JP4149370B2 - オーダー処理装置、オーダー処理方法、オーダー処理プログラム、オーダー処理プログラム記録媒体及びオーダー処理システム - Google Patents

オーダー処理装置、オーダー処理方法、オーダー処理プログラム、オーダー処理プログラム記録媒体及びオーダー処理システム Download PDF

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Description

本発明は、レストランや料理店、食堂などの飲食店において、客の注文に従った注文情報を処理するオーダー処理装置、オーダー処理方法、オーダー処理プログラム、オーダー処理プログラム記録媒体及びオーダー処理システムに関する。
従来、レストランなどでは、給仕人が客の注文メニューを端末に入力し、客の注文が終わった後、客の注文を確認するために、注文メニューを繰り返し読み上げる(注文メニューを復唱する)。特開2002−312451の従来技術では、注文メニューを復唱する際に、入力済み注文メニュー(オーダー)を表示させていた。
また、特開2002−312451や特開2003−122966の従来技術では、音声認識を利用して客の注文を入力していたが、注文メニュー確認のための復唱の音声を認識する機能はなかった。
特開2002−312451号公報(公開日 平成14年10月25日) 特開2003−122966号公報(公開日 平成15年4月25日)
しかしながら、従来の技術では、注文メニューが非常に多い時に、それら注文メニューの一覧表示を見ながら復唱を行う場合、どの注文メニューを復唱したかが分かり難く、一部の注文メニューを読み飛ばしてしまうという問題点を有している。
例えば、図16には、従来のオーダー処理端末装置において、入力された注文情報のリストが表示されている状態を示す。図16のような場合、給仕人は、注文メニューを復唱する際に、例えば、Bセット、Cセット、和風ハンバーグセット、サーロインステーキセットと読み上げ、ビーフカレーライスを読み飛ばして、カツ丼、...、チーズケーキと読んでしまうことがある。通常、オーダー処理端末装置の表示画面は小さく見づらいので、そのようなミスが起こりやすい。
なお、注文メニューを読み上げた後、キー操作やタッチパネル入力によって、その注文メニューをマークするという手法が容易に類推されるが、そのような手法では端末装置の操作がわずらわしい。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、例えば注文メニューが非常に多い場合の給仕人による注文メニューの読み飛ばしを減少させることができ、かつ、使い勝手が良好なオーダー処理装置、オーダー処理方法、オーダー処理プログラム、オーダー処理プログラム記録媒体及びオーダー処理システムの提供を目的としている。
上記課題を解決する発明のポイントをまとめると
・給仕人に入力済み注文情報(注文メニューとその数量)の一覧を表示して示し、注文情報の復唱音声を認識し、認識した注文情報を復唱済みとし、この復唱済みの注文情報と復唱されていない注文情報とを識別できるように出力データを作成すること
である。具体的には、本発明の構成とその作用・効果は、以下のようになる。
本発明のオーダー処理装置は、入力された注文情報の少なくとも一つからなる注文情報リストを作成するリスト作成手段と、音声を認識する音声認識手段と、前記注文情報リスト中の注文情報のうち、この注文情報リスト作成後の音声入力についての前記音声認識手段による音声認識結果に相当する注文情報を復唱済みとし、この復唱済みの注文情報と復唱されていない注文情報とを互いに識別できるような出力用データを作成する出力用データ作成手段とを備えたことを特徴としている。
上記の構成によれば、例えばレストランの給仕人が本装置を使用する状況において、給仕人により注文メニュー(注文情報)が復唱された場合に、音声認識手段がその音声を認識し、出力用データ作成手段が音声認識結果に相当する注文情報を復唱済みとし、復唱済みの注文情報と復唱されていない注文情報とを識別できるような出力用データ、例えば表示用データや音声データを作成する。したがって、給仕人は、前記出力用データに基づく例えば表示や音声により復唱済みの注文メニューと復唱していない注文メニューとを容易に識別することができる。この結果、例えば注文メニューが非常に多い場合の給仕人による注文メニューの読み飛ばしを減少させ、かつ端末装置の操作のわずらわしさを軽減することができる。
上記のオーダー処理装置において、前記出力用データ作成手段は、前記リスト作成手段にて作成された注文情報リストの表示領域とは異なる表示領域に復唱されていない注文情報を表示するための表示用データを前記出力用データとして作成することを特徴としている。
上記の構成によれば、前記リスト作成手段にて作成された注文情報リストの表示領域とは異なる表示領域に、復唱されていない注文情報を表示するための表示用データを作成するので、この表示用データに基づく表示が行われた場合に、給仕人は次に復唱すべき注文情報が分かりやすい。
上記のオーダー処理装置において、前記出力用データ作成手段は、音声合成手段と音声再生手段とを備え、復唱されていない注文情報を音声合成手段にて音声合成し、音声再生手段にて音声として再生することを特徴としている。
