JP2008123447A - オペレータ業務支援システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】オペレータ業務支援システム1において、オペレータが伝達すべき内容に関するキーワードと、そのキーワードを含む項目ルール52とを含むセクション定義50が、PC12の記憶手段に格納される。また、音声認識部30がオペレータの音声を文字列に変換してテキストデータを得、さらにこのテキストデータからキーワードを抽出する。さらに、キーワード処理部32が、項目ルール52と、抽出されたキーワードとの照合を行ってその結果を出力する。
【選択図】図2
Description
技術サポート系のコールセンターでは、応対内容が定型化できず、内容が多岐に渡り、また一件あたりの通話時間が長くなる。このような技術系サポートにおいては、音声認識技術によってオペレータの音声をテキストログ化し、また録音された音声とテキストログとを関連付けて保存することにより、業務ログ作成に要求されるオペレータの負荷を軽減し、また作業時間を短縮している。このようなオペレータ業務支援システムの例は、特許文献1に記載される。
図12aは、オペレータによる操作の中心となるメイン画面800の例である。メイン画面800は、通話開始ボタン801を含む。オペレータは、このボタンをクリックすることにより、図12bに示すような応対ログ内容表示画面810を表示させることができる。この画面には、一つの通話におけるオペレータの発話内容が音声認識エンジンによってテキストログ化されたデータが表示される。また、この画面には、テキストログから抽出されたキーワードの一覧が表示される。
これらの表示は、通話の進行に伴ってリアルタイム方式で更新される。
とくに、オペレータの発話内容から特定のキーワードを抽出する処理を含む従来技術では、オペレータが使用するべきでないキーワードのチェックを行うものはあるが、オペレータが使用すべきキーワードが正しく使用されたかどうかのチェックや、そのようなキーワードが使用された順序やキーワード抜けのチェックを行うものはない。
ルールは、キーワードが伝達される順序を表すものを含んでもよい。
記憶装置は、通話のパターンを表す複数のシナリオと、複数のシナリオにおける発話のまとまりを表す複数のセクションとを格納し、セクションの少なくとも一つは、少なくとも一つのルールを含み、キーワード処理部は、キーワードとの照合に用いるルールを、セクションを単位として選択してもよい。
シナリオの編集作業のためのグラフィカルユーザインタフェースをさらに備えてもよい。
キーワード処理部は、キーワードとの照合に用いるルールを、通話の状況に応じて追加してもよい。
結果の出力は、画面表示によって行われてもよい。
また結果の出力は、記憶装置に、通話単位で照合結果を記憶することによって行われてもよい。
キーワード処理部は、通話が終了する前にキーワードとルールとの照合を開始してもよい。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る音声認識エンジンおよびオペレータ業務支援ツールを含む、オペレータ業務支援システム1を含む構成を示す図である。
公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network, PSTN)2に、コールセンター用の構内交換機(Private Branch eXchange, PBX)4が接続されている。この構内交換機4は、たとえばAVAYA社のDefinityである。
この電話機6は、構内交換機4からの信号を受信して、プラグアダプタ8を介してスイッチボックス10に送信するスピーカ出力端子6aと、スイッチボックス10からの信号を受信して構内交換機4に送信するマイク出力端子6bとを備えており、たとえばAVAYA社のCallmaster IVが使用される。なお、電話機の種類によってはプラグアダプタの機能を包含している場合や、通常のモジュラジャックの場合もある。
なお、PC12は、ライン入力端子を通して、2つの音声入力、たとえばステレオ音声のLチャネルとRチャネルのような独立した音声データである信号を同時に受け付け、単一のファイルとして記憶装置に格納することが可能である。ただし、このファイル中において、LチャネルおよびRチャネルはそれぞれ独立に記録され、後に独立してスピーカ出力端子を通して再生できる形式となっている。
ここで、これらの定義は、コールセンターでの通話において、オペレータの説明等によって伝達されるべき内容に関する定義を含む。本明細書において、コールセンターにおける通話を以下のようにモデル化し、これに沿ってそれぞれのデータを定義する。なお、本明細書において「伝達」とは、オペレータの発話が実際に顧客に伝達されたかどうかに関わらず、オペレータの発声が音声認識部30によってテキスト化された内容に含まれているかどうかによって判断されるものとする。
セクションは、特定の商品の説明のように特定のシナリオにのみ含まれるものと、挨拶のように複数のシナリオに共通して含まれるものとがある。なお、この「セクション」は、「ブロック」等と呼ばれるものであってもよい。
