JP2015064785A - コンソール、ネットワーク間接続装置制御方法、及び、コンソール接続システム - Google Patents

コンソール、ネットワーク間接続装置制御方法、及び、コンソール接続システム Download PDF

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Abstract

【課題】セキュリティの向上を図ることを可能とする、コンソール、ネットワーク間接続装置制御方法、及び、コンソール接続システムを提供する。【解決手段】本発明のコンソールは、音声入力手段と制御手段を備えている。制御手段は、前記音声入力手段から入力された音声の声紋認証を行い、前記声紋認証により前記音声を発した個人の認証が成功した場合、前記個人の音声によるネットワーク間接続装置へのアクセスを許可する。【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワーク間接続装置のコンソール、ネットワーク間接続装置制御方法、及び、コンソール接続システムに関する。
ルータ(Router)やスイッチングハブ(Switching hub)等、所謂、ネットワーク間接続装置を正常に動作させるためには、回線や通信接続する相手に関する設定を行うことが必要である。
設定情報をネットワーク間接続装置に投入する場合、通常、保守用端末等を接続し、保守用端末のキーボード等を用いることが一般的となっている。しかし、この方法では、投入手段がキーボード等に限定されており、また、設定項目も多岐にわたるものとなっているため、キーボード等に不慣れな人、或いは、ネットワーク管理の初心者にとっては難しいものに感じられる場合もある。そして、このような場合には、設定情報の投入が容易には行えないようなことも有り得るものである。そこで、キーボード等に不慣れな人、或いは、ネットワーク管理の初心者であっても、設定情報の投入を容易に行うことができるよう提案しているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
上述した特許文献1「ルータ内パラメータの設定方法及び確認方法」には以下の記載がなされている。
すなわち、ルータに接続されたホスト上のスピーカより設定項目が音声で流れ、同時にディスプレイにも表示される。マイクより音声で設定したいパラメータを入力することにより、認識されたパラメータがディスプレイに出力される。また、前記内容がスピーカから音声で出力される。ルータに設定されたパラメータはディスプレイに出力される。確認時には設定パラメータがスピーカより音声形式で、ディスプレイより文字形式で出力される。
このことにより、音声入力によりルータのパラメータ設定が容易にでき、音声出力によりパラメータ設定内容の確認が容易にできるようになる、としている。
特開2001−223697号公報(第2〜4頁、図1〜6)
上述した特許文献1に記載の手法においては、音声により設定項目の投入と設定内容の確認が出来るようになっており、キーボード等を使用する場合より容易な設定や確認が出来るようになっている。しかし、音声に関し、個人レベルでの制限は考慮されていないため、ルータへの設定投入や設定項目の確認が誰でも行えるようになっている。従って、ルータへの不正アクセスや不正利用が有った場合、これを防ぐことができない、という課題を有している。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものである。従って、本発明の目的は、セキュリティの向上を図ることを可能とする、コンソール、ネットワーク間接続装置制御方法、及び、コンソール接続システムを提供することにある。
本発明のコンソールは、音声入力手段と制御手段を備えている。制御手段は、前記音声入力手段から入力された音声の声紋認証を行い、前記声紋認証により前記音声を発した個人の認証が成功した場合、前記個人の音声によるネットワーク間接続装置へのアクセスを許可する。
本発明のネットワーク間接続装置制御方法は、音声入力手段から入力された音声の声紋認証を行うステップを有している。また、前記声紋認証を行うステップにおいて前記音声を発した個人の認証が成功した場合、前記個人の音声によるネットワーク間接続装置へのアクセスを許可するステップを有している。
本発明のコンソール接続システムは、ネットワーク間接続装置と、コンソールとが接続されるようになっている。そして、コンソールは、音声入力手段、及び、前記音声入力手段から入力された音声の声紋認証を行い、前記声紋認証により前記音声を発した個人の認証が成功した場合、前記個人の音声による前記ネットワーク間接続装置へのアクセスを許可する制御手段を備える。
本発明によれば、セキュリティの向上を図ることが可能となる。
