JP2006294793A - ステージ装置および露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 平面モータ型ステージ装置に適したウエハ受渡し機構を提供する。
【解決手段】 対象物6を保持するための保持部5を備えたステージ3と、ステージの保持部と反対側の面で対向し、ステージを2次元方向に移動可能に支持するベース1と、ステージとベースとの間に配置された平面モータと、対象物を保持部から離れた状態で支持するための受け渡しピン7を備え、受け渡しピンの台座8と駆動力伝達部11aと連結部10とは保持部と平面モータの間に配置されることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明はステージ装置に関するものであり、特にはステージに搭載した対象物をステージ外部へ受け渡すための受け渡し機構を備えたステージ装置に関するものである。このようなステージ装置は好ましくは露光装置に用いられるウエハステージに適用されうる。
露光装置において、ウエハステージは、搭載されたウエハ(基板)を交換するための搬送ハンドへウエハを受渡すための受渡し機構を備える。図9は従来用いられている露光装置のウエハステージの概観を示す図である。図において、ウエハステージはリニアモータ105、106によって長ストロークで移動する粗動ステージ102と、粗動ステージに対して短ストロークで移動する微動する微動ステージ101とを有する。
図10はこのようなウエハステージにおけるウエハ受渡し機構を示す図である。微動ステージ101は、リニアモータ114によって粗動ステージに対して短ストロークに駆動される。粗動ステージ上には、受渡しのためのピン115a〜115c(115bは不図示)が設けられる。図10において、ウエハ112を受渡す際には微動ステージ101はZ方向下方に移動し、受渡しピン115の上端がウエハ保持面(保持部111)から突出する。受渡しピン115が保持面から突出することによって、保持面とウエハ112との間にスペースが生じる。このスペースに搬送ハンドを入れることによって、搬送ハンドはウエハ112を裏面から受取ることが可能となる。
また、図11は特許文献2に記載された構成であり、図10とは異なる例である。図11において、粗動ステージに設けられた受渡しピン115を駆動手段118によってZ方向に駆動することで、受渡しピンの上端がウエハ保持面(保持部111)から突出する。
特開2003−163257号公報 特開2003−289098号公報
近年、ステージ装置の駆動機構として、平面モータを用いたステージ装置が注目されている。平面モータとはステージの裏面に可動子を配置して、ステージを支持するベースに固定子を配置することによって、ステージをベースに沿って二次元方向に駆動する駆動機構である。平面モータはローレンツ方式やリニアパルスモータ方式のものがある。ローレンツ方式では、可動子として複数の磁石を並べており、固定子として複数のコイルを並べている。リニアパルスモータ方式では、可動子として複数の電磁石を並べており、固定子として極歯を並べている。
しかしながら、従来のウエハ受渡し機構を平面モータを用いたステージ装置に適用した場合には以下のような問題が生じる。
ウエハ受渡し機構において、微動ステージと受渡しピンとが受渡し時に相対移動する移動範囲を小さくすることが好ましい。そうすることによって、ウエハ受渡しにかかる時間を短縮し、さらに微動ステージと受渡しピンとが接触する可能性を低減することができるためである。図10や図11では、移動範囲を小さくするために粗動ステージに凸部を設けて、微動ステージに凹部を設けて、受渡しピンを凸部の上部に設けている。
ここで、平面モータを用いたステージ装置において、ステージの裏面には複数の磁石または複数の電磁石が設けられるため、微動ステージに大きな凹部を設けることが困難である。すなわち、平面モータを用いたステージ装置においては、受渡し時に受渡しピンと微動ステージとが相対移動する移動範囲が大きくなってしまうために、受渡しに時間がかかり、微動ステージと受渡しピンとの接触の可能性が高くなってしまう。
また、微動ステージに平面モータを用いたステージ装置ではなく、粗動ステージと微動ステージを一体として平面モータを用いたステージ装置においては、この課題はより顕著である。平面モータを支持するベースに受渡しピンを設けた場合、平面モータがベースに沿って長ストロークで移動するため、ベースに小さな凹部を設けることすらできないためである。
本発明は上述の課題に鑑みなされたものであり、その目的は平面モータを用いたステージ装置に適した基板受渡し機構または基板受渡し方法を提供することである。
