JP4725214B2 - 成形金型 - Google Patents

成形金型 Download PDF

Info

Publication number
JP4725214B2
JP4725214B2 JP2005192446A JP2005192446A JP4725214B2 JP 4725214 B2 JP4725214 B2 JP 4725214B2 JP 2005192446 A JP2005192446 A JP 2005192446A JP 2005192446 A JP2005192446 A JP 2005192446A JP 4725214 B2 JP4725214 B2 JP 4725214B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide core
pin
gas vent
mold
vent pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005192446A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007008042A (ja
Inventor
健 草野
信 鈴木
喜俊 中西
弘 永柄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005192446A priority Critical patent/JP4725214B2/ja
Publication of JP2007008042A publication Critical patent/JP2007008042A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4725214B2 publication Critical patent/JP4725214B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、成形金型に関し、特に、ガス抜き通路の目詰まりを起こさない成形金型に関する。
金型を用いる加工には、圧縮成形、ダイカスト、射出成形などがあり、樹脂、金属などの加工に広く用いられている。熱可塑性の射出成形を例にとると、そのプロセスは、ホッパより入った樹脂ペレットを、加熱シリンダ内で溶融・混練し、射出装置によって、型締め装置により加圧された金型内に充填し、その後金型内の樹脂が冷却・固化した後、金型を開き、突き出し棒により成形品を突き出して取り出すものである。
樹脂が充填される金型は、通常固定側型板と可動側型板とからなり、型締め装置により密着した状態で締めつけられている。したがって、金型内に形成されている溶融した樹脂の流路となるスプルー及びランナーや製品の形状をかたち作るキャビティ内には、空気が存在している。この状態で、所定の圧力をかけて、金型内に溶融した樹脂を送り込むと、金型内に溜まっていた空気が移動するとともに、溶融した樹脂から発生したガスも樹脂の流れと共に移動する。このとき、空気やガスを抜くすなわち排出することができなければ、空気やガスは圧縮され、溶融した樹脂がキャビティ部内の隅々にまで流れ込むのを妨げ、成形品に欠肉部を発生させることになった。また、圧縮された空気やガスは高熱を発し、成形品が焼けたりすることにもなった。
従来、この問題に対処するため、ランナーのエンド部や、成形品突き出し用ピンの周囲にガス逃がし部を設けて、ガス抜きを行なっていた。また、樹脂の流動方向と同じ方向に沿ってガス抜き溝を設けて、キャビティの末端部のガスを排出し易くすることも行なわれていた(特許文献1参照)。さらには、例えば成形条件の一つである充填時間を遅くして、ガスの排出性能を上げることが行なわれた。ただし、成形条件に制限をつければ、成形条件の幅が狭くなり生産性も低下する。そのため、従来、突き出しピンなどが設けられず、有効なガス逃がし部を設けることができない場合、金型を分割して分割した金型の界面を利用することによって、空気やガスを金型の外部に排出するようにしている。
しかしながら、アンダーカットのある成形品を成形するために使用するスライドコアに対しては、金型を分割して構成しても、樹脂の射出を繰り返すうちに分割面は樹脂の残滓や付着物などで目詰まりを起こし、ガス抜き効果がなくなってしまっていた。
図1および図2に、複数に分割した金型を積層して組み合わせた従来のスライドコア90の断面の一部を示す。積層された割型間の間隙が、ガス抜き通路95として形成されている。図1(a)は、樹脂充填中の状態であり、最終充填部Sに圧縮され残存している空気やガスは、樹脂材料の充填が進行すると、ガス抜き通路95から金型の外部に排出される。図1(b)に示すように、樹脂材料が最終充填部にまで充填され、冷却し固化すると樹脂成形品55ができあがる。しかしながら、ガス抜き通路905には毎回バリや材料の残滓が付着する。図2に示すように、型開き後にエア吹き付け装置80によりエアブローを行なっても、ガス抜き通路95にたまったバリや残滓を排除することは困難で、やがてガス抜き通路95が詰まり、ガス排出の機能を果たすことができなくなる。
