JP2008293252A - 操作システム及び操作システムの制御方法 - Google Patents

操作システム及び操作システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】操作端末と装置で構成された操作システムにおいて、音声認識した操作命令の内容をユーザが確実に確認できるようにする。
【解決手段】操作端末から入力した音声の操作命令で装置を動作させる操作システムにおいて、前記入力した音声を認識し、認識した音声が予め定めた操作命令に該当するか否かを識別する音声認識手段と、前記音声認識手段が予め定めた操作命令に該当すると識別した場合に、前記入力した音声に対応する操作命令の内容を示した命令実行確認画面を表示する表示制御手段とを備え、操作命令の実行前にユーザが視覚で確認できるようにした。
【選択図】 図4

Description

この発明は、装置とこの装置を動作させるための操作端末とから構成され、この操作端末から音声入力によって装置を動作させることができる操作システムに関するものである。
操作端末で音声入力し、アプリケーションサーバへの指示を可能にした音声入力システムは、例えば特開2000−76040号公報に記載されているものがある。
また、音声入力できるシステムに関しては、例えば特開2004−37998号公報に記載されているものがあり、この公報に記載のものは、音声での操作命令を認識した場合、その操作命令を即実行し、その操作命令以降の操作命令を受け付けるための画面を表示することが記載されている。
特開2000−76040号公報 特開2004−37998号公報
前記特開2000−76040号公報に記載のシステムにおいては、アプリケーションを実行する際に、入力された音声によってその内容を確認しているものの、音声認識したその操作命令は即実行され、ユーザが、システムで認識された操作命令の内容を確認できるものではなかった。このため、似たような言葉の操作命令を発声した場合、誤認識されていることを確認できないまま、操作命令が実行される恐れがある。また、ユーザが誤った操作命令を発声した場合、その誤りに気づく間もなく、即実行される恐れがある。
また、特開2004−37998号公報に記載のものは、操作端末と装置とで構成されたものではなく、また、音声認識された操作命令の内容を画面上で確認させるものではなく、ユーザが誤った操作命令を発声した場合や、音声認識部が誤認識した場合、その誤った操作が即実行される恐れがある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、操作端末と装置で構成された操作システムにおいて、音声認識した際に、その音声認識した内容をユーザが確認できるようにした操作システムを提供するものである。
本発明の請求項1に記載の操作システムは、
操作端末から入力した音声の操作命令で装置を動作させる操作システムにおいて、
前記入力した音声を認識し、認識した音声が予め定めた操作命令に該当するか否かを識別する音声認識手段と、
前記音声認識手段が予め定めた操作命令に該当すると識別した場合に、前記入力した音声に対応する操作命令の内容を示した命令実行確認画面を表示する表示制御手段とを備えたものである。
また、本発明の請求項2に記載の操作システムは、
前記音声認識手段が予め定めた操作命令に該当すると識別した場合に、前記入力した音声を、前記識別した操作命令の内容と関連付けて、音声データとして記憶するデータベースを更に備えたものである。
また、本発明の請求項3に記載の操作システムは、
前記データベースに記憶した操作命令の内容と関連付けた音声データの一覧を表示し、前記一覧から選択した音声データを前記データベースから抽出してその内容を音声出力する検索手段を更に備えたものである。
また、本発明の請求項4に記載の操作システムは、
前記音声認識手段は、前記入力した音声を認識し、認識した音声が予め登録された操作者の音声に該当するか否かを識別する操作者識別手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記操作者識別手段が予め登録された操作者の音声に該当すると識別した場合にのみ、操作の継続を許容する操作確認画面を表示するものである。
また、本発明の請求項5に記載の操作システムは、
