JP2006279048A - イメージセンサ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、画素間クロストークを改善したイメージセンサを提供する。本発明はまた、画素間クロストークを改善したイメージセンサの製造方法を提供する。
【解決手段】イメージセンサは第1導電型の半導体基板、基板の所定深さに形成されて半導体基板を第1導電型の上部基板領域及び下部基板領域に分離する第2導電型のディープウェル、入射光に対応して電荷を蓄積する複数の単位画素と、を含み、各単位画素は、各単位画素別に分離された第1導電型のイオン注入領域をそれぞれ含み、複数の単位画素のうち少なくとも一つの単位画素は、第1導電型のイオン注入領域下部に位置して第1導電型のイオン注入領域外側に延長されて隣接画素の第1導電型のイオン注入領域と電気的に分離された第1導電型の上部基板領域を含む。また、イメージセンサの製造方法が提供される。
【選択図】図5A

Description

本発明はイメージセンサ及び製造方法に係り、さらに詳細には画素間クロストークを改善したイメージセンサ及び製造方法に関する。
イメージセンサは光学映像を電気信号に変換させる素子である。最近になって、コンピュータ産業と通信産業の発達によってデジタルカメラ、キャムコーダ、PCS(Personal Communication System)、ゲーム機器、警備用カメラ、医療用マイクロカメラ、ロボットなど多様な分野で性能が向上したイメージセンサの需要が増大している。
イメージセンサの単位画素は入射光を光電変換して光量に対応する電荷を光電変換部に蓄積した後、読み出し動作を介して映像信号を再生するようになる。しかし、入射光は入射した該単位画素の光電変換部に蓄積されない電荷が形成されることがある。例えば、CCD(Charge Coupled Device)の場合にはフォトダイオードの下部及び側部で生成された電荷が垂直伝送CCDチャネルに注入されてスミア(smear)現象が生じることがある。また、CMOSイメージセンサの場合には生成された電荷が隣接画素の光電変換部に移動、蓄積されて画素間クロストーク(pixel crosstalk)が誘発されることがある。
図1を参照すると、画素間クロストークは次のように分けることができる。(a)マイクロレンズ及び/またはカラーフィルター(図面図示せず)を通過して入射した光が相異なる屈折率を有する層間絶縁膜3、4、5で構成された多層構造または不均一な膜の表面で屈折して形成される屈折光、金属配線(M1、M2、M3)の上面または側面で反射されて形成された反射光6により該単位画素ではない隣接した単位画素の光電変換部2に伝えられる光学的クロストーク(optical crosstalk;A)と、(b)波長が長い入射光7により光電変換部の下部や側部で生成された電荷が隣接した単位画素の光電変換部2に伝えられる電気的クロストーク(electrical crosstalk;B)に区分することができる。
クロストークが発生すれば、白黒イメージセンサの場合には解像度が落ちるので画像の歪みが発生することがある。また、レッド(red)、グリーン(green)、ブルー(blue)によるカラーフィルターアレイ(ColorFilterArray;CFA)を用いるカラーイメージセンサの場合には、波長が長いレッド入射光によるクロストークの可能性が大きくて、これにより色調(tint)不良が現われることがある。また、画面上の隣接画素が白く抜けるブルーミング(blooming)現象が現われることがある。
したがって、画素間クロストークを減らすことができるイメージセンサ及びその製造方法が要求される。
韓国公開特許第2001−0061078号
本発明が解決しようとする技術的課題は、画素間クロストークを改善したイメージセンサを提供することにある。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、画素間クロストークを改善したイメージセンサの製造方法を提供することにある。
本発明の技術的課題は、以上で言及した技術的課題で制限されないし、言及されない更なる他の技術的課題は、下記の記載から当業者に明確に理解されることができる。
前記技術的課題を達成するための本発明の一実施形態によるイメージセンサは、第1導電型の半導体基板、基板の所定深さに形成されて半導体基板を第1導電型の上部基板領域及び下部基板領域に分離する第2導電型のディープウェル、入射光に対応して電荷を蓄積する複数の単位画素と、を含み、各単位画素は、各単位画素別に分離された第1導電型のイオン注入領域をそれぞれ含み、複数の単位画素のうち少なくとも一つの単位画素は第1導電型のイオン注入領域下部に位置して第1導電型のイオン注入領域外側に延長されて隣接画素の第1導電型のイオン注入領域と電気的に分離された第1導電型の上部基板領域を含む。
