JP2010262969A - ステージ装置、それを用いた露光装置及びデバイスの製造方法 - Google Patents

ステージ装置、それを用いた露光装置及びデバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高加速化を実現しつつ、小型化、軽量化をも体現したステージ装置を提供する。
【解決手段】第1可動部32と第2可動部33とを含み、定盤30に対して移動するステージと、第1可動部32に対して第2可動部33を位置決めする第1アクチュエータ37と、第1可動部32に対して第2可動部33の加減速をする第2アクチュエータとを備えたステージ装置であって、第2アクチュエータは、第2可動部33に第1軸に平行な方向へ力を与える電磁石と、前記第1軸に平行しない第2軸に平行な方向へ力を与える電磁石とを含む複数の電磁石40a〜40dで構成され、該複数の電磁石40a〜40dは、該各電磁石の発生する力の力線42が、第2可動部33の重心41からオフセットし、かつ、力線42がそれぞれ複数個所で交差するように配置される。
【選択図】図7

Description

本発明は、ステージ装置、それを用いた露光装置及びデバイスの製造方法に関するものである。
露光装置は、半導体素子や液晶表示素子等の製造工程であるリソグラフィ工程において、原版(レチクル、マスク)のパターンを、投影光学系を介して感光性の基板(例えば、表面にレジスト層が形成されたウエハやガラスプレート等)に転写する装置である。この露光装置としては、一般に、基板と原版とを同期させて走査し、原版のパターンを基板上に転写する走査露光方式の露光装置が採用されている。近年、例えば、半導体露光装置では、高スループット化が求められており、ウエハを載置、保持する基板ステージ、及びレチクルを載置、保持するレチクルステージの高加速度化か必須である。
そこで、例えば、特許文献1は、XY方向の長ストロークを移動する粗動ステージと、精密に位置決めするための微動ステージとから構成されるステージ装置を開示している。特許文献1では、微動ステージの天板は、6軸全てにおいてリニアモータを採用したアクチュエータを使用し、更に加減速で大きな力が必要な場合には、XY方向に重心上を引っ張る電磁石を補助的に使用することで、6軸の自由度で位置決めをすることができる。また、特許文献2は、Y方向の長ストロークを移動する粗動ステージと、精密に位置決めをするための微動ステージとから構成されるステージ装置を開示している。特許文献2では、微動ステージを位置決めするためのアクチュエータとして、ボイスコイルモータと、加減速の際の反力を受けるための重心上に作用点のある電磁石とを併用している。更に、特許文献3は、上記文献と同様に、粗動ステージと微動ステージとから構成されるステージ装置であって、微動ステージの回転に起因して電磁石が発生するモーメントを低減するように電磁石を制御するステージ装置を開示している。
特開2003−45785号公報 特開2003−22960号公報 特開2009−16385号公報
しかしながら、リニアモータは、通常のDCブラシレスタイプでは、応答性、微動絶縁性に優れるが、推力あたりの発熱が大きいという問題がある。また、電磁石は、推力あたりの発熱が小さいが、制御ストロークが小さく、吸引力しか発生させることができない。したがって、更なる高スループット化を実現するため、特許文献1及び2に示すようなステージ装置を高加速化させる場合には、微動ステージを加速させ、かつ、天板が変形しないように強度を増加させるために、リニアモータ及び電磁石を大型化する必要がある。このことは、リニアモータ及び電磁石の消費電力が、結果的に大きくなることを意味する。同様に、粗動ステージについても、微動ステージの大型化に対応するため、大型化と消費電力の増大は避けられない。これに対して、特許文献3に記載のステージ装置は、任意の基準軸に対して平行に、かつ、発生する力の力線が均等となるように配置された複数の電磁石と、該各電磁石を制御する制御器とを備えている。しかしながら、このような電磁石の配置は、意図しないモーメントを低減させることには有効であるが、随時所望の方向へ駆動させるためのアクチュエータとしての役割を担うことはできず、ステージ装置全体の小型化や軽量化を図ることはできない。