JP2014060657A - 無線通信端末、無線操作機、方法、およびプログラム - Google Patents

無線通信端末、無線操作機、方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信端末において、操作ロック機能を発揮させつつ、音声認識機能を容易に利用可能とすることでユーザの利便性を向上させる技術を提供する。
【解決手段】無線通信端末500Aは、入力操作を受け付けるための操作部と、音声データに音声認識処理を実行する音声認識処理部と、待ち受け時に入力操作の一部を無効化する操作ロックモードと、無効化が解除された通常動作モードとの切替を制御するモード切替制御部とを備え、モード切替制御部は、操作ロックモード時において、無線操作機100と所定のプロトコルによる無線通信の接続確立により操作ロックモードから通常動作モードへの切り替えを制御し、音声認識処理部の音声認識処理を起動させ、無線操作機100から送信される音声データを受信して音声認識処理させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、ロック画面等の表示によりユーザの意図しない操作を防止する無線通信端末に関し、特に、ユーザの利便性を向上させるための技術に関する。
近年、無線通信端末の操作を容易にするため、音声認識機能を備える無線通信端末が普及している。無線通信端末は、例えば、ユーザからの音声入力をマイクにより受け付けて、受け付けた音声データを外部の音声認識サーバへ送信する。音声認識サーバは、無線通信端末から受信した音声データを音声認識処理し、その処理結果を無線通信端末へ送信する。無線通信端末は、音声認識サーバによる音声認識処理の結果に従って、例えば音声データをテキスト化する処理や、音声によって指定されるアプリケーションを起動する処理など様々な処理を実行する。これにより、ユーザは、キー操作などの煩雑な操作をすることなく無線通信端末の様々な機能を容易に利用することができる。
無線通信端末などの情報機器において音声認識処理を利用するための様々な技術が知られている。例えば、特開2011−71937号公報(特許文献1)は、携帯電話機において、アプリケーションの起動を指示された際に、音声認識結果に基づいた指示か否かを判断し、判断の結果に応じて処理内容を選択することで、ユーザが音声認識を利用する場合に簡便なインタフェースを実現できる技術を開示している。特開2011−49885号公報(特許文献2)は、音声認識された用語に基づく処理を、正確かつ容易に実行することができる技術を開示している。特開2008−109263号公報(特許文献3)は、音声認識機能を備える携帯端末装置が、通話中の会話の内容を音声認識し、音声認識された会話の内容に基づいてアプリケーションを起動して会話の内容を登録する技術を開示している。特許文献3記載の技術によると、ユーザが通話中の会話の内容を記憶する、もしくはユーザがメモを取るなどの作業を省略することができ、ユーザの負担を軽減している。このように無線通信端末は音声認識機能によってユーザの操作を容易にする。
また、無線通信端末は、ユーザの誤操作や第三者による不正な操作を防ぐための操作ロック機能を備えることで、ユーザが意図しない操作が無線通信端末に対してなされることを防止している。操作ロック機能とは、ユーザが所定のロック解除操作を行うまで、ユーザによる操作入力を受け付けない機能をいう。例えば、ユーザは、タッチパネルに対して指を所定の方向になぞる操作や、パスコードを入力する操作をする等によってロック解除操作をおこなって無線通信端末の操作ロック機能を解除する。ユーザは、無線通信端末の操作ロック機能の解除後に所望の操作をすることができる。
特開2011−71937号公報 特開2011−49885号公報 特開2008−109263号公報
無線通信端末におけるこのような操作ロック機能は、ユーザの誤操作やセキュリティ向上のために有効である。しかし、操作ロック機能が利用されている状態でユーザが無線通信端末の音声認識機能を利用しようとする場合、ユーザは、例えば、まず操作ロック機能を解除し、その次に音声認識機能を起動するなど煩雑な操作が必要である。
したがって、無線通信端末において、操作ロック機能によるユーザの利点を発揮させつつ、音声認識機能を容易に利用可能とすることでユーザの利便性をさらに向上させる技術が必要とされている。
一実施形態に従う無線通信端末は、無線通信機能を有しており、無線操作機と通信接続を確立し、無線操作機から無線通信により音声データを取得する通信処理部と、無線通信端末への入力操作を制限する操作ロックモードにおいて、無線操作機と通信接続を確立することにより操作ロックモードから入力操作の制限が解除された通常動作モードへ切り替える処理を制御する制御部と、通信接続を確立した無線操作機から取得した音声データに対し音声認識処理を実行することにより取得した音声データを文字コード化した文字データを出力する音声認識処理部と、出力される文字データに、アプリケーションを起動させるための文字列が含まれるか否かを判定する機能判定部とを備え、制御部は、機能判定部により文字データに文字列が含まれると判定された場合に文字列に対応するアプリケーションを起動する。
好ましくは、制御部は、機能判定部により文字データにアプリケーションを起動させるための文字列が含まれると判定される場合に、文字列に対応するアプリケーションの起動および操作ロックモードから通常動作モードへの切り替えを行うこととしてもよい。
好ましくは、制御部は、無線操作機との通信接続を確立する処理において無線操作機の認証がなされると、操作ロックモードから通常動作モードへ切り替えることとしてもよい。
