JP2019032639A - 表示制御プログラム、表示制御装置及び表示制御方法 - Google Patents

表示制御プログラム、表示制御装置及び表示制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】オペレータによる単語の誤認の発生を抑制することを可能とする表示制御プログラム、表示制御装置及び表示制御方法を提供する。【解決手段】テキストデータを受け付け、テキストデータに含まれる単語に対応するマニュアル用語を表示させる操作の受け付け履歴を記憶する記憶部を参照して、受け付け履歴に含まれる操作のうち、最後の操作を受け付けた時刻から現在の時刻までの第1の時間が、受け付け履歴に含まれる操作のうち、第1の操作を受け付けた時刻から第2の操作を受け付けた時刻までの第2の時間を超えるか否かの判定を行い、第1の時間が第2の時間を超える場合、受け付けたテキストデータを、単語を識別可能に表示する。【選択図】図5

Description

本発明は、表示制御プログラム、表示制御装置及び表示制御方法に関する。
例えば、利用者にサービスを提供する事業者(以下、単に事業者とも呼ぶ)は、サービスの提供を行うための業務システム(以下、情報処理システムとも呼ぶ)を構築して稼働させる。
具体的に、事業者は、例えば、利用者が通話中に発話した文章に含まれる単語を、製品用語等の正しい単語(以下、製品用語またはマニュアル用語とも呼ぶ)に変換して出力装置に表示する業務システムを構築する。これにより、例えば、利用者と通話するオペレータは、利用者が発話した文章に含まれる単語に対応する製品用語をリアルタイムに確認することが可能になる(例えば、特許文献1乃至4参照)。
特開2014−174938号公報 特開2015−012463号公報 国際公開第2012/124116号 特開2010−175684号公報
ここで、利用者が発話する文章に含まれる単語の数が多い場合、上記のような業務システムでは、例えば、オペレータが製品用語の表示を行う旨の入力を行った単語についてのみ、対応する製品用語の表示を行う。
しかしながら、利用者が発話する文章に含まれる単語には、例えば、オペレータが製品用語を正しく認識していると勘違いしている単語(以下、誤認単語とも呼ぶ)が含まれる場合がある。そして、オペレータは、この場合、その誤認単語に対応する正しい製品用語の確認を行わない。そのため、オペレータは、利用者が発話する文章に含まれる単語に対応する製品用語の全てを正しく認識することなく、利用者との通話を行う場合がある。
そこで、一つの側面では、オペレータによる単語の誤認の発生を抑制することを可能とする表示制御プログラム、表示制御装置及び表示制御方法を提供することを目的とする。
実施の形態の一つの態様によれば、テキストデータを受け付け、テキストデータに含まれる単語に対応するマニュアル用語を表示させる操作の受け付け履歴を記憶する記憶部を参照して、前記受け付け履歴に含まれる操作のうち、最後の操作を受け付けた時刻から現在の時刻までの第1の時間が、前記受け付け履歴に含まれる操作のうち、第1の操作を受け付けた時刻から第2の操作を受け付けた時刻までの第2の時間を超えるか否かの判定を行い、前記第1の時間が前記第2の時間を超える場合、受け付けた前記テキストデータを、前記単語を識別可能に表示する、処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面によれば、オペレータによる単語の誤認の発生を抑制することを可能とする。
図1は、情報処理システム10の全体構成を示す図である。 図2は、情報処理システム10の全体構成を示す図である。 図3は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。 図4は、情報処理装置1の機能ブロック図である。 図5は、第1の実施の形態における表示制御処理の概略を説明するフローチャートである。 図6は、第1の実施の形態における表示制御処理の概略を説明する図である。 図7は、第1の実施の形態における表示制御処理の概略を説明する図である。 図8は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図9は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図10は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図11は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図12は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図13は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図14は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図15は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図16は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図17は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図18は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図19は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。 図20は、単語対応情報132の具体例を説明する図である。 図21は、時間判定情報131の具体例を説明する図である。 図22は、時間判定情報131の具体例を説明する図である。 図23は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明する図である。 図24は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明する図である。 図25は、操作履歴情報134の具体例を説明する図である。 図26は、時間判定情報131の具体例を説明する図である。 図27は、時間判定情報131の具体例を説明する図である。 図28は、時間判定情報131の具体例を説明する図である。
[情報処理システムの構成]
図1及び図2は、情報処理システム10の全体構成を示す図である。図1及び図2に示す情報処理システム10は、情報処理装置1(以下、表示制御装置1とも呼ぶ)と、記憶装置1aと、電話機4aと、キーボード等の入力装置4bと、ディスプレイ等の出力装置4cとを有する。
図1に示す例において、オペレータ20は、電話機4aを介して利用者と通話を行う(図1の(1))。そして、電話機4aは、この場合、例えば、利用者またはオペレータ20による発話内容から音声情報を生成し、情報処理装置1に対して送信する(図1の(2))。