本発明のコンソールの第1の実施形態を示すブロック図である。 第1の実施形態の動作を説明するフローチャートである。 本発明のコンソールの第2の実施形態を示すブロック図である。 権限DBの一例を示す図である。 声紋DBの一例を示す図である。 不正声紋DBの一例を示す図である。 第2の実施形態の動作を説明する第1のフローチャートである。 第2の実施形態の動作を説明する第2のフローチャートである。 第2の実施形態の動作を説明する第3のフローチャートである。 第2の実施形態の動作を説明する第4のフローチャートである。 本発明のコンソールの第3の実施形態を示すブロック図である。 第3の実施形態の動作を説明するフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明のコンソールの第1の実施形態を示すブロック図である。
図1に示すコンソール100は、音声入力デバイス10と制御部20を備えている。そして、コンソール100は、ネットワーク間接続装置200に接続されている。
ここで、コンソール100は、周知のように、コンピュータや通信装置などの操作に用いる入出力装置一式のことであり、本実施形態においては、ネットワーク間接続装置200の操作に用いられるようになっている。また、ネットワーク間接続装置200は、ネットワーク同士を相互接続する機器のことである。その一例としては、ネットワーク間でのデータのやりとりを中継するルータ(Router)や、スイッチング機能を持ったハブ(集線装置)であるところのスイッチングハブ(Switching hub)などを挙げることができる。
コンソール100の音声入力デバイス10は、音を電気信号に変換するデバイスであり、例えばマイクロフォン(Microphone)である。或いは、通話機能を有する携帯電話機などを、音声入力デバイス10として用いるようにしてもよい。
コンソール100の制御部20は、コンソール100全体の動作制御を行う。本実施形態においては、特に、音声入力デバイス10から入力された音声の声紋認証を行う。そして、声紋認証が成功した場合、その音声を発した個人が、当該個人の音声でネットワーク間接続装置200にアクセスすることを許可するよう動作する。制御部20は、図示しないCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)を備えており、図示しない記憶装置に記憶されているプログラムの制御により動作するようになっている。
次に、図2を参照して、本実施形態の動作について説明する。
図2は、第1の実施形態の動作を説明するフローチャートである。
図2において、ネットワーク間接続装置200の保守や運用を担当する保守運用操作者は、ネットワーク間接続装置200にアクセスするために、コンソール100の音声入力デバイス10から自己の音声を入力する(図2のステップS10)。ここで入力する音声はコンソール100の制御部20が、保守運用操作者の声紋認証を行うことが可能な音声であればよい。例えば、保守運用操作者の氏名などであってよい。
すると、コンソール100の制御部20は、音声入力デバイス10から入力された音声の声紋認証を行い、声紋認証が成功したかの判定を行う(ステップS11)。
声紋認証が成功したと判定した場合(ステップS11でYes)、制御部20は、当該保守運用操作者がネットワーク間接続装置200にアクセすることを許可する(ステップS12)。アクセスを許可された保守運用操作者は、音声を入力することによりネットワーク間接続装置200にアクセスする(ステップS13)。
一方、声紋認証が成功しなかったと判定した場合(ステップS11でNo)、制御部20は、当該保守運用操作者がネットワーク間接続装置200にアクセすることを許可せず、動作を終了する。
以上、本発明の第1の実施形態の動作について説明した。
以上説明したように、本実施形態のコンソール(コンソール100)は、音声入力手段(音声入力デバイス10)を備えている。また、コンソールは、前記音声入力手段から入力された音声の声紋認証を行い、前記声紋認証により前記音声を発した個人の認証が成功した場合、前記個人の音声によるネットワーク間接続装置(ネットワーク間接続装置200)へのアクセスを許可する制御手段(制御部20)を備えている。
従って、本実施形態によれば、コンソールでの声紋認証が成功した保守運用操作者だけがネットワーク間接続装置にアクセス可能となり、ネットワーク間接続装置のセキュリティの向上を図ることが可能となる。

[第2の実施形態]
次に、図1に示した第1の実施形態の変形例としての本発明による第2の実施形態について説明する。
図3は、本発明のコンソールの第2の実施形態を示すブロック図である。図3は、図1に示したコンソール100の構成及び動作について、さらに詳細に説明するブロック図である。従って、図3において、図1の構成要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明を極力省略するものとする。
