JP2006292669A - プラズマディスプレイパネルの検査装置および検査方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの検査装置および検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】PDPを駆動する際に所定の値以上の振動音が発生するかどうかを効率よく高精度で検査する。
【解決手段】パネル保持台1は、PDP10の各電極に印加する駆動パルス電圧を発生するPDP駆動部11と、PDP駆動部11からの駆動パルス電圧をPDP10に伝達するリード線12と、PDP10の端部をパネル保持台1に押圧することによってPDP10をパネル保持台1に固定するとともにその押圧によってリード線12をPDP10の各電極から引き出された引き出し線に電気的に接続するクランプ13と、クランプ13にPDP10を押圧するための力を印加するシリンダー14と、PDP10がパネル保持台1に保持されたときに背面板30に当接するようにパネル保持台1に埋設された振動検出部300と、振動検出部300で検出された振動の大きさを表示する表示部230とを有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルの検査装置および検査方法に関し、特にプラズマディスプレイパネルを駆動しているときに発生するノイズを検査するためのプラズマディスプレイパネルの検査装置および検査方法に関する。
図9は、プラズマディスプレイパネル(以下、「PDP」と略記する)10の部分断面図である。PDP10は、前面板20および背面板30の両ガラス基板を対向配置して放電空間40を形成し、両ガラス基板の外周部をガラスフリット等の封着材で封着し、放電空間40に放電ガスを封入することにより構成されている。
前面板20上には互いに平行な複数の走査電極22とそれと対をなす維持電極(図9には示さず)が形成され、さらにそれらを覆う誘電体層24等が形成されている。背面板30上には走査電極22と直交するように配置された複数のデータ電極32と、それを覆う誘電体層33と、放電空間40を区画するようにデータ電極32と平行に誘電体層33上に形成された隔壁34とが形成されるとともに隣接する隔壁34間の溝に赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に発光する蛍光体層35が形成されている。
このようにして形成された放電空間40にはネオン(Ne)を主体とする放電ガスを大気圧より低い圧力で封入する。そして、各電極に駆動パルス電圧を印加することにより放電空間40に放電開始電圧を超える電圧を印加して放電ガスをガス放電させ、それにより発生した紫外線によって赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各蛍光体を励起して発光させることによりカラー表示を行っている。
このPDP10は、1フィールド期間を複数のサブフィールドに分割し、発光させるサブフィールドの組み合わせによって駆動し階調表示を行う。各サブフィールドは初期化期間、書込み期間および維持期間からなる。画像データを表示するためには、初期化期間、書込み期間および維持期間でそれぞれ異なる信号波形を各電極に印加している。
初期化期間には、例えば、正のパルス電圧を全ての走査電極に印加し、走査電極および維持電極を覆う誘電体層上の保護層および蛍光体層上に必要な壁電荷を蓄積する。加えて、放電遅れを小さくして書込み放電を安定して発生させるためのプライミング(放電のための起爆剤=励起粒子)を発生させるという働きを持つ。
書込み期間では、全ての走査電極に順次負の走査パルス電圧を印加することによって走査を行う。そして、走査電極を走査している間に、表示データにもとづきデータ電極に正の書込みパルス電圧を印加する。こうして走査電極とデータ電極との間に書込み放電が発生し、走査電極上の保護層の表面に壁電荷が形成される。
続く維持期間では、一定の期間、走査電極と維持電極との間に放電を維持するのに充分な維持パルス電圧を印加する。これにより、走査電極と維持電極との間に放電プラズマが生成され、一定の期間、蛍光体層を励起発光させる。このとき、書込み期間において書込みパルス電圧が印加されなかった放電空間では、放電は発生せず蛍光体層の励起発光は起こらない。
このようなPDP10においては、各電極に印加される各駆動パルス電圧によって生じた電界により前面板20または背面板30が力を受けて振動することがある。また、その振動の周波数は駆動パルスの周波数に依存しているため、可聴域の周波数の振動となることがある。また、背面板30上に形成された隔壁34の上面は前面板20側に当接するように形成されているが、隔壁34の高さのばらつき、製造時に紛れ込んだ異物の噛み込み、蛍光体層35の塗布時に生じる蛍光体の隔壁34上面への乗り上げ等により、隔壁34の上面と前面板20側との間にわずかに隙間が生じる場合がある。そして、そのわずかな隙間で隔てられていた背面板30の隔壁34と前面板20側とがその振動によって衝突すると振動音となり、その振動音がPDP10から発せられるノイズとして聞こえてしまうことがある。
