JP2006288953A - 口輪筋及び舌筋鍛練器具 - Google Patents

口輪筋及び舌筋鍛練器具 Download PDF

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Abstract

【課題】口輪筋及び舌筋を直接同時に鍛練可能とするとともに、口輪筋及び舌筋の鍛練によって口輪筋及び舌筋を直接的に強化し、構音や摂食嚥下の際の口輪筋及び舌筋の働きを改善可能にしようとするものである。
【解決手段】上唇82を当接する上唇当接部1と、下唇84を当接する下唇当接部3と、上唇当接部1及び下唇当接部3とを連結する弾性を備えた連結体2を設ける。また、下唇当接部3の上唇当接部1側、上唇当接部1の下唇当接部3側、又は連結体2の内面に舌受片4の一端を固定し、この舌受片4を口内方向に突設して、この突出方向の下面に舌86の押圧受部16を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、口輪筋及び舌筋を鍛練するための鍛練器具に関するものである。
一般的に、口を開けたり閉じたりする動作を司る口輪筋、及び舌の動きを司る舌筋は、発育途中や老化が始まった際には筋肉としての働きが不十分となる場合がある。即ち、食べ物を飲み込む際に、舌筋と口輪筋の不随意運動により、口を閉じると舌が持ち上がることが知られているが、舌筋と口輪筋が発育途中である場合や老化が起こった時に、食べ物がうまく飲み込めないという場合が生じるのは、この口輪筋及び舌筋の不随意運動が起きないためと言われている。そして、様々な言葉を発声したり、食べ物を飲み込んだりする際に、口輪筋が固く閉じ、且つ舌の動きを司る舌筋が強く口蓋に押し付けるという、2つの動作が同時に起きる場合が多い。
そのため、構音や摂食嚥下には、舌筋と口輪筋の両方の働きが重要であると報告されている。そこで、口輪筋の筋力が低下した場合には、よだれを垂らしたり、食事の際に食べ物をこぼしたり、食べ物の嚥下が不自由になったりする不都合が生じる場合がある。そこで、筋力が低下した口輪筋を鍛える口唇器具として、特許文献1に記載の発明の如く、口輪筋を鍛練し、強化するための口唇器具が従来より存在している。
特許第3072626号公報
また、舌先は通常上顎の前歯裏側に位置するが、舌筋の筋力が低下することにより、舌先が下顎の前歯裏側に位置することとなる。従って、舌先が常に下顎の前歯裏側に押し続けることとなるため、歯列に悪影響を及ぼす場合があるということが経験的に知られていた。また、このように舌先が下顎の前歯裏側に位置した状態のまま、歯列の矯正を行って一時的に歯列が矯正されたとしても、時間の経過とともに矯正前の状態に戻ることもあった。そこで、舌筋の筋力を鍛えるために、従来より、割り箸などの細い棒を歯で噛みしめて固定し、このように固定した割り箸を舌の先端で持ち上げる等の方法が一般的に行われていた。
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、口輪筋の筋力を強化可能とするものであって、口輪筋の筋力を鍛練によって間接的には舌筋を強化することは可能であるが、舌筋そのものを直接強化することは不可能であった。また、上記の如く従来より行われている、割り箸などを使用した舌筋の鍛練方法は、舌筋の筋力が確実に強化されるという実証はなく、臨床医の間では、その有効性について疑問が生じていた。
そこで本発明は、上述の如き課題を解決しようとするものであって、口輪筋及び舌筋を同時に鍛練するとともに、舌筋を直接的に鍛練可能とするものであって、口輪筋及び舌筋の鍛練によって口輪筋及び舌筋を強化し、構音や摂食嚥下の際の口輪筋及び舌筋の働きを改善可能なものにしようとするものである。
上述の如き課題を解決するため、上唇を当接する上唇当接部と、下唇を当接する下唇当接部と、上唇当接部及び下唇当接部とを連結する弾性を備えた連結体と、下唇当接部の上唇当接部側、又は上唇当接部の下唇当接部側に一端を固定し、口内方向に突設して、この突出方向の下面に舌の押圧受部を形成した弾性を有する舌受片とから成るものである。
また、上唇を当接する上唇当接部と、下唇を当接する下唇当接部と、上唇当接部及び下唇当接部とを連結する弾性を備えた連結体と、連結体の上唇当接部側、又は連結体の下唇当接部側に一端を固定し、口内方向に突設して、この突出方向の下面に舌の押圧受部を形成した弾性を有する舌受片とから成るものである。
また、上唇当接部は、上唇の装着時において、口外に露出する上唇露出部と、口内に挿入する上唇挿入部と、この上唇挿入部と上唇露出部とを連結する上唇底部とから成るものであっても良い。
また、上唇挿入部は、内面の上端縁から上唇底部方向に上唇凹溝を形成したものであっても良い。
また、上唇挿入部は、上端縁に上唇小帯を挿入するための上唇凹部を設けたものであっても良い。
