JP2006291532A - サイディング取付金物、サイディング材取付構造および取付方法 - Google Patents

サイディング取付金物、サイディング材取付構造および取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コストの低減をさせることができるとともに、外装材の製作公差により生じる外装材の取付位置のずれにも容易に対応することが可能なサイディング取付金物および該サイディング取付金物を用いたサイディング材取付構造および取付方法を提供する。
【解決手段】外壁パネル2にサイディング材3を取り付けるためのサイディング取付金物において、前記外壁パネル2の表面に取り付け固定される金物本体4と、前記金物本体4の表面に設けられ、左右の前記サイディング材3の各縁部に設けられた被係合部3a、3bにそれぞれ係合するサイディング材係合部5とを備え、前記サイディング材係合部5には、前記サイディング材3の被係合部3a、3bの端面が当接される当接部6が前記サイディング材係合部5から突出して形成されていることを特徴とするサイディング取付金物。
【選択図】図2

Description

本発明は、外壁パネルにサイディング材を取り付けるためのサイディング取付金物、サイディング材取付構造および取付方法に関する。
近年、住宅等の建物の構築についてはその工業化が進み、例えば壁や床、屋根といった構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てることにより、建物を構築するといったパネル工法が一部に採用されている。
以上のようなパネル工法として、建物の壁体に外装材を取り付けるための外装材の取付金具および外装材の縦貼り用胴縁、並びに、建物の壁体に外装材を取り付ける外装材の取付け工法に関する技術が知られている(特許文献1参照)。
また、このような技術によって壁体に外装材を縦貼りする際は、予め工場で横胴縁に取付金具を止着しておき、その後、この横胴縁を現場で壁体に固定してから外装材を取付金具に係合させて壁体に取り付けるようにしている。
特開2000−356024号公報
ところで、上述のように建物の壁体に取付けられる外装材は、該外装材の製作時に発生する製作公差により、その取付位置に若干のずれが生じる場合があった。このような場合、取付金具の位置を再調整するなど非常に手間がかかっていた。
また、胴縁を用いずとも取付金具(以下、サイディング取付金物)を壁体(以下、外壁パネル)に設置することが可能となり、その上、外装材の製作公差により生じた外装材の取付位置のずれに対して容易に対応することができるとともに、外装材(以下、サイディング材)の取り付けに係る作業効率を向上させることができるような技術の開発が強く望まれていた。
本発明の課題は、コストの低減をさせることができるとともに、外装材の製作公差により生じる外装材の取付位置のずれにも容易に対応することが可能なサイディング取付金物、サイディング材取付構造および取付方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、外壁パネル2にサイディング材3を取り付けるためのサイディング取付金物1において、
前記外壁パネル2の表面に取り付け固定される金物本体4と、
前記金物本体4の表面に設けられ、左右の前記サイディング材3の各縁部に設けられた被係合部3a、3bにそれぞれ係合するサイディング材係合部5とを備え、
前記サイディング材係合部5には、前記サイディング材3の被係合部3a、3bの端面が当接される当接部6が前記サイディング材係合部5から突出して形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記サイディング材係合部5から突出して形成された当接部6に前記サイディング材3の被係合部3a、3bの端面を当接させることにより、前記サイディング材3の取付位置を、前記当接部6が突出した分だけ前記外壁パネル2の左右方向にずらすことが可能となるので、サイディング材3の製作公差により生じたサイディング材3の取付位置のずれにも容易に対応することができ、前記サイディング材3の左右方向の位置決めを確実に行うことができる。
また、前記外壁パネル2の表面に金物本体4を取り付け固定し、該金物本体4の表面に設けられたサイディング材係合部5に前記左右のサイディング材3の被係合部3a、3bをそれぞれ係合させることによって、前記外壁パネル2にサイディング材3を取り付けることができるので、従来とは異なり、前記サイディング取付金物1を、胴縁を必要とせずに使用することができ、コストの低減を図ることが可能となる。
請求項2に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項1に記載のサイディング取付金物1において、
