JP2006297872A - 金型装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 異なる多品種の成形品の製作を低コストで行なうこと。エジェクタピンの突き出し量のばらつきを防ぐと共にダミーの押し出しピンの磨耗を防止すること。
【解決手段】 キャビティ形状の異なる複数種類の固定側カセット金型1Aと可動側カセット金型1Bとを備える。可動側カセット金型1Bにエジェクタピン7を内装し且つキャビティ2に連通する連通孔8を貫設し、可動側カセット金型1Bの後面にキャビティ2に連通しない逃がし孔9を凹設する。多数の押し出しピン11が突設された突き出しプレート10を前進させて、連通孔8と同軸に配置された押し出しピン11によりエジェクタピン7を押して成形品Cを突き出すと共に連通孔8と異軸に配置されたダミーの押し出しピン11を逃がし孔9に逃がすようにした熱硬化性樹脂成形用の金型装置Aである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加熱手段を用いて金型を加熱する熱硬化性樹脂成形用の金型装置に関し、詳しくは、半溶融の成形材料(熱硬化性樹脂)を金型のキャビティ内に充填し、樹脂が固化した後、型開きを行うと共に、型開き後に金型内部に組み込まれているエジェクタピンを型面から突き出して成形品を取り外すようにする技術に関するものである。
従来より、カセット金型のキャビティ内に射出装置から熱可塑性樹脂を充填し、樹脂が固化した後、型開きを行い、押し出しピンを前進移動させて可動側カセット金型の内部に組み込まれているエジェクタピンを型面から突き出すことで、成形品を押し出して取り外すようにしたカセット金型装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、従来では、押し出しピンはキャビティ形状の異なる各種のカセット金型に対応して多数設けられると共に、各押し出しピンはそれぞれ圧縮バネにて後方に付勢されている。また、可動側カセット金型のキャビティに連通する連通孔の内部にはエジェクタピンが摺動自在に内装されている。そして、成形品の突き出し時に、連通孔と同軸に配置された押し出しピンがエジェクタピンを前方に押し出すことで、エジェクタピンによる成形品の突き出しが行なわれるのであるが、このとき、エジェクタピンも別の圧縮バネにより後方に向かって常時付勢されている。そして、成形品の突き出し時には押し出しピンとエジェクタピンの両方が圧縮バネのバネ力を抗して前進移動し、成形品の突き出し後は押し出しピンとエジェクタピンの両方が圧縮バネによりそれぞれ後退位置に戻る構造となっている。
このため、従来では1本の押し出しピンとこれに対向する1本のエジェクタピンに対してそれぞれ2つの圧縮バネが必要となり、そのために圧縮バネの数が増加し、エジェクタピンの突き出し量にばらつきが生じやすくなり、また圧縮バネの劣化等により成形品の突き出し不良が生じやすくなる。そのうえ成形品の突き出し時に、カセット金型の連通孔の軸線と異なる軸線上に配置された押し出しピン、つまり成形品突き出しに関与しないダミーの押し出しピンの前端がカセット金型の後面に当たって停止する構造となっているため、成形品の突き出しに関与しないダミーの押し出しピンの前端が金型と衝突して磨耗しやすくなる。このように磨耗したダミーの押し出しピンが、キャビティ形状の異なる金型交換により、成形品突き出しに関与する押し出しピンとして使用される場合には、磨耗した押し出しピンにてエジェクタピンを押し出す形となり、成形品の突き出し不良が一層発生しやすい。特に成形品が薄肉の場合、エジェクタピンの押し出し量のばらつきによって成形品を傷める可能性があり、結果的に、カセット金型の耐久性低下に加えて信頼性を低下させるという問題があった。