本発明では、対象物を保持するための保持部を備えたステージと、前記ステージの前記保持部と反対側の面で対向し、前記ステージを2次元方向に移動可能に支持するベースと、前記ステージと前記ベースとの間に配置された平面モータと、前記対象物を前記保持部から離れた状態で支持するための支持部とを備え、前記支持部は前記保持部と前記平面モータの間に配置されることを特徴としている。
本発明は別の観点では、露光装置において、基板をステージから搬送手段に受け渡す受渡し方法であって、基板を保持した状態でステージを受渡し位置まで移動させる工程と、前記受渡し位置において、ステージ内部に設けられた支持手段がステージ外部に設けられた駆動手段によって前記基板を保持する保持面から押し出される工程と、押し出された前記支持手段によって前記基板を支持する工程と、支持された基板を前記搬送手段が受取る工程とを備えることを特徴としている。
本発明によれば、平面モータを用いたステージ装置に適した基板受渡し機構または基板受渡し方法を提供することができる。
(実施例1)
図1により平面モータ(サーフェスモータ)を用いたステージ装置を説明する。ベース1に格子状に複数のコイル2が配置されており、ステージ3の下部に格子状に複数の磁石4が配置されている。コイル2は、X方向に直線部を有する長円形コイルをY方向に並べたコイル層2Aと、Y方向に直線部を有するコイル層2Bを備え、さらにコイル層を有していてもよい。磁石4はN極とS極が交互にベースに対面するように二次元に並べられる。
コイル2の少なくとも1つに電流を流すことで、ステージ3はローレンツ力により推力を得て、XYZ方向とωx(X軸周りの回転方向)、ωy方向(Y軸周りの回転方向)、ωz方向(Z軸周りの回転方向)に駆動される。
ステージ3上には、ウエハを保持する保持部5とセンサ24が配置される。保持部5は、保持面を備え、ウエハを保持する方法は真空吸着であっても静電吸着によるものであってもよい。センサ24は、光源の光量をモニタするためのセンサやアライメント用センサ等である。
ステージ3上にはバーミラー25が直交する方向に2本配置され、Xレーザ干渉計27x、Yレーザ干渉計27yにより少なくともX、Y、ωz方向の位置が計測され、不図示の制御装置からの目標値に一致するようにコイル2の少なくとも1つに電流を流し、案内機構なし(ガイドレス)で位置決めを行う。
コイル2には、ステージ3の位置に応じてコイル2を順次切り替えるための切り替え手段31が接続される。切り替え手段には各コイル毎にスイッチSWnが配置されており、ステージ駆動信号30が接続される。スイッチSWnはステージの位置に応じて切り替え信号29により制御される。
コイル22には左側から順にC1〜C8まで番号を付しておく。同様にスイッチSWnにも左側から順にSW1〜SW18まで番号を付しておく。
ステージ3と、ベース1がB図のような位置関係にある場合、コイルC4からC10はステージ下面の磁石と対向しているため、駆動信号がこれらのコイルに通電されるように切り替え手段を制御する。ステージ3の位置はレーザ干渉計27により計測しており、ステージ3の位置に応じて切り替え信号29を制御することにより、通電すべきコイルを適切に切り替えることが可能である。図において、C2とC3は磁石と対向していないので、コイルとして使用できないため、SW2とSW3は開放状態にする。このような粗動ステージと微動ステージを一体にして平面モータを用いたステージ装置は特開2004−254489号公報に開示されているため、さらなる詳細な説明は省略する。
以下、本発明の特徴となるウエハ受渡し機構について説明する。
図2は図1におけるウエハ受渡し機構を表す部分断面図である。ステージ3にはウエハ6を保持するための保持部5が設けられている。保持部5がウエハを保持する方法は真空吸着、静電吸着、機械的クランプのいずれであってもよい。
ステージ3の内部には受渡しピン7a〜7c(7bは不図示)と、これらのピンを固定する共通の台座8と、台座8と駆動力伝達部11aを連結する連結部10が設けられている。また、台座8にはピンをZ方向のみに案内するための案内機構9が設けられている。案内機構9は台座8に平行板ばねを取り付けた構成としているが、これに限られるものではなくリニアガイド等を用いてもよい。
ステージの下面には、連結部10と駆動力伝達部11aをステージ外部に貫通させるための穴が設けられている。駆動力伝達部11aはウエハを保持した状態では、図のように磁石4の下面とほぼ同一面に位置している。