PDPの駆動により発生するこのような振動音を低減するために、前面板と背面板とが密着するような押圧力を与え、前面板と隔壁の密着性を改善することで振動音の低減を図る技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、PDP周辺に吸音材を配置して振動音の低減を図る技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。あるいは、各電極に印加する駆動パルス電圧の印加方法を工夫することにより振動音の低減を図る技術等も開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−295775号公報 特開2003−187712号公報 特開平4−368991号公報
しかしながら、上述したような振動音を低減させるための部材を導入するとPDPのコストが上昇するといった課題がある。また、上述したような振動音を低減させるための部材を導入したPDPであっても、製造上のばらつき等により振動音が発生する場合がある。
本発明は、これらの課題に鑑みなされたものであり、PDPの製造工程において、PDPを駆動する際に所定の値以上の振動音が発生するかどうかを効率よく高精度で検査することができるPDPの検査装置および検査方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明のPDPの検査装置は、PDPを保持するパネル保持台と、PDPに駆動パルス電圧を印加して画像を表示させるプラズマディスプレイパネル駆動部と、駆動パルス電圧を印加して画像を表示させたPDPから発生する振動を検出する振動検出部とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、画像を発光表示した際にPDPに振動が発生するかどうかを調べるための検査を効率よく高精度に行うことができる。
また、振動検出部は、振動によってPDPから発生する振動音を検出する振動音検出部を有する構成としてもよい。この構成によれば、PDPに画像を発光表示した際にPDPから振動音が発生するかどうかを調べるための検査を効率よく高精度に行うことができる。
また、振動音検出部は、マイクロフォンを組み込み、一方の端部をPDPに当接させて振動音を集音する脚部を有した構成としてもよい。この構成によれば、例えば人の手により検査を行う場合でも、PDPから振動音検出部までの距離を一定に保ったまま振動音検出部を所定の位置に静止させた状態にできるので、検査の精度を高め、効率的に検査を進めることができる。
また、振動音検出部において検出された振動音とあらかじめ設定された比較値とを比較してその振動音の大きさを判定する判定部をさらに備えた構成としてもよい。この構成によれば、PDPに画像を発光表示した際にPDPからあらかじめ設定された比較値以上の振動音が発せられるかどうかを、判定部の判定結果により判断することが可能となるので、検査の自動化が容易になる。
また、振動検出部は、振動を検出するための素子を組み込み、一方の端部をPDPに当接させてPDPからの振動を検出する脚部を有した構成としてもよい。この構成によれば、PDPから発生する振動を、PDPの検査装置の周囲の騒音の影響を低減して検出することができるので、検査をより高精度に行うことができる。
また、振動検出部は、PDPに当接するようにパネル保持台に埋設された振動を検出するための素子を有する構成としてもよい。この構成によれば、PDPから発生する振動を、PDPの検査装置の周囲の騒音の影響を低減して検出することができるので、検査をより高精度に行うことができる。さらに、PDPの表示面が振動検出部等によって遮られることがないので、画質検査等他の検査を同時に行うことも可能になる。
また、振動検出部において検出された振動とあらかじめ設定された比較値とを比較してその振動の大きさを判定する判定部をさらに備えた構成としてもよい。この構成によれば、PDPに画像を発光表示した際にPDPからあらかじめ設定された比較値以上の振動が発せられるかどうかを、判定部の判定結果により判断することが可能となるので、検査の自動化が容易になる。
また、振動検出部において検出された振動の周波数を検出し、その周波数が人間の可聴域内の周波数か否かを判定する振動周波数判定部をさらに備えた構成としてもよい。この構成によれば、PDPに画像を発光表示した際にPDPから人間の可聴域内の周波数の振動が発せられるかどうかを、振動周波数判定部の比較結果により判断することが可能となるので、検査の自動化が容易になる。
また、本発明のPDPの検査方法は、パネル保持台に保持されたPDPに駆動パルス電圧を印加して画像を表示させ、そのときにPDPから発生する振動音を検出することを特徴とする。