次に、情報処理装置1は、電話機4aから音声情報を受信した場合、音声情報から利用者またはオペレータ20による発話内容を特定し、特定した発話内容を示すテキストデータ(以下、テキスト情報とも呼ぶ)を生成する(図1の(3))。そして、情報処理装置1は、生成したテキスト情報を出力装置4cに対して送信する(図1の(4))。その後、出力装置4cは、情報処理装置1から送信されたテキスト情報の表示を行う(図1の(5))。
これにより、オペレータ20は、出力装置4cに表示されたテキスト情報を閲覧することで、利用者またはオペレータ20による発話内容をリアルタイムに確認しながら利用者との通話を行うことが可能になる。
続いて、オペレータ20は、図2に示すように、出力装置4cに表示されたテキスト情報に含まれる単語に、正しい製品用語を認識できていないと考える単語(以下、要確認単語とも呼ぶ)が含まれている場合、例えば、情報処理装置1に対して要確認単語に対応する製品用語の表示指示を行う(図2の(6))。具体的に、オペレータ20は、この場合、入力装置4bを介して、情報処理装置1に対する製品用語の表示指示を行う。
そして、情報処理装置1は、要確認単語に対応する製品用語の表示指示を受け付けた場合、例えば、記憶装置1aに記憶された単語と製品用語とをそれぞれ対応付けた情報(以下、単語対応情報とも呼ぶ)を参照し、要確認単語に対応する製品用語の検索を行う(図2の(7))。その後、情報処理装置1は、検索した製品用語を出力装置4cに対して送信する(図2の(8))。そして、出力装置4cは、情報処理装置1から送信された製品用語の表示を行う(図2の(9))。具体的に、出力装置4cは、この場合、情報処理装置1から送信された製品用語を、要確認単語に対応させる形で表示する。
ここで、利用者による発話内容に含まれる単語の数が膨大である場合、情報処理装置1は、例えば、オペレータ20が製品用語の表示を行う旨の入力を行った単語についてのみ、その単語に対応する製品用語の表示を行う。
しかしながら、オペレータ20が製品用語の表示を行う旨の入力を行わない単語には、例えば、オペレータ20が製品用語を正しく認識していると勘違いしている単語(誤認単語)が含まれる場合がある。そのため、オペレータ20は、誤認単語に対応する正しい製品用語の確認を行うことなく、利用者との通話を継続する場合がある。
そこで、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、電話機4aから送信された音声情報から生成されたテキスト情報を受け付けた場合、テキスト情報に含まれる単語(以下、特定の単語とも呼ぶ)に対応するマニュアル用語を表示させる操作の受け付け履歴を記憶する記憶部を参照する。そして、情報処理装置1は、受け付け履歴に含まれる操作のうち、最後の操作を受け付けた時刻から現在の時刻までの時間(以下、第1の時間とも呼ぶ)が、受け付け履歴に含まれる操作のうち、第1の操作を受け付けた時刻から第2の操作を受け付けた時刻までの時間(以下、第2の時間とも呼ぶ)を超えるか否かの判定を行う。
その結果、第1の時間が第2の時間を超える場合、情報処理装置1は、受け付けたテキスト情報を、特定の単語を識別可能に表示する。
すなわち、情報処理装置1は、オペレータ20が特定の単語について過去に製品用語の確認を行ったタイミングに基づいて、特定の単語を次に識別可能に表示するタイミングを決定する。そして、情報処理装置1は、決定したタイミングになった場合、特定の単語についての強調表示を行う。
これにより、情報処理装置1は、オペレータ20に対し、オペレータ20が製品用語の確認を行わなくなった単語についても、製品用語の確認を再度行わせる契機を与えることが可能になる。そのため、情報処理装置1は、オペレータ20が誤認する単語の発生を抑制することが可能になる。
[情報処理システムのハードウエア構成]
次に、情報処理システム10のハードウエア構成について説明する。図3は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。
情報処理装置1は、図3に示すように、プロセッサであるCPU101と、メモリ102と、外部インターフェース(I/Oユニット)103と、記憶媒体104とを有する。各部は、バス105を介して互いに接続される。
記憶媒体104は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)である。そして、記憶媒体104は、記憶媒体104内のプログラム格納領域(図示しない)に、テキスト情報に含まれる単語の表示を制御する処理(以下、表示制御処理とも呼ぶ)を行うためのプログラム110を記憶する。
また、記憶媒体104は、例えば、表示制御処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域130(以下、記憶部130とも呼ぶ)を有する。なお、図1等で説明した記憶装置1aは、例えば、情報格納領域130に対応する。
CPU101は、図3に示すように、プログラム110の実行時に、プログラム110を記憶媒体104からメモリ102にロードし、プログラム110と協働して表示制御処理を行う。
また、外部インターフェース103(I/Oユニット103)は、電話機4a、入力装置4b及び出力装置4cとの通信を行う。
[情報処理システムのソフトウエア構成]
次に、情報処理システム10のソフトウエア構成について説明する。図4は、情報処理装置1の機能ブロック図である。
CPU101は、図4に示すように、プログラム110と協働することにより、情報受付部111と、音声解析部112と、情報管理部113と、時間判定部114と、情報表示部115と、操作受付部116として動作する。また、情報格納領域130には、図4に示すように、時間判定情報131(以下、受け付け履歴131とも呼ぶ)と、単語対応情報132と、操作間隔時間133と、操作履歴情報134とが記憶される。
情報受付部111は、例えば、電話機4aが送信した音声情報を受け付ける。また、情報受付部111は、例えば、情報処理装置1の外部装置である音声解析装置(図示しない)が、電話機4aから送信された音声情報を解析することによってテキスト情報を生成する場合、音声解析装置が送信したテキスト情報を受け付ける。
音声解析部112は、例えば、情報受付部111が電話機4aから音声情報を受け付けた場合、受け付けた音声情報を解析することによってテキスト情報を生成する。
情報管理部113は、例えば、時間判定情報131や操作履歴情報134を生成し、情報格納領域130に記憶する。時間判定情報131は、各オペレータが各単語に対応する製品用語の表示指示を行った時刻を含む情報である。また、操作履歴情報134は、利用者との通話中において製品用語の表示指示が行われた単語を示す情報である。