前記サイディング材係合部5は、前記サイディング材3の被係合部3a、3bを挿入するための空間を形成するとともに少なくとも一方の面に前記当接部6を備える立脚部5aと、該立脚部5aから所定の角度で左右交互に折曲加工された複数の係合片5b、5b…とを備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記立脚部5aおよび複数の係合片5b、5b…とが金属弾性により僅かに変移して、前記サイディング材3を前記立脚部5aにより形成された空間に挿入し易くなるので、前記サイディング材3を外壁パネル2に取り付ける際、前記サイディング材3の被係合部3a、3bの端面を前記当接部6に確実に当接させることが可能となる。したがって、サイディング材3の製作公差により生じたサイディング材3の取付位置のずれにも容易に対応することができ、前記サイディング材3の左右方向の位置決めを確実に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項1または2に記載のサイディング取付金物1において、
前記金物本体4は、前記外壁パネル2と前記サイディング材3との間に所定の隙間を形成可能な厚さに設定されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記金物本体4が、前記外壁パネル2と前記サイディング材3との間に所定の隙間を形成可能な厚さに設定されているので、従来とは異なり、前記サイディング取付金物1を、胴縁を必要とせずに使用することができ、コストを低減させることが可能となる。また、前記隙間が形成されることにより、該隙間を水・通気経路として確保することができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載のサイディング取付金物1を用いて複数のサイディング材3、3…を外壁パネル2に取り付けるサイディング材取付構造であって、
前記外壁パネル2の表面に、前記サイディング取付金物1が左右に所定間隔で取り付けられており、
左右に隣り合うサイディング取付金物1間にサイディング材3が配置されるとともに、このサイディング材3の一方の被係合部3a、3bが一方の前記サイディング取付金物1の係合部5に係合しており、前記サイディング材3の他方の被係合部3a、3bが他方の前記サイディング取付金物1の係合部5に係合しており、
前記サイディング材3の被係合部3a、3bの端面が、前記サイディング取付金物1の当接部6に当接していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、左右に隣り合うサイディング取付金物1の一方の前記サイディング取付金物1の係合部5と他方の前記サイディング取付金物1の係合部5とに、前記サイディング材3の一方および他方の被係合部3a、3bを係合させて取り付けることができるので、複数のサイディング材3、3…を外壁パネル2に対して確実に取り付けることが可能となる。
また、前記サイディング材係合部5の当接部6に前記サイディング材3の被係合部3a、3bの端面を当接することにより、前記サイディング材3の取付位置を、前記当接部6が突出した分だけ前記外壁パネル2の左右方向にずらすことが可能となるので、サイディング材3の製作公差により生じたサイディング材3の取付位置のずれにも容易に対応することができ、前記サイディング材3の左右方向の位置決めを確実に行うことができる。
請求項5に記載の発明は、例えば図1〜図4に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載のサイディング取付金物1を用いて複数のサイディング材3、3…を外壁パネル2に取り付けるサイディング材取付方法であって、
当接部6の突出長さが異なる複数種類のサイディング取付金物1a、1b、1cを用意しておき、
前記外壁パネル2の表面に、前記サイディング取付金物1を左右に所定間隔で取り付けるとともに、左右に隣り合うサイディング取付金物1の係合部5に、サイディング材3の両端部に設けられた被係合部3a、3bをそれぞれ係合させることで、サイディング材3を取り付けるに際し、
前記外壁パネル2の表面に取り付けるべきサイディング取付金物1を、前記複数種類のサイディング取付金物1a、1b、1cから選択して、外壁パネル2の表面に取り付け、
このサイディング取付金物1の当接部6にサイディング材3の被係合部3a、3bの端面を当接することによって、サイディング材3の左右方向の位置決めを行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記当接部6の突出長さが異なる複数種類のサイディング取付金物1a、1b、1cを用意しておき、この中から選択して前記外壁パネル2の表面に取り付けることによって、前記サイディング材3の取付位置を、前記選択した当接部6の突出長さ分だけ前記外壁パネル2の左右方向にずらすことが可能となるので、前記サイディング材3の製作公差により生じたサイディング材3の取付位置のずれにも容易に対応することができ、前記サイディング材3の左右方向の位置決めを確実に行うことができる。
また、予め、前記当接部6の突出長さが異なる複数種類のサイディング取付金物1a、1b、1cを用意しておくとともに、ある程度の数のサイディング取付金物1、1…およびサイディング材3、3…を前記外壁パネル2の表面に取り付けておくことによって、前記複数種類のサイディング取付金物1a、1b、1cにより左右方向の位置決めを行いながら、残りのサイディング材3を前記外壁パネル2に取り付けていくだけでサイディング材3の取付作業を進めることができるので、作業効率を向上させることが可能となる。