この方法によれば、画像を発光表示した際にPDPから振動音が発生するかどうかを調べるための検査を効率よく高精度に行うことができる。
また、本発明のPDPの検査方法は、パネル保持台に保持されたPDPに駆動パルス電圧を印加して画像を表示させ、そのときにPDPに発生する振動を検出することを特徴とする。
この方法によれば、画像を発光表示した際にPDPに振動が発生するかどうかを調べるための検査を効率よく高精度に行うことができる。
また、検出された振動の大きさをあらかじめ設定された比較値と比較するとともにその振動の周波数が人間の可聴域内の周波数か否かを判定してもよい。この方法によれば、PDPに画像を発光表示した際に発生する振動があらかじめ設定された比較値以上の大きさの振動かどうか、人間の可聴域内の周波数の振動かどうかを、容易に判断することが可能となるので、検査の自動化が容易になる。
本発明によれば、PDPを駆動する際に発生する所定の値以上の振動音を効率よく高精度で検査することができるPDPの検査装置および検査方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態によるPDPの検査装置について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、PDP10の構造を示す斜視図である。第1の基板であるガラス製の前面板20上には、ストライプ状の走査電極22とストライプ状の維持電極23とで対をなす表示電極が複数形成されている。そして走査電極22と維持電極23とを覆うように誘電体層24が形成され、その誘電体層24上に保護層25が形成されている。
第2の基板である背面板30上には、走査電極22および維持電極23と立体交差するように、誘電体層33で覆われた複数のストライプ状のデータ電極32が形成されている。誘電体層33上にはデータ電極32と平行に複数の隔壁34が配置され、この隔壁34間の誘電体層33上に蛍光体層35が設けられている。また、データ電極32は隣り合う隔壁34の間の位置に配置されている。
これら前面板20と背面板30とは、走査電極22および維持電極23とデータ電極32とが直交するように、微小な放電空間を挟んで対向配置されるとともに、その外周部をガラスフリット等の封着材によって封着されている。そして放電空間には、例えばネオン(Ne)とキセノン(Xe)の混合ガスが放電ガスとして封入されている。放電空間は、隔壁34によって複数の区画に仕切られており、各区画には赤色(R)、緑色(G)および青色(B)の各色に発光する蛍光体層35が順次配置されている。そして、走査電極22および維持電極23とデータ電極32とが交差する部分に放電セルが形成され、各色に発光する蛍光体層35が形成された隣接する3つの放電セルにより1つの画素が構成される。この画素を構成する放電セルが形成された領域が画像表示領域となり、画像表示領域の周囲は、ガラスフリットが形成された領域等のように画像表示が行われない非表示領域となる。
このようなPDP10においては、各電極に印加される各駆動パルス電圧によって生じた電界により前面板20または背面板30が力を受けて振動することがある。また、図9に示したように、背面板30上に形成された隔壁34の上面は前面板20側に当接するように形成されているが、隔壁34の高さのばらつき、製造時に紛れ込んだ異物の噛み込み、蛍光体層35の塗布時に生じる蛍光体の隔壁34上面への乗り上げ等により、隔壁34の上面と前面板20側との間にわずかに隙間が生じる場合がある。そして、そのわずかな隙間で隔てられていた背面板30の隔壁34と前面板20側とがその振動によって衝突すると振動音となり、その振動音がPDP10から発せられるノイズとして聞こえてしまうことがある。
図2は、PDP10の電極配列図である。行方向にn行の走査電極SC〜SC(図1の走査電極22)とn行の維持電極SU〜SU(図1の維持電極23)とが交互に配列され、列方向にはm列のデータ電極D〜D(図1のデータ電極32)が配列されている。そして、一対の走査電極SC、維持電極SU(i=1〜n)と1つのデータ電極D(j=1〜m)とを含む放電セルCi,jが放電空間内に形成され、放電セルCの総数は(m×n)個になる。
このような構成のPDPにおいては、ガス放電により紫外線を発生させ、その紫外線でR、G、Bの各色の蛍光体を励起して発光させることによりカラー表示を行っている。
次に、それぞれの駆動について説明する。
図3は、PDP10の各電極への駆動電圧波形を示す図である。図3に示すように、各サブフィールドは初期化期間、書込み期間、維持期間を有している。また、それぞれのサブフィールドは発光期間の重みを変えるため維持期間における維持パルスの数を異ならせている以外はほぼ同様の動作を行い、各サブフィールドにおける動作原理もほぼ同様である。したがって、ここでは1つのサブフィールドについてのみ動作を説明する。