各シナリオ内において、セクショングループおよびセクションには、他のセクショングループおよびセクションとの間に順序関係(すなわち連続性)を有するものと、有しないものとがある。このような関係を有しないものは、所定の範囲内でどの順序で伝達されてもよいことになる。
図3に、セクショングループ定義40の構成の例を示す。図3の例では、セクショングループ定義40に、2つのシナリオ、すなわちシナリオ(1)およびシナリオ(2)についての定義が含まれている。なお、図3においてシナリオの例は参照符号41で示される。
なお、本明細書においてセクション等が「実行される」とは、ある通話において、そのセクション等に定義される会話に関するルールが有効なものとして適用されるということを意味する。
セクションは、その定義を空(未定義)とすることができ、これは適用ルールがないことを示す。
フリーセクションは、他のセクションとの間に順序関係が定義されないセクションであり、特定の範囲内であればどの時点で実行されてもよい。
セクショングループ(2)は商品セクションA−1〜A−3、商品セクションB−2、フリーセクションX−2およびX−3を含む。セクショングループ(2)内の「商品セクションA−1」から「商品セクションA−2」または、「商品セクションB−2」への移行は、それぞれのセクションに対応する商品が選択されたときに、移行する。また「商品セクションA−2」からは、通常「商品セクションA−3」に移行するが、特定の条件(図3では、「*接続条件3*」と記載)が発生したとき、それが前提条件付き参照シーケンスとなり、「フリーセクションX−3」に移行する。
さらに、「フリーセクションX−2」から特定の条件(図3では、「*接続条件1*」と記載)が発生したとき、それが前提条件付き参照シーケンスとなり、「処置ルール1」に移行する。また「商品セクションB−2」から特定の条件(図3では、「*接続条件2*」と記載)が発生したとき、それが前提条件付き参照シーケンスとなり、「処置ルール2」に移行する。
また、シナリオ(1)は、セクショングループに属さないフリーセクションX−1を含む。フリーセクションX−1は、シナリオ(1)内においていかなる順序で実行されてもよい。
フリーセクションX−2は、セクショングループ(2)が実行中であればいつ実行されてもよい。
処置ルールの適用範囲は自由に定義でき、シナリオ内全体で共通に適用されるルール、特定のセクショングループ内でのみ共通に適用されるルール、および、特定のセクション内でのみ適用されるルールが定義できる。
セクショングループ(3)はクロージングセクションE−1およびE−2を含む。クロージングセクションE−1およびE−2はいずれが先に実行されてもよい。
前提条件付き参照シーケンスは、セクション間の接続のルールとしてキーワードを含む条件を設定するものである。これによって、会話の進行状況すなわちキーワードチェックの結果に対応した、動的なシーケンスの変更が可能となる。たとえば、NGワードとして定義される特定のキーワードをオペレータが発した場合は、そのフォローを行うために定義されたセクションを追加して実行するということが可能になる。
また前提条件付き参照シーケンスは、前のセクションの状態により移行するように定義することもできる。例えば図3のフリーセクションX−3の条件に記載しているように、前のセクションが完了している(該当キーワードが全て充足している)、または前のセクションが進行中であるときに、移行するなどと規定できる。
図3に例示したシナリオでは、順序を持つセクションの先頭に黒塗りの四角(■マーク)、フリーセクションの先頭に黒塗りの菱形(◆マーク)、処理ルールの先頭にビックリマーク(!マーク)を付している。これらは、説明のために付したマークであるが、セクショングループ定義40にはこれらと同等に、セクションが順序を持つものか、フリーセクションか、処理ルールか、またはNGルールかが判別できるフラグが記憶されているものとする。
図4は、図3に定義されるシナリオ(1)を異なる形式で表したものである。丸付き十字記号は図3のシーケンスと同様の条件を表す。管理アプリケーションは、シナリオ内におけるセクション等の構造を、図3のようなネットワーク構造として表すこともでき、図4のようなツリー構造として表すこともできる。
図5は、図3に定義されるシナリオ(1)において、セクションおよび処置ルールのみを表示し、それぞれの間の相互関係の表示を省略したものである。また、図5において、破線で表されるセクションは他のシナリオと共有されていることを示し、実線で表されるセクションおよび処置ルールはシナリオ(1)内でのみ使用されていることを示す。管理アプリケーションは、このように、セクションや処置ルール等が他のシナリオと共有されているかどうかのみを簡略化して示すことができる。また、システム管理者が管理アプリケーションにより、シナリオを作成するとき、まずはシナリオの大枠を例えば、A商品に関する問合せのシナリオを決め、その次に、シナリオ内のセクショングループを、オープニングセクション、A商品説明セクション、クロージングセクションと決め、その後、それぞれのグループセクション内のセクションを、シーケンスとともに定義する。そのシナリオ作成時に、既に作成済みのシナリオで定義したセクションを流用することが可能である。すなわち、セクションは複数のセクショングループ、複数のシナリオで流用することができる。