さらに、従来ではカセット金型を成形機本体に固定する場合、カセット金型をワイヤによって吊上げて搬送し、上方からカセット金型装着部材に設けた複数のガイド部間に挿入してクランプ手段等を用いて固定するようにしている。このため、カセット金型の挿入、固定、交換作業のいずれにも手間がかかるという問題もあった。
特開平5−96573号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、異なる多品種の成形品の製作を低コストで行なえるだけでなく、エジェクタピンの突き出し量のばらつきを防止でき、また成形品の突き出し時にダミーの押し出しピンの前端がカセット金型の後面に当たって磨耗することがなく、エジェクタピンによる成形品の突き出し不良の発生を防止でき、これにより耐久性及び信頼性共に優れた金型装置を提供することを課題とし、また、カセット金型の挿入、固定、交換作業をそれぞれワンタッチで且つ短時間で行なうことができる金型装置を提供することを課題とし、さらに、エジェクタピンを後方から保持するエジェクタピン保持板の小型化及び固着の簡易化等を図ることができる金型装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために本発明は、加熱手段を用いて金型を加熱する熱硬化性樹脂成形用の金型装置であって、前面にカセット金型装着面3a,4aを備えた一対のカセット金型装着部材3,4と、上記カセット金型装着面3a,4aに着脱可能に装着される一対のカセット金型1とを備え、上記一対のカセット金型1は、キャビティ形状の異なる複数種類の固定側カセット金型1Aと可動側カセット金型1Bとで構成され、固定側カセット金型1Aには半溶融の成形材料Bをキャビティ2内に注入するゲート5が設けられ、可動側カセット金型1Bには、その後面1bから前面1aに至るように貫通してキャビティ2に連通する連通孔8が穿孔されると共に連通孔8には成形品突き出し用のエジェクタピン7が内装され、可動側カセット金型1Bの後面1bにキャビティ2に連通しない逃がし孔9が凹設され、可動側カセット金型1Bの背後には、突き出しプレート10が前後移動可能に配置され、突き出しプレート10から可動側カセット金型1Bの連通孔8及び逃がし孔9の各々に対応する多数の押し出しピン11が突設され、上記突き出しプレート10の前進移動により可動側カセット金型1Bの連通孔8と同軸に配置された押し出しピン11がエジェクタピン7を押すことで成形品Cが突き出されると共に連通孔8と異軸に配置された押し出しピン11が上記逃がし孔9に挿入されるように構成したことを特徴としている。
このような構成とすることで、キャビティ形状の異なる複数種類の固定側カセット金型1Aと可動側カセット金型1Bとを任意に組み合わせて金型装置Aを構成できるので、異なる多品種の成形品Cの製作に手間がかからず、コスト低減を図ることができる。しかも従来のように押し出しピン11に圧縮バネを設けた構造とは異なり、押し出しピン11を突き出しプレート10から突設させ、突き出しプレート10の前進移動により押し出しピン11をエジェクタピン7に向けて直接押し出す構造となっているため、圧縮バネの数が従来よりも減り、圧縮バネの劣化等によるエジェクタピン7の突き出し量のばらつきの発生を防止できる。そのうえ、成形品突き出しに関与しないダミーの押し出しピン11は可動側カセット金型1Bの後面1bに設けた逃がし孔9に逃がされるので、ダミーの押し出しピン11の前端が可動側カセット金型1Bの後面1bに当たって磨耗することがなく、従って、上記ダミーの押し出しピン11が、キャビティ形状の異なる金型交換後に、成形品突き出しに関与する押し出しピン11として使用される場合でも、押し出しピン11の前端は磨耗していないため、エジェクタピン7による成形品Cの突き出し不良を防止できるようになる。
