JP2006276754A - オペレータ業務支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータの作業効率を向上するオペレータ業務支援システムを提供する。
【解決手段】オペレータ業務支援システム100は、通話内容をオペレータ音声とユーザ音声とに分離して記録するとともに音声認識してテキストデータに変換し、画面に表示する。テキストを表示する際、あらかじめ指定されたキーワードを強調表示する。テキストが表示されたセルをクリックすることにより、対応する音声が再生され、聞き起こし作業を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、オペレータ業務支援システムに関する。
コールセンター業務において、運用コスト削減のために、1件あたりの処理時間をいかに短くするかが大きな命題となっている。受発注系の業務(たとえば通販などにおけるもの)の定型化された業務では、応対マニュアルや顧客情報を、着信と同時に画面ヘポップアップするシステムなど、様々な支援ツールが開発・適用されている。一方、家電やPCなどの、操作方法や障害対処などの問合せ窓口である技術サポート系のコールセンターでは、応対内容が多岐に渡り、また1通話が数十分に渡るなど長くなる場合もある。このため、応対シナリオを定型化しにくく、オペレータのスキルに頼っている部分が多い。
これらの業務において、オペレータは、通話終了後にはユーザからの問い合わせ内容、回答内容などを業務ログとして一件一葉で作成するのが通常である。しかしながら、ユーザへ操作説明する場合は、オペレータも同時に操作、表示内容を確認しながら通話しているケースも多く、通話中に会話の内容を逐一記録しておくことは困難である。そのため、業務ログ作成作業はユーザとの会話を思い出しながら実施しなければならず、多大な負荷と時間がかかっていた。このため、通話中の音声データを文字列に変換して記録するためのシステムが開発されてきた。このようなオペレータ業務支援システムの例は、特許文献1に開示される。
特開平11−338494号公報
しかしながら、従来のオペレータ業務支援システムにおいては、音声認識の結果得られたテキストがそのまま表示されるだけであるため、オペレータの作業効率が向上しないという問題があった。たとえば、オペレータがそのテキストを短時間に把握することを助けるための表示機能や、オペレータがそのテキストに関連して参照したい情報を得るための機能は備えられていない。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、オペレータの作業効率を向上するオペレータ業務支援システムを提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、この発明に係るオペレータ業務支援システムは、電話を介した通話を記録するとともに、通話に伴うオペレータ業務を支援する、オペレータ業務支援システムであって、通話の音声データをテキストデータに変換する音声認識部と、テキストデータを表示する出力部とを備え、音声認識部は、音声データをテキストデータに変換する際に、あらかじめ指定されたキーワードについては、マーキングを施したテキストデータに変換し、出力部は、マーキングされたキーワードを強調表示する。
また、この発明に係るオペレータ業務支援システムは、電話を介した通話を記録するとともに、通話に伴うオペレータ業務を支援する、オペレータ業務支援システムであって、通話の音声データをテキストデータに変換する音声認識部と、テキストデータに加工を施す応対ログ処理部と、加工を施されたテキストデータを表示する出力部とを備え、応対ログ処理部は、テキストデータに含まれる、あらかじめ指定されたキーワードにマーキングを施し、出力部は、マーキングされたキーワードを強調表示する。
オペレータの操作を受け付ける入力部をさらに備え、出力部は、キーワードに関して入力部が受け付けた操作に応じて、あらかじめキーワードに関連付けられた情報を表示してもよい。
キーワードがあらかじめ指定された不要語である場合、出力部は、不要語の表示形式を変更するか、または、不要語の表示を削除してもよい。
また、この発明に係るオペレータ業務支援システムは、電話を介した通話を記録するとともに、通話に伴うオペレータ業務を支援する、オペレータ業務支援システムであって、
音声データをステレオ形式で格納する音声記憶部と、通話のオペレータの音声であるオペレータ音声をステレオの一方のチャネルに割り当て、オペレータの通話相手の音声であるユーザ音声をステレオの他方のチャネルに割り当てて録音する録音部と、オペレータ音声を認識してテキストデータに変換すると共に、認識において区切られた文単位に開始時間と終了時間を付加するオペレータ音声認識部と、を備える。
ユーザ音声を認識してテキストデータに変換すると共に、認識において区切られた文単位に開始時間と終了情報を付加するユーザ音声認識部をさらに備えてもよい。
テキストデータに加工を施す応対ログ処理部と、オペレータの操作を受け付ける入力部と、加工を施されたテキストデータを表示する出力部とをさらに備え、応対ログ処理部は、テキストデータに含まれる、あらかじめ指定された直後参照用キーワードにマーキングを施し、出力部は、マーキングされた直後参照用キーワードを強調表示し、出力部は、直後参照用キーワードに関して入力部が受け付けた操作に応じて、直後参照用キーワードを含む文に付加された終了時間を参照し、終了時間の直後のオペレータ音声またはユーザ音声を、音声記憶部から取得して出力してもよい。
オペレータの操作を受け付ける入力部と、一方の軸に時間を他方の軸にユーザとオペレータを持つ音声認識結果表示領域と、オペレータ音声に係る波形を表示するオペレータ音声領域と、ユーザ音声に係る波形を表示するユーザ音声領域とを同一画面上に表示し、音声認識結果表示領域には、文単位に、オペレータの開始時間及び対応するテキストデータと、オペレータの終了時間及びその直後のユーザ音声に対応する空のテキストデータとを繰り返して表示する出力部とをさらに備え、入力部は、音声認識結果表示領域において、時間と、ユーザまたはオペレータいずれかの組み合わせであるセル、または複数のセルの指定を受け付けると、セルに対応するオペレータ音声領域、及びユーザ音声領域の一部の指定も受け付けたと判断してもよい。
オペレータの操作を受け付ける入力部と、一方の軸に時間を他方の軸にユーザとオペレータを持つ音声認識結果表示領域と、オペレータ音声に係る波形を表示するオペレータ音声領域と、ユーザ音声に係る波形を表示するユーザ音声領域とを同一画面上に表示し、音声認識結果表示領域には、文単位に、オペレータの開始時間及び対応するテキストデータと、ユーザの開始時間及び対応するテキストデータとを繰り返して表示する出力部とをさらに備え、入力部は、音声認識結果表示領域において、時間と、ユーザまたはオペレータいずれかの組み合わせであるセル、または複数のセルの指定を受け付けると、セルに対応するオペレータ音声領域、及びユーザ音声領域の一部の指定も受け付けたと判断してもよい。
出力部は、入力部からオペレータの操作を受け付けると、音声認識結果表示領域において、ユーザまたはオペレータのセルの表示幅を拡大、縮小、または消去してもよい。
また、この発明に係るオペレータ業務支援システムは、電話を介した通話を記録するとともに、通話に伴うオペレータ業務を支援する、オペレータ業務支援システムであって、通話の音声データを録音する録音部と、通話の音声データを認識してテキストデータに変換する音声認識部と、テキストデータを表示する出力部とを備え、録音部と音声認識部とは、通話を並行して受信し、音声認識部は、認識において区切られた文単位に、テキストデータを変換後、直ちに出力部に送信し、出力部は、テキストデータを直ちに出力する。
オペレータの操作を受け付ける入力部をさらに備え、入力部が中断の指示を受付けてから、再開の指示を受付けるまでの間、録音部は、録音を一時中断し、音声認識部は、音声データからテキストデータへの変換を一時中断してもよい。
また、この発明に係るオペレータ業務支援システムは、電話を介した通話を記録するとともに、通話に伴うオペレータ業務を支援する、オペレータ業務支援システムであって、通話の音声データをテキストデータに変換する音声認識部と、オペレータを特定するオペレータ名と、オペレータの性別とを関連付けて格納する通話ログ管理情報記憶部と、オペレータの操作を受け付ける入力部とを備え、入力部がオペレータ名の指定を受け付けると、音声認識部は、通話ログ管理情報記憶部に格納されたオペレータ名に関連付けられた性別を取得し、性別に合致する音響辞書を用いて音声認識を行う。