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、高加速化を実現しつつ、小型化、軽量化をも体現したステージ装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は、第1可動部と第2可動部とを含み、定盤に対して移動するステージと、第1可動部に対して第2可動部を位置決めする第1アクチュエータと、第1可動部に対して第2可動部の加減速をする第2アクチュエータと、を備えたステージ装置であって、第2アクチュエータは、第2可動部に第1軸に平行な方向へ力を与える電磁石と、第1軸に平行しない第2軸に平行な方向へ力を与える電磁石とを含む複数の電磁石で構成され、該複数の電磁石は、該各電磁石の発生する力の力線が、第2可動部の重心からオフセットし、かつ、力線がそれぞれ複数個所で交差するように配置されることを特徴とする。
本発明によれば、従来、微動ステージである第2可動部を駆動するために設けていたωz方向駆動用のアクチュエータを使用しないので、微動ステージを軽量化することができ、それに伴い、微動ステージを移動させる粗動ステージをも小型化することができる。
本発明の第1実施形態に係るステージ装置の構成を示す概略図である。 図1のステージ装置における微動ステージの構成を示す斜視図である。 微動ステージ用のリニアモータの構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るアクチュエータの配置を示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係るステージ装置の構成を示す概略図である。 図5のステージ装置における微動ステージの構成を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るアクチュエータの配置を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る露光装置の構成を示す概略図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面等を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係るステージ装置の外観について説明する。図1は、本発明のステージ装置全体を示す斜視図である。なお、本実施形態のステージ装置は、露光装置等の半導体製造装置における被処理基板を載置及び保持する基板ステージに採用するものとする。また、以下の図において、ステージ装置上面の鉛直方向(重力方向)にZ軸を取り、該Z軸に垂直な平面内でウエハ(基板)、若しくはレチクル(原版)の走査方向にY軸を取り、該Y軸に直交する方向にX軸を取る。また、XYZの各軸周りの回転方向をそれぞれωXωYωZと表記する。
ステージ装置100は、定盤1上に載置された平面モータ固定子2と、該平面モータ固定子2上をXY方向の長ストロークに移動する第1可動部である2基の粗動ステージ(平面モータ可動子)3とを備える。更に、ステージ装置100は、粗動ステージ3上に設置された、ウエハを載置する微動天板を精密に位置決めするための第2可動部である微動ステージ4と、各ステージを制御する不図示の制御部を備える。なお、定盤1に対して移動する粗動ステージ3と微動ステージ4とを合わせたユニットを、単に「ステージ」と表記する。
粗動ステージ3は、平面モータ固定子2と対を成して平面モータを構成するステージ部である。なお、平面モータは、ローレンツ型、若しくはリニアパルス型等のモータが採用可能である。また、本実施形態のステージ装置100は、平面モータ固定子2の上面に粗動ステージ3を2基設置したツインステージ型としているが、粗動ステージ3を1基のみ設置する構成としても良い。
微動ステージ4は、ウエハの位置をXYZωxωyωzの6軸方向で微小制御可能なステージ部である。微動ステージ4は、粗動ステージ3上において、ウエハを載置及び保持する微動天板5と、各種磁石等を設置する中間板6とを備える。微動ステージ4の駆動源となるアクチュエータは、Zωxωy方向の3軸制御には、リニアモータを採用し、ステージ駆動の際の加速時に微動天板5に対して加速力を付与する必要のあるXYωz方向の3軸制御には、推力あたりの発熱で有利な電磁石を採用する。