前記他の技術的課題を達成するための本発明の一実施形態によるイメージセンサの製造方法は、第1導電型の半導体基板を提供する段階、半導体基板を第1導電型の上部基板領域及び下部基板領域に分離する第2導電型のディープウェルを半導体基板の所定深さに形成する段階、入射光に対応して電荷を蓄積する複数の単位画素を形成する段階と、を含み、各単位画素は、各単位画素別に分離された第1導電型のイオン注入領域をそれぞれ含み、複数の単位画素のうち少なくとも一つの単位画素は、第1導電型のイオン注入領域下部に位置して第1導電型のイオン注入領域外側に延長されて隣接画素の第1導電型のイオン注入領域と電気的に分離された第1導電型の上部基板領域を含む。
その他、実施形態の具体的な事項は詳細な説明及び図面に含まれている。
前記したようなイメージセンサによれば次のような効果が一つあるいはそれ以上ある。長波長により発生されることがある電気的クロストーク現象を減らすことができる。したがって、画像歪み、色調不良、ブルーミング現象が減少されるので、画像再現特性が改善する。また、長波長により生成された電荷がフォトダイオード領域に蓄積されることができるので、長波長による感度が増加される効果を得ることができる。それだけでなく、第2分離ウェルを形成するためのフォトレジストパターンが比較的簡単なため、高エネルギーを利用したイオン注入工程を無理なく適用することができる。
本発明の利点及び特徴、並びにそれらを達成する方法は、添付される図面と共に詳細に後述する実施形態を参照すると明確になる。しかし本発明は、以下で開示する実施形態に限られるものではなく相異なる多様な形態で具現されるものであり、単に本実施形態は本発明の開示が完全になるようにしており、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範ちゅうを完全に知らせるために提供するものであり、本発明は請求項の範ちゅうにより定義されるだけである。明細書全体にかけて同一参照符号は同一構成要素を指称する。
本発明の実施形態によるイメージセンサは図2ないし図10Bを参照することによってよく理解することができる。
図2は本発明の一実施形態によるイメージセンサのブロック図である。図3は本発明の一実施形態によるイメージセンサの単位画素の回路図である。
図2を参照すると、本発明の一実施形態によるイメージセンサ1は、画素配列部10、タイミングジェネレータ(timing generator;20)、ロウデコーダ(row decoder;30)、ロウドライバ(row driver;40)、相関二重サンプラ(Correlated Double Sampler、CDS;50)、アナログデジタルコンバータ(Analog to Digital Converter、ADC;60)、ラッチ部(latch;70)、カラムデコーダ(column decoder;80)等を含む。
画素配列部10は2次元的に配列された複数の単位画素を含む。複数の単位画素は光学映像を電気信号に変換する役割をする。画素配列部10はロウドライバ40から画素選択信号ROW、リセット信号RST、電荷伝送信号TG等複数の駆動信号を受信して駆動される。また、変換された電気的信号は垂直信号ラインを介して相関二重サンプラ50に提供される。
図3を参照して単位画素100を説明すると、単位画素100は光電変換部110、電荷検出部120、電荷伝送部130、リセット部140、増幅部150、選択部160を含む。本発明の一実施形態では単位画素100が図3でのように4個のトランジスタ構造で形成された場合を図示しているが、3個または5個のトランジスタ構造で形成されることもできる。
光電変換部110は入射光を吸収して、光量に対応する電荷を蓄積する役割をする。光電変換部110はフォトダイオード(photo diode)、フォトトランジスタ(photo transistor)、フォトゲート(photo gate)、ピンフォトダイオード(Pinned Photo Diode;PPD)及びこれらの組合が可能である。
電荷検出部120はフローティング拡散領域(FD;Floating Diffusion region)が主に使われ、光電変換部110で蓄積された電荷を伝送して受ける。電荷検出部120は寄生キャパシタンスを持っているため、電荷が累積的に保存される。電荷検出部120は増幅部150のゲートに電気的に連結されていて、増幅部150を制御する。
電荷伝送部130は光電変換部110から電荷検出部120に電荷を伝送する。電荷伝送部130は一般的に1個のトランジスタで構成され、電荷伝送信号TGにより制御される。
リセット部140は電荷検出部120を周期的にリセットさせる。リセット部140のソースは電荷検出部120に連結されて、ドレインはVddに連結される。また、リセット信号RSTに応答して駆動される。
増幅部150は単位画素100の外部に位置する定電流源(図面図示せず)と組み合わされてソースフォロアーバッファー増幅器(source follower buffer amplifier)の役割をしており、電荷検出部120の電圧に応答して変わる電圧が垂直信号ライン111に出力される。ソースは選択部160のドレインに連結されて、ドレインはVddに連結される。
