JP2003140603A - プラズマディスプレイの駆動方法 - Google Patents

プラズマディスプレイの駆動方法

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JP2003140603A
JP2003140603A JP2001341659A JP2001341659A JP2003140603A JP 2003140603 A JP2003140603 A JP 2003140603A JP 2001341659 A JP2001341659 A JP 2001341659A JP 2001341659 A JP2001341659 A JP 2001341659A JP 2003140603 A JP2003140603 A JP 2003140603A
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Shigeyuki Okumura
茂行 奥村
敦志 ▲徳▼永
Atsushi Tokunaga
Katsutoshi Shindo
勝利 真銅
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイの駆動方法において、
高電圧印加のタイミングをフィールド毎に意図的にずら
すことで騒音を低減したプラズマディスプレイパネルを
提供することを目的とする。 【解決手段】 走査電極とアドレス電極間に1フィール
ドに1回300V以上の電圧を印加するプラズマディス
プレイの駆動方法であって、プラズマディスプレイパネ
ルの駆動回路22に乱数発生部25から得られる値に基
づいた信号を入力し、電圧印加期間の配置をフィールド
毎にランダムに配置するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイの駆動方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、プラズマディスプレイパネル(P
DP)を用いたディスプレイは、視認性に優れた表示パ
ネル(薄型表示デバイス)として注目されており、高精
細化および大画面化が進められている。 【0003】このPDPには、大別して、駆動的にはA
C型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電
型の2種類があるが、高精細化、大画面化および製造の
簡便性から、現状では、AC型で面放電型のPDPが主
流を占めるようになってきている。 【0004】図4にPDPにおけるパネル構造の一例を
示している。図4に示すように、ガラス基板などの透明
な前面側の基板1上には、走査電極2と維持電極3とで
対をなすストライプ状の表示電極4が複数対形成され、
そして基板1上の隣り合う表示電極4間には遮光層5が
配置形成されている。この走査電極2および維持電極3
は、それぞれ透明電極2a,3aおよびこの透明電極2
a,3aに電気的に接続された銀等の母線2b,3bと
から構成されている。また、前記前面側の基板1には、
前記複数対の電極群を覆うように誘電体層6が形成さ
れ、その誘電体層6上には保護膜7が形成されている。 【0005】また、前記前面側の基板1に対向配置され
る背面側の基板8上には、走査電極2および維持電極3
の表示電極4と直交する方向に、絶縁体層9で覆われた
複数のストライプ状のアドレス電極10が形成されてい
る。このアドレス電極10間の絶縁体層9上には、アド
レス電極10と平行にストライプ状の複数の隔壁11が
配置され、この隔壁11間の側面11aおよび絶縁体層
9の表面に蛍光体層12が設けられている。 【0006】これらの基板1と基板8とは、走査電極2
および維持電極3とデータ電極10とが直交するよう
に、微小な放電空間を挟んで対向配置されるとともに、
周囲が封止され、そして前記放電空間には、ヘリウム、
ネオン、アルゴン、キセノンのうちの一種または混合ガ
スが放電ガスとして封入されている。また、放電空間
は、隔壁11によって複数の区画に仕切ることにより、
表示電極4とアドレス電極10との交点が位置する複数
の放電セル13が設けられ、その各放電セル13には、
赤色、緑色および青色となるように蛍光体層12が一色