時間判定部114は、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131を参照し、情報受付部111が受け付けたテキスト情報または音声解析部112が生成したテキスト情報に含まれる特定の単語についての操作のうち、最後の操作を受け付けた時刻から現在の時刻までの第1の時間を算出する。また、時間判定部114は、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131を参照し、情報受付部111が受け付けたテキスト情報または音声解析部112が生成したテキスト情報に含まれる特定の単語についての操作のうち、第1の操作(例えば、最後から2番目に受け付けた操作)を受け付けた時刻から第2の操作(例えば、最後に受け付けた操作)までの第2の時間を算出する。そして、時間判定部114は、算出した第1の時間が、算出した第2の時間を超えるか否かの判定を行う。
情報表示部115は、例えば、第1の時間が第2の時間を超えると時間判定部114が判定した場合、情報受付部111が受け付けたテキスト情報または音声解析部112が生成したテキスト情報を、特定の単語が識別可能な状態になるように出力装置4cに表示する。具体的に、情報表示部115は、例えば、特定の単語が強調して表示されるようにテキスト情報の表示を行う。
操作受付部116は、例えば、オペレータ20が入力装置4bを介して行った操作であって、出力装置4cに表示するテキスト情報に含まれる単語に対応する製品用語の表示指示を行う操作を受け付ける。
[第1の実施の形態の概略]
次に、第1の実施の形態の概略について説明する。図5は、第1の実施の形態における表示制御処理の概略を説明するフローチャートである。また、図6及び図7は、第1の実施の形態における表示制御処理の概略を説明する図である。図6及び図7を参照しながら、図5の第1の実施の形態における表示制御処理の説明を行う。
[表示制御処理の概略]
初めに、表示制御処理の概略について説明を行う。図5は、第1の実施の形態における表示制御処理の概略を説明するフローチャートである。
情報処理装置1は、図5に示すように、テキスト情報を受け付けるまで待機する(S1のNO)。
そして、図6に示すように、テキスト情報を受け付けた場合(S1のYES)、情報処理装置1は、図7に示すように、テキスト情報に含まれる特定の単語に対応する製品用語を表示させる操作の受け付け履歴を含む時間判定情報131を記憶する情報格納領域130を参照して、時間判定情報131に受け付け履歴が含まれる操作のうち、最後の操作を受け付けた時刻から現在の時刻までの第1の時間が、時間判定情報131に受け付け履歴が含まれる操作のうち、第1の操作を受け付けた時刻から第2の操作を受け付けた時刻までの第2の時間を超えるか否かの判定を行う(S2)。
その結果、第1の時間が第2の時間よりも長いと判定した場合(S3のYES)、情報処理装置1は、図7に示すように、S1の処理で受け付けたテキスト情報を、S2の処理で参照した時間判定情報131に含まれる受け付け履歴に対応する特定の単語が識別可能になるように表示する(S4)。一方、第1の時間が第2の時間よりも長くないと判定した場合(S3のNO)、情報処理装置1は、S4の処理を行わない。
すなわち、情報処理装置1は、オペレータ20が特定の単語について過去に製品用語の確認を行ったタイミングに基づいて、特定の単語を次に識別可能に表示するタイミングを決定する。そして、情報処理装置1は、決定したタイミングになった場合、特定の単語についての強調表示を行う。
これにより、情報処理装置1は、オペレータ20に対し、オペレータ20が製品用語の確認を行わなくなった単語についても、再度製品用語の確認を行わせる契機を与えることが可能になる。そのため、情報処理装置1は、オペレータ20が誤認する単語の発生を抑制することが可能になる。
[第1の実施の形態の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図8から図19は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。また、図20から図28は、第1の実施の形態における表示制御処理の詳細を説明する図である。図20から図28を参照しながら、図8から図19に示す表示制御処理を説明する。
[表示制御処理の詳細]
初めに、表示制御処理の詳細について説明を行う。図8から図12は、表示制御処理の詳細を説明するフローチャートである。なお、以下、音声解析部112が音声情報からテキスト情報を生成する場合について説明を行う。
情報処理装置1の情報受付部111は、図8に示すように、音声情報とオペレータ20の識別情報とを受け付けるまで待機する(S11のNO)。情報受付部111は、例えば、オペレータ20の識別情報として、音声情報の送信元を示す情報を受け付けるものであってもよい。
そして、音声情報とオペレータ20の識別情報とを受け付けた場合(S11のYES)、情報処理装置1の音声解析部112は、S11の処理で受け付けた音声情報解析してテキスト情報を生成し、生成したテキスト情報に含まれる単語から、情報格納領域130に記憶された単語対応情報132に情報が含まれる1以上の単語を特定する(S12)。以下、単語対応情報132の具体例について説明を行う。
[単語対応情報の具体例]
図20は、単語対応情報132の具体例を説明する図である。図20に示す単語対応情報132は、単語対応情報132に含まれる各情報を識別する「項番」と、各単語が設定される「単語」と、「単語」に設定された単語に対応する製品用語が設定される「製品用語」とを項目として有する。
具体的に、図20に示す単語対応情報132において、「項番」が「1」である情報には、「単語」として「他局」が設定され、「製品用語」として「相手側」が設定されている。また、図20に示す単語対応情報132において、「項番」が「2」である情報には、「単語」として「トリガー」が設定され、「製品用語」として「契機」が設定されている。図20に含まれる他の情報については説明を省略する。
そして、例えば、S12の処理で生成されたテキスト情報に含まれる文章が「他局ファイル受信をトリガーに動作する業務の中でバッチファイルをキックすると業務がダンマリになります。」である場合、音声解析部112は、S13の処理において、例えば、図20で説明した単語対応情報132を参照し、「単語」に設定された情報である「他局」、「トリガー」、「キック」及び「ダンマリ」を特定する。
図8に戻り、情報処理装置1の情報管理部113は、S12の処理で特定した1以上の単語のうちの1つを抽出する(S13)。
続いて、情報管理部113は、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131を参照し、S13の処理で抽出した単語と、S11の処理で受け付けた識別情報とに対応する情報が存在するか否かを判定する(S14)。以下、時間判定情報131の具体例について説明を行う。
[時間判定情報の具体例]
