JP2014110821A - 口腔機能のトレーニング用器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 口腔機能、とくに咀嚼機能や嚥下機能を回復・維持・向上するためのトレーニングを効果的に実施できる口腔機能トレーニング用器具を提供する。
【解決手段】 把持部と、口腔内に挿入される挿入部とを備え、挿入部には、中空開放構造の楕円体または部分楕円体形状をした弾性体部が設けられている。把持部と挿入部の間には鍔部が設けられているのが好ましく、また弾性体部は、シリコーンゴムまたは熱可塑性エラストマーで形成されているのが好ましい。
【選択図】 図1
【解決手段】 把持部と、口腔内に挿入される挿入部とを備え、挿入部には、中空開放構造の楕円体または部分楕円体形状をした弾性体部が設けられている。把持部と挿入部の間には鍔部が設けられているのが好ましく、また弾性体部は、シリコーンゴムまたは熱可塑性エラストマーで形成されているのが好ましい。
【選択図】 図1
Description
本発明は、口腔機能、とくに舌機能、嚥下機能等の回復、維持、向上を図るための訓練に使用されるトレーニング器具に関する。
病気や加齢が原因となって口腔機能が低下すると、咀嚼力や嚥下機能が低下して食物や飲み物等の摂取が十分にできなくなり、栄養状態の低下を招く。また、嚥下の際に誤って食物が気管に入る現象(以下、この現象を「誤嚥」という。)が発生しやすくなり、誤嚥性肺炎が引き起こされるおそれもある。誤嚥性肺炎は高齢者の死因の上位を占めており、患者や高齢者の誤嚥を防ぐことは、高齢化の進む日本においては喫緊の課題である。なお、口腔機能を低下させる病気としては、脳卒中に代表される脳血管障害等の急性疾患、長期に安静状態が続くことによって起こる廃用症候群、及びサルコペニアや筋萎縮性側索硬化症(ALS)等の進行性疾患などがある。
誤嚥性肺炎発生のリスクを回避するためには、咀嚼や嚥下を正常に行なうことができるかどうかの診断、すなわち嚥下機能の診断が重要となる。嚥下機能の診断には、問診という医師の主観による方法から嚥下造影検査(VFともいう)という客観的な方法まで、幅広い方法が用いられている。この診断の結果、嚥下機能の低下が認められ、口から飲食物を摂取することが困難と判断された場合は、静脈栄養法や経腸栄養法といった経口以外の方法で栄養を摂取することとなるが、この場合には、介護する者の負担が増大するという問題に加えて、被介護者の食べる楽しみが失われ生きる気力も低下するなど、生活の質すなわちQOL(Quality of Life)が低下するという問題がある。
このため、嚥下機能が低下した者に対してトレーニングを行い、口腔機能を改善して再び食べられるようしようとする試みが行なわれている。具体的には、トロミ食などの食物を使用した直接訓練と食物を使用しない間接訓練がある。間接訓練では、口唇や舌の筋力、およびそれらの動作の巧緻性のトレーニングを行うが、以前はガーゼやボタンなどの汎用的なものをトレーニングの意図に合わせて加工して使用していた。しかし近年、トレーニングの効果を高めるために、先行技術文献に示されるような専用のトレーニング器具が考案され臨床での使用が試みられるようになってきている。
これらの器具は、トレーニングを受ける者が能動的に舌や口周辺の筋肉などを動かすことで口腔機能の改善を図るものであるが、実際の食物の咀嚼・嚥下の運動に近い運動ができるとはいえないものが多い。たとえば特許文献1及び3に記載されたものは、舌で動かす部分の形状が平面的であり、食塊の立体的な形状とは異なっている。また、特許文献2に記載されたものは立体的な形状ではあるが、中実の材料で形成されているので形状自体は変化せず、食塊のように咀嚼するごとに形が変化して行くものとは隔たりがある。