上記の構成によれば、復唱されていない注文情報を音声合成手段にて音声合成し、音声再生手段にて音声として再生するので、給仕人は次に復唱すべき注文情報が分かりやすい。また、給仕人が、例えば漢字の読み方が分からないような注文メニューを誤った読み方で発音してしまうといった不都合を防止することができる。
上記のオーダー処理装置において、前記音声認識手段は、音声認識の対象となる語彙を、現在表示されている注文情報に係る語彙に限定することを特徴としている。
ここで、注文情報に係る語彙とは、注文情報の簡略化表現なども含んでいる。例えば、「チョコレートパフェが3」という注文情報が表示されている場合に、注文情報に係る語彙は、「チョコパ」、「チョコレートパフェ」、「さん」と「みっつ」などを含んでいる。
上記構成によれば、音声認識の対象となる語彙を、現在表示されている注文情報に係る語彙に限定するので、音声認識の処理の負担を軽減でき、かつ例えば全メニューを認識の対象としたようなオーダー入力装置よりも認識性能を向上させることができる。
上記のオーダー処理装置において、前記出力用データ作成手段は、復唱済みの注文情報の表示領域と復唱されていない注文情報の表示領域との背景色が互いに異なる背景色となる表示用データを前記出力用データとして作成することを特徴としている。
上記の構成によれば、上記表示用データに基づく表示が行われた場合に、復唱済みの注文情報に係る表示領域と復唱されていない注文情報の表示領域との背景色が互いに異なる背景色として表示されるので、復唱済みの注文情報が分かりやすく、給仕人による注文メニューの読み飛ばしを減少させることができる。
また、上記の発明のオーダー処理装置において、前記出力用データ作成手段は、復唱されていない注文情報を表示するための表示用データを作成する一方、復唱済みの注文情報の表示用データを作成しないことにより、両注文情報が互いに識別可能となる出力用データを作成することを特徴としている。
上記構成によれば、復唱されていない注文情報を表示するための表示用データを作成し、復唱済みの注文情報の表示用データを作成しないので、復唱していない注文情報が分かりやすく、給仕人による注文メニューの読み飛ばしを減少させることができる。
上記のオーダー処理装置において、前記出力用データ作成手段は、復唱済みの注文情報を表示する領域と復唱されていない注文情報を表示する領域とを分割して配置した表示用データを前記出力用データとして作成することを特徴としている。
上記の構成によれば、前記表示用データに基づく表示が行われた場合に、復唱済みの注文情報を表示する領域と復唱されていない注文情報を表示する領域とが分割して配置されるので、復唱していない注文情報と復唱済みの注文情報の違いが分かりやすく、給仕人による注文メニューの読み飛ばしを減少させることができる。
上記のオーダー処理装置において、前記出力用データ作成手段は、復唱済みの注文情報と復唱していない注文情報とを異なる表示形態にて表示するための表示用データを前記出力用データとして作成することを特徴としている。
上記の構成によれば、復唱済みの注文情報と復唱していない注文情報とを異なる表示形態、例えば異なるフォントサイズ、異なる色、異なる背景色、異なる表示領域等にて表示することができるので、復唱していない注文情報と復唱済みの注文情報の違いが分かりやすく、給仕人による注文メニューの読み飛ばしを減少させることができる。
上記の発明のオーダー処理装置は、前記注文情報リストを表示する表示手段を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、前記注文情報リストを表示する表示手段を備えているので、給仕人は復唱すべき注文情報が分かりやすい。
また、表示用データを作成することを特徴とする上記の発明のオーダー処理装置において、前記注文情報リストに加えて、前記表示用データを表示する表示手段を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、前記注文情報リストに加えて、前記表示用データを表示する表示手段を備えているので、給仕人による注文メニューの読み飛ばしを減少させ、かつ端末装置の操作のわずらわしさを軽減することができる。
本発明のオーダー処理システムは、ネットワークサーバとしての音声認識装置と、このネットワークサーバとネットワークを介して接続されたネットワーククライアントしての少なくとも1台のオーダー処理装置とを備え、前記オーダー処理装置は、少なくとも音声による入力が可能な入力手段と、入力された注文情報の少なくとも一つからなる注文情報リストを作成するリスト作成手段と、前記ネットワークを介して、前記注文情報リスト、および前記音声入力手段より入力された音声を前記音声認識装置に送信するとともに、前記音声認識装置から送信された音声認識結果を受信する送受信手段と、前記注文情報リスト中の注文情報のうち、受信した前記音声認識結果に相当する注文情報を復唱済みとし、この復唱済みの注文情報と復唱されていない注文情報とを互いに識別できるような出力用データを作成する出力用データ作成手段とを備え、前記音声認識装置は、受信した前記音声を認識する音声認識手段と、前記ネットワークを介して、前記オーダー処理装置から送信された前記注文情報リストおよび音声を受信するとともに、前記音声認識手段による音声認識結果を前記オーダー処理装置へ送信する送受信手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、例えばレストランの給仕人が本システムを使用する状況において、給仕人により注文メニュー(注文情報)が復唱された場合に、音声認識手段がその復唱された注文情報を認識し、出力用データ作成手段が音声認識結果に相当する注文情報を復唱済みとし、復唱済みの注文情報と復唱されていない注文情報を識別できるような出力用データを作成する。