図21、図22、図26、図27及び図28は、時間判定情報131の具体例を説明する図である。図21等に示す時間判定情報131は、時間判定情報131に含まれる各情報を識別する「項番」と、各オペレータの識別情報が設定される「オペレータ」と、各単語が設定される「単語」とを項目として有する。また、図21等に示す時間判定情報131は、「単語」に設定された単語に対応する製品用語の表示が前回行われた時刻が設定される「前回時刻」と、「単語」に設定された単語に対応する製品用語の表示が前々回行われた時刻が設定される「前々回時刻」とを項目として有している。さらに、図21等に示す時間判定情報131は、各単語に対応する製品用語がオペレータによって既知の情報である旨の入力がされているか否かを示す「フラグ」と、各単語が強調表示を行う単語であるか否かを示す「強調要否」とを項目として有している。
なお、「フラグ」には、既知の情報である旨の入力がされていることを示す「ON」、または、既知の情報である旨の入力がされていないことを示す「OFF」が設定される。また、「強調要否」には、強調表示を行う必要がある単語であることを示す「要」、または、強調表示を行う必要がない単語であることを示す「不要」が設定される。
具体的に、図21に示す時間判定情報131において、「項番」が「1」である情報には、「オペレータ」として「AAAA」が設定され、「単語」として「他局」が設定され、「前回時刻」として「2017/04/12 10:00」が設定されている。そして、図21に示す時間判定情報131において、「項番」が「1」である情報には、「前々回時刻」として「2017/04/02 13:30」が設定され、「フラグ」として「ON」が設定され、「強調要否」として「要」が設定されている。
また、図21に示す時間判定情報131において、「項番」が「2」である情報には、「オペレータ」として「AAAA」が設定され、「単語」として「トリガー」が設定され、「前回時刻」として「2017/04/12 10:00」が設定されている。そして、図21に示す時間判定情報131において、「項番」が「2」である情報には、「前々回時刻」として「2017/04/02 13:30」が設定され、「フラグ」として「OFF」が設定され、「強調要否」として「要」が設定されている。図21に含まれる他の情報については説明を省略する。
図8に戻り、S14の処理において情報が存在しないと判定した場合(S15のYES)、情報管理部113は、図9に示すように、S13の処理で抽出した単語と、S11の処理で受け付けた識別情報とを含む情報を、時間判定情報131の一部として情報格納領域130に記憶する(S21)。
具体的に、例えば、S13の処理で抽出した単語が「ダンマリ」であって、S11の処理で受け付けた識別情報が「AAAA」である場合、情報管理部113は、図22に示すように、「オペレータ」が「AAAA」であって「単語」が「ダンマリ」である情報(「項番」が「4」である情報)を生成し、時間判定情報131の一部として情報格納領域130に記憶する。
なお、この場合、情報管理部113は、「オペレータ」及び「単語」以外の項目に初期値を設定する。具体的に、情報管理部113は、図22に示すように、例えば、「前回時刻」及び「前々回時刻」に、情報処理システム10に稼働開始時刻である「2017/01/01 09:00」を設定し、「フラグ」に「OFF」を設定し、「強調要否」に「要」を設定する。
一方、S14の処理において情報が存在すると判定した場合(S15のNO)、情報管理部113は、S21の処理を行わない。
具体的に、例えば、図22に示す時間判定情報131には、「単語」に「キック」が設定された情報(「項番」が「3」である情報)が既に含まれている。そのため、例えば、S13の処理で抽出した単語が「キック」であって、S11の処理で受け付けた識別情報が「AAAA」である場合、情報管理部113は、S21の処理を行わない。
続いて、時間判定部114は、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131のうち、S13で抽出した単語と、S11の処理で受け付けた識別情報とに対応する情報の「強調要否」に「要」が設定されているか否かを判定する(S22)。
その結果、「強調要否」に「要」が設定されていると判定した場合(S23のYES)、時間判定部114は、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131のうち、S13の処理で抽出した単語と、S11の処理で受け付けた識別情報とに対応する情報の「フラグ」に「ON」が設定されているか否かを判定する(S24)。
一方、「強調要否」に「不要」が設定されていると判定した場合(S23のNO)、情報管理部113は、S13以降の処理を再度行う。
そして、S24の処理において「フラグ」に「ON」が設定されていると判定した場合(S25のYES)、時間判定部114は、図10に示すように、S31以降の処理を行う。一方、S24の処理において「フラグ」に「OFF」が設定されていると判定した場合(S25のNO)、時間判定部114は、図10に示すように、S34以降の処理を行う。
具体的に、図22に示す時間判定情報131において、「オペレータ」に「AAAA」が設定され、「単語」に「他局」が設定された情報(「項番」が「1」である情報)には、「フラグ」として「ON」が設定され、「強調要否」として「要」が設定されている。そのため、S13の処理で抽出した単語が「他局」であって、S11の処理で受け付けた識別情報が「AAAA」である場合、時間判定部114は、S31以降の処理を行う。
一方、図22に示す時間判定情報131において、「オペレータ」に「AAAA」が設定され、「単語」に「トリガー」が設定された情報(「項番」が「2」である情報)には、「フラグ」として「OFF」が設定され、「強調要否」として「要」が設定されている。そのため、S13の処理で抽出した単語が「トリガー」であって、S11の処理で受け付けた識別情報が「AAAA」である場合、時間判定部114は、S34以降の処理を行う。
そして、S24の処理において「フラグ」に「ON」が設定されていると判定した場合(S25のYES)、時間判定部114は、図10に示すように、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131のうち、S13の処理で抽出した単語と、S11の処理で受け付けた識別情報とに対応する情報の「前々回時刻」から「前回時刻」までの時間が基準時間よりも長いか否かを判定する(S31)。
そして、「前々回時刻」から「前回時刻」までの時間が基準時間よりも長いと判定した場合(S32のYES)、時間判定部114は、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131のうち、S13の処理で抽出した単語と、S11の処理で受け付けた識別情報とに対応する情報の「前々回時刻」から「前回時刻」までの時間を、操作間隔時間133として情報格納領域130に記憶する(S33)。
一方、「前々回時刻」から「前回時刻」までの時間が基準時間よりも長くないと判定した場合(S32のNO)、時間判定部114は、基準時間を操作間隔時間133として情報格納領域130に記憶する(S34)。