ここで、グラフィカルユーザインタフェースとは、編集者に対してデータを出力する際に画像を含む画面表示によって行う機能と、その画面表示に対するマウス等のポインティングデバイスによる操作を入力として受け付ける機能とを有するインタフェースを意味する。
図6aに、セクション定義50の構成の例を6つ示す。なお、説明の明確化および簡略化のため、図6aに示されるセクション定義は、図3に示されるセクションのすべてを網羅するものではなく、また図3に示されないセクションを一部含む。
図6aの「商品セクションA−2」の例では、「商品セクションA−2」が定義名称であり、「A002」が定義番号である。
セクションが開始される条件は、特定のキーワードを含んで定義される場合がある。キーワードに関する条件は次のいずれかを含み得る。
・あるキーワードが顧客に伝達された場合
・複数のキーワードのいずれか一つが伝達された場合(すなわち論理和)
・複数のキーワードのすべてが、一定時間内で伝達された場合(すなわち論理積)
・複数のキーワードのすべてが、一定時間内で、特定の順序に従って伝達された場合
また、上記の条件の組合せが定義されてもよい。なお、ここで「一定時間内」とは、本システムによって、予め決まっている時間であるが、システム管理者によって適宜指定することが可能な時間である。例えば5分と指定した一定時間の発話で、前記のキーワードに関する条件が確認される。
また一定時間ではなく、発話数(例えば20発話)で前記のキーワードに関する条件が確認してもよい。なお1つの「発話」とは、外部からキーワード処理部32(図2参照)に対して提供される、テキスト化された一まとまりの発話を意味する。これはどのように提供されるものであってもよいが、たとえば音声認識部30(図2参照)が、300ms以上の時間にわたってオペレータ音声の音量が一定未満である部分を区切りとして検出し、この区切りと区切りの間に相当するテキストを1つの発話としてキーワード処理部32に提供するものである。
キーワードに関するルールは、上述のセクションが開始される条件と同様に、次のものを含む。
・あるキーワードが顧客に伝達されるべきであることを示すルール
・複数のキーワードのいずれか一つが伝達されるべきであることを示すルール(すなわち論理和)
・複数のキーワードのすべてが、一定時間内で伝達されるべきであることを示すルール(すなわち論理積)
・複数のキーワードのすべてが、一定時間内で、特定の順序に従って伝達されるべきであることを示すルール
また、上記のルールの組合せを含んでもよい。
第一の項目ルールの表題は「変動割合リスクの説明」である。この項目ルールによれば、オペレータは、「リスクについて」または「リスクは」というキーワードのいずれかと、「割合で運用」というキーワードとを一定時間内で顧客に伝達するべきであることが示される。
第二の項目ルールの表題は「信託報酬請求の説明」である。この項目ルールによれば、オペレータは、まず「A投資信託」または「このメニュー」というキーワードのいずれかを顧客に伝達し、その後、一定時間内で、「信託報酬」および「請求」というキーワードの両方を顧客に伝達すべきであることが示される。
なお、項目ルールは充足されるべき順序を持たないものであってもよい。たとえば図6aの「オープニングセクションS−1」において、「希望担当の確認」という表題を有する項目ルールには順序として「0」が定義されているが、これはこの項目ルールが当該セクション内でいつ充足されてもよく、また充足されなくともよいことを意味する。さらに、図6aの「オープニングセクションS−2」において、すべての項目ルールに順序として「1」が定義されているが、これは項目ルール間の順序関係が存在しないことを意味する。
また「商品セクションA−1」の例では、タイトルの次に、()記号が定義されているが、これはそのセクションへの導入キーワードが定義されていないことを示している。この場合は、「商品セクションA−1」の第一の項目ルール(表題「商品説明」)が充足されたときに、「商品セクションA−1」に移行したとみなす。
なお、図示しないが、各セクションは、そのセクションの実行が終了する条件を表す項目ルールを含んでもよい。
たとえば、商品セクションA−2のスクリプトは、「<リスクの説明>[リスクについて]ですが、本製品は株式80%の組み入れ[割合で運用]するため、変動割合がほかの製品に比して大きくなっています。[A投資信託]メニューですが、[信託報酬]を毎年1%ご[請求]申しあげます。」というものである。これらのセクション定義50に記憶されている、スクリプトデータは、セクションまたは項目ルールに対応付けられている。
図6bに、NGルール定義60の構成の例を示す。
各NGルール定義60は、NG検出ルール61と、NGルール62とによって構成される。NG検出ルール61は、NGワードを検出し、検出したNGワードにより適切なルールに分岐するための検出および分岐ルールを定義したものである。墨付きカッコにより、条件分岐ルールが定義される。図6bに記した、NG検出ルール61の例では、条件分岐ルールが4つ定義されている。例えば、第一の条件分岐ルールは、タイトルが「窓口の別途案内」であるが、その指摘のキーワードに関する条件を充足したとき、ルール1に分岐することが定義されている。なお、それぞれの条件分岐ルールの先頭に記した*は順番を持たないルールであることを示している。またNG検出ルール61の2行目、#で始まる行は、コメント行であることを示している。