好ましくは、制御部は、機能判定部により文字データにアプリケーションを起動させるための文字列が含まれないと判定される場合に、判定結果を示す通知情報を無線操作機へ送信することとしてもよい。
好ましくは、無線通信端末は、自端末を識別するための端末情報を記憶する記憶部をさらに備え、機能判定部は、さらに、出力される文字データに自端末を識別するための端末情報が含まれるか否かを判定し、制御部は、機能判定部により自端末の識別情報が含まれると判定される場合に、操作ロックモードから通常動作モードへ切り替えることとしてもよい。
別の実施形態に従うと、無線通信機能を有する無線操作機が提供される。無線操作機は、入力操作を受け付ける操作部と、操作部が入力操作を受け付けることにより他の通信装置との通信接続を確立する通信処理部と、操作部が入力操作を受け付けることにより音声の入力の受付を開始し、入力される音声に基づいて音声データを生成する録音処理部と、生成した音声データを、通信接続が確立された他の通信装置へ送信する制御部と、通信接続を確立して音声データを送信した他の通信装置から、他の通信装置が音声データの音声認識処理を実施し、動作内容の判定に成功したか否かを示す通知情報受け付けて、受け付けた通知情報に応じた報知を行う報知部とを備える。
別の実施形態に従うと、無線通信機能を有する無線通信端末の動作モードを切り替える方法が提供される。この方法は、無線通信端末が、無線操作機と通信接続を確立し、無線操作機から無線通信により音声データを取得するステップと、無線通信端末が、入力操作を制限する操作ロックモードでの動作時に、無線操作機と通信接続を確立することにより操作ロックモードから入力操作の制限が解除された通常動作モードへ切り替える処理を制御するステップと、無線通信端末が、通信接続を確立した無線操作機から取得した音声データに対し音声認識処理を実行することにより取得した音声データを文字コード化した文字データを出力するステップと、無線通信端末が、出力される文字データに、アプリケーションを起動させるための文字列が含まれるか否かを判定するステップと、無線通信端末が、文字データに文字列が含まれると判定された場合に文字列に対応するアプリケーションを起動するステップとを含む。
別の実施形態に従うと、無線通信機能を有する無線通信端末が動作モードの切り替えを制御するプログラムが提供される。無線通信端末は、プロセッサと、メモリとを備える。このプログラムは、プロセッサに、無線操作機と通信接続を確立し、無線操作機から無線通信により音声データを取得するステップと、無線通信端末が入力操作を制限する操作ロックモードでの動作時に、無線操作機と通信接続を確立することにより操作ロックモードから入力操作の制限が解除された通常動作モードへ切り替える処理を制御するステップと、通信接続を確立した無線操作機から取得した音声データに対し音声認識処理を実行することにより取得した音声データを文字コード化した文字データを出力するステップと、出力される文字データに、アプリケーションを起動させるための文字列が含まれるか否かを判定するステップと、文字データに文字列が含まれると判定された場合に文字列に対応するアプリケーションを起動するステップとを実行させる。
上記一実施形態によると、無線通信端末の操作ロック機能によるユーザの利点を発揮させつつ音声認識機能を容易に利用可能とすることで、ユーザの利便性を向上させることができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
実施の形態の無線通信端末を含むネットワークの全体構成の概略を示す図である。 無線操作機100の構成を示す機能ブロック図である。 無線通信端末500の構成を示す機能ブロック図である。 無線操作機100と無線通信端末500とが通信接続を確立し、音声認識処理を行うための動作を示す図である。 無線通信端末500が音声認識処理を行う処理を示すフローチャートである。 ユーザが無線操作機100を使用して無線通信端末500の操作ロック状態を解除するとともに音声認識機能により無線通信端末500Aを動作させる動作例を示す図である。 無線操作機100が、複数の無線通信端末500(無線通信端末500A、無線通信端末500B)に対し、通信接続を確立して音声データを送信する動作例を示す図である。 無線操作機100の外観的形状の例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<ネットワークの構成の概略>
図1は、実施の形態の無線通信端末を含むネットワークの全体構成の概略を示す図である。図1に示すように、このネットワークは、無線操作機100と、無線通信端末500Aと、無線通信端末500Bと、無線ルータ600と、無線基地局700と、ネットワーク800と、サーバ900とを含む。無線通信端末500A、無線通信端末500B(以下、これら複数の無線通信端末を総称して「無線通信端末500」と言うこともある)は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ディスプレイ、センサ(加速度センサ、ジャイロセンサ等)、通信インタフェース、マイク、スピーカ等を備え、プログラムに従って動作する。例えば、無線通信端末500Aは、スマートフォンであり、無線通信端末500Bは、タブレット端末である。
図1に示すように、無線通信端末500は、無線ルータ600、無線基地局700等によってインターネットと接続しており、ネットワーク800を通じてサーバ900と通信することができる。