図3に示すコンソール100−2は、図1と同様に、音声入力デバイス10と制御部20−2を備えている。コンソール100−2は、さらに、記憶部30を備えている。そして、コンソール100−2はネットワーク間接続装置200に接続されている。
コンソール100−2の音声入力デバイス10は、第1の実施形態と同様であり、音を電気信号に変換するデバイスである。
制御部20−2は、コンソール100−2全体の動作制御を行う。本実施形態においては、特に、音声入力デバイス10から入力された保守運用操作者の音声を解析して声紋データを生成し、声紋データを、声紋DB(Data Base:データベース)に登録する。また、第1の実施形態と同様に、声紋認証を行う。そして、声紋認証が成功した場合、その音声を発した個人が、当該個人の音声でネットワーク間接続装置200にアクセスすることを許可するよう動作する。すなわち、アクセスを許可された個人が発した音声から、ネットワーク間接続装置200用のコマンド(command:命令)を生成し、ネットワーク間接続装置200に送出する。また、声紋認証が不成功であった場合の処理(不正声紋DBの生成、管理者への通知、など)を行う。
記憶部30は、声紋認証を行うために必要となる声紋データを格納する声紋DB32を記憶する。また、声紋認証が不成功であった場合、そのとき音声入力デバイス10から入力された音声の声紋を、不正な声紋として格納する不正声紋DB34を記憶する。さらに、ネットワーク間接続装置200にアクセスを許可される保守運用操作者の権限のレベルを格納する権限DB36を記憶する。
ネットワーク間接続装置200は、制御部220と記憶部230と表示部240を備えている。
制御部220は、ネットワーク間接続装置200全体の動作制御を行う。制御部220は、特に、図示しない通信ネットワークを介したデータの中継動作などを行う。
記憶部230は、コンフィギュレーション(configuration)情報232、ログ(log)情報234を記憶する。
コンフィギュレーション情報232は、ネットワーク間接続装置200に設定されている複数の設定項目に関する情報を記憶している。コンフィギュレーション情報232は、ネットワーク間接続装置200の種類や機種により、或いは、ネットワーク間接続装置200のメーカーにより、異なるものとなっている。ネットワーク間接続装置200が、例えば、ルータであるとすれば、コンフィギュレーション情報232の一例として、以下のような情報を挙げることができる。すなわち、通信回線に関する設定(TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)に関する設定、など)や、通信相手先に関する設定(相手先のIPアドレス、など)を挙げることができる。或いは又、ネットワークの宛先への経路の一覧を保持するルーティングテーブル(routing table)に関する設定などをも挙げることができる。さらに又、ルータを動作させるOS(Operating System:オペレーティング・システム)やアプリケーションソフトウェアの設定項目なども、コンフィギュレーション情報232の例として挙げることができる。
ログ情報234は、ネットワーク間接続装置200の動作中に取得したデータの履歴に関する情報を、タイムスタンプ(Timestamp)を付したデータとして記憶している。ログ情報234の一例として、ネットワーク間接続装置200の通信の履歴としての通信ログや、装置状態のログを挙げることができる。
表示部240は、ネットワーク間接続装置200のコンフィギュレーション情報232やログ情報234を表示する。また、ネットワーク間接続装置200の操作を支援するための情報なども表示する。
次に、図4を参照して、コンソール100−2の記憶部30に記憶されている権限DB36について説明する。
図4は、権限DBの一例を示す図である。
図4において、権限DB36は、36−10行に示すように、権限のレベルを示す権限レベル36−1列と、権限レベルに対応する権限の内容を示す権限内容36−2列を備えている。そして、権限内容36−2列は、更に、権限の内容の詳細を示す「○○設定」36−2−1列、「△△設定」36−2−2列、「設定閲覧」36−2−3列、「ログ閲覧」36−2−4列、等を備えている。
36−2−1列に示す「○○設定」とは、例えば、通信回線に関する設定を行う権限、であることを示している。また、36−2−2列に示す「△△設定」とは、例えば、通信相手先に関する設定を行う権限、であることを示している。さらに、36−2−3列に示す「設定閲覧」とは、設定された情報を閲覧する権限を示し、36−2−4列に示す「ログ閲覧」とは、ログ情報を閲覧する権限を示している。但し、これらの権限内容は、前述の内容に限定されるものではなく、より詳細なものにしてもよいし、纏めたものであってもよい。