選択部160は行単位で読みだす単位画素100を選択する役割をする。選択信号ROWに応答して駆動されて、ソースは垂直信号ライン111に連結される。
また、電荷伝送部130、リセット部140、選択部160の駆動信号ライン131、141、161は等しい行に含まれた単位画素が同時に駆動されるように行方向(水平方向)に延長される。
再び図2を参照すると、タイミングジェネレータ20はロウデコーダ30及びカラムデコーダ80にタイミング信号及び制御信号を提供する。
ロウドライバ40はロウデコーダ30でデコーディングされた結果によって複数の単位画素を駆動するための複数の駆動信号を画素配列部10に提供する。一般的にマトリックス形態で単位画素が配列された場合には各行別に駆動信号を提供する。
相関二重サンプラ50は画素配列部10に形成された電気信号を垂直信号ラインを介して受信して保持(ホールド)及びサンプリングする。すなわち、特定の基準電圧レベル(以下、‘雑音レベル(noise level)’)と形成された電気的信号による電圧レベル(以下、‘信号レベル’)を二重にサンプリングして、雑音レベルと信号レベルの差に該当する差のレベルを出力する。
アナログデジタルコンバータ60は差のレベルに該当するアナログ信号をデジタル信号に変換して出力する。
ラッチ部70はデジタル信号をラッチ(latch)して、ラッチされた信号はカラムデコーダ80でデコーディング結果によって順次的に映像信号処理部(図面図示せず)に出力される。
図4は本発明の一実施形態によるイメージセンサの単位画素の光電変換部と第2分離ウェルの位置関係を概略的に説明したレイアウト図である。図5Aは図4のA−A’に沿って切断した断面図である。図5Bは図4のB−B’に沿って切断した断面図である。
図4を参照すると、本発明の一実施形態によるイメージセンサは、複数の単位画素がマトリックス形態に配列されて光学映像を電気信号に変換する。図面には表示しなかったが、入射光はマイクロレンズ及びカラーフィルターを通過して光電変換部に到達するので、所定領域の波長に該当する入射光に対応して電荷が蓄積される。特に、本発明の一実施形態ではベイヤー型にカラーフィルターを配置するが、これに制限されるものではない。ベイヤー型カラーフィルターアレイ(Color Filter Array;CFA)はグリーンがフィルター全体の半分以上を占める。人の目はグリーンに対してより敏感に反応するので、グリーンの正確度がより重要であるためである。
図4ないし図5Bを参照すると、本発明の一実施形態によるイメージセンサは半導体基板101、103、ディープウェル(deep well;102)、第1分離ウェル104、素子分離領域106、第2分離ウェル108、光電変換部110R、110G、110Bを含む。本発明の一実施形態では光電変換部110R、110G、110Bでピンフォトダイオード(Pinned Photo Diode;PPD)を用いて説明する。
半導体基板101、103は第1導電型(例えば、N型)であって、下部及び上部基板領域101、103を含む。すなわち、下部及び上部基板領域101、103は半導体基板101、103内の所定深さに形成される第2導電型(例えば、P型)のディープウェル102により画定される。
ディープウェル102は下部基板領域101の深い所で生成された電荷が光電変換部110R、110G、110Bに流入しないようにポテンシャルバリア(potential barrier)を形成して、電荷とホールの再結合(recommbination)現象を増加させる役割をする。したがって、電荷のランダムドリフト(random drift)による画素間クロストーク現象を減らすことができる。
ディープウェル102は例えば、半導体基板101、103の表面から約3ないし12μmの深さに最高濃度を有して約1ないし5μmの層厚さを形成するように形成されることができる。ここで、約3ないし12μmはシリコーン内で赤外線または近赤外線の吸収波長の長さと実質的に等しい。ここで、ディープウェル102の深さは半導体基板101、103の表面から浅いほど拡散防止効果が大きいのでクロストークが小さくなるが、光電変換部110R、110G、110Bの領域も浅くなるので深い所で光電変換比率が相対的に大きい長波長(例えば、レッド波長)を有する入射光に対する感度が低くなることがある。したがって、入射光の波長領域によってディープウェル102の形成位置は調節することができる。
素子分離領域106は上部基板領域103内に形成されて活性領域を画定する。素子分離領域106は一般的にLOCOS(LOCal Oxidation of Silicon)方法を利用したFOX(Field OXide)またはSTI(Shallow Trench Isolation)になることができる。
また、素子分離領域106の下部には第2導電型(例えば、P+型)の第1分離ウェル(isolation well;104)が形成されることができる。第1分離ウェル104は複数のフォトダイオード112R、112G、112Bを相互に分離する役割をする。フォトダイオード112R、112G、112B間の水平方向のクロストークを減らすために、第1分離ウェル104はフォトダイオード112R、112G、112Bの生成深さと実質的に等しいか、より深く生成されることができる。