本発明によれば、従来とは異なり、胴縁を用いずとも前記サイディング取付金物を外壁パネルに縦貼りすることができるのでコストの低減を図ることが可能となる。
その上、サイディング材の製作公差により生じたサイディング材の取付位置のずれに対して容易に対応することが可能となるので、前記サイディング材の左右方向の位置決めを確実に行うことができ、しかも、サイディング材の取り付けに係る作業効率を向上させることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明に係るサイディング取付金物1、サイディング材取付構造および取付方法の実施の形態について説明する。
本実施の形態のサイディング取付金物1は、図1および図2に示すように、外壁パネル2にサイディング材3を取り付けるためのものであり、
前記外壁パネル2の表面に取り付け固定される金物本体4と、
前記金物本体4の表面に設けられ、左右の前記サイディング材3の各縁部に設けられた被係合部3a、3bにそれぞれ係合するサイディング材係合部5とを備え、
前記サイディング材係合部5には、前記サイディング材3の被係合部3a、3bの端面が当接される当接部6が前記サイディング材係合部5から突出して形成されている。
前記外壁パネル2は、縦框材と横框材とが矩形状に組み立てられるとともに、この矩形枠の内部に補強芯材が縦横に組まれて枠体が形成され、さらにこの枠体内にグラスウール等の断熱材が充填された状態で枠体の表裏面に合板等の面材が貼設されたものであり、本実施の形態では、図3および図4に示すように、複数の壁パネルが連結された状態で一枚の大型パネルとなる外壁パネル2が形成されている。
前記サイディング材3は、図2および図3に示すように、高さ方向に向かって長尺に形成され、前記金物本体4の表面に設けられたサイディング材係合部5に係合する被係合部3a、3bが各縁部に設けられている。
該被係合部3a、3bは、前記サイディング材係合部5に確実に係合できるように、幅方向一端には、切欠部30が形成された上サネ31aを、他端には下サネ31bを備えている。
前記金物本体4は、図2および図5に示すように、前記外壁パネル2と前記サイディング材3との間に所定の隙間を形成可能な厚さに設定されている。これにより、従来とは異なり、前記サイディング取付金物1を、胴縁を必要とせずに使用することができ、コストを低減させることが可能となる。また、前記隙間が形成されることにより、該隙間を水・通気経路として確保することができるようになっている。
また、この金物本体4の底部には、該金物本体4を前記外壁パネル2の表面にネジ止めして取り付け固定するためのネジ孔4aが形成されている。
前記サイディング材係合部5は、図1に示すように、前記サイディング材3の被係合部3a、3bを挿入するための空間を形成するとともに少なくとも一方の面に前記当接部6を備える立脚部5aと、該立脚部5aから所定の角度で左右交互に折曲加工された複数の係合片5b、5b…とを備えている。
このようなサイディング材係合部5によれば、前記立脚部5aおよび複数の係合片5b、5b…とが金属弾性により僅かに変移可能に構成されて、前記サイディング材3を前記立脚部5aにより形成された空間に挿入し易くなるので、前記サイディング材3を外壁パネル2に取り付ける際、前記サイディング材3の被係合部3a、3bの端面を前記当接部6に確実に当接させることが可能となる。したがって、サイディング材3の製作公差により生じたサイディング材3の取付位置のずれにも容易に対応することができ、前記サイディング材3の左右方向の位置決めを確実に行うことができるようになっている。
前記当接部6は、図1および図2に示すように、前記サイディング材係合部5から突出して形成されており、前記立脚部5aの少なくと一方の面に設けられている。また、複数種類の突出長さを持たせることで、前記サイディング材3の左右方向の位置決めが容易、かつ、確実に行うことが可能となっている。
さらに、本実施の形態においては、前記当接部6は前記立脚部5aの両方の面に設けられており、前記左右のサイディング材3の被係合部3a、3bの端面が当接するようになっている。
次に、以上のような構成のサイディング取付金物1を用いて複数のサイディング材3、3…を外壁パネル2に取り付けるサイディング材取付構造について説明する。
前記サイディング取付金物1が、図1〜図3に示すように、前記外壁パネル2の表面に、左右に所定間隔で取り付けられており、
左右に隣り合うサイディング取付金物1間にサイディング材3が配置されるとともに、このサイディング材3の一方の被係合部3a、3bが一方の前記サイディング取付金物1の係合部5に係合しており、前記サイディング材3の他方の被係合部3a、3bが他方の前記サイディング取付金物1の係合部5に係合しており、
前記サイディング材3の被係合部3a、3bの端面が、前記サイディング取付金物1の当接部6に当接している。