また、下唇当接部は、下唇の装着時において、口外に露出する下唇露出部と、口内に挿入する下唇挿入部と、この下唇挿入部と下唇露出部とを連結する下唇底部とから成るものであっても良い。
また、下唇挿入部は、内面の下端縁から下唇底部方向に下唇凹溝を形成したものであっても良い。
また、下唇挿入部は、下端縁に下唇小帯を挿入するための下唇凹部を設けたものであっても良い。
また、上唇当接部は、連結体に接続固定した上側受部と、この上側受部を被覆するとともに軟弾性材により形成した上側被覆体とにより形成したものであっても良い。
また、下唇当接部は、連結体に接続固定した下側受部と、この下側受部を被覆するとともに軟弾性材により形成した下側被覆体とにより形成したものであっても良い。
また、連結体は、上唇当接部及び下唇当接部を一体に接続固定したものであっても良い。
また、連結体は、上唇当接部及び下唇当接部を分離可能に接続したものであっても良い。
また、連結体は、上唇当接部及び下唇当接部の外面に、上部板材と下部板材を平行に接続し、この上部板材と下部板材との間を外端部で連結板材にて連結したものであっても良い。
また、連結板材は、内面軸方向にリブを設けたものであっても良い。
また、連結体は、上部板材と下部板材の間隔に介在し、弾性変形の発生位置を調整する支持部材を介装したものであっても良い。
また、支持部材は、連結体の長さ方向に移動配置可能としたものであっても良い。
また、連結体は、発条にて形成したものであっても良い。
また、連結体は、上唇当接部及び下唇当接部の各両端を互いに連結し、環状に形成したものであっても良い。
また、舌受片は、押圧受部を上唇当接部方向に折曲して形成したものであっても良い。
本発明は上記の如く構成したものであるため、口輪筋及び舌筋を同時に鍛練するとともに、舌筋を直接的に鍛練可能とするものであって、口輪筋及び舌筋の鍛練によって口輪筋及び舌筋を強化し、構音や摂食嚥下の際の口輪筋及び舌筋の働きを改善可能なものとしている。
まず、本発明の実施例1を図面に於いて説明すれば、(1)は図4に示す上唇(82)を挿入配置するための上唇当接部であって、図1に示す如く、横U字状に形成した連結体(2)の一端に接続している。また、この連結体(2)の他端には、図4に示す下唇(84)を挿入配置するための下唇当接部(3)を接続しており、この下唇当接部(3)の上唇当接部(1)側には、図4に示す舌(86)で押圧するための舌受片(4)を突設している。
本実施例1の舌筋及び口輪筋鍛練器具について詳細に説明すると、図2に示す如く、上唇当接部(1)は上端幅広のコ字型に形成し、底部を形成する上唇底部(5)と、この上唇底部(5)の両側に突出した上唇露出部(6)及び上唇挿入部(7)とから成るものである。そして、この上唇挿入部(7)の幅方向中央の上唇露出部(6)側には、口内での上唇挿入部(7)の当たりを良好なものとするために、図3に示す如く、内面に上端縁から上唇底部(5)方向に上唇凹溝(8)を形成している。また、上唇露出部(6)の上端縁には、上唇小帯を挿入するための上唇凹部(10)を設けている。
また、図2に示す如く、下唇当接部(3)も上唇当接部(1)と同様に下端幅広のコ字型であって、下唇底部(11)、下唇露出部(12)、及び下唇挿入部(13)とで構成している。また、この下唇底部(11)の上唇当接部(1)側の表面には、板状に形成した弾性を有する舌受片(4)の一端を接続固定し、この舌受片(4)の先端を口内方向に突出させている。
また、この舌受片(4)の他端側を上唇当接部(1)方向に約15°折曲し、この折曲部(15)の下面を、舌を押しつけるための押圧受部(16)としている。また、この舌受片(4)はポリプロピレンにて形成したものであって、上下方向に曲げ変形可能な弾性を有しており、押圧受部(16)に舌を押しつけることにより、舌受片(4)の押圧受部(16)側を弾性によって上唇方向に移動させることが可能となる。
また、上記上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)を連結している連結体(2)は、U字状の曲げた連結板材(17)と、この連結板材(17)を介して、それぞれ平行に接続配置した上部板材(18)及び下部板材(20)とから成るものである。また、この連結体(2)は弾性変形可能なポリプロピレンにて形成したものであり、連結板材(17)は上唇当接部(1)と下唇当接部(3)とを接近方向に加圧することにより、弾性変形を可能としている。
そして、この上部板材(18)及び下部板材(20)の先端に、それぞれ上唇当接部(1)及び下唇当接部(4)の外面を接続固定している。尚、本実施例1では、舌受片(4)及び連結部(2)をポリプロピレンにて形成しているが、他の実施例ではこれに限らず、弾性変形可能な樹脂材や金属により形成することも可能である。