まず、初期化期間前半部では、データ電極D〜D、維持電極SU〜SUをそれぞれ0(V)に保持し、走査電極SC〜SCには、データ電極D〜Dに対して放電開始電圧以下の電圧Vi1から、放電開始電圧を超える電圧Vi2に向かって緩やかに上昇する傾斜波形電圧を印加する。この傾斜波形電圧が上昇する間に、走査電極SC〜SCと維持電極SU〜SU、データ電極D〜Dとの間でそれぞれ1回目の微弱な初期化放電が起こる。そして、走査電極SC〜SC上部に負の壁電圧が蓄積されるとともに、データ電極D〜D上部および維持電極SU〜SU上部には正の壁電圧が蓄積される。ここで、電極上部の壁電圧とは電極を覆う誘電体層上に蓄積された壁電荷により生じる電圧を表す。
初期化期間後半部では、維持電極SU〜SUを正電圧Veに保ち、走査電極SC〜SCには、維持電極SU〜SUに対して放電開始電圧以下となる電圧Vi3から放電開始電圧を超える電圧Vi4に向かって緩やかに下降する傾斜波形電圧を印加する。この間に、走査電極SC〜SCと維持電極SU〜SU、データ電極D〜Dとの間でそれぞれ2回目の微弱な初期化放電が起こる。そして、走査電極SC〜SC上部の負の壁電圧および維持電極SU〜SU上部の正の壁電圧が弱められ、データ電極D〜D上部の正の壁電圧は書込み動作に適した値に調整される。以上により初期化動作が終了する(以下、初期化期間に各電極に印加される駆動電圧を「初期化波形」と略記する)。
書込み期間では、走査電極SC〜SCを一旦電圧Vcに保持する。次に、放電セルCp,1〜Cp,m(pは1〜nの整数)の書込み動作では、走査電極SCに走査パルス電圧Vaを印加するとともに、データ電極D〜Dのうちp行目に表示すべき映像信号に対応するデータ電極D(DはD〜Dのうち映像信号にもとづき選択されるデータ電極)に正の書込みパルス電圧Vdを印加する。こうして、書込みパルス電圧が印加されたデータ電極Dと走査パルス電圧が印加された走査電極SCとの交差部に対応する放電セルCp,qで書込み放電が発生する。この書込み放電により放電セルCp,qの走査電極SC上部に正電圧が蓄積され、維持電極SU上部に負電圧が蓄積されて、書込み動作が終了する。以下、同様の書込み動作をn行目の放電セルCn,qに至るまで行い、書込み動作が終了する。
維持期間では、走査電極SC〜SCを0(V)に一旦戻した後、維持電極SU〜SUを0(V)に戻す。その後、走査電極SC〜SCに正の維持パルス電圧Vsを印加する。このとき、書込み放電を起こした放電セルCp,qにおける走査電極SC上部と維持電極SU上部との間の電圧は、正の維持パルス電圧Vsに加えて、書込み期間において走査電極SC上部および維持電極SU上部に蓄積された壁電圧が加算されて、放電開始電圧より大きくなり、1回目の維持放電が発生する。そして、維持放電を起こした放電セルCp,qでは、維持放電発生時における走査電極SCと維持電極SUとの電位差を打ち消すように走査電極SC上部に負電圧が蓄積され、維持電極SU上部に正電圧が蓄積される。こうして、1回目の維持放電が終了する。1回目の維持放電の後、走査電極SC〜SCを0(V)に戻し、その後、維持電極SU〜SUにVsを印加する。このとき、1回目の維持放電を起こした放電セルCp,qにおける走査電極SC上部と維持電極SU上部との間の電圧は、正の維持パルス電圧Vsに加えて、1回目の維持放電において走査電極SC上部および維持電極SU上部に蓄積された壁電圧が加算されて放電開始電圧より大きくなり、2回目の維持放電が発生する。以降同様に、走査電極SC〜SCと維持電極SU〜SUとに維持パルスを交互に印加することにより、書込み放電を起こした放電セルCp,qに対して維持パルスの回数だけ維持放電が継続して行われる。
以上がPDP10の電極配列およびPDP10を駆動するための駆動電圧波形とそのタイミングである。
図4は、本発明の実施の形態1におけるPDPの検査装置の平面図および断面図である。図4(a)はPDPの検査装置の平面図であり、図4(b)は図4(a)におけるA−A線に沿った断面図である。
パネル保持台1は、PDP10の表示面にテストパタンを発光表示させるためにPDP10の各電極に印加する駆動パルス電圧を発生するプラズマディスプレイパネル駆動部(以下、「PDP駆動部」と略記する)11と、フラットケーブルからなりその一端がPDP駆動部11に電気的に接続され、他端をPDP10の電極に電気的に接続することによって、PDP駆動部11からの駆動パルス電圧をPDP10に伝達する駆動パルス電圧伝達部であるリード線12と、PDP10の端部をパネル保持台1に押圧することによってPDP10をパネル保持台1に固定するとともにその押圧によってリード線12の他端をPDP10の各電極(図4(b)には、データ電極32を示す)から引き出された引き出し線に電気的に接続するクランプ13と、クランプ13にPDP10を押圧するための力を印加するシリンダー14とを備えている。そして、PDP10は背面板30がパネル保持台1に接した状態で固定される。