前記サイディング取付金物1は、上述のように、前記外壁パネル2の表面に、左右に所定間隔で取り付けられているが、ここで、前記所定間隔とは、図3に示すように、前記外壁パネル2の縦框材2aおよび縦方向の補強芯材2bの位置を指し、このような外壁パネル2の縦芯材2a、2bの箇所に前記サイディング取付金物1を取り付けることによって、前記サイディング取付金物1の取り付け強度を向上させることができるようになっている。
また、図5に示すように、基礎40上の土台41には前記サイディング材3を支持するとともに前記サイディング材3裏の水抜きをする水抜き用桟50が取付け枠53を介して取り付けられている。前記水抜き用桟50には水抜きのための水抜き穴51が形成されている。そして、前記複数のサイディング材3、3…は、その下端部が水抜き用桟50の支持部52に当接されて支持されている。
以上のようなサイディング材取付構造によれば、左右に隣り合うサイディング取付金物1の一方の前記サイディング取付金物1の係合部5と他方の前記サイディング取付金物1の係合部5とに、前記サイディング材3の一方および他方の被係合部3a、3bを係合させて取り付けることができるので、複数のサイディング材3、3…を外壁パネル2に対して確実に取り付けることが可能となる。
また、前記サイディング材係合部5の当接部6に前記サイディング材3の被係合部3a、3bの端面を当接することにより、前記サイディング材3の取付位置を、前記当接部6が突出した分だけ前記外壁パネル2の左右方向にずらすことが可能となるので、サイディング材3の製作公差により生じたサイディング材3の取付位置のずれにも容易に対応することができ、前記サイディング材3の左右方向の位置決めを確実に行うことができる。
次に、以上のような構成のサイディング取付金物1を用いて複数のサイディング材3、3…を外壁パネル2に取り付けるサイディング材取付方法について説明する。
当接部6の突出長さが異なる複数種類のサイディング取付金物1a、1b、1cを用意しておき、
前記外壁パネル2の表面に、前記サイディング取付金物1を左右に所定間隔で取り付けるとともに、左右に隣り合うサイディング取付金物1の係合部5に、サイディング材3の両端部に設けられた被係合部3a、3bをそれぞれ係合させることで、サイディング材3を取り付けるに際し、
前記外壁パネル2の表面に取り付けるべきサイディング取付金物1を、前記複数種類のサイディング取付金物1a、1b、1cから選択して、外壁パネル2の表面に取り付け、
このサイディング取付金物1の当接部6にサイディング材3の被係合部3a、3bの端面を当接することによって、サイディング材3の左右方向の位置決めを行って、複数のサイディング材3、3…を外壁パネル2に取り付けるようにする。
まず、前記当接部6の突出長さが異なる複数種類のサイディング取付金物1a、1b、1cを用意する。すなわち、図2(a)に示すように、基準となる突出長さに形成された当接部6を備えるサイディング取付金物1(以下、第1のサイディング取付金物1a)と、図2(b)に示すように、該第1のサイディング取付金物1aの当接部6よりも短い突出長さに形成された当接部6を備えるサイディング取付金物1(以下、第2のサイディング取付金物1b)と、図2(c)に示すように、前記第1のサイディング取付金物1aよりも長い突出長さに形成された当接部6を備えるサイディング取付金物1(以下、第3のサイディング取付金物1c)とを用意する。
なお、本実施の形態では、以上のように3種類の突出長さに形成された当接部6としたが、これに限られるものではなく、適宜変更可能であることは言うまでも無い。
そして、図1〜図3に示すように、前記外壁パネル2の表面に、前記サイディング取付金物1を左右に所定間隔で取り付けるとともに、左右に隣り合うサイディング取付金物1の係合部5に、サイディング材3の両端部に設けられた被係合部3a、3bをそれぞれ係合させる。この際、前記外壁パネル2の表面に取り付けるべきサイディング取付金物1を、前記第1〜第3のサイディング取付金物1a、1b、1cの中から選択して、外壁パネル2の表面に取り付けるようにする。
すなわち手順としては、図4に示すように、予め工場で、左から3番目までのサイディング材3を前記第1のサイディング取付金物1aを用いて取り付けておく。
そして、この時に、左側1番目から3番目までのサイディング材3の左右寸法が予定していた寸法よりも右にずれていたら、前記第2のサイディング取付金物1bを用いて左から4番目と5番目のサイディング材3を取り付ける。これにより、左から4番目と5番目のサイディング材3の取り付け位置を左にずらして位置決めできるようになる。
また、左側1番目から3番目までのサイディング材3の左右寸法が予定していた寸法よりも左にずれていたら、前記第3のサイディング取付金物1cを用いて左から4番目と5番目のサイディング材3を取り付ける。これにより、左から4番目と5番目のサイディング材3の取り付け位置を左にずらして位置決めできるようになる。