具体的に、S13の処理で抽出した単語が「トリガー」であって、S11の処理で受け付けた識別情報が「AAAA」である場合、時間判定部114は、図22に示す時間判定情報131を参照し、「項番」が「2」である情報の「前々回時刻」に設定された「2017/04/02 13:30」から「前回時刻」に設定された「2017/04/12 10:00」までの時間である「9日20時間30分」を算出する。そして、例えば、基準時間が「7日」である場合、時間判定部114は、「前々回時刻」から「前回時刻」までの時間が基準時間よりも長いと判定し、「9日20時間30分」を操作間隔時間133として情報格納領域130に記憶する。
そして、S33の処理またはS34の処理の後、情報処理装置1の情報表示部115は、図11に示すように、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131のうち、S13の処理で抽出した単語と、S11の処理で受け付けた識別情報とに対応する情報の「前回時刻」を現在の時刻から減算して算出した時間が、操作間隔時間133よりも長いか否かを判定する(S41)。
その結果、算出した時間が操作間隔時間133よりも長いと判定した場合(S42のYES)、情報表示部115は、S13の処理で抽出した単語を強調して表示することを決定する(S43)。
一方、算出した時間が操作間隔時間133よりも長くないと判定した場合(S42のNO)、情報表示部115は、S13の処理で抽出した単語を強調しないで表示することを決定する(S44)。
すなわち、操作間隔時間133は、S11の処理で受け付けた識別情報に対応するオペレータが、S13の処理で抽出した単語に対応する製品用語の表示を行った間隔を示す時間である。そのため、情報表示部115は、例えば、S13の処理で抽出した単語に対応する製品用語の表示を最後に行われた時刻から現在までの時間が操作間隔時間133を超えた場合、S13の処理で抽出した単語を強調して表示するタイミングが到達したものと判定する。
なお、情報表示部115は、S43の処理において強調した表示する単語の決定を行った場合、決定した単語を示す強調単語情報(図示しない)を情報格納領域130に記憶するものであってもよい。
そして、S43の処理またはS44の処理の後、情報表示部115は、図12に示すように、S12の処理で特定した1以上の単語の全てを抽出したか否かを判定する(S51)。
その結果、S12の処理で特定した1以上の単語の全てを抽出していないと判定した場合(S51のNO)、情報管理部113は、S13以降の処理を再度行う。
一方、S12の処理で特定した1以上の単語の全てを抽出したと判定した場合(S51のYES)、情報表示部115は、S12の処理で生成したテキスト情報に対応する文章を、S43の処理で強調して表示することを決定した単語を強調させるように表示する(S52)。
具体的に、情報表示部115は、図23に示すように、S12の処理で生成したテキスト情報に対応する文章を、S43の処理で強調して表示することを決定した単語を強調させるように出力装置4cに表示する。なお、情報表示部115は、例えば、情報格納領域130に記憶された強調単語情報を参照することによって、S43の処理で強調して表示することを決定した単語を特定するものであってよい。
そして、情報処理装置1は、S52の処理の後、表示制御処理を終了する。
これにより、情報処理装置1は、オペレータ20に対し、オペレータ20が製品用語の確認を行わなくなった単語についても、再度製品用語の確認を行わせる契機を与えることが可能になる。そのため、情報処理装置1は、オペレータ20が誤認する単語の発生を抑制することが可能になる。
[用語表示処理]
次に、製品用語の表示を行う処理(以下、用語表示処理とも呼ぶ)について説明を行う。図13から図15は、用語表示処理を説明するフローチャートである。なお、以下、用語表示処理が表示制御処理の直後に行われる処理であるものとして説明を行う。
情報処理装置1の操作受付部116は、S52の処理で表示した文章に含まれる単語に対応する製品用語の表示指示を受け付けるまで待機する(S61のNO)。具体的に、操作受付部116は、例えば、オペレータ20が入力装置4bに対して、出力装置4cに表示された文章に含まれる単語に対応する製品用語の表示指示を行うまで待機する。
そして、製品用語の表示指示を受け付けた場合(S61のYES)、情報表示部115は、情報格納領域130に記憶された単語対応情報132を参照し、S61の処理で受け付けた表示指示に対応する製品用語を特定する(S62)。そして、情報表示部115は、S62の処理で特定した製品用語を表示する(S63)。
具体的に、S61の処理において「ダンマリ」に対応する製品用語の表示指示を受け付けた場合、情報表示部115は、例えば、図20で説明した単語対応情報132を参照し、「単語」に「ダンマリ」が設定された情報(「項番」が「4」である情報)の「製品用語」に設定された情報である「無応答」を特定する。そして、情報表示部115は、図24に示すように、既に表示されている単語である「ダンマリ」と対応付ける形で「無応答」を表示する。
これにより、情報処理装置1は、オペレータ20による表示指示に対応する製品用語をオペレータ20に認識させることが可能になる。
続いて、情報管理部113は、情報格納領域130に記憶された操作履歴情報134のうち、S61の処理で受け付けた表示指示に対応する情報の操作有無に「有」を設定する(S64)。以下、操作履歴情報134の具体例について説明を行う。
[操作履歴情報の具体例]
図25は、操作履歴情報134の具体例を説明する図である。図25に示す操作履歴情報134は、操作履歴情報134に含まれる各情報を識別する「項番」と、各単語が設定される「単語」と、「単語」に設定された単語に対応する製品用語についての表示指示があったか否かを示す「操作有無」とを項目として有する。なお、以下、用語表示処理の開始時においては、「操作有無」に全て「無」が設定されるものとする。
具体的に、図25に示す操作履歴情報134において、「項番」が「1」である情報には、「単語」として「他局」が設定され、「操作有無」として「無」が設定されている。また、図25に示す操作履歴情報134において、「項番」が「2」である情報には、「単語」として「トリガー」が設定され、「操作有無」として「有」が設定されている。図25に含まれる他の情報については説明を省略する。
図13に戻り、オペレータ20と利用者との通話がまだ終了していない場合(S65のNO)、情報表示部115は、S61以降の処理を再度行う。
一方、オペレータ20と利用者との通話が終了している場合(S65のYES)、情報管理部113は、図14に示すように、情報格納領域130に記憶された操作履歴情報134のうち、「操作有無」に「有」が設定されている情報に含まれる1以上の単語を特定する(S71)。
具体的に、情報管理部113は、例えば、図25で説明した操作履歴情報134を参照し、「操作有無」に「有」が設定された情報(「項番」が「2」及び「4」である情報)の「単語」に設定された情報である「トリガー」及び「ダンマリ」を特定する。