また、この連結体(2)の連結板材(17)の内面の幅方向中央には、図1に示す如く、連結板材(17)の曲げ弾性を高めるために、軸方向にリブ(21)を設けている。また、上記上部板材(18)と下部板材(20)との間には、連結体(2)の弾性変形の発生位置を調整する支持部材(22)を介装している。
この支持部材(22)は、平板状に形成したものであって、上端から下端までの形成長さを、上部板材(18)と下部板材(20)との間隔の長さとほぼ同一としている。また、この支持部材(22)の下端には、支持部材(22)とは垂直な底板(23)を設けている。そのため、上部板材(18)と下部板材(20)との間隙に支持部材(22)を配置した際には、下部板材(20)の上面に底板(23)の底面が当接することにより、支持部材(22)を下部板材(20)に安定した状態で垂直方向に配置することが可能となる。
また、下部板材(20)には、中央軸方向に長尺な貫通長孔(24)を設けるとともに、支持部材(22)の底板(23)の底面には、貫通長孔(24)に挿入可能な挿入突起(25)を設けている。そのため、貫通長孔(24)に支持部材(22)の挿入突起(25)を挿入することにより、支持部材(22)を、常に上部板材(18)と下部板材(20)との間隔内に配置した状態で、軸方向に移動させることが可能となる。
そして、このように上部板材(18)及び下部板材(20)の間隔に支持部材(22)を配置した状態で、上部板材(18)及び下部板材(20)に内方への応力を加えることにより、支持部材(22)の上端及び下端を支点として、上部板材(18)及び下部板材(20)がそれぞれ内方に弾性変形する。
上記の如く構成したものにおいて、装着方法及び舌筋(80)と口輪筋(81)の鍛練方法について、以下に説明する。まず、図4に示す如く、上唇当接部(1)の上唇挿入部(7)を上唇(82)と上顎前歯(83)との間に挿入した状態で、上唇(82)を上唇当接部(1)内に挿入配置する。また、下唇当接部(3)の下唇挿入部(13)を下唇(84)と下顎前歯(85)との間に挿入した状態で、下唇(84)を下唇当接部(4)に挿入配置する。
この時、上唇当接部(1)の上唇露出部(6)及び下唇当接部(3)の下唇露出部(12)は、ともに口外に露出した状態となる。また、上記の如く上唇(82)及び下唇(84)をそれぞれ上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)に挿入配置することにより、下唇当接部(3)に突設した舌受片(4)は口内に配置され、連結体(2)は口外に突出した状態で配置される。
上記の如く舌筋及び口輪筋鍛練器具を装着した状態で、舌筋(80)及び口輪筋(81)の鍛練を行う。まず、舌筋(80)の鍛練方法について説明すると、口内に配置した舌受片(4)の押圧受部(16)に舌(86)を押しつけ、この押圧受部(16)を舌筋(80)により上唇(82)方向に押し上げる。この押圧受部(16)の押し上げにより、舌筋(80)は適度な負荷が付与されて刺激されるため、舌筋(80)の筋力を直接的に強化することが可能となる。
次に、口輪筋(81)の鍛練方法については、上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)が相互に接触する方向に上唇(82)及び下唇(84)を移動させ、上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)が接触した状態か、使用者の最大押圧力で数分間、好ましくは2〜3分間維持する。これにより、上唇(82)及び下唇(84)を、連結体(2)の弾性に抗して移動させることになるため、口輪筋(81)に適度な負荷を与えることができる。従って、口輪筋(81)が刺激され、筋力を強化することが可能となる。また、本発明の舌筋及び口輪筋鍛練器具は、上記の如き舌筋(80)と口輪筋(81)の鍛練を同時に行うことが可能であるため、舌筋(80)及び口輪筋(81)を万遍なく強化することができる。
また、支持部材(22)を連結体(2)の長さ方向に移動配置することにより、連結体(2)の弾性の強さを変化させることが可能となる。即ち、支持部材(22)を上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)側に配置することにより、連結体(2)の弾性は相対的に強くなり、支持部材(22)を連結板材(17)側に配置することにより、連結体(2)の弾性は相対的に弱くなる。
そのため、各使用者の口輪筋(81)の筋力に応じて連結体(2)の弾性を調節することが可能となり、使用者にとって無理や無駄のない鍛練を行うことができる。また、連結体(2)の弾性の強さを更に弱いものとするために、連結体(2)から支持部材(22)を取り外し、支持部材(22)を配置せずに、連結板材(17)の弾性変形のみによって口輪筋(81)に負荷を与え、鍛練を行うことも可能である。