そして、36−11行に示すように、権限レベルが「1」(36−1列)の場合、36−2−1列の「○○設定」の欄には「有」が記載されており、36−2−2列の「△△設定」の欄にも「有」が記載されている。同様に、「設定閲覧」(36−2−3列)の欄も「有」が記載されており、「ログ閲覧」(36−2−4列)の欄も「有」が記載されている。このことは、権限レベルが「1」であれば、「○○設定」「△△設定」「設定閲覧」「ログ閲覧」の全てを行う権限を有していることを示している。
一方、36−12行に示す権限レベルが「2」の場合、「○○設定」の欄は「無」、「△△設定」「設定閲覧」「ログ閲覧」の欄は「有」が記載されている。このことは、権限レベルが「2」であれば、「○○設定」を行う権限は無いが、「△△設定」「設定閲覧」「ログ閲覧」を行う権限は有していることを示している。以下同様であり、「有」が記載されている欄の権限を有し、「無」が記載されている欄の権限は有していないことを示している。
次に、図5を参照して、コンソール100−2の記憶部30に記憶されている声紋DB32について説明する。
図5は、声紋DBの一例を示す図である。
図5において、声紋DB32は、32−10行に示すように、保守運用操作者の識別子を示す保守運用操作者ID32−1列と、当該保守運用操作者の声紋データを示す声紋データ32−2列を備えている。また、当該保守運用操作者の有する権限のレベルを示す権限レベル32−3列を備えている。ここで、声紋データは、保守運用操作者の音声を周波数分析して特徴データとして抽出し、当該保守運用操作者の声紋として登録したものである。
そして、32−11行に示すように、保守運用操作者IDが「A」の保守運用操作者(32−1列)の声紋データは、声紋データの欄(32−2列)に登録されており、当該保守運用操作者「A」の権限レベルは「1」(32−3列)である。
以下同様であり、32−12行に示しているように、保守運用操作者IDが「B」の保守運用操作者(32−1列)の声紋データは、声紋データの欄(32−2列)に登録されており、当該保守運用操作者「B」の権限レベルは「2」(32−3列)である。
次に、図6を参照して、コンソール100−2の記憶部30に記憶されている不正声紋DB34について説明する。
本実施形態においては、前述した声紋DB32に声紋データを登録してある保守運用操作者だけが、コンソール100−2の制御部20−2における声紋認証が成功するようになっている。従って、声紋DB32に声紋データが登録されていない個人の声紋認証は不成功となる。つまり、声紋DB32に声紋データが登録されていない個人は、正規の保守運用操作者として認められていない個人である。そこで、本実施形態においては、声紋DB32に声紋データが登録されていない個人を、不正操作者と称するものとする。
図6は、不正声紋DBの一例を示す図である。
図6において、不正声紋DB34は、34−10行に示すように、声紋DB32に声紋データが登録されていない個人を示す不正操作者ID34−1列と、当該不正操作者の声紋データを示す声紋データ34−2列を備えている。また、当該不正操作者の声紋認証が不成功であった回数を示す不成功回数34−3列を備えている。ここで、声紋データは、当該不正操作者の音声を周波数分析して特徴データとして抽出し、当該不正操作者の声紋として登録したものである。なお、不正操作者ID(34−1列)は、通常、その個人の名前等は特定できないため、便宜的に付したIDであるものとする。
そして、34−11行に示すように、不正操作者IDが「x」の不正操作者(34−1列)の声紋データは、声紋データの欄(34−2列)に登録されており、当該不正操作者「x」の不成功回数は「2」(34−3列)である。
以下同様であり、34−12行に示しているように、不正操作者IDが「y」の不正操作者(32−1列)の声紋データは、声紋データの欄(32−2列)に登録されており、当該不正操作者「y」の不成功回数は「1」(32−3列)である。
次に、第2の実施形態の動作について説明する。
第2の実施形態の動作の説明は、以下の4種の動作について、順に行っていくこととする。
(1).保守運用操作者の声紋データの声紋DBへの登録動作。
(2).声紋認証を行う動作。
(3).保守運用操作者がネットワーク間接続装置にアクセスする動作。
(4).声紋認証が不成功であった際の動作。

(1).保守運用操作者の声紋データの声紋DBへの登録動作
図7は、第2の実施形態の動作を説明する第1のフローチャートである。
図7において、先ず、保守運用操作者は、音声により、自身の保守運用操作者IDを音声入力デバイス10から入力する(図7のステップS20)。
