JP2006288124A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械装置が複数の機械共振を持つ場合でもその複数の機械共振に起因する各発振をそれぞれ抑制でき、かつ、経年変化など何らかの原因で機械装置の共振周波数が変化した場合でもノッチフィルタのノッチ周波数の変更を安定かつ自動的に行うことができるモータ制御装置を得ること。
【解決手段】複数のノッチフィルタ5a,5b,5cを備え、機械共振に起因する発振が生じたときに、ノッチフィルタ選択手段8が、周波数推定手段7が推定した発振周波数ωeと複数のノッチフィルタ5a,5b,5cの有効・無効の設定状態及びノッチ周波数とに基づき、ノッチフィルタ5a,5b,5cの中から適切な1つを選択する。そして、その選択されたノッチフィルタにノッチ周波数設定手段9が発振周波数ωeをノッチ周波数ωnとして設定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、機械共振を有する機械装置を駆動制御するモータ制御装置に関し、特に前記機械装置が複数の機械共振を有する場合のモータ制御装置に関するものである。
機械共振を有する機械装置を駆動制御するモータ制御装置としては、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。以下、図4を参照してその概要を説明する。図4は、従来のモータ制御装置の構成例を示すブロック図である。
図4において、モータ1の回転軸には、負荷である機械装置20の駆動軸が連結されている。モータ1には、モータ速度Vaを検出する速度検出手段3が装備されている。速度検出手段3が検出したモータ速度Vaは、速度制御手段4と周波数推定手段7とに与えられる。そして、速度制御手段4とモータ1との間に、ノッチフィルタ5とトルク制御手段6とが直列に配置されている。
速度制御手段4は、外部からの速度指令Vrとモータ速度Vaとの偏差を零に制御するためのトルク指令τ1をノッチフィルタ5に出力する。ノッチフィルタ5は、ノッチ周波数ωnが変更可能であり、入力されたトルク指令τ1からノッチ周波数ωnの周波数成分を除去した新たなトルク指令τ2をトルク制御手段6に出力する。トルク制御手段6は、入力されたトルク指令τ2に従ってモータトルクを制御してモータ1を駆動する。
ここで、機械装置20が持つ機械共振に起因して制御系が発振状態になると、モータ1は、その発振周波数で振動することになり、速度検出手段3にて検出されるモータ速度Vaにはその振動成分が含まれる。そこで、周波数推定手段7は、速度検出手段3にて検出されたモータ速度Vaに含まれる振動成分の周波数を推定し、推定した周波数をノッチフィルタ5にノッチ周波数ωnとして設定し、ノッチフィルタ5のノッチ周波数ωnを機械装置の共振周波数に一致させる。
これによって、機械装置20が持つ機械共振に起因して制御系が発振状態になると、その機械共振の周波数成分がノッチフィルタ5によって除去されるので、機械共振が抑制され、安定な制御が行われる。
この構成では、機械装置20の経年変化など何らかの原因で、機械共振の周波数が上記のように設定したノッチフィルタ5のノッチ周波数ωnからずれた場合に、ノッチフィルタ5による機械共振の抑制ができなくなり、制御ループが発振状態になる。しかし、制御ループが発振状態になると、周波数推定手段7が即座に発振周波数を推定して、推定した周波数をノッチフィルタ5に設定するので、再びノッチ周波数ωnと機械共振の周波数が一致することになり、機械共振が抑制され、安定な制御に復帰することができる。
特開2003−52188号公報
しかしながら、上記従来のモータ制御装置では、機械装置が1つの機械共振しか持たない場合には有効であるが、一組のノッチフィルタ及び周波数推定手段を有しているのみであるので、複数の機械共振を持つ機械装置には対応できないという問題がある。
また、ノッチフィルタには位相を遅らせる特性があるので、ノッチフィルタのノッチ周波数を変更すると制御ループの位相特性が変化する。そのため、上記従来のモータ制御装置では、ノッチ周波数を不用意に変更すると、位相特性の変化によって制御ループが不安定になり、機械共振とは別の発振状態になる可能性がある。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、機械装置が複数の機械共振を持つ場合でもその複数の機械共振に起因する各発振をそれぞれ抑制でき、かつ、経年変化など何らかの原因で機械装置の共振周波数が変化した場合でもノッチフィルタのノッチ周波数の変更を安定かつ自動的に行うことができるモータ制御装置を得ることを目的としている。