そして、このように舌筋(80)及び口輪筋(81)の筋力を直接的に強化することにより、以下の如き効果を得ることが可能となる。
(イ) 審美・咬合機能面の効果
従来より、下顎前歯(85)の裏側に舌先(87)が常に接触していると、舌先(87)の持続的な圧力によって、上下の前歯が閉まらない開咬となるだけでなく、歯列全体のゆがみや噛み合わせにまで悪影響を与えることが知られている。
そのため、このような歯列全体のゆがみや噛み合わせを生じないようにするためには、舌先(87)を常に上顎前歯(83)裏側の口蓋の位置に接触させた状態とすることが必要となる。そこで、本発明の舌筋及び口輪筋鍛練器具を使用して舌筋(80)の筋力を直接的に強化することにより、舌先(87)を常時上顎前歯(83)裏側の口蓋に接触した状態とすることが可能となる。
(ロ) 疾病予防効果
近年の医学界の通説によると、大きないびきをかく人の約75%は、睡眠時に呼吸が止まってしまう閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)と呼ばれる症状を持っている。そして、この症状を持つ人は、血中酸素が通常の人より30%程度少ないことが報告されており、その結果、心臓の筋肉の働きに必要な酸素が不足することによる突然死、不整脈、狭心症、心筋梗塞等の心疾患を起こしやすいと言われている。また、血液中の血小板が増加して脳梗塞になりやすいとも報告されている。
OSASの原因は舌(86)の位置と関係がある。一般に舌先(87)は、上顎前歯(83)裏側の口蓋部付近にあるが、老化によって舌(86)の筋肉が弱くなると舌先(87)をこの位置に維持していくのが困難となる。そして更に、肥満その他により上気道が狭まった状態になると、顔を上に向けて寝る際に舌根が上気道に沈下してきて上気道を塞ぎ、呼吸を止めてしまうことにより睡眠時無呼吸が起こる。
そこで、本発明の舌筋及び口輪筋鍛練器具を使用して舌筋(80)及び口輪筋(81)に刺激を加えることにより、舌筋(80)の力が強化され、特に意識しなくても舌先(87)が口蓋に触れた状態となり、睡眠中に舌根が上気道に沈下しなくなる。そのため、睡眠時無呼吸が起こらなくなるとともに、それに伴う諸疾病も予防することができる。
(ハ) リハビリ効果(脳卒中等の脳血管障害による片麻痺に対する運動機能の回復)
本発明者は、上唇(82)及び下唇(84)の動きと舌(86)の運動機能との関係を研究してきたところ、唇をつぐむと舌先(87)が自然に連動して上顎前歯(83)裏側の口蓋部付近に触れるように運動することを発見した。この性質を利用して、脳卒中で舌(86)の半分が麻痺した患者に対し、この運動に引っ張られた麻痺側の舌(86)も強制的に動かされる。このように、従来、リハビリ訓練が不可能であった片麻痺の舌(86)に対して特に意識せずに運動機能訓練が可能となり、その結果、次第に正常な発音、食塊形成、嚥下ができるようになる。
(ニ) 美容効果
上気器具を使用して上唇(82)及び下唇(84)を運動させることにより、口輪筋(81)に負荷を与えると、これに連動して上唇挙筋、下唇下制筋等に負荷がかけられてストレッチングされる。これにより、フェイスラインがすっきりし、小顔を作ることが可能となるとともに、筋肉部分の代謝を活発化することができる。
また、前記実施例1では、連結体(2)に上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)を一体に接続固定しているが、本実施例2では、連結体(2)の先端にそれぞれ上側受部(26)及び下側受部(27)を接続固定するとともに、この上側受部(26)及び下側受部(27)に、軟弾性材にて形成した上側被覆体(28)及び下側被覆体(30)を被覆し、この上側受部(26)と上側被覆体(28)とにより上唇当接部(1)を形成するとともに、下側受部(27)と下側被覆体(30)とにより下唇当接部(3)を形成している。
本発明の実施例2を図5に於いて説明すると、連結体(2)の上部板材(18)及び下部板材(20)の先端に、コ字型に形成した上側受部(26)及び下側受部(27)をそれぞれ連結体(2)と一体となるよう接続固定している。また、この上側受部(26)及び下側受部(27)に被覆する上唇被覆体(28)及び下唇被覆体(30)を、伸縮変形可能な弾性を有する軟弾性材により形成し、その外形を、図5に示す如く、上側受部(26)及び下側受部(27)に対応した形状としている。尚、本実施例2では軟弾性材としてゲル部材を使用している。
また、上側被覆体(28)及び下側被覆体(30)の外面中央には、上側被覆体(28)及び下側被覆体(30)の厚さ方向にそれぞれ凹設した長方形状の上側凹部(31)及び下側凹部(32)をそれぞれ開口するとともに、この上側凹部(31)及び下側凹部(32)の内周端面には、上側受部(26)又は下側受部(27)を挿入するための上側挿入孔(34)及び下側挿入孔(35)をそれぞれ設けている。