また、図面には示していないが、パネル保持台1は、断面A−A線と直交する方向についても図4(b)と同様な構成となっており、シリンダー14からの力を受けてクランプ13がPDP10の端部をパネル保持台1に押圧するとともにその押圧によってリード線12の他端をPDP10の各電極(この場合は、走査電極22および維持電極23)から引き出された引き出し線に電気的に接続する。
そして、本発明の実施の形態1におけるPDPの検査装置は、PDP10の前面板20に近接した位置に振動音検出部である騒音計15を配置している。この騒音計15は、PDP10が発する音を集音するための単一指向性のマイクロフォン(図示せず)と、マイクロフォンが集音した音の音圧(音の大きさ)を検出する音圧検出部(図示せず)と、音圧検出部によって検出された音の大きさを表示する表示部(図示せず)とを備えており、PDP10から振動音が発せられた場合にその振動音を検出するとともにその音の大きさを表示することができるようになっている。そして、例えば、騒音計15をPDP10の中央部およびその周辺部の計5箇所の測定位置16に順次配置してそれぞれの位置で振動音を検出する等して、PDP10における振動音を精度を高めて検出することができる。
すなわち、本発明の実施の形態1においては、PDP10は、シリンダー14からの力が印加されたクランプ13によってPDP10の4辺がパネル保持台1に押圧され、それによりパネル保持台1に固定されたPDP10にはPDP駆動部11からの駆動パルス電圧がリード線12を介してPDP10の各電極に印加されて、PDP10の表示面にテストパタンが発光表示される。そして、このテストパタンの発光表示により前面板20または背面板30が振動してPDP10から振動音が発生した場合には、騒音計15によってその振動音が集音されるとともにその音の大きさが検出されて表示される構成となっている。
したがって、本発明の実施の形態1によれば、PDP10をパネル保持台1に固定してPDP10にテストパタンを発光表示し、騒音計15に表示される音の大きさが所定の値以上かどうかを判断するだけで、PDP10に画像を発光表示する際に所定の値以上のノイズが発生するかどうかの検査を行うことができる。
以上述べたように、本発明の実施の形態1におけるPDPの検査装置においてば、PDP10に画像を表示したときに所定の値以上の振動音が発生するかどうかを効率よく高精度で検査することができる。さらに、騒音計15が備えるマイクロフォンが、PDP10から発せられる振動音をPDP10に非接触な状態で集音する構成となっているので、誤ってPDP10を傷つける恐れがなく、また移動が容易なため多くの測定箇所を短時間で測定できるという効果もある。
なお、騒音計15の内部に、あらかじめ設定された比較値と集音された音の大きさとを比較し、その集音された音の大きさを判定する判定部を設け、その結果を騒音計15の表示部に表示する構成としてもかまわない。このような構成では、PDP10に画像を発光表示した際にPDP10から所定の値以上の振動音が発せられるかどうかを、表示部に表示される判定部の判定結果により判断することが可能となるので、検査の自動化が容易になる。
なお、本発明の実施の形態1においては、騒音計15を1つとし、複数の測定箇所を順次測定する構成としたが、測定箇所と同数の騒音計15をそれぞれの測定位置16に配置して、同時に測定を行う構成としてもかまわない。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2におけるPDPの検査装置の平面図および断面図である。図5(a)はPDPの検査装置の平面図であり、図5(b)は図5(a)におけるA−A線に沿った断面図である。
なお、図5に示した本発明の実施の形態2におけるPDPの検査装置は、図4に示した実施の形態1におけるPDPの検査装置と構成および動作原理は同様であり、振動音検出部の構成が異なるだけであるので、図4と同じ構成部については同じ符号を用い説明を省略する。
図5に示す本発明の実施の形態2におけるPDPの検査装置は、振動音検出部200と表示部210とを備えている。振動音検出部200は、PDP10が発する音を集音するための単一指向性のマイクロフォン202と、マイクロフォン202が組み込まれ、マイクロフォン202を前面板20から一定の距離に保って配置するための脚部201とを備えており、脚部201の一方の端部を前面板20に当接させることで、脚部201の他方の端部に組み込まれたマイクロフォン202と前面板20との間が一定の距離に保たれるとともに、マイクロフォン202を一定の位置に静止させた状態にすることができる。そして、脚部201の前面板20に当接させる部分は、例えばゴムや布等の柔らかな素材で覆われており、PDP10の前面板20を傷つけないような構成となっている。そして、例えば、振動音検出部200をPDP10の中央部およびその周辺部の計5箇所の測定位置16に順次配置してそれぞれの位置で振動音を検出することができる。
表示部210は、マイクロフォン202で集音された振動音を検出する音圧検出部(図示せず)を内部に備え、音圧検出部によって検出された音の大きさを表示する。