オペレータが使用する、スピーカおよびマイクを有するヘッドセットと、ヘッドセットのスピーカと、ヘッドセットのマイクと、電話のスピーカと、電話のマイクと、ステレオの一方のチャネルと、ステレオの他方のチャネルとを接続する切り替え部とをさらに備え、切り替え部は、切り替え部の連動リレーが通話側に設定時、ヘッドセットのマイクからステレオの一方のチャネルへと音声データを流し、電話のスピーカからステレオの他方のチャネルとヘッドセットのスピーカへと音声データを流し、切り替え部の連動リレーが聞き起こし側に設定時、音声記憶部に記憶された音声の一方のチャネルと他方のチャネルとから、ヘッドセットのスピーカへと音声データを流してもよい。
前記出力部は、テキストデータとは異なる領域に、マーキングされたキーワードを、まとめてリスト表示してもよい。
この発明に係るオペレータ業務支援システムは、上記のオペレータ業務支援システムを実行するコンピュータと、コンピュータへの音声の入出力のためにオペレータが使用する、スピーカおよびマイクを有するヘッドセットとを含むものである。
また、スピーカを、コンピュータの音声出力または外部の電話機のスピーカに選択的に接続する切り替え部をさらに含んでもよい。
本ソフトウェア及びシステムは、オペレータ席に配置された個々のPCに実装されても、全オペレータの音声をサーバで一括集中処理する方式でも、どちらでもよい。
この発明によれば、オペレータ業務支援システムは、あらかじめ指定されたキーワードを強調表示するので、作業効率を向上させることができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る音声認識エンジンおよびオペレータ業務支援ツールを含む、オペレータ業務支援システム100を含む構成を示す図である。
公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network, PSTN)2に、コールセンター用の構内交換機(Private Branch eXchange, PBX)4が接続されている。この構内交換機4は、たとえばAVAYA社のDefinityである。
構内交換機4には、オペレータ20宛の通話を受けるオペレータ用電話機である電話機12が接続される。さらに電話機12は、オペレータ20が業務に使用するオペレータ用PCであるPC16およびヘッドセット18に、プラグアダプタ19と切り替え部であるスイッチボックス14を介して接続される。
この電話機12は、構内交換機4からの信号を受信して、プラグアダプタ19を介してスイッチボックス14に送信するスピーカ出力端子12aと、スイッチボックス14からの信号を受信して構内交換機4に送信するマイク出力端子12bとを備えており、たとえばAVAYA社のCallmaster IVが使用される。なお、電話機の種類によってはプラグアダプタの機能を包含している場合や、通常のモジュラジャックの場合もある。
ヘッドセット18は、スイッチボックス14からの信号を音声に変換してオペレータ20に伝えるスピーカ18aと、オペレータ20が発する音声を信号に変換してスイッチボックス14に送るマイク18bとを備えており、たとえばVXI社のTuffSetシリーズ、Passportシリーズが使用される。
PC16は、演算装置および記憶装置を有する、周知の構成を持つコンピュータであり、出力装置としてのディスプレイおよびスピーカ出力端子と、入力装置としてのキーボード、マウス、およびライン入力端子とを備える。たとえば、演算装置としてクロック周波数3GHzで作動するPentium(登録商標)4プロセッサを備え、記憶装置として1GBの容量を持つメモリおよび160GBの容量を持つハードディスクドライブを備えるものである。また、PC16は、これ以外の周知の入出力装置、たとえばネットワークインタフェース等を備えてもよい。
なお、PC16は、ライン入力端子を通して、2つの音声入力、たとえばステレオ音声のLチャネルとRチャネルのような独立した音声データである信号を同時に受け付け、単一のファイルとして記憶装置に格納することが可能である。ただし、このファイル中において、LチャネルおよびRチャネルはそれぞれ独立に記録され、後に独立してスピーカ出力端子を通して再生できる形式となっている。
図3は、PC16の論理的な構成の概略を示す。PC16は、入力された音声を受け付けて音声認識を行う音声認識エンジン30を備える。
また、PC16の記憶装置は、音声認識処理を行う際に必要となる音声認識辞書を業務に応じて格納および提供する業務向け辞書記憶部40を含む。
業務向け辞書記憶部40は、たとえばオペレータが担当する業務ごとの複数の音声認識辞書を有し、通話内容に適した言語モデルが登録されており、さらに各業務において状況に応じて必要となる社名、製品名等の単語が追加登録されており、強調表示用キーワード、不要語キーワードが追加登録されており、またさらに強調表示用キーワードに係る説明文が登録されていてもよい。これらの、単語、強調表示用キーワード、不要語キーワード、および説明文は、オペレータ業務支援ツール39に含まれないシステムまたはプログラムを使用し、簡単に登録、変更、および削除できる。
また、PC16の記憶装置は、キーワード辞書記憶部45を有する。キーワード辞書記憶部45は、音声認識処理後に抽出する強調表示用キーワード、不要語キーワード、および直後参照用キーワードを有する。さらに、強調表示用キーワードに係る説明文が登録されていてもよい。これらの、強調表示用キーワード、不要語キーワード、直後参照用キーワード、および説明文は、オペレータ業務支援ツール39に含まれないシステムまたはプログラムを使用し、簡単に登録、変更、および削除できる。
前述の音声認識辞書では、音声認識に使用する単語単位にキーワードが登録されており、音声認識時に合致するキーワードが抽出されるが、キーワード辞書では、単語に限らず文書のキーワードの登録が可能であり、音声認識結果に対して、さらにキーワードを抽出するのに用いられる。
強調表示用キーワードは、音声認識結果の該当キーワードを強調表示するために用いられる。
不要語キーワードは、そのキーワードの表示形式を変更するか、または、不要語の表示を削除するために用いられる。
直後参照用キーワードは、そのキーワードの後に続く音声を再生するために用いられる。
説明文は、強調表示用キーワードの説明に用いられる。
また、PC16の記憶装置は、図示しない音響辞書を含む。音響辞書は、例えば男性、女性、男女共用などの複数の音響辞書を有し、音素レベルの認識に用いられる。
音声認識エンジン30は、電話機12からの出力に漏れこんだオペレータ20の音声を削減してユーザ音声を明瞭にするエコーキャンセル部31と、エコーキャンセル部31の出力の録音を行う録音部32と、エコーキャンセル部31の出力のうちのオペレータ音声と、業務向け辞書記憶部40と、図示しない音響辞書とを入力として音声認識処理を行うオペレータ音声認識部33と、エコーキャンセル部31の出力のうちのユーザ音声と、業務向け辞書記憶部40と、図示しない音響辞書とを入力として音声認識処理を行うユーザ音声認識部34とを含む。
なお、音声認識エンジン30は、エコーキャンセル部31を含まない構成でもよい。例えばオペレータ音声認識部33のみで、ユーザ音声認識部34を含まない構成の場合や、電話機12またはスイッチボックス14からの音声出力において、ユーザ音声とオペレータ音声が音声認識可能な程度に分離できている場合は、エコーキャンセル部31は不要である。
PC16の記憶装置は、録音部32、オペレータ音声認識部33、およびユーザ音声認識部34それぞれの出力を格納するための、音声記憶部41、オペレータ音声認識結果記憶部42、およびユーザ音声認識結果記憶部43を含む。
オペレータ業務支援ツール39は、応対ログ処理部35、通話管理部38、出力部36、および入力部37を含む。
出力部36は、オペレータ20に対する出力、たとえばディスプレイへの表示、およびスイッチボックス14を経由してスピーカ18aへの音声再生等を行う。
入力部37は、オペレータ20からたとえばキーボード、またはマウスを用いた入力を受け付ける。
応対ログ処理部35は、図8〜10で後述する応対ログ画面を出力部36により表示し、入力部37を通してユーザの指示を受け付け、通話中または過去のひとつの応対ログについて、音声記憶部41を参照し、オペレータ音声認識結果記憶部42、ユーザ音声認識結果記憶部43、および通話ログ管理情報記憶部44を参照および更新し、キーワード辞書記憶部45を参照する。