そして、この上側被覆体(28)及び下側被覆体(30)を引っ張ることにより上側凹部(31)及び下側凹部(32)を拡開し、この上側凹部(31)及び下側凹部(32)から上側挿入孔(34)及び下側挿入孔(35)内に、それぞれ上側受部(26)及び下側受部(27)を挿入することによって、上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)を形成することが可能となる。
このように上側受部(26)及び下側受部(27)にそれぞれ上側被覆体(28)及び下側被覆体(30)を被覆して上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)を形成することにより、上側被覆体(28)及び下側被覆体(30)の有する弾力性によって上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)への上唇及び下唇への触感が柔らかいものとなる。そのため、使用者にとって良好な使用感を得ることが可能となる。
また、上記の実施例2では上側被覆体(28)及び下側被覆体(30)に上側凹部(31)及び下側凹部(32)をそれぞれ形成し、この上側凹部(31)及び下側凹部(32)から上側受部(26)及び下側受部(27)をそれぞれ挿入配置していたが、本実施例3では、図6に示す如く、上側受部(26)及び下側受部(27)を長方形状の略平板状に形成するとともに、この上側受部(26)及び下側受部(27)を挿入可能な断面T字型の上側差込口(36)及び下側差込口(37)を、上側被覆体(28)及び下側被覆体(30)の底部の一端面から他端面まで貫通形成している。そして、この上側差込口(36)と下側差込口(37)内に上側受部(26)及び下側受部(27)を挿入することにより、連結体(2)に上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)を形成することが可能となる。
また、上記の実施例3では、上側被覆体(28)及び下側被覆体(30)をそれぞれ一個の部材で形成しているが、本実施例4では、図7に示す如く、上側被覆体(28)及び下側被覆体(30)をそれぞれ長さ方向に二分割している。そして、上側受部(26)及び下側受部(27)の両端側から上側差込口(36)及び下側差込口(37)に上側被覆体(28)及び下側被覆体(30)をそれぞれ差し込むことにより、上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)を形成することが可能となる。
また、前記の実施例1では下部板材(20)に設けた貫通長孔(24)に、支持部材(22)の底板(23)に設けた挿入突起(25)を挿入して支持部材(22)を配置することにより、支持部材(22)を貫通長孔(24)の形成範囲内で軸方向に移動可能なものとしているが、本実施例4では、図8に示す如く、支持部材(22)の底板(23)に嵌合突起(40)を幅方向に2箇所設けるとともに、下部板材(20)の内面にはこの嵌合突起(40)に嵌合可能な2個の嵌合凹部(41)を、長さ方向に複数対配置している。
このように、嵌合凹部(41)を下部板材(20)の長さ方向に複数対形成することにより、下部板材(20)上に組み付ける支持部材(22)の組み付け位置を移動することが可能となる。このように支持部材(22)に嵌合突起(40)を形成するとともに、下部板材(20)に嵌合凹部(41)を形成し、この嵌合凹部(41)に嵌合突起(40)を嵌合させて支持部材(22)を下部板材(20)に組み付けることにより、支持部材(22)を下部板材(20)に安定した状態で位置固定することが可能となる。
そのため、下部板材(20)への支持部材(22)の組み付け位置を常に定位置に固定することができるため、支持部材(22)の組み付け位置に対応した連結体(2)の弾性強度を相対的に把握することができ、使用者は支持部材(22)の組み付け位置を把握することにより、鍛練の進歩を容易に確認することが可能となる。
また、前記の実施例5では下部板材(20)に設けた嵌合凹部(41)に、支持部材(22)の底板(23)に設けた嵌合突起(40)を嵌合させて支持部材(22)を下部板材(20)上に配置しているが、本実施例6では、図9に示す如く、両端にL字型の側壁(43)を形成した底部材(44)を支持部材(22)の底面に接続し、この底部材(44)の両端の側壁(43)を下部板材(20)の両側端にそれぞれ組み付けることにより、支持部材(22)を下部板材(20)上に摺動可能に配置している。そのため、下部板材(20)に貫通長孔(24)や嵌合凹部(41)を形成する必要がないことから、上部板材(18)と下部板材(20)との弾性にほとんど差が生じず、上部板材(18)と下部板材(20)との弾性をほぼ同一とすることが可能となる。