すなわち、本発明の実施の形態2においては、振動音検出部200の脚部201の一方の端部を前面板20に当接させることで、脚部201の他方の端部に組み込まれたマイクロフォン202と前面板20との間を一定の距離に保ったままマイクロフォン202を一定の位置に静止させた状態にして、PDP10から振動音を集音しその音の大きさを検出して表示することが可能となる。
したがって、例えば人の手により検査が行われる場合でも、前面板20からマイクロフォン202までの距離を一定に保ったままマイクロフォン202を一定の位置に静止させた状態にできるので、検査の精度を高め、効率的に検査を進めることができる。
なお、表示部210の内部に、あらかじめ設定された比較値と集音された音の大きさとを比較してその集音された音の大きさを判定する判定部を設け、その結果を表示部210に表示する構成としてもかまわない。このような構成では、PDP10に画像を発光表示した際にPDP10から所定の値以上の振動音が発せられるかどうかを、表示部210に表示される判定部の判定結果により判断することが可能となるので、検査の自動化が容易になる。
なお、本発明の実施の形態2においては、振動音検出部200を1つとし、複数の測定箇所を順次測定する構成としたが、測定箇所と同数の振動音検出部200をそれぞれの測定位置16に配置して、同時に測定を行う構成としてもかまわない。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3におけるPDPの検査装置の平面図および断面図である。図6(a)はPDPの検査装置の平面図であり、図6(b)は図6(a)におけるA−A線に沿った断面図である。
なお、図6に示した本発明の実施の形態3におけるPDPの検査装置は、図4に示した実施の形態1におけるPDPの検査装置とは振動音を検出する構成が異なるだけであるので、図4と同じ構成部については同じ符号を用い説明を省略する。
図6に示す本発明の実施の形態3におけるPDPの検査装置は、振動検出部220と表示部230とを備えている。振動検出部220は、振動を電気信号に変換する一般に知られた圧電素子等からなる振動検出素子222と、振動検出素子222が組み込まれた脚部221とを備えており、脚部221の端部を前面板20に当接させることで、脚部221を介して伝わってくる前面板20の振動を、脚部221に組み込まれた振動検出素子222が検出する構成となっている。また、脚部221の前面板20に当接させる部分は、例えばゴムや布等の柔らかな素材で覆われており、PDP10の前面板20を傷つけないような構成となっている。そして、例えば、振動検出部220をPDP10の中央部およびその周辺部の計5箇所の測定位置16に順次配置してそれぞれの位置で振動を検出することができる。
表示部230は、振動検出素子222で検出された振動の大きさを検出する振動レベル検出部(図示せず)を内部に備え、振動レベル検出部によって検出された振動の大きさを表示する。このとき、あらかじめ振動の大きさと振動音の大きさとの相関を求めておけば、検出された振動の大きさから振動音の大きさを判断することが可能となる。
すなわち、本発明の実施の形態3においては、振動検出部220の脚部221の端部を前面板20に当接させることで、前面板20に振動が発生した場合に、その振動を脚部221を介して脚部221に組み込まれた振動検出素子222に伝達し、その大きさを検出することができる。
したがって、本発明の実施の形態3におけるPDPの検査装置は、PDP10において振動が発生した場合にその振動を空気の振動を介さずに振動検出素子222によって検出する構成であるので、その設置場所の周囲の騒音が大きくとも、そういった騒音の影響を抑えて、PDP10から発生する振動音を高精度で検出することができ、検査の精度を高め、効率的に検査を進めることができる。
なお、本発明の実施の形態3においては、振動検出部220を1つとし、複数の測定箇所を順次測定する構成としたが、測定箇所と同数の振動検出部220をそれぞれの測定位置16に配置して、同時に測定を行う構成としてもかまわない。
また、本発明の実施の形態3においては、脚部221を介して伝わってくる前面板20の振動を脚部221に組み込まれた振動検出素子222が検出する構成を説明したが、例えば脚部221の前面板20に当接させる部分に振動検出素子222を組み込み、振動検出素子222を前面板20に当接させて前面板20の振動を検出する構成としてもかまわない。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4におけるPDPの検査装置の平面図および断面図である。図7(a)はPDPの検査装置の平面図であり、図7(b)は図7(a)におけるA−A線に沿った断面図である。
なお、図7に示した本発明の実施の形態4におけるPDPの検査装置は、図4に示した実施の形態1におけるPDPの検査装置とは振動音を検出する構成が異なるだけであるので、図4と同じ構成部については同じ符号を用い説明を省略する。