無線操作機100は、MCU(Micro Control Unit)、マイク(音声入力部14)、プッシュボタン(操作部15)、LED(Light Emitting Diode)発光部(発光部31)、バイブレータ、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格に従った通信インタフェース等を備え、プログラムに従って動作する。無線操作機100は、ユーザによる操作を操作部15によって受け付けて、無線通信端末500のリモートコントローラとして機能する。無線操作機100は、無線通信端末500と通信接続を確立し、無線操作機100のマイクで録音した音声を無線通信端末500へ送信することにより無線通信端末500を動作させることができる。無線操作機100は、無線通信端末500との通信状況を、発光部31の発光等によって表示する。
無線通信端末500は、音声認識機能を有しており、音声認識処理の結果に従って、アプリケーションの起動など無線通信端末500の各機能を発揮する。無線通信端末500は、音声認識機能を発揮させるため、音声データの入力を受け付ける。例えば、無線通信端末500は、無線操作機100と近距離無線通信により接続し、無線操作機100から音声データを受信する。無線通信端末500は、例えば音声データをサーバ900に送信し、サーバ900に音声認識処理を実行させ、その音声認識処理により出力されるテキストデータをサーバ900から受信することで音声認識処理を行う。無線通信端末500は、音声認識処理により出力されるテキストデータに、例えばアプリケーションの名称など、アプリケーションを起動させるための特定の文字列(キーワード)が含まれるか判定し、文字列(キーワード)に対応するアプリケーションを起動する。なお、無線通信端末500は、音声認識処理を実行するため、自端末において音声認識処理のための音声認識プログラムを記憶し、この音声認識プログラムを実行することとしてもよい。
サーバ900は、サーバ900A、サーバ900Bなど複数のサーバからなるサーバ群である。サーバ900は、無線通信端末500から音声データを受け付けることで音声認識サーバとして機能する。サーバ900は、音声認識処理のための辞書データベースを蓄積しており、無線通信端末500から受信した音声データに対し、複数のサーバにより音声認識処理を実行し、音声データに示される音声を文字コード化した文字データ(テキストデータ)を出力する。サーバ900は、例えば音声データに対し音声認識処理を実行してテキストデータを出力し、出力されるテキストデータを無線通信端末500へ送信する。
また、サーバ900は、例えば、無線通信端末500で動作する様々なアプリケーションや、音楽データや、動画データなどを配信する。サーバ900が配信するアプリケーションは、例えば、GPS(Global Positioning System)機能を用いて地図情報を利用するためのアプリケーションと、SNS(Social Network Service)を利用するためのアプリケーションと、無線通信端末500に備わるカメラ機能を利用するためのアプリケーションと、無線通信端末500のブラウザとして機能するアプリケーション等である。無線通信端末500は、サーバ900からアプリケーションなどを取得する。
<無線操作機100のハードウェア構成>
次に、図2を用いて無線操作機100の構成について説明する。図2は、無線操作機100の構成を示す機能ブロック図である。無線操作機100は、アンテナ11と、近距離無線RF(Radio Frequency)部12と、記憶部13と、音声入力部14と、操作部15と、報知部16と、制御部17と、を含む。無線操作機100は、Bluetooth(登録商標)、IEEE(The Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11等の近距離無線通信規格に対応しており、他の通信装置と近距離無線通信を行う。
アンテナ11は、無線操作機100が送信する信号を電波として放射する。また、アンテナ11は、空間から電波を受信して受信信号を近距離無線RF部12へ出力する。
近距離無線RF部12は、アンテナ11から出力される高周波信号を受信して、無線操作機100で処理できる周波数の信号へと変換する。また、近距離無線RF部12は、増幅器等を含み、無線操作機100が送信する信号を、アンテナ送信周波数へと変換する。
記憶部13は、ROM、RAMなどのメモリ回路などにより構成され、無線操作機100を動作させるためのプログラムや、後述する音声入力部14により生成される音声データ(音声データ21A、音声データ21Bとして示す)等を記憶する。
音声入力部14は、マイクを含み、マイクによって音声の入力を受け付けて、入力された音声を電気信号に変換等することで音声データを生成する。
操作部15は、ユーザの操作を受け付けるための操作部材であり、例えば無線操作機100の筺体に備えられる操作用のボタンである。
報知部16は、発光部31およびバイブレータ32などを含み、発光部31を発光させること、およびバイブレータ32により無線操作機100を振動させること等により、無線操作機100のユーザに対し通信状況などを報知する。発光部31は、例えばLEDなどにより実現される。
制御部17は、MCUなどにより構成され、記憶部13に記憶されるプログラムに従って無線操作機100の動作を制御する。制御部17は、録音処理部41と、通信処理部42と、を含む。
録音処理部41は、音声入力部14による音声データの生成処理を制御する。録音処理部41は、操作部15へのユーザの操作に応じて音声入力部14による音声データを生成するための録音開始および録音終了を制御し、音声入力部14が生成した音声データを記憶部13へ記憶させる。
通信処理部42は、無線操作機100が他の通信装置と通信する処理を制御する。通信処理部42は、他の通信装置と通信するため、Bluetooth(登録商標)等の規格に従って、接続対象となる他の通信装置を検出する処理と、他の通信装置と通信接続を確立する処理と、他の通信装置との間でデータを送受信する処理等を行う。
<無線通信端末500のハードウェア構成>