ここで、ベース1には所定の位置(以下、ウエハ受渡し位置とする)に駆動部12が設けられている。駆動部12は連結部13を介して駆動力伝達部11bをZ方向に駆動する。駆動部12として例えばリニアモータ、ボイスコイルモータ、エアシリンダ等が用いられる。
ステージの上面およびウエハ保持部5には、受渡しピン7a〜7cがウエハ保持面から突出できるように穴が設けられている。また、受渡しピン7a〜7cはその上面にウエハが保持できるように形成されている。
このような構成により、ウエハがウエハ保持部5から搬送ハンドへ受け渡される方法を説明する。
投影レンズの下方で露光を終えたウエハ6を搭載したステージ3は、ウエハ受渡し位置までベース1に沿って移動する(図2aの状態)。ウエハ受渡し位置までステージ3が移動してくると、駆動部12が駆動力伝達部11bを+Z方向に駆動し、駆動力伝達部11bから力を伝達された駆動力伝達手段11aは+Z方向へ駆動される。駆動力伝達部11aが+Z方向に駆動されることで、駆動力伝達部11bと連結された連結部10および台座9が+Z方向に駆動される。台座8が+Z方向に駆動されることで、受渡しピン7a〜7cは押し出されてウエハ保持面から突出する(図2bの状態)。ウエハ保持面と突出したピンの上面との間隔は、搬送ハンド(不図示)が間に入り込めるだけあればよい。
ここで、駆動力伝達部11a、11bは互いに接触して力を伝達するものにかぎらず、電磁石、磁石や気体軸受などを用いて非接触で力を伝達してもよい。
ウエハ保持面から突出した受渡しピン7a〜7cはウエハ6を保持し、受渡しピンから搬送ハンドへウエハ6が受け渡される。そして、新たなウエハが搬送ハンドから受渡しピンへと受け渡される。
搬送ハンドから受渡しピンへウエハが受け渡されると、駆動部12は駆動力力伝達部11bを−Z方向に駆動する。駆動力伝達部11bが−Z方向に駆動されると、板ばねによって台座8は図2aの状態まで−Z方向に降下する。
さらに駆動部12を−Z方向に駆動して、ベース構造体1の上面より下まで駆動力伝達部を降下させることで、一連の受渡し動作が完了する。
このように受渡しピンを、保持部と平面モータとの間に設けることで、受渡しピンをベースに設けた場合に比べて受渡しピンの駆動ストロークを短くすることができ、結果としてウエハの受渡しに要する時間を短縮することができる。
また、ステージ下面の近傍に位置する駆動力伝達部11aによって受渡しピンにZ方向への駆動力を伝達できるようにしたことも駆動ストロークを短くする効果に寄与している。この場合には駆動部12をステージ内に配置しないため、ステージを軽量化でき、駆動部の発熱がステージやウエハに与える影響を低減することができる。
また、受渡しピンをZ方向に案内する案内機構がステージに取り付けられているため、ステージがベースに対して傾斜した状態であっても、受渡しピンがステージ上面の穴と接触する可能性が低い。
本実施例では、粗動ステージと微動ステージを一体として平面モータを用いたステージ装置に適用しているが、粗動ステージと微動ステージを有する平面モータ型ステージやその他のステージ装置においても、微動ステージに受渡しピンを設けることで、接触の可能性を低減するという効果を奏する。本実施例のステージ装置においては、前述のように凹部を形成することが困難であり、受渡しピンの駆動ストロークが必然的に長くなるため特に効果を奏するものである。
また、受渡しピンはステージ内部に配置したほうがスペースの観点からも好ましいが、ステージ外部にも設けうる。また、駆動力伝達部を複数設ける構成も可能である。つまり、上述の効果を達成しうる構成を逸脱しないかぎり適宜実施例は変更しうる。
(実施例2)
図3は実施例2におけるウエハ受渡し機構の部分断面図である。図3において図2に対応する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
実施例2では、駆動力伝達手段11bを駆動するための駆動部12がベース1内ではなく、ベース1またはその他の部材から支持された駆動部支持部14に設けられている。また、駆動力伝達部11bは、駆動部12によってZ方向ではなくX方向(Y方向でもよい)に駆動可能となっている。
台座8と駆動力伝達部11aとを連結する連結部10は、X方向の力をZ方向に変換する機能を備える。受渡しピン7と台座8、案内機構9の構成は実施例1と同様である。
ステージの側面には、連結部10と駆動力伝達部11aをステージ外部に貫通させるための穴が設けられている。駆動力伝達部11aはウエハを保持した状態では、図のように磁石4の側面面とほぼ同一面に位置している。
