JP2006297949A - 低溶出包装材およびそれを用いた包装袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材上に、環状オレフィンコポリマー層または環状オレフィンコポリマーとポリオレフィン樹脂とのブレンドポリマー層を介してシーラント層を溶融押出しラミネーション法により積層してなることを特徴とする低溶出包装材、または、基材上に、環状オレフィンの開環重合体層またはその水素添加体層を介してシーラント層を溶融押出しラミネーション法により積層してなることを特徴とする低溶出包装材、およびそれを用いた包装袋である。
【選択図】図4
Description
請求項1に係る発明は、基材上に、環状オレフィンコポリマー層または環状オレフィンコポリマーとポリオレフィン樹脂とのブレンドポリマー層を介してシーラント層を溶融押出しラミネーション法により積層してなることを特徴とする低溶出包装材である。
体層を介してシーラント層を溶融押出しラミネーション法により積層してなることを特徴とする低溶出包装材である。
で印刷を施した外側基材(10)にアンカーコート層(40)を施し、このアンカーコート層(40)面と、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、無延伸ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂によるシーラント層(34)フィルムとの間に、環状オレフィンコポリマー、または、環状オレフィンコポリマーに低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂をブレンドしたブレンドポリマーによる環状オレフィンコポリマー層(32)を押し出すことによる溶融押出しラミネーションにより積層したもので、シーラント適正のあるシーラント層(34)を最内側層シーラント層としてラミネートし、低溶出包装材(1)としたものである。この低溶出包装材(1)を使用して包装体とした場合、ドライラミネーション用接着剤を用いない構成とすることができるので、グラビアインキ層(図示せず)やアンカーコート層(40)を含め、溶出する低分子量物質を抑制することができる。この層構成の場合、外側基材(10)が特許請求の範囲でいう基材(11)となる。
02,10.012,21.113,20.014,19.115,19]−5−ペンタセコンまたはその誘導体等をあげることができ、これら1成分でも2成分以上でもよい。
とができる。
ドライラミネーション用接着剤A−515/A−50(武田薬品社製)を、図2に示すように、グラビアインキを用いて印刷を施した外側基材(10)としての厚さ12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムにグラビア法により1.0g/m2〜3.0g/m2の範囲の塗布量で塗布、乾燥し、接着剤表面がまだ粘着状態時に、その上に厚さ5μmの酸無水物グラフトポリマーでなる接着層(36)を中間層として、厚さ20μmのエチレン−ノルボルネン共重合体(COC−A)(32)と厚さ60μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)(34)との共押出3層フィルムを、シーラント適正のある直鎖状低密度ポリエチレン(34)(LLDPE)側を最内側層となるように加圧接着して低溶出包装材(1)を得た。
図1に示すように、接着層(36)を用いず、厚さ20μmのエチレン−ノルボルネン共重合体(COC−A)(32)と厚さ60μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度;0.940)(34)との共押出2層フィルムとした以外は、実施例1と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図1に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−ノルボルネン共重合体(COC−A)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度;0.940)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例2と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図1に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、このエチレン−ノルボルネン共重合体(COC−A)と高密度ポリエチレン(HDPE、密度;0.960)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例2と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図2に示すように、シーラント層(34)を無延伸ポリプロピレン(CPP、ブロックタイプ)とした以外は、実施例1と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図1に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−ノルボルネン共重合体(COC−A)とポリプロピレン(PP、ホモタイプ)とのブレンドポリマー(30:70wt%)とし、シーラント層(34)を無延伸ポリプロピレン(CPP、ブロックタイプ)とした以外は、実施例2と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図2に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)とした以外は、実施例1と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図1に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)とした以外は、実施例2と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図1に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度;0.940)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例3と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図1に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と高密度ポリエチレン(HDPE、密度;0.960)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例4と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図2に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)とした以外は、実施例5と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図1に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)とポリプロピレン(PP、ホモタイプ)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例6と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図3に示すように、厚さ12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに、実施例1と同様にドライラミネート用接着剤(20)を介して、熱接着剤樹脂層(38)として、厚さ20μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)と、環状オレフィンコポリマー層(32)として、厚さ20μmのエチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)とのブレンドポリマー(30:70wt%)と、シーラント層(34)として、厚さ40μmの直鎖状低密度ポリプロピレン(LLDPE)の共押出3層フィルムを、シーラント適正のある直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)(34)側を最内側層となるように加圧接着して低溶出包装材(1)を得た。