前記装置を動作させる操作命令の種別に対応した許容操作者リストを予め備え、前記音声認識手段が予め定めた操作命令に該当すると識別し、更に前記操作者識別手段が予め登録された操作者の音声に該当すると識別した場合に、前記表示制御手段は、当該識別した操作命令と操作者が前記許容操作者リストに含まれる場合にのみ、操作の継続を許容する操作画面を表示するものである。
また、本発明の請求項6に記載の操作システムは、
前記操作確認画面の表示にもとづいて操作者が操作の継続を実行した場合に、前記入力した音声を、前記識別した操作命令の内容および操作者名と関連付けて、音声データとして記憶するデータベースを更に備えたものである。
また、本発明の請求項7に記載の操作システムは、
前記データベースに記憶した操作命令の内容および操作者名と関連付けた音声データの一覧を表示し、選択した音声データを前記データベースから抽出してその内容を音声出力する検索手段を更に備えたものである。
また、本発明の請求項8に記載の操作システムの制御方法は、
操作端末から入力した音声の操作命令で装置を動作させる操作システムの制御方法において、
前記入力した音声を認識し、認識した音声が予め定めた操作命令に該当するか否かを識別する認識ステップと、
前記認識ステップで予め定めた操作命令に該当すると識別した場合に、前記入力した音声に対応する操作命令の内容を示した命令実行確認画面を表示する第1の表示ステップとを備えたものである。
また、本発明の請求項9に記載の操作システムの制御方法は、
前記認識ステップで予め定めた操作命令に該当すると識別した場合に、前記入力した音声を、前記識別した操作命令の内容と関連付けて、音声データとして記憶する記憶ステップを更に備えたものである。
また、本発明の請求項10に記載の操作システムの制御方法は、
前記記憶ステップで記憶した操作命令の内容と関連付けた音声データの一覧を表示し、前記一覧から選択した音声データを抽出してその内容を音声出力する検索ステップを更に備えたものである。
また、本発明の請求項11に記載の操作システムの制御方法は、
前記認識ステップは、前記入力した音声を認識し、認識した音声が予め登録された操作者の音声に該当するか否かを識別する操作者認識ステップを更に備え、
前記操作者認識ステップが予め登録された操作者の音声に該当すると識別した場合にのみ、操作の継続を許容する操作確認画面を表示する第2の表示ステップを備えたものである。
また、本発明の請求項12に記載の操作システムの制御方法は、
前記装置を動作させる操作命令の種別に対応した許容操作者リストを予め備え、
前記認識ステップが予め定めた操作命令に該当すると識別し、更に前記操作者認識ステップが予め登録された操作者の音声に該当すると識別した場合に、当該識別した操作命令と操作者が前記許容操作者リストに含まれる場合にのみ、操作の継続を許容する操作画面を表示する第3の表示ステップとを備えたものである。
また、本発明の請求項13に記載の操作システムの制御方法は、
前記操作確認画面の表示にもとづいて操作者が操作の継続を実行した場合に、前記入力した音声を、前記識別した操作命令の内容および操作者名と関連付けて、音声データとして記憶する記憶ステップを更に備えたものである。
更に、本発明の請求項14に記載の操作システムの制御方法は、
前記記憶ステップが記憶した操作命令の内容および操作者名と関連付けた音声データの一覧を表示し、前記一覧から選択した音声データを抽出してその内容を音声出力する検索ステップとを更に備えたものである。
このような本発明の操作システムや操作システムの制御方法によれば、その音声が認識された場合、その認識された操作命令の内容を示す確認画面を表示させているので、操作を実行する前に操作命令の内容を確認することができる。このため、操作システムが誤認識した場合や操作者が発声し間違えた場合があれば、操作命令の実行を中止することができ、誤った操作命令がすぐに実行されることを中止することができる。
本発明の第1実施例について、図1〜図6にもとづき説明する。最初に全体の構成について、図1〜図2にもとづき説明する。
図1は本発明の操作システムを示す説明図である。図1に示す101は操作端末、102は入力装置、103は表示部として機能するディスプレイ、104はマイク、105は端末本体、106はスピーカである。また、102Aはキーボード、102Bはマウスで、入力装置102はこれらキーボード102Aとマウス102Bとで構成されている。