続いて、情報表示部115は、S71の処理で特定した1以上の単語を表示する(S72)。具体的に、情報表示部115は、S71の処理で特定した1以上の単語のそれぞれを示す情報を出力装置4cに表示する。
そして、操作受付部116は、S72の処理で表示した1以上の単語に対応する製品用語がオペレータ20にとって既知であったか否かを示す情報を受け付けるまで待機する(S73のNO)。
具体的に、操作受付部116は、オペレータ20が入力装置4bを介して、S72の処理で表示した1以上の単語に対応する製品用語のそれぞれを知っていたか否かを示す情報を入力するまで待機する。
その後、製品用語が既知であったか否かを示す情報を受け付けた場合(S73のYES)、情報管理部113は、S71の処理で特定した1以上の単語のうちの1つを抽出する(S74)。
そして、情報管理部113は、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131のうち、S74の処理で抽出した単語に対応する情報の「前回時刻」に設定されている情報を「前々回時刻」に設定し、S74で抽出した単語に対応する情報の「前回時刻」に現在の時刻を設定する(S75)。
具体的に、S74の処理において抽出した単語が「ダンマリ」である場合、情報管理部113は、図26に示すように、「項番」が「4」である情報の「前回時刻」に設定されている「2017/01/01 09:00」を、「項番」が「4」である情報の「前々回情報」に設定する。また、情報管理部113は、この場合、図26に示すように、「項番」が「4」である情報の「前回時刻」に、例えば、現在の時刻である「2017/04/30 12:00」を設定する。
これにより、情報管理部113は、オペレータ20によって入力された製品用語が既知であったか否かを示す情報(S73の処理で受け付けた情報)を、時間判定情報131に反映させることが可能になる。
そして、情報管理部113は、図15に示すように、S73の処理で受け付けた情報に、S74の処理で抽出した単語に対応する製品用語が既知であったことを示す情報が含まれているか否かを判定する(S81)。
その結果、製品用語が既知であったことを示す情報が含まれていると判定した場合(S81のYES)、情報管理部113は、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131のうち、S74の処理で抽出した単語に対応する情報の「フラグ」に「ON」を設定する(S82)。
一方、製品用語が既知でなかったことを示す情報が含まれていると判定した場合(S81のNO)、情報管理部113は、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131のうち、S74の処理で抽出した単語に対応する情報の「フラグ」に「OFF」を設定する(S83)。
具体的に、例えば、S73の処理で受け付けた情報に、「トリガー」に対応する製品用語が既知であったことを示す情報が含まれている場合であって、S74の処理で抽出された単語が「トリガー」である場合、情報管理部113は、図27に示すように、「単語」が「トリガー」である情報(「項番」が「2」である情報)の「フラグ」に「ON」を設定する。
すなわち、情報管理部113は、S74の処理で抽出した単語に対応する製品用語がオペレータ20にとって既知であった場合、S74の処理で抽出した単語に対応する製品用語がオペレータ20にとって既知でなかった場合よりも、S74の処理で抽出した単語を次に強調表示するまでの時間を長く設定する。
これにより、情報処理装置1は、オペレータ20が各単語に対応する製品用語を知っているか否かによって、各単語を次に強調表示するタイミングを変えることが可能になる。
続いて、S82の処理またはS83の処理の後、情報管理部113は、S71の処理で特定した1以上の単語の全てを抽出したか否かの判定を行う(S84)。
その結果、S71の処理で特定した1以上の単語の全てを抽出していないと判定した場合(S84のNO)、情報管理部113は、S74以降の処理を再度行う。
一方、S71の処理で特定した1以上の単語の全てを抽出したと判定した場合(S84のYES)、情報管理部113は、情報格納領域130に記憶された操作履歴情報134を初期化する(S85)。具体的に、情報管理部113は、操作履歴情報134の「操作有無」のそれぞれに「無」を設定する。
そして、情報処理装置1は、S85の処理の後、用語表示処理を終了する。
これにより、情報処理装置1は、オペレータ20による表示指示に対応する製品用語をオペレータ20に認識させることが可能になる。また、情報処理装置1は、製品用語の表示が行われた単語に関する情報を、時間判定情報131に反映させることが可能になる。
[強調表示中止処理]
次に、各単語の強調表示を中止する処理(以下、強調表示中止処理とも呼ぶ)について説明を行う。図16から図19は、強調表示中止を説明するフローチャートである。
情報管理部113は、図16に示すように、中止判定タイミングまで待機する(S91のNO)。中止判定タイミングは、例えば、オペレータ20によって強調表示中止タイミングを行う旨の入力が行われたタイミングであってよい。
そして、中止判定タイミングになった場合(S91のYES)、情報管理部113は、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131に情報が含まれる単語のうち、強調表示される1以上の単語を特定する(S92)。
具体的に、情報管理部113は、例えば、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131を参照し、表示制御処理において各単語を強調表示するか否かを決定する際に行われる処理と同様の処理を行うことにより、現段階において強調表示される1以上の単語の特定を行う。以下、S92の処理の詳細について説明を行う。
[S92の処理の詳細]
情報管理部113は、図18に示すように、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131に含まれる情報を1つ抽出する(S111)。そして、情報管理部113は、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131のうち、S111の処理で抽出した情報の「強調要否」に「要」が設定されているか否かを判定する(S112のNO)。
その結果、「強調要否」に「要」が設定されていると判定した場合(S113のYES)、時間判定部114は、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131のうち、S111の処理で抽出した情報の「前々回時刻」から「前回時刻」までの時間を算出する(S114)。
一方、「強調要否」に「不要」が設定されていると判定した場合(S113のNO)、情報管理部113は、S111以降の処理を再度行う。