次に、本発明の特徴である微動ステージ4の構成について詳説する。図2は、微動ステージ4の構成を3分割した斜視図である。微動天板5は、上面にウエハを載置及び保持するためのチャック機構7を備える。該チャック機構7は、一般に、ウエハを吸着保持するための真空吸着、若しくは静電吸着等の吸着方法を採用した吸着機構を有する。なお、ウエハの吸着方法は、本発明では特に限定するものではない。また、微動天板5は、側面部に、レーザ干渉計から投射された投射光を反射させるためのミラー8を備える。レーザ干渉計は、不図示であるが、微動天板5の位置を精密計測するための計測装置である。
また、微動天板5は、裏面にアクチュエータを構成する一方の部材を取り付ける取付板9を備える。該取付板9に対して、中間板6は、アクチュエータを構成する他方の部材を設置する。なお、本実施形態の微動ステージ4は、取付板9を介する構成としているが、取付板9を介さず、前記一方の部材を微動天板5の裏面に直接設置する構成もあり得る。
次に、微動天板5を駆動するアクチュエータについて説明する。まず、取付板9は、4隅周辺部に第1アクチュエータを構成する4個のリニアモータ可動子10(10a〜10d)を有する。この各リニアモータ可動子10に対して、中間板6は、相対する位置に4個のリニアモータ固定子11(11a〜11d)を有する。これらのアクチュエータは、主に微動天板5の位置決めを目的として使用するものである。図3は、可動子10及び固定子11からなるリニアモータの構成を示す概略図である。可動子10は、厚み方向に着磁された2極の磁石12、及び該磁石12が持つ吸着力を増幅するためのヨーク(軟鉄板)13を2組有し、該2組の磁石12及びヨーク13を側板14で連結させた、固定子11を非接触で挟み込むような箱状の構造を有する。可動子10において、2極の磁石12は、Z方向に沿って配列されており、Z方向に直角な直線部を持つ固定子11のコイル15に流れる電流と相互作用して、リニアモータは、Z方向の推力を発生する。即ち、リニアモータは、粗動ステージ3に対して微動ステージ4を、後述の図4における第1軸AX1及び第2軸AX2を含む平面に垂直な方向に駆動するものである。なお、本実施形態では、リニアモータの設置数を4個としたが、例えば、3個としてもよい。この場合、リニアモータは、取付板9の平面において二等辺三角形の3隅に位置するように設置することが望ましい。
更に、取付板9は、中央部に第2アクチュエータを構成する4個の磁性体16(16a〜16d)を取り付けるための取付部材17を有する。各磁性体16に対して、中間板6は、相対する位置に4個の電磁石18(18a〜18d)を有する。これらのアクチュエータは、主に微動天板5の加減速を目的とするものである。取付部材17は、その外周の4辺に磁性体16を1個ずつ設置する。各磁性体16のうち、磁性体16a、16bは、取付部材17のX方向の面に固定され、それぞれ電磁石18a、18bと非接触で対面し、該電磁石18a、18bからX方向の加速に必要な吸引力を受ける。一方、磁性体16c、16dは、取付部材17のY方向の面に固定され、それぞれ電磁石18c、18dと非接触で対面し、該電磁石18c、18dからY方向の加速に必要な吸引力を受ける。
図4は、磁性体16及び電磁石18の構成及び配置を示す概略図である。電磁石18a〜18dは、それぞれ平面においてE型の断面を有するE型ヨーク19(19a〜19d)と、コイル20(20a〜20d)とから構成される。コイル20は、中心部をE型ヨーク19の中央の突起部が通るように配置される。E型ヨークの3つの突起部は、取付部材17に固定された磁性体16と、50μm程度の空隙を介して非接触で対面し、コイル20に電流を流すことで、磁性体16に吸引力を作用させる。