図3に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度;0.940)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例13と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図3に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と高密度ポリエチレン(HDPE、密度;0.960)とのブレンドポリマー(30:70wt%)とした以外は、実施例13と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図3に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と高密度ポリエチレン(HDPE、密度;0.960)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例13と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図3に示すように、熱可塑性樹脂層(38)をポリプロピレン、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)とポリプロピレン(PP、ホモタイプ)とのブレンドポリマー(30:70wt%)とし、シーラント層(34)を無延伸ポリプロピレン(ブロックタイプ)とした以外は、実施例13と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図3に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)とポリプロピレン(PP、ホモタイプ)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例17と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図3に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)とした以外は、実施例13と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図1に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度;0.940)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、
実施例3と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図1に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)と高密度ポリエチレン(HDPE、密度;0.960)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例3と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図1に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)とポリプロピレン(PP、ホモタイプ)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例12と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図3に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度;0.940)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例13と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図3に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)と高密度ポリエチレン(HDPE、密度;0.960)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例13と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図3に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)とポリプロピレン(PP、ホモタイプ)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例18と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
厚さ12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに、シーラント層として、実施例1と同様にドライラミネート用接着剤を介して、厚さ60μmの直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルムを加圧接着して包装材(1)を得た。
シーラント層として、厚さ60μmの無延伸ポリプロピレン(CPP)フィルムとした以外は、比較例1と同様にして包装材(1)を得た。
シーラント層として、合計厚さ80μmの、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、酸無水物グラフトポリマーでなる接着層、無延伸ポリプロピレン(CPP、ブロックタイプ)の共押出3層フィルムを用い、比較例1と同様に、無延伸ポリプロピレン(CPP)側を最内側層となるように加圧接着して包装材(1)を得た。
図4に示すように、外側基材(10)として厚さ12μmのPETフィルムの表面にグラビア印刷によりインキ層(図示せず)を施し、その上にアンカーコート剤A−3210/A−3070(武田薬品社製)を塗布量0.1g/m2〜2.0g/m2で塗布し、アンカーコート層(40)を得た。
図4に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度;0.940)とのブレンドポリマー(30:70wt%)とした以外は、実施例26と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度;0.940)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例26と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度;0940)とのブレンドポリマー(70:30wt%)とした以外は、実施例26と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と高密度ポリエチレン(HDPE、密度;0.960)とのブレンドポリマー(30:70wt%)とした以外は、実施例26と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と高密度ポリエチレン(HDPE、密度;0.960)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例26と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と高密度ポリエチレン(HDPE、密度;0.960)とのブレンドポリマー(70:30wt%)とした以外は、実施例26と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロ
ドデセン共重合体(COC−B)とポリプロピレン(PP、ホモタイプ)とのブレンドポリマー(30:70wt%)とし、シーラント層(34)として、無延伸ポリプロピレン(CPP、ブロックタイプ)とした以外は、実施例26と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)とポリプロピレン(PP、ホモタイプ)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例33と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示すように、シーラント層(32)を、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、酸無水物グラフトポリマーでなる接着層、無延伸ポリプロピレン(CPP)の共押し3層フィルムとし、CPPを最内側層とした以外は、実施例26と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図5に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)として厚さ20μmのエチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)とシーラント層(34)として厚さ40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)を共押出することにより共押出2層フィルムを作成し、次いで実施例26と同様にして、アンカーコート層(40)を設けたPETフィルム(10)のアンカーコート層面(40)と共押出2層フィルムの環状オレフィンコポリマー層(32)面との間に、押出層(39)として、溶融した直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)を厚さ20μmで押出し、ラミネートすることにより低溶出包装材(1)を得た。
図5に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度;0.940)とのブレンドポリマー(30:70wt%)とした以外は、実施例36と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図5に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度;0.940)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例36と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図5に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と高密度ポリエチレン(HDPE、密度;0.960)とのブレンドポリマー(30:70wt%)とし、押出層(39)を溶融した高密度ポリエチレン(HDPE)とした以外は、実施例36と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図5に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)と高密度ポリエチレン(HDPE、密度;0.960)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例39と同様にして低溶
出包装材(1)を得た。
図5に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)とポリプロピレン(PP、ホモタイプ)とのブレンドポリマー(30:70wt%)とし、シーラント層(40)を無延伸ポリプロピレン(ブロックタイプ)、押出層(39)を溶融したポリプロピレン(PP、ホモタイプ)とした以外は、実施例36と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図5に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、エチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)とポリプロピレン(PP、ホモタイプ)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例41と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)とした以外は、実施例26と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度;0.940)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例26と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)と高密度ポリエチレン(HDPE、密度;0.960)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例26と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)とポリプロピレン(PP、ホモタイプ)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例34と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図5に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)とした以外は、実施例36と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図5に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度;0.940)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例36と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図5に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)と高密度ポリエチレン(HDPE、密度;0.960)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例40と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図5に示すように、環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)とポリプロピレン(PP、ホモタイプ)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例42と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
溶融したエチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)の代わりに、溶融した直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)を押し出し成形した以外は、実施例20と同様にして、包装材(1)を得た。
溶融したエチレン−テトラシクロドデセン共重合体(COC−B)代わりに、溶融した直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)を押し出し成形した以外は、実施例29と同様にして、包装材(1)を得た。
僅かに劣るものであった。
図1に示すように、厚さ12μmのPETフィルムの表面にグラビア印刷によりインキ層(図示せず)を施し、その裏面に接着剤を介して厚さ7μm厚のアルミニウム箔を積層した外側基材フィルム(10)のアルミニウム箔面に、ドライラミネーション用接着剤A−515/A−50(武田薬品社製)を塗布量4.0g/m2 で塗布し、ドライラミネーション用接着剤層(20)を得た。
直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度;0.940)(34)との共押出2層フィルムをシーラント適正のある低密度ポリエチレン(34)(LLDPE)側を最内側層となるように加圧接着して低溶出包装材(1)を得た。