次に、図3を用いて無線通信端末500の構成について説明する。図3は、無線通信端末500の構成を示す機能ブロック図である。
無線通信端末500は、アンテナ51Aと、アンテナ51Bと、第1無線RF部52Aと、第2無線RF部52Bと、記憶部53と、音声入力部54と、操作部55と、音声出力部56と、表示部57と、制御部58と、を含む。無線通信端末500は、複数の通信方式に対応しており、複数のアンテナ(アンテナ51A、アンテナ51B)を備える。例えば、無線通信端末500は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信の規格に対応し、アンテナ51Aと第1無線RF部52Aとにより近距離無線通信を行うとともに、LTE(Long Term Evolution)、3G規格などに対応し、アンテナ51Bと第2無線RF部52Bとにより移動体通信システムに対応した無線通信を行う。
また、無線通信端末500は、待ち受け時に操作ロック状態となる。操作ロック状態とは、ユーザの誤操作や、第三者による不正な操作が操作部55に対してなされることを防止するため、操作部55に対してなされる入力操作の一部を無効化する状態である。操作ロック状態にあるとき、無線通信端末500は、省電力化のため表示部57の表示をオフにしている。ユーザは、操作部55に対し、操作ロック状態を解除するためのロック解除操作を入力することで、無線通信端末500を、当該入力操作の無効化が解除された通常動作状態に移行させる。ユーザは、例えば、ユーザが電源ボタンなど所定のボタンへの操作によって表示部57の表示をオンにし、操作部55に対し指を所定の方向へスライドさせる、またはパスコードを入力する等の操作を行うことによってロック解除操作を行うことができる。
アンテナ51Aとアンテナ51Bは、無線通信端末500が送信する信号を電波として放射するとともに、空間から電波を受信する。アンテナ51Aは、受信した受信信号を第1無線RF部52Aへ出力する。アンテナ51Bは、受信した受信信号を第2無線RF部52Bへ出力する。
第1無線RF部52Aと第2無線RF部52Bは、各アンテナから出力される高周波信号を受信して、無線通信端末500で処理できる周波数の信号へと変換する。また、第1無線RF部52Aと第2無線RF部52Bは、増幅器等を含み、無線通信端末500が送信する信号を、アンテナ送信周波数へと変換する。
記憶部53は、ROM、RAMなどのメモリ回路などにより構成され、無線通信端末500を識別するための自端末識別情報61と、無線通信端末500を動作させるためのアプリケーション62(音声認識処理用のアプリケーション、通信処理制御用のアプリケーションなど)等を記憶する。
音声入力部54は、マイクを含み、マイクによって音声の入力を受け付けて、入力された音声を電気信号に変換等することで音声データを生成する。
操作部55は、例えばタッチパネルであり、ユーザによる入力操作を受け付けて、受け付けた操作信号を制御部58へ出力する。
音声出力部56は、スピーカを含み、通話音声などを出力する。
表示部57は、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(electroluminescence)ディスプレイ、などであり、ユーザに対し静止画、動画などを表示する。操作部55と表示部57とが、例えば静電容量方式のタッチパネルディスプレイを構成することとし、映像等を表示するとともにユーザの入力操作を受け付けることとしてもよい。
制御部58は、プロセッサなどにより構成され、記憶部53に記憶されるプログラムに従って無線通信端末500の動作を制御する。制御部58は、音声認識処理部71と、近距離無線通信処理部72と、機能判定部73と、モード切替制御部74と、を含む。
音声認識処理部71は、音声データに対して音声認識処理を行い、音声認識処理の結果(音声データをテキストデータへ変換する等)をテキストデータ等の形式で出力する。無線通信端末500は、例えば、音声入力部54によって音声データを生成する、または、他の通信装置から音声データを受信すること等により音声認識処理の対象となる音声データを取得する。音声認識処理部71は、取得した音声データを、例えばサーバ900に送信し、サーバ900が音声認識処理を行い、サーバ900から音声認識処理の結果を取得する。
近距離無線通信処理部72は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信の規格に従って、他の通信装置と通信するための処理を行う。近距離無線通信処理部72は、例えば、接続対象となる他の通信装置を検出する処理と、他の通信装置と通信接続を確立する処理と、他の通信装置との間でデータを送受信する処理等を行う。
機能判定部73は、音声認識処理部71による音声認識処理の結果の出力を受け付けて、出力結果が示す処理の内容を判定する。機能判定部73は、例えば、音声認識処理部71が音声認識処理をした結果、音声データをテキスト化したテキストデータを取得する。機能判定部73は、取得したテキストデータをアプリケーション62の名称など所定のキーワードとを比較して、テキストデータの少なくとも一部に一致する名称のアプリケーションがあるか否かを判定する。また、機能判定部73は、音声認識処理部71による音声認識処理の結果、無線通信端末500が実行すべき動作を検出できない場合にエラーを出力する。
モード切替制御部74は、操作部55に対する操作や、他の通信装置との通信接続の確立によって操作ロック状態または通常動作状態の切替を制御する。モード切替制御部74は、機能判定部73による判定処理の結果、音声データに対応するテキストデータの少なくとも一部と、アプリケーションの名称の少なくとも一部とが合致する場合に、そのアプリケーションを起動する。