上述した目的を達成するために、この発明は、機械装置の機械共振に起因する発振をノッチフィルタによって抑制しつつ当該機械装置をモータで駆動制御するモータ制御装置において、前記モータへの駆動指令の供給ラインに直列に配置される複数のノッチフィルタであって、それぞれ、ノッチ周波数の変更が可能であるとともに、フィルタ機能の有効・無効を切り替えて設定できる複数のノッチフィルタと、前記機械装置の機械共振に起因する発振が生じたときにその発振周波数を推定する周波数推定手段と、前記周波数推定手段にて推定された周波数と各ノッチフィルタの前記有効・無効の設定状態と各ノッチフィルタに設定されているノッチ周波数とに基づき前記複数のノッチフィルタの中の1つを選択するノッチフィルタ選択手段と、前記ノッチフィルタ選択手段にて選択された1つのノッチフィルタのノッチ周波数を前記周波数推定手段にて推定された周波数に設定するノッチ周波数設定手段とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、複数のノッチフィルタを備え、機械共振に起因する発振が生じたときに、推定した発振周波数と各ノッチフィルタの有効・無効の設定状態及びノッチ周波数とに基づき複数のノッチフィルタの中から適切な1つを選択して、ノッチ周波数を再設定するので、複数の機械共振を持つ機械装置であっても各機械共振に起因する発振をそれぞれ適切に抑制することができる。
この発明によれば、機械装置が複数の機械共振を持つ場合でもその複数の機械共振に起因する各発振をそれぞれ抑制できるという効果を奏する。
以下に図面を参照して、この発明にかかるモータ制御装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるモータ制御装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この実施の形態1によるモータ制御装置は、図4(従来例)に示した構成において、機械装置20に代えて、複数の機械共振を持つ機械装置2が設けられている。そして、図4に示したノッチフィルタ5が複数のノッチフィルタ(図示例では、ノッチフィルタ5a,5b,5cの3つ)の直列回路で置き換えてあるとともに、ノッチフィルタ選択手段8とノッチ周波数設定手段9とが追加されている。
直列に配置されたノッチフィルタ5a,5b,5cは、それぞれ、図4に示したノッチフィルタ5と同様に、ノッチ周波数ωnの変更設定が可能であるが、加えて、フィルタ機能を有効状態と無効状態とに切り換えて設定できるようになっている。つまり、ノッチフィルタ5a,5b,5cは、それぞれ、フィルタ機能が無効状態にあるときは入力信号をそのまま出力し、フィルタ機能が有効状態にあるときは入力信号から設定されたノッチ周波数の信号成分を除去して出力するようになっている。
ノッチフィルタ選択手段8は、周波数推定手段7が推定した周波数ωeに基づきノッチフィルタ5a,5b,5cの中の1つを選択する。そして、選択できないときは外部にアラーム信号を出力するようになっている。
ノッチ周波数設定手段9は、ノッチフィルタ5a,5b,5cと周波数推定手段7との間に設けられ、ノッチフィルタ選択手段8が選択したノッチフィルタのノッチ周波数ωnを周波数推定手段7が推定した周波数ωeに設定するようになっている。
次に、この実施の形態1に関わる部分の動作について説明する。複数の機械共振を持つ機械装置2は、ここでは、例えば400Hzと600Hzと800Hzとに機械共振を持つとする。そして、400Hzと600Hzの機械共振は減衰率が小さく、800Hzの機械共振は減衰率が大きいものとする。
減衰率の小さい機械共振に対しては制御ループがその周波数で発振し易いので、ノッチフィルタでその共振に起因する発振を抑制する必要がある。このため、ノッチフィルタ5aには400Hzのノッチ周波数が設定され、ノッチフィルタ5bには600Hzのノッチ周波数が設定され、これによって機械共振に起因する発振を抑制する。一方、減衰率の大きい機械共振に対しては制御ループがその周波数で発振し難いので、積極的に抑制する必要はない。このため、ノッチフィルタ5cは無効状態にしておく。
ここで、ノッチフィルタ選択手段8は、ノッチフィルタ毎に、上記のように設定された有効・無効の状態とノッチ周波数とを管理するとともに、その設定されているノッチ周波数が変更となっても制御ループが不安定にならない範囲として定められた所定周波数範囲を管理している。この所定周波数範囲は、厳密にはノッチ周波数が変化したときの制御ループ位相特性の変化を調べることによって、制御ループが不安定にならないような範囲として定めることができる。また、実際にノッチ周波数を変化させて、制御ループが不安定にならない範囲を探索してもよいし、経験則によって定めることもできる。