図1に示す環状オレフィンコポリマー(32)を厚さ20μmのジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)と直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE、密度;0.940)を70対30(重量比)の割合でブレンドしたブレンドポリマーとした以外は、実施例51と同様の材料、操作にて低溶出包装材(1)を得た。
図1に示す環状オレフィンコポリマー(32)を厚さ20μmのジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)と高密度ポリエチレン樹脂(HDPE、密度;0.960)を50対50(重量比)の割合でブレンドしたブレンドポリマーとした以外は、実施例51と同様の材料、操作にて低溶出包装材(1)を得た。
図1に示す環状オレフィンコポリマー(32)を厚さ20μmのジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)とポリプロピレン樹脂(PP、ブロックタイプ)を50対50(重量比)の割合でブレンドしたブレンドポリマーとした以外は、実施例51と同様の材料、操作にて低溶出包装材(1)を得た。
図4に示すように、外側基材(10)として厚さ12μmのPETフィルムの表面にグラビア印刷によりインキ層(図示せず)を施し、その裏面に接着剤を介して厚さ7μm厚のアルミニウム箔を積層した外側基材フィルム(10)のアルミニウム箔面に、アンカーコート剤A−3210/A−3070(武田薬品社製)を塗布量0.1g/m2〜2.0g/m2で塗布し、アンカーコート層(40)を得た。
図4に示す環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)と直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE、密度;0.940)とのブレンドポリマー(70:30wt%)とした以外は、実施例55と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示す環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)と高密度ポリエチレン(HDPE、密度;0.960)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例55と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示す環状オレフィンコポリマー層(32)を、ジシクロペンタジエンの開環重合体に水素添加をしたポリマー(COC−C)とポリプロピレン樹脂(PP、ブロックタイプ)とのブレンドポリマー(50:50wt%)とした以外は、実施例55と同様にして低溶出包装材(1)を得た。
図4に示す外側基材(10)を酸化アルミニウムを蒸着した厚さ12μmのPETフィルム(GL−Al2O3、蒸着面にアンカーコート剤を塗布する)とした以外は、実施例56と同様の材料、操作にて低溶出包装材(1)を得た。
図4に示す外側基材(10)を酸化アルミニウムを蒸着した厚さ12μmのPETフィルム(GL−Al2O3、蒸着面にアンカーコート剤を塗布する)とした以外は、実施例57と同様の材料、操作にて低溶出包装材(1)を得た。
図4に示す外側基材(10)を酸化アルミニウムを蒸着した厚さ12μmのPETフィルム(GL−Al2O3、蒸着面にアンカーコート剤を塗布する)とした以外は、実施例58と同様の材料、操作にて低溶出包装材(1)を得た。
図1に示す外側基材(10)を酸化アルミニウムを蒸着した厚さ12μmのPETフィルムの蒸着面にポリビニルアルコールをマトリックスとし、アルコキシシランとの(架橋反応)ハイブリッド化によるゾル−ゲルコート層を設けたもの(GL−Al2O3+ゾル−ゲルコート層、ゾル−ゲルコート層面にドライラミネート用接着剤を塗布する)とした以外は、実施例51と同様の材料、操作にて低溶出包装材(1)を得た。
図1に示す外側基材(10)を酸化アルミニウムを蒸着した厚さ12μmのPETフィルムの蒸着面にポリビニルアルコールをマトリックスとし、アルコキシシランとの(架橋反応)ハイブリッド化によるゾル−ゲルコート層を設けたもの(GL−Al2O3+ゾル−ゲルコート層、ゾル−ゲルコート層面にドライラミネート用接着剤を塗布する)とした以外は、実施例53と同様の材料、操作にて低溶出包装材(1)を得た。
図1に示す外側基材(10)を酸化アルミニウムを蒸着した厚さ12μmのPETフィルムの蒸着面にポリビニルアルコールをマトリックスとし、アルコキシシランとの(架橋反応)ハイブリッド化によるゾル−ゲルコート層を設けたもの(GL−Al2O3+ゾル−ゲルコート層、ゾル−ゲルコート層面にドライラミネート用接着剤を塗布する)とした以外は、実施例54と同様の材料、操作にて低溶出包装材(1)を得た。
図1に示す環状オレフィンコポリマー層(32)とシーラント層(34)を厚さ60μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(LLDPE、密度;0.940)の1層とした以外は、実施例51と同様の材料、操作にて包装材を得た。
図4に示す環状オレフィンコポリマー層(32)を厚さ20μmの直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE、密度;0.940)とした以外は、実施例55と同様の材料、
操作にて包装材を得た。
図4に示す環状オレフィンコポリマー層(32)を厚さ20μmの直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE、密度;0.940)とした以外は、実施例59と同様の材料、操作にて包装材を得た。
図1に示す環状オレフィンコポリマー層(32)とシーラント層(34)を厚さ60μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(LLDPE、密度;0.940)の1層とした以外は、実施例62と同様の材料、操作にて包装材を得た。
10・・・外側基材
11・・・基材
20・・・ドライラミネーション用接着剤
32・・・環状オレフィンコポリマー
34・・・シーラント層
36・・・接着層
38・・・熱可塑性樹脂層
39・・・押出層
40・・・アンカーコート層
Claims (7)
- 基材上に、環状オレフィンコポリマー層または環状オレフィンコポリマーとポリオレフィン樹脂とのブレンドポリマー層を介してシーラント層を溶融押出しラミネーション法により積層してなることを特徴とする低溶出包装材。
- 基材上に、環状オレフィンの開環重合体層またはその水素添加体層を介してシーラント層を溶融押出しラミネーション法により積層してなることを特徴とする低溶出包装材。
- 前記環状オレフィンコポリマー層または環状オレフィンコポリマーとポリオレフィン樹脂とのブレンドポリマー層と、シーラント層とからなる共押出フィルムを基材上に前記シーラント層が最内層となるように溶融押出しラミネーション法により積層してなることを特徴とする請求項1記載の低溶出包装材。
- 前記基材とシーラント層とを、前記環状オレフィンコポリマーまたは環状オレフィンコポリマーとポリオレフィン樹脂とのブレンドポリマーを溶融押出しラミネーション樹脂として溶融押出しラミネーション法により積層してなることを特徴とする請求項1記載の低溶出包装材。
- 前記環状オレフィンの開環重合体層またはその水素添加体層とシーラント層とからなる共押出フィルムを基材上に前記シーラント層が最内層となるように溶融押出しラミネーション法により積層してなることを特徴とする請求項2記載の低溶出包装材。
- 前記基材とシーラント層とを、前記環状オレフィンの開環重合体またはその水素添加体を溶融押出しラミネーション樹脂として溶融押出しラミネーション法により積層してなることを特徴とする請求項1記載の低溶出包装材。
- 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の低溶出包装材を用いて、食品、飲料または医薬品などを包装する包装袋。
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