光電変換部110R、110G、110BはN型のフォトダイオード112R、112G、112B、P+++型のピニング層(pinning layer;114R、114G、114B)、フォトダイオード112R、112G、112B下部の上部基板領域103を含む。
フォトダイオード112R、112G、112Bは入射光に対応して生成された電荷が蓄積されて、ピニング層114R、114G、114Bは上部基板領域103の領域で熱的に生成されたEHP(Electron−Hole Pair)を減らすことによって暗電流を防止する役割をする。すなわち、上部基板領域103の表面のダングリングボンドで熱的に生成されたEHPのうちで、陽電荷はP+++型のピニング層114R、114G、114Bを介して接地された基板に拡散されて、陰電荷はピニング層114R、114G、114Bを拡散する過程で陽電荷と再結合して消滅される。
フォトダイオード112R、112G、112Bはディープウェル102から所定距離離隔されて形成されるので、フォトダイオード112R、112G、112B下部の上部基板領域103を光電変換する領域として用いることができる。詳細に説明すると、光電変換部110R、110G、110Bは第1導電型のフォトダイオード112R、112G、112Bと、フォトダイオード112R、112G、112B下部に位置して入射光波長によって相異なる面積を有する第1導電型の上部基板領域103を含む。ここで、相異なる面積を有するという意味は、場合によっては上部基板領域103が含まれないこともあることを含む。
特に、本発明の一実施形態では、図5Aでのように、複数の光電変換部110R、110G、110Bのうち少なくとも一つの光電変換部110Rは、フォトダイオード112R下部の上部基板領域103がフォトダイオード112Rの外側に延長されて形成されて、隣接した光電変換部110Gのフォトダイオード112Gとは電気的及び/または物理的に分離される。特に、フォトダイオード112Rの下部の上部基板領域103は少なくとも一部が第1分離ウェル104とオーバーラップする。このようにフォトダイオード112Rの外側に延長されて形成されたフォトダイオード112Rの下部の上部基板領域103は、レッド波長の入射光のように複数の光電変換部110R、110G、110Bに入射する入射光のうち最も長波長の入射光に対応して電荷を蓄積することができる。
フォトダイオード112R、112G、112Bの下部に位置する上部基板領域103は波長が長い入射光に対応して電荷を蓄積するほど面積S1が広い。すなわち、本発明の一実施形態ではレッド領域の波長の入射光に対応する光電変換部(以下、‘レッド光電変換部’)に含まれるフォトダイオード112Rの下部の上部基板領域103は、第1分離ウェル104の下部領域まで延長されて形成される。反面、グリーン及びブルー波長の入射光に対応する光電変換部(以下、‘グリーン光電変換部’、‘ブルー光電変換部’)は、上部基板領域を含まなくて、フォトダイオード112G、112Bのみを含む。
詳細に説明すると、複数の光電変換部110R、110G、110Bのフォトダイオード112R、112G、112Bは第1分離ウェル104により相互に分離されて、フォトダイオード112R、112G、112Bの下部の上部基板領域103は第2分離ウェル108により相互に分離される。第2分離ウェル108は入射光波長が短波長であるほど面積が広い。詳細に説明すると、本発明の一実施形態ではレッドフォトダイオード112Rの下部には第2分離ウェル108が形成されなくて、グリーン及びブルーフォトダイオード112G、112Bの下部には第2分離ウェル108が形成される。すなわち、図4でのようにレッド光電変換部110R及びその周辺領域を除いた他の領域をイオン注入して第2分離ウェル108を形成する。
波長が長いレッド領域の波長はシリコーンでの浸透深さ(penentration depth)が大きいために上部基板領域103で電荷が生成されやすいため、これによるクロストークの可能性が大きい。特に、図5Aでのように所定の傾斜を有した入射光により電荷が上部基板領域103で生成されても、上部基板領域が十分に広いため矢印cのようにフォトダイオード112Rに蓄積されることができる。したがって、レッドフォトダイオード112Rの感度が増加される効果を得ることができる。反面、グリーンまたはブルー領域の波長はレッド領域の波長に比べてシリコーンでの浸透深さが大きくないためフォトダイオード112G、112Bの下部の上部基板領域103の面積はイメージセンサの動作特性や工程条件などによって調節することができる。図5A及び図5Bでのようにフォトダイオード112G、112Bの下部及び第1分離ウェル104下部に延長されて第2分離ウェル108が形成された場合、外部で生成された電荷がフォトダイオード112G、112Bに流入することを遮断することができて、矢印dとeのようにグリーン及びブルー波長の入射光により生成された電荷はフォトダイオード112G、112Bに蓄積されることができる。