以下の説明では、各ノッチフィルタの所定周波数範囲は、設定されたノッチ周波数の±10%に設定することにする。上記の例で言えば、ノッチフィルタ5aの所定周波数範囲は、360Hz〜440Hzとなり、ノッチフィルタ5bの所定周波数範囲は、540Hz〜660Hzとなる。これをノッチフィルタ選択手段8はノッチフィルタ選択の判断資料に用いる。
さて、図1において、400Hzの機械共振周波数が何らかの原因で370Hzに変化したとする。ノッチフィルタ5aに設定されているノッチ周波数は400Hzであり、機械共振周波数(370Hz)から外れるので、ノッチフィルタ5aによって機械共振に起因する発振の抑制ができなくなる。
そのため、370Hzの機械共振に起因する発振が発生し、モータ1が振動する。モータ1の振動は速度検出手段3にて検出され、370Hzの周波数成分を含むモータ速度Vaが出力される。周波数推定手段7は、速度検出手段3にて検出されるモータ速度Vaに基づき発振周波数を推定し、ωe=370Hzの周波数値を出力する。
そこで、ノッチフィルタ選択手段8は、周波数推定手段7にて推定された周波数(ωe=370Hz)と各ノッチフィルタに設定されているノッチ周波数とを比較し、推定された周波数(ωe=370Hz)が所定周波数範囲内に入っているノッチフィルタを選択する。今の例では、ノッチフィルタ5aの所定周波数範囲が360Hz〜440Hzであるので、ノッチフィルタ5aが選択される。
次に、ノッチ周波数設定手段9は、ノッチフィルタ選択手段8にて選択されたノッチフィルタ5aに周波数推定手段7にて推定された周波数(ωe=370Hz)を設定する。これによって、ノッチフィルタ5aのノッチ周波数が再び機械装置の共振周波数(370Hz)と一致することになり、機械共振に起因して発振することが抑制される。
このように、実施の形態1によれば、複数のノッチフィルタを備え、機械共振に起因する発振が生じたときに、推定した発振周波数と各ノッチフィルタの有効・無効の設定状態及びノッチ周波数とに基づき複数のノッチフィルタの中から適切な1つを選択して、ノッチ周波数を再設定するので、複数の機械共振を持つ機械装置であっても適切に機械共振に起因する発振を抑制することができる。
このとき、既に設定されているノッチ周波数を変更しても制御ループが不安定にならない範囲である所定周波数範囲を予め定めておき、ノッチフィルタ選択手段が、周波数推定手段にて推定された発振周波数と各ノッチフィルタに設定されたノッチ周波数とを比較し、推定された発振周波数が所定周波数範囲内に入っているノッチフィルタを選択するようにし、新たに設定されるノッチ周波数が所定周波数範囲内に制限されるようにするので、制御ループの位相特性が大きく変化して不安定になることはなく、安定な制御を維持することができるようになる。
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2によるモータ制御装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、この実施の形態2によるモータ制御装置では、図1(実施の形態1)に示した構成において、ノッチフィルタ選択手段8に代えて、ノッチフィルタ選択手段10が設けられている。
ノッチフィルタ選択手段10は、周波数推定手段7にて推定された発振周波数ωeと各ノッチフィルタに設定されているノッチ周波数ωnとを比較し、その差が前記所定周波数範囲内となるノッチフィルタが存在する場合にはそのノッチフィルタを選択し、存在しない場合には無効状態にあるノッチフィルタを選択するように構成されている。
次に、この実施の形態2に関わる部分の動作について説明する。複数の機械共振を持つ機械装置2は、実施の形態1と同様に、400Hzと600Hzと800Hzとに機械共振を持つとする。そして、400Hzと600Hzの機械共振は減衰率が小さく、800Hzの機械共振は減衰率が大きいものとする。
そして、実施の形態1と同様に、ノッチフィルタ5aとノッチフィルタ5bは、ノッチ周波数が、それぞれ400Hz、600Hzに設定され、ノッチフィルタ5cは無効状態になっているとする。
この実施の形態2では、経年変化などで800Hzの機械共振の減衰率が小さくなった場合の動作について説明する。機械共振の減衰率が大きい場合は発振が起こり難いのに対し、減衰率が小さくなると発振し易くなる。減衰率が小さくなったことによって800Hzの機械共振に起因する発振が起こると、実施の形態1にて説明したように、モータ1が振動し、周波数推定手段7が発振周波数(ωe=800Hz)を推定する。
