JP5313315B2 - 注文受付装置およびプログラム - Google Patents

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本発明の実施形態は、レストラン等の飲食店に設置され、お客様の案内情報やメニューのオーダー情報等を入力して接客業務を支援するための注文受付装置およびプログラムに関する。
例えば、ファミリーレストランや居酒屋等の多くの飲食店では、飲食メニューの注文から会計までを一元的に管理することが可能な注文管理システムが構築されている(特許文献1参照)。特許文献1に開示されているシステムは、代金の会計場所であるレジに設置された電子式キャッシュレジスタまたはPOS(Point Of Sales)端末等の会計装置と、会計装置から送信された各種情報の管理等を実行するステーションと、会計装置に接続されていて注文伝票を印字発行する伝票発行プリンタと、調理指示票を印刷出力するキッチンプリンタと、から構成されている。ステーション、伝票発行機、キッチンプリンタ、および会計装置は、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介して接続されている。
ところで、特許文献1に開示されている会計装置によれば、オーダー入力画面中のメニュー品目欄のメニューボタンや取消ボタンに対するタッチによって、オーダーの入力およびオーダーの取り消しを行うようにしている。そして、オペレータは、オーダーしたメニュー品目の確認を、オーダー入力画面近傍に表示されるオーダーリストによりチェックすることにより行う。
しかしながら、オーダーが取り消されたメニュー品目は、オーダーリストから消去されてしまい、オーダーを取り消したメニュー品目の履歴が残らないため、代金の会計時などにおいて、オーダーが取り消されたか否かがわかり難く、オペレータにとって非常に利便性が低く、負担となっている、という課題がある。
また、オーダーが取り消されたメニュー品目およびオーダーが取り消された旨の表示を含む行を、オーダーリストに追記することにより、オーダーを取り消したメニュー品目の履歴を残す方法もあるが、オーダーリストに余分な行が増え、かつオーダーしたメニュー品目と追記した行に含まれる取り消されたメニュー品目とが別々に表示されるため、オーダーの取消し対象となったメニュー品目が明確でない、という課題がある。
実施形態の注文受付装置は、表示手段を備える。前記表示手段は、タッチパネルによるタッチ指定が可能なオブジェクトとして表示され、メニュー品目をオーダーするためのメニューボタンを含むメニュー品目欄を表示する第1の表示領域と、タッチパネルによるタッチ指定が可能なオブジェクトとして表示され、前記メニューボタンによってオーダーされたメニュー品目を示すオーダー情報のステーションへの送信の実行を指定するためのキーを含む業務指定キーを表示する第2の表示領域と、前記メニューボタンによってオーダーされたメニュー品目を示すオーダー情報と前記ステーションに送信されたオーダー情報とを一覧表示するとともに、前記ステーションに送信されたオーダー情報の下にオーダー済みである旨の表示をしたオーダーリストを表示する第3の表示領域と、を含むオーダー入力画面を表示する。
図1は、情報端末の電気的接続を示すブロック図である。 図2は、ステーションの電気的接続を示すブロック図である。 図3は、情報端末およびステーションがアクセス可能な部門ファイルのファイル構造を示す模式図である。 図4は、情報端末およびステーションがアクセス可能なPLUファイルの構造を示す模式図である。 図5は、ステーションに蓄積されるオーダー情報ファイルのファイル構造を示す模式図である。 図6は、本実施の形態にかかる情報端末のモジュール構成を示すブロック図である。 図7は、オーダー入力画面の一例を示す図である。 図8は、オーダーの取消処理の流れを示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本実施の形態にかかる注文受付装置およびプログラムについて詳細に説明する。
本実施の形態を図1乃至図8に基づいて説明する。本実施の形態では、来店したお客様を接客フロアに配備されているテーブルへ案内し、オーダーを受け付け、給仕(配膳)するという接客の全ての流れの中で、そのような接客業務を支援する接客支援システムの情報端末を注文受付装置として適用した例である。なお、本実施の形態にかかる接客支援システムは、接客フロア及びチェックアウトカウンタに設置されている情報端末、および店舗のバックヤード等に設置され接客支援システム全体を制御するサーバとしてのステーション等を備えている。
図1は、情報端末の電気的接続を示すブロック図である。図1に示すように、情報端末100には、マイクロコンピュータ101が備えられており、このマイクロコンピュータ101が各部を駆動制御する。マイクロコンピュータ101は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)102、バスライン103を介して制御プログラム等の固定的情報を予め記憶するROM(Read Only Memory)104と、各種情報を書き換え自在に記憶してワークエリア等として機能するRAM(Random Access Memory)105とが接続されて構成されている。したがって、マイクロコンピュータ101は、情報処理を実行する情報処理部を構成する。