また、上記の実施例6では支持部材(22)に底部材(44)を設け、この底部材(44)を下部板材(20)に組み付けることにより、支持部材(22)を下部板材(20)上に摺動可能に配置しているが、本実施例7では、図10に示す如く、支持部材(22)の底板(23)の両端に側板(45)をそれぞれ下部板材(20)方向に突設し、この側板(45)の内面に、内方に突出した突部(47)を形成するとともに、下部板材(20)の側面に形成した側面凹溝(46)にこの突部(47)を挿入して、下部板材(20)に支持部材(22)を組み付けている。そのため、安定した状態で支持部材(22)を下部板材(20)に沿って摺動させることが可能となる。
また、上記実施例1〜7では、支持部材(22)を連結体(2)とは別体に形成するとともに、下部板材(20)に組み付けることにより、支持部材(22)を連結体(2)に配置しているが、本実施例8では、図11に示す如く、支持部材(22)を下部板材(20)と一体に内面にヒンジで連結して形成し、この支持部材(22)を下部板材(20)とは垂直に配置されるよう起立させることにより、上部板材(18)と下部板材(20)との間隔に配置している。
また、この支持部材(22)は、下部板材(20)に一定間隔で複数個形成し、任意の位置の支持部材(22)を起立させることにより、連結体(2)の弾性強度を変化させることが可能となる。そのため、製造が容易で廉価な製品を得ることが可能となる。
また、上記実施例1〜8では、上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)を連結体(2)と一体に形成しているが、本実施例9では、図12に示す如く、上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)を連結体(2)と分離可能なものとしている。そして、上唇底部(5)及び下唇底部(11)の外面に上側係合凹部(50)及び下側係合凹部(51)を設けるとともに、この上側係合凹部(50)及び下側係合凹部(51)に係合可能な上側係合突部(53)及び下側係合突部(54)を、上部板材(18)及び下部板材(20)の先端に設ける。
そして、この上側係合凹部(50)及び下側係合凹部(51)に上側係合突部(53)及び下側係合突部(54)をそれぞれ係合することにより、連結体(2)に上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)を接続することが可能となる。このように上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)を連結体(2)と分離可能に形成することにより、使用者の口唇の大きさに合わせて上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)を取り替えることができる。そのため、各使用者の口唇に対応した舌筋及び口輪筋鍛練器具を得ることが可能となる。
また、上記実施例9では、連結体(2)の上部板材(18)及び下部板材(20)の先端において、上側係合凹部(50)及び下側係合凹部(51)に上側係合突部(52)及び下側係合突部(53)をそれぞれ係合することにより、上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)を接続可能としているが、本実施例10では、図13に示す如く、連結体(2)の上部板材(18)及び下部板材(20)の先端に、それぞれ上側底受部(60)及び下側底受部(61)を接続固定し、この上側底受部(60)及び下側底受部(61)の上面に上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)をそれぞれ接続可能なものとしても良い。
また、図13に示す如く、上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)の上唇底部(5)及び下唇底部(11)の外面に、上側嵌合突部(62)及び下側嵌合突部(63)をそれぞれ2箇所設けるとともに、この上側嵌合突部(62)及び下側嵌合突部(63)に係合可能な上側嵌合孔(64)及び下側嵌合孔(65)を、上側嵌合突部(62)及び下側嵌合突部(63)に対応する位置にそれぞれ形成している。そして、上側嵌合孔(64)及び下側嵌合孔(65)に上側嵌合突部(62)及び下側嵌合突部(63)を係合することにより、上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)を連結体に接続することが可能となる。