すると、コンソール100−2の制御部20−2は、音声入力デバイス10から入力された保守運用操作者IDを解析して声紋データを抽出する(ステップS21)。そして、保守運用操作者IDと、抽出した声紋データを、声紋DB32に登録する(ステップS22)。
次に、保守運用操作者は、音声により、自身の権限レベルを音声入力デバイス10から入力する(ステップS23)。
すると、制御部20−2は、音声入力デバイス10から入力された権限レベルを、声紋DB32に登録する(ステップS24)。
これで1人の保守運用操作者の声紋データの声紋DB32への登録が終了する。
他の保守運用操作者の声紋データを声紋DB32へ登録する場合は、上述のステップS20からステップS24迄の動作を繰り返し行えばよい。このようにして、図5で説明した声紋DB32が出来上がることとなる。

(2).声紋認証を行う動作。
図8は、第2の実施形態の動作を説明する第2のフローチャートである。
図8において、ネットワーク間接続装置200にアクセスしたい保守運用操作者などの個人は、音声入力デバイス10から自己の氏名などの音声を入力する(図8のステップS30)。
すると、コンソール100−2の制御部20−2は、音声入力デバイス10から入力された音声を解析して声紋データを抽出する(ステップS31)。
そして、制御部20−2は、抽出した声紋データが声紋DB32に登録されているかの判定を行う(ステップS32)。
声紋データが声紋DB32に登録されている場合(ステップS32でYes)、制御部20−2は、その保守運用操作者の権限レベルを取得し、保持しておく(ステップS33)。そして、制御部20−2は、ネットワーク間接続装置200にアクセスすることを許可した旨のメッセージを、ネットワーク間接続装置200の表示部240に表示する(ステップS34)。このことにより、保守運用操作者は、ネットワーク間接続装置200にアクセス出来るようになったことを認識することができる。
一方、声紋データが声紋DB32に登録されていない場合(ステップS32でNo)、制御部20−2は、声紋認証が不成功であった際の動作に進む(図10のA点へ進む)。

(3).保守運用操作者がネットワーク間接続装置にアクセスする動作。
図9は、第2の実施形態の動作を説明する第3のフローチャートである。
前述したように、ネットワーク間接続装置200にアクセスするためには、ネットワーク間接続装置200用のコマンドを生成し、当該コマンドをネットワーク間接続装置200に送出することが必要となる。ここで、ネットワーク間接続装置200用のコマンドとは、具体的には、図4の権限DB36の権限内容(36−2列)の欄に記載されているものである。すなわち、ネットワーク間接続装置200の設定の投入に関するコマンド、或いは又、ネットワーク間接続装置200の設定閲覧やログ閲覧に関するコマンド、である。
図9において、保守運用操作者は、音声により、ネットワーク間接続装置200用のコマンド名を音声入力デバイス10から入力する(図9のステップS40)。
すると、コンソール100−2の制御部20−2は、音声入力デバイス10から入力されたコマンド名が、当該保守運用操作者の権限レベルで、使用可能なコマンドであるかを判定する(ステップS41)。
使用可能なコマンドである場合(ステップS41でYes)、制御部20−2は、音声入力デバイス10から入力されたコマンド名から、そのコマンドを記載したパケットを生成する(ステップS42)。そして、生成したパケットをネットワーク間接続装置200に送出する(ステップS43)。使用可能なコマンドでない場合(ステップS41でNo)、制御部20−2は、当該保守運用操作者の権限レベルでは使用できないコマンドである旨のメッセージを、ネットワーク間接続装置200の表示部240に表示し、処理を終了する。
ネットワーク間接続装置200は、ステップS43で送出されたコマンドを記載したパケットを受信すると、その応答を返送してくるので、制御部20−2は、その応答を受信する(ステップS44)。そして、制御部20−2は、その応答の内容を、ネットワーク間接続装置200の表示部240に表示する(ステップS45)。なお、ネットワーク間接続装置200からの応答は、コマンドのパラメータの入力を要請する応答、或いは、コマンドの実行結果を示す応答、である。コマンドのパラメータとは、コマンドが通信相手先の設定の投入であるとすれば、通信相手先のIPアドレスなどであり、コマンドがログ情報の閲覧であるとすれば、ログの種類(通信ログ、装置状態ログ、など)などである。また、コマンドの実行結果とは、コマンドが設定の投入に関するものであるとすれば、設定完了を示すものであり、コマンドが閲覧に関するものであるとすれば、閲覧のための内容(設定内容、ログ情報、など)を示すものである。