107はネットワークで、例えばLAN(Local Area Network)を使用しているが、インターネットやWAN(Wide Area Network)を利用しても、ネットワークを介さずに直接ケーブル接続しても構わない。108は装置で、この装置108はネットワーク107につながれている。
そして、ユーザは操作端末101のキーボード102Aやマウス102B等の入力装置102や、音声入力のためのマイク104を使用することによって、装置108を操作する。
図2は本発明の操作システムの機能を示す機能ブロック図である。この図2に示す201はキー入力部、202は画面表示部、203は音声認識手段として機能する音声認識部、204は音声記録部、205は検索手段として機能する音声検索再生部、206は処理部である。
前記処理部206は本発明の操作システム全体の処理を行うためのものであり、CPU(中央処理装置、Central Processing Unit)等から構成され、他の各部と協働して、各機能手段を実現する。例えば、マイク104から入力した音声を音声認識部203で正当な操作命令と認識する音声認識手段として機能したり、後述する画像表示部202と協働してディスプレイ103にその認識した操作命令の内容を示した実行確認画面を表示させる表示制御手段として機能したりする。また、キー入力部201はキーボード102Aやマウス102Bからの入力情報を処理するものであり、画面表示部202はディスプレイ103に表示する情報を処理するものである。また、音声認識部203はマイク104からの入力情報を処理するものであり、音声記録部204は入力された音声情報を記憶するもので、データベースとして機能する。更に、音声検索再生部205は音声記録部204に記憶された音声から音声を検索し、ヒットした音声をスピーカ106から出力するものである。尚、この音声検索再生部205やスピーカ106は、音声記録部204に記憶された音声データおよびそのときの操作命令の内容を後日確認できる確認機能を実現するための主な構成である。
207は制御部で、この制御部207は装置108に配置されており、この制御部207は処理部206からの操作命令で操作されるものである。
図3は本発明の操作システムの動作を示すフローチャート、図4は同操作システムの操作時における画面変遷を示す説明図、図5は同操作システムの検索時の動作を示すフローチャート、図6は同操作システムの検索時の操作履歴リストを示す説明図である。
次に、これらの図3〜図6を主に参照して第1実施例の動作について説明する。
最初に、操作者はディスプレイ103の画面403で表示される音声認識開始確認画面の操作実行確認ボタン401に、マウスポインタ402を合わせてクリックする(図3のステップ301、以下「ステップ」をSと記す)。また、異なる入力方法として、キーボード102Aからのキー操作でも入力できるのは勿論である。
音声認識開始確認画面における操作実行確認ボタン401がクリックされた事を認識した処理部206は音声認識部203に音声認識の開始を通知する。そして、操作者は、操作端末101に接続するマイク104に操作命令を発声する(S302)。音声認識部203はマイク104から入力された音声を解析し、入力を期待される単語と一致しているかどうか識別を行う(S303)。
この入力が期待された単語は、装置108を操作するためのものであり、例えば、アプリケーションの操作に関する特定の単語として予め決められている。そして、音声認識がなされて単語が認識され、ある操作命令の単語と認識されても、期待された単語として予め決まっているものでなければ、その単語に対する操作命令は受け付けないものである。
入力が期待された単語と一致していない場合(S303No)、音声認識部203は、処理部206に入力音声内容不一致を通知し音声認識を終了する。処理部206は、音声認識部203から入力音声不一致を通知された場合、画面表示部202と協働してディスプレイ103の操作画面に入力音声内容不一致のエラーメッセージを表示する。
入力が期待された単語と一致している場合(S303Yes)、音声認識部203は、処理部206に入力音声内容一致の旨と認識した操作命令を通知し、音声認識を終了する。処理部206は、音声認識部203から操作命令を通知されると、入力音声を操作時刻の情報と共に音声記録部204に記憶する(S304)。また、このとき、記憶される音声データは、操作命令の内容と関連づけて記憶される。