通話管理部38は、図11で後述する設定画面を出力部36により表示し、入力部37を通してユーザの指示を受け付け、通話ログ管理情報記憶部44に格納されたオペレータに係る情報を管理する。また、通話管理部38は、図12で後述する辞書設定画面を出力部36により表示し、入力部37を通してユーザの指示を受け付け、通話ログ管理情報記憶部44に格納された応対ログと音声認識辞書との関係を管理する。また、通話管理部38は、図13で後述する応対ログ一覧画面を出力部36により表示し、入力部37を通してユーザの指示を受け付け、通話ログ管理情報記憶部44に格納された各応対ログの属性情報を管理する。
また、PC16の記憶装置は、通話管理部38が通話ログを管理する際に使用する情報を格納する、通話ログ管理情報記憶部44を含む。
エコーキャンセル部31を介して、リアルタイムで入力されるオペレータとユーザの音声は、録音部32により音声記憶部41に格納されると共に、並行してオペレータ音声認識部33およびユーザ音声認識部34に送信される。オペレータ音声認識部33、およびユーザ音声認識部34は、送信された音声を直ちに認識して、結果をリアルタイムで応対ログ処理部35に送信すると共に、並行してオペレータ音声認識結果記憶部42、およびユーザ音声認識結果記憶部43に送信する。これにより、応対ログ処理部35では、通話中に音声認識結果をリアルタイムで参照することができる。なお、図3では、オペレータ音声認識部33およびユーザ音声認識部34から、オペレータ音声認識結果記憶部42およびユーザ音声認識結果記憶部43に、直接認識結果を送信しているが、オペレータ音声認識部33およびユーザ音声認識部34から、応対ログ処理部35を介して、オペレータ音声認識結果記憶部42、およびユーザ音声認識結果記憶部43に送信してもよい。
また、エコーキャンセル部31に入力される音声は、オペレータ音声はRチャネルに、ユーザ音声はLチャネルに割り当てて入力される。オペレータ音声とユーザ音声は共に、エコーキャンセル部31から録音部32に送信されて、音声記憶部41にひとつのファイルとして録音される。並行して、オペレータ音声はオペレータ音声認識部33に送信されて音声認識されると共に、文単位で開始時間と終了時間が付加される。並行して、ユーザ音声はユーザ音声認識部34に送信されて音声認識されると共に、文単位で開始時間と終了情報が付加される。このような構成により、音声記憶部41に記憶されたオペレータ音声とユーザ音声と、オペレータ音声認識結果記憶部42に記憶された認識結果に含まれる開始時間と、終了時間と、ユーザ音声認識結果記憶部43に記憶された認識結果に含まれる開始時間と終了時間との間で、時間の整合性が保たれる。
このように、録音部32、オペレータ音声認識部33、およびユーザ音声認識部34は、通話を並行して受信する。
なお、オペレータ音声認識部33、およびユーザ音声認識部34は、いずれかひとつのみの構成でもよい。一般的には、オペレータ音声はマイク音声のため明瞭であり、認識しやすいように訓練された発声であるので、認識率が高く、ユーザ音声は電話音声のため不明瞭であり発声も個人差が多く、認識率が低い。このような場合には、ユーザ音声認識部34は設けず、オペレータ音声認識部33のみの構成としてもよい。
なお、上述のPC16の構成は、一台のPCでなく、複数のコンピュータ等に分散して設けられてもよい。また、上述のPC16の構成は、オペレータ席に配置された個々のPCに実装されるのではなく、全オペレータの音声をサーバで一括集中処理する方式でもよい。
図4に、音声記憶部41、オペレータ音声認識結果記憶部42、およびユーザ音声認識結果記憶部43に格納されるデータ形式を示す。
音声記憶部41は、たとえば.wavという拡張子をファイル名の末尾に含む、WAVE形式の音声ファイルを格納する。この音声ファイルは、オペレータ20とユーザとの通話の音声データを含み、一回の通話について一つ作成される。また、一つのファイルの中に、ユーザ音声はLチャネルのデータとして、またオペレータ音声はRチャネルのデータとして、独立して取り出せる形式で記憶される。
オペレータ音声認識結果記憶部42は、テキスト形式のファイル(テキストファイル)を格納する。このテキストファイルは、通話におけるオペレータ音声に対応するテキストデータ、たとえば音声認識結果のテキストデータを含み、一回の通話について一つ作成される。また、それぞれのテキストファイルは、音声記憶部41に記憶される音声ファイルと一対一に対応しており、たとえば音声記憶部41のファイル「通話1.wav」に含まれるオペレータ音声のデータは、オペレータ音声認識結果記憶部42のファイル「通話ログ1オペレータ.dct」に含まれるテキストに対応する。
ユーザ音声認識結果記憶部43は、オペレータ音声認識結果記憶部42と同様に、通話におけるユーザ音声に対応するテキストデータを格納する。また同様に、たとえば音声記憶部41のファイル「通話1.wav」に含まれるユーザ音声のデータは、ユーザ音声認識結果記憶部43のファイル「通話ログ1ユーザ.dct」に含まれるテキストに対応する。
図5に、通話ログ管理情報記憶部44に格納される通話ログ管理情報のデータ形式を示す。
通話ログ管理情報は、一回の通話に関連するデータを一行とする表形式で格納される。各行は、該当の通話について、開始および終了した時刻と、対応したオペレータ20のオペレータ名と、オペレータ20によって指定される通話のカテゴリと、音声認識に使用された辞書名と、音声データが記憶されている音声ファイル名と、オペレータ音声およびユーザ音声の音声認識結果がそれぞれ記憶されるファイル名とを含む。
図6に、通話ログ管理情報記憶部44に格納されるオペレータ情報のデータ形式を示す。各行は、オペレータの識別名であるオペレータ名、オペレータの性別を含み、その他の情報、例えば登録日、備考などを含んでいてもよい。これらの情報は、CSV形式のテキストで格納されていてもよいし、データベース形式で格納されていてもよい。
図7に、オペレータ音声認識結果記憶部42に格納される通話ログデータのデータ形式を示す。各行は、開始時間、終了時間、認識結果のテキストを含み、その他の情報を含んでいても良い。開始時間、および終了時間は、音声記憶部41に格納された音声データの始まりからの相対時間である。なお、開始時間、および終了時間は、必ずしも時間である必要はなく、画面に表示する開始時間および終了時間を算出可能であり、かつ、音声データへのポインタとなり得る値であればよい。これらの情報は、CSV形式のテキストで保管されていてもよいし、データベース形式に保管されていてもよい。
図1のスイッチボックス14とPC16間の接続は、オーディオ形式およびUSB形式のいずれでもよい。なお、USB形式の場合は、スイッチボックス内でデジタル化を行い、PC16にサウンドカードを具備する必要は無くなる。
オペレータ業務支援システム100は、スイッチボックス14、PC16、およびヘッドセット18を備える。また、オペレータ業務支援システム100は、オペレータ20が、ヘッドセット18、電話機12、およびPC16を使用して、電話機12経由の通話を行うか、またはPC16に格納された通話の聞き起こしを行うかを切り替えられるようになっている。この切り替えはスイッチボックス14のスイッチ14aを操作することによって行われる。スイッチ14aが「通話」側に設定されているときは、ヘッドセット18、電話機12のスピーカ出力端子12a、電話機12のマイク入力端子12b、およびPC16の接続は、電話機12経由の通話を行うように構成される。このとき、オペレータ20は、構内交換機4によって割り振られた呼すなわち通話において、電話機12を通して外部の通話相手すなわちユーザと会話することができる。また、スイッチ14aが「聞き起こし」側に設定されているときは、これらの接続は、PC16に格納された通話の聞き起こしを行うように構成される。
以下、本明細書において、スイッチ14aが通話側に設定されている状態を「通話時」、聞き起こし側に設定されている状態を「聞き起こし時」と称する。
図2にスイッチボックス14の構成を示す。
スイッチボックス14は、ヘッドセット18、電話機12、およびPC16の接続を切り替えるための連動リレー14bを備える。この連動リレー14bは、ヘッドセットのスピーカ18aおよびマイク18bを、スイッチ14aの状態に応じて、通話側および聞き起こし側のどちらかに切り替える。スピーカ18aおよびマイク18bの切り替えは連動しており、通話時すなわちスピーカ18aが通話側に接続されているときは、マイク18bも通話側に接続され、聞き起こし時すなわちスピーカ18aが聞き起こし側に接続されているときは、マイク18bも聞き起こし側に接続される。
さらに、スイッチボックス14は、その回路の各所において音声信号を増幅するための複数の増幅器14cを備える。
図1のスイッチボックス14に電話機12のスピーカから入力される信号は、増幅器14cで増幅された後、PC16の音声入力のLチャネルに出力される。また、この信号は、通話時にはヘッドセット18のスピーカ18aに出力されるが、聞き起こし時にはスピーカ18aには出力されない。