また、NG検出ルール61の条件分岐ルールおよび、NGルール62の項目ルールの中に、(窓口名TBL:*)という記載があるが、これはオペレータが自分で対応することができず、自分の所属以外の窓口名を伝達したとき、適用することを示している。窓口名が1つに定まるときは、窓口名を項目ルールに記載すればよいが、窓口名の候補が複数あるとき、別の定義ファイル(この場合は、「窓口名TBL」)に複数の窓口名を定義しておき、別の定義ファイルに指定された、いずれかの窓口名が伝達されたときは、項目ルールが実行されるように構成することができる。
またNGルール62は、NGルール固有の定義(図6bには、ルール1、ルール2と記載)により、フリーセクションとして定義される、シナリオの最後に定義される、またはNGルールが実行する前に実行されていたセクションの次に定義される等の設計ができる。
なお、図6a、6bに表示した、『』、墨付きカッコ、<>、*、#等の編集記号は、一例であり、適宜任意の編集希望を用いて設計することが可能である。
項目ルールは、ある特定の状況と、追加して実行されるルールの定義を含む。これはたとえば図6bの「窓口の別途案内」と同様の構成をもって定義されるものであるので、詳細な説明を省略する。
まず、キーワード処理部32の処理が開始される前に、音声認識部30が、オペレータの発話である音声を入力とし、これをテキストログ化する、すなわち文字列に変換することによってテキストデータを得る。さらに、音声認識部30は、このテキストデータからキーワードに相当する部分を抽出する。ここで、キーワードの抽出は、テキストデータのうち、図示されないキーワード辞書に定義された文字列と一致する部分を抽出することによって行われる。このような音声認識およびキーワードの抽出は、従来技術と同様にして行われるものであり、詳細な説明は省略する。
全体の処理の流れを図7に示し、図7のステップS21の処理の詳細を図8に示す。
まずキーワード処理部32は、オペレータと顧客との通話が完了しているかどうか、すなわち電話が切られたかどうかを判定する(ステップS1)。通話が完了していない場合、キーワード処理部32は、一定時間内にオペレータから顧客に伝達されたキーワードが音声認識部30から送信されるのを待ち、これを受信する(ステップS3)。なお、このステップS3において、キーワード処理部32は、それぞれのキーワードが伝達された順序と、キーワードを含む一定時間内の発話全体のテキストデータも受信する。
次にキーワード処理部32は、シナリオまたはセクショングループがすでに選択されているかどうかを判定する(ステップS5)。シナリオまたはセクショングループがまだ選択されていない場合、キーワード処理部32は、シナリオまたはセクショングループの選択をオペレータに促し、その選択結果を受け取る(ステップS6)。
シナリオが新たに選択されると、対応するシナリオがセクショングループ定義40から読み込まれる。または、通話の開始時点で所定のシナリオが読み込まれて実行されており、同一シナリオ内で新規のセクショングループが選択されたとき、セクショングループに対応する項目ルールがセクション定義50から読み込まれる。
ステップS7において、セクションが開始されたかどうかは、各セクションの代表行に定義される、そのセクションが開始される条件が充足されたかどうかによって判定される。つまり、読み込んだキーワードが図6aに記載した、いずれかのセクションのタイトル行に指定された、項目ルールを充足するとき、そのセクションが開始されたと見なす。また、オペレータは、画面上の操作により、そのセクションが開始されたことをキーワード処理部32に指示することができ、この場合には指示されたセクションが開始されたものと判定される。
また、ステップS7において、セクションが終了したかどうかは、そのセクションの項目ルールの一つとして定義される、セクションの終了を表す条件が充足されたかどうかによって判定される。また、オペレータは、画面上の操作により、実行中のセクションが終了したことをキーワード処理部32に指示することができ、この場合には指示されたセクションが終了したものと判定される。
その後、キーワード処理部32はそれまで実行されていたセクションを終了し(ステップS15)、その後新たなセクションの実行を開始する(ステップS16)。すなわち、順序関係を持たないフリーセクションを除き、複数のセクションが同時に実行中の状態となることはない。なお、異なる実施形態として、複数のセクションが同時に実行されてもよい。
ステップS19の後、処理は後述のステップS22へと進む。
その後処理は図8のステップS61(後述)に進む。
ステップS21の後、キーワード処理部32は状況の更新を行う(ステップS22)。ここでは、シナリオが選択されているかどうか、またどのシナリオが選択されているか、実行中のセクションおよび中断中のセクションがあるかどうか、またどのセクションが実行中または中断中か、各セクションにおける項目ルールのいずれが充足されているか、に関する状況を保存する。また、これらの状況に関する画面表示(図9a〜図9c、図10a〜図10d、図11、図13a〜図13dを用いて後述)を更新する。具体的には、セクション表示部104に表示された、スクリプトの中で、充足したキーワードを赤色表示したり、ルールチェック結果108の件数を更新する。