一方、本発明の一実施形態は高エネルギーを利用して第1分離ウェルを深く形成して複数の光電変換部を分離する場合(すなわち、フォトダイオードとフォトダイオード下部の上部基板領域を第1分離ウェルにより同時に分離する場合)に比べてクロストークの可能性を大きく減らすことができる。詳細に説明すると、第1分離ウェルを深く形成してレッド、グリーン、ブルー光電変換部がすべて等しい大きさのフォトダイオード下部の上部基板領域を具備するようになれば、所定の傾斜を有した入射光により第1分離ウェルで光電変換できるのでクロストークの可能性が相変らず存在するためである。また、製造工程上で比較しても、第1分離ウェルを深く形成しようとするならフォトレジストの厚さが厚くなり工程上微細なパターン形成がむずかしい。したがって、図4でのように光電変換部110R、110G、110Bと第2分離ウェル108を形成すればフォト工程のパターン幅が十分に大きいため工程が容易である。
図6A及び図6Bは本発明の他の実施形態によるイメージセンサの単位画素を説明するための断面図である。図5A及び図5Bと実質的に等しい構成要素に対しては等しい図面符号を用いており、該構成要素に対する詳細な説明は省略する。
図6A及び図6Bでのように、本発明の他の実施形態によるイメージセンサはフォトダイオード112R、112G、112Bの下部の上部基板領域103が本発明の一実施形態に比べて深い。したがって、長波長により上部基板領域103で生成されることができる電荷の蓄積能力が向上させることができて、色感度を向上させることができる。
図7は本発明の更なる他の実施形態によるイメージセンサの単位画素の光電変換部と第2分離ウェルの位置関係を概略的に説明したレイアウト図である。図8Aは図7のA−A’を切断した断面図である。図8Bは図7のB−B’に沿って切断した断面図である。
本発明の更なる他の実施形態によるイメージセンサが一実施形態によるイメージセンサと違う点は、第2分離ウェル108が形成される領域を最小化して光電変換部110R、110G、110Bの領域を最大化したという点である。すなわち、グリーン及びブルー光電変換部110G、110Bもフォトダイオード112G、112B下部の上部基板領域103がそれぞれ所定面積S2、S3で形成されるという点である。特に、波長の長さはレッド、グリーン、ブルーの順序であるのでフォトダイオード112R、112G、112B下部の上部基板領域103の面積もレッド、グリーン、ブルーの順序であることが望ましい(S1≧S2≧S3)。したがって、図7でのようにレッド光電変換部110Rは一実施形態と等しく形成して、グリーン光電変換部110G下部の上部基板領域103は一方向に延長されて形成して、ブルー光電変換部110B下部の上部基板領域103はブルー光電変換部110Bとオーバーラップするようにすることができる。グリーン及びブルー光電変換部110G、110Bもフォトダイオード112G、112B下部の上部基板領域103を具備するので、フォトダイオード112G、112B下部で生成された電荷等もフォトダイオード112G、112Bに蓄積することができる。
図9は本発明の更なる他の実施形態によるイメージセンサの単位画素の光電変換部と第2分離ウェルの位置関係を概略的に説明したレイアウト図である。図10Aは図9のA−A’を切断した断面図である。図10Bは図9のB−B’に沿って切断した断面図である。
本発明の更なる他の実施形態によるイメージセンサはフォトダイオード112R、112G、112B領域を中心にして所定面積のフォトダイオード112R、112G、112B下部の上部基板領域103を確保する。やはり、波長の長さはレッド、グリーン、ブルーの順序であるのでフォトダイオード112R、112G、112B下部の上部基板領域103の面積もレッド、グリーン、ブルーの順序であることが望ましい(S1≧S2≧S3)。特に、ブルー波長の場合には図面には表示しなかったが短波長を主に光電変換するのでフォトダイオード112B下部の上部基板領域103を確保しなくて、フォトダイオード112B下部の全領域に第2分離ウェル108を形成することができる。
本発明の実施形態によるイメージセンサは長波長により形成されることがある電気的クロストーク現象を減らすことができる。したがって、画像歪み、色調不良、ブルーミング現象などが減少されるので、画像再現特性が改善する。また、長波長により生成された電荷がフォトダイオード領域に蓄積されることができるので、長波長による感度が増加される効果を得ることができる。
以下、図11Aないし図11Dを参照して、本発明の一実施形態によるイメージセンサの製造方法を説明する。図11Aないし図11Dは本発明の一実施形態によるイメージセンサの製造方法を説明するための各製造工程における段階別断面図である。