また、上記カセット金型装着部材3,4に、カセット金型1を横方向から挿入可能とする上下一対の水平ガイドレール12,13と、水平ガイドレール12,13に挿入されたカセット金型1を正規の位置でロックするためのロック手段15とを設けるのが好ましく、この場合、キャビティ形状の異なる固定側カセット金型1A及び可動側カセット金型1Bに交換した場合でも、上下の水平ガイドレール12,13とロック手段15とによって、カセット金型1を正規の位置に安定良くしかも確実にロックできる。従って、従来のように上から吊り下げて挿入して固定する場合と比較して、カセット金型1の挿入及び固定作業をワンタッチで且つ短時間で行なうことができるようになる。
また、上記下側の水平ガイドレール13の一端側から、上側の水平ガイドレール12の一端よりも外側方に向けて突出する突出レール14を連出し、カセット金型1の先端下部を突出レール14上に仮保持した状態でカセット金型1を上下の水平ガイドレール12,13に挿入可能とするのが好ましく、この場合、カセット金型1を人が手で持って上下の水平ガイドレール12,13に横方向から挿入する際に、カセット金型1の先端下部を突出レール14上に仮保持でき、これによりカセット金型1を上下の水平ガイドレール12,13に導入する手前で、カセット金型1がブレたりしないため、横から水平ガイドレール12,13への挿入作業を楽に行なうことができる。
また、上記可動側カセット金型1Bの後面1bのうち連通孔8が開口する部分に沿って段落ち部16を凹設し、段落ち部16内に連通孔8と連通する押し出しピン進入孔18を備えたエジェクタピン保持板17を嵌め込んで固着し、上記押し出しピン進入孔18の孔径Eをエジェクタピン7の後端側の鍔部7aの外径寸法Fよりも小さくするのが好ましく、この場合、エジェクタピン7を後方から保持するためのエジェクタピン保持板17の小型化及び固着の簡易化等を図ることができる。
本発明の金型装置にあっては、異なる多品種の成形品の製作に手間がかからず、製作コストを低減できると共に、エジェクタピンの突き出し量のばらつきをなくすことができると共に、成形品の突き出しに関与しないダミーの押し出しピンの前端がカセット金型の後面に当たって磨耗することがなくなり、この結果、エジェクタピンによる成形品の突き出し不良をなくすことができ、カセット金型の耐久性向上及び信頼性向上を図ることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本発明の金型装置Aは、熱硬化性樹脂を加熱により硬化させて成形品Cを得るためのものである。ここで、熱硬化性樹脂は、熱を加えることにより化学反応により硬化方向に変化するものであり、一例としてフェノール樹脂、メラミン樹脂等が挙げられる。なお金型の加熱手段として例えば金型内蔵ヒーターが使用される。
上記金型装置Aは、図7に示す固定側A1と可動側A2とに分かれている。具体的には図1〜図4に示すように、キャビティ形状の異なる複数種類の固定側カセット金型1Aと可動側カセット金型1Bとからなるカセット金型1と、一対のカセット金型1が着脱可能に装着される一対のカセット金型装着部材3,4と、可動側カセット金型1Bの型面から成形品Cを突き出す成形品突き出し装置19とで構成されている。
上記一対のカセット金型装着部材3,4の前面には、それぞれ、一対のカセット金型1が着脱可能に装着されるカセット金型装着面3a,4aが設けられる。本例では固定側のカセット金型装着部材3の前面がカセット金型装着面3aとされ、一方、可動側のカセット金型装着部材4の前面側に固定された金型支持板32の前面がカセット金型装着面4aとされる。この金型支持板32には、図1に示すように、すべての押し出しピン11が摺動自在に貫通する多数のガイド孔35が設けられており、各押し出しピン11の前端がガイド孔35を貫通して金型支持板32の前面側に突出可能となっている。各ガイド孔35は、押し出しピン11を摺動自在にガイドすることで、長尺の押し出しピン11の傾きや変形を防いで、押し出しピン11とエジェクタピン7とを同一軸線上に保持する役割を果す。