したがって、給仕人は、前記出力用データに基づく例えば表示や音声により復唱済みの注文メニューと復唱していない注文メニューとを容易に識別することができる。この結果、例えば注文メニューが非常に多い場合の給仕人による注文メニューの読み飛ばしを減少させ、かつ端末装置の操作のわずらわしさを軽減することができる。また、音声認識処理をサーバ側で行うので、オーダー処理装置の負担を軽減することができる。
発明の効果をまとめると以下のようになる。
・図6のように次に復唱すべき注文情報(Bセット)を表示することによって、あるいは、それを読み上げる処理によって、給仕人は次に復唱すべき注文情報がわかりやすくなる。
・図8あるいは図9のように復唱済みの注文情報と復唱していない注文情報の表示領域の背景色を変えることによって、給仕人は既に復唱した注文情報とこれから復唱すべき注文情報が区別しやすい。
・復唱されていない、かつ表示されている注文情報に認識対象となる語彙を限定するので、音声認識処理の負担を軽減でき、かつ全メニューを認識対象とするよりも認識性能を向上させることができる。
具体的には、本発明のオーダー処理装置は、リスト作成手段と、音声認識手段と、注文情報リスト中の注文情報のうち、この注文情報リスト作成後の音声入力についての前記音声認識手段による音声認識結果に相当する注文情報を復唱済みとし、この復唱済みの注文情報と復唱されていない注文情報とを互いに識別できるような出力用データを作成する出力用データ作成手段とを備えた構成である。
これにより、給仕人は、前記出力用データに基づく例えば表示や音声により復唱済みの注文メニューと復唱していない注文メニューとを容易に識別することができる。この結果、例えば注文メニューが非常に多い場合の給仕人による注文メニューの読み飛ばしを減少させ、かつ端末装置の操作のわずらわしさを軽減することができる。
以下添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(オーダー処理装置の外観)
まず、図3を用いて、本発明の実施例におけるオーダー処理装置H1の外観を説明する。ここでは、本発明が表示機能と音声出力機能を有するオーダー処理装置に適用されて実施されている。図3のオーダー処理装置H1は、スピーカH2、表示装置H3、数量を入力する、あるいは注文メニューを選択するキーH4、音声入力のON/OFFを切り替える音声入力ボタンH5及びマイクH6が配置されている。この図の例では、マイクH6は内蔵されているが、外付けされてもよい。マイクを外付けする場合に、マイクには送信器を設ける一方、オーダー処理装置H1には受信器を設けて,両者を無線で接続してもよい。また、表示装置H3は、注文メニューなどを表示する機能を有し、タッチパネルとそのコントローラで構成される。
(オーダー処理装置のハードウェア構成)
ここで、図2を用いて、本発明の実施例におけるオーダー処理装置H1のハードウェア構成を説明する。図2に示すオーダー処理装置H1は、一般には、1台のサーバH105に対して複数台が設けられる。すなわち、オーダー処理装置H1及びサーバH105は、相互に通信可能なオーダーデータ処理システムとして構成可能である。
図2に示すオーダー処理装置H1は、スピーカH2、表示装置H3、キーH4、音声入力ボタンH5、マイクH6、タッチキーH100、サウンドカードH101、制御部H102、記憶部H103及びネットワークIFカードH104を備える。
制御部102は、プロセッサなどから構成され、例えばROMが記憶している制御プログラムに従って動作し、このオーダー処理装置H1全体の動作を制御する。記憶部(記憶手段)H103は、RAMあるいはROMなどの記録媒体から構成され、入力指示、入力データ、一時データ、処理状態を表すフラグ、注文情報(入力手段より入力された注文情報)及び制御プログラムを記憶する。
スピーカH2は、サウンドカードH101から供給されたアナログ音声信号を出力する。表示装置H3は、例えば注文メニューなどを表示する機能を有し、液晶パネルや、表示ドライバーなどから構成される。キーH4は、キー及びキーボードのコントローラなどで構成され、装置の使用者である給仕人が注文メニューを選択する、あるいは注文数を入力するためのものである。音声入力ボタンH5は、マイクH6からの音声データの取り込みの開始または終了など、音声入力のON/OFFを切り替えるためのスイッチである。