そして、時間判定部114は、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131のうち、S111で抽出した情報の「前回時刻」を現在の時刻から減算して算出した時間が、S114で算出した時間よりも長いか否かを判定する(S115)。
なお、時間判定部114は、S114の処理において算出された時間が基準時間よりも長くない場合、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131のうち、S111の処理で抽出した情報の「前回時刻」を現在の時刻から減算して算出した時間が、基準時間よりも長いか否かを判定するものであってもよい。
その結果、図19に示すように、S114で算出した時間または基準時間よりも長いと判定した場合(S121のYES)、情報管理部113は、S111の処理で抽出した単語が強調表示されると判定する(S122)。
一方、S114で算出した時間または基準時間よりも長くないと判定した場合(S121のNO)、情報管理部113は、S111の処理で抽出した単語が強調表示されないと判定する(S123)。
その後、情報管理部113は、S111の処理において時間判定情報131に含まれる情報の全てが抽出されているか否かを判定する(S124)。
その結果、時間判定情報131に含まれる情報の全てが抽出されていないと判定した場合(S124のNO)、情報管理部113は、S111以降の処理を再度行う。
一方、時間判定情報131に含まれる情報の全てが抽出されていると判定した場合(S124のYES)、情報管理部113は、S92の処理を終了する。
図16に戻り、情報表示部115は、S92の処理で特定した1以上の単語を表示する(S93)。具体的に、情報表示部115は、例えば、S122の処理において強調表示されると判定した単語のそれぞれを出力装置4cに表示する。
続いて、操作受付部116は、S93の処理で表示した1以上の単語のそれぞれを強調表示する必要があるか否かを示す情報を受け付けるまで待機する(S94のNO)。具体的に、操作受付部116は、オペレータ20が入力装置4bを介して、S93の処理で表示した1以上の単語のそれぞれを引き続き強調表示する必要があるか否かを示す情報を受け付けるまで待機する。
そして、強調表示する必要があるか否かを示す情報を受け付けた場合(S94のYES)、情報管理部113は、図17に示すように、S92の処理で特定した1以上の単語のうちの1つを抽出する(S101)。
続いて、情報管理部113は、S94の処理で受け付けた情報に、S101の処理で抽出した単語の強調表示が不要であることを示す情報が含まれているか否かを判定する(S102)。
その結果、S101の処理で抽出した単語の強調表示が不要であることを示す情報が含まれていないと判定した場合(S102のNO)、情報管理部113は、S101以降の処理を再度行う。
一方、S101の処理で抽出した単語の強調表示が不要であることを示す情報が含まれていると判定した場合(S102のYES)、情報管理部113は、情報格納領域130に記憶された時間判定情報131のうち、S101の処理で抽出した単語に対応する情報の「強調要否」に「不要」を設定する(S103)。
その後、情報管理部113は、S101の処理で特定した1以上の単語の全てを抽出したか否かの判定を行う(S104)。
その結果、S101の処理で特定した1以上の単語の全てを抽出していないと判定した場合(S104のNO)、情報管理部113は、S101以降の処理を再度行う。
一方、S101の処理で特定した1以上の単語の全てを抽出したと判定した場合(S101のYES)、情報処理装置1は、強調表示中止処理を終了する。
すなわち、情報表示部115が強調表示する単語には、オペレータ20が製品用語の表示指示を再度行う可能性が低いものが含まれている場合がある。そして、この場合、情報表示部115は、製品用語の表示指示が再度行われる可能性が低い単語についても強調表示を行うことになる。
そこで、情報管理部113は、オペレータ20によって入力された情報(S94で受け付ける情報)に基づいて、時間判定情報131において強調表示を行う旨の情報が含まれている単語のうち、強調表示を行う必要がないとオペレータ20が判断した単語を特定する。そして、情報管理部113は、特定した単語についての強調表示が行われないように、時間判定情報131の更新を行う。
これにより、情報処理装置1は、強調表示する単語の数を必要最低限に抑えることが可能になる。そのため、情報処理装置1は、オペレータ20が誤認する単語の発生をより効率的に抑制することが可能になる。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記の通りである。
(付記1)
テキストデータを受け付け、
テキストデータに含まれる単語に対応するマニュアル用語を表示させる操作の受け付け履歴を記憶する記憶部を参照して、前記受け付け履歴に含まれる操作のうち、最後の操作を受け付けた時刻から現在の時刻までの第1の時間が、前記受け付け履歴に含まれる操作のうち、第1の操作を受け付けた時刻から第2の操作を受け付けた時刻までの第2の時間を超えるか否かの判定を行い、
前記第1の時間が前記第2の時間を超える場合、受け付けた前記テキストデータを、前記単語を識別可能に表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
(付記2)
付記1において、
前記第1の操作は、最後から2番目に受け付けた操作であり、前記第2の操作は、最後に受け付けた操作である、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記3)
付記1において、さらに、
表示した前記テキストデータに含まれる単語に対応するマニュアル用語を表示させる操作を受け付け、
受け付けた前記操作に対応する前記マニュアル用語を表示し、
表示した前記マニュアル用語を表示したことに応じて行われた特定の操作を受け付ける、
処理をコンピュータに実行させ、
前記判定する処理は、前記特定の操作を受け付けている場合に行われる、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記4)
付記3において、さらに、
前記テキストデータを受け付けた場合において、前記特定の操作を受け付けていない場合、前記記憶部を参照して、前記第1の時間が事前に設定された所定の時間を超えるか否かの判定を行い、
前記第1の時間が前記所定の時間を超える場合、受け付けた前記テキストデータを、前記単語を識別可能に表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
(付記5)
付記1において、
前記判定を行う処理では、受け付けた前記テキストデータに複数の単語が含まれる場合、前記判定を行う処理を前記複数の単語ごとに行い、
前記表示する処理では、前記複数の単語のうち、前記第1の時間が前記第2の時間を超える単語を識別可能に表示する、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記6)