<動作>
次に、図4を用いて無線操作機100と無線通信端末500との動作について説明する。図4は、無線操作機100と無線通信端末500とが通信接続を確立し、音声認識処理を行うための動作を示す図である。
ステップS101において、無線操作機100は、操作部15に対するユーザの操作を検出する。
ステップS103において、無線操作機100の通信処理部42は、操作部15に対するユーザの操作が検出されたことにより、他の通信装置(図4の例では無線通信端末500)と通信接続を確立するための処理を行う。例えば、無線操作機100と無線通信端末500とがBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信規格に従って通信接続を確立する場合、無線操作機100は、通信可能な周囲の他の通信装置を検出し、検出された他の通信装置(無線通信端末500)に、通信接続を確立するための要求を送信するとともに必要な認証処理を行う。無線操作機100は、無線通信端末500から通信接続が確立したことの応答を受信する。
ステップS501において、無線通信端末500の近距離無線通信処理部72は、他の通信装置(図4の例では無線操作機100)から通信接続を確立するための要求を受け付けることにより当該他の通信装置を認証する。例えば、無線通信端末500は、所定のパスコードが当該他の通信装置から送信されたか否か等によって当該他の通信装置を認証する。近距離無線通信処理部72は、認証した通信装置に対し、通信接続が確立したことの応答を送信する。無線通信端末500は、他の通信装置の認証に成功することで音声認識処理部71による音声認識処理を動作させる。
ステップS105において、無線操作機100の録音処理部41は、無線通信端末500に音声認識処理を実行させる対象となる音声データを生成するため、音声入力部14による音声の入力を受け付ける。録音処理部41は、音声入力部14によって受け付けた音声に基づいて音声データを生成する。
ステップS107において、通信処理部42は、ステップS103において確立した通信接続によって音声データを無線通信端末500へ送信する。
ステップS503において、無線通信端末500の近距離無線通信処理部72は、無線操作機100から音声データを受信する。音声認識処理部71は、受信した音声データに対し音声認識処理を実行する。この処理の詳細は後述する。例えば、音声認識処理部71は、サーバ900へ音声データを送信し、サーバ900による音声認識処理の結果を受信することで音声認識処理を実行する。機能判定部73は、音声認識処理により、音声データが示す処理の内容を判定する。例えば、機能判定部73は、音声データに対する音声認識処理により出力されるテキストデータと、キーワード(無線通信端末500において動作するアプリケーションの名称など)とを比較し、キーワードがテキストデータに含まれるか否かを判定する。機能判定部73は、キーワードがテキストデータに含まれていない場合、音声認識結果が不明(音声認識できなかったことを示すエラー)であると判定する。
ステップS505において、近距離無線通信処理部72は、通信接続を確立した音声データに対する音声認識処理の結果を無線操作機100へ送信する。例えば、近距離無線通信処理部72は、音声認識処理部71の音声認識処理および機能判定部73の処理により、音声データに対応するアプリケーションを検出した場合は、音声認識に成功したことを音声認識の結果として無線操作機100へ送信する。また、例えば、近距離無線通信処理部72は、機能判定部73の処理により、音声データに示されるアプリケーションの検出に失敗した場合は、失敗したことを示すエラー情報を無線操作機100へ送信する。以降の処理において、無線通信端末500は、ステップS501において無線操作機100を認証する処理を行うことによって無線操作機100のユーザを認証したとみなし、操作ロック状態を解除して通常動作状態に移行する。
具体的には、ステップS507において、無線通信端末500のモード切替制御部74は、無線操作機100の認証処理または無線操作機100との通信接続の確立の後、表示部57の表示をオンにする。
ステップS509において、モード切替制御部74は、操作ロック状態を解除し、通常動作状態で動作する。
ステップS511において、制御部58は、音声認識処理および機能判定部73による判定処理の結果、音声データに示されるアプリケーションの識別子が記憶部53に記憶されている場合は、識別子に示されるアプリケーションを起動する処理等を実行する。
一方、無線操作機100は、無線通信端末500から音声認識処理および機能判定部73の判定結果を受信して以下の処理を行う。
ステップS109において、無線操作機100の制御部17は、音声データに対する音声認識処理の結果を無線通信端末500から受信する。
ステップS111において、制御部17は、無線通信端末500による音声認識処理の結果がエラーであるか否かを判定する。音声認識処理の結果がエラーである場合(ステップS111においてYES)、制御部17は、ステップS113の処理を実行する。制御部17は、音声認識処理の結果がエラーではない場合(ステップS111においてNO)、音声認識処理がなされてエラーではないこと等を報知部16により報知し、その後、処理を終了する。
ステップS113において、制御部17は、音声データに対する音声認識処理の結果がエラーであることを報知部16によって無線操作機100のユーザに報知する。例えば、制御部17は、発光部31を発光させるとともに、バイブレータ32を振動させることでユーザに音声認識処理の結果を報知する。