音声認識部203から入力音声の一致を通知された場合、処理部206は画面表示部202と協働してディスプレイ103に命令実行確認画面として画面404を表示する。操作者は、画面404に表示されている操作実行確認ボタン406にマウスポインタ402を合わせてクリックする(S305Yes)。操作実行確認ボタン406がクリックされた事を認識した処理部206は制御部207にユーザが操作確認をした操作命令を通知し、制御部207は装置108の動作を制御する(S306)。
このように、本発明の操作システムは、音声入力が特定の命令であると認識すると、S305に示すような認識された命令を実行するか否かの確認を行う。この確認は、図4に示す画面404のように、認識された操作命令の内容を具体的に表示(この場合、アプリケーションAAを起動すること)して、認識された操作命令を示すと共に、操作実行確認ボタン406および操作取消しボタン407を表示して操作者に選択させることである。このように、操作者が発声した操作命令を実行する前に、その操作者が発声し操作端末101で認識された操作命令を表示して、視覚的にも確認させているので、操作者の発声ミスや、操作端末101の誤認識の際に、その誤った操作の実行を中止することができる。
次の操作として、例えば、操作者が不要と考えるファイルを削除しようとして、「ファイル削除」を音声入力したとする。この場合、音声入力が音声認識部203で認識されると、図4の画面405のような命令実行確認画面が表示される。この画面405は、音声認識された「ファイル削除」という用語を表示して、操作者に視覚的に確認させると共に、ファイル削除の実行有無を確認させるものである。そして、操作者がマウス102Bやキーボード102Aで「はい(Y)」を選択する(操作実行確認ボタン406にマウスポインタ402を合わせクリックする)と、その操作命令が実行される。
このように、確認画面を表示するので、誤認識や入力間違いがあった場合でも、この確認画面で「いいえ(N)」を選択する(操作取消しボタン407にマウスポインタ402を合わせクリックする)ことにより、誤認識した音声入力の操作命令を実行させないようにすることができ、誤った操作の実行を中止することができる。
次に、操作端末101の音声記録部204に記憶された音声データを利用し、過去に操作命令を実行した操作者や操作内容を確認する動作について、図5と図6とに沿って説明する。
この確認動作を実行する操作者(確認者)は、初期メニュー等で「音声データの検査」を実行させ(S501)、図6に示すように操作履歴をディスプレイ103に表示させる(S502)。確認者は、ディスプレイ103に表示された操作履歴画面から確認したい操作を選択する。
具体的には、図6に示すように「スピーカアイコン」にマウスポインタ402を合わせて、クリックする。すると、音声検索再生部205は選択された操作の時刻の情報を元に該当する音声データを音声記録部204から検索し、スピーカ106を通してその音声データを再生する(S503)。この音声データを確認したい操作の選択の際に、操作時刻や操作内容を昇順や降順にソートするソートボタン601をクリックして、操作履歴の並びを変えて、確認したい操作を選択しやすくしても構わない。
そして、確認者は、再生される音声データの声から実際に操作をした者とその操作内容とを確認する(S504)。
確認者は、過去に操作命令を実行した操作者と操作内容とを確認し、特定した操作者に対し、ファイルの削除を控えて欲しいとか、特定のアプリケーションソフトを利用しないで欲しい等、注意したり要望したりすることができる。また、操作端末101を利用する作業手順等も確認することができる。
このように構成され、動作する本発明の操作システムでは次のような効果がある。
最初に、音声認識した操作命令をすぐに実行するのではなく、その音声認識した操作命令の内容を示した確認画面を表示し、操作者に視覚によっても確認できるように動作することである。このため、操作者が、音声認識を意識して、操作命令を明瞭に発音することにより、また、確認画面が表示されることにより、操作命令の内容を認識し、操作ミスを低減させることができる。
また、操作者は操作命令を発声して音声入力するので、周囲の人間もその音声入力時に操作命令を確認でき、誤った操作を実施しようとしている場合は、この操作を阻止することもできる。
更に、操作時の音声データが記憶されるようになっているため、管理者が、後日この音声データを再生し、操作者や操作内容を確認することもできる。
次に、第2実施例について、図7〜図9にもとづき説明する。