図11Aを参照すると、まず、第1導電型の半導体基板101、103の所定領域に不純物をイオン注入して、ディープウェル102を形成する。例えば、ディープウェル102はn型の基板を用いる場合半導体基板101、103と他の第2導電型のイオンであるホウ素イオンを約2MeV以上の注入エネルギー、約1×1011ないし約1×1016イオン/cmの注入量(dose)で注入して形成することができる。ここで、ディープウェル102の形成深さは半導体基板101、103の表面から約3ないし12μmであって最高濃度は約1×1015ないし約1×1020原子/cmである。
図11Bを参照すると、ディープウェル102が形成された半導体基板101、103の上部基板領域103に素子分離領域106を形成して画素と周辺回路が形成される活性領域(図面図示せず)を画定する。
続いて、素子分離領域106下部に不純物をイオン注入して水平方向のクロストークを減らすための第2導電型の第1分離ウェル104を形成する。ここで、第1分離ウェル104は不純物の濃度が約1×1016ないし約1×1018原子/cmであって、生成深さはフォトダイオードの生成深さと実質的に等しいか、さらに深く生成されることができる。
図11Cを参照すると、活性領域(図面図示せず)上に不純物をイオン注入してフォトダイオード112R、112G、112Bとピニング層114R、114G、114Bを形成する。ここで、フォトダイオード112R、112G、112Bとピニング層114R、114G、114Bは2回の相異なるイオン注入工程を介して形成される。すなわち、周辺のソース、ドレインよりもっと深く第1導電型の不純物をイオン注入してフォトダイオード112R、112G、112Bを形成して、フォトダイオード112R、112G、112B上部に第2導電型の不純物を低いエネルギー、高い注入量(dose)でイオン注入して半導体基板101、103の表面近所にピニング層114R、114G、114Bを形成する。但し、フォトダイオード112R、112G、112Bはディープウェル102から所定距離離隔されて形成される。フォトダイオード112R、112G、112Bの不純物濃度は約1×1015ないし約1×1018原子/cmであることがあって、ピニング層114R、114G、114Bの不純物濃度は約1×1018ないし約1×1022原子/cmであることがある。ここで、ドーピングされる濃度及び位置は製造工程及び設計にしたがって変えることができるのでこれに制限されない。
図11Dを参照すると、続いて、フォトダイオードの下部に位置する上部基板領域を単位画素別に分離するが、入射光波長によって相異なる面積を有するように第2分離ウェル108を形成する。第2分離ウェル108は前段階の結果物に第2導電型の不純物を約1ないし3MeVのエネルギーで、約1×1012ないし約1×1015イオン/cmのドーズでイオン注入して形成する。高エネルギーを利用するイオン注入工程であっても、図4でのように比較的単純なフォトレジストパターンを利用するので工程が容易である。
本発明の一実施形態によるイメージセンサはディープウェル102、第1分離ウェル104、フォトダイオード112R、112G、112B及びピニング層114R、114G、114Bの順序で形成したが、これは製造工程及び設計方式によって変えることができるということは当業者に自明である。
本発明の他の実施形態によるイメージセンサはディープウェル102を一実施形態より深く形成して、第2分離ウェル108を複数回のイオン注入で形成してフォトダイオード112R、112G、112Bの下部の上部基板領域103を分離することによって製造することができる。例えば、順序通り約3MeV、2MeV、1MeVのエネルギーを利用してイオン注入することによって、深く連結した第2分離ウェル108を形成することができる。
以上、本発明の一実施形態及び他の実施形態によるイメージセンサの製造方法のみを説明したが、当業者ならば一実施形態の製造方法から更なる他の実施形態による製造方法を十分に技術的に類推することができるのでその説明を省略する。
本発明に関するさらに詳細な内容は次の具体的な実験例を介して説明し、ここに記載されない内容はこの技術分野で熟練された者ならば十分に技術的に類推することができることであるので説明を省略する。
<実験例1>
N型半導体基板内にP型のディープウェルを形成してP型のディープウェル下部を下部基板領域で、上部を上部基板領域で画定した。P型のディープウェルから所定距離離隔させて上部基板領域内に複数のピンフォトダイオード(PPD)を形成した。その後、ピンフォトダイオード下部の上部基板領域を分離するように、図4でのように第2分離ウェルを形成する。続いて、波長によるカラーイメージセンサの分光感度特性を測定した。その結果が図12に示されている。