さらに、ステップS22の状態更新時に、記憶装置に各セクションにおける項目ルールの充足度を記憶する。ここで、記憶されるデータは、通話内容に対する項目ルールの照合度を示すものであり、通話ID、オペレータID、シナリオID、時間情報等を付して記憶していくことにより、通話内容に対する項目ルール照合度を照合結果ファイルに形成する。この照合結果ファイルは、オペレータ業務のおけるコンプライアンスチェックに用いることができるものであり、オペレータIDまたはシナリオID等により項目ルールの充足度が確認できる。また、シナリオ別に順序不正やワード抜けの頻度を確認することにより、より実務に則したシナリオを作成することも可能となる。
ステップS23において充足されていない項目ルールが存在する場合、またはステップS24が実行された後、キーワード処理部32はステップS3で受信したキーワードのうち未処理のものがまだ存在するかどうかを判別する(ステップS25)。未処理のキーワードが存在するときは、ステップS5に処理が戻り、未処理のキーワードが存在しないときは、上述のステップS1に戻る。
また、チェックの結果として、伝達されなかったキーワードおよび関連する項目ルール、全体として充足されなかった項目ルール、および、セクション内で順序不正があった項目ルールの記録が、保存されるとともに画面に表示され、オペレータに通知される。
ステップS21において、まずキーワード処理部32は、現在実行中のセクションの全項目ルールについて、ステップS3(図7)で受信した全キーワードを検索する(ステップS51)。
含まれるものがある場合、キーワード処理部32は、各項目ルールに定義された充足されるべき順序を参照し、順序不正またはワード抜けが検出されたかどうかを判定する(ステップS53)。ここでは、より後に充足されるべき項目ルールがすでに充足されており、かつ、より先に充足されるべきであった項目ルールがまだ充足されていない状態で、ステップS3で受信したキーワードによって、より先に充足されるべきであった項目ルールが充足されたことが検出された場合に、順序不正を検出したと判定する。
また、一つの項目ルール中でキーワードが伝達されるべき順序が定義されているもの、たとえば図6aの商品セクションA−2における「信託報酬請求の説明」という表題を有する項目ルールでは、より後に伝達されるべきキーワードが、より先に伝達されるべきキーワードよりも先に伝達された場合に、順序不正を検出したと判定する。
また、ワード抜けとは、その時点で充足されるべき項目ルールが充足されていない状態を表す。すなわち、より先に充足されるべき項目ルールがまだ充足されていない状態で、ステップS3で受信したキーワードによって、より後に充足されるべき項目ルールが充足されたことが検出された場合に、より先に充足されるべき項目ルールについてワード抜けを検出したと判定する。
NGワードが検出された場合、キーワード処理部32は、NGワード検出時の処理を行う(ステップS56)。この処理は、NG検出ルール61を参照することによりNGワードが検出されたら、条件分岐ルールとして定義されている該当のNGルール62を適用する。その後、NGワードが検出されたセクションおよび関連するNGルール62を記録し保存するとともに、画面に表示してオペレータに通知する処理を含む。この通知は、たとえばポップアップ表示にて、発生時刻と、NGワード等を通知してもよい。
また、図6bに例示するNGルール62の定義として、新規セクション追加等の処理を含むものがあれば、その処理が行われる。さらに、図3に示す処置ルールとして、NGワードに関する条件およびその条件が満たされた場合の対応が定義されているものがあれば、その処置ルールに従った処理が行われる。
この処理において、キーワード処理部32は、当該追加対応ルールおよび追加されるセクションを記録し保存するとともに、画面に表示してオペレータに通知する処理を含む。
また、追加対応ルールが新たに定義されたことから、セクションが変更になった可能性がある。付加機能として、ステップS58の処理の後に、シナリオ内の次のセクションのスクリプトガイダンスを、後述する図9aの選択セクション表示部105に表示するように構成することができる。それにより、オペレータに次のオペレータ業務を促し、誘導することができる。
ステップS57において追加対応ルールが検出されなかった場合、および、ステップS58が実行された後、キーワード処理部32は、図8に示す処理を終了する。すなわち、図7のステップS21が終了し、処理はステップS22へと進む。
次に、キーワード処理部32は、項目ルールのいずれかに対応して含まれるキーワードを他セクションにおいて検出したかどうかを判定する(ステップS61)。なお、ステップS61の前にステップS60でなくステップS20(図7)が実行されていた場合は、他セクションでなく全セクションのいずれかにおいて検出したかどうかが判定される。