マイクH6は、給仕人からの音声信号を集音し、サウンドカードH101に供給する。サウンドカードH101は、D/A及びA/D変換器などで構成され、マイクH6により集音されたアナログ音声信号をデジタル化して記憶部H103に保存する処理及び、デジタル音声信号をアナログ化してスピーカH2に供給する処理を行う。
タッチキーH100は、タッチパネルとそのコントローラなどで構成され、上記給仕人が押圧操作して入力を行うためのものである。
ネットワークIFカードH104は、無線LANなどで構成され、サーバH105との間で、注文情報や音声信号データを送受信する。
(オーダー処理装置の機能構成)
ここで、図1のブロック図を用いて、本実施の形態におけるオーダー処理装置H1の機能構成を説明する。このオーダー処理装置H1は、注文情報入力部F1、注文情報リスト作成部F2、音声入力部F4、音声認識部F5、注文情報管理部F6、出力用データ作成部F7、出力制御部F8及び出力部F9を備えている。
注文情報入力部(入力手段)F1は、キーH4及び(あるいは)タッチキーH100によって構成され、給仕人の操作により、客から注文されたメニュー名とその注文数からなる注文情報が入力される。注文情報リスト作成部F2は、制御部H102及びこの制御部H102が実行するプログラムによって構成され、注文情報入力部F1にて入力された注文情報データを記憶部H103に記憶し、注文情報のリスト(以下、注文情報リストと称する)を作成して、記憶部H103に保存する。なお、注文情報は、下記のマイクH6を使用して音声により入力する構成とすることも可能である。
音声入力部F4は、マイクH6、音声入力ボタンH5及びサウンドカードH101によって構成され、集音したアナログの音声信号をデジタル化して、記憶部H103に保存する。音声認識部F5は、制御部H102及びこの制御部H102が実行するプログラムによって構成され、音声入力部F4にて入力された音声を認識し、認識結果を文字列として出力する。ただし、音声認識部F5が、制御部H102及びこの制御部H102が実行するプログラムによって構成される必要はなく、音声認識LSIを用いて構成しても良い。
注文情報管理部F6は、制御部H102及びこの制御部H102が実行するプログラムによって構成され、注文情報リストに含まれる注文情報のうち、音声認識部F5での認識結果に相当する注文情報を復唱済みとする。
出力用データ作成部F7は、制御部H102及びこの制御部H102が実行するプログラムによって構成され、注文情報管理部F6にて復唱済みとされた注文情報と復唱済みとされていない注文情報とを識別できるような出力用データを作成する。出力部F9は、表示装置H3からなる表示部F10、サウンドカードH101及びスピーカH2からなる音声出力部F11、及びネットワークIFカードH104からなるネットワーク出力部F12を備えている。
出力制御部F8は、制御部H102及びこの制御部H102が実行するプログラムによって構成され、出力用データ作成部F7で作成した出力データを、その種類に応じて、出力部F9の適合するデバイスへ出力する。具体的には、出力データの種類が画像であるなら表示装置H3(表示部F10)へ出力し、出力データの種類が音声であるならサウンドカードH101(音声出力部F11)へ出力し、出力データの種類が通信データであるならネットワークIFカードH104(ネットワーク出力部F12)へ出力する。
(オーダー処理装置の動作)
ここで、図4のフローチャートを用いて、本実施の形態におけるオーダー処理装置H1の動作を説明する。
ステップS1(以下ステップSをSと略記する)では、給仕人のキーH4あるいはタッチキーH100(注文情報入力部F1)の操作によって、客から注文されたメニュー名とその注文数からなる注文情報が入力され、その注文情報が記憶部H103に保存される。図5は、注文情報の具体的な例を示す。以後の具体例を用いた処理の説明では、図5のような注文情報が入力された場合について説明する。
S2では、注文情報リスト作成部F2がS1にて記憶した注文情報のリストを作成する。このとき、リストの注文情報の順序はどのようなものでも良いが、例えば注文情報を入力した順番に並べると良い。以降、リストの注文情報は、入力した順番に並べられているものとして説明する。
S3では、注文情報管理部F6が、S2にて作成したリストの各注文情報について、復唱をされたかどうかを示す復唱済みフラグと対応付ける。給仕人は、注文情報を入力した後、入力ミスおよび入力忘れの有無を確認するため、入力した注文情報を復唱する。そこで、注文情報について復唱済みフラグにより復唱されたものとされていないものとを区別する。復唱済みフラグは、TRUEであるときにその注文情報が復唱されたことを示し,FALSEであるときにその注文情報が復唱されていないことを示す。ただし,このS3の段階では,復唱済みフラグの初期化のため、復唱済みフラグはすべてFALSEに設定される。
S4では、まず、S2にて作成した注文情報のリストを表示部F10へ出力するための表示用データを出力用データ作成部F7が作成する。このとき、各注文情報が表示されているかどうかを判別するための注文情報表示フラグを、各注文情報に対応付けて作成する。ただし、注文情報表示フラグは、TRUEなら対応する注文情報が表示されていることを示し、FALSEなら表示されていないということを示す。