上記固定側のカセット金型装着部材3は、図1に示すように、固定側取付け板として機能しており、その中央部にはスプルーブシュ24が取着される。スプルーブシュ24の後端の取付フランジ24aがネジ等でカセット金型装着部材3に固着されている。スプルーブシュ24の後端中央側には、成形射出ユニットのノズル(図示せず)と接触するノズル接触面24bが設けられており、スプルーブシュ24の前端面が固定側カセット金型1A内に設けたスプルー6と連通している。固定側カセット金型1Aの前面1a側には、スプルー6からの半溶融の成形材料Bをキャビティ2内に注入するためのゲート5が設けられている。なお図1中の33、36は断熱材である。
また、上記固定側のカセット金型装着部材3の上下両側には、図1に示すように、固定側カセット金型1Aが横方向から挿入可能な上下一対の水平ガイドレール12,13が設けられている。一方、可動側のカセット金型装着部材4に固定される金型支持板32の上下両側にも、同様な構成の上下一対の水平ガイドレール12,13が設けられている。
ここでは、図2に示すように、上側の水平ガイドレール12の一端に上向きテーパー部12aが設けられている。一方、下側の水平ガイドレール13の一端側には、上側の水平ガイドレール12の一端よりも外側方、つまりカセット金型1の挿入方向(図2の矢印D方向)とは反対側に向けて突出レール14が連出されている。突出レール14は、水平延出部14aとこれに連なる下向きテーパー部14bとからなる。つまり突出レール14の上方には上側の水平ガイドレール12が存在しておらず、カセット金型1の先端下部を突出レール14上に載置した状態で、カセット金型1を横移動させて上下の水平ガイドレール12,13に挿入可能となっている。
また、上記水平ガイドレール12,13の他端側の間には、図2に示すように、カセット金型1を正規の位置で位置決めするストッパー25が設けられている。本例のストッパー25は、カセット金型装着面3a,4aからそれぞれ前方に突出するボルト等の凸部で構成されている。
さらに、上側の水平ガイドレール12よりも上方位置には、図2に示すように、カセット金型1を正規の位置でロックするロック手段15が配設されている。本例のロック手段15は、上下方向に進退自在で且つロック解除用バネ26で常に上方に付勢されたロックピン27と、回転操作により水平方向に前後移動する操作ネジ28と、操作ネジ28の水平移動をロックピン27の上下移動に変換するスライド部材29とを備えている。スライド部材29の下端面には、前側テーパー面29aと、水平面29bと、後側テーパー面29cとが階段状に連続形成されており、一方、カセット金型1の上端中央には上方に開口した位置決め凹所30が凹設されている。この位置決め凹所30は、カセット金型1を水平ガイドレール12,13に挿入してストッパー25(図2)に突き当てた状態で、ロックピン27の真下に位置するように設定される。そして、操作ネジ28を回転操作してスライド部材29を前進させると、図2のようにスライド部材29の前側テーパー面29aがロックピン27のテーパー面27aにより押し下げられることで、ロックピン27の下端がカセット金型1の位置決め凹所30内に挿入されてカセット金型1がロック状態となる。また、操作ネジ28を逆回転操作してスライド部材29を図3の矢印方向に後退させると、スライド部材29の後側テーパー面29cがロックピン27の上端に移動し、ロックピン27がロック解除用バネ26のバネ力で上方に跳ね上げられることで、ロックピン27が位置決め凹所30から抜け出て、カセット金型1のロックが解除されるようになっている。
なお、本例では、カセット金型1の上面に位置決め凹所30を凹設して上方からロックピン27を抜き差しする場合を例示しているが、これに代えて、例えば位置決め凹所30をカセット金型1の下面に凹設して下方からロックピン27を抜き差しする構成も可能である。