また、前記実施例10では、上唇底部及び下唇底部に係合突部を2箇所形成するとともに、上側受部及び下側受部に係合孔をそれぞれ2箇所設けたが、本実施例11では、図14に示す如く、上唇底部(5)及び下唇底部(11)の長さ方向に長尺な矢印型の上側係合片(66)及び矢印型の下側係合片(67)をそれぞれ1箇所ずつ形成するとともに、上側受部及び下側受部には、この上側係合片(66)及び下側係合片(67)に係合可能な上側係合溝(70)及び下側係合溝(71)を、それぞれ1箇所ずつ設けている。
また、上記実施例1〜11では、上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)を連結する連結体(2)を、上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)の外面に上部板材(18)及び下部板材(20)を平行に接続し、この上部板材(18)及び下部板材(20)とを連結板材(17)にて連結することにより形成しているが、本実施例12では、図15に示す如く、連結体(2)を上唇当接部(1)及び下唇当接部(3)の各両端を互いに連結し、環状に形成している。
また、上記実施例1〜11及び本実施例12では、舌受片(4)の平面形状を、図16(a)に示す如く長方形状としているが、他の異なる実施例においては、図16(b)〜(d)に示す如く、長さ方向に長尺な楕円形、正円形、幅方向に長尺な楕円形とすることも可能である。また、その他の多角形とすることも可能である。
また、上記実施例1〜11及び本実施例12では、図17(b)に示す如く舌受片(4)を折曲することにより折曲部を設け、この折曲部の下面を押圧受部(16)としているが、他の異なる実施例においては、図17(a)に示す如く、舌受片(4)を折曲せずに先端側の下面を押圧受部(16)とすることも可能である。また、図17(c)に示す如く、舌受片(4)の先端側を湾曲させて、この湾曲部の下面を押圧受部(16)とすることも可能である。
また、上記実施例1〜11及び本実施例12では、図18(a)に示す如く舌受片(4)の押圧受部(16)を平面としているが、他の異なる実施例においては、図18(b)〜(e)に示す如く、凸面、凹面、波形、球形とすることも可能である。
また、上記実施例1〜11及び本実施例12では、図19(a)に示す如く舌受片(4)の全体を平板状に形成しているが、他の異なる実施例においては、図19(b)、(c)に示す如く、先端側を平板状に形成するとともに、基端側を角柱又は円柱状に形成することも可能である。
本発明の実施例1を示す舌筋及び口輪筋鍛練器具の斜視図。 実施例1を示す舌筋及び口輪筋鍛練器具の側面図。 実施例1を示す舌筋及び口輪筋鍛練器具の正面図。 実施例1の舌筋及び口輪筋鍛練器具を使用した状態の図。 本発明の実施例2を示す舌筋及び口輪筋鍛練器具、上唇被覆体及び下唇被覆体の分解斜視図。 本発明の実施例3を示す舌筋及び口輪筋鍛練器具、上唇被覆体及び下唇被覆体の分解斜視図。 本発明の実施例4を示す舌筋及び口輪筋鍛練器具、上唇被覆体及び下唇被覆体の分解斜視図。 本発明の実施例5を示す舌筋及び口輪筋鍛練器具の斜視図。 本発明の実施例6を示す舌筋及び口輪筋鍛練器具の斜視図。 本発明の実施例7を示す舌筋及び口輪筋鍛練器具の斜視図。 本発明の実施例8を示す舌筋及び口輪筋鍛練器具の斜視図。 本発明の実施例9を示す舌筋及び口輪筋鍛練器具の分解斜視図。 本発明の実施例10を示す舌筋及び口輪筋鍛練器具の分解斜視図。 本発明の実施例11を示す舌筋及び口輪筋鍛練器具の分解斜視図。 本発明の実施例12を示す舌筋及び口輪筋鍛練器具の斜視図。 他の異なる実施例を示す舌受片の正面図。 他の異なる実施例を示す舌受片の斜視図。 他の異なる実施例を示す舌受片の側面図。 他の異なる実施例を示す舌受片の斜視図。
符号の説明
1 上唇当接部
2 連結体
3 下唇当接部
4 舌受片
5 上唇底部
6 上唇露出部
7 上唇挿入部
8 上唇凹溝
10 上唇凹部
11 下唇底部
12 下唇露出部
13 下唇挿入部
16 押圧受部
17 連結板材
18 上部板材
20 下部板材
21 リブ
22 支持部材
82 上唇
84 下唇
86 舌

Claims (19)