マイクロコンピュータ101には、バスライン103を介して、タッチパネルコントローラ106、表示コントローラ107、HDD(Hard Disk Drive)108、インターフェース109、および通信インターフェース110が接続されている。タッチパネルコントローラ106は、タッチパネル112からの入力信号をマイクロコンピュータ101に取り込む。表示コントローラ107は、画像データに基づいて液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)111を駆動制御し、画像データに応じた画像を液晶ディスプレイ111に表示させる。インターフェース109は、図示しないプリンタや客面表示装置などをマイクロコンピュータ101に接続させるためのインターフェースであり、USB(Universal Serial Bus)等によって構成される。通信インターフェース110は、マイクロコンピュータ101をLAN(Local Area Network)経由で他の機器とデータ通信可能にするためのインターフェースである。
HDD108には、OS(Operating System)、コンピュータプログラム、各種ファイル等がインストールされている。これらのOS、コンピュータプログラム、各種ファイル等は、情報端末100の起動時にその全部または一部がRAM105にコピーされてCPU102にアクセスされる。CPU102は、こうしてコピーされたOSおよびコンピュータプログラムに従った処理を実行する。
図2は、ステーションの電気的接続を示すブロック図である。図2に示すように、ステーション200には、マイクロコンピュータ201が備えられており、このマイクロコンピュータ201が各部を駆動制御する。マイクロコンピュータ201は、各部を集中的に制御するCPU202に、バスライン203を介して制御プログラム等の固定的情報を予め記憶するROM204と、各種情報を書き換え自在に記憶してワークエリア等として機能するRAM205とが接続されて構成されている。したがって、マイクロコンピュータ201は、情報処理を実行する情報処理部を構成する。
マイクロコンピュータ201には、バスライン203を介して、表示/キーボードコントローラ206とHDD207と通信インターフェース208とが接続されている。表示/キーボードコントローラ206は、画像データに基づいて液晶ディスプレイ(LCD)209を駆動制御することで当該画像データに応じた画像を液晶ディスプレイ209に表示させ、また、キーボード210からの入力信号をマイクロコンピュータ201に取り込む。通信インターフェース208は、マイクロコンピュータ201をLAN経由で他の機器とデータ通信可能にするためのインターフェースである。
HDD207には、OS、コンピュータプログラム、各種ファイル等がインストールされている。これらのOS、コンピュータプログラム、各種ファイル等は、ステーション200の起動時にその全部または一部がRAM205にコピーされてCPU202にアクセスされる。CPU202は、こうしてコピーされたOSおよびコンピュータプログラムに従った処理を実行する。
図3は、情報端末およびステーションがアクセス可能な部門ファイルのファイル構造を示す模式図である。部門ファイル301には、個々の情報端末100のHDD108とステーション200のHDD207にインストールされている。ステーション200は、個々のHDD108,207にインストールされている部門ファイル301に食い違いが生じないよう、例えば部門ファイル301のレコード更新時や閉店後の夜間時等に、自らのHDD207にインストールしている部門ファイル301を情報端末100のHDD108にダウンロードする。
部門ファイル301は、2桁の部門番号301aに対応させて、部門301b、タグ位置301c、および備考301dというレコードを登録している。部門番号301aは、一例として、
01:ドリンク
02:デザート
03:和膳
04:和洋食
05:丼もの
06:鍋もの
07:うどん&そば
08:一品料理
09:健菜とサラダ
という部門を登録している。部門301bには、部門番号301aに登録されているレコードで定義される部門名のテキストが登録されている。タグ位置301cは、オーダー入力画面Dに表示される部門タグD11(図7参照)に対応する個々の部門301bのレコードの割り付けを定義している。備考301dは、例えば情報管理用に様々な情報をテキストで書き込める欄である。
図4は、情報端末およびステーションがアクセス可能なPLUファイルの構造を示す模式図である。PLU(Price Look Up)ファイル401は、個々の情報端末100のHDD108とステーション200のHDD207とにインストールされている。ステーション200は、個々のHDD108,207にインストールされているPLUファイル401に食い違いが生じないよう、例えばPLUファイル401のレコード更新時や閉店後の夜間時に、自らのHDD207がインストールしているPLUファイル401を情報端末100のHDD108にダウンロードする。