一方、特許文献4に記載された器具はバルーンが使用されているので食塊に近い形態といえるが、バルーンを少し押しつぶすとバルーン内の圧力が急激に高まり、力を入れてもバルーンの形状はそれほど大きくは変化しないので、やはり食塊の咀嚼・嚥下に近いものとは言い難い。また、バルーンの場合はトレーニングを受ける人の口腔機能の状態に応じて、内圧が異なる複数種類のバルーンを用意するのが好ましいが、内圧を細かく調節しトレーニング中あるいは長期間にわたってその圧力に維持することは、圧力調節機構やバルーン材料のガス透過性の問題などで困難を伴うので、実用性の点で問題がある。
本発明はこれらの問題点を解決するものであり、食塊の咀嚼・嚥下機能を回復・維持・向上するトレーニングに好適な器具を提供することを目的とするものである。
上記の問題点を解決するため、本発明は以下の構成を備える。すなわち本発明の口腔機能トレーニング用器具は、把持部と口腔内に挿入される挿入部とを備え、挿入部には、中空開放構造の楕円体または部分楕円体形状をした弾性体部が設けられていることを特徴とする。
本発明の口腔機能トレーニング用器具は、弾性体部が中空開放構造の楕円体または部分楕円体の形をしているので、舌で弾性体部を押すと楕円体形状が押し潰されて立体的に変化し、食塊を咀嚼・嚥下する動作に近いかたちのトレーニングを実施することができる。また、弾性体部を構成する弾性材料の硬度や肉厚を変えることにより変形に必要な力を調節できるので、トレーニングを受ける者の口腔機能の状態に適した器具を容易に提供できる。さらに、弾性体部が押し潰されてしまうまでは加える力によって確実に変形していくので、従来のバルーンに比べて咀嚼や嚥下のためのトレーニングをしているという実感があり、やる気が高まる。
前述したように、本発明の口腔機能トレーニング用器具は、把持部と口腔内に挿入される挿入部とを備え、挿入部には、中空開放構造の楕円体または部分楕円体形状をした弾性体部が設けられていることを特徴とする。
図1は、本発明の口腔機能トレーニング用器具の第1の実施形態を示したものであり、トレーニングの際に手で持つための把持部1と、口腔内に挿入する挿入部2、及び器具を誤って飲み込むのを防止するための鍔部6を備えている。また、挿入部2は、弾性体で形成された弾性体部3と、弾性体部を把持部と連結する基軸部5から構成されている。弾性体部3は、図に示すように楕円体形状であり中空部4を有している。そして、中空部4は左右両側に開口する開放構造になっている。
図2は、第1の実施形態の正面図であり、トレーニングの際には挿入部2を口腔内に入れ、弾性体部3を舌の上にのせて舌を上方に押し上げる動作をする。そうすると弾性体部3は舌で口蓋に押し付けられる(すなわち、図2の上下方向から力が加わる)ので、中空部4が押し潰されるように変形する。そして、舌の力が強ければ、中空部4は完全に押し潰されて上下が密着する状態まで変形する(図3参照)。この動作を繰り返し行うことによって、口腔機能のトレーニングができるのである。この実施形態では中空部4は左右両側に開口を有する開放された構造になっているが、左右一方のみに開口を有する構造であってもよい。要は、弾性体部を押し潰したときに弾性体部3がその弾性によって変形し、力を除いたときに弾性体部3の弾性によって元の形に復元する構造であればよい。このような機能を満たす範囲で、開口部の位置、大きさ、数、形状は任意のものを選択できる。ただし、開口部を上下の位置に設けると、押しつぶす際に開口部が舌または口蓋で塞がる恐れがあるので、左右方向に設けるのが好ましい。
図1及び図2に示す実施形態では、把持部1の形状は指で持ちやすいようにリング形状をしている。このリングの中空部に指を挿入することにより、しっかりと器具を把持することができる。この例ではリングを単一のリング形状としているが、2本以上のリングがつながった形状にして、複数の指を挿入するようにしてもよい。また、手で持ちやすいものであればリング状以外の任意の形状でよい。