第1実施例のものと異なる点は、操作者を特定するために、その操作者の音声が予め登録(音声記録部204に記憶)されており、音声認識の際に、予め登録されている操作者からの音声操作しか受け付けないように設定されている点である。
つまり、処理部206は音声認識部203と協働して、予め登録された操作者の音声データにもとづき、入力された音声が予め登録された操作者の音声でなければ操作を不可とし、入力された音声が予め登録された操作者の音声であれば操作を可能とする操作者識別手段としても機能する。そのため、図7〜図9において、図3、4、6と同じ操作や同じ画面は同一の参照符号を付した。
ディスプレイ103での表示により、操作実行の確認がなされる、つまり、図7のS301で、「はい(Y)」が選択される(操作実行確認ボタン401がクリックされる)と、音声の入力が受付け開始となる。そして、S302で、音声入力がなされると、S701で示すように、その音声が予め登録されている操作者の音声か否かを判断し、登録されている操作者の音声であれば誰の音声かを特定する。また、特定した操作者名を表示すると共に、音声操作の受付け開始の確認画面を表示する(図8の画面(操作確認画面)801参照)。
このとき、操作者が「いいえ(N)」の操作取消しボタン407をクリックすると、音声入力の記録およびそれ以降の処理は行わずに初期状態に戻る。また、この画面801で、操作実行確認ボタン406のクリック操作で、次の表示に進むこともできるが、数秒の表示の後に、自動的に次の画面に進むように動作させても良い。
画面801で操作実行確認ボタン406がクリックされると、入力された操作命令の音声が、音声記録部204に時刻情報や操作者名と共に記憶される。更に、このとき、記憶される音声データは、操作命令の内容と関連づけて記憶される。
入力された音声が記憶されると(S304)、次に、図8の画面404に示すような操作命令の確認画面が表示され、この画面404で操作実行確認ボタン406が選択されると、操作命令の実行が行われる(S306)。
このように図7に示すフローチャートにもとづき動作する第2実施例では、図3に示すフローチャートに比べて、S701で操作者の音声を特定する処理が追加されているものである。このため、予め操作が許可され、操作端末101に登録された操作者のみが操作可能となっている。
また、このように動作する操作システムでは、音声入力の音声(音声データ)とその操作時刻、操作者、そして操作内容を、音声記録部204に記憶している。このため、第1実施例と同様に、後に操作内容や操作者を確認することもできる。
その確認方法は、第1実施例のものとほぼ同じであるため、異なる部分について重点的に説明する。
この確認方法で説明する動作に関しては、第1実施例で説明した図5のフローチャートと同じであるため、同図にもとづき説明する。
音声データの検索を実行すると、ディスプレイ103には、図9に示すような操作履歴リストが表示される(S502)。この図9において、リストに操作者が表示されている点が、第1実施例の図6と異なっている。第2実施例では、入力した音声を認識した際に、その操作命令の認識だけでなく、操作者を識別して、予め音声登録され、操作しても良い者なのか否かを識別している。そして、その識別した操作者もリストに表示するように設定されている。
このように表示されるリストを見ると、確認者は、操作時刻や操作者や操作内容を視覚によって確認することができるが、第1実施例と同様に、更に聴覚によっても確認することができる。
聴覚によって確認するためには、確認者は操作履歴リストの確認したい操作を選択する。つまり、再生を行うための「スピーカアイコン」にマウスポインタ402を合わせてクリックする。すると、音声検索再生部205は操作時刻の情報を元に選択された操作内容に該当する音声データを音声記録部204から検索し、スピーカ106を通して音声データを再生する(S503)。そして、確認者は、再生される音声データの声から実際に操作した操作者や操作内容を聴覚によっても確認することができる(S504)。
このように構成され、動作する第2実施例の操作システムでは次のような効果がある。
最初に、音声入力する操作者が、予め登録された操作者か否かを判断しているので、装置108が誰によって操作されているか特定することが容易である。また音声登録されていない者には操作できないシステムとなっているため、IDやパスワードを設定したり、入力したりする必要が無く、セキュリティー対策も容易になる。