ずつ順次配置されている。 【0007】このパネル本体の電極配列は、図5に示す
ように、M行×N列の放電セルからなるマトリックス構
成であり、行方向にはM行の走査電極SCN1〜SCNM
および維持電極SUS1〜SUSMが配列され、列方向に
はN列のアドレス電極D1〜DNが配列されている。 【0008】このパネルを駆動するための駆動方法の動
作駆動タイミング図を図6に示す。この駆動方法は25
6階調の階調表示を行うためのものであり、1フィール
ド期間を8個のサブフィールドで構成している。以下、
従来のパネルの駆動方法について図6を用いて説明す
る。 【0009】図6に示すように、第1サブフィールド
は、初期化期間、書き込み期間、維持期間、および消去
期間、第2から第8のサブフィールドは略初期化期間、
書き込み期間、維持期間および消去期間からそれぞれ構
成されている。 【0010】初期化期間の前半の初期化動作において、
全てのアドレス電極D1〜Dmおよび全ての維持電極SU
S1〜SUSnを0(V)に保持し、全ての走査電極SC
N1〜SCNnには、全ての維持電極SUS1〜SUSnに
対して放電開始電圧以下の電圧Vp(V)から、その放
電開始電圧を超える電圧Vr(V)に向かって緩やかに
上昇するランプ電圧を印加する。このランプ電圧が上昇
する間に、全ての放電セル12において、全ての走査電
極SCN1〜SCNnから全てのアドレス電極D1〜Dmお
よび全ての維持電極SUS1〜SUSnにそれぞれ1回目
の微弱な初期化放電が起こり、走査電極SCN1〜SC
Nn上の保護膜7の表面に負の壁電圧が蓄積されるとと
もに、全てのアドレス電極D1〜Dm上の絶縁体層9の表
面および全ての維持電極SUS1〜SUSn上の保護膜7
の表面には正の壁電圧が蓄積される。 【0011】さらに、初期化期間の後半の初期化動作に
おいて、全ての維持電極SUS1〜SUSnを正電圧Vu
(V)に保ち、全ての走査電極SCN1〜SCNnには、
全ての維持電極SUS1〜SUSnに対して放電開始電圧
以下となる電圧Vq(V)から放電開始電圧を超える−
Vad(V)に向かって緩やかに下降するランプ電圧を
印加する。このランプ電圧が下降する間に、再び全ての
放電セル13において、全ての維持電極SUS1〜SU
Snから全ての走査電極SCN1〜SCNnにそれぞれ2
回目の微弱な初期化放電が起こり、全ての走査電極SC
N1〜SCNn上の保護膜7表面の負の壁電圧および全て
の維持電極SUS1〜SUSn上の保護膜7表面に蓄積さ
れた正の壁電圧が弱められる。また、全てのアドレス電
極D1〜Dm上と全ての走査電極SCN1〜SCNnとの間
にも微弱な放電が起こり、全てのアドレス電極D1〜Dm
上の絶縁体層9の表面の正の壁電圧はアドレス動作に適
した値に調整される。 【0012】以上により初期化期間の初期化動作が終了
する。 【0013】次の書き込み期間のアドレス動作におい
て、全ての走査電極SCN1〜SCNnをVs(V)に保
持し、アドレス電極D1〜Dmのうち、1行目に表示すべ
き放電セル13に対応する所定のアドレス電極Dj(j
は1〜mの整数を表す)に正のアドレスパルス電圧+V
w(V)を、1行目の走査電極SCN1に走査パルス電
圧−Vad(V)をそれぞれ印加する。 【0014】このとき、所定のアドレス電極Djと走査
電極SCN1との交差部における絶縁体層9の表面と走
査電極SCN1上の保護膜7の表面との間の電圧は、ア
ドレスパルス電圧+Vw(V)にアドレス電極D1〜Dm
上の絶縁体層9の表面に蓄積された正の壁電圧が加算さ
れたものとなるため、この交差部において、所定のアド
レス電極Djと走査電極SCN1との間および維持電極S
US1と走査電極SCN1との間にアドレス放電が起こ
り、この交差部の走査電極SCN1上の保護膜7表面に
正の壁電圧が蓄積され、維持電極SUS1上の保護膜7
表面に負の壁電圧が蓄積され、アドレス電極Dj上の絶
縁体層9の表面に負の壁電圧が蓄積される。 【0015】次に、アドレス電極D1〜Dmのうち、2行
目に表示すべき放電セル13に対応する所定のアドレス
電極Djに正のアドレスパルス電圧+Vw(V)を、2
行目の走査電極SCN2に走査パルス電圧−Vad
(V)をそれぞれ印加する。このとき、所定のアドレス
電極Djと走査電極SCN2との交差部における絶縁体層