ここで、ベース1にはウエハ受渡し位置に駆動部支持部14および駆動部12が設けられている。駆動部12は連結部13を介して駆動力伝達部11bを−X方向に駆動する。駆動部12として例えばリニアモータ、ボイスコイルモータ、エアシリンダ等が用いられる。
このような構成により、ウエハがウエハ保持部5から搬送ハンドへ受け渡される方法を説明する。
投影レンズの下方で露光を終えたウエハ6を搭載したステージ3は、ウエハ受渡し位置までベース1に沿って移動する(図3aの状態)。ウエハ受渡し位置までステージ3が移動してくると、駆動部12が駆動力伝達部11bを−X方向に駆動し、駆動力伝達部11bから力を伝達された駆動力伝達部11aは−X方向に駆動される。駆動力伝達部11aと連結された連結部10は−X方向の力を+Z方向に変換して、連結された台座8に+Z方向へ力を伝達する。台座8が+Z方向に駆動されることで、受渡しピン7a〜7cはウエハ保持面から突出する(図3bの状態)。ウエハ保持面と突出したピンの上面との間隔は、搬送ハンド(不図示)が間に入り込めるだけあればよい。
ウエハ保持面から突出した受渡しピン7a〜7cはウエハ6を保持し、受渡しピンから搬送ハンドへウエハ6が受け渡される。そして、新たなウエハが搬送ハンドから受渡しピンへと受け渡される。
搬送ハンドから受渡しピンへウエハが受け渡されると、駆動部12は駆動力力伝達部11bを+X方向に駆動する。駆動力伝達部11bが+X方向に駆動されると、板ばねによって台座8は図3aの状態まで−Z方向に降下する。
さらに駆動力伝達部11bを+X方向に駆動して、駆動部支持部14の側面まで駆動力伝達部を駆動させることで、一連の受渡し動作が完了する。
本実施例によれば、実施例1の効果に加えて、ステージの下面に連結部10と駆動力伝達部11aをステージ外部に貫通させるための穴を設ける必要がないため、ステージ下面の磁石配置の自由度が増す。また、駆動部12をベース1に設ける必要がないため、ベース1のコイル配置の自由度が増す。つまり、本実施例の構成は平面モータを用いたステージ装置に好適である。
(実施例3)
図4は実施例3におけるウエハ受渡し機構の部分断面図である。図4において図2に対応する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
実施例3では、駆動部12をステージ内部に配置した点が実施例1および実施例2と異なる。図3において、台座8は連結部13と連結され、連結部13は駆動部12によってZ方向に駆動される。駆動部12は、発熱ができるだけ小さく軽量であるものが好ましい。受渡しピン7と台座8、案内機構9の構成は実施例1と同様である。
このような構成により、ウエハがウエハ保持部5から搬送ハンドへ受け渡される方法を説明する。
投影レンズの下方で露光を終えたウエハ6を搭載したステージ3は、ウエハ受渡し位置までベース定盤1に沿って移動する(図4aの状態)。ウエハ受渡し位置までステージ3が移動してくると、駆動部12が連結部13を介して台座8を+Z方向に駆動する。台座8が+Z方向に駆動されることで、受渡しピン7a〜7cはウエハ保持面から突出する(図4bの状態)。ウエハ保持面と突出したピンの上面との間隔は、搬送ハンド(不図示)が間に入り込めるだけあればよい。
ウエハ保持面から突出した受渡しピン7a〜7cはウエハ6を保持し、受渡しピンから搬送ハンドへウエハ6が受け渡される。そして、新たなウエハが搬送ハンドから受渡しピンへと受け渡される。
搬送ハンドから受渡しピンへウエハが受け渡されると、駆動部12は−Z方向に台座8を駆動する。ピンの上端が保持面よりも下方に駆動されることにより一連の受渡し動作が完了する。
このように、受渡しピンをステージに設けることで、受渡しピンをベース定盤に設けた場合に比べて受渡しピンの駆動ストロークを短くすることができ、結果としてウエハの受渡しに要する時間を短縮することができる。
また、受渡しピンをZ方向に案内する案内機構がステージに取り付けられているため、ステージがベース定盤に対して傾斜した状態であっても、受渡しピンがステージ上面の穴と接触する可能性が低い。
本実施例によれば、ステージの下面に連結部10と駆動力伝達部11aをステージ外部に貫通させるための穴を設ける必要がないため、ステージ下面の磁石配置の自由度が増す。また、駆動部12をベース定盤1に設ける必要がないため、ベース定盤1のコイル配置の自由度が増す。つまり、本実施例の構成は平面モータ型ステージ装置に好適である。
実施例1〜3において、粗動と微動を一体にして6自由度で移動可能な平面モータを用いたステージ装置の例を示したが、微動ステージのみを平面モータにしたステージ装置にしてもよい。