PLUファイル401は、コード401aに対応させて、部門401b、画像リンク401c、メニュー名401d、単価401e、割付401fなどのレコードを登録している。コード401aに登録されているレコードは、4桁の数字で表現されている。部門401bに登録されているレコードは、部門ファイル301中の部門301bに登録されているレコードで定義されている部門を表している。画像リンク401cは、メニュー品目欄D12にメニューボタンD12a(図7参照)に表示される画像データに対するリンクを定義している。これらの画像は、個々の情報端末100のHDD108とステーション200のHDD207とにインストールされている。メニュー名401dには、コード401aに登録されているレコードで定義されるメニュー品目の品名のテキストが登録されている。また、単価401eには、コード401aに登録されているレコードで定義されるメニュー品目の単価のレコードが登録されている。割付401fには、コード401aに登録されているレコードで定義されるメニュー品目のメニュー品目欄D12におけるメニューボタンD12a(図7参照)の割付位置が登録されている。
例えば、図3および図4に示すように、コード「0001」は、部門「ドリンク」のメニュー名「ブレンドコーヒー」を定義しており、単価「¥350」を設定している。コード「0002」は、部門「ドリンク」のメニュー名「アイスコーヒー」を定義しており、単価「¥350」を設定している。
図5は、ステーションに蓄積されるオーダー情報ファイルのファイル構造を示す模式図である。オーダー情報ファイル501は、テーブル番号501aに対応させて、オーダー情報501bなどのレコードを登録している。テーブル番号501aに登録されているレコードは、アルファベット1文字と2桁の数字で表現されている。オーダー情報501bには、オーダーしたメニュー品目を示す情報であって、オーダー済み(または取り消し済み)のメニュー品目の品名のテキスト、オーダー数や金額(単価×オーダー数)を表現する数字、オーダー済みのメニュー品目に対するステータスを表すステータス情報(例えば、オーダー済みのメニュー品目の調理の進行状況を表す情報であって、未処理、処理中、処理済など)のレコードが登録されている。
ステーション200は、情報端末100からLAN経由で送信されたオーダー情報501bをテーブル番号501a毎に自らのHDD207に記憶する。そして、情報端末100は、会計処理の実行時やオーダーの取消処理の実行時に、テーブル番号501aをステーション200に送信して、ステーション200のHDD207のオーダー情報ファイル501から、会計処理または取消処理を行うテーブル番号501aのオーダー情報501bを自らのHDD108にダウンロードする。
なお、本実施の形態では、ステータス情報のレコードは、オーダー済みのメニュー品目の調理の進行状況に応じて、キッチンの調理人等がステーション200のキーボード210を操作することにより、更新されるものとする。
次いで、情報端末100のHDD108にインストールされたOSおよびコンピュータプログラムによりマイクロコンピュータ101が実行する処理のうち、本実施の形態の情報端末100が有している特徴的な処理について説明する。
本実施の形態にかかる情報端末100で実行されるコンピュータプログラムは、図6に示すような各部(表示部601、受付部602、取消部603、および変更部604)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはマイクロコンピュータ101のCPU102がHDD108からコンピュータプログラムを読み出して実行することにより上記各部がRAM105上にロードされ、表示部601、受付部602、取消部603、および変更部604がRAM105上に生成されるようになっている。図6は、本実施の形態にかかる情報端末のモジュール構成を示すブロック図である。
表示部601は、図7に示すようなオーダー入力画面Dを液晶ディスプレイ111に表示する。図7は、オーダー入力画面の一例を示す図である。オーダー入力画面Dには、部門タグD11、メニュー品目欄D12、オーダーリストD13、業務指定キーD14、ファンクションキーD15などが含まれている。
部門タグD11には、部門ファイル301の部門番号301aに対応して、部門301bに登録されている部門名のテキストが表示された部門ボタンD11aが、タッチパネル112によるタッチ指定が可能なオブジェクトとして表示されている。
メニュー品目欄D12には、初期状態では、PLUファイル401のコード401aに対応して、画像リンク401cで定義されているリンク先の画像データとメニュー名401dに登録されている品名のテキストとが表示されたメニューボタンD12aが、タッチパネル112によるタッチ指定が可能なオブジェクトとして表示されている。
業務指定キーD14には、会計処理の実行に係る「会計」、オーダー情報の送信の実行に係る「オーダー送信」等の各種の業務の実行を指定するためのキーが、タッチパネル112によるタッチ指定が可能なオブジェクトとして表示されている。