次に、図4を参照し、本実施形態における磁性体16及び電磁石18の配置、及びその配置に基づく作用について説明する。電磁石18は、吸引力のみを発生するので、XとYのそれぞれの駆動方向について、プラス方向に吸引力を発生する電磁石と、マイナス方向に吸引力を発生する電磁石とで構成される。本発明では、電磁石18は、第1軸AX1に平行な方向へ力を与える電磁石と、第1軸AX1に平行しない第2軸AX2に平行な方向へ力を与える電磁石とを含む。即ち、電磁石18は、粗動ステージ3に対して微動ステージ4を、第1軸AX1又は第2軸AX2に平行な方向に駆動するものである。また、電磁石18は、各電磁石18の発生する力の力線が、微動天板5(微動ステージ4)の重心21からオフセットし、かつ、複数個所で力線22が交差するように配置される。更に、観点を変えれば、電磁石18は、ステージが移動する際に、微動ステージ4が粗動ステージ3の移動に追従するように粗動ステージ3と微動ステージ4との間に吸引力を発生させるものと見ることができる。
具体的には、まず、磁性体16cと、それに対峙する電磁石18cは、X軸方向に−dXオフセットして固定され、更に、磁性体16dと、それに対峙する電磁石18dは、X軸方向に+dXオフセットして固定される。これらの配置により、電磁石18c、18dが発生する吸引力は、ωz方向の力を発生させることができる。同様に、磁性体16aと、それに対峙する電磁石18aは、Y軸方向に+dYオフセットして固定され、更に、磁性体16bと、それに対峙する電磁石18bは、Y軸方向に−dYオフセットして固定される。これらの配置により、電磁石18c、18dが発生する吸引力は、ωz方向の力を発生させることができる。即ち、本実施形態では、電磁石18の力線22は、微動天板4の重心21を通る直線を中心に線対象に配置されることになる。なお、電磁石18c、18dの吸引力で発生するωz方向の力の向きがプラスとなる場合は、電磁石18a、18bの吸引力で発生するωz方向の力の向きがマイナスとなるようにオフセット量を設定する。このように、制御部は、電磁石18に逆方向のモーメントを発生させるよう制御することにより、電磁石18を回転方向、即ち、ωz方向でプラスマイナス両方向の力を発生することができる。ここで、具体的に、「力線」とは、加工誤差等により多少のズレはあるものの、E型ヨーク19と磁性体16とがほぼ均一の隙間を介して対向している際に、E型ヨーク19の中央の突起部の中心から磁性体16に垂直に交わる直線である。E型ヨークを用いず表現すると、電磁石と磁性体がY方向に対向して配置されている場合は、磁性体が電磁石から受けるY方向成分の力の重心を通りY軸に平行な直線であると定義できる。電磁石と磁性体がX方向に対向して配置されている場合は、磁性体が電磁石から受けるX方向成分の力の重心を通りX軸に平行な直線である。
ここで、電磁石18aが発生する吸引力をx1、電磁石18bが発生する吸引力をx2、電磁石18cが発生する吸引力をy1、電磁石18dが発生する吸引力をy2とすると、X方向、Y方向、及びωz方向に働く力は、次式で表すことができる。
f(x)=x1−x2
f(y)=y1−y2
Ωz=(x1+x2)dY−(y1+y2)dX
但し、上式において、X方向に働く力をf(x)、Y方向に働く力をf(y)、ωz方向に働く力をΩzとする。この式から、ωz方向に働く力は、X方向、及びY方向のそれぞれの電磁石で発生する力の和の差分で現すことができ、即ち、電磁石18a〜18dは、ωz方向に任意の力を発生させることができる。更に、電磁石18a〜18dは、f(x)、f(y)、及びΩzを、独立して発生させることができる。
以上のように、本発明によれば、従来、微動ステージに設けられていたωz方向駆動用のリニアモータを削除することができる。したがって、微動ステージを軽量化することができ、更に微動ステージをXY方向に移動させる粗動ステージを小型化することができるので、定盤上を移動するステージを軽量化、及び小型化することができる。また、ωz方向駆動用のリニアモータを削除することによって、ωz方向駆動用のリニアモータに付随する装置を削除することができる。更には、ωz方向駆動用のリニアモータが存在しないことにより、微動ステージからの発熱を減らすことができ、微動天板の変形や周辺空気のゆらぎによる干渉計の計測誤差の発生に伴う精度の劣化を減少させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るステージ装置について説明する。図5は、本発明の第2のステージ装置全体を示す斜視図である。なお、本実施形態のステージ装置は、露光装置等の半導体製造装置における原版(レチクル、若しくはマスク)を載置及び保持する原版ステージに採用される。以下、本実施形態では、レチクルを載置及び保持するためのレチクルステージとして説明する。