基軸部5は、弾性体部3と把持部1を連結するために設けられており、その太さ、長さ、形状は、目的に応じて任意のものを採用することができるが、形状は歯でくわえやすい平板状にしたものが好ましい。また、図1、図2に示すように、軸に垂直な方向にリブを設け、歯でくわえたときに器具の位置が前後にずれにくいようにしてもよい。基軸部の長さは、舌の位置やトレーニングの目的に応じて、弾性体部3が口腔内で最適な位置にくるように選べばよい。このとき、基軸部5を弾性体部3と同じ弾性材料で構成することで、嚥下動作を行なったときに基軸部が伸長し、食塊を飲み込む動作を擬似的に行なうことができる。このことにより、舌や口周辺の筋力だけではなく喉の筋肉をも訓練することができる。
基軸部5には、上記の弾性材料よりも高い硬度を有する硬質リング(図示せず)を外嵌してもよい。この硬質リングにより、挿入部2を口腔内に挿入したときに基軸部5を歯で噛んでも硬質リングでその力を受け止めることができる。すなわち、基軸部5を繰り返し噛んでも基軸部5が劣化しないため、本発明の口腔機能トレーニング器具を繰り返し使用することができる。この硬質リングには、上記のように軸に垂直な方向にリブを設けてもよい。
把持部1と挿入部2の間に設けられている鍔部6は、トレーニングの際に器具を誤って飲み込むのを防止するために設けられているものであり、口腔内に容易には入らない程度の大きさを有することが好ましい。位置は、基軸部の後端部付近に設けるのが適当である。また、口に当接するものであるので、柔軟な材料で形成されていることが好ましい。鍔部の位置、形状、大きさ、厚さなどは、目的の範囲内で任意に選択することができる。
本発明の口腔機能トレーニング用器具を構成する弾性体部3は、弾性材料で形成されている。弾性材料を例示すると、シリコーンゴム、熱可塑性エラストマー、合成ゴム、天然ゴムなどがあげられるが、弾性特性および安全性の点で、シリコーンゴム及び熱可塑性エラストマーが好ましく、とくに好ましいのはシリコーンゴムである。弾性材料の硬度は、目的に適したものを選べばよいが、硬度10〜80のものが好ましく、特に好ましいのは硬度10〜50の範囲である。ただし、材料の硬度は、この範囲でトレーニングを受ける人の口腔機能に応じて最適となるように選択するのが好ましい。弾性体部の大きさはとくに限定されるものではないが、長軸方向が15〜40mm、単軸方向が10〜25mm程度が適当である。
弾性体部3の表面には、図4に示すような溝7、もしくは図5に示すような中空部と外部とを連通しないスリット8を設けてもよい。この溝もしくはスリットにジャムのような甘味を有するものを塗布し、または味がするタブレット状のものを挿入した状態で挿入部を口腔内に挿入することで、挿入部2を口腔内に挿入したときに味を感じることができ、またトレーニングを行なっても味を長持ちさせることができる。この構成により、トレーニングの際に味を感じることによるモチベーションの向上とともに、唾液の分泌を誘発することが可能となる。このため、口腔内の清潔の維持や実際の嚥下動作に近いトレーニングの実施が期待できる。
図6は、本発明の口腔機能トレーニング用器具の第2の実施形態を示す正面図である。本実施形態では、弾性体部3以外は第1の実施形態と同じ形状をしており、弾性体部3がやや肉厚で中空部4が小さく形成されている。このような形状にすれば、同じ弾性材料を使用しても弾性体部を変形させるために大きな力を必要とするので、口腔機能の高い人向けのトレーニングに適している。
口腔機能の高低に応じて複数種類のトレーニング器具を用意する場合、弾性体部3を変形させるのに必要な力を調節することになるが、その方法としては、上述したように弾性体部3の肉厚を変える方法と、弾性体部を構成する弾性材料の硬度を変える方法があり、必要に応じて最適な方法を選べばよい。場合によっては、肉厚と硬度の両方を変えることもできる。複数のトレーニング用器具を用意する場合には、それぞれを色で区別するようにしておくと便利である。