そして、制御部20−2は、応答を解析し、コマンドのパラメータの入力要請か、の判定を行う(ステップS46)。
コマンドのパラメータの入力要請である場合(ステップS46でYes)、保守運用操作者は、音声により、入力要請されたパラメータを音声入力デバイス10から入力する(ステップS47)。
すると、制御部20−2は、音声入力デバイス10から入力されたパラメータから、そのパラメータを記載したパケットを生成する(ステップS48)。そして、生成したパケットをネットワーク間接続装置200に送出するため、ステップS43に戻るよう動作する。
コマンドのパラメータの入力要請でない場合(ステップS46でNo)、コマンドの実行結果がネットワーク間接続装置200の表示部240に表示されており、当該コマンドの実行が終了しているため、制御部20−2は、処理を終了するよう動作する。

(4).声紋認証が不成功であった際の動作。
図10は、第2の実施形態の動作を説明する第4のフローチャートである。
図10の上部のA点は、図8で説明したように、声紋認証が不成功であった際に、すなわち、声紋データが声紋DB32に登録されていないと判定された際に、コンソール100−2の制御部20−2の動作が移行してくる点である。
そして、制御部20−2は、声紋データが不正声紋DB34に登録されているかの判定を行う(図10のステップS50)。
声紋データが不正声紋DB34に登録されている場合(ステップS50でYes)、制御部20−2は、ステップS52に進むよう動作する。
声紋データが不正声紋DB34に登録されていない場合(ステップS50でNo)、制御部20−2は、その声紋データを不正声紋DB34に登録する(ステップS51)。不正声紋DB34に声紋データを登録する際は、不正操作者ID(図6の34−1列)を新たに取得し、新たに取得した不正操作者IDの行に声紋データを登録する。
次に、制御部20−2は、不正声紋DB34の不成功回数(図6の34−3列)を1増す(ステップS52)。ここで、不正操作者IDが、今、新たに取得されたものであるときは、その不成功回数は1とする。
そして、制御部20−2は、当該声紋データを生成させた不正操作者はアクセス禁止である旨のメッセージを、ネットワーク間接続装置200の表示部240に表示する(ステップS53)。
制御部20−2は、次に、不正操作者から不正なアクセスが有った旨の電子メールを生成する(ステップS54)。この電子メールには、不正操作者IDと不成功回数も付すようにする。そして、制御部20−2は、この電子メールを、ネットワーク間接続装置200の運用を管理する管理者に宛てて送出し(ステップS55)、処理を終了する。ここで、電子メールに不正操作者IDと不成功回数を付すことにより、当該不正操作者の不正なアクセスが、初めてなのか、何度にもわたるものなのかを、管理者に認識させることができる。
以上、本発明の第2の実施形態の動作について説明した。
以上説明したように、本実施形態のコンソール(コンソール100−2)は、音声入力手段(音声入力デバイス10)と制御手段(制御部20−2)を備えている。
そして、前記制御手段は、声紋認証が成功した個人が前記音声入力手段からコマンド名を入力した場合、前記コマンド名からネットワーク間接続装置用のコマンドを記載するパケットを生成して前記ネットワーク間接続装置に送出する。また、前記制御手段は、前記コマンドの種類を、前記個人が有する権限レベルに応じたものに限定して前記パケットを生成する。さらに、前記制御手段は、前記個人の認証が不成功であった場合、前記個人が前記ネットワーク間接続装置に不正にアクセスしようとした旨の通知を行う。
従って、本実施形態によれば、声紋認証が成功した個人だけが、ネットワーク間接続装置にコマンドを送出できるので、ネットワーク間接続装置のセキュリティの向上を図ることが可能となる。
また、前記コマンドの種類を、前記個人が有する権限レベルに応じたものに限定して、コマンドを記載したパケットを生成し、前記パケットをネットワーク間接続装置に送出するようにしている。従って、ネットワーク間接続装置にアクセス出来る個人が利用可能な機能を制限することが可能となり、不正なアクセスを回避することが可能となる。
さらに、声紋認証が不成功であった場合、不正なアクセスが有った旨の通知を行うため、ネットワーク間接続装置のセキュリティの向上を更に図ることが可能となる。

[第3の実施形態]
次に、図3に示した第2の実施形態の変形例としての本発明による第3の実施形態について説明する。
図11は、本発明のコンソールの第3の実施形態を示すブロック図である。第3の実施形態のコンソールは、通信ネットワークを介して、複数のネットワーク間接続装置に接続できるようになっている点で、第2の実施形態と異なっている。また、第2の実施形態のネットワーク間接続装置が備えていた表示部を、コンソールに備えさせるようにしている。従って、図11において、図3の構成要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明を極力省略するものとする。