付記1において、さらに、
前記単語を識別可能にする表示を中止することを指示する情報を入力する特定の操作を受け付ける、
処理をコンピュータに実行させ、
前記表示する処理では、前記特定の操作を受け付けている場合、前記単語を識別可能にする表示を行わない、
ことを特徴とする表示制御プログラム。
(付記7)
テキストデータを受け付ける情報受付部と、
テキストデータに含まれる単語に対応するマニュアル用語を表示させる操作の受け付け履歴を記憶する記憶部を参照して、前記受け付け履歴に含まれる操作のうち、最後の操作を受け付けた時刻から現在の時刻までの第1の時間が、前記受け付け履歴に含まれる操作のうち、第1の操作を受け付けた時刻から第2の操作を受け付けた時刻までの第2の時間を超えるか否かの判定を行う時間判定部と、
前記第1の時間が前記第2の時間を超える場合、受け付けた前記テキストデータを、前記単語を識別可能に表示する情報表示部と、を有する、
ことを特徴とする表示制御装置。
(付記8)
付記7において、さらに、
表示した前記テキストデータに含まれる単語に対応するマニュアル用語を表示させる操作を受け付ける操作受付部と、を有し、
前記情報表示部は、受け付けた前記操作に対応する前記マニュアル用語を表示し、
前記操作受付部は、表示した前記マニュアル用語を表示したことに応じて行われた特定の操作を受け付け、
前記時間判定部は、前記特定の操作を受け付けている場合に前記判定を行う、
ことを特徴とする表示制御装置。
(付記9)
テキストデータを受け付け、
テキストデータに含まれる単語に対応するマニュアル用語を表示させる操作の受け付け履歴を記憶する記憶部を参照して、前記受け付け履歴に含まれる操作のうち、最後の操作を受け付けた時刻から現在の時刻までの第1の時間が、前記受け付け履歴に含まれる操作のうち、第1の操作を受け付けた時刻から第2の操作を受け付けた時刻までの第2の時間を超えるか否かの判定を行い、
前記第1の時間が前記第2の時間を超える場合、受け付けた前記テキストデータを、前記単語を識別可能に表示する、
ことを特徴とする表示制御方法。
(付記10)
付記9において、さらに、
表示した前記テキストデータに含まれる単語に対応するマニュアル用語を表示させる操作を受け付け、
受け付けた前記操作に対応する前記マニュアル用語を表示し、
表示した前記マニュアル用語を表示したことに応じて行われた特定の操作を受け付ける、
処理をコンピュータに実行させ、
前記判定する処理は、前記特定の操作を受け付けている場合に行われる、
ことを特徴とする表示制御方法。
1:情報処理装置 1a:記憶装置
4a:電話機 4b:入力装置
4c:出力装置

Claims (8)

  1. テキストデータを受け付け、
    テキストデータに含まれる単語に対応するマニュアル用語を表示させる操作の受け付け履歴を記憶する記憶部を参照して、前記受け付け履歴に含まれる操作のうち、最後の操作を受け付けた時刻から現在の時刻までの第1の時間が、前記受け付け履歴に含まれる操作のうち、第1の操作を受け付けた時刻から第2の操作を受け付けた時刻までの第2の時間を超えるか否かの判定を行い、
    前記第1の時間が前記第2の時間を超える場合、受け付けた前記テキストデータを、前記単語を識別可能に表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  2. 請求項1において、
    前記第1の操作は、最後から2番目に受け付けた操作であり、前記第2の操作は、最後に受け付けた操作である、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  3. 請求項1において、さらに、
    表示した前記テキストデータに含まれる単語に対応するマニュアル用語を表示させる操作を受け付け、
    受け付けた前記操作に対応する前記マニュアル用語を表示し、
    表示した前記マニュアル用語を表示したことに応じて行われた特定の操作を受け付ける、
    処理をコンピュータに実行させ、
    前記判定する処理は、前記特定の操作を受け付けている場合に行われる、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  4. 請求項3において、さらに、
    前記テキストデータを受け付けた場合において、前記特定の操作を受け付けていない場合、前記記憶部を参照して、前記第1の時間が事前に設定された所定の時間を超えるか否かの判定を行い、
    前記第1の時間が前記所定の時間を超える場合、受け付けた前記テキストデータを、前記単語を識別可能に表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  5. 請求項1において、
    前記判定を行う処理では、受け付けた前記テキストデータに複数の単語が含まれる場合、前記判定を行う処理を前記複数の単語ごとに行い、
    前記表示する処理では、前記複数の単語のうち、前記第1の時間が前記第2の時間を超える単語を識別可能に表示する、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  6. 請求項1において、さらに、
    前記単語を識別可能にする表示を中止することを指示する情報を入力する特定の操作を受け付ける、
    処理をコンピュータに実行させ、
    前記表示する処理では、前記特定の操作を受け付けている場合、前記単語を識別可能にする表示を行わない、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  7. テキストデータを受け付ける情報受付部と、
    テキストデータに含まれる単語に対応するマニュアル用語を表示させる操作の受け付け履歴を記憶する記憶部を参照して、前記受け付け履歴に含まれる操作のうち、最後の操作を受け付けた時刻から現在の時刻までの第1の時間が、前記受け付け履歴に含まれる操作のうち、第1の操作を受け付けた時刻から第2の操作を受け付けた時刻までの第2の時間を超えるか否かの判定を行う時間判定部と、
    前記第1の時間が前記第2の時間を超える場合、受け付けた前記テキストデータを、前記単語を識別可能に表示する情報表示部と、を有する、
    ことを特徴とする表示制御装置。
  8. テキストデータを受け付け、
    テキストデータに含まれる単語に対応するマニュアル用語を表示させる操作の受け付け履歴を記憶する記憶部を参照して、前記受け付け履歴に含まれる操作のうち、最後の操作を受け付けた時刻から現在の時刻までの第1の時間が、前記受け付け履歴に含まれる操作のうち、第1の操作を受け付けた時刻から第2の操作を受け付けた時刻までの第2の時間を超えるか否かの判定を行い、
    前記第1の時間が前記第2の時間を超える場合、受け付けた前記テキストデータを、前記単語を識別可能に表示する、
    ことを特徴とする表示制御方法。
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