図12のx軸は波長を示して、y軸は分光感度(spectral response)を示して、実線は本発明の実験例による結果であって、点線は従来技術による結果を示す。ここで、分光感度は標準化された値を用いる。まず従来技術の場合には波長が長くなるほどクロストークが生じて該領域外の他の領域の分光特性を示した。例を挙げて説明すれば、約600nm以上の波長でレッド画素の出力R1だけ現われて、グリーン画素の出力G1、ブルー画素の出力B1はほとんどあってはならない。ところが、従来技術の場合には600nm以上の波長でグリーン及びブルー画素の出力G1、B1が相当に大きくて、クロストークにより色純度が落ちることが分かった。一方、本発明の実験例の場合には600nm以上の波長でレッド画素の出力R2が主に現われて、グリーン及びブルー画素の出力G2、B2は相当に小さくてクロストーク特性が改善されたことが分かる。
以上、添付した図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は本発明の技術的思想や必須な特徴を変更しなくて他の具体的な形態で実施できるということを理解することができる。それゆえ以上で記述した実施形態はすべての面で例示的なものであって限定的でないことを理解しなければならない。
本発明の実施形態によるイメージセンサはCCD(Charge Coupled Device)とCMOSイメージセンサに適用される。ここで、CCDはCMOSイメージセンサに比べて雑音(ノイズ)が少なくて画質が優秀であるが、高電圧を要求して工程単価が高い。CMOSイメージセンサは駆動方式が簡便であって多様なスキャニング方式で具現可能である。また、信号処理回路を単一チップに集積することができて製品の小型化が可能であり、CMOS工程技術を互換して用いることができて製造単価を低めることができる。電力消耗も非常に低くてバッテリー容量が制約的である製品に適用が容易である。
本発明の一実施形態によるイメージセンサの画素配列部を示した図面である。 本発明の一実施形態によるイメージセンサのブロック図である。 本発明の一実施形態によるイメージセンサの単位画素の回路図である。 本発明の一実施形態によるイメージセンサの単位画素の光電変換部と第2分離ウェルの位置関係を概略的に説明したレイアウト図である。 図4のA−A’に沿って切断した断面図である。 図4のB−B’に沿って切断した断面図である。 本発明の他の実施形態によるイメージセンサの単位画素を説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態によるイメージセンサの単位画素を説明するための断面図である。 本発明の更なる他の実施形態によるイメージセンサの単位画素の光電変換部と第2分離ウェルの位置関係を概略的に説明したレイアウト図である。 図7のA−A’を切断した断面図である。 図7のB−B’に沿って切断した断面図である。 本発明の更なる他の実施形態によるイメージセンサの単位画素の光電変換部と第2分離ウェルの位置関係を概略的に説明したレイアウト図である。 図9のA−A‘を切断した断面図である。 図9のB−B’に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態によるイメージセンサの製造方法を説明するための各製造工程中間段階別断面図である。 本発明の一実施形態によるイメージセンサの製造方法を説明するための各製造工程中間段階別断面図である。 本発明の一実施形態によるイメージセンサの製造方法を説明するための各製造工程中間段階別断面図である。 本発明の一実施形態によるイメージセンサの製造方法を説明するための各製造工程中間段階別断面図である。 本発明の一実施形態によるカラーイメージセンサを製造して測定した分光感度特性を示した図面である。
符号の説明
1 イメージセンサ
10 画素配列部
20 タイミングジェネレータ
30 ロウデコーダ
40 ロウドライバ
50 相関二重サンプラ
60 アナログデジタルコンバータ
70 ラッチ部
80 カラムデコーダ
100 単位画素
101 下部基板領域
102 ディープウェル
103 上部基板領域
104 第1分離ウェル
106 素子分離領域
108 第2分離ウェル
110 光電変換部
110R レッド光電変換部
110G グリーン光電変換部
110B ブルー光電変換部
120 電荷検出部
130 電荷伝送部
140 リセット部
150 増幅部
160 選択部

Claims (22)

  1. 第1導電型の半導体基板と、
    前記基板の所定深さに形成されて前記半導体基板を前記第1導電型の上部基板領域及び下部基板領域に分離する第2導電型のディープウェルと、
    入射光に対応して電荷を蓄積する複数の単位画素と、を含み、
    前記各単位画素は、前記各単位画素別に分離された第1導電型のイオン注入領域をそれぞれ含み、
    前記複数の単位画素のうち少なくとも一つの単位画素は、前記第1導電型のイオン注入領域下部に位置して前記第1導電型のイオン注入領域外側に延長されて隣接画素の前記第1導電型のイオン注入領域と電気的に分離された第1導電型の上部基板領域を含むことを特徴とするイメージセンサ。