図11に示すコンソール100−3は、音声入力デバイス10、制御部20−3、記憶部30、表示部40を備えている。そして、コンソール100−3は、通信ネットワーク250を介して、複数のネットワーク間接続装置200(200−1、200−2、・・・、200−n)に接続されている。
コンソール100−3の音声入力デバイス10と記憶部30は、図3に示した第2の実施形態と同一であるため、これら各部に関する説明を省略する。
コンソール100−3の制御部20−3は、コンソール100−3全体の動作制御を行う。そして、制御部20−3の動作は、以下の2点において、第2の実施形態と異なっている。第1に、ネットワーク間接続装置200用のコマンドを生成してネットワーク間接続装置200に送出する際に、宛先となるネットワーク間接続装置200に対してのみ、コマンドを送出する。第2に、ネットワーク間接続装置200の表示部240に表示させていたメッセージを、コンソール100−3の表示部40に表示させる。
コンソール100−3の表示部40は、メッセージなどの表示装置である。本実施形態において、表示部40は、ネットワーク間接続装置200のコンフィギュレーション情報232やログ情報234を表示する。また、ネットワーク間接続装置200の操作を支援するための情報なども表示する。
ネットワーク間接続装置200(200−1、200−2、・・・、200−n)の各々は、制御部220と記憶部230を備えている。そして、記憶部230には、第2の実施形態と同様の、コンフィギュレーション情報232とログ情報234が記憶されている。但し、コンフィギュレーション情報232とログ情報234の内容は、ネットワーク間接続装置200毎に独自の情報となっている。
次に、第3の実施形態の動作について説明する。
第3の実施形態の動作としては、第2の実施形態と同様、以下の4種の動作がある。
(1).保守運用操作者の声紋データの声紋DBへの登録動作。
(2).声紋認証を行う動作。
(3).保守運用操作者がネットワーク間接続装置にアクセスする動作。
(4).声紋認証が不成功であった際の動作。
そして、第3の実施形態のコンソール100−3の制御部20−3の動作は、上述したように、以下の点において、第2の実施形態と異なっている。すなわち、ネットワーク間接続装置200用のコマンドを生成してネットワーク間接続装置200に送出する際に、宛先となるネットワーク間接続装置200に対してのみ、コマンドを送出する。また、ネットワーク間接続装置200の表示部240に表示させていたメッセージを、コンソール100−3の表示部40に表示させる。
このことは、上記の(1).(2).(4)の動作は、メッセージを表示部40に表示させる点を除いて第2の実施形態と同様であり、(3).の動作だけが第3の実施形態に特有の動作であることを示している。
従って、以下、第3の実施形態に特有の上記(3).の動作についてのみ説明を行うものとする。
(3).保守運用操作者がネットワーク間接続装置にアクセスする動作。
図12は、第3の実施形態の動作を説明するフローチャートである。
図12において、保守運用操作者は、音声により、ネットワーク間接続装置200用のコマンド名を音声入力デバイス10から入力する(図12のステップS60)。
すると、コンソール100−3の制御部20−3は、音声入力デバイス10から入力されたコマンド名が、当該保守運用操作者の権限レベルで、使用可能なコマンドであるかを判定する(ステップS61)。使用可能なコマンドでない場合(ステップS61でNo)、制御部20−3は、当該保守運用操作者の権限レベルでは使用できないコマンドである旨のメッセージを表示部40に表示し、処理を終了する。
使用可能なコマンドである場合(ステップS61でYes)、制御部20−3は、音声入力デバイス10から入力されたコマンド名から、そのコマンドを記載したパケットを生成する(ステップS62)。
次に、制御部20−3は、そのコマンドを送出する宛先のネットワーク間接続装置200のID(識別子)を入力するよう表示部40に表示する(ステップS63)。
保守運用操作者は、音声により、宛先のネットワーク間接続装置200のIDを音声入力デバイス10から入力する(ステップS64)。例えば、宛先がネットワーク間接続装置200−2であり、ネットワーク間接続装置200−2のIDが「ネットワーク間接続装置#2」であるとする。この場合、音声入力デバイス10から、IDとして「ネットワーク間接続装置#2」を入力すればよい。