それを受けてノッチフィルタ選択手段10は、3つのノッチフィルタ5a,5b,5cの中から発振周波数(ωe=800Hz)が前記所定周波数範囲内となるノッチフィルタを探すが、今の例では該当するノッチフィルタは無い。そこで、ノッチフィルタ選択手段10は、無効状態にあるノッチフィルタ5cを選択する。ノッチ周波数設定手段9は、ノッチフィルタ5cのノッチ周波数ωnを800Hzに設定する。これによって、新たに発生した800Hzの機械共振に起因する発振が抑制されるので、安定な制御が持続されることになる。
以上の説明から理解できるように、無効状態にあるノッチフィルタが存在しない場合は新たに発生した機械共振に起因する発振を抑制できない事態となる。このような場合は、ノッチフィルタ選択手段10は、速やかにアラーム信号を外部に出力するようになっている。これによって、モータ1を停止するなど、安全な対策が迅速に取れるようになる。
このように、実施の形態2によれば、ノッチフィルタ選択手段において、周波数推定手段にて推定された発振周波数と各ノッチフィルタに既に設定されているノッチ周波数とを比較し、その差が所定周波数範囲内に収まるノッチフィルタが存在する場合にはそのノッチフィルタを選択し、存在しない場合には無効状態にあるノッチフィルタを選択するようにしたので、それまで顕在化していなかった機械共振が顕在化して発振が生じた場合でも適切にその新たな機械共振に起因する発振を抑制できるようになる。
そして、ノッチフィルタ選択手段において、選択すべきノッチフィルタが存在せず、機械共振に起因する発振を抑制できない場合は、アラーム信号を出力するようにしたので、アラーム信号によって機械装置を停止させるなど、安全な対策が取れるようになる。
実施の形態3.
図3はこの発明の実施の形態3によるモータ制御装置の構成を示すブロック図である。図3に示すように、この実施の形態3によるモータ制御装置では、図1(実施の形態1)に示した構成において、ノッチフィルタ選択手段8に代えてノッチフィルタ選択手段11が設けられ、またノッチ周波数設定手段9に代えてノッチ周波数設定手段12が設けられている。
ノッチフィルタ選択手段11は、各ノッチフィルタに定められている第一の所定周波数範囲を管理し、有効状態にあるノッチフィルタの中で周波数推定手段7にて新たに推定された周波数が前記第一の所定周波数範囲内に収まるノッチフィルタを選択するように構成されている。
ノッチ周波数設定手段12は、各ノッチフィルタに定められている前記第一の所定周波数範囲よりも狭い第二の所定周波数範囲を管理し、ノッチフィルタ選択手段11が選択したノッチフィルタが有効状態にある場合に、当該選択されたノッチフィルタの第二の所定周波数範囲と周波数推定手段7にて新たに推定された発振周波数ωeとを比較し、その新たに推定された発振周波数ωeが当該第二の所定周波数範囲外であるときには、既に設定されているノッチ周波数と新たに設定するノッチ周波数との差が当該第二の所定周波数範囲以内となるように新たに設定するノッチ周波数を修正して当該選択されたノッチフィルタに設定するように構成されている。
次に、この実施の形態3に関わる部分の動作について説明する。複数の機械共振を持つ機械装置2は、実施の形態1と同様に、400Hzと600Hzと800Hzとに機械共振を持つとする。そして、400Hzと600Hzの機械共振は減衰率が小さく、800Hzの機械共振は減衰率が大きいものとする。そして、実施の形態1と同様に、ノッチフィルタ5aとノッチフィルタ5bは、ノッチ周波数が、それぞれ400Hz、600Hzに設定され、ノッチフィルタ5cは無効状態になっているとする。
ノッチフィルタによって機械共振に起因する発振を抑制する効果は、ノッチ周波数が機械装置の共振周波数と正確に一致するときに最大となるが、ノッチ周波数が多少ずれていてもある程度の共振抑制効果が得られる。そこで、この実施の形態3では、ノッチフィルタが有効状態にある場合、つまり、実施の形態1や実施の形態2にて機械共振に起因する発振を抑制すべくノッチ周波数の設定が行われたノッチフィルタにおいて、その後に機械共振の周波数が変化した場合に、制御性を考慮して、まず、ノッチフィルタ選択手段11にて第一の所定周波数範囲を用いてノッチフィルタを選択し、それを対象にしてノッチ周波数設定手段12が第二の所定周波数範囲を用いて新たな共振周波数から多少ずれているノッチ周波数を設定するようにしている。
すなわち、前記第二の所定周波数範囲は、設定されているノッチ周波数が変更となっても制御ループが不安定にならない範囲として定められる。厳密には、ノッチ周波数が変化したときの制御ループ位相特性の変化を調べることによって、制御ループが不安定にならないような範囲として定めることができる。また、実際にノッチ周波数を変化させて、制御ループが不安定にならない範囲を探索してもよいし、経験則によって定めることもできる。この定め方は、実施の形態1での所定周波数範囲と同様である。今の例では、有効状態にあるノッチフィルタは、ノッチフィルタ5a,5bであるので、ノッチフィルタ5aの第二の所定周波数範囲は360Hz〜440Hzとし、ノッチフィルタ5bの第二の所定周波数範囲は540Hz〜660Hzとする。