ステップS115において、制御部17は、ユーザが音声の再入力を行うか否かについてユーザの操作を受け付ける。制御部17は、ユーザが音声の再入力を行うための操作(例えば、操作部15に対するボタン押下などの所定の操作)を操作部15によって受け付けた場合(ステップS115においてYES)、ステップS105の処理を実行する。ユーザによる音声の再入力を行うための操作が所定期間内になされなかった場合(ステップS115においてNO)、制御部17は、処理を終了する。
次に、図5を参照して無線通信端末500が実行する音声認識処理について詳しく説明する。図5は、無線通信端末500が音声認識処理を行う処理を示すフローチャートである。
ステップS531において、音声認識処理部71は、無線操作機100から送信される音声データの録音を開始する。
ステップS535において、音声認識処理部71は、音声データに対する音声認識処理を行い、音声データをテキストデータに変換するとともに、テキストデータに含まれる語を単語単位で抽出する。
ステップS537において、機能判定部73は、音声データに含まれる単語と、無線通信端末500に記憶されるアプリケーション62の名称の少なくとも一部とが合致するか否かを判定する。音声データに含まれる単語と、アプリケーション62の名称の少なくとも一部とが合致する場合(ステップS537においてYES)、制御部58は、ステップS539の処理を実行する。音声データに含まれる単語と、アプリケーション62の名称とが一致しない場合(ステップS537においてNO)、制御部58は、ステップS541の処理を実行する。
ステップS539において、機能判定部73は、音声認識処理の結果が有効であると判定し、判定結果を記憶部53に記憶させる。
ステップS541において、機能判定部73は、音声認識処理の結果がエラーであると判定し、判定結果を記憶部53に記憶させる。
ステップS543において、機能判定部73は、音声データに含まれる単語に合致するアプリケーションの識別子を記憶部53に記憶させる。
次に、図6を用いて具体的な動作例を説明する。図6は、ユーザが無線操作機100を使用して無線通信端末500の操作ロック状態を解除するとともに音声認識機能により無線通信端末500Aを動作させる動作例を示す図である。
図6(A)に示すように、無線操作機100は、ユーザが操作部15を押下する操作を検出すると(ステップS101)、以降の通信接続の確立処理等を無線操作機100および無線通信端末500Aに開始させる。
図6(B)に示すように、無線操作機100は、操作部15に対する操作を検出すると、無線通信端末500Aと通信接続を確立する(ステップS103、ステップS501)。無線通信端末500Aは、無線操作機100を認証して通信接続を確立する。無線通信端末500Aは、無線操作機100の認証に成功すると、無線操作機100のユーザを認証したとして(操作ロック状態を解除するためのロック解除操作を受け付けたこととして)、操作ロック状態を解除できる状態となる。また、無線通信端末500Aは、以降の処理において無線操作機100から送信される音声データを音声認識処理するため、音声認識処理部71の音声認識機能を起動し、音声の録音を開始する。
図6(C)に示すように、無線操作機100の録音処理部41は、ユーザから音声の入力を音声入力部54により受け付ける(ステップS105)。
図6(D)に示すように、無線操作機100は、通信接続を確立した無線通信端末500Aへ音声データを送信する。無線操作機100は、例えば音声データをストリーミングにより送信するためのプロトコルにより無線通信端末500へ音声データを送信することとしてもよい。無線通信端末500Aの音声認識処理部71は、受信した音声データに対し、音声認識処理を実行する(ステップS503)。
図6(E)に示すように、無線通信端末500Aは、音声認識処理の結果(エラーなど)を無線操作機100へ送信する(ステップS505)。無線操作機100は、音声認識処理の結果を受信し、音声認識処理の結果に応じて報知部16により報知する(ステップS111、ステップS113)。
図6(F)に示すように、無線通信端末500Aは、表示部57をオンにし、操作ロック状態を解除するとともに、通信接続を確立し、認証処理を行った無線操作機100から受信した音声データに音声認識処理を実行した結果に応じた処理(アプリケーションの起動等)を行う(ステップS507、ステップS509、ステップS511)。
<変形例>
上記実施形態の無線操作機100と無線通信端末500とを、以下のように構成することもできる。
(無線通信端末500の操作ロック状態の解除のトリガ)
上記実施形態の説明では、無線通信端末500は、無線操作機100の認証に成功することで、操作ロック状態を解除し、音声認識処理を動作させるものとして説明した。この他にも、無線通信端末500が操作ロック状態を解除し、音声認識処理を動作開始させるトリガを、無線通信端末500が無線操作機100の認証に成功するとともに、無線操作機100との所定のプロトコルによる通信接続を確立したこととしてもよい。例えば、無線通信端末500は、無線操作機100と電話の発着信に用いられるプロトコルやファイルの送受信に用いられるプロトコルなど様々なプロトコルにより通信可能であるとする。無線通信端末500は、無線操作機100の認証を完了している状態で、無線通信端末500が無線操作機100と音声データを送受信するためのプロトコルによる通信接続を確立した場合に、無線通信端末500の操作ロック状態を解除し、音声認識処理を動作させ、送受信される音声データを録音処理することで音声認識することとしてもよい。
(無線操作機100と接続する無線通信端末500の数)
上記実施形態の説明では、無線操作機100は、1つの無線通信端末500と通信接続を確立して、当該1つの無線通信端末500の操作ロック状態を解除し、音声認識機能によって動作させることとして説明した。これに限らず、無線操作機100は、複数の無線通信端末500と通信接続し、複数の無線通信端末500に対し操作ロック状態の解除と音声認識機能による動作をさせることとしてもよい。