9の表面と走査電極SCN2上の保護膜7の表面との間
の電圧は、アドレスパルス電圧+Vw(V)に所定のア
ドレス電極Dj上の絶縁体層9の表面に蓄積された正の
壁電圧が加算されたものとなるため、この交差部におい
て、所定のアドレス電極Djと走査電極SCN2との間お
よび維持電極SUS2と走査電極SCN2との間にアドレ
ス放電が起こり、この交差部の走査電極SCN2上の保
護膜7表面に正の壁電圧が蓄積され、維持電極SUS2
上の保護膜7表面に負の壁電圧が蓄積される。 【0016】同様な動作が引き続いて行われ、最後に、
アドレス電極D1〜Dmのうち、n行目に表示すべき放電
セル13に対応する所定のアドレス電極Djに正のアド
レスパルス電圧+Vw(V)を、n行目の走査電極SC
Nnに走査パルス電圧−Vad(V)をそれぞれ印加す
る。このとき、所定のアドレス電極Djと走査電極SC
Nnとの交差部において、所定のアドレス電極Djと走査
電極SCNnとの間および維持電極SUSnと走査電極S
CNnとの間にアドレス放電が起こり、この交差部の走
査電極SCNn上の保護膜7表面に正の壁電圧が蓄積さ
れ、維持電極SUSn上の保護膜7表面に負の壁電圧が
蓄積され、所定のアドレス電極Dj上の絶縁体層9の表
面に負の壁電圧が蓄積される。 【0017】以上により書き込み期間におけるアドレス
動作が終了する。 【0018】続く維持期間において、まず、全ての走査
電極SCN1〜SCNnおよび維持電極SUS1〜SUSn
を0(V)に一旦戻した後、全ての走査電極SCN1〜
SCNnおよび維持電極SUS1〜SUSnとに正の維持
パルス電圧+Vm(V)を交互に印加することにより、
維持放電が継続して行われる。この維持放電により発生
する紫外線で励起された蛍光体層12からの可視発光を
表示に用いている。所定の回数だけ、正の維持電圧パル
ス+Vm(V)が全ての走査電極SCN1〜SCNnおよ
び維持電極SUS1〜SUSnに交互に電圧が印加された
後、維持電極SUS1〜SUSnに印加される電圧が0
(V)となるタイミングで維持期間は終了する。 【0019】続く消去期間において、全ての走査電極S
CN1〜SCNnに、電圧+Vm(V)で約1(μse
c)の細幅パルスを印加し、その後ただちに全ての走査
電極SCN1〜SCNnおよび維持電極SUS1〜SUSn
を+Vu(V)(ただし、Vu<Vsus)に揃える。
この消去パルスにより、直前の維持期間で維持放電を起
こしたセルのみに対して放電が生じ、壁電圧が消去され
る。 【0020】以上により消去期間における消去動作が終
了する。 【0021】以上の全ての動作により第1サブフィール
ドにおける一画面が表示される。 【0022】第2サブフィールドにおける略初期化期間
において、全ての維持電極SUS1〜SUSnを正電圧V
u(V)に保ち、全ての走査電極SCN1〜SCNnに
は、全ての維持電極SUS1〜SUSnに対して放電開始
電圧以下となる電圧Vq(V)から放電開始電圧を超え
る−Vad(V)に向かって緩やかに下降するランプ電
圧を印加する。このランプ電圧が下降する間に、直前の
サブフィールドの維持期間にて放電を起こした放電セル
において、維持電極SUS1〜SUSnから走査電極SC
N1〜SCNnにそれぞれ2回目の微弱な初期化放電が起
こり、走査電極SCN1〜SCNn上の保護膜7表面の負
の壁電圧および維持電極SUS1〜SUSn上の保護膜7
表面に蓄積された正の壁電圧が弱められる。また、アド
レス電極D1〜Dm上と走査電極SCN1〜SCNnとの間
にも微弱な放電が起こり、アドレス電極D1〜Dm上の絶
縁体層9の表面の正の壁電圧はアドレス動作に適した値
に調整される。 【0023】以上により略初期化期間における初期化動
作が終了する。 【0024】次に続く書き込み期間、維持期間、消去期
間においては、上述した内容と同様な動作が行われ、第
2サブフィールドにおける一画面が表示される。次に続
くサブフィールドでは、略初期化期間、書き込み期間、
維持期間、消去期間において前記した動作と同様な動作
が第8サブフィールドにまで行われる。これらのサブフ
ィールドにおいて表示される放電セルの輝度は、維持パ
ルス電圧+Vm(V)の印加回数により定まる。したが
って、例えば、各サブフィールドにおける維持パルス電
圧の印加回数を適宜設定して、1フィールド期間に維持