次に、成形品突き出し装置19は、図8に示すように、成形品Cを突き出すためのエジェクタピン7と、エジェクタピン7を押し出す押し出しピン11と、押し出しピン11が突設される前後移動可能な突き出しプレート10とを備えている。
突き出しプレート10は、金型支持板32と可動側のカセット金型装着部材4との間に配設されており、図示省略した駆動手段によって回転するネジ棒31が突き出しプレート10のネジ孔50に螺入されており、ネジ棒31の正回転により突き出しプレート10が前進移動し、ネジ棒31の逆回転により突き出しプレート10が後退移動可能とされる。
突き出しプレート10の前面からは、可動側カセット金型1Bのすべての連通孔8及び逃がし孔9に個別に対向する多数の押し出しピン11が突設されている。
一方、図5に示すように、可動側カセット金型1Bの複数箇所にはその後面1b側から前面1a側の型面まで貫通する連通孔8が穿孔されており、各連通孔8の内部には各々成形品突き出し用のエジェクタピン7が内装されている。各エジェクタピン7にはそれぞれ圧縮バネ20が装着されている。圧縮バネ20は連通孔8に設けた大径のバネ収納空間21に収納され、圧縮バネ20の前端がバネ収納空間21の前壁21aに支承されると共に、圧縮バネ20の後端がエジェクタピン7の後端に設けた鍔部7aに支承されている。エジェクタピン7は圧縮バネ20により通常は後方Mにバネ付勢されている。
上記エジェクタピン7は、可動側カセット金型1Bの後面1bに固着されたエジェクタピン保持板17によって連通孔8の後方Mへ抜け出るのが阻止されている。エジェクタピン保持板17における連通孔8と重なる位置には、押し出しピン進入孔18が設けられており、連通孔8と同軸に配置された押し出しピン11のみが押し出しピン進入孔18を通って連通孔8に挿入可能とされる。ここにおいて、図5に示す押し出しピン進入孔18の孔径Eは、エジェクタピン7の後端に設けた鍔部7aの外径寸法Fよりも小さく設定されており、これによりエジェクタピン7の後端の鍔部7aが押し出しピン進入孔18周辺の段部17aに当たることで、エジェクタピン7が連通孔8の後方Mへ抜け出るのが防がれている。なおエジェクタピン7の鍔部7aのさらに後端7bは押し出しピン11との接触部となっている。
ところで、上記エジェクタピン保持板17を可動側カセット金型1Bの後面1b全体に固着した場合は、エジェクタピン保持板17に逃がし孔9と対向する押し出しピン進入孔も穿孔する必要が生じる。このため、エジェクタピン保持板17が大型化し、そのうえエジェクタピン保持板17のネジによる固着作業に手間がかかるだけでなく、多数の孔開けが必要となる。そこで、本例では、エジェクタピン保持板17の小型化、固着作業の簡易化及び少孔化を図るべく、図6に示すように、可動側カセット金型1Bの後面のうち連通孔が開口する部分に沿って段落ち部16を凹設し、この段落ち部16にエジェクタピン保持板17を嵌め込んで固着している。エジェクタピン保持板17には、連通孔8と対向する押し出しピン進入孔18と、ネジ60(図1)で固定するネジ止め部とが設けられている。
さらに、上記可動側カセット金型1Bの後面1bにおける連通孔8とは別の箇所には、キャビティ2に連通しない複数の逃がし孔9(図6)が設けられている。各逃がし孔9は、成形品突き出しに関与しないダミーの押し出しピン11が可動側カセット金型1Bの後面1bに当たるのを防止する働きをする。
次に、上記多数の押し出しピン11がキャビティ形状の異なる各種のカセット金型1のすべてに対応し得るものとされる場合の一例を、以下説明する。なお本例では、押し出しピン11は、例えば、上段に横一列に7個、中段に横一列に3個、下段に横一列に7個配置されている。