図7に示す本発明の実施の形態4におけるPDPの検査装置は、振動検出部300と表示部230とを備えている。振動検出部300は、振動を電気信号に変換する一般に知られた圧電素子等からなり、PDP10がパネル保持台1に保持されたときに振動検出部300が背面板30に当接するようにパネル保持台1に埋設されている。本発明の実施の形態4におけるPDPの検査装置では、図7(a)に示すように、振動検出部300はパネル保持台1の5箇所の測定位置16に埋設されており、PDP10の中央部およびその周辺部の5箇所を同時に測定できるように構成されている。
表示部230は、振動検出部300で検出された振動の大きさを検出する振動レベル検出部(図示せず)を内部に備え、振動レベル検出部によって検出された振動の大きさを表示する。このとき、あらかじめ振動の大きさと振動音の大きさとの相関を求めておけば、検出された振動の大きさから振動音の大きさを判断することが可能となる。
すなわち、本発明の実施の形態4においては、振動検出部300をパネル保持台1に埋設し、PDP10がパネル保持台1に保持されたときに振動検出部300が背面板30に当接するようにすることで、PDP10に振動が発生した場合に、その振動を検出し、表示部230にその振動の大きさを表示することができる。
したがって、本発明の実施の形態4におけるPDPの検査装置は、PDP10において発生した振動を、空気の振動を介すことなく背面板30に当接した振動検出部300によって直接検出する構成であるので、その設置場所の周囲の騒音が大きくとも、そういった騒音の影響を抑えて、PDPから発生する振動音を高精度で検出することができ、検査の精度を高め、効率的に検査を進めることができる。
さらに、本発明の実施の形態4においては、振動検出部300がPDP10の背面板30側に設けられているため、PDP10の前面板20、すなわちPDP10の表示部が振動検出部300等によって遮られることがない。したがって、PDP10の振動音の検査と平行してPDP10の画質検査等をすることも可能となる。
なお、振動検出部300をパネル保持台1の中に埋没させ、PDP10と振動検出部300とを当接させず、パネル保持台1を形成する部材を介して振動検出部300にPDP10の振動が伝わる構成としてもかまわない。
また、実施の形態3および実施の形態4における表示部230は、あらかじめ設定された比較値と検出された振動の大きさとを比較してその結果を表示する構成としてもかまわない。図8は、本発明の実施の形態3および実施の形態4における表示部230の構成の一例を示す電気的ブロック図である。図8(a)に示す表示部230は、振動検出部220または振動検出部300から送られてくる電気信号から、振動の大きさを検出する振動レベル検出部231と、振動レベル検出部231からの出力とあらかじめ設定された振動レベル判定用しきい値とを比較し振動レベル判定しきい値以上の大きさの振動を検出したとき振動音が発生したと判定する判定部232と、判定部232の判定結果を表示する結果表示部236とを備えている。例えばこのような構成では、PDP10において振動が発生した場合に、その振動が所定の値以上の振動音となってPDP10から発せられるかどうかを、表示部230の結果表示部236に表示される判定部232の判定結果により判断することが可能となるので、検査の自動化が容易になる。
また、図8(b)に示す表示部230は、振動レベル検出部231に加え、振動検出部220または振動検出部300から送られてくる電気信号から、検出された振動の周波数を検出する振動周波数検出部233と、振動周波数検出部233において検出された周波数が人間の可聴域内の周波数かどうかを判定する振動周波数判定部234と、振動周波数判定部234からの判定結果を受けるとともに振動レベル検出部231からの出力とあらかじめ設定された振動レベル判定用しきい値とを比較し、人間の可聴域内の周波数であってかつ振動レベル判定しきい値以上の大きさの振動を検出したときに振動音が発生したと判定する判定部235と、判定部235の判定結果を表示する結果表示部236とを備えている。例えばこのような構成では、PDP10において振動が発生した場合に、その振動が人間の可聴域内の周波数であってかつ所定の値以上の振動音となってPDP10から発せられるかどうかを、表示部230の結果表示部236に表示される判定部235の判定結果により判断することが可能となるので、検査の自動化が容易になる。
なお、本発明の実施の形態においては、測定位置16をPDP10の中央部およびその周辺部の5箇所としているが、これは一例を示したに過ぎず、これ以上あるいはこれ以下の測定箇所であってもかまわない。
本発明に係るPDPの検査装置および検査方法は、PDPを駆動する際に所定の値以上の振動音が発生するかどうかを効率よく高精度で検査することができるので、PDPの検査装置および検査方法として有用である。