次に、キーワード処理部32は、ステップS62で表示された通知へのオペレータの対応を入力として受け取り、別セクションが開始されたことが指示されたかどうかを判定する(ステップS64)。別セクションの開始が指示された場合、その該当セクション(現在のセクション)に対して、ステップS54で記した、順序不正、ワード抜け検出時の処理を実行し、その後処理は図7のステップS17に進む。また、ステップS19の処理後、新しく指定されたセクションが開始され、ステップS7に処理が移行する。
ステップS64で別セクションの開始が指示されなかった場合、またはステップS63の実行後は、キーワード処理部32は、図8に示す処理を終了する。すなわち、図7のステップS21が終了し、処理はステップS22へと進む。
以下、画面上に表示されるインタフェースの例について説明する。
図9aはメイン画面100を示す。メイン画面100はシナリオ選択部101を含む。オペレータは、シナリオ選択部101を操作することによって、その通話に適用されるシナリオを指定あるいは変更することができる。この選択は、図7のステップS6における選択に対応する。
なお、このセクション図103の動作は、図10a〜図10cを用いて後述する。
現在セクション表示部104は、スクロールバーおよびスクロールボタンを含むスクロール手段104aを備える。スクリプトが長く、その全体が現在セクション表示部104に一度に表示しきれない場合、オペレータはスクロール手段104aを操作することにより、所望の部分を表示させることができる。
なお、このセクション表示部104に表示されるスクリプトは、現在実行中のセクションが変更されると、これに応じて変更される。また、図7および図8で説明した、ルールチェック処理の中で、該当のキーワードが検出されると、現在セクション表示部104に表示されているスクリプトの該当キーワードを例えば赤色に表示し、表示部内の先頭に表示するように構成することもできる。
選択セクション表示部105は、現在セクション表示部104のスクロール手段104aと同様のスクロール手段105aを備える。
この選択セクション表示部105によって、オペレータは、現在実行中のセクションにかかわらず、次に会話すべき内容等を自由に参照することができる。
検出されたキーワードからキーワード処理部32が自動的にセクションを設定できなかった場合や、顧客の対応により会話の内容が飛躍して他セクションに属する内容となった場合であっても、オペレータは、セクション変更ボタン106を使用することで、正しいセクションの実行を開始することができる。
また、セクション変更ボタン106は、業務が突然変更となった場合等に対応するため、現在のシナリオにセクションを追加するために使用されてもよい。
ルールチェック結果表示部108のうち、「ワード抜け」と表記される行は、検出されたワード抜けの数(図7のステップS2およびS21、図8のステップS53参照)を示す。「未設定ワード」と表記される行は、未定義スタック(図8のステップS63参照)に格納されたキーワードの数を示す。「セクション抜け」と表記される行は、実行が開始されたにもかかわらずすべての項目ルールが充足されていないセクションの数を示す。なお、この「セクション抜け」は、開始されるべきであったにもかかわらず開始されていないセクション(たとえば、順序関係として後に実行されるべきセクションが、先に実行されるべきセクションよりも早く実行開始された場合等に相当)の数を含むものであってもよく、その場合は、このようなセクションを検出する処理が図7のフローチャートに追加されてもよい。
「順序不正」と表記される行は、検出された順序不正の数(図7のステップS2およびS21、図8のステップS53参照)を示す。「NGワード」と表記される行は、検出されたNGワードの数(図8のステップS55参照)を示す。
なお、この要注意ワードに関する情報は、NGワード定義70と同様の構成をもってPC12の記憶装置に格納されていてもよい。また、要注意ワードが検出された際は、その旨をオペレータに通知するとともに、スーパーバイザに対してアラームを通知し、確認を促す処理が行われてもよい。
ワード一覧表示部109は、現在セクション表示部104のスクロール手段104aと同様のスクロール手段109aを備える。
認識結果表示部110は、現在セクション表示部104のスクロール手段104aと同様のスクロール手段110aを備える。
なお、図9aの例ではオペレータの発話のみが表示されているが、オペレータ業務支援システム1が顧客の音声認識を行う手段も備えている場合には、顧客の発話が同様に表示されてもよい。
通知キーワード表示部111は、現在セクション表示部104のスクロール手段104aと同様のスクロール手段111aを備える。
なお、通知キーワード表示部111は、特定の行の発話のみでなく、その通話において認識されたすべてのキーワードを表示するものであってもよい。その場合、通知キーワード表示部111に表示された特定のキーワードがクリックされると、認識結果表示部110にはそのキーワードを含む行が表示されるものであってもよい。
たとえば、ワード一覧表示部109のキーワードまたは項目ルールがクリックされると、結果表示画面200において関連するセクションが強調表示されてもよい。また、認識結果表示部110および通知キーワード表示部111には関連する発話およびキーワードが表示される。なお、「セクション抜け」または「ワード抜け」に対応する項目ルールがクリックされた場合は、関連する発話およびキーワードが検出されていないことになるので、認識結果表示部110および通知キーワード表示部111の表示は変更されない。