また、操作者を音声入力の際に確認しているので、操作者と操作内容と対応させて履歴として記憶し、この履歴を操作端末101で、図9に示すリストのように呼び出せるようにでき、操作者や操作内容を視覚的にも、又聴覚的にも容易に確認することができる。
次に、第3の実施例について、図10にもとづき説明する。
この第3の実施例の操作システムは、第2の実施例において、更に、操作者の利用できる操作命令(操作者に許容される操作命令)を、その操作者の職位や職責に応じて設定したものである。
図10に、この第3実施例の操作システムで利用される許容操作者リストの一例を示す。このリストは、操作命令と、その操作命令が許容された操作者との関係を示している。操作命令は、種別毎に分けられている。つまり、一般社員に許容される一般社員レベルの操作命令と、操作担当者に許容される操作担当者レベルの操作命令と、責任者や管理者に許容される責任者レベルおよび管理者レベルの操作命令とに分けられている。
そして、この許容操作者リストの内容が、処理部206の記憶部(図示せず)に記憶されており、登録された操作者からの音声入力があった場合は、受け付けて良い操作命令かどうか、つまり利用できる操作命令か否かを、許容操作者リストにもとづいて判断している。
図10に示すように、一般社員のAさんは、アプリケーションの起動とファイルの閲覧とを行うことができ、また、操作担当者のBさんは、一般社員に許容された操作に加えて、更に、ファイル作成や更新、ファイル削除、データ入力を行うことができ、更に、責任者や管理者は、操作担当者に許容された操作に加えて、更に、新規アプリケーションのインストールや、その他の操作等、全ての操作ができものである。
この第3実施例の操作システムによれば、一般社員レベルと操作担当者レベルと責任者レベルおよび管理者レベルとに、利用できる操作命令を分けているので、権限のない一般社員に重要なファイルを更新されたり、削除されたりすることを、また、権限のない操作担当者に新規のアプリケーションをインストールされたりすることを防止することができる。
本発明の第1実施例の操作システムを示す説明図である。 同操作システムの機能を示す機能ブロック図である。 同操作システムの動作を示すフローチャートである。 同操作システムの操作時における画面変遷を示す説明図である。 同操作システムの検索時の動作を示すフローチャートである。 同操作システムの操作履歴リストの一例を示す説明図である。 本発明の第2実施例の操作システムの動作を示すフローチャートである。 同第2実施例の操作システムの操作時における画面変遷を示す説明図である。 同第2実施例の操作システムの操作履歴リストの一例を示す説明図である。 本発明の第3実施例の操作システムで利用される許容操作者リストの一例を示す説明図である。
符号の説明
101 操作端末
102 入力装置
102A キーボード
102B マウス
103 ディスプレイ
104 マイク
105 端末本体
106 スピーカ
107 ネットワーク
108 装置
201 キー入力部
202 画面表示部
203 音声認識部
204 音声記録部
205 音声検索再生部
206 処理部
207 制御部
401 操作実行確認ボタン
402 マウスポインタ
403 画面
404 画面
405 画面
406 操作実行確認ボタン
407 操作取消しボタン
601 ソートボタン
801 画面

Claims (14)

  1. 操作端末から入力した音声の操作命令で装置を動作させる操作システムにおいて、
    前記入力した音声を認識し、認識した音声が予め定めた操作命令に該当するか否かを識別する音声認識手段と、
    前記音声認識手段が予め定めた操作命令に該当すると識別した場合に、前記入力した音声に対応する操作命令の内容を示した命令実行確認画面を表示する表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする操作システム。
  2. 前記音声認識手段が予め定めた操作命令に該当すると識別した場合に、前記入力した音声を、前記識別した操作命令の内容と関連付けて、音声データとして記憶するデータベースを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の操作システム。
  3. 前記データベースに記憶した操作命令の内容と関連付けた音声データの一覧を表示し、前記一覧から選択した音声データを前記データベースから抽出してその内容を音声出力する検索手段を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の操作システム。