  1. 上唇を当接する上唇当接部と、下唇を当接する下唇当接部と、上唇当接部及び下唇当接部とを連結する弾性を備えた連結体と、下唇当接部の上唇当接部側、又は上唇当接部の下唇当接部側に一端を固定し、口内方向に突設して、この突出方向の下面に舌の押圧受部を形成した弾性を有する舌受片とから成ることを特徴とする口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  2. 上唇を当接する上唇当接部と、下唇を当接する下唇当接部と、上唇当接部及び下唇当接部とを連結する弾性を備えた連結体と、連結体の上唇当接部側、又は連結体の下唇当接部側に一端を固定し、口内方向に突設して、この突出方向の下面に舌の押圧受部を形成した弾性を有する舌受片とから成ることを特徴とする口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  3. 上唇当接部は、上唇の装着時において、口外に露出する上唇露出部と、口内に挿入する上唇挿入部と、この上唇挿入部と上唇露出部とを連結する上唇底部とから成ることを特徴とする請求項1または2の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  4. 上唇挿入部は、内面の上端縁から上唇底部方向に上唇凹溝を形成したことを特徴とする請求項3の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  5. 上唇挿入部は、上端縁に上唇小帯を挿入するための上唇凹部を設けたことを特徴とする請求項3または4の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  6. 下唇当接部は、下唇の装着時において、口外に露出する下唇露出部と、口内に挿入する下唇挿入部と、この下唇挿入部と下唇露出部とを連結する下唇底部とから成ることを特徴とする請求項1または2の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  7. 下唇挿入部は、内面の下端縁から下唇底部方向に下唇凹溝を形成したことを特徴とする請求項6の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  8. 下唇挿入部は、下端縁に下唇小帯を挿入するための下唇凹部を設けたことを特徴とする請求項6または7の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  9. 上唇当接部は、連結体に接続固定した上側受部と、この上側受部を被覆するとともに軟弾性材により形成した上側被覆体とにより形成したことを特徴とする請求項1または2の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  10. 下唇当接部は、連結体に接続固定した下側受部と、この下側受部を被覆するとともに軟弾性材により形成した下側被覆体とにより形成したことを特徴とする請求項1または2の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  11. 連結体は、上唇当接部及び下唇当接部を一体に接続固定したことを特徴とする請求項1または2の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  12. 連結体は、上唇当接部及び下唇当接部を分離可能に接続したことを特徴とする請求項1または2の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  13. 連結体は、上唇当接部及び下唇当接部の外面に、上部板材と下部板材を平行に接続し、この上部板材と下部板材との間を外端部で連結板材にて連結したことを特徴とする請求項1、2、11または12の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  14. 連結板材は、内面軸方向にリブを設けたことを特徴とする請求項13の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  15. 連結体は、上部板材と下部板材の間隔に介在し、弾性変形の発生位置を調整する支持部材を介装したことを特徴とする請求項1、2、11、12、13、または14の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  16. 支持部材は、連結体の長さ方向に移動配置可能としたことを特徴とする請求項15の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  17. 連結体は、発条にて形成したことを特徴とする請求項1または2の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  18. 連結体は、上唇当接部及び下唇当接部の各両端を互いに連結し、環状に形成したことを特徴とする請求項1または2の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
  19. 舌受片は、押圧受部を上唇当接部方向に折曲して形成したことを特徴とする請求項1または2の口輪筋及び舌筋鍛練器具。
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