図9bの例は、図6aのオープニングセクションS−1および商品セクションA−1〜A−3に対応する表示を含む。なお、ここで商品セクションA−1〜A−3は、「商品メニュー」というタイトルを有するセクショングループを構成する。また、図9bの例は、さらに、訂正処置を表すセクションと、クロージングセクションとに対応する表示を含む。チェックボックスは、各行の左端の□マークである。
図9cの例では、通知キーワード分類表示画面300は、通常ワード表示部301およびNGワード表示部303を含む。キーワード処理部32が受信したキーワード(図7のステップS3参照)のうち、NGワードとして検出されたキーワード(図8のステップS55参照)はNGワード表示部303に表示され、その他のキーワードは通常ワード表示部301に表示される。
通常ワード表示部301、要注意ワード302、およびNGワード表示部303は、それぞれ、現在セクション表示部104のスクロール手段104aと同様のスクロール手段301a〜303aを備える。
図10aは、シナリオの変化に応じたセクション図103の変化を示す。左図はシナリオが選択されていない状態を示す。この状態ではシナリオは特定の商品に関連するセクションを含まず、オープニングセクション、訂正処置セクション、およびクロージングセクションのみからなる。
シナリオが選択される(図7のステップS6)と、シナリオが確定し、含まれるセクションも確定する。これに応じて、セクション図103は確定したシナリオにおけるセクショングループおよびセクションを表示するものとなり、右図のようになる。
なお、このようなセクション図103の変化は、通話の進行中にシナリオにセクションが追加された際にも、同様に行われる。
オープニングセクションの左側の「+」マークがクリックされると、オープニングセクションが展開される。すなわち、その下部構造である項目ルールが表示され、右図のようになる。項目ルールの左側には、その項目ルールが下部構造を有しないことを示す「・」マークが表示される。
また、右図においてオープニングセクションの左側の「+」マークがクリックされると、オープニングセクションが閉じられ、左図のようになる。
なお、現在実行中のセクションに関する情報は、セクション図103以外にも、上述のように現在セクション表示部104にも表示される。
さらにオペレータは、上述のように、現在実行中のセクションに関わらず、セクション図103内で所望のセクションをクリックすることにより、そのセクションのスクリプトを選択セクション表示部105に表示させることができる。
図10dは、「利回りの説明」セクションが終了する時点まで通話が進んだ状態を示す。項目ルールのうち充足されたものは、対応するチェックボックス(□マーク)が塗りつぶされた状態(■マーク)となって示される。
この例では、「信託報酬の請求の説明」に対応する説明が行われておらず、従って該当する項目ルールが充足されないままの状態であり、この項目ルールのチェックボックスが空白のままとなっている。このため、この項目ルールを含む「リスクの説明」セクションと、このセクションを含む「商品メニュー」セクショングループのチェックボックスも空白のままとなる。
このように、オペレータは、順序不正等が検出された時点での通知(図8のステップS54等)だけでなく、通話がさらに進行した後であっても、まだ伝達されていない事項を結果表示画面200によって常に確認することができる。
ルールチェック画面400は、商品選択部401を含む。商品選択部401は、メイン画面100(図9a)の商品選択部102と同様の機能を有する。
セクション表示部402に表示される項目ルールについて、支援ガイドボタン402bが表示される場合がある。この支援ガイドボタン402bは、特定の項目ルールについて別途作成される支援ガイドが存在していることを表す。支援ガイドボタンが操作されると、図示するように、たとえば「07.3月迄、毎年1%」という表示が現れ、オペレータに対する支援ガイドとなる。
図13aに示す、キーワードチェック状態表示データ33は、図7のステップS21(図8のS51〜S64)の処理により、状態が更新される、メモリ上の記憶データである。シナリオの階層を、A−1、A−11、A−111等と表記しているが、数値が大きくなるにつれ、階層が下になることを示している。便宜的な表記のため、異なる方法で設計しても良い。続いて、セクションまたは項目ルールのタイトル、キーワード、「OKフラグ」、「順序」が記憶、更新される。キーワードは、セクション定義50に記憶されている項目ルールであり、図13aでは論理和のときは、並列にorで接続して表記し、論理積のときは、複数行に分けて表記している。「OKフラグ」には、該当のキーワードが充足したときは、1を記憶するように構成している。また「順序」には、一連の受信データ内で、処理された順番(オペレータが発話した順番)を記憶する。
なお、図13dに示す時点では、ワード抜けは「希望担当の確認」に対して1件、順序不正は「商品知識の確認」に対して1件となる。
以上、図13a〜13dを用いて説明したように、キーワード処理部32は処理するキーワードに応じてセクションを動的に追加し、セクションに定義された項目ルールを充足するかどうかを判別し、ワード抜け、順序不正を検出する。