オーダーリストD13には、タッチパネル112によってメニューボタンD12aにタッチ指定されてオーダーしたメニュー品目のオーダー情報501bを、タッチパネル112によるタッチ指定が可能なオブジェクトとして一覧表示されている。なお、本実施の形態では、ステーション200からHDD108にダウンロードしたオーダー情報501bを、一覧表示するものとする。
また、オーダーリストD13には、オーダーしたメニュー品目のオーダー情報501bがオーダー順に配置され、かつ業務指定キー(「オーダー送信」)D14にタッチ指定されてステーション200に送信されたオーダー情報501bの下にはオーダー済みである旨の表示およびステーション200へのオーダー情報501bの送信時刻が表示されている。
さらに、オーダーリストD13には、タッチ指定されたオーダー情報501bの行にフォーカスD13aが表示され、かつフォーカスD13aがあたった行のオーダー情報501bが示すメニュー品目のオーダーの取り消しを指示するための取消ボタンD13bが、タッチパネル112によるタッチ指定が可能なオブジェクトとして表示されている。
業務指定キーD14には、会計処理の実行に係る「会計」、オーダー情報501bの送信の実行に係る「オーダー送信」等の各種の業務の実行を指定するためのキーが、タッチパネル112によるタッチ指定が可能なオブジェクトとして表示されている。
ファンクションキーD15には、オーダー数を増やす処理の実行に係る「数量増」、オーダー数を減らす処理の実行にかかる「数量減」等の各種のファンクションの実行を指定するためのキーが、タッチパネル112によるタッチ指定が可能なオブジェクトとして表示されている。
このようなオーダー入力画面Dにおいて、メニュー品目をオーダーするに際しては、所望の部門タグD11のタッチ指定によって、「ドリンク」、「デザート」、「和膳」、「和洋食」、「丼もの」、「鍋もの」、「うどん&そば」、「一品料理」、「健菜とサラダ」のうちから所望の部門の選択が可能である。例えば、部門タグD11のうち、「一品料理」の部門ボタンD11aをタッチ指定した場合には、図7に例示するような「一品料理」についてのオーダー入力画面Dが表示される。
受付部602は、オーダーリストD13に一覧表示したオーダー情報501bのうち、タッチ指定によりフォーカスD13aがあたり、かつ取消ボタンD13bがタッチ指定された行に表示されたオーダー情報501bを、オーダーを取り消すメニュー品目のオーダー情報501bとして受け付けるものである。
本実施の形態では、受付部602は、オーダーリストD13に一覧表示したオーダー情報501bのうち、ステーション200に対して送信前のオーダー情報501bであって、オーダー済みである旨が表示されていないオーダー情報501bのみを受け付けるものとする。若しくは、受付部602は、オーダーリストD13に一覧表示したオーダー情報501bのうち、ステーション200からHDD108にダウンロードしたオーダー情報501bに含まれるステータス情報が未処理のオーダー情報501bのみを受け付けても良い。これにより、キッチンの調理人がオーダーされたメニュー品目の調理を開始した後に、メニュー品目のオーダーが取り消されることを防止することができる。
取消部603は、受付部602により受け付けたオーダー情報501bであって、取り消し済みのメニュー品目の品名のテキスト、オーダー数や金額を表現する数字、およびステータス情報のレコードが登録されたオーダー情報501bをステーション200に送信することにより、受付部602により受け付けたオーダー情報501bが示すメニュー品目のオーダーを取り消すものである。
変更部604は、オーダーリストD13に一覧表示したオーダー情報501bのうち、取消部603によりオーダーを取り消したメニュー品目を示すオーダー情報501bの表示を、オーダー情報501bに含まれるメニュー品目の品名のテキスト、オーダー数や金額を表現する数字、およびステータス情報上に二重線が描かれた表示に変更するものである。
なお、本実施の形態では、変更部604は、オーダーを取り消したメニュー品目を示すオーダー情報501bの表示を、オーダー情報501bに含まれるメニュー品目の品名のテキスト、オーダー数や金額を表現する数字、およびステータス情報上に二重線が描かれた表示に変更しているが、当該オーダーを取り消したメニュー品目を示すオーダー情報501bの表示を特殊表示に変更するものであれば、これに限定するものではない。例えば、変更部604は、オーダーを取り消したメニュー品目を示すオーダー情報501bの表示を、オーダーリストD13に一覧表示されたオーダー情報501bとは異なる色の表示に変更しても良い。また、変更部604は、オーダーを取り消したメニュー品目を示すオーダー情報501bの表示を特殊表示に変更するとともに、当該オーダー情報501bが表示された行内にオーダーの取消時刻を表示しても良い。
