塞状態になる。
その後、第1空間12a内の圧力の上昇により、排出口破裂板46が破壊され、第1ガス排出口45が開放される。第1ガス排出口45から噴出された加圧ガスと高温ガスとの混合ガスは、縮径部40を周方向に移動しながら、ディフューザ部47を経て第2ガス排出口48から放射状に排出され、エアバッグが膨張される。この過程において、第1燃焼室27から流出された高温ガスは、第1隔壁60及び第2隔壁70の存在により、第2ガス発生剤を着火燃焼させることはない。
僅かに遅れて第2点火器32が作動して、第2破裂板34が破壊され、熱や衝撃波が第2燃焼室37内に流入し、第2ガス発生剤成型体を着火燃焼させる。第2ガス発生剤成型体の燃焼により発生した高温ガスは、第2燃焼室ハウジング35のガス孔66から第2空間12b内に流入して、圧力を上昇させる。
第2空間12b内の圧力上昇により、第2連通孔72の部分で押圧されることにより、第1隔壁60が軸方向に移動する。第1隔壁60は、ピン49に当接して停止し、第3空間12cが復活して、図3(a)に示すような状態に戻る。その結果、第1連通孔62及び第2連通孔72が開放されるため、第2空間12b内の加圧ガスと高温ガスとの混合ガスは、第3空間12c、第1空間12aを経て、開放された第1ガス排出口46を通って、第2ガス排出口48から放射状に排出され、更にエアバッグが膨張される。
エアバッグ用ガス発生器の軸方向断面図。 (a)は他のエアバッグ用ガス発生器の軸方向断面図、(b)は(a)の動作を説明する部分断面図。 (a)は他のエアバッグ用ガス発生器の軸方向断面図、(b)は(a)の動作を説明する部分断面図。
符号の説明
10、100、200 ガス発生器
11 筒状ハウジング
12、12a、12b、12c 内部空間
20 第1点火装置
22 第1点火器
25 第1燃焼室ハウジング
30 第2点火装置
32 第2点火器
35 第2燃焼室ハウジング
40 縮径部
45 第1ガス排出口
47 ディフューザ部
50 円盤状隔壁
52 連通孔
60 第1隔壁
62 第1連通孔
70 第2隔壁
72 第2連通孔

Claims (7)

  1. 加圧ガスが充填された一つの筒状ハウジングと、前記筒状ハウジングに取り付けられた1以上の点火装置を有しており、
    前記筒状ハウジングが、内側に突き出した環状凸部からなる縮径部を有しており、
    前記縮径部が、破裂板で閉塞された1つの第1ガス排出口を有しており、
    前記第1ガス排出口を含む縮径部が、複数の第2ガス排出口を有する筒状のディフューザ部で包囲されており、
    前記ディフューザ部で包囲された部分を含む外径が、前記筒状ハウジングの外径と近似している、エアバッグ用ガス発生器。
  2. 前記点火装置が2以上あるとき、少なくとも1つの点火装置が、複数のガス孔を有する燃焼室ハウジング内に電気式点火器及びガス発生剤が収容されたものである、請求項1記載のエアバッグ用ガス発生器。
  3. 請求項1記載のエアバッグ用ガス発生器であり、
    前記筒状ハウジングが、連通孔を有する軸方向に移動自在の隔壁により、2つの空間に仕切られており、
    前記2つの空間には、それぞれ1以上の点火装置が配置されており、
    一方の空間に配置された一方の点火装置が作動したとき、前記隔壁が軸方向反対側に移動し、他方の空間に配置された固定部材と当接することで前記連通孔が閉塞され、
    他方の空間に配置された他方の点火装置が作動したとき、前記隔壁が軸方向反対側に移動して、前記連通孔が開放される、エアバッグ用ガス発生器。
  4. 前記隔壁が、筒状ハウジングの縮径部と他方の点火装置の間に配置されている、請求項3記載のエアバッグ用ガス発生器。
  5. 前記他方の点火装置が、複数のガス孔を有する燃焼室ハウジング内にガス発生剤及び電気式点火器が収容されたものであり、
    前記燃焼室ハウジングが前記固定部材であり、
    前記隔壁が前記燃焼室ハウジングのガス孔がない壁面に当接される、請求項3又は4記載のエアバッグ用ガス発生器。
  6. 請求項1記載のエアバッグ用ガス発生器であり、
    前記筒状ハウジングが、第1連通孔を有する軸方向に移動自在の第1隔壁と、第2連通孔を有する固定された第2隔壁により、第1隔壁と筒状ハウジングで形成される第1空間、第2隔壁と筒状ハウジングで形成される第2空間、及び第1隔壁、第2隔壁、筒状ハウジングで形成される第3空間に仕切られており、
    前記第1隔壁の第1連通孔と前記第2隔壁の第2連通孔が、互いに軸方向に重ならない位置に形成されており、
    前記第1空間と前記第2空間には、それぞれ1以上の第1点火装置と第2点火装置が配置されており、
    前記第1空間に配置された第1点火装置が作動したとき、前記第1隔壁が軸方向反対側に移動し、前記第2隔壁と当接することで前記第1連通孔と前記第2連通孔が閉塞され、
    前記第2空間に配置された1以上の第2点火装置が作動したとき、前記第2隔壁に当接した前記第1隔壁が軸方向反対側に移動することで、前記第1連通孔と前記第2連通孔が開放される、エアバッグ用ガス発生器。
  7. 前記筒状ハウジングの縮径部が、内側に突き出した環状凸部で、軸方向に対向する2つの斜面部と、前記2つの斜面部間の平坦面部とからなるものであり、
    前記第1隔壁が、前記縮径部の平坦面部に配置され、前記平坦面部は、前記第1隔壁の軸方向への移動を制限するストッパ部を有しており、
    前記第2隔壁が、前記縮径部の一方の斜面部に固定されている、請求項6記載のエアバッグ用ガス発生器。


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