ここで図10、図11は、固定側カセット金型1Aのキャビティ形状をフラットとし、可動側カセット金型1Bのキャビティ形状の厚みを厚くした場合の一例であり、この可動側カセット金型1Bには、上下2つの成形品C1、C2の各々左右2箇所と、細長状の成形品つなぎ部C3の3箇所、合計7箇所と対向する位置に、各々、エジェクタピン7が配設され、ダミーの押し出しピン11と対向する位置(本例では10箇所)に、各々、逃がし孔9が凹設されている。
また図12、図13は、固定側カセット金型1Aのキャビティ形状をフラットとし、可動側カセット金型1Bのキャビティ形状の厚みを薄くした場合の一例であり、この可動側カセット金型1Bには、成形品C1,C2をつなぐ細長状の成形品つなぎ部C3の5箇所と対向する位置に、各々、エジェクタピン7が配設され、ダミーの押し出しピン11と対向する位置(本例では12箇所)に、各々、逃がし孔9が凹設されている。
また図14、図15は、固定側カセット金型1Aのキャビティ形状をフラットとし、可動側カセット金型1Bのキャビティ形状の厚みの薄い部位と厚い部位とを併せ持つ場合の一例であり、この可動側カセット金型1Bには、薄肉状の成形品C1の上下2箇所と、厚肉状の成形品C2の上下2箇所と、H字形の成形品つなぎ部C3の中央1箇所、合計5箇所と対向する位置に、各々、エジェクタピン7が配設され、ダミーの押し出しピン11と対向する位置(本例では12箇所)に、各々、逃がし孔9が凹設されている。
また図16、図17は、固定側カセット金型1Aと可動側カセット金型1Bの両方をそれぞれ厚みを持つキャビティ形状とした場合の一例であり、この可動側カセット金型1Bには、左側の成形品C1の4箇所と、右側の成形品C2の4箇所と、中央の成形品つなぎ部C3の1箇所、合計9箇所と対向する位置に、各々、エジェクタピン7が配設され、ダミーの押し出しピン11と対向する位置(本例では8箇所)に、各々、逃がし孔9が凹設されている。
なお、上記図10〜図17に示したキャビティ形状、押し出しピン11及びエジェクタピン7の数及びその配置等は一例であり、適宜設計変更自在である。
次に、カセット金型1の固定から成形品突き出しまでの一連の動作を説明する。
先ず、カセット金型1の取り付け工程の動作を説明する。前記図10〜図17のいずれか1種類の固定側カセット金型1Aと可動側カセット金型1Bを選択する。いずれのカセット金型1A,1Bにもその片面側に、図2に示すハンドル40が取り付けられている。また、各カセット金型1A,1Bは人が手で持てる程度の重量(例えば、9kg以下)とされる。先ず、選択したカセット金型1A(1B)のハンドル40を手で持ち、カセット金型1A(1B)の先端下部を突出レール14の上に仮り置きした状態でカセット金型1A(1B)を上下の水平ガイドレール12,13に向かって挿入する。正規の位置にくるとカセット金型1A(1B)の先端がストッパー25に当たって止まる。この状態で、操作ネジ28を回転操作してロックピン27を図2のように下降させてカセット金型1A(1B)の位置決め凹所30に挿入することで、カセット金型1A(1B)をロックする。
次に、成形工程の動作を説明する。上記のようにカセット金型1(固定側カセット金型1A、可動側カセット金型1Bの両方共)を固定した後に、図1に示すように、型締めを行なうと、カセット金型1A,1B間に製品形状部となるキャビティ2が形成される。このとき、エジェクタピン7の前端が連通孔8の前端を塞いだ位置に配置され、エジェクタピン7の前端がキャビティ2の一部を形成している(図1の状態)。なお、連通孔8の軸線と異なる軸線上に配置されたダミーの押し出しピン11は、可動側カセット金型1Bの後面1bの逃がし孔9と対向し且つ逃がし孔9に挿入されない位置に配置されている。この状態のもとで、スプルーブシュ24のノズル接触面24bに成形射出ユニットのノズル(図示せず)を当接させて半溶融の成形材料Bをスプルー6内に射出すると、図1に示すように、固定側カセット金型1Aのゲート5からキャビティ2内に半溶融の成形材料Bが充填される。