このように、金型を分割して構成しても、金型を分解して清掃するメンテナンスを頻繁に行なう必要があり、生産性の悪化の原因となっていた。また、スライドコア自体の数を増やし、増加したスライドコアの合わせ面を利用してガス抜きを図ることも考えられるが、金型が複雑になり、合わせ面にバリが発生する問題がある。さらに、充填位置(ゲート)を変更して、樹脂の流動経路を変えてガス抜きを効率よく行なわせることも考えられるが、これも金型あるいは加工装置を複雑にするものである。
特開2003−320562号公報
本発明は、上記課題に鑑み、目詰まりを起こさないガス抜き通路を有するスライドコアを備えた成形金型を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様である成形金型は、請求項1に記載のように、少なくとも固定側型板と可動側型板とスライドコア(10)とを有する成形金型であって、前記スライドコア(10)とともに金型の一部を形成し、かつ該スライドコア(10)に対して相対的に移動する少なくとも1つのガス抜きピン(15)を備え、型閉じが完了したときには前記スライドコア(10)と前記ガス抜きピン(15)との間隙をガス抜き通路とし前記スライドコア(10)と前記ガス抜きピン(15)は、可動側型板(30)に移動可能に配置され、前記ガス抜きピン(15)は、後退方向に付勢されるともに、可動側型板(30)により移動範囲を制限され、型閉じへの移行に際して、前記スライドコア(1)は、ガス抜きピン(15)の後方から前進して、ガス抜きピン(15)に当接した後は、ガス抜きピン(15)とともに前進し、ガス抜きピン(15)の可動側型板(30)による移動範囲の制限によって停止することを特徴とする。したがって、スライドコア(10)とガス抜きピン(15)との相対的移動により、ガス抜き通路の付着物を削り取ることができ、目詰まりを防止することができる。このようにしてメンテナンスの間隔を長くすることができるともに、十分なガス抜きが行なわれるので、成形品の内部欠陥を少なくして、成形品の品質を向上させることができる。また、スライドコアの移動により、ガス抜きピンをスライドコアに対して相対的に移動させることができる。
本発明の第1の態様である成形金型はまた、請求項2に記載のように、型開きが完了したとき、スライドコア(10)をガス抜きピン(15)より後退した位置におき、ガス抜き通路を構成するガス抜きピン(15)の所定の表面を前記スライドコア(10)から露出させるように構成できる。このようにすると、ガス抜きピン(15)の所定の表面の付着物を容易に除去できるので、よりいっそう目詰まりの防止効果があがる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明するが、その前に本発明の理解を容易にするために、図3〜図5を参照して、本発明の一実施形態である射出成形の金型の概略を説明する。そこでは、スライドコア10と、スライドコア10に相対的に可動なガス抜きピン15とを備え、スライドコア10とガス抜きピン15との間隙がガス抜き通路13となる。図3に示すように、スライドコア10とガス抜きピン15とは、金型を閉じた時には、樹脂注入空間であるキャビティを形成する一部となる。
図3〜図5は、スライドコアの断面の一部を示すもので、図3(a)は、金型が閉じられ、樹脂材料50が流動してキャビティに充填されている過程を示すものであり、最終充填部Aに残っている空気やガスは、ガス抜き通路13を通って金型外に排出される。図3(b)は、樹脂の充填が完了した状態を示す図である。樹脂材料が冷えて固まり樹脂成形品55が完成するとともに、ガス抜き通路13には、バリや材料残滓などが付着物23として残る。
図4(a)は、成形品55を取り出すための型開きの途中を示す。本発明の一実施形態によると、スライドコア10とガス抜きピン15は共に後退するが、図に示すように、スライドコア10の方がガス抜きピン15より遠くまで後退するように構成されている。したがって、ガス抜きピン15は、スライドコア10に対して相対的に前進することになる。型開きが終了すると、図4(b)に示すように、スライドコア10に対してガス抜きピン15が前進位置にあって、ガス抜きピン15のスライドコア10と対向していた面が露出する。