放電による輝度が20、21、22、…27である8個のサ
ブフィールドで構成することにより、2 8=256階調
の階調表示が可能になる。 【0025】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような駆
動方法では、初期化期間で走査電極−アドレス電極間、
走査電極−維持電極間に300V以上の電圧が印加され
るため、パネルが電界により力を受けて振動が生じる。
初期化期間がフィールド内で時間軸に対して固定されて
いるため、フィールド周波数、例えば60Hzを基準振
動とする騒音がパネルから発生して音響品位を著しく損
なうことになる。 【0026】以下、騒音発生のメカニズムを説明する
と、図3の初期化期間での前半の動作において、所望の
動作を行うために、表面板に設けられている全ての走査
電極SCN1〜SCNnにフィールド内で最も高い印加電
圧+Vr(V)を印加して前面を放電させる。このと
き、背面板に設けられている全てのアドレス電極D1〜
Dmは、+0(V)の電位に固定されているため表面板
と背面板に強い静電気力が発生し、静電エネルギーが蓄
えられる。表面板と背面板は、前記した隔壁を介して接
触しているが、隔壁高さのバラツキ、異物の噛み込み、
蛍光体の乗り上げなどでわずかに隙間が生じている。前
記した強い静電気力により、隙間を介した表面板、背面
板が衝突することになる。 【0027】初期化期間の後半には、この静電エネルギ
ーが解放され、再び前記した隙間が生じる。以上のよう
なメカニズムで表面板および背面板が面に対して垂直に
振動し、騒音として観測される。 【0028】またパネルの表示状態特に全白表示をした
場合、初期化時に印加されるセル内電圧は壁電圧が重畳
されているため、さらに強い力で静電力が印加されて騒
音も大きくなる。 【0029】ここで、RION精密測定器NL14を用
いて、騒音測定を行った結果、60Hzで42dB、4
00Hzで35dB、1kHzで35dB、12kHz
で35dBとなった。測定環境は、騒音は63Hzで3
0dB、400Hzで30dB、1kHzで30dB、
12.5kHzで10dBであった。また、PDPは全
白表示させて測定した。 【0030】例えば、NTSC信号同期でプラズマディ
スプレイパネルが画像表示されている場合には、60H
zで上述したメカニズムで振動が起こるため、騒音は6
0Hz近傍およびその高調波でプラズマディスプレイパ
ネルが共振する周波数で強いピークで観測されることに
なり、高品位なディスプレイを楽しむための音響環境を
著しく損なうことになる。プラズマディスプレイパネル
が共振する周波数は、リブの隙間が生じている面積、構
成しているガラス材料、厚みなどが起因していると考え
られる。 【0031】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであり、騒音を低減したプラズマディスプ
レイを提供することを目的とするものである。 【0032】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、300V以上の電圧印加期間をフィールド
毎にランダムに配置したもので、これにより高電圧印加
のタイミングがフィールド毎に意図的にずらされること
になり、騒音を低減させることができる。 【0033】 【発明の実施の形態】すなわち、本発明では、走査電極
とアドレス電極間に1フィールドに300V以上の電圧
を印加するプラズマディスプレイの駆動方法であって、
電圧印加期間をフィールド毎にランダムに配置したもの
である。特に、本発明では、フィールド内の初期化期間
を第1サブフィールドのみに特定して行うのではなく、
意図的に初期化期間を行うサブフィールドをフィールド
毎に変更するもので、これにより周波数分散が行われ、
騒音の大きさを低減することができる。 【0034】以下、本発明の一実施の形態によるプラズ
マディスプレイの駆動方法について図1〜図3の図面を
用いて説明する。 【0035】図1に本発明の一実施の形態による駆動方
法を実施するための装置の全体構成を示しており、図1
において21はPDPであり、図4に示すような構成を
有している。22はこのPDP21の駆動回路で、PD