図7は、本発明の第3の実施形態を示す斜視図であり、図8はその正面図である。本実施形態では、弾性体部3の形状は楕円体形状の先端部側が欠落した部分楕円体形状である。このため、中空部4は先端側に向けても開放されているので、トレーニングにおいては上下に分かれた弾性体部の下側を舌で押して、弾性体部の上側が口蓋に押し付けられるようにする運動を繰り返す。弾性体部の先端側は口の奥側で生体と接触するので、滑らかな形状のものが好ましい。
図9は、本発明の第4の実施形態を示す斜視図である。この実施形態では、弾性体部3は第3の実施形態と同様に部分楕円体形状であるが、把持部1はリング状ではなく長い棒状になっている。この実施形態では、把持部1を手全体で把持すると安定した把持が可能である。
本発明の口腔機能トレーニング用器具は、各部分を別々の材料で形成することもできるが、全体を同じ材料で一体成形すると、製造が容易でコストも安くなるので好ましい。とくに、シリコーンゴムまたは熱可塑性エラストマーで全体を一体成形により製造すれば、全体が弾性材料で形成されるので、生体と接触しても柔らかい感触で快適に使用することができる。また、耐久性に優れているので、繰り返しトレーニングに使用することができる。繰り返し使用する場合は、その都度洗浄して清潔に保つのが好ましい。
本発明の口腔機能トレーニング用器具によって、口腔機能のトレーニングを効果的に行うことができる。すなわち、病気で低下した咀嚼機能や嚥下機能などの口腔機能を回復させるトレーニングに利用できる。トレーニングの結果口腔機能が回復すれば、食物を経口で摂取できるようになるので患者の栄養状態が改善しQOLも高まる。また、健康診断などで口腔機能低下が懸念される高齢者に対して本発明の器具によるトレーニングを実施することにより、口腔機能の維持、向上が期待される。これによって、誤嚥性肺炎など誤嚥によるトラブルを予防することができるので、医療費の削減にもつながる。
1 把持部
2 挿入部
3 弾性体部
4 中空部
5 基軸部
51 リブ
6 鍔部
7 溝
8 スリット
2 挿入部
3 弾性体部
4 中空部
5 基軸部
51 リブ
6 鍔部
7 溝
8 スリット
Claims (8)
- 把持部と、口腔内に挿入される挿入部とを備え、挿入部には、中空開放構造の楕円体または部分楕円体形状をした弾性体部が設けられていることを特徴とする口腔機能トレーニング用器具。
- 前記弾性体部が、シリコーンゴムまたは熱可塑性エラストマーで形成されてなる、請求項1記載の口腔機能トレーニング用器具。
- 器具全体が、シリコーンゴムまたは熱可塑性エラストマーで一体形成されてなる、請求項2記載の口腔機能トレーニング用器具。
- 前記弾性体部を形成する弾性材料の硬度が10〜50の範囲にある、請求項1ないし3のいずれかの項に記載の口腔機能トレーニング用器具。
- 前記把持部と挿入部の間に、器具の口腔内への飲み込みを防止する鍔部を備えてなる、請求項1ないし4のいずれかの項に記載の口腔機能トレーニング用器具。
- 前記挿入部は、弾性体部に加え、弾性体部と把持部とを連結する基軸部が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかの項に記載の口腔機能トレーニング器具。
- 前記基軸部には、硬質リングが外嵌されていることを特徴とする、請求項6に記載の口腔機能トレーニング器具。
- 前記把持部の形状がリング状である、請求項1ないし7のいずれかの項に記載の口腔機能トレーニング用器具。
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