  4. 前記音声認識手段は、前記入力した音声を認識し、認識した音声が予め登録された操作者の音声に該当するか否かを識別する操作者識別手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記操作者識別手段が予め登録された操作者の音声に該当すると識別した場合にのみ、操作の継続を許容する操作確認画面を表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の操作システム。
  5. 前記装置を動作させる操作命令の種別に対応した許容操作者リストを予め備え、前記音声認識手段が予め定めた操作命令に該当すると識別し、更に前記操作者識別手段が予め登録された操作者の音声に該当すると識別した場合に、前記表示制御手段は、当該識別した操作命令と操作者が前記許容操作者リストに含まれる場合にのみ、操作の継続を許容する操作画面を表示する
    ことを特徴とする請求項4記載の操作システム。
  6. 前記操作確認画面の表示にもとづいて操作者が操作の継続を実行した場合に、前記入力した音声を、前記識別した操作命令の内容および操作者名と関連付けて、音声データとして記憶するデータベースを更に備えたことを特徴とする請求項4または請求項5記載の操作システム。
  7. 前記データベースに記憶した操作命令の内容および操作者名と関連付けた音声データの一覧を表示し、選択した音声データを前記データベースから抽出してその内容を音声出力する検索手段を更に備えたことを特徴とする請求項6記載の操作システム。
  8. 操作端末から入力した音声の操作命令で装置を動作させる操作システムの制御方法において、
    前記入力した音声を認識し、認識した音声が予め定めた操作命令に該当するか否かを識別する認識ステップと、
    前記認識ステップで予め定めた操作命令に該当すると識別した場合に、前記入力した音声に対応する操作命令の内容を示した命令実行確認画面を表示する第1の表示ステップと
    を備えたことを特徴とする操作システムの制御方法。
  9. 前記認識ステップで予め定めた操作命令に該当すると識別した場合に、前記入力した音声を、前記識別した操作命令の内容と関連付けて、音声データとして記憶する記憶ステップを更に備えたことを特徴とする請求項8に記載の操作システムの制御方法。
  10. 前記記憶ステップで記憶した操作命令の内容と関連付けた音声データの一覧を表示し、前記一覧から選択した音声データを抽出してその内容を音声出力する検索ステップを更に備えたことを特徴とする請求項9に記載の操作システムの制御方法。
  11. 前記認識ステップは、前記入力した音声を認識し、認識した音声が予め登録された操作者の音声に該当するか否かを識別する操作者認識ステップを更に備え、
    前記操作者認識ステップが予め登録された操作者の音声に該当すると識別した場合にのみ、操作の継続を許容する操作確認画面を表示する第2の表示ステップ
    を備えたことを特徴とする請求項8記載の操作システムの制御方法。
  12. 前記装置を動作させる操作命令の種別に対応した許容操作者リストを予め備え、
    前記認識ステップが予め定めた操作命令に該当すると識別し、更に前記操作者認識ステップが予め登録された操作者の音声に該当すると識別した場合に、当該識別した操作命令と操作者が前記許容操作者リストに含まれる場合にのみ、操作の継続を許容する操作画面を表示する第3の表示ステップと
    を備えたことを特徴とする請求項11記載の操作システムの制御方法。
  13. 前記操作確認画面の表示にもとづいて操作者が操作の継続を実行した場合に、前記入力した音声を、前記識別した操作命令の内容および操作者名と関連付けて、音声データとして記憶する記憶ステップを更に備えたことを特徴とする請求項11または請求項12記載の操作システムの制御方法。
  14. 前記記憶ステップが記憶した操作命令の内容および操作者名と関連付けた音声データの一覧を表示し、前記一覧から選択した音声データを抽出してその内容を音声出力する検索ステップ
    を更に備えたことを特徴とする請求項13記載の操作システムの制御方法。
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