JP2004045817A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Junichi Mizukami
水上 純一
Tadashi Yamashita
山下 忠司
Makoto Kawachi
河内 誠
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】プラズマディスプレイ装置において、異常を検出するまでの時間を短縮して部品が焼損に至るのを防ぐことを目的とする。
【解決手段】プラズマディスプレイパネル1のアドレス電極に表示データを供給するためのアドレスドライバ回路2への電流を検出する電流検出手段9を設け、電源投入直後にアドレスドライバ回路2に対して検査用の特定画像データを特定画像データ供給手段8から出力し、このときのアドレスドライバ2a〜2nの消費電流を電流検出手段9で測定し、メモリ12に格納している正常時の消費電流のデータと比較する。設定した誤差以上であれば異常と判定し、異常の場合は電源をオフするものである。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大画面で、薄型、軽量のディスプレイ装置として知られているプラズマディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プラズマディスプレイ装置は、液晶パネルに比べて高速の表示が可能であり視野角が広いこと、大型化が容易であること、自発光型であるため表示品質が高いことなどの理由から、フラットパネルディスプレイ技術の中で最近特に注目を集めている。
【0003】
一般に、このプラズマディスプレイ装置では、ガス放電により紫外線を発生させ、この紫外線で蛍光体を励起して発光させカラー表示を行っている。そして、基板上に隔壁によって区画された表示セルが設けられており、これに蛍光体層が形成されている構成を有する。
【0004】
このプラズマディスプレイ装置には、大別して、駆動的にはAC型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電型の2種類があるが、高精細化、大画面化および製造の簡便性から、現状では、プラズマディスプレイ装置の主流は、3電極構造の面放電型のもので、その構造は、一方の基板上に平行に隣接した表示電極対を有し、もう一方の基板上に表示電極と交差する方向に配列されたアドレス電極と、隔壁、蛍光体層を有するもので、比較的蛍光体層を厚くすることができ、蛍光体によるカラー表示に適している。
【0005】
このようなプラズマディスプレイ装置において、これまでアドレス電極に表示データを供給するアドレスドライバに対する異常検出としては、電源の電圧を常時監視し、電圧値がある許容幅を超えたら異常と判断し、電源をオフしていた。しかし、表示内容により負荷が大きく変わり安定しないため、検査のマージンを大きくしなければならなく、また全アドレスドライバ共通の電源の監視を行っているため、負荷が大きく変動するまで異常が検出できない。そのため検出が遅く部品が焼損にいたることがあった。焼損しない場合は異常が検出できてもどのアドレスドライバ部が異常か判別できなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのようなプラズマディスプレイ装置において、検出の精度を上げ、異常を検出するまでの時間を短縮して部品が焼損に至るのを防ぐことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のプラズマディスプレイ装置は、プラズマディスプレイパネルのアドレス電極に表示データを供給するためのアドレスドライバ回路への電流を検出する電流検出手段を設け、電源投入直後にアドレスドライバ回路に対して検査用の特定画像データを特定画像データ供給手段から出力し、このときのアドレスドライバの消費電流を電流検出手段で測定し、メモリに格納している正常時の消費電流のデータと比較し、設定した誤差以上であれば異常と判定して電源をオフするものである。
【0008】
この構成により、電源投入直後に毎回特定の表示でのアドレスドライバでの消費電流値の測定を行うことにより検出の精度を上げることができ、異常を検出するまでの時間が短縮され、部品が焼損にいたるのを防ぐことができる。また、アドレスドライバごとに消費電流を測定することにより、どこのアドレスドライバが異常であるかも判別できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置について、図1〜図4を用いて説明するが、本発明の実施の態様はこれに限定されるものではない。
【0010】
図1に、本実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の表示駆動回路の全体構成を示しており、まずプラズマディスプレイ装置の全体構成について説明すると、プラズマディスプレイパネル(PDP)1、アドレスドライバ回路2、スキャンドライバ回路3、サステインドライバ回路4、放電制御回路5、画像処理部6、電源回路7を備えている。
【0011】
PDP1には、ガラス基板などの透明な前面側の基板上に、スキャン電極とサステイン電極とで対をなすストライプ状の表示電極が複数列形成されている。また前記前面側の基板に対向配置される背面板の基板にはスキャン電極及びサステイン電極の表示電極と交差するように複数列のストライプ状のアドレス電極が形成されている。
【0012】
入力してきた映像信号を画像処理部6を経由してアドレスドライバ回路2にシリアルに出力する。アドレスドライバ回路2は、電源回路7に接続されており、パラレルデータに変換し、そのパラレルデータに基づいて複数のアドレス電極に電圧を供給する。
【0013】
放電制御回路5は、放電制御タイミング信号SC、SUを発生し、各々スキャンドライバ回路3及びサステインドライバ回路4に与える。これらのスキャンドライバ回路3及びサステインドライバ回路4は共通の電源回路7に接続されている。スキャンドライバ回路3は、放電制御回路5から与えられる放電制御タイミング信号SCに応答して複数のスキャン電極に順に駆動信号電圧を供給する。サステインドライバ回路4は、放電制御回路5から与えられる放電制御タイミング信号SUに応答して複数のサステイン電極に順に駆動信号電圧を供給する。