スイッチボックス14にPC16の音声出力のLチャネルおよびRチャネルからそれぞれ入力される信号は、まずそれぞれ増幅器14cで増幅され、合成された後、さらに別の増幅器14cによって増幅される。最終的に増幅された信号は、聞き起こし時にはヘッドセット18のスピーカ18aに出力されるが、通話時にはスピーカ18aには出力されない。
スイッチボックス14にヘッドセット18のマイク18bから入力される信号は、増幅器14cによって増幅された後、PC16の音声入力のRチャネルに出力される。また、この信号は、通話時には電話機12のマイクに出力されるが、聞き起こし時には電話機12のマイクには出力されない。
次に、図8〜10を用いて、PC16がオペレータ業務支援ツール39の応対ログ処理部35を実行することによって表示される画面の例である、応対ログ画面について説明する。
図8は、通話中でない場合の応対ログ画面50を示す。応対ログ画面50は、オペレータ20が操作する(たとえばクリックする)ことによってPC16に指示を伝えるためのボタンである、通話開始ボタン52、確定ボタン60、再生ボタン62、ポーズボタン64、停止ボタン66、拡大ボタン68、縮小ボタン70、フルボタン72、一覧表示ボタン74、および設定ボタン76が含まれる。画面左上には、聞き起こし対象の応対ログに係る通話開始時間、通話終了時間、応対オペレータが表示される。
また、応対ログ画面50は、オペレータ20が操作する(たとえばクリックして選択肢を表示させ、さらにクリックして選択を行う)ことによって応対ログの種類を指示する、カテゴリ選択ボックス80を含む。さらに、応対ログ画面50は、通話内容が文字によって行単位で表示される応対ログ表示部92と、通話内容の音声波形が表示される波形表示部94とを含む。応対ログ表示部92は、時間欄92aと、ユーザ欄92bと、オペレータ欄92cと、スクロールバー92dとを含み、波形表示部94は、オペレータ欄94aと、ユーザ欄94bと、スクロールバー94dとを含む。
このように、応対ログ画面50では、一方の軸に時間を他方の軸にユーザとオペレータを持つ音声認識結果表示領域である応対ログ表示部92と、オペレータ音声に係る波形を表示するオペレータ音声領域およびユーザ音声に係る波形を表示するユーザ音声領域を含む波形表示部94とが同一画面上に表示される。
また、応対ログ画面50は、オペレータ名および音声認識辞書をそれぞれ選択する、オペレータ入力ボックス77および音声認識辞書選択ボックス78を含む。 さらに、応対ログ画面50は、応対ログおよび、通話のカテゴリを、オペレータ音声認識結果記憶部42、ユーザ音声認識結果記憶部43、および通話ログ管理情報記憶部44に格納するための保存ボタン81と、オペレータ業務支援ツール39の実行を終了させるための終了ボタン98とを含む。
図9は、通話中かつ音声認識実行中である場合の応対ログ画面50を示す。図8と比較して、通話開始ボタン52、確定ボタン60、および終了ボタン98は表示されず、通話終了ボタン58および中断ボタン54が表示される。
図10は、通話中かつ音声認識中断中である場合の応対ログ画面50を示す。図8と比較して、通話開始ボタン52、確定ボタン60、および終了ボタン98は表示されず、通話終了ボタン58および再開ボタン56が表示される。
以上のように構成されるオペレータ業務支援システム100の動作を、オペレータ業務支援ツール39の動作とともに、図8〜図13に示す画面例、および、図14に示すフローチャートを用いて、以下に説明する。
図14のフローチャートは、外部のユーザからの通話にオペレータ20が応対する際の、オペレータ業務支援ツール39の処理の流れを示す。
電話機12は通話中ではなく、PC16のディスプレイには図8に示す応対ログ画面50が表示されている(ステップS11)。スイッチ14aは通話側に設定されている。
外部のユーザからの通話が電話機12に着信すると、オペレータ20は、スイッチ14aが通話側に設定されていることを確認する。聞き起こし側に設定されていれば、通話側に切り替える。
オペレータ20は、ヘッドセット18によって通話を受けるとともに、通話開始ボタン52をクリックする(ステップS13)。この入力を受けて、出力部36は、それまで応対ログ表示部92および波形表示部94に表示されていた通話内容および波形があればそれらを消去する(ステップS14)。
続いて、録音部32は、通話内容の記録を開始する(ステップS16)。通話内容の記録において、録音部32は、スイッチボックス14から音声入力のLチャネルに入力されるユーザ音声と、同じくRチャネルに入力されるオペレータ音声とを、ステレオ音声の形式で記録すなわち録音し、さらに、後述の音声認識によって得られるテキストおよび関連する時刻も記録する。に示すエコーキャンセル部31が、電話機12からの出力に漏れこんだオペレータ音声をキャンセルしてユーザ音声を明瞭にし、録音部32がオペレータ音声およびユーザ音声を音声記憶部41に格納する。
オペレータ音声認識部33は、オペレータ20の発話の区切り、たとえば300ms以上の時間にわたってオペレータ音声の音量が一定未満である部分を検出する(ステップS17)。この区切りを検出すると、オペレータ音声認識部33は、直前に検出された区切りあるいは記録開始時点と、新たに検出された区切りとの間に入力されたオペレータ音声を一つの文として受け取り、これを単位として音声認識を行ってテキストのデータに変換するとともに、業務向け辞書記憶部40に登録された、該当する業務にとって重要なキーワードと照合し、一致するキーワードが含まれていれば、そのキーワードの前後に予め定められた予約語を置くなどしてマーキングする(ステップS18)。このようにして、音声認識とキーワード検出を行った結果は、オペレータ音声認識結果記憶部42に格納される。
応対ログ処理部35は、キーワード辞書記憶部45に記憶されたキーワードの検出を行ってステップS18と同様にマーキングするとともに、出力部36を介して、認識結果を応対ログ表示部92のオペレータ欄92cに表示する。このとき、直前の発話の区切りあるいは記録開始時点の時刻を、そのテキストと同じ行の時間欄に表示する(ステップS19)。
このように、PC16は、通話中に、通話の進行に伴ってリアルタイムで、オペレータ20の発話内容を記憶し、かつディスプレイに表示する。
音声データ入力が一定間隔以上空くと、変換されたテキストデータもその時点で区切られ、時系列的に並んだ複数のテキストデータ列として管理されていく。
また、応対ログ表示部92のユーザ欄92bには、同様にしてユーザ音声の音声認識結果であるテキストが表示される。ユーザ音声の音声認識は、ユーザ音声認識部34によって行われ、結果であるテキストはユーザ音声認識結果記憶部43に格納される。同様にして、ユーザ音声認識部34および応対ログ処理部35が、ユーザ音声のテキストにおけるキーワード検出を行う。
このとき、オペレータ音声のテキストとユーザ音声のテキストとは、1行おきに交互に表示されてもよいし、出力部36が通話の状況に応じて表示行の制御を行ってもよい。さらに、上述のステップS17〜19と、後述のステップS20とは、オペレータ音声に対応する処理と、ユーザ音声に対応する処理、二つの処理がそれぞれ独立して同時に実行されることになる。
また、表示される行は、応対ログ表示部92の上から下へと進み、最下行に到達するとそれ以降は最新のテキストが常に最下行に表示され、それ以前の表示内容が順次上にスクロールして表示される。
次に、出力部36は、ステップS18およびステップS19において検出したキーワードを強調表示する(ステップS20)。
強調表示は、単にキーワードを目立つように強調表示するだけでもよいが、強調表示された文字列が選択されると、説明文が表示されてもよい。また、詳しくは、聞き起こし支援処理において説明するが、強調表示された文字列が選択されると、直後の音声が再生できてもよい。
強調表示は、たとえば図8に示すように、キーワードを墨付きカッコで囲むことによってなされるが、これはキーワードの色、フォントの種類、大きさ等を変更したり、下線を付したり、太字や斜体にすることによってなされてもよい。前述の強調表示の種類に応じて、異なる形式で表示されてもよい。
登録されるキーワードの例としては以下のようなものがある。
・社名
・「DVD−RAM」等の、製品の一般名称
・製品名
・製品の型番
・「フォーマットできない」等の、現象を表す表現
・「お電話番号を頂戴したいのですが」「型番をお願いします」「お名前をお願いします」「お名前を復唱いたします」等の、その直後にユーザの個人情報や製品名等、重要な情報が現れることを示す文字列