図7は、無線操作機100が、複数の無線通信端末500(無線通信端末500A、無線通信端末500B)に対し、通信接続を確立して音声データを送信する動作例を示す図である。例えば、無線操作機100は、Bluetooth(登録商標)やIEEE(The Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11規格などの近距離無線通信規格に対応しており、複数の無線通信端末500と通信接続することが可能である。無線操作機100は、操作部15に対する操作を受け付けることにより、複数の無線通信端末500と通信接続を確立し、音声データをこれら複数の無線通信端末500へ送信する。例えば、音声データは、端末を識別する情報と、音声認識により動作させる内容とを含めて送信する。無線通信端末500は、自端末識別情報61を参照し、音声データに対する音声認識処理の結果、音声データに自端末を示す情報が含まれている場合に、音声データに示される処理を実行することとしてもよい。図7の例では、無線通信端末500A(端末A)は、音声データに自端末を識別する情報(端末A)が含まれているため、音声認識処理の結果、自端末を識別する情報とともに音声データに示される処理(アプリケーション名「XXX」の起動)を実行する。無線通信端末500B(端末B)は、自端末を識別する情報(端末B)とともに音声データに示される処理(アプリケーション名「YYY」の起動)を実行する。
(無線操作機100の形状)
上記実施形態の説明では、無線操作機100は、図面において直方体形状の筺体を有する操作機であるとして説明したが、これに限らず、無線操作機100は、様々な形状により実現される。図8は、無線操作機100の外観的形状の例を示す図である。
図8(A)は、本実施形態で説明した無線操作機100と同様の外観を有する無線操作機100Aを示す。図8(B)は、無線操作機を腕時計型の形状とした無線操作機100Bを示す。図8(C)は、無線操作機を、マイク搭載型イヤホンの形状とした無線操作機100Cを示す。図8(B)および図8(C)に示すように、無線操作機100を、ユーザが装着することが可能なウェアラブルな形状としてもよい。
また、上記の実施形態において、無線操作機100と無線通信端末500とは、Bluetooth(登録商標)規格に従って通信接続を確立するものとして説明したが、この他にもIEEE802.11規格や赤外線通信規格に従って通信接続を確立して上記の処理を行うこととしてもよい。
(まとめ)
本実施形態の無線通信端末500は、ユーザが無線通信端末500に触れることなく操作ロック状態を解除することができる。また、無線通信端末500は、ユーザによる無線操作機100への音声入力内容によって音声認識処理を行うため、操作ロック状態の解除に加え、電話やメールなどのアプリケーションの起動までのユーザの手間を省くことができる。このようにユーザの利便性を向上させる構成を、ボタン、マイク、通信機能などを備える無線操作機100によって実現する。
ユーザは、無線操作機100を操作し、無線操作機100のマイクで集音した音声を、通信機能によって無線通信端末500へ送信する。無線操作機100と無線通信端末500との通信接続が成立し、ユーザが入力した音声がユーザの目的のアプリケーションに対応する単語と合致していると音声認識処理により判定されると、無線通信端末500は、表示部57の表示をオンにするとともに、操作ロック状態におけるロック画面の表示やパスコード入力画面をスキップし、ユーザの目的のアプリケーションが無線通信端末500において起動している状態となる。
従来、無線通信端末は、ロック画面を表示することで誤操作を防止し、パスコードを要求することでセキュリティ機能を提供している。本実施形態によると、無線操作機100と無線通信端末500との認証処理が完了し、通信接続が確立することと、ユーザが音声により入力する単語に対応するアプリケーションを起動させることにより、誤操作の防止を維持しつつ、セキュリティも確保している。従来のスマートフォンでは、ユーザが所望のアプリケーションを起動するため、例えば、ユーザは、(1)電源ボタン等を押下して画面をオンにし、(2)ロック画面を解除する操作を行って、(3)アプリケーションを選択するという3つの手順を踏むことが必要な場合がある。これに対し、本実施形態の無線通信端末500の場合、ユーザは、(1)無線操作機100のボタンを押下する、(2)無線操作機100のマイクに音声を入力する、という従来よりも少ない手順で所望のアプリケーションを起動させることができる。また、無線通信端末500側に音声認識機能が搭載されているため、無線操作機100はマイクと通信機能があればよく、装置の構成を小型かつ安価に実現することができる。
本発明の無線通信端末および無線操作機は、プロセッサと、その上で実行されるプログラムにより実現される。本発明を実現するプログラムは、通信インタフェースを介してネットワークを利用した送受信等により提供される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
11 アンテナ、12 近距離無線RF部、13 記憶部、14 音声入力部、15 操作部、16 報知部、17 制御部、21 音声データ、31 発光部、32 バイブレータ、41 録音処理部、42 通信処理部、51 アンテナ、52A 第1無線RF部、52B 第2無線RF部、53 記憶部、54 音声入力部、55 操作部、56 音声出力部、57 表示部、58 制御部、61 自端末識別情報、62 アプリケーション、71 音声認識処理部、72 近距離無線通信処理部、73 機能判定部、74 モード切替制御部、100 無線操作機、500 無線通信端末、600 無線ルータ、700 無線基地局、800 ネットワーク、900 サーバ。