図6は、図5のような注文情報が入力された時、本実施例にて表示される例であるが、画面サイズの制限が原因で “クリームあんみつ”と“チーズケーキ”が表示されていない。その場合、“クリームあんみつ” と“チーズケーキ”の注文情報に対応した注文情報表示フラグがFALSEになっている。ただし、キー4あるいはタッチキー5により下スクロールすると、図7のように“クリームあんみつ”も表示される。図7のような場合、“クリームあんみつ”の注文情報に対応した注文情報表示フラグがTRUEになり、“Bセット”に対応した注文情報表示フラグがFALSEになる。
次に、S4では、復唱済みフラグがFALSEである注文情報の中で、リストの最前列にある注文情報の文字列を、リストの表示領域とは異なる領域に表示させるための表示用データを作成する。図6は、図5のような注文情報が入力された時に、本実施例にて表示される一例である。図6では、復唱済みフラグがFALSEであり、かつ、リストの最前列にある“Bセット(注文数1)”に係るフォントが拡大されて表示されている。ただし、フォントを拡大せずに、通常のフォントと同じように表示しても良い。勿論、フォントだけでなく、メニューに対応付けた画像をあらかじめ記憶部H103に保存しておき、その画像を表示しても良い。
さらに、S4では、復唱済みフラグがFALSEである注文情報において、リストの最前列にある注文情報の音声データを作成する。ただし、メニュー名や数量を読み上げた音声をあらかじめ記憶部H103に保存しておくか、あるいは、テキスト音声合成エンジンを搭載しておく必要がある。
図6のように、オーダー処理装置H1において、次に復唱すべき注文情報(Bセット)を表示すること,あるいは,それを読み上げる処理を行うことによって,給仕人は注文情報についての復唱作業を容易に行うことができる。
最後に、S4では、図8のように、復唱済みフラグがTRUEになっている注文情報の表示領域においてフォント色と背景色が反転した表示用データが作成される。ただし、フォント色と背景色の反転に限定する必要はなく、図9のように、復唱済みフラグがTRUEになっている注文情報の表示領域に斜線を表示しても良い。また、図10のように、復唱済みフラグがTRUEになっている注文情報を非表示としても良い。また、図11のように、復唱済みフラグがFALSEの表示領域と復唱済みフラグがTRUEの表示領域とを分けて表示してもよい。このように、復唱済みフラグがFALSEである注文情報の表示領域と復唱済みフラグがTRUEである注文情報の表示領域とを識別できるように表示することで、給仕人は既に復唱した注文情報とこれから復唱すべき注文情報が区別しやすい。
S5では、S4(出力用データ作成部F7)で作成した表示用データを表示部F10へ出力し、S4で作成した音声データを音声出力部F11へ出力する。勿論、表示用データ及び音声データを共に出力する必要は無く、どちらか一方だけのデータを出力しても良い。
S6では、音声認識部F5が、音声認識処理に必要な言語モデルを作成する。本実施例の説明において、言語モデルとは、認識可能な(受理できる)単語列を登録する文法データである。
ここで文法データについて説明する。文法データに登録されている単語列は、図12のような単語ネットワークの形式で表される。図12は、“メニュー名 − が − 注文数呼び方1”、“メニュー名 − が − 注文数呼び方2”、...、“メニュー名 − が − 注文数呼び方n”、“メニュー名 − を − 注文数呼び方1”、...、“メニュー名 − を − 注文数呼び方n”、“メニュー名 − ガーベッジ − 注文数呼び方1”、...、“メニュー名 − ガーベッジ − 注文数呼び方n”といった単語列を表した単語ネットワークである。ただし、ガーベッジとはすべての音韻をカバーすることを表す記号語である。ガーベッジという記号語に対応する音響モデルは、雑音、あらゆる音韻を持つ音声から学習される。通常そのような音響モデルはガーベッジモデルと呼ばれる。本実施例では、ガーベッジモデルは、初期状態から最終状態へスキップ可能な(NULL出力を許す)モデルであるとしている。つまり、“メニュー名 − ガーベッジ − 注文数呼び方1”の単語列が文法データに登録されている場合、“メニュー名 − 注文数呼び方1”という音声も認識可能である。以上の例では、メニュー名に対応する単語は一つだけとしたが、勿論、一つのメニューに複数の単語(呼び方)を対応付けて、一つのメニューに対応した複数の単語を認識可能な単語ネットワークも作成できるようにしても良い。例えば、“チョコレートパフェ”のメニュー名に対して、“チョコレートパフェ”と“チョコパ”という単語を割り当てても良い。
まず、S6では、復唱済みフラグがFALSEかつ注文情報表示フラグがTRUEである各注文情報に対応して、図12のような単語ネットワークのテンプレートに、“メニュー名”や“注文数呼び方”が書き込まれる。次に、作成した各単語ネットワークを、並列に連結することで受理可能な単語列を定義する。図13は、図5のような注文情報が入力された後、図6のように表示した場合の文法データである。ただし、図13では、復唱済みフラグが全てFALSEである。復唱済みフラグがFALSEかつ注文情報表示フラグがTRUEになっている各注文情報に認識対象となる語彙を限定するので、音声認識処理の負担が軽減され、かつ、全メニューを認識対象とするよりも認識性能を向上させることができる。