宛先のネットワーク間接続装置200のIDが入力されると、制御部20−3は、ステップS62で生成したパケットを、宛先として指定されたネットワーク間接続装置200に送出する(ステップS65)。
宛先として指定されたネットワーク間接続装置200は、ステップS65で送出されたコマンドを記載したパケットを受信すると、その応答を返送してくるので、制御部20−3は、その応答を受信する(ステップS66)。そして、制御部20−3は、その応答を表示部40に表示する(ステップS67)。なお、ネットワーク間接続装置200からの応答は、第2の実施形態と同様、コマンドのパラメータの入力を要請する応答、或いは、コマンドの実行結果を示す応答、である。
そして、制御部20−3は、応答を解析し、コマンドのパラメータの入力要請か、の判定を行う(ステップS68)。
コマンドのパラメータの入力要請である場合(ステップS68でYes)、保守運用操作者は、音声により、入力要請されたパラメータを音声入力デバイス10から入力する(ステップS69)。
すると、制御部20−3は、音声入力デバイス10から入力されたパラメータから、そのパラメータを記載したパケットを生成する(ステップS70)。そして、生成したパケットをネットワーク間接続装置200に送出するため、ステップS65に戻るよう動作する。
コマンドのパラメータの入力要請でない場合(ステップS68でNo)、コマンドの実行結果が表示部40に表示されており、当該コマンドの実行が終了しているため、制御部20−3は、処理を終了するよう動作する。
以上、本発明の第3の実施形態の動作について説明した。
前述したように、本発明の第3の実施形態のコンソール100−3は、通信ネットワーク250を介して、複数のネットワーク間接続装置200に接続できるようになっている点で、第2の実施形態と異なるものである。従って、以下において第3の実施形態に特有の箇所に関してのみ説明するものとする。
以上説明したように、本実施形態のコンソール100−3は、音声入力手段(音声入力デバイス10)と制御手段(制御部20−3)を備えている。そして、制御手段は、声紋認証が成功した個人が前記音声入力手段からコマンド名と宛先を入力した場合、コマンド名からネットワーク間接続装置用のコマンドを記載するパケットを生成して前記宛先で指定されたネットワーク間接続装置に送出する。
従って、本実施形態によれば、1台のコンソールで複数台のネットワーク間接続装置を一元管理でき、ネットワーク間接続装置の運用の容易性の向上を図ることが可能となる。
なお、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
音声入力手段と、
前記音声入力手段から入力された音声の声紋認証を行い、前記声紋認証により前記音声を発した個人の認証が成功した場合、前記個人の音声によるネットワーク間接続装置へのアクセスを許可する制御手段と、
を備えていることを特徴とするコンソール。
(付記2)
前記制御手段は、前記声紋認証が成功した前記個人が前記音声入力手段からコマンド名を入力した場合、前記コマンド名から前記ネットワーク間接続装置用のコマンドを記載するパケットを生成して前記ネットワーク間接続装置に送出する、
ことを特徴とする付記1に記載のコンソール。
(付記3)
前記制御手段は、前記コマンドの種類を、前記個人が有する権限レベルに応じたものに限定して前記パケットを生成する、
ことを特徴とする付記2に記載のコンソール。
(付記4)
前記制御手段は、前記個人の認証が不成功であった場合、前記個人が前記ネットワーク間接続装置に不正にアクセスしようとした旨の通知を行う、
ことを特徴とする付記2或いは付記3の何れかに記載のコンソール。
(付記5)
前記制御手段は、前記声紋認証が成功した前記個人が前記音声入力手段からコマンド名と宛先を入力した場合、前記コマンド名から前記ネットワーク間接続装置用のコマンドを記載するパケットを生成して前記宛先で指定されたネットワーク間接続装置に送出する、
ことを特徴とする付記2から付記4の何れかに記載のコンソール。
(付記6)
前記コマンドは、前記ネットワーク間接続装置に対する設定の投入コマンド、或いは、設定情報やログ情報の閲覧コマンドである、
ことを特徴とする付記2から付記5の何れかに記載のコンソール。
(付記7)
音声入力手段から入力された音声の声紋認証を行うステップと、
前記声紋認証を行うステップにおいて前記音声を発した個人の認証が成功した場合、前記個人の音声によるネットワーク間接続装置へのアクセスを許可するステップと、
を有することを特徴とするネットワーク間接続装置制御方法。
(付記8)
前記声紋認証が成功した前記個人が前記音声入力手段からコマンド名を入力した場合、前記コマンド名から前記ネットワーク間接続装置用のコマンドを記載するパケットを生成して前記ネットワーク間接続装置に送出するステップをさらに有する、