  2. 前記少なくとも一つの単位画素は前記複数の単位画素に入射する入射光のうち最も長波長の入射光に対応して電荷を蓄積することを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  3. 前記第1導電型の上部基板領域は第2導電型の第1分離ウェルにより画定されることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  4. 前記複数の単位画素は、レッド領域の波長、グリーン領域の波長及びブルー領域の波長の入射光に対応して電荷を蓄積するレッド単位画素、グリーン単位画素及びブルー単位画素を含み、前記少なくとも一つの単位画素はレッド単位画素であることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  5. 前記グリーン及びブルー単位画素は前記第1導電型のイオン注入領域のみを含むことを特徴とする請求項4に記載のイメージセンサ。
  6. 前記レッド単位画素に含まれる前記第1導電型の上部基板領域の面積が、前記グリーン及びブルー単位画素に含まれる前記第1導電型の上部基板領域の面積より広いことを特徴とする請求項4に記載のイメージセンサ。
  7. 前記グリーン単位画素に含まれる前記第1導電型の上部基板領域の面積は、前記ブルー単位画素に含まれる前記第1導電型の上部基板領域の面積より広いことを特徴とする請求項6に記載のイメージセンサ。
  8. 前記レッド、グリーン及びブルー単位画素はベイヤー型に配列されたことを特徴とする請求項4に記載のイメージセンサ。
  9. 前記第1導電型のイオン注入領域は第2導電型の第2分離ウェルにより前記各単位画素別に分離されることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  10. 前記第2導電型の第2分離ウェルは前記第1導電型のイオン注入領域と実質的に同じであるかさらに深い位置まで形成されることを特徴とする請求項9に記載のイメージセンサ。
  11. 前記第1導電型の上部基板領域は少なくとも一部が前記第2分離ウェルとオーバーラップすることを特徴とする請求項9に記載のイメージセンサ。
  12. 第1導電型の半導体基板を提供する段階と、
    前記半導体基板を前記第1導電型の上部基板領域及び下部基板領域に分離する第2導電型のディープウェルを前記半導体基板の所定深さに形成する段階と、
    入射光に対応して電荷を蓄積する複数の単位画素を形成する段階と、を含み、
    前記各単位画素は、前記各単位画素別に分離された第1導電型のイオン注入領域をそれぞれ含み、
    前記複数の単位画素のうち少なくとも一つの単位画素は、前記第1導電型のイオン注入領域下部に位置して前記第1導電型のイオン注入領域外側に延長されて隣接画素の前記第1導電型のイオン注入領域と電気的に分離された第1導電型の上部基板領域を含むことを特徴とするイメージセンサの製造方法。
  13. 前記少なくとも一つの単位画素は前記複数の単位画素に入射する入射光のうち最も長波長の入射光に対応して電荷を蓄積することを特徴とする請求項12に記載のイメージセンサの製造方法。
  14. 前記第1導電型の上部基板領域は第2導電型の第1分離ウェルにより画定されることを特徴とする請求項12に記載のイメージセンサの製造方法。
  15. 前記複数の単位画素は、レッド領域の波長、グリーン領域の波長及びブルー領域の波長の入射光に対応して電荷を蓄積するレッド単位画素、グリーン単位画素及びブルー単位画素を含み、前記少なくとも一つの単位画素はレッド単位画素であることを特徴とする請求項12に記載のイメージセンサの製造方法。
  16. 前記グリーン及びブルー単位画素は前記第1導電型のイオン注入領域のみを含むことを特徴とする請求項15に記載のイメージセンサの製造方法。
  17. 前記レッド単位画素に含まれる前記第1導電型の上部基板領域の面積が、前記グリーン及びブルー単位画素に含まれる前記第1導電型の上部基板領域の面積より広いことを特徴とする請求項15に記載のイメージセンサの製造方法。
  18. 前記グリーン単位画素に含まれる前記第1導電型の上部基板領域の面積は、前記ブルー単位画素に含まれる前記第1導電型の上部基板領域の面積より広いことを特徴とする請求項17に記載のイメージセンサの製造方法。
  19. 前記レッド、グリーン及びブルー単位画素はベイヤー型に配列されたことを特徴とする請求項15に記載のイメージセンサの製造方法。
  20. 前記第1導電型のイオン注入領域は第2導電型の第2分離ウェルにより前記各単位画素別に分離されることを特徴とする請求項12に記載のイメージセンサの製造方法。
  21. 前記第2導電型の第2分離ウェルは前記第1導電型のイオン注入領域と実質的に同じであるかさらに深い位置まで形成されることを特徴とする請求項20に記載のイメージセンサの製造方法。
  22. 前記第1導電型の上部基板領域は少なくとも一部が前記第2分離ウェルとオーバーラップすることを特徴とする請求項20に記載のイメージセンサの製造方法。
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