S7では、音声認識部F5がS6にて作成した言語モデルを用いて、給仕人が復唱する音声を認識する。
S8では、まず、S7で認識した結果に相当する注文情報の復唱済みフラグをTRUEに設定する。例えば、図5のような注文情報が入力された時に、“Bセットがおひとつ”と音声認識した場合、“Bセット(注文数1)”の注文情報の復唱済みフラグはTRUEに設定される。
S9では、必要に応じて、給仕人のキー4あるいはタッチキー5の操作によってリストの注文情報の修正が行われる。修正によって注文情報の注文数が0になった(注文情報が消去された)場合、その注文情報がリストから削除され、それに対応する各フラグも消去される。また、新しい注文が入力された場合は、その注文情報がリストの最後に新しく追加され、それに対応した各フラグが作成される。このとき、新しく追加された注文情報が見えるようにリストの表示を行い、注文情報表示フラグはTRUEに設定される。勿論、新しく追加され注文情報が多すぎて一度に全て表示できない場合、表示できない注文情報に対応する注文情報表示フラグはFALSEに設定される。また、新しい注文情報に対応する復唱済みフラグは、TRUEに設定される。
S10では、リストの注文情報が全て復唱されたかを判別する。具体的には、復唱済みフラグが全てTRUEになっていると、リストの注文情報が全て復唱されたと判断し、S11の処理に進む。そうでない場合、S4の処理に戻る。
S11では、最後の注文情報の修正を行う。このときの処理は、S9と同じである。
S12では、客の注文情報を確定し、リストの注文情報の全てをサーバ12に送信する。
(サーバー・クライアントシステムでの実施例)
以上は、オーダー処理装置H1にて、以上の全処理を行う実施形態を説明したが、本発明は、通信回線を介したサーバー・クライアントシステムで構成することも可能である。通常、音声認識の処理の計算量は大きいため、この音声認識の処理をサーバ装置H105側で行うことによって、クライアントのオーダー処理装置H1(以下ネットワーククライアントとしてのオーダー処理装置を単に端末装置と呼ぶ)のコストを削減できる。そのような場合、端末装置H1のハードウェア構成は、は図2及び図3の構成と同じでよいが、図1の音声認識部F5の機能をサーバ装置H105で行うことになる。
(サーバー・クライアントシステムでの機能構成)
図14は、に本発明をサーバ・クライアントシステムで実施した場合の機能構成を示すブロック図である。本発明をサーバー・クライアントシステムで実施した場合、端末装置H1は、注文情報入力部F1、注文情報リスト作成部F2、音声入力部F4、送受信部F100、注文情報管理部F6、出力用データ作成部F7、出力制御部F8及び出力部F9を備える。また、サーバ装置H105は、送受信部F101及び音声認識部F5aを備えている。
本発明をサーバ・クライアントシステムで実施した場合における端末装置H1の各部の機能は、オーダー処理装置H1にて全処理を行う場合のものと同じであるが、注文情報リスト作成部F2と音声入力部F4のデータ出力先及び、注文情報管理部F6へのデータ入力先が異なっている。
さらに詳しく述べると、注文情報リスト作成部F2は、注文情報入力部F1にて入力された注文情報リストを記憶部H103に保存し、さらにその注文情報リストを送受信部F100に出力する。
また、音声入力部F4は、アナログの音声信号をデジタル化して、そのデジタル音声信号を送受信部F100に出力する。
また、注文情報管理部F6は、送受信部F100から音声認識部F5aの認識結果を取得し、注文情報リストに含まれる注文情報のうち、認識結果に相当する注文情報を復唱済みとする。
送受信部F100は、ネットワークIFカードH104で構成され、注文情報リスト作成部F2が作成した注文情報リスト、音声入力部F4から取得したデジタル音声信号をサーバ装置H105に送信し、そのサーバ装置から送信された音声認識結果を受信する。
サーバ装置H105の音声認識部F5aは、CPU及びこのCPUが実行するプログラムなどによって構成され、送受信部H101にて取得した音声を認識し、その認識結果を文字列として送受信部H101に出力する。
サーバ装置H105の送受信部H101は、ネットワークIFカードなど(例えばH104と同じものでも良い)によって構成され、端末装置H1から送信された送信データを受信し、音声認識部F5aの音声認識結果を端末装置H1へ送信する。
(サーバー・クライアントシステムでの動作)
図15は、本発明をサーバ・クライアントシステムで実施した場合の動作を示すフローチャートである。図15の(a)は端末装置H1における動作を示し、図15の(b)はサーバ装置H105における動作を示す。図4と図15とを比較すると、サーバ・クライアントシステムで実施した場合(図6)の動作は、オーダー処理装置H1にて全処理を行った場合(図4)のS6及びS7の処理を端末装置H1では行わない点が異なっていることが分かる。また、本システムにおいて、オーダー処理装置H1にて全処理を行う場合と同じようにS6の言語モデル作成のステップを行った場合、端末装置H1にて表示している注文情報など(注文情報表示フラグ)を頻繁に(それらが生じる度に)サーバ装置H105へ送信しなければならないという(通信回線を無駄に使用するという)欠点がある。