以上のようなサイディング材取付方法によれば、前記当接部6の突出長さが異なる複数種類のサイディング取付金物1a、1b、1cを用意しておき、この中から選択して前記外壁パネル2の表面に取り付けることによって、前記サイディング材3の取付位置を、前記選択した当接部6の突出長さ分だけ前記外壁パネル2の左右方向にずらすことが可能となるので、サイディング材3の製作公差により生じたサイディング材3の取付位置のずれにも容易に対応することができ、前記サイディング材3の左右方向の位置決めを確実に行うことができるようになる。
また、予め、前記当接部6の突出長さが異なる複数種類のサイディング取付金物1a、1b、1cを用意しておくとともに、ある程度の数のサイディング取付金物1、1…およびサイディング材3、3…を前記外壁パネル2の表面に取り付けておくことによって、前記複数種類のサイディング取付金物1a、1b、1cにより左右方向の位置決めを行いながら、残りのサイディング材3を前記外壁パネル2に取り付けていくだけでサイディング材3の取付作業を進めることができるので、作業効率を向上させることが可能となる。
本実施の形態のサイディング取付金物1、サイディング材取付構造および取付方法によれば、従来とは異なり、胴縁を用いずとも前記サイディング取付金物1を外壁パネル2に縦貼りすることができるのでコストの低減を図ることが可能となる。
その上、サイディング材3の製作公差により生じたサイディング材3の取付位置のずれに対して容易に対応することが可能となるので、前記サイディング材3の左右方向の位置決めを確実に行うことができ、しかも、サイディング材3の取り付けに係る作業効率を向上させることが可能となる。
本発明のサイディング取付金物を示す斜視図である。 サイディング取付金物の設置状態および複数種類の突出長さを備えた当接部を示し、(a)は第1のサイディング取付金物を示す平面図であり、(b)は第2のサイディング取付金物を示す平面図であり、(c)は第3のサイディング取付金物を示す平面図である。 サイディング材の取り付け例を示す斜視図である。 サイディング材の取り付け例を示す正面図である。 サイディング材の取り付け例を示す側面図である。
符号の説明
1 サイディング取付金物
2 外壁パネル
3 サイディング材
4 金物本体
5 サイディング材係合部
6 当接部

Claims (5)

  1. 外壁パネルにサイディング材を取り付けるためのサイディング取付金物において、
    前記外壁パネルの表面に取り付け固定される金物本体と、
    前記金物本体の表面に設けられ、左右の前記サイディング材の各縁部に設けられた被係合部にそれぞれ係合するサイディング材係合部とを備え、
    前記サイディング材係合部には、前記サイディング材の被係合部の端面が当接される当接部が前記サイディング材係合部から突出して形成されていることを特徴とするサイディング取付金物。
  2. 請求項1に記載のサイディング取付金物において、
    前記サイディング材係合部は、前記サイディング材の被係合部を挿入するための空間を形成するとともに少なくとも一方の面に前記当接部を備える立脚部と、該立脚部から所定の角度で左右交互に折曲加工された複数の係合片とを備えていることを特徴とするサイディング取付金物。
  3. 請求項1または2に記載のサイディング取付金物において、
    前記金物本体は、前記外壁パネルと前記サイディング材との間に所定の隙間を形成可能な厚さに設定されていることを特徴とするサイディング取付金物。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のサイディング取付金物を用いて複数のサイディング材を外壁パネルに取り付けるサイディング材取付構造であって、
    前記外壁パネルの表面に、前記サイディング取付金物が左右に所定間隔で取り付けられており、
    左右に隣り合うサイディング取付金物間にサイディング材が配置されるとともに、このサイディング材の一方の被係合部が一方の前記サイディング取付金物の係合部に係合しており、前記サイディング材の他方の被係合部が他方の前記サイディング取付金物の係合部に係合しており、
    前記サイディング材の被係合部の端面が、前記サイディング取付金物の当接部に当接していることを特徴とするサイディング材取付構造。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のサイディング取付金物を用いて複数のサイディング材を外壁パネルに取り付けるサイディング材取付方法であって、
    当接部の突出長さが異なる複数種類のサイディング取付金物を用意しておき、
    前記外壁パネルの表面に、前記サイディング取付金物を左右に所定間隔で取り付けるとともに、左右に隣り合うサイディング取付金物の係合部に、サイディング材の両端部に設けられた被係合部をそれぞれ係合させることで、サイディング材を取り付けるに際し、
    前記外壁パネルの表面に取り付けるべきサイディング取付金物を、前記複数種類のサイディング取付金物から選択して、外壁パネルの表面に取り付け、
    このサイディング取付金物の当接部にサイディング材の被係合部の端面を当接することによって、サイディング材の左右方向の位置決めを行うことを特徴とするサイディング材取付方法。
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