そして、第一の所定周波数範囲は、第二の所定周波数範囲を共振抑制効果が得られる範囲だけ拡大した周波数範囲に設定する。例えば、第二の所定周波数範囲を5%拡大し、設定されているノッチ周波数の±15%に第一の所定周波数範囲を設定することにすると、ノッチフィルタ5aの第一の所定周波数範囲は340Hz〜460Hzとなり、ノッチフィルタ5bの第一の所定周波数範囲は510Hz〜690Hzとなる。
さて、当初400Hzであった機械共振周波数が何らかの原因で350Hzに変化したとする。今回の機械共振周波数(ωe=350Hz)はノッチフィルタ5aに設定されている400Hzのノッチ周波数から外れるので、機械共振による発振が発生し、モータ1が振動する。モータ1の振動は速度検出手段3にて検出される。周波数推定手段7は速度検出手段3が検出したモータ速度Vaに基づき発振周波数ωeを推定し、ωe=350Hzの周波数値を出力する。
すると、ノッチフィルタ選択手段11は、周波数推定手段7にて推定された周波数(ωe=350Hz)と有効状態にある各ノッチフィルタに設定されている周波数とを比較して、推定された周波数(ωe=350Hz)が第一の所定周波数範囲内に入っているノッチフィルタを選択する。今の例では、ノッチフィルタ5aの第一の所定周波数範囲が340Hz〜460Hzであるので、ノッチフィルタ5aが選択される。
そして、周波数設定手段12は、ノッチフィルタ選択手段11にて選択されたノッチフィルタ5aの第二の所定周波数範囲(360Hz〜440Hz)と周波数推定手段7にて推定された周波数(ωe=350Hz)とを比較する。今の例では、周波数推定手段7にて推定された周波数(ωe=350Hz)はノッチフィルタ5aの第二の所定周波数範囲(360Hz〜440Hz)外となっているので、新たに設定するノッチ周波数ωnを第二の所定周波数範囲(360Hz〜440Hz)に制限して、ノッチフィルタ5aのノッチ周波数ωnをωn=360Hzに修正して設定する。
このように、当初400Hzであった機械共振周波数が何らかの原因で350Hzに変化した場合、ノッチ周波数は、350Hzではなく、10Hzずれた360Hzに変更設定されるが、これによってもある程度の共振抑制効果は得られる。このとき、ノッチ周波数の変化範囲は、上記の例では、40Hzであり、これは第二の所定周波数範囲(360Hz〜440Hz)内に収まっている。つまり、第二の所定周波数範囲は、制御ループが不安定にならないように定められているので、第二の所定周波数範囲内でノッチ周波数を変更しても、制御ループの位相特性が大きく変化することがなく、制御ループが不安定になるのを防止することができる。
新たな発振周波数ωeが第二の所定周波数範囲の周波数から大きくずれている場合に、今まで抑制を担当していたノッチフィルタのノッチ周波数ωnがノッチ周波数設定手段12にて第二の所定周波数範囲に制限されると、発振周波数ωeとノッチ周波数ωnとの差が大きくなりノッチフィルタによる共振抑制効果が期待できないが、上記のようにまず、発振周波数ωeを共振抑制効果が得られるように定めてある第一の所定周波数範囲に収めることができるノッチフィルタを選択し、そのノッチフィルタのノッチ周波数ωnを第二の所定周波数範囲内となるように修正するので、共振抑制効果が得られるようになる。
以上のように、実施の形態3によれば、ノッチ周波数に変更があっても制御ループの安定性を確保できる第二の所定周波数範囲と、それよりも少し広いが共振抑制効果が期待できる第一の所定周波数範囲とを定め、機械共振周波数が当初の周波数から変化した場合、まず、第一の所定周波数範囲を用いて有効状態にある複数のノッチフィルタから適切な1つを選択し、その選択したノッチフィルタのノッチ周波数を第二の所定周波数範囲内に収めるように修正するようにしたので、変化した機械共振に起因する発振を制御ループの安定性を維持しつつ抑制することができる。
以上のように、この発明にかかるモータ制御装置は、工作機械や一般産業用の自動機などの機械装置、特に複数の機械共振を有する機械装置を駆動制御するのに適している。
この発明の実施の形態1によるモータ制御装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2によるモータ制御装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3によるモータ制御装置の構成を示すブロック図である。 従来のモータ制御装置の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 モータ