そこで、サーバ・クライアントシステムで実施した場合では、まず端末装置H1側において、注文情報リスト作成部F2が注文情報リストを作成(S2)した後に、送受信部F100が作成した注文情報リストをサーバ装置H105へ送信(S100)する。サーバH105側において、送受信部F101が端末装置H1から送信されたリストを受信(S101)し、受信したリストに基づいて言語モデルを作成(S6a)し、言語モデルの作成が完了したことを端末側に通知(S102)する。S10にて復唱終了と判断されるまで、S6aにて作成した言語モデルを用いて音声認識(S7)を行う。ただし、その場合、認識対象となる語彙を限定する機能が失われることになる。
(ソフトウェアでの実施例)
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、他のシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータCPUが記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、等を用いることができる。
また、上記プログラムコードは、通信ネットワークのような伝送媒体を介して、他のコンピュータシステムから記録装置等へダウンロードされるものであってもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードを格納することになる。
なお、以上の例において、出力用データ作成部F7が作成する、復唱済みの注文情報と復唱されていない注文情報とを識別可能な出力用データが表示用データである場合について説明したが、これに限らず、前記出力用データは、音声データであってもよい。この場合の音声データは、例えば、図5のような注文情報が入力され、給仕人が“Bセットがお一つ”と復唱した時、“Bセットが一つ”という音声出力せずに、復唱されていない注文情報を“Cセットが一つ”、...、“チーズケーキが一つ”を音声出力することにより、復唱済みの注文情報と復唱されていない注文情報は互いに識別可能となる。
以上のように、本発明のオーダー処理装置は、少なくとも音声による入力が可能な入力手段と、前記入力手段より入力された注文情報を記憶する記憶手段と、入力された注文情報の少なくとも一つからなる注文情報リストを作成するリスト作成手段と、音声を認識する音声認識手段と、前記注文情報リスト中の注文情報のうち、この注文情報リスト作成後の音声入力についての前記音声認識手段による音声認識結果に相当する注文情報を復唱済みとし、この復唱済みの注文情報と復唱されていない注文情報とを互いに識別可能な出力用データとして出力する出力用データ作成手段とを備えた構成である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
以上の実施の形態においては、オーダー処理装置及びオーダー処理システムを飲食店にて使用した例について説明したが、客が注文して店員が復唱するような状況にて使用する装置及びシステム(例えばコンビニなどのレジなど)にも使用可能である。
本発明の実施の一形態におけるオーダー処理装置の機能構成を示すブロック図である。 図1に示したオーダー処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1に示したオーダー処理装置の外観を示す正面図である。 図1に示したオーダー処理装置の動作を示すフローチャートである。 図1に示したオーダー処理装置に入力される注文情報の具体例を示す説明図である。 図1に示したオーダー処理装置での注文情報リストの一表示例を示す説明図である。 図6の表示を下スクロールした場合の注文情報リストの表示例を示す説明図である。 図1に示したオーダー処理装置において、復唱済みとそうでない注文情報とを区別した場合の表示用データの一例を示す説明図である。 図1に示したオーダー処理装置において、復唱済みとそうでない注文情報とを区別した場合の表示用データの他の例を示す説明図である。 図1に示したオーダー処理装置において、復唱済みとそうでない注文情報とを区別した場合の表示用データのさらに他の例を示す説明図である。 図1に示したオーダー処理装置において、復唱済みとそうでない注文情報とを区別した場合の表示用データのさらに他の例を示す説明図である。 図1に示したオーダー処理装置において使用される単語ネットワークのテンプレートを示す説明図である。 図5のような注文情報が入力された後、図6のように表示した場合(注文メニュー等が復唱されていない状態)における文法データの説明図である。 本発明の実施の他の形態を示すものであって、本発明をサーバ・クライアントシステムで実施した場合の機能構成を示すブロック図である。 図14に示したサーバ・クライアントシステムの動作を示すフローチャートである。 従来のオーダー処理装置での注文情報リストの表示例を示す説明図である。