このようにスライドコア10とガス抜きピン15とが互いに摺動するので、スライドコア10とガス抜きピン15に付着したバリ等の付着物が、型開きごとに削られあるいは擦られて剥離除去される。さらに、付着物23が付着したガス抜きピンの表面が外部に露出するので、付着物23は、この状態で容易に除去できるようになる。例えば、図5に示すように、従来と同様のエア吹き付け装置80によりエアを吹き付けることによって、容易に除去可能である。なお、スライドコア10側に付着している付着物も削られ剥離し、エアブローにより除去され易くなっている。このように毎回の樹脂注入後にバリや材料カスなどを排除できるので、従来のようにガス抜き通路が詰まるということがなくなる。エアブローの後、金型を閉じると、ガス抜き通路に目詰まりのない状態で次の樹脂充填に備えることができる。
次に、図6〜14を参照して、本発明の一実施形態を具体的に説明する。
図6に、本実施形態の金型により製造されるプーリ70を示す。プーリ70は、図に示すように、中心に貫通孔71をもち、周面に凹凸73が形成されている。本実施形態の金型は、周面の凹凸73を形成するために、以下に説明するように、一対のスライドコアを備えている。なお、図6に示したプーリは、単なる一例であって、本発明の金型は、プーリ製造に限定されるものではなく、スライドコアも一対に限定されるものではない。
図7〜図14は、本実施形態の金型の各動作を説明する図であり、各図に共通して、(a)は、一部切り欠き上面図であり、(b)は、(a)のA−A’の略断面図である。
図7は、金型の型開きが完了している状態を示す図であり、図7(a)は、その上面図で、ガス抜きピン15の部分を切欠いて示す。図7(b)は、そのA−A’の略断面図である。図7では、可動側型板30上を摺動して前後に移動するスライドコア10が最後端に位置し、ガス抜きピン15は、スライドコア10から突出している。スライドコア10は、アンギュラピン穴18を有して、固定側型板に設けられたアンギュラピン(図示せず)に案内されて、前進後退を行なう。可動側型板30には、プーリ70の貫通孔を形成するための中子35及び成形されたプーリ70の取り出しのために、中子30の円周に沿って6本の突き出しピン33が設けられている。
なお、スライドコア10の移動は、アンギュラピンを利用することなく、油圧や気圧による別の駆動装置を用いて行なうこともできる。この場合、型閉時には、スライドコア10が閉じた後可動型型板30が閉じ、型開時には、可動型型板30が開いた後スライドコア10が開くことになる。
本実施形態では、スライドコア10に設けられるガス抜きピン15は、第1のガス抜きピンと第2のガス抜きピンの合計2本のガス抜きピンからなり、両者は共に同一の動きをする。ガス抜きピン15の形状や本数は、成形品あるいは金型に応じて任意に選択でき、複数のガス抜きピンは、それぞれ別個の動きをするようにもできる。スライドコア10とガス抜きピン15は、可動側型板30に対して摺動可能に構成され、スライドコア10は、可動側型板30に設けられたガイド37に沿って移動する。
ガス抜きピン15は、スライドコア10とともにキャビティを形成する前面をもつ前部15−1と、スライドコア10の凹部19に嵌合する後部15−2とを備える。ガス抜きピン15の前部15−1は、プーリ70の周面の凹凸71に対応する凹凸を前面に有し、スライドコア10の前面開口から突出可能である。ガス抜きピン15の後部15−2は、前部15−1より広い断面をもち、スライドコアの凹部19に移動可能に嵌合しており、さらに可動側型板30の溝32に嵌合する脚部17を有する。溝32は、脚部17の摺動範囲を制限し、ガス抜きピン15の前後移動を制限している。ガス抜きピン15はまた、その前部15−1の後端周囲を回るコイル状の戻りバネ16を備え、戻りバネ16の前端は、スライドコア10の凹部19の前面10fに固定され、戻りバネ16の後端は、ガス抜きピン15の後部15−1の前面肩部に固定されている。戻りバネ16は、圧縮された状態にあり、伸張方向に付勢されている。
図7(a)(b)に型開きが完了している状態では、スライドコア10は、最後端の位置にある。しかしながら、ガス抜きピン15の脚部17の後端17bは、溝32の後端に当接している。言い換えれば、溝32の後端によってガス抜きピン15は、これ以上後退できない。したがって、図7(a)に明らかなように、ガス抜きピン15は、スライドコア10より相対的に前進した位置にあり、ガス抜きピン15は、スライドコア10より突出している。