PDPの構造を示す斜視図 PDPの電極配列図 PDPの各電極への駆動電圧波形を示す図 (a)は本発明の実施の形態1におけるPDPの検査装置の平面図、(b)は同断面図 (a)は本発明の実施の形態2におけるPDPの検査装置の平面図、(b)は同断面図 (a)は本発明の実施の形態3におけるPDPの検査装置の平面図、(b)は同断面図 (a)は本発明の実施の形態4におけるPDPの検査装置の平面図、(b)は同断面図 本発明の実施の形態3および実施の形態4における表示部の構成の一例を示す電気的ブロック図 PDPの部分断面図
符号の説明
1 パネル保持台
10 プラズマディスプレイパネル(PDP)
11 プラズマディスプレイパネル駆動部(PDP駆動部)
12 リード線
13 クランプ
14 シリンダー
15 騒音計
16 測定位置
20 (ガラス製の)前面板
22 走査電極
23 維持電極
24,33 誘電体層
25 保護層
30 背面板
32 データ電極
34 隔壁
35 蛍光体層
40 放電空間
200 振動音検出部
201,221 脚部
202 マイクロフォン
210,230 表示部
220,300 振動検出部
222 振動検出素子
231 振動レベル検出部
232,235 判定部
233 振動周波数検出部
234 振動周波数判定部
236 結果表示部

Claims (11)

  1. プラズマディスプレイパネルを保持するパネル保持台と、
    前記プラズマディスプレイパネルに駆動パルス電圧を印加して画像を表示させるプラズマディスプレイパネル駆動部と、
    前記駆動パルス電圧を印加して画像を表示させた前記プラズマディスプレイパネルから発生する振動を検出する振動検出部と
    を備えたことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの検査装置。
  2. 前記振動検出部は、前記振動によって前記プラズマディスプレイパネルから発生する振動音を検出する振動音検出部を有した
    ことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの検査装置。
  3. 前記振動音検出部は、マイクロフォンを組み込み、一方の端部を前記プラズマディスプレイパネルに当接させて前記振動音を集音する脚部を有した
    ことを特徴とする請求項2記載のプラズマディスプレイパネルの検査装置。
  4. 前記振動音検出部において検出された前記振動音とあらかじめ設定された比較値とを比較してその振動音の大きさを判定する判定部をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項2記載のプラズマディスプレイパネルの検査装置。
  5. 前記振動検出部は、前記振動を検出するための素子を組み込み、一方の端部を前記プラズマディスプレイパネルに当接させて前記プラズマディスプレイパネルからの前記振動を検出する脚部を有した
    ことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの検査装置。
  6. 前記振動検出部は、前記プラズマディスプレイパネルに当接するように前記パネル保持台に埋設された前記振動を検出するための素子を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの検査装置。
  7. 前記振動検出部において検出された前記振動とあらかじめ設定された比較値とを比較してその振動の大きさを判定する判定部をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のプラズマディスプレイパネルの検査装置。
  8. 前記振動検出部において検出された振動の周波数を検出し、その周波数が人間の可聴域内の周波数か否かを判定する振動周波数判定部をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項7記載のプラズマディスプレイパネルの検査装置。
  9. パネル保持台に保持されたプラズマディスプレイパネルに駆動パルス電圧を印加して画像を表示させ、そのときに前記プラズマディスプレイパネルから発生する振動音を検出する
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの検査方法。
  10. パネル保持台に保持されたプラズマディスプレイパネルに駆動パルス電圧を印加して画像を表示させ、そのときに前記プラズマディスプレイパネルに発生する振動を検出する
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの検査方法。
  11. 検出された前記振動の大きさをあらかじめ設定された比較値と比較するとともにその振動の周波数が人間の可聴域内の周波数か否かを判定する
    ことを特徴とする請求項10記載のプラズマディスプレイパネルの検査方法。
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