なお、オペレータ20は、音声認識の実行ならびにテキストおよび時刻の記録に影響を与えることなく、応対ログ表示部92のスクロールバー92dを操作して、過去に記録された所望の時刻のテキストを表示させることができる。
また、オペレータ20は、上述のステップS17〜ステップS20の過程において、通話終了ボタン58をクリックすることにより、PC16内の各部に通話が終了したことを指示することができる。
さらに、オペレータ20は、上述のステップS17〜ステップS20の過程において、カテゴリ選択ボックス80を操作することにより、応対ログに関連して図3の通話ログ管理情報記憶部44に記録されるカテゴリを指定することができる。指定されたカテゴリは後述するステップS22の終了時に、通話ログ管理情報記憶部44に格納する。カテゴリは、通常は、通話を開始する前には分からないので、運用の形態としては、通話の終了直前、および、聞き起こし時に入力する場合が多い。特に指定がなければデフォルトのカテゴリを格納する。
また、オペレータ20は、上述のステップS17〜ステップS20の過程において、図9の中断ボタン54をクリックすることにより、録音部32、オペレータ音声認識部33、およびユーザ音声認識部34に一時中断指示を与え、通話内容の記録、音声認識、テキストの表示処理を一時中断させることができる。また、この一時中断した状態において、図10の再開ボタン56をクリックすることにより、再開指示を与え、これらの処理を再開させることができる。オペレータ音声認識部33、およびユーザ音声認識部34は、この一時中断および再開の操作がなされると、一時中断前と再開後との間に、オペレータ音声の区切りが検出されたものと認識する。
この一時中断および再開は、たとえば、ユーザとの通話中に記録する必要のない会話が長時間にわたって続く場合等に使用される。また、この一時中断および再開は、オペレータ音声認識部33、またはユーザ音声認識部34が発話の区切りを誤って検出し、その区切り検出の誤りが連鎖的に続くことが想定されるときに、オペレータ音声認識部33、およびユーザ音声認識部34に強制的に発話の区切りを検出させることにより、所望のタイミングで発話の区切りを設定させるためにも使用される。
ステップS20の後、入力部37は、オペレータ20によって通話終了ボタン58がクリックされたかどうかを判定する(ステップS21)。通話開始ボタン52が最後にクリックされてから通話終了ボタン58がクリックされていない場合、すなわちまだ通話中である場合は、PC16の処理はステップS17に戻る。
通話終了ボタン58がクリックされていた場合、すなわちオペレータ20から通話終了の指示があった場合は、録音部32、オペレータ音声認識部33、およびユーザ音声認識部34は、ステップS16において開始された通話内容の記録と音声認識を終了する(ステップS22)。音声認識の結果として得られたテキストすなわち応対ログと、オペレータ音声およびユーザ音声の録音データとは、互いに関連付けられ、通話管理部38によって、セットとして、通話ログ管理情報記憶部44に格納される。なお、ステップS17からステップ21までの音声認識および結果表示の繰り返し処理と並行して、ステップS16で開始した音声の録音は、途中で一時中断された期間を除き、記録終了であるステップS22まで、実行される。なお、一時中断時は、録音部32、オペレータ音声認識部33、およびユーザ音声認識部34すべてを一時中断すると、オペレータ音声認識結果記憶部42、およびユーザ音声認識結果記憶部43に格納される音声データは、一時中断中の相対時間は進まないことになる。また、一時中断時は、録音部32は録音を続け、オペレータ音声認識部33、およびユーザ音声認識部34を一時中断する方式でもよく、この場合は、オペレータ音声認識結果記憶部42、およびユーザ音声認識部43に格納される音声データは、一時中断中も相対時間が進むことになる。
次に、応対ログ処理部35は、ステレオ音声を含む音声ファイル形式で記録されている通話内容を読み込み、オペレータ音声およびユーザ音声それぞれの波形を得る。得られた波形は、出力部36を介して、それぞれ波形表示部94のオペレータ欄94aおよびユーザ欄94bに表示される(ステップS23)。表示は時刻とともに波形表示部94の左から右へと進むが、通話が長く波形表示部94に収まらない場合は、その一部のみが表示される。オペレータ20は、波形表示部94のスクロールバー94dを操作して、所望の時間帯の波形を表示させることができる。
その後、応対ログ処理部35は、オペレータ20の操作に応じて聞き起こし支援処理を行う(ステップS24)。
オペレータ20は、応対ログ表示部92を確認しながら、オペレータ業務支援ツール39に含まれないシステムまたはプログラムを使用し、通話に関する業務ログの入力を行う。この業務ログは、通話相手であるユーザの個人情報、ユーザからの問い合わせ内容、それに対するオペレータ20の回答内容等が含まれる。この際、聞き起こし、すなわち通話時の音声の確認が必要となる場合があるが、この作業に伴って実行されるのがステップS24の聞き起こし支援処理である。これは、応対ログ処理部35、出力部36、入力部37が協働して行う。
なお、応対ログ画面50において、任意のタイミングで通話カテゴリを選択し、保存ボタンにより、保存することができる。
以下、聞き起こし支援処理の内容を説明する。
まず、オペレータ20は、スイッチ14aを聞き起こし側に切り替える。
オペレータ20自身の発話内容を実音声で確認したい場合は、オペレータ20は、まずスクロールバー92dを操作して、応対ログの所望の部分を表示させる。次に、応対ログ表示部92内の対応するセル(該当のテキストが表示されている行の、オペレータ欄92c)をクリックする。出力部36は、図8に示すように、応対ログ表示部92内のクリックされたセルの背景に着色表示をするとともに、音声ログ編集用ウィンドウ93に対応するテキストを表示し、波形表示部94においてそのテキストに対応する部分の音声波形の背景も着色表示する。なお、この着色表示がなされている部分は、図8においては斜線によって示す。この状態で再生ボタン62がクリックされると、出力部36は該当部分の音声を再生してオペレータ20に提供する。これによってオペレータ20は、オペレータ音声を簡単に聞き起こすことができる。
なお、オペレータ20は、連続した複数のセルを指定することもできる。オペレータ20が、応対ログ表示部92のオペレータ欄92cの連続した複数のセルを選択すると、出力部36は、波形表示部94のオペレータ欄94bの対応する音声波形の背景を着色表示し、音声ログ編集用ウィンドウ93に、最初のセルに対応するテキストを表示する。オペレータ20が、応対ログ表示部92のユーザ欄92bの連続した複数のセルを選択すると、出力部36は、波形表示部94のユーザ欄94aの対応する音声波形の背景を着色表示し、音声ログ編集用ウィンドウ93に、最初のセルに対応するテキストを表示する。オペレータ20が、応対ログ表示部92のユーザ欄92bおよびオペレータ欄92cの連続した複数のセルを選択すると、出力部36は、波形表示部94のユーザ欄94aおよびオペレータ欄94bの対応する音声波形の背景を着色表示し、音声ログ編集用ウィンドウ93に、最初のセルに対応するテキストを表示する。この状態で再生ボタン62がクリックされると、出力部36は該当部分の音声を再生してオペレータ20に提供する。
このように、それぞれのテキストデータ列は、その開始時間、終了時間が音声と紐付けられているため、1つのテキストデータを指定して、その部分に該当する録音音声を、一発で頭出し再生する機能を有する。
この際、オペレータ20は、音声波形の背景が着色されている部分の右端あるいは左端をマウスポインタで指示し、ドラッグアンドドロップ操作によって移動させることにより、背景が着色表示される部分、すなわち再生される部分の範囲を変更することができる。
同様に、オペレータ20は、応対ログ表示部92のユーザ欄92bおよびオペレータ欄92cの右端あるいは左端をマウスポインタで指示し、ドラッグアンドドロップ操作によって移動させることにより、それぞれの表示幅を変更したり、一方を非表示にしたりできる。
オペレータ音声の再生中、オペレータ20は、ポーズボタン64をクリックすることによって、再生をポーズすなわち一時停止状態にすることができる。このポーズは、再びポーズボタン64をクリックすることにより解除され、音声の再生が再開される。また、オペレータ20は、停止ボタン66をクリックすることによって、再生を停止することができる。
また、オペレータ20は、応対ログすなわち音声認識の結果として表示されているテキストの内容を修正することができる。この修正を行う場合、まずオペレータ20は上記のようにセルおよび該当する波形部分の背景を着色表示し、音声ログ編集用ウィンドウ93に対応するテキストを表示させる。音声ログ編集用ウィンドウ93は、テキストデータを編集するためのテキスト編集領域である。