Claims (8)

  1. 無線通信機能を有する無線通信端末であって、
    無線操作機と通信接続を確立し、前記無線操作機から無線通信により音声データを取得する通信処理部と、
    前記無線通信端末への入力操作を制限する操作ロックモードにおいて、前記無線操作機と前記通信接続を確立することにより前記操作ロックモードから前記入力操作の制限が解除された通常動作モードへ切り替える処理を制御する制御部と、
    前記通信接続を確立した無線操作機から取得した音声データに対し音声認識処理を実行することにより前記取得した音声データを文字コード化した文字データを出力する音声認識処理部と、
    前記出力される文字データに、アプリケーションを起動させるための文字列が含まれるか否かを判定する機能判定部とを備え、
    前記制御部は、前記機能判定部により前記文字データに前記文字列が含まれると判定された場合に前記文字列に対応するアプリケーションを起動する、
    無線通信端末。
  2. 前記制御部は、
    前記機能判定部により前記文字データに前記アプリケーションを起動させるための文字列が含まれると判定される場合に、当該文字列に対応するアプリケーションの起動および前記操作ロックモードから前記通常動作モードへの切り替えを行う、
    請求項1記載の無線通信端末。
  3. 前記制御部は、
    前記無線操作機との通信接続を確立する処理において前記無線操作機の認証がなされると、前記操作ロックモードから前記通常動作モードへ切り替える、
    請求項1記載の無線通信端末。
  4. 前記制御部は、
    前記機能判定部により前記文字データに前記アプリケーションを起動させるための文字列が含まれないと判定される場合に、当該判定結果を示す通知情報を前記無線操作機へ送信する、
    請求項1から3のいずれかに記載の無線通信端末。
  5. 前記無線通信端末は、
    自端末を識別するための端末情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記機能判定部は、さらに、
    前記出力される文字データに前記自端末を識別するための端末情報が含まれるか否かを判定し、
    前記制御部は、前記機能判定部により自端末の識別情報が含まれると判定される場合に、前記操作ロックモードから前記通常動作モードへ切り替える、
    請求項1から4のいずれかに記載の無線通信端末。
  6. 無線通信機能を有する無線操作機であって、
    入力操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部が入力操作を受け付けることにより他の通信装置との通信接続を確立する通信処理部と、
    前記操作部が入力操作を受け付けることにより音声の入力の受付を開始し、入力される音声に基づいて音声データを生成する録音処理部と、
    前記生成した音声データを、前記通信接続が確立された他の通信装置へ送信する制御部と、
    前記通信接続を確立して音声データを送信した他の通信装置から、当該他の通信装置が前記音声データの音声認識処理を実施し、動作内容の判定に成功したか否かを示す通知情報受け付けて、受け付けた通知情報に応じた報知を行う報知部とを備える、
    無線操作機。
  7. 無線通信機能を有する無線通信端末の動作モードを切り替える方法であって、
    無線通信端末が、無線操作機と通信接続を確立し、前記無線操作機から無線通信により音声データを取得するステップと、
    無線通信端末が、入力操作を制限する操作ロックモードでの動作時に、前記無線操作機と前記通信接続を確立することにより前記操作ロックモードから前記入力操作の制限が解除された通常動作モードへ切り替える処理を制御するステップと、
    無線通信端末が、前記通信接続を確立した無線操作機から取得した音声データに対し音声認識処理を実行することにより前記取得した音声データを文字コード化した文字データを出力するステップと、
    無線通信端末が、前記出力される文字データに、アプリケーションを起動させるための文字列が含まれるか否かを判定するステップと、
    無線通信端末が、前記文字データに前記文字列が含まれると判定された場合に前記文字列に対応するアプリケーションを起動するステップとを含む、
    方法。
  8. 無線通信機能を有する無線通信端末が動作モードの切り替えを制御するプログラムであって、
    前記無線通信端末は、プロセッサと、メモリとを備え、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    無線操作機と通信接続を確立し、前記無線操作機から無線通信により音声データを取得するステップと、
    前記無線通信端末が入力操作を制限する操作ロックモードでの動作時に、前記無線操作機と前記通信接続を確立することにより前記操作ロックモードから前記入力操作の制限が解除された通常動作モードへ切り替える処理を制御するステップと、
    前記通信接続を確立した無線操作機から取得した音声データに対し音声認識処理を実行することにより前記取得した音声データを文字コード化した文字データを出力するステップと、
    前記出力される文字データに、アプリケーションを起動させるための文字列が含まれるか否かを判定するステップと、
    前記文字データに前記文字列が含まれると判定された場合に前記文字列に対応するアプリケーションを起動するステップとを実行させる、
    プログラム。
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