図8(a)(b)は、図7の型開き完了の状態から型閉じへ移行する状態を示す。可動側型板が油圧等を駆動力として固体側型板に向かって移動すると、固定側型板に設けたアンギュラピンにアンギュラピン穴18が案内され、最後端に位置していたスライドコア10が前進を開始する。すなわちガス抜きピン15に向かって前進する。戻りバネ16は、伸張方向に付勢されていて、スライドコア10の前進と共に伸張する。しかしながら、ガス抜きピン15は、戻りバネ16の伸張方向の弾性力により、その脚部17の後端17bを溝32の後端に当接している状態を維持している。前進するスライドコア10は、ガス抜きピン15の突出量を縮めてスライドコア15の前面とガス抜きピンの前面とがキャビティを形成する面となったとき、図8に示すように、ちょうどスライドコア10の一部10pがガス抜きピン15に当接する。このとき、ガス抜きピン15はまだ静止していて、スライドコアから突出していたガス抜きピンの先端部は、スライドコア10の先端とともに、キャビティを形成する形状(半円状)となる。以後この形態を保持したまま、ガス抜きピン15は、スライドコア10とともに前進する。なお、45は、スライドコア10と対になる他方のスライドコアである。
図9(a)(b)は、可動側型板30と固定側型板40とによる型閉じが完了した状態を示す。すなわち、可動側型板30が、固定側型板40方向への移動を完了して、樹脂注入のためのキャビティが形成された状態を示している。なお、図9(a)には、理解を容易にするために、固定側型板を除いた状態での一部切り欠き上面図を示す。図9の状態にいたるまで、スライドコア10の一部10pがガス抜きピン15に当接していて、可動側型板30の移動とともに、スライドコア10とガス抜きピン15はともに前進する。アンギュラピン穴18によって案内されたスライドコアの前進移動が終了すると、スライドコア10は、同様に移動してきた他方のスライドコア45に当接して、プーリ70の成形のためのキャビティを形成する。なお、スライドコア45もガス抜きピン15と同様のガス抜きピン(図示せず)を備えている。
図9の状態で、樹脂が金型内に注入される。これを図10(a)(b)に示す。樹脂注入工程では、図9の矢印に示すように、空気やガスは、スライドコア10とガス抜きピン15の間隙をガス抜き通路13として、金型外に排出されるとともに、スライドコア10と可動側型板30、固定側型板40との間隙、及び突き出しピン33と可動側型板30との間の間隙を通っても排出される。
図11に示すように、キャビティ内に充填された樹脂が冷却し固化してプーリ70ができあがると、可動側型板30は、固定側型板40から離れるように移動して開き、これに伴いスライドコア10は、アンギュラピンに案内されて後退して開く。ガス抜きピン15は、戻しバネ16によって伸張方向に付勢されているので、スライドコア10の後退とともに後退する。その後ガス抜きピン15は、その脚部17の後端17bが可動側型板30の溝32の後端に当接して停止する。
ガス抜きピン15が停止した後も、スライドコア10は、戻りバネ16を圧縮しながらさらに後退し、最後端に達して型開きが完了する。図12(a)(b)に、型開きが完了した状態を示す。この状態は、プーリ70が成形されていることを除けば、図7に示した状態である。すなわち、ガス抜きピン15は、スライドコア10より相対的に前進した位置にあり、ガス抜きピン15は、スライドコア10より突出している。
次に、突き出しピン33は、成形品の突き出しを開始する。これを図13(a)(b)に示す。図13(b)から分かるように、可動側型板30に設けられた6本の突き出しピン33が、円筒状のプーリ70の底部を突き上げて、中子35から抜き出すようにする。
最後に図14に示すように、成形品が取り出した後、エア吹き付け装置80によりエアブローを行なって、金型を清掃する。本実施形態の場合、図11から図12に示すように、型開き途中でガス抜きピン15とスライドコア10とが相互に摺動移動した結果、ガス抜きピン15の前部15−1の所定部分がスライドコア10から突出して、ガス抜き通路となったガス抜きピン15の表面が露出している。このガス抜きピン15とスライドコア10との摺動移動により、樹脂充填の工程で、ガスの通り道となったガス抜き通路13に付着したバリや材料の残滓などの付着物は、擦られて剥がれているか、さもなければ剥がれやすくなっている。したがって、エア吹き付け装置80を用いてエアブローを行なうことによって、従来のものでは除去することが困難であったバリや材料の残滓を容易に除去することができる。なお、エア吹き付け装置80は、ガス抜きピン15に対して斜め上からエアを吹き付けるようにしてもよく、その数も適宜決定できるものである。
このようにして、樹脂充填ごとの型開き動作により付着物が除去されるので、金型を分解するメンテナンスの間隔を長くすることができ、生産性を向上させることできる。また、十分なガス抜きができるので、内部欠陥が低減され品質が向上する。