さらに、ルールチェック画面400は、要注意ワード表示部404を含んでもよい。要注意ワード表示部404は、図9cの要注意ワード表示部302と同様に、検出された要注意ワードの一覧を表示する。
ルールチェック画面400は、スーパーバイザメッセージ表示部406を含む。スーパーバイザメッセージ表示部は、外部たとえばスーパーバイザ用システムから受信したメッセージを表示するものである。
これによって、たとえば伝達すべきものとして項目ルールに定義されているキーワードが実際に伝達されたかどうかや、伝達すべき順序が項目ルールに定義されているキーワードの組合せが正しい順序で伝達されたかどうかを判定することができる。このように、本実施の形態に係るオペレータ業務支援システム1は、オペレータが顧客に伝達すべき内容が、実際に正しく伝達されたかどうかのチェックを行うことができる。
さらに、オペレータは、同様にして現在実行中のセクションを適宜切り替えることができるので、通話の進行状況に応じた適切なチェックを行うことができる。たとえば、顧客が会話の内容を次々に変え、会話が飛び飛びになるような場合には、本来ならばより後で実行すべきセクションを先に実行せざるを得ない可能性がある。オペレータは、このような場合であっても、状況に応じて実行されるセクションの順序を切り替え、適切なチェックを行うことができる。
たとえば、オペレータが「窓口が違います」と発言した場合、窓口の転送に関するセクションがシナリオに追加され、適切な窓口の案内をオペレータに促すとともに、適切な案内がなされたかどうかをチェックすることができる。また、このため、オペレータの応対内容がより適切なものとなり、顧客とのトラブルを防止することができる。
変形例として、キーワード処理部32は、過去の通話についてキーワードチェックを行うものであってもよい。すなわち、すでにテキストログ化された過去の通話について、そのテキストデータをステップS3における入力とし、最終的なチェック結果のみを表示するものであってもよい。
また上述の実施の形態に係るオペレータ業務支援システム1は、リアルタイムにキーワードチェックを行い、オペレータにキーワードとの照合度、具体的にはワード抜け、NGワード検出、順序抜け等を通知するが、同時に記憶装置に通話内容に対する項目ルール照合度を記憶する。ここで、記憶される項目ルール照合度は、通話内容に対する項目ルールの照合度を示すものであり、通話ID、オペレータID、シナリオID、時間情報等を付して記憶していくことにより、通話内容に対する項目ルール照合度を照合結果ファイルに形成する。この照合結果ファイルは、オペレータ業務のおけるコンプライアンスチェックに用いることができるものであり、オペレータIDまたはシナリオID等により項目ルールの充足度が確認できる。また、シナリオ別に順序不正やワード抜けの頻度を確認することにより、より実務に則したシナリオを作成することも可能となる。
Claims (9)
- 電話を介した通話に伴うオペレータの業務を支援する、オペレータ業務支援システムであって、
前記オペレータが伝達すべき内容に関するキーワードと、前記キーワードに関するルールとを格納する記憶装置と、
前記オペレータの音声を文字列に変換することによって得られるテキストデータから抽出されたキーワードと、前記ルールとの照合を行い、前記照合の結果を出力する、キーワード処理部と
を備える、オペレータ業務支援システム。 - 前記ルールは、前記キーワードが伝達されるべきであるということを表すものを含む、請求項1に記載のオペレータ業務支援システム。
- 前記ルールは、前記キーワードが伝達される順序を表すものを含む、請求項1または2に記載のオペレータ業務支援システム。
- 前記記憶装置は、前記通話のパターンを表す複数のシナリオと、前記複数のシナリオにおける発話のまとまりを表す複数のセクションとを格納し、
前記セクションの少なくとも一つは、少なくとも一つの前記ルールを含み、
前記キーワード処理部は、前記キーワードとの前記照合に用いる前記ルールを、前記セクションを単位として選択する
請求項1〜3のいずれか一項に記載のオペレータ業務支援システム。 - 前記シナリオの編集作業のためのグラフィカルユーザインタフェースをさらに備える、請求項4に記載のオペレータ業務支援システム。
- 前記キーワード処理部は、前記キーワードとの前記照合に用いる前記ルールを、前記通話の状況に応じて追加する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のオペレータ業務支援システム。
- 前記結果の前記出力は、画面表示によって行われる、請求項1〜6のいずれか一項に記載のオペレータ業務支援システム。
- 前記結果の前記出力は、前記記憶装置に、通話単位で照合結果を記憶することによって行われる、請求項1〜6のいずれか一項に記載のオペレータ業務支援システム。
- 前記キーワード処理部は、前記通話が終了する前に前記キーワードと前記ルールとの前記照合を開始する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のオペレータ業務支援システム。
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