ステージ装置300は、定盤30上に載置された固定部であるベース部31に対して、Y方向の長ストロークに移動する第1ステージ(第1可動部)である粗動ステージ32を備える。更に、ステージ装置300は、レチクルを載置し、精密に位置決めするための第2ステージ(第2可動部)である微動ステージ33と、第1及び第2ステージを制御する不図示の制御部とを備える。粗動ステージ32の駆動部は、リニアモータを採用し、この場合、ベース部31にリニアモータ固定子が設置され、粗動ステージ32にリニアモータ可動子が設置される。
次に、本発明の特徴である微動ステージ32の構成について詳説する。図6は、微動ステージ33の構成を示す斜視図である。微動ステージ33は、粗動ステージ32の上面に内設され、レチクルの位置をXYZωxωyωzの6軸方向で微小制御可能なステージ部である。微動ステージ33の駆動源となるアクチュエータは、Zωxωy方向の3軸制御には、リニアモータを、ステージ駆動の際の加速時に微動ステージ33に対して加速力を付与する必要のあるXYωz方向の3軸制御には、推力あたりの発熱で有利な電磁石を採用する。
微動ステージ33は、上面にレチクルを載置及び保持するための不図示のチャック機構を備える。該チャック機構は、一般に、レチクルを保持するための真空吸着機構、若しくは、機械的に保持するメカチャック機構を有する。なお、レチクルの保持方法は、本発明では特に限定するものではない。また、微動ステージ33は、側面部に、レーザ干渉計から投射された投射光を反射させるためのミラー35を備える。レーザ干渉計は、不図示であるが、微動ステージ33の位置を精密計測するための計測装置であり、粗動ステージ32の側面に貫設された空孔36を通してミラー35に投射光を投射する。なお、この計測装置の構成は、一例であって、例えば、微動ステージ33の上面にミラーを保持した突起部を設置し、粗動ステージ32の上面を通して投射光を投射する構成としても良い。
次に、微動ステージ33を駆動するアクチュエータについて説明する。まず、微動ステージ33は、X方向の側面部に第1アクチュエータを構成する3個のリニアモータ可動子37(37a〜37c)を有する。この各リニアモータ可動子37に対して、粗動ステージ32は、内部の相対する位置に3個のリニアモータ固定子38(38a〜38c、但し、固定子38aは不図示)を有する。これらのアクチュエータは、主に微動ステージ33の位置決めを目的として使用するものである。可動子37は、厚み方向に着磁された2極の磁石及びヨークを2組有し、該2組の磁石及びヨークを、粗動ステージ32の内部に設置された固定子を非接触で挟み込むような構造を有する。可動子37において、2極の磁石は、Z方向に沿って配列されており、Z方向に直角な直線部を持つ固定子38のコイルに流れる電流と相互作用して、リニアモータは、Z方向の推力を発生する。即ち、リニアモータは、粗動ステージ32に対して微動ステージ33を、後述の図7における第1軸AX1及び第2軸AX2を含む平面に垂直な方向に駆動するものである。なお、本実施形態では、リニアモータの設置数を3個としたが、例えば、4個としてもよい。
更に、微動ステージ33は、Y方向の側面部に第2アクチュエータを構成する4個の磁性体39(39a〜39d)を有する。各磁性体39に対して、粗動ステージ32は、相対する位置に4個の電磁石40(40a〜40d)を有する。これらのアクチュエータは、主に微動ステージ33の加減速を目的とするものである。磁性体39a、39bは、微動ステージ33のYプラス方向の面にθと−θの角度で固定され、それぞれ電磁石40a、40bと非接触で対面し、該電磁石40a、40bからY方向プラスの加速に必要な吸引力を、θと−θの角度で受ける(以下で示す、図7参照)。一方、磁性体39c、39dは、微動ステージ33のYマイナス方向の面にθと−θの角度で固定され、それぞれ電磁石40c、40dと非接触で対面し、該電磁石40c、40dからY方向マイナスの加速に必要な吸引力を、θと−θの角度で受ける。なお、電磁石40a〜40dの構成は、第1の実施形態における電磁石18の構成と同一であり、説明を省略する。