さらに、ガス抜きピンは、スライドコアと一体に加工できるので、従来の金型と同様の精度を確保することができる。ガス抜き通路とスライドコアとガス抜きピンとの間隔を、従来の突き出しピンの公差と同程度にすれば、バリの発生の問題もなくなる。このように従来のスライドコアに設けられたガス抜き通路の間隔より小さくしても、樹脂充填ごとに付着物を除去できるので目詰まりを起こすことはない。また、ガス抜きピンの構造は複雑なものではないので、容易に分解でき、メンテナンスも簡単である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、樹脂成形用金型に限らずスライドコアを有する金型一般に適用できる。
(a)は、従来のスライドコアの樹脂充填中の状態を示す図であり、(b)は、その樹脂充填の完了状態を示す図である。 従来のガス抜き通路に対するエアブローを示す図である。 (a)は、本発明によるスライドコアの樹脂充填中の状態を説明する図であり、(b)は、その樹脂充填の完了状態を説明する図である。 (a)は、本発明によるスライドコアの型開き途中の状態を説明する図であり、(b)は、その型開きの完了状態を説明する図である。 本発明によるスライドコアの型開き完了後のエアブローを説明する図である。 本発明による一実施形態の金型を用いて成形された成形品の一例を示す図である。 (a)は、本発明による一実施形態の型開きの完了状態を示す一部切り欠き上面図であり、(b)は、その垂直断面図である。 (a)は、本発明による一実施形態の型閉じ途中の状態を示す一部切り欠き上面図であり、(b)は、その垂直断面図である。 (a)は、本発明による一実施形態の型締めの完了状態を示す一部切り欠き上面図であり、(b)は、その垂直断面図である。 (a)は、本発明による一実施形態の樹脂充填の完了状態を示す一部切り欠き上面図であり、(b)は、その垂直断面図である。 (a)は、本発明による一実施形態の成形後の型開き途中の状態を示す一部切り欠き上面図であり、(b)は、その垂直断面図である。 (a)は、本発明による一実施形態の成形後の型開きの完了状態を示す一部切り欠き上面図であり、(b)は、その垂直断面図である。 (a)は、本発明による一実施形態の成形品の突き出し途中の状態を示す一部切り欠き上面図であり、(b)は、その垂直断面図である。 (a)は、本発明による一実施形態のエアブローを示す一部切り欠き上面図であり、(b)は、その垂直断面図である。
符号の説明
10 スライドコア
13 ガス抜き通路
15 ガス抜きピン
16 戻りバネ
17 ガス抜きピンの脚部
18 アンギュラピン穴
23 付着物
30 可動側型板
32 溝
33 突き出しピン
35 中子
40 固定側型板
70 プーリ
80 エア吹付け装置

Claims (2)

  1. 少なくとも固定側型板と可動側型板とスライドコア(10)とを有する成形金型であって、
    前記スライドコア(10)とともに金型の一部を形成し、かつ該スライドコア(10)に対して相対的に移動する少なくとも1つのガス抜きピン(15)を備え、
    型閉じが完了したときには前記スライドコア(10)と前記ガス抜きピン(15)との間隙をガス抜き通路とし
    前記スライドコア(10)と前記ガス抜きピン(15)は、可動側型板(30)に移動可能に配置され、
    前記ガス抜きピン(15)は、後退方向に付勢されるともに、可動側型板(30)により移動範囲を制限され、
    型閉じへの移行に際して、前記スライドコア(1)は、ガス抜きピン(15)の後方から前進して、ガス抜きピン(15)に当接した後は、ガス抜きピン(15)とともに前進し、ガス抜きピン(15)の可動側型板(30)による移動範囲の制限によって停止することを特徴とする成形金型。
  2. 前記スライドコア(10)は、型開きが完了したときには、前記ガス抜きピン(15)より後退した位置にあって、前記ガス抜き通路を構成するガス抜きピン(15)の所定の表面を前記スライドコア(10)から露出させることを特徴とする請求項1に記載の成形金型。
JP2005192446A 2005-06-30 2005-06-30 成形金型 Active JP4725214B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005192446A JP4725214B2 (ja) 2005-06-30 2005-06-30 成形金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005192446A JP4725214B2 (ja) 2005-06-30 2005-06-30 成形金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007008042A JP2007008042A (ja) 2007-01-18