この音声ログ編集用ウィンドウ93では、応対ログ表示部92において背景が着色されていたセルのテキストが編集可能である。オペレータ20はキーボード等の入力装置を介してテキストの修正等の編集を行い、終了後に確定ボタンをクリックする。確定ボタンがクリックされると、編集されたテキストの内容を、応対ログ表示部92の該当セルおよびオペレータ音声認識結果記憶部42に反映する。
また、ユーザの発話内容を実音声で確認したい場合も、同様にして、対応するセル(該当の時刻が表示されている行の、ユーザ欄92b)をクリックする。出力部36は、クリックされたセルの背景を着色するとともに、対応する部分の音声波形も背景を着色表示させる。この状態で再生ボタン62がクリックされると、出力部36は、該当部分、すなわち直前のオペレータ音声の発声終了時点から、次のオペレータ音声の発声開始時点までの部分を再生する。これによってオペレータ20は、前後のオペレータ音声に挟まれたユーザ音声部分を簡単に聞き起こすことができる。
図3の構成図において、ユーザ音声認識部34を含まない場合についても、ユーザの発話内容を実音声で確認できる。この場合、応対ログ表示部92のユーザ欄92bは空白のまま表示されるが、波形表示部94のユーザ欄94bには、前述と同様にユーザ音声の波形が表示される。
オペレータ20は、ユーザの発話内容を実音声で確認したい場合は、オペレータ欄92cに表示されたオペレータの解析結果を目印に、近接するユーザ欄92bの再生したいセルをクリックする。出力部36は、応対ログ表示部92内のクリックされたセルの背景に着色表示をするとともに、音声ログ編集用ウィンドウ93に対応するテキスト(ただし、空欄)を表示し、波形表示部94においてそのテキストに対応する部分の音声波形の背景も着色表示する。この状態で再生ボタン62がクリックされると、出力部36は該当部分のユーザの音声を再生してオペレータ20に提供する。また、オペレータ20が、空欄となっている音声ログ編集用ウィンドウ93にテキストの入力を行い、確定ボタンをクリックすると、入力されたテキストの内容を、応対ログ表示部92の該当セルおよびユーザ音声認識結果記憶部43に反映する。
また、「お電話番号を頂戴したいのですが」「型番をお願いします」「お名前をお願いします」「お名前を復唱いたします」等の、その直後にユーザの個人情報や製品名等、重要な情報が現れることを示す文字列(直後参照用キーワード)を選択することにより、直後の音声を再生できるようにしてもよい。この場合、応対ログ処理部35は、選択された直後参照用キーワードを含む文の終了時間を取得し、出力部36は、この直後のオペレータ音声またはユーザ音声について、波形表示部94の対応する部分の音声波形の背景を着色表示する。この状態で再生ボタン62がクリックされると、出力部36は該当部分の音声を再生してオペレータ20に提供する。
また、このステップS24の聞き起こし支援処理において、オペレータ20は、拡大ボタン68、縮小ボタン70、およびフルボタン72をそれぞれクリックすることにより、波形の表示形式を変更することができる。拡大ボタン68がクリックされると、出力部36は、表示される波形を横方向に拡大する。すなわち、より短時間の波形変化がより詳細に表示される。縮小ボタン70がクリックされると、出力部36は逆に、表示される波形を横方向に縮小する。すなわち、より長時間の波形変化が表示される。フルボタン72がクリックされると、出力部36は、処理中の通話の開始から終了までの波形をすべて画面内に表示する。
また、このステップS24の聞き起こし支援処理において、オペレータ20は、聞き起こした問合せの内容が、現状設定されているカテゴリと合致しない場合には、カテゴリ選択ボックス80によりカテゴリを変更することができる。
以上は、外部のユーザからの通話を終了した直後に聞き起こしを行う際の処理の流れであるが、オペレータ業務支援システム100は、オペレータ20の操作に応じて、過去に記録された通話内容の聞き起こし支援を行うこともできる。
過去に記録された通話の聞き起こしを行う場合、オペレータ20は、上記の聞き起こし時と同様にしてスイッチ14aを聞き起こし側に設定した後に、応対ログ画面50の一覧表示ボタン74をクリックする。
一覧表示ボタン74がクリックされると、出力部36は、図13に示す応対ログ一覧画面をディスプレイに表示する。応対ログ一覧画面には、過去に記録された通話のそれぞれについて、図5に示す通話ログ管理情報記憶部の内容の一部である、記録開始時刻、記録終了時刻、通話時間、対応オペレータ名、および上述のカテゴリ選択ボックス80によって指定された通話のカテゴリが表示される。オペレータ20は、聞き起こし作業の対象となる通話を選択して背景を着色表示させ、OKボタンをクリックする。OKボタンがクリックされると、出力部36は、応対ログ一覧画面を消去し、選択された通話内容の記録を読み込んで応対ログ画面50に表示し、上述のステップS24と同様にして聞き起こし支援処理を行う。
もしくは、オペレータ20は、キャンセルボタンをクリックすることにより、選択を中止して応対ログ画面50に戻ることができる。
なお、オペレータ20は、通話内容の記録が進行中である間を除き、上記の処理の流れにかかわらずいつでも、オペレータ20自身に関する設定を行うことができる。この設定は、応対ログ画面50の、設定ボタン76をクリックすることにより開始される。
設定ボタン76がクリックされると、出力部36は、図11に示す設定画面をディスプレイに表示する。この設定画面には、通話ログ管理情報記憶部44に格納されたオペレータ情報、すなわち、オペレータ業務支援ツール39に対するオペレータの識別名であるオペレータ名、オペレータの性別が表示される。
この設定画面に対して、キーボードおよびマウス等の入力装置を介して、編集したいオペレータに該当する行を選択して編集ボタンをクリックした後に、オペレータ名欄の表示を編集する、または性別選択ボタンをクリックする等の入力を行うことにより、オペレータ20は設定を変更することができる。新規ボタンをクリックすることで、新たなオペレータを追加することもできる。
設定変更を終了すると、オペレータ20は、図11に示す設定画面のOKボタンをクリックする。これによって、通話管理部38は、入力された変更内容を反映させ、それ以降のオペレータ業務支援ツール39の実行を変更された内容を用いて行う。
もしくは、オペレータ20は、キャンセルボタンをクリックすることにより、選択を中止して応対ログ画面50に戻ることができる。
この設定画面において、辞書の編集ボタンをクリックすると、図12に示す辞書設定画面が新たに表示される。この辞書設定画面において、所望の辞書を選択してOKボタンをクリックすることにより、音声認識に使用すべき業務向け辞書記憶部40に格納された音声認識辞書を選択することができる。また、音声認識辞書を選択して編集ボタンをクリックすることにより、該当の辞書の登録内容等の編集を行うことができる。
もしくは、オペレータ20は、キャンセルボタンをクリックすることにより、選択を中止して図11の設定画面に戻ることができる。
なお、図8の応対ログ画面で設定ボタン76をクリックし、図11の設定画面、および図12の辞書設定画面で設定されたオペレータと音声認識辞書は、以後の通話で有効となる。すなわち、通話開始ボタン52により音声認識を始めると、オペレータ音声認識部33は設定されたオペレータの性別を通話ログ管理情報記憶部44のオペレータ情報から取得して、該当の性別に合致した音響辞書を使用し、かつ設定された音声認識辞書を使用して、音声認識を行う。
ユーザ音声認識部34は、男女共用の音響辞書を使用し、かつ設定された音声認識辞書を使用して、音声認識を行う。終了ボタン98をクリックし終了する際には、設定されたオペレータと音声認識辞書は、通話ログ管理情報記憶部44の通話ログ管理情報に格納する。
このように、本発明に係るオペレータ業務支援システムは、通話内容のテキストを表示する際、あらかじめ指定されたキーワードを強調表示するので、オペレータ20はその通話において重要な部分をより短時間で認識でき、作業効率を向上させることができる。
リアルタイムで音声認識して、同時に強調表示するキーワードを抽出した後に、音声認識結果に対して、さらに別のキーワードについて強調表示することができる。また、音声認識時には、認識単位の単語についてキーワードを検出できなくとも、音声認識後に、認識単位とは無関係の文章についてもキーワード検出をすることができる。
不要語を目立たなくしたり、削除できるので、限られた画面の中で、効率よく、音声認識結果を確認できる。
ステレオ録音にオペレータ音声とユーザ音声を割り当てることにより、音声データと認識結果との時間整合性をとることができる。