次に、本実施形態における磁性体39及び電磁石40の配置、及びその配置に基づく作用について説明する。図7は、磁性体39及び電磁石40の構成及び配置を示す概略図である。各電磁石40は、上記のように、平面内においてそれぞれ角度θで傾いた配置としている。本発明では、電磁石40は、第1軸AX1に平行な方向へ力を与える電磁石と、第1軸AX1に平行しない第2軸AX2に平行な方向へ力を与える電磁石とを含む。即ち、電磁石40は、粗動ステージ32に対して微動ステージ33を、第1軸AX1又は第2軸AX2に平行な方向に駆動するものである。具体的には、電磁石40a、40dは、微動ステージ33の重心41からdX離れた位置を力線42が通り、−Qz方向の吸引力を発生するように配置される。一方、電磁石40b、40cは、微動ステージ33の重心41からdX離れた位置を力線42が通り、Qz方向の吸引力を発生するように配置される。また、磁性体39a、39cと、電磁石40a、40cは、微動ステージ33の重心41を通り、Y方向に走る直線に対して、X方向に−dXオフセットして固定される。一方、磁性体39b、39dと、電磁石40b、40dは、微動ステージ33の重心41を通り、Y方向に走る直線に対して、X方向に+dXオフセットして固定される。即ち、本実施形態では、電磁石40の力線42は、微動ステージ33の重心41を通る面を中心に面対象に配置されることになる。また、観点を変えれば、電磁石40は、ステージが移動する際に、微動ステージ33が粗動ステージ32の移動に追従するように粗動ステージ32と微動ステージ33との間に吸引力を発生させるものと見ることができる。
ここで、電磁石40aが発生する吸引力をyp1、電磁石40bが発生する吸引力をyp2、電磁石40cが発生する吸引力をym1、電磁石40dが発生する吸引力をym2とすると、X方向、Y方向、及びωz方向に働く力は、次式で表すことができる。
f(x)=(yp1+ym1)sinθ−(yp2+ym2)sin(−θ)
f(y)=(yp1+yp2)cosθ−(ym1+ym2)cos(−θ)
Ωz=(yp1+ym2)dX+(yp2+ym1)dX
但し、上式において、X方向に働く力をf(x)、Y方向に働く力をf(y)、ωz方向に働く力をΩzとする。この式から、X方向、Y方向、及びωz方向に働く力は、それぞれの電磁石で発生する力の組み合わせで現すことができ、即ち、電磁石40a〜40dは、ωz方向に任意の力を発生させることができる。更に、電磁石40a〜40dは、f(x)、f(y)、及びΩzを、独立して発生させることができる。
以上のように、本発明は、第1の実施形態で示した基板ステージに対する応用のみならず、レチクルステージに対しても適用可能であり、第1の実施形態と同様の作用、効果を奏する。
(露光装置)
次に、本発明のステージ装置を適用した露光装置の実施形態について説明する。図8は、本発明のステージ装置を適用した露光装置の構成を示す概略図である。露光装置90は、照明光学系91と、レチクルを保持するレチクルステージ92と、投影光学系93と、被処理基板を保持する基板ステージ94とを備える。なお、本実施形態における露光装置90は、ステップ・アンド・リピート方式、又はステップ・アンド・スキャン方式を採用し、レチクルに形成された回路パターンをウエハに露光する走査型投影露光装置である。
照明光学系91は、不図示の光源部を備え、転写用の回路パターンが形成されたレチクルを照明する装置である。光源部において、光源は、例えば、レーザを使用する。使用可能なレーザは、波長約193nmのArFエキシマレーザ、波長約248nmのKrFエキシマレーザ、波長約157nmのF2エキシマレーザ等である。なお、レーザの種類は、エキシマレーザに限定されず、例えば、YAGレーザを使用しても良いし、レーザの個数も限定されない。また、光源部にレーザが使用される場合、レーザ光源からの平行光束を所望のビーム形状に整形する光束整形光学系、コヒーレントなレーザをインコヒーレント化するインコヒーレント光学系を使用することが好ましい。更に、光源部に使用可能な光源は、レーザに限定されるものではなく、一又は複数の水銀ランプやキセノンランプ等のランプも使用可能である。