P21の走査電極、維持電極およびアドレス電極に所定
の電圧を印加するものである。23は放電制御信号発生
ブロックで、この放電制御信号発生ブロック23には、
色信号に基づいてサブフィールド毎の階調値に対応する
階調制御信号を出力する信号処理部24の出力信号が入
力される。 【0036】25は乱数発生部であり、この乱数発生部
25では、フィールドの垂直同期信号に応じたタイミン
グで乱数を1個ずつ与え、その与えられた乱数に対して
8の剰余に1を加えた値を演算し、放電制御信号発生ブ
ロック23に入力するものである。この乱数発生部25
で演算により求められる値は1〜8の整数で、乱数から
の剰余となるため1〜8の同じ確率で得られる乱数列と
なる。また、乱数発生部25からの信号が入力される放
電制御信号発生ブロック23では、初期化期間を設ける
サブフィールドを決定する動作を行う。すなわち、乱数
発生部25から入力される値xに基づいて第xサブフィ
ールドに初期化期間を設けるように信号を発生する。 【0037】そして、放電制御信号発生ブロック23
は、そのx値に基づいて、PDP21の走査電極、維持
電極およびアドレス電極に印加する波形を決定し、これ
により駆動回路22から所定の波形の駆動電圧がPDP
21の各電極に所定のタイミングで印加される。 【0038】図2にその駆動波形の一例を示しており、
図2において矢印が初期化のための信号パルスの印加さ
れる位置を示している。図2に示すように、初期化の信
号パルスは、各フィールドによって変更されたタイミン
グで印加される。 【0039】また、図3に本発明による駆動方法と従来
の駆動方法とについて、騒音を測定した結果を示してい
る。 【0040】この図3から明らかなように、本発明によ
れば、60Hz近傍だけでなく、高い周波数(12.5
kHz)での騒音も低減させることができる。 【0041】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、高電圧を
印加していることによるPDPの振動が低減され、PD
Pから発生する騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態によるプラズマディスプ
レイの駆動方法を実施するための装置のブロック図 【図2】同駆動方法における信号波形の一例を示す信号
波形図 【図3】本発明の効果を説明するための騒音測定結果を
示す特性図 【図4】プラズマディスプレイパネルの構造を示す斜視
図 【図5】同パネルの電極配列を示す配線図 【図6】同パネルの駆動波形を示す信号波形図 【符号の説明】 21 PDP 22 駆動回路 23 放電制御信号発生ブロック 25 乱数発生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真銅 勝利 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C080 AA05 BB05 DD12 HH02 HH04 HH06 JJ02 JJ04 JJ05

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 走査電極とアドレス電極間に1フィール
    ドに300V以上の電圧を印加するプラズマディスプレ
    イの駆動方法であって、電圧印加期間をフィールド毎に
    ランダムに配置することを特徴とするプラズマディスプ
    レイの駆動方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006292669A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネルの検査装置および検査方法
JP2007519953A (ja) * 2004-01-07 2007-07-19 トムソン ライセンシング 特定の境界符号化を用いることによってビデオ・データを処理する方法及び装置
JP2013160968A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Mitsubishi Electric Corp 映像表示装置

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