2 機械装置
3 速度検出手段
4 速度制御手段
5a,5b,5c ノッチフィルタ
6 トルク制御手段
7 周波数推定手段
8 ノッチフィルタ選択手段
9 ノッチ周波数設定手段
10 ノッチフィルタ選択手段
11 ノッチフィルタ選択手段
12 ノッチ周波数設定手段

Claims (7)

  1. 機械装置の機械共振に起因する発振をノッチフィルタによって抑制しつつ当該機械装置をモータで駆動制御するモータ制御装置において、
    前記モータへの駆動指令の供給ラインに直列に配置される複数のノッチフィルタであって、それぞれ、ノッチ周波数の変更が可能であるとともに、フィルタ機能の有効・無効を切り替えて設定できる複数のノッチフィルタと、
    前記機械装置の機械共振に起因する発振が生じたときにその発振周波数を推定する周波数推定手段と、
    前記周波数推定手段にて推定された周波数と各ノッチフィルタの前記有効・無効の設定状態と各ノッチフィルタに設定されているノッチ周波数とに基づき前記複数のノッチフィルタの中の1つを選択するノッチフィルタ選択手段と、
    前記ノッチフィルタ選択手段にて選択された1つのノッチフィルタのノッチ周波数を前記周波数推定手段にて推定された周波数に設定するノッチ周波数設定手段と、
    を備えたことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記ノッチフィルタ選択手段は、前記各ノッチフィルタに定められている所定周波数範囲を管理し、前記周波数推定手段にて推定された発振周波数と各ノッチフィルタに設定されているノッチ周波数とを比較し、その差が前記所定周波数範囲内に収まるノッチフィルタが存在する場合にはそのノッチフィルタを選択することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記ノッチフィルタ選択手段は、前記各ノッチフィルタに定められている所定周波数範囲を管理し、前記周波数推定手段にて推定された発振周波数と各ノッチフィルタに設定されているノッチ周波数とを比較し、その差が前記所定周波数範囲内に収まるノッチフィルタが存在する場合にはそのノッチフィルタを選択し、存在しない場合には無効状態にあるノッチフィルタを選択することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  4. 前記所定周波数範囲は、前記各ノッチフィルタのノッチ周波数が変更されても制御ループが不安定にならない周波数範囲に定められていることを特徴とする請求項2または3に記載のモータ制御装置。
  5. 前記ノッチフィルタ選択手段は、前記各ノッチフィルタに定められている第一の所定周波数範囲を管理し、有効状態にあるノッチフィルタの中で前記周波数推定手段にて推定された周波数が前記第一の所定周波数範囲内に収まるノッチフィルタを選択し、
    前記ノッチ周波数設定手段は、前記各ノッチフィルタに定められている前記第一の所定周波数範囲よりも狭い第二の所定周波数範囲を管理し、前記ノッチフィルタ選択手段にて選択されたノッチフィルタが有効状態にある場合は、当該選択されたノッチフィルタに既に設定されているノッチ周波数と前記周波数推定手段で推定された発振周波数とを比較し、当該推定された発振周波数が前記第二の所定周波数範囲外であるときには、既に設定されているノッチ周波数と新たに設定するノッチ周波数との差が当該第二の所定周波数範囲以内となるように新たに設定するノッチ周波数を修正して当該選択されたノッチフィルタに設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  6. 前記第二の所定周波数範囲は、前記各ノッチフィルタのノッチ周波数が変更されても制御ループが不安定にならない周波数範囲に定められ、
    前記第一の所定周波数範囲は、前記各ノッチフィルタのノッチ周波数を前記第二の所定周波数範囲内に制限した場合でも共振抑制効果が得られる範囲内で当該第二の所定周波数範囲を拡大した周波数範囲に定められている
    ことを特徴とする請求項5に記載のモータ制御装置。
  7. 前記ノッチフィルタ選択手段は、選択すべきノッチフィルタが存在しない場合にはアラーム信号を出力することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のモータ制御装置。
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