符号の説明
H1 オーダー処理装置
H2 スピーカ
H3 表示装置
H4 キー
H5 音声入力ボタン
H6 マイク
H100 タッチキー
H101 サウンドカード
H102 制御部
H103 記憶部(記憶手段)
H104 ネットワークIFカード
H105 サーバ
F1 注文情報入力部
F2 注文情報リスト作成部(リスト作成手段)
F4 音声入力部
F5 音声認識部(音声認識手段)
F6 注文情報管理部(出力用データ作成手段)
F7 出力用データ作成部(出力用データ作成手段)
F8 出力制御部
F9 出力部(音声合成手段、音声再生手段、表示手段)

Claims (13)

  1. 入力された注文情報の少なくとも一つからなる注文情報リストを作成するリスト作成手段と、
    音声を認識する音声認識手段と、
    前記注文情報リスト中の注文情報のうち、この注文情報リスト作成後の音声入力についての前記音声認識手段による音声認識結果に相当する注文情報を復唱済みとし、この復唱済みの注文情報と復唱されていない注文情報とを互いに識別できるような出力用データを作成する出力用データ作成手段とを備えたことを特徴とするオーダー処理装置。
  2. 前記出力用データ作成手段は、前記リスト作成手段にて作成された注文情報リストの表示領域とは異なる表示領域に復唱されていない注文情報を表示するための表示用データを前記出力用データとして作成することを特徴とする請求項1に記載のオーダー処理装置。
  3. 前記出力用データ作成手段は、音声合成手段と音声再生手段とを備え、復唱されていない注文情報を音声合成手段にて音声合成し、音声再生手段にて音声として再生することを特徴とする請求項1に記載のオーダー処理装置。
  4. 前記音声認識手段は、音声認識の対象となる語彙を、現在表示されている注文情報についての語彙に限定することを特徴とする請求項1に記載のオーダー処理装置。
  5. 前記出力用データ作成手段は、復唱済みの注文情報の表示領域と復唱されていない注文情報の表示領域との背景色が互いに異なる背景色となる表示用データを前記出力用データとして作成することを特徴とする請求項1に記載のオーダー処理装置。
  6. 前記出力用データ作成手段は、復唱されていない注文情報を表示するための表示用データを作成する一方、復唱済みの注文情報の表示用データを作成しないことにより、両注文情報が互いに識別可能となる出力用データを作成することを特徴とする請求項1に記載のオーダー処理装置。
  7. 前記出力用データ作成手段は、復唱済みの注文情報を表示する領域と復唱されていない注文情報を表示する領域とを分割して配置した表示用データを前記出力用データとして作成することを特徴とする請求項1に記載のオーダー処理装置。
  8. 前記出力用データ作成手段は、復唱済みの注文情報と復唱していない注文情報とを異なる表示形態にて表示するための表示用データを前記出力用データとして作成することを特徴とする請求項1に記載のオーダー処理装置。
  9. 前記注文情報リストを表示する表示手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のオーダー処理装置。
  10. 前記注文情報リストに加えて、前記表示用データを表示する表示手段を備えていることを特徴とする請求項2、5または7に記載のオーダー処理装置。
  11. 請求項1から8の何れか1項に記載のオーダー処理装置を動作させるオーダー処理プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのオーダー処理プログラム。
  12. 請求項11に記載のオーダー処理プログラムが記録されたことを特徴とするコンピュータ読取り可能なプログラム記録媒体。
  13. ネットワークサーバとしての音声認識装置と、このネットワークサーバとネットワークを介して接続されたネットワーククライアントしての少なくとも1台のオーダー処理装置とを備え、
    前記オーダー処理装置は、
    少なくとも音声による入力が可能な入力手段と、
    入力された注文情報の少なくとも一つからなる注文情報リストを作成するリスト作成手段と、
    前記ネットワークを介して、前記注文情報リスト、および前記音声入力手段より入力された音声を前記音声認識装置に送信するとともに、前記音声認識装置から送信された音声認識結果を受信する送受信手段と、
    前記注文情報リスト中の注文情報のうち、受信した前記音声認識結果に相当する注文情報を復唱済みとし、この復唱済みの注文情報と復唱されていない注文情報とを互いに識別できるような出力用データを作成する出力用データ作成手段とを備え、
    前記音声認識装置は、
    受信した前記音声を認識する音声認識手段と、
    前記ネットワークを介して、前記オーダー処理装置から送信された前記注文情報リストおよび音声を受信するとともに、前記音声認識手段による音声認識結果を前記オーダー処理装置へ送信する送受信手段とを備えていることを特徴とするオーダー処理システム。
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