音声データと認識結果の時間整合性が取れているために、あらかじめ定められたキーワードの直後の音声を再生することができる。
音声データと認識結果の時間整合性が取れているために、音声認識結果と音声の波形とを同期をとって、画面で表示することができる。ユーザの音声を認識していなくても、オペレータの音声認識結果と、オペレータ音声とユーザ音声との時間整合性が取れているため、オペレータ音声の間に存在するユーザ音声を再生することができ、音声認識結果を修正することができる。
オペレータ認識結果、またはユーザ認識結果の表示幅を変更したり、削除したりできるので、限られた画面の中で、見やすい表示を行うことができる。
また、オペレータ音声とユーザ音声とをそれぞれ別のチャネルのデータとして分離して記録するので、それぞれの音声を独立して聞き起こすことができ、発話が重なって聞き起こしにくい状態を回避することができる。このため、オペレータ20の作業効率を向上させることができる。
さらに、オペレータ20が発声した内容をリアルタイムで音声認識して自動的にテキスト化するので、オペレータ20がテキストを入力する必要がなく、作業効率を向上させることができる。また、音声認識の結果が誤っていたとしても、テキストをみながら該当部分を選択し、その部分だけをスポット的に簡単に聞き起こして確認することができるので、通話の全音声を再生して該当する音声部分を探す必要がなく、作業効率を向上させることができる。
また、オペレータ20は、中断ボタン54および再開ボタン56によって、通話のうち不要と判断した部分の記録を抑制できるので、聞き起こし作業において不要部分を処理する手間が省け、作業効率を向上させることができる。
さらに、この中断ボタン54および再開ボタン56によって、通話中にリアルタイムで発話の区切りを強制的に認識させ設定させることができるので、正確な音声認識結果を記録させることができ、聞き起こし作業の効率を向上させることができる。
また、通話ログ管理情報記憶部44は、オペレータ名と性別との対応を記憶しているので、音声認識時に、オペレータ名が指定されていれば、対応する性別に合致する音響辞書を用いて音声認識を行うことができる。
また、本発明に係るオペレータ業務支援システム100において、オペレータ20は、スイッチボックス14のスイッチ14aによる切り替えによって、単一のヘッドセット18を通話にも聞き起こしにも共通して使用することができるので、ヘッドセットを作業別に装着しなおして使い分ける必要がなく、オペレータ20の作業効率を向上させることができる。
上記の実施の形態1において、さらに以下のような機能を実行可能であってもよい。
たとえば、出力部36は、聞き起こしにおいて重要でない文字列を不要語として認識し、不要語を表示から自動削除する機能を有してもよい。この不要語は業務向け辞書記憶部40、またはキーワード辞書記憶部45に登録され、ステップS18、またはステップS19と同様にして、音声認識されたテキストと照合されることにより判定される。この照合は、出力部36によって、応対ログ処理部35、オペレータ音声認識部33、またはユーザ音声認識部34のいずれかを経由して行われる。不要語の例としては、「はい」、「さようでございますか」等が挙げられる。また、不要語の自動削除を行うかどうかを、オペレータ20が随時変更可能であってもよい。さらに、不要語を削除するのではなく、他のテキストとは異なる表示形式、たとえば薄い色で表示されるようにしてもよい。
これにより、聞き起こしにおいて重要でないキーワードが画面に表示されなくなるか、または瞬間的に判別しやすくなるので、オペレータ20が重要な部分を認識および理解するのが容易になり、作業効率を向上することができる。
さらに、表示されるテキスト中において、強調表示されたキーワード部分がクリックされることに応じて、そのキーワードに関連付けられた情報、たとえばマニュアル等をポップアップ表示する機能や、キーワードの直後の音声を再生する機能を有してもよい。この情報は、あらかじめそれぞれのキーワードに関連付けられて指定され、業務向け辞書記憶部40、またはキーワード辞書記憶部45に記憶される。これにより、オペレータ20がキーワードに関する情報を得るための手間が省け、作業効率を向上することができる。
なお、オペレータ音声のテキスト表示およびキーワードの強調表示は、上述のようにリアルタイムで行われる。このため、オペレータ20は、たとえば、通話で製品名を発声し、その直後にキーワードとして強調表示される該当製品名をクリックすることにより、マニュアルを表示させ、通話しながらそのマニュアルを参照することができる。
また、キーワード部分のクリックに応じて、過去の通話記録の中から、そのキーワードを含むものをリストアップする機能を有してもよい。このリストアップは、たとえば図13の応対ログ一覧画面と同様の形式でなされ、その中から一つの通話を選択して、図8の応対ログ表示画面を新たに作成して表示し、内容の確認を行うことができる。こうすることにより、関連する複数の通話内容にわたる作業が容易になり、作業効率を向上することができる。
また、キーワードのうち一部を、直後参照用キーワードとして、他のキーワードと区別してもよい。直後参照用キーワードとは、たとえば、「お電話番号を頂戴したいのですが」「型番をお願いします」「お名前をお願いします」等の、その直後のユーザ音声に重要な情報が現れることを示す文字列である。この直後参照用キーワードがクリックされると、そのセルのテキストの最後に相当する発話の区切りを基準として再生開始点が決定され、その時点以降のユーザ音声が再生される。この再生開始点は、たとえば発話の区切りそのものである。
こうすることにより、オペレータ20は、見つけやすく強調表示された、決まった文字列をもとに、重要な情報を含むユーザ音声を確認できるので、応対ログ表示部92を全文にわたって読みなおす必要がなく、作業効率を向上することができる。さらに、変換されたテキストデータが曖昧な場合でも、その前後を簡単に聞き起こすことが可能なため、応対内容を正確に把握することができる。
さらに、キーワードは応対ログ表示部92中で強調表示されるだけでなく、これに加えて別画面にリスト表示されてもよい。また、リスト表示されたキーワードが応対ログ表示部92と関連付けられてもよい。たとえば、キーワードリスト表示画面がディスプレイに表示され、そこには通話に現れるキーワードがその順にリストアップされ、各キーワードをオペレータ20がクリックすることにより、応対ログ表示部92中で該当するセルおよび波形表示部94中で該当する部分の背景が着色表示され、かつ自動的に該当する波形部分の音声が再生されてもよい。また、キーワードはオペレータが簡単に登録、変更、削除できる。
こうすることにより、オペレータが必要とする情報を含む部分を瞬時に確認できるので、オペレータは応対ログ表示部92を全文にわたって読みなおす必要がなく、作業効率を向上することができる。
本発明の実施の形態1に係るオペレータ業務支援システム100を含む構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るスイッチボックス14の構成を示す図である。 オペレータ業務支援システム100の構成を示す図である。 音声記憶部41、オペレータ音声認識結果記憶部42、およびユーザ音声認識結果記憶部43に格納されるデータ形式を示す図である。 通話ログ管理情報記憶部44に格納される通話ログ管理情報のデータ形式を示す図である。 通話ログ管理情報記憶部44に格納されるオペレータ情報のデータ形式を示す図である。 オペレータ音声認識結果記憶部42に格納されるオペレータ情報のデータ形式を示す図である。 本発明の実施の形態1において、通話中でない場合に表示される応対ログ画面50を示す図である。 本発明の実施の形態1において、通話中かつ音声認識実行中である場合に表示される応対ログ画面50を示す図である。 本発明の実施の形態1において、通話中かつ音声認識中断中である場合に表示される応対ログ画面50を示す図である。 本発明の実施の形態1において表示される設定画面を示す図である。 本発明の実施の形態1において表示される辞書設定画面を示す図である。 本発明の実施の形態1において表示される応対ログ一覧画面を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るオペレータ業務支援ツールの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
12 電話機、14 切り替え部(スイッチボックス)、20 オペレータ、18 ヘッドセット、18a スピーカ、18b マイク、33 音声認識部(オペレータ音声認識部)、34 音声認識部(ユーザ音声認識部)、35 応対ログ処理部、36 出力部、37 入力部、100 オペレータ業務支援システム。