【0014】
上記のアドレス電極へ供給するデータ波形とスキャン電極へ供給する駆動信号波形によりPDP1においてアドレス放電を行い、放電セルを選択した後、スキャン電極とサステイン電極との間に、交互に反転する周期的な維持パネルを印加することにより、スキャン電極とサステイン電極との間で維持放電を行い、所定の表示を行うものである。
【0015】
図2に本実施の形態による要部構成を示しており、図2を用いて本発明の特徴とする構成について、さらに説明すると、図2に示すように、放電空間を形成して対向する一対の基板上に複数列の表示電極とこの表示電極に交差するように対向配置される複数列のアドレス電極とを設けることにより構成された複数の放電セルを有するPDP1と、このPDP1の前記アドレス電極に表示データを供給するための複数のアドレスドライバ2a〜2nからなるアドレスドライバ回路2とを有し、電源投入直後に特定画像データ供給手段8からの画像データを画像処理部6でデータ変換し、アドレスドライバ回路2に対してデータを供給するように構成されている。そして、アドレスドライバ回路2は電源回路7から電源を供給されており、前記特定画像データをアドレスドライバ回路2に供給したときのアドレスドライバ2a〜2nの消費電流は電流検出手段9で検出され、この電流検出手段9からの検出データをAD変換部10でAD変換した値とメモリ12に格納している正常時の消費電流のデータを判定手段11にて比較される。設定した誤差以上であれば異常と判定し、異常の場合は電源をオフし、正常の場合は検査終了後に通常の表示を始める。
【0016】
ここで、上記検査用の特定画像データの出力タイミングと電流検出のタイミングについては、図3に示すように全アドレスドライバ2a〜2nに同時に検査用のデータを出力し、電流測定も全アドレスドライバ2a〜2nの総和を電流検出手段9で測定して判定を行う構成、もしくは図4に示すように検査用の画像データをアドレスドライバ2a〜2nに別々に順次出力し、そしてこの各々の出力タイミングに合わせて各々のアドレスドライバ2a〜2nへの消費電流を電流検出手段9で測定して判定を行う構成のいずれかの方法でもよい。
【0017】
すなわち、本発明のプラズマディスプレイ装置において、PDP1のアドレス電極に表示データを供給するためのアドレスドライバ回路2への電流を検出する電流検出手段9を設け、電源投入直後にアドレスドライバ回路2に対して検査用の特定画像データを特定画像データ供給手段8から出力し、このときのアドレスドライバ回路2の消費電流を電流検出手段9で測定し、メモリ12に格納している正常時の消費電流のデータと比較し、設定した誤差以上であれば異常と判定して電源をオフするものであり、電源投入直後に毎回特定の表示でのアドレスドライバ回路2での消費電流値の測定を行うことにより、検出の精度を上げることができ、異常を検出するまでの時間が短縮され、部品が焼損にいたるのを防ぐことができる。また、アドレスドライバ2a〜2nごとに消費電流を測定することにより、どこのアドレスドライバ2a〜2nが異常であるかも判別できるものである。
【0018】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によるプラズマディスプレイ装置によれば、電源投入直後に毎回特定の表示でのアドレスドライバ回路の消費電流値の測定を行うことにより毎回安定した値が測定でき、そのため負荷の変動に対して検出の精度が上がるため、異常を検出するまでの時間が短縮され、焼損にいたるのを防ぐことができる。また、アドレスドライバ回路の各アドレスドライバに順次出力すれば、より安定した値が得られ、またどこのアドレスドライバが異常であるかも判別することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置の表示駆動回路の全体構成を示すブロック図
【図2】プラズマディスプレイ装置の要部の構成を示すブロック図
【図3】全アドレスドライバに同時に検査画像を出力して検査する場合のタイミング図
【図4】各アドレスドライバに順次検査画像を出力して検査する場合のタイミング図
【符号の説明】
1 プラズマディスプレイパネル(PDP)
2 アドレスドライバ回路
3 スキャンドライバ回路
4 サステインドライバ回路
5 放電制御回路
6 画像処理部
7 電源回路
8 特定画像データ供給手段
9 電流検出手段
10 AD変換部
11 判定手段
12 メモリ

Claims (2)

  1. 放電空間を形成して対向する一対の基板上に複数列の表示電極とこの表示電極に交差するように対向配置される複数列のアドレス電極とを設けることにより構成された複数の放電セルを有するプラズマディスプレイパネルと、このプラズマディスプレイパネルの前記アドレス電極に表示データを供給するための複数のアドレスドライバからなるアドレスドライバ回路と、電源投入直後にアドレスドライバに対して検査用の特定画像データを供給する特定画像データ供給手段とを有し、この特定画像データをアドレスドライバに供給したときのアドレスドライバの消費電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段からの検出データとメモリに格納している正常時の消費電流のデータとを比較し設定した誤差以上であれば異常と判定して電源をオフする判定手段とを備えたことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 検査用の画像データは全アドレスドライバに対して同時に、もしくは各アドレスドライバに対して順次供給することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005291972A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Casio Comput Co Ltd 検査回路
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