また、照明光学系91は、レンズ、ミラー、ライトインテグレーター、及び絞り等を含む。一般に、光学系は、コンデンサーレンズ、ハエの目レンズ、開口絞り、コンデンサーレンズ、スリット、結像光学系の順で整列する。照明光学系91は、軸上光、軸外光を問わず使用可能である。ライトインテグレーターは、ハエの目レンズや2組のシリンドリカルレンズアレイ板を重ねることによって構成されるインテグレーター等を含む。なお、ライトインテグレーターは、光学ロッドや回折要素に置換される場合もある。また、開口絞りは、円形絞り、変形照明用の輪帯照明絞り、及び4重極照明絞り等として構成される。
レチクルは、例えば、石英ガラス製であり、転写されるべき回路パターンが形成されている。そして、レチクルステージ92は、一定の各方向に移動可能なステージであって、レチクルを保持する装置である。このレチクルステージ92として、本発明の第2実施形態で示したステージ装置30が好適に利用可能である。なお、レチクルステージ92は、レチクルステージ定盤95に保持されている。
投影光学系93は、照明光学系91からの露光光で照明されたレチクル上のパターンを所定倍率(例えば、1/4、若しくは1/5)で基板上に投影露光する。投影光学系93としては、複数の光学要素のみから構成される光学系や、複数の光学要素と少なくとも一枚の凹面鏡とから構成される光学系(カタディオプトリック光学系)が採用可能である。若しくは、投影光学系93として、複数の光学要素と少なくとも一枚のキノフォーム等の回折光学要素とから構成される光学系や、全ミラー型の光学系等も採用可能である。なお、上記レチクルステージ定盤95及び投影光学系93は、床面(基盤面)96上に、ダンパ97を介した鏡筒定盤98に支持されている。
基板は、表面上にレジスト(感光剤)が塗布された、シリコンウエハ等の被処理体である。基板ステージ94は、一定の各方向に移動可能なステージであって、基板を保持する装置である。この基板ステージ94として、本発明の第1実施形態で示したステージ装置100が、好適に利用可能である。なお、基板ステージ94は、床面(基盤面)96上に載置されたステージ定盤99上に設置されている。
本実施形態の露光装置90において、レチクルから発せられた回折光は、投影光学系93を通過し、基板上に投影される。該基板とレチクルとは、共役の関係にある。走査型の投影露光装置の場合は、レチクルと基板とを走査することにより、レチクルのパターンを基板上に転写する。なお、ステッパー(ステップ・アンド・リピート方式の露光装置)の場合は、レチクルと基板とを静止させた状態で露光が行われる。
(デバイスの製造方法)
次に、上記露光装置を利用したデバイスの製造方法の実施形態について説明する。半導体素子、液晶表示素子、撮像素子(CCD等)、薄膜磁気ヘッド等のデバイスは、レジストが塗布された基板を、上記露光装置を用いて露光する工程と、露光された前記基板を現像する工程と、その他の周知の工程と、を経ることによって製造される。該周知の工程は、例えば、酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、及びパッケージング等の少なくとも1つの工程を含む。
なお、本発明は、その精神、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実現する事ができる。したがって、前述の実施形態は、あらゆる点において単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
1 定盤
3 粗動ステージ
4 微動ステージ
10 リニアモータ可動子
11 リニアモータ固定子
16 磁性体
18 電磁石
30 定盤
31 ベース部
32 粗動ステージ
33 微動ステージ
37 リニアモータ可動子
38 リニアモータ固定子
39 磁性体
40 電磁石
90 露光装置
91 照明光学系
92 レチクルステージ
93 投影光学系
94 基板ステージ
100 ステージ装置
300 ステージ装置
AX1 第1軸
AX2 第2軸

Claims (12)