図5は、微動ステージのみを平面モータにしたステージ装置の例である。ベース1上を粗動ステージ15が移動し、粗動ステージ上に微動ステージが設けられている。粗動ステージ15は平面モータによって駆動してもよいし、駆動軸ごとに積重ねた構成のステージであってもよい。粗動ステージ15は図1〜4におけるベース構造体1のように複数のコイルを備え、微動ステージ16に設けられた複数の磁石との間で平面モータを構成する。平面モータの詳細な構成については実施例1〜3における説明と同様である。
なお、上述の実施例1〜3において、コイルと磁石によって生じるローレンツ力を利用した平面モータの例を示したが、磁気吸引力を用いたリニアパルスモータ方式の平面モータであってもよい。つまり、本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、本発明の趣旨を変えない範囲内で適宜変更が可能である。
(露光装置に適用した例)
実施例1〜3におけるステージ装置を用いた例示的な露光装置について説明する。露光装置は図6に示すように、照明装置101、レチクルを搭載したレチクルステージ102、投影光学系103、ウエハを搭載したウエハステージ104とを有する。露光装置は、レチクルに形成された回路パターンをウエハに投影露光するものであり、ステップアンドリピート投影露光方式またはステップアンドスキャン投影露光方式であってもよい。
照明装置は回路パターンが形成されたレチクルを照明し、光源部と照明光学系とを有する。光源部は、例えば、光源としてレーザを使用する。レーザは、波長約193nmのArFエキシマレーザ、波長約248nmのKrFエキシマレーザ、波長約153nmのF2エキシマレーザなどを使用することができるが、レーザの種類はエキシマレーザに限定されず、例えば、YAGレーザを使用してもよいし、そのレーザの個数も限定されない。光源にレーザが使用される場合、レーザ光源からの平行光束を所望のビーム形状に整形する光束整形光学系、コヒーレントなレーザ光束をインコヒーレント化するインコヒーレント化光学系を使用することが好ましい。また、光源部に使用可能な光源はレーザに限定されるものではなく、一又は複数の水銀ランプやキセノンランプなどのランプも使用可能である。
照明光学系はマスクを照明する光学系であり、レンズ、ミラー、ライトインテグレーター、絞り等を含む。
投影光学系は、複数のレンズ素子のみからなる光学系、複数のレンズ素子を少なくとも一枚の凹面鏡とを有する光学系(カタディオプトリック光学系)、複数のレンズ素子と少なくとも一枚のキノフォームなどの回折光学素子とを有する光学系、全ミラー型の光学系等を使用することができる。
このような露光装置は、半導体集積回路等の半導体デバイスや、マイクロマシン、薄膜磁気ヘッド等の微細なパターンが形成されたデバイスの製造に利用されうる。
次に、図7及び図8を参照して、上述の露光装置を利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。図7は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造方法を例に説明する。
ステップS1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップS2(マスク作製)では設計した回路パターンに基づいてマスクを作製する。ステップS3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップS4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、マスクとウエハを用いて、上記の露光装置によりリソグラフィ技術を利用してウエハ上に実際の回路を形成する。ステップS5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップS4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組み立て工程を含む。ステップS6(検査)では、ステップS5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、それが出荷(ステップS7)される。
図8は、ステップ4の上はプロセスの詳細なフローチャートである。ステップS11(酸化)では、ウエハの表面を酸化させる。ステップS12(CVD)では、ウエハの表面に絶縁膜を形成する。ステップS14(イオン打ち込み)では、ウエハにイオンを打ち込む。ステップS15(レジスト処理)では、ウエハに感光剤を塗布する。ステップS16(露光)では、露光装置によってマスクの回路パターンをウエハに露光する。ステップS17(現像)では、露光したウエハを現像する。ステップS18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップS19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