次に、図8を用いて、オーダーの取消処理について説明する。図8は、オーダーの取消処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、受付部602は、オーダーの取消処理に際して、オーダー入力画面DのオーダーリストD13におけるオーダー情報501bのタッチ指定および取消ボタンD13bがタッチ指定されて、オーダーを取り消すメニュー品目を示すオーダー情報501bが選択されるのを待つ(ステップS801:No)。そして、受付部602は、オーダーを取り消すメニュー品目を示すオーダー情報501bが選択されたと判定した場合(ステップS801:Yes)、選択されたオーダー情報501bを、オーダーを取り消すメニュー品目を示すオーダー情報501bとして受け付ける(ステップS802)。
次に、取消部603は、受付部602により受け付けたオーダー情報501bを取り消し済みのメニュー品目を示すオーダー情報501bとしてステーション200に送信して、当該受付部602により受け付けたオーダー情報501bが示すメニュー品目のオーダーを取り消す(ステップS803)。次いで、変更部604は、オーダーリストD13に一覧表示したオーダー情報501bのうち、取消部603によりオーダーを取り消したメニュー品目を示すオーダー情報501bの表示を、オーダー情報501bに含まれるメニュー品目の品名のテキスト、オーダー数や金額を表現する数字、およびステータス情報上に二重線が描かれた表示に変更する(ステップS804)。
このように本実施の形態によれば、オーダー入力画面DのオーダーリストD13に一覧表示したオーダー情報501bのうち、オーダーを取り消したメニュー品目を示すオーダー情報501bの表示を特殊表示に変更することにより、オーダーリストD13に一覧表示されたオーダー情報501bのうち、どのオーダー情報501bが示すメニュー品目のオーダーが取り消されたかが分かり易いので、オペレータにとって利便性が高く、負担を軽減することができる。また、オーダーが取り消された場合に、オーダーリストD13にオーダーが取り消された旨の表示が追記されないので、オーダーリストD13に余分な行が増えることを防止できる。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
100 情報端末
101 マイクロコンピュータ
108 HDD
200 ステーション
601 表示部
D オーダー入力画面
D12 メニュー品目欄
D13 オーダーリスト
D14 業務指定キー
特開2008−299821号公報

Claims (6)

  1. タッチパネルによるタッチ指定が可能なオブジェクトとして表示され、メニュー品目をオーダーするためのメニューボタンを含むメニュー品目欄を表示する第1の表示領域と、タッチパネルによるタッチ指定が可能なオブジェクトとして表示され、前記メニューボタンによってオーダーされたメニュー品目を示すオーダー情報のステーションへの送信の実行を指定するためのキーを含む業務指定キーを表示する第2の表示領域と、前記メニューボタンによってオーダーされたメニュー品目を示すオーダー情報と前記ステーションに送信されたオーダー情報とを一覧表示するとともに、前記ステーションに送信されたオーダー情報の下にオーダー済みである旨の表示をしたオーダーリストを表示する第3の表示領域と、を含むオーダー入力画面を表示する表示手段、
    を備えた注文受付装置。
  2. 前記表示手段は、前記第1の表示領域と前記第2の表示領域と前記第3の表示領域とが隣接して表示された前記オーダー入力画面を表示する請求項1に記載の注文受付装置。
  3. 前記表示手段は、前記第1の表示領域の一端に前記第3の表示領域が隣接して表示され、かつ前記第1の表示領域の前記一端とは反対側の他端に前記第2の表示領域が隣接して表示された前記オーダー入力画面を表示する請求項2に記載の注文受付装置。
  4. コンピュータを、
    タッチパネルによるタッチ指定が可能なオブジェクトとして表示され、メニュー品目をオーダーするためのメニューボタンを含むメニュー品目欄を表示する第1の表示領域と、タッチパネルによるタッチ指定が可能なオブジェクトとして表示され、前記メニューボタンによってオーダーされたメニュー品目を示すオーダー情報のステーションへの送信の実行を指定するためのキーを含む業務指定キーを表示する第2の表示領域と、前記メニューボタンによってオーダーされたメニュー品目を示すオーダー情報と前記ステーションに送信されたオーダー情報とを一覧表示するとともに、前記ステーションに送信されたオーダー情報の下にオーダー済みである旨の表示をしたオーダーリストを表示する第3の表示領域と、を含むオーダー入力画面を表示部に表示する表示制御手段、
    として機能させるプログラム。
  5. 前記表示制御手段は、前記第1の表示領域と前記第2の表示領域とを前記第3の表示領域とが隣接して表示された前記オーダー入力画面を前記表示部に表示する請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記表示制御手段は、前記第1の表示領域の一端に前記第3の表示領域が隣接して表示され、かつ前記第1の表示領域の前記一端とは反対側の他端に前記第2の表示領域が隣接して表示された前記オーダー入力画面を前記表示部に表示する請求項5に記載のプログラム。
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