  1. 第1可動部と第2可動部とを含み、定盤に対して移動するステージと、
    前記第1可動部に対して前記第2可動部を位置決めする第1アクチュエータと、
    前記第1可動部に対して前記第2可動部の加減速をする第2アクチュエータと、
    を備えたステージ装置であって、
    前記第2アクチュエータは、前記第2可動部に第1軸に平行な方向へ力を与える電磁石と、前記第1軸に平行しない第2軸に平行な方向へ力を与える電磁石とを含む複数の電磁石で構成され、
    前記複数の電磁石は、該各電磁石の発生する力の力線が、前記第2可動部の重心からオフセットし、かつ、前記力線がそれぞれ複数個所で交差するように配置されることを特徴とするステージ装置。
  2. 更に、前記第1及び第2アクチュエータを制御する制御部を有し、
    前記制御部は、前記電磁石に逆方向のモーメントを発生させることにより、前記第2アクチュエータを、前記第2可動部の回転方向で制御することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  3. 前記制御部は、前記第2可動部を6軸方向に微小制御可能に、前記第1及び第2アクチュエータを制御することを特徴とする請求項1及び2に記載のステージ装置。
  4. 前記第2アクチュエータの力線は、前記第2可動部の重心を通る直線を中心に線対象に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のステージ装置。
  5. 前記第2アクチュエータの力線は、前記第2可動部の重心を通る面を中心に面対象に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のステージ装置。
  6. 前記第1アクチュエータは、複数のリニアモータで構成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のステージ装置。
  7. 第1可動部と第2可動部とを含み、定盤に対して移動するステージと、
    前記第1可動部に対して前記第2可動部を駆動するための、コイルと磁石とを含むリニアモータ、及び、コイルとヨークと磁性体とを含む電磁石と、
    を備えたステージ装置であって、
    前記電磁石は、前記第2可動部に、第1軸に平行な方向へ力を与える複数の電磁石と、前記第1軸に平行しない第2軸に平行な方向へ力を与える複数の電磁石とを含み、前記各電磁石が発生する力の力線が前記第2可動部の重心を通らず、かつ、前記複数の電磁石のうちの一つの力線が残りの電磁石の力線のうち複数と交差するように配置されることを特徴とするステージ装置。
  8. 前記リニアモータは、前記第1可動部に対して前記第2可動部を、前記第1軸及び前記第2軸を含む平面に垂直な方向に駆動することを特徴とする請求項7に記載のステージ装置。
  9. 前記各電磁石は、前記第1可動部に対して前記第2可動部を、前記第1軸又は前記第2軸に平行な方向に駆動することを特徴とする請求項7又は8に記載のステージ装置。
  10. 前記電磁石は、前記ステージが移動する際に、前記第2可動部が前記第1可動部の移動に追従するように前記第1可動部と前記第2可動部との間に吸引力を発生することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載のステージ装置。
  11. 光源部からの光でレチクルを照明する照明光学系と、前記レチクルを載置して移動可能なレチクルステージと、前記レチクルからの光を被処理基板に導く投影光学系と、前記被処理基板を載置して移動可能な基板ステージとを有する露光装置であって、
    前記レチクルステージ及び前記基板ステージは、請求項1〜10のいずれか1項に記載のステージ装置を採用することを特徴とする露光装置。
  12. 請求項11に記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
    前記基板を現像する工程と、
    を有することを特徴とするデバイスの製造方法。
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