次に、成形品Cの突出し動作を説明する。キャビティ2内に充填された成形品Cが固化した後、型開きを行なう。このとき、図7に示すように、成形品Cは可動側カセット金型1Bの型面側に密着した状態のままで残される。この状態で、ネジ棒31を正回転させて突き出しプレート10を前進移動させると、可動側カセット金型1Bの連通孔8の軸線と同軸に配置された押し出しピン11のみがエジェクタピン7の後端を押すようになり、図8に示すように、エジェクタピン7が押し出しピン11によって前進移動して、成形品Cが型面から突き出される。このとき成形品突き出しに関与しないダミーの押し出しピン11は、可動側カセット金型1Bの逃がし孔9(図8)に挿入されるので、ダミーの押し出しピン11の前端が可動側カセット金型1Bの後面1bに当たることがなく、従来のような磨耗を生じることがない。
その後、成形品Cの突き出しが完了すると、ネジ棒31を逆回転させて突き出しプレート10及び各押し出しピン11を元の位置まで戻す。押し出しピン11が戻るとエジェクタピン7は圧縮バネ20のバネ力で元の位置まで戻る。なお突き出された成形品Cは、後の工程でバリ等が取り除かれて最終製品となる。
しかして、キャビティ形状の異なる複数種類の固定側カセット金型1Aと可動側カセット金型1Bとを任意に組み合わせて金型装置Aが構成されるので、異なる多品種の成形品Cを製作するに際し、金型製作に手間がかからず、製作コストを低減できるものとなる。また、従来の構造(押し出しピンとエジェクタピンの両方が圧縮バネによりそれぞれ後退位置に向けてバネ付勢され、成形品Cの突き出し時に押し出しピンとエジェクタピンの両方が圧縮バネのバネ力を抗して前進移動する構造)とは異なり、多数の押し出しピン11を前後移動可能な突き出しプレート10に一体に突設させたので、つまり押し出しピン11に圧縮バネを設ける必要がなく、これにより従来よりも圧縮バネの数を減らして、エジェクタピン7の突き出し量にばらつきの発生を防止できるようになり、また圧縮バネの劣化等による突き出し不良が発生することもなくなる。そのうえダミーの押し出しピン11は、可動側カセット金型1Bの後面1bに設けた逃がし孔9に逃がされるので、ダミーの押し出しピン11の前端が可動側カセット金型1Bの後面1bに当たって磨耗することがなく、従って、このダミーの押し出しピン11が、キャビティ形状の異なる金型交換(例えば前述した図9〜図17の例)に伴って、成形品突き出しに関与する押し出しピン11として使用される場合でも、当該押し出しピン11の前端は磨耗していないため、押し出しピン11によるエジェクタピン7の押し出し量が常に均等となる。従って、成形品Cが仮りに薄肉であっても、成形品Cを傷めることがなく、成形品Cの突き出しを安定良く行なえるようになる。この結果、金型の耐久性向上に加えて信頼性向上を図ることができる。
また本例では、カセット金型1の挿入時に突出レール14を利用してカセット金型1のブレをなくすことができるので、上下の水平ガイドレール12,13に対して横方向からスムーズな挿入ができ、カセット金型1の挿入作業が楽に行なえる利点がある。しかも、ストッパー25に当たるまでカセット金型1を挿入した後に操作ネジ28を回転操作するだけでカセット金型1を正規の位置に容易且つ確実にロックできる利点もあり、そのうえ、どの種類のカセット金型1であっても、ストッパー25とロック手段15とによって、必ず同じ位置にセットできるようになるので、従来のように上から吊り下げて挿入して固定する場合と比較して、カセット金型1の挿入、固定及び交換作業をいずれも手間をかけずに、ワンタッチで且つ短時間で行なえる利点もある。