平面モータ型ステージ装置を示す図 実施例1におけるウエハ受渡し機構を示す部分断面図 実施例2におけるウエハ受渡し機構を示す部分断面図 実施例3におけるウエハ受渡し機構を示す部分断面図 微動ステージに平面モータを用いた例を示す図 露光装置を示す図 デバイス製造方法を示す図 ウエハプロセスを示す図 露光装置を示す図 従来のウエハ受け渡し機構を示す図 従来のウエハ受け渡し機構を示す図
符号の説明
1 ベース構造体
2 コイル
3 ステージ
4 磁石
5 保持手段
6 ウエハ
7a、7b、7c 受け渡しピン
8 台座
9 案内機構
10 連結部
11a、11b 駆動力伝達手段
12 駆動部
13 連結部
14 駆動部支持部材
15 粗動ステージ
16 微動ステージ
24 センサ
25 バーミラー
27x、27y レーザ干渉計
29 切り替え信号
30 駆動信号
31 切り替え手段
101 照明ユニット
102 レチクルステージ
103 投影レンズ
104 ウエハステージ
105 本体構造体

Claims (12)

  1. 対象物を保持するための保持部を備えたステージと、
    前記ステージの前記保持部と反対側の面で対向し、前記ステージを2次元方向に移動可能に支持するベースと、
    前記ステージと前記ベースとの間に配置された平面モータと、
    前記対象物を前記保持部から離れた状態で支持するための支持部とを備え、
    前記支持部は前記保持部と前記平面モータの間に配置されることを
    特徴とするステージ装置。
  2. 前記平面モータは、
    前記ベースに設けられた複数のコイルと、
    前記ステージの前記保持部と反対側の面に設けられた複数の磁石と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  3. 前記ステージ外部に設けられた駆動部と、
    前記駆動部の駆動力を前記支持部に伝える伝達部と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のステージ装置。
  4. 前記伝達部は、前記駆動部からの駆動力の方向を変換して前記支持部に伝達することを特徴とする請求項3に記載のステージ装置。
  5. 前記支持部を駆動するための駆動部を備え、
    前記駆動部は前記保持部と前記平面モータとの間に配置されることを特徴とする請求項1〜4の少なくともいずれかに記載のステージ装置。
  6. 前記ステージは内部に空間を有し、前記支持部は前記空間内に配置されることを特徴とする請求項1〜5の少なくともいずれかに記載のステージ装置。
  7. 前記ステージを搭載して、前記ステージが移動する範囲よりも大きな範囲を移動する第2ステージを備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のステージ装置。
  8. 前記ステージは6自由度で移動可能であることを特徴とする請求項1〜7の少なくともいずれかに記載のステージ装置。
  9. 前記支持部によって支持された対象物を受け取って、ステージ外部へ搬送するための搬送機構を備えることを特徴とする請求項1〜8の少なくともいずれかに記載のステージ装置。
  10. 請求項1〜9の少なくともいずれかのステージ装置をウエハステージまたはレチクルステージあるいはその双方として備えることを特徴とする露光装置。
  11. 請求項10の露光装置を用いてウエハを露光する工程と、
    前記ウエハを現像する工程とを備えることを特徴とするデバイス製造方法。
  12. 露光装置において、基板をステージに設けられた支持手段から搬送手段に受け渡す受渡し方法であって、
    基板を保持した状態でステージを受渡し位置まで移動させる工程と、
    前記受渡し位置において、ステージ内部に設けられた支持手段がステージ外部に設けられた駆動手段によって前記基板を保持する保持面から押し出される工程と、
    押し出された前記支持手段によって前記基板を支持する工程と、
    支持された基板を前記搬送手段が受取る工程と
    を備えることを特徴とする受渡し方法。
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