JP4725214B2 true JP4725214B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=37747131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005192446A Active JP4725214B2 (ja) 2005-06-30 2005-06-30 成形金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4725214B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5272655B2 (ja) * 2008-10-31 2013-08-28 パナソニック株式会社 モールドモータ
CN107052301A (zh) * 2017-03-15 2017-08-18 广州金邦液态模锻技术有限公司 一种用于挤压铸造模具活动排气的装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042447U (ja) * 1983-08-27 1985-03-26 マツダ株式会社 成形金型装置
JP2001030309A (ja) * 1999-07-26 2001-02-06 Canon Inc 射出成形金型のガス抜き装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042447A (ja) * 1983-08-19 1985-03-06 Nippon Oil & Fats Co Ltd 導電性樹脂組成物
JPH0688292B2 (ja) * 1990-01-29 1994-11-09 豊田合成株式会社 射出成形用金型

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042447U (ja) * 1983-08-27 1985-03-26 マツダ株式会社 成形金型装置
JP2001030309A (ja) * 1999-07-26 2001-02-06 Canon Inc 射出成形金型のガス抜き装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007008042A (ja) 2007-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5105585B2 (ja) 導光板の成形金型および導光板の成形方法
US7837915B2 (en) Injection molding process, resin molded product and mold
JP2009034910A (ja) 導光板の成形金型および導光板の成形方法
KR102281139B1 (ko) 사이드 게이트 자동절단장치를 구비한 사출금형
JP4725214B2 (ja) 成形金型
CN110181776B (zh) 一种模内自动切料的注射模
JPH1190609A (ja) 射出成形装置
JP2002192573A (ja) プラスチック成形用金型及びその金型を使用した成形品の製造方法
JP2009061767A (ja) 射出プレス成形方法
JP4678228B2 (ja) 金型装置
JP5776299B2 (ja) 射出成形方法及びこれに用いる射出成形用金型
JP4869990B2 (ja) 射出成形用金型およびこれを用いた射出成形方法
KR102294310B1 (ko) 다이캐스팅 금형
JP2008200992A (ja) 離型抵抗が大きい領域と小さい領域を持つ成形品を成形するための射出成形用金型
JPH07100879A (ja) 射出成形装置及びその装置による射出成形方法
JP2009143051A (ja) 射出成形機の突出し機構
JP3788752B2 (ja) 射出成形金型装置
JP5584094B2 (ja) 鋳造用金型
JP6199346B2 (ja) 成形品の突き出しに特徴を有する成形方法および射出成形機
JP3587845B1 (ja) エジェクタピン
KR100707379B1 (ko) 사출 금형의 직접 압축 및 게이트 커팅 구조 및 그사용방법
JP2007112095A (ja) 射出成形金型装置及び射出成形方法
JP2009096024A (ja) 成形品離型方法及びモールド金型
JP7145246B2 (ja) 射出成形装置及び該射出成形装置で得られる成形品のエジェクト方法
JP5703084B2 (ja) 射出成形用金型

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110328

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250