本発明の一実施形態に用いる金型装置の側面断面図である。 同上のカセット金型を型面側から見た正面図である。 同上のロック手段のロック解除状態を説明する正面断面図である。 同上の金型装置の平面図である。 同上の可動側カセット金型のエジェクタピン及び連通孔付近の側面断面図である。 図5のG―G線から見た平面断面図である。 同上の成形品の成形後にカセット金型を型開きした状態を説明する側面断面図である。 同上の成形品をエジェクタピンにて突き出した状態を説明する側面断面図である。 同上の成形品を正面から見た図である。 同上の成形品を突き出すエジェクタピンと、ダミーの押し出しピンとの位置関係の一例を説明する正面図である。 図10の側面図である。 同上の成形品を突き出すエジェクタピンと、ダミーの押し出しピンとの位置関係の他例を説明する正面図である。 図12の側面図である。 同上の成形品を突き出すエジェクタピンと、ダミーの押し出しピンとの位置関係の更に他例を説明する正面図である。 図14の側面図である。 同上の成形品を突き出すエジェクタピンと、ダミーの押し出しピンとの位置関係の更に他例を説明する正面図である。 図16の側面図である。
符号の説明
1 カセット金型
1A 固定側カセット金型
1B 可動側カセット金型
1a 前面
1b 後面
2 キャビティ
3,4 カセット金型装着部材
3a,4a カセット金型装着面
5 ゲート
7 エジェクタピン
8 連通孔
9 逃がし孔
10 突き出しプレート
11 押し出しピン
12,13 水平ガイドレール
14 突出レール
15 ロック手段
16 段落ち部
17 エジェクタピン保持板
18 押し出しピン進入孔
B 成形材料
C 成形品

Claims (4)

  1. 加熱手段を用いて金型を加熱する熱硬化性樹脂成形用の金型装置であって、前面にカセット金型装着面を備えた一対のカセット金型装着部材と、上記カセット金型装着面に着脱可能に装着される一対のカセット金型とを備え、上記一対のカセット金型は、キャビティ形状の異なる複数種類の固定側カセット金型と可動側カセット金型とで構成され、固定側カセット金型には半溶融の成形材料をキャビティ内に注入するゲートが設けられ、可動側カセット金型には、その後面から前面に至るように貫通してキャビティに連通する連通孔が穿孔されると共に連通孔には成形品突き出し用のエジェクタピンが内装され、可動側カセット金型の後面にキャビティに連通しない逃がし孔が凹設され、可動側カセット金型の背後には、突き出しプレートが前後移動可能に配置され、突き出しプレートから可動側カセット金型の連通孔及び逃がし孔の各々に対応する多数の押し出しピンが突設され、上記突き出しプレートの前進移動により可動側カセット金型の連通孔と同軸に配置された押し出しピンがエジェクタピンを押すことで成形品が突き出されると共に連通孔と異軸に配置された押し出しピンが上記逃がし孔に挿入されるように構成したことを特徴とする金型装置。
  2. 上記カセット金型装着部材に、カセット金型を横方向から挿入可能とする上下一対の水平ガイドレールと、水平ガイドレールに挿入されたカセット金型を正規の位置でロックするためのロック手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の金型装置。
  3. 下側の水平ガイドレールの一端側から、上側の水平ガイドレールの一端よりも外側方に向けて突出する突出レールを連出し、カセット金型の先端下部を突出レール上に仮保持した状態でカセット金型を上下の水平ガイドレールに挿入可能としたことを特徴とする請求項2記載の金型装置。
  4. 可動側カセット金型の後面のうち連通孔が開口する部分に沿って段落ち部を凹設し、段落ち部内に連通孔と連通する押し出しピン進入孔を備えたエジェクタピン保持板を嵌め込んで固着し、上記押し出しピン進入孔の孔径をエジェクタピンの後端側の鍔部の外径寸法よりも小さくしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の金型装置。
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