Claims (15)

  1. 電話を介した通話を記録するとともに、前記通話に伴うオペレータ業務を支援する、オペレータ業務支援システムであって、
    前記通話の音声データをテキストデータに変換する音声認識部と、
    前記テキストデータを表示する出力部と
    を備え、
    前記音声認識部は、音声データをテキストデータに変換する際に、あらかじめ指定されたキーワードについては、マーキングを施したテキストデータに変換し、
    前記出力部は、前記マーキングされたキーワードを強調表示する
    オペレータ業務支援システム。
  2. 電話を介した通話を記録するとともに、前記通話に伴うオペレータ業務を支援する、オペレータ業務支援システムであって、
    前記通話の音声データをテキストデータに変換する音声認識部と、
    前記テキストデータに加工を施す応対ログ処理部と、
    加工を施された前記テキストデータを表示する出力部と
    を備え、
    前記応対ログ処理部は、前記テキストデータに含まれる、あらかじめ指定されたキーワードにマーキングを施し、
    前記出力部は、前記マーキングされたキーワードを強調表示する
    オペレータ業務支援システム。
  3. 前記オペレータの操作を受け付ける入力部をさらに備え、
    前記出力部は、前記キーワードに関して前記入力部が受け付けた前記操作に応じて、あらかじめ前記キーワードに関連付けられた情報を表示する、請求項1または2に記載のオペレータ業務支援システム。
  4. 前記キーワードがあらかじめ指定された不要語である場合、前記出力部は、前記不要語の表示形式を変更するか、または、前記不要語の表示を削除する、請求項1または2に記載のオペレータ業務支援システム。
  5. 電話を介した通話を記録するとともに、前記通話に伴うオペレータ業務を支援する、オペレータ業務支援システムであって、
    音声データをステレオ形式で格納する音声記憶部と、
    前記通話のオペレータの音声であるオペレータ音声をステレオの一方のチャネルに割り当て、前記オペレータの通話相手の音声であるユーザ音声をステレオの他方のチャネルに割り当てて録音する録音部と、
    前記オペレータ音声を認識してテキストデータに変換すると共に、認識において区切られた文単位に開始時間と終了時間を付加するオペレータ音声認識部と、
    を備えたオペレータ業務支援システム。
  6. 前記ユーザ音声を認識してテキストデータに変換すると共に、認識において区切られた文単位に開始時間と終了情報を付加するユーザ音声認識部
    をさらに備えた請求項5に記載のオペレータ業務支援システム。
  7. 前記テキストデータに加工を施す応対ログ処理部と、
    前記オペレータの操作を受け付ける入力部と、
    加工を施された前記テキストデータを表示する出力部と
    をさらに備え、
    前記応対ログ処理部は、前記テキストデータに含まれる、あらかじめ指定された直後参照用キーワードにマーキングを施し、
    前記出力部は、前記マーキングされた直後参照用キーワードを強調表示し、
    前記出力部は、前記直後参照用キーワードに関して前記入力部が受け付けた前記操作に応じて、前記直後参照用キーワードを含む文に付加された前記終了時間を参照し、前記終了時間の直後の前記オペレータ音声または前記ユーザ音声を、前記音声記憶部から取得して出力する、
    請求項5または6に記載のオペレータ業務支援システム。
  8. 前記オペレータの操作を受け付ける入力部と、
    一方の軸に時間を他方の軸にユーザとオペレータを持つ音声認識結果表示領域と、前記オペレータ音声に係る波形を表示するオペレータ音声領域と、前記ユーザ音声に係る波形を表示するユーザ音声領域とを同一画面上に表示し、前記音声認識結果表示領域には、前記文単位に、前記オペレータの前記開始時間及び対応する前記テキストデータと、前記オペレータの前記終了時間及びその直後の前記ユーザ音声に対応する空のテキストデータとを繰り返して表示する出力部と
    をさらに備え、
    前記入力部は、前記音声認識結果表示領域において、前記時間と、前記ユーザまたは前記オペレータいずれかの組み合わせであるセル、または複数の前記セルの指定を受け付けると、前記セルに対応する前記オペレータ音声領域、及び前記ユーザ音声領域の一部の指定も受け付けたと判断する
    請求項5に記載のオペレータ業務支援システム。
  9. 前記オペレータの操作を受け付ける入力部と、
    一方の軸に時間を他方の軸にユーザとオペレータを持つ音声認識結果表示領域と、前記オペレータ音声に係る波形を表示するオペレータ音声領域と、前記ユーザ音声に係る波形を表示するユーザ音声領域とを同一画面上に表示し、前記音声認識結果表示領域には、前記文単位に、前記オペレータの前記開始時間及び対応する前記テキストデータと、前記ユーザの前記開始時間及び対応する前記テキストデータとを繰り返して表示する出力部と
    をさらに備え、
    前記入力部は、前記音声認識結果表示領域において、前記時間と、前記ユーザまたは前記オペレータいずれかの組み合わせであるセル、または複数の前記セルの指定を受け付けると、前記セルに対応する前記オペレータ音声領域、及び前記ユーザ音声領域の一部の指定も受け付けたと判断する
    請求項6に記載のオペレータ業務支援システム。
  10. 前記出力部は、前記入力部からオペレータの操作を受け付けると、前記音声認識結果表示領域において、ユーザまたはオペレータのセルの表示幅を拡大、縮小、または消去する
    請求項8または9に記載のオペレータ業務支援システム。
  11. 電話を介した通話を記録するとともに、前記通話に伴うオペレータ業務を支援する、オペレータ業務支援システムであって、
    前記通話の音声データを録音する録音部と、
    前記通話の音声データを認識してテキストデータに変換する音声認識部と、
    前記テキストデータを表示する出力部と
    を備え、
    前記録音部と前記音声認識部とは、前記通話を並行して受信し、
    前記音声認識部は、認識において区切られた文単位に、前記テキストデータを変換後、直ちに前記出力部に送信し、
    前記出力部は、前記テキストデータを直ちに出力する
    オペレータ業務支援システム。
  12. 前記オペレータの操作を受け付ける入力部をさらに備え、
    前記入力部が中断の指示を受付けてから、再開の指示を受付けるまでの間、
    前記録音部は、録音を一時中断し、
    前記音声認識部は、音声データからテキストデータへの変換を一時中断する請求項11に記載のオペレータ業務支援システム。
  13. 電話を介した通話を記録するとともに、前記通話に伴うオペレータ業務を支援する、オペレータ業務支援システムであって、
    前記通話の音声データをテキストデータに変換する音声認識部と、
    オペレータを特定するオペレータ名と、オペレータの性別とを関連付けて格納する通話ログ管理情報記憶部と、
    前記オペレータの操作を受け付ける入力部と
    を備え、
    前記入力部が前記オペレータ名の指定を受け付けると、
    前記音声認識部は、前記通話ログ管理情報記憶部に格納された前記オペレータ名に関連付けられた性別を取得し、前記性別に合致する音響辞書を用いて音声認識を行う
    オペレータ業務支援システム。
  14. 前記オペレータが使用する、スピーカおよびマイクを有するヘッドセットと、
    前記ヘッドセットのスピーカと、前記ヘッドセットのマイクと、前記電話のスピーカと、前記電話のマイクと、前記ステレオの一方のチャネルと、前記ステレオの他方のチャネルとを接続する切り替え部と
    をさらに備え、
    前記切り替え部は、
    前記切り替え部の連動リレーが通話側に設定時、前記ヘッドセットのマイクから前記ステレオの一方のチャネルへと音声データを流し、前記電話のスピーカから前記ステレオの他方のチャネルと前記ヘッドセットのスピーカへと音声データを流し、
    前記切り替え部の連動リレーが聞き起こし側に設定時、前記音声記憶部に記憶された音声の一方のチャネルと他方のチャネルとから、前記ヘッドセットのスピーカへと音声データを流す
    請求項5または6に記載のオペレータ業務支援システム。
  15. 前記出力部は、前記テキストデータとは異なる領域に、前記マーキングされたキーワードを、まとめてリスト表示する
    請求項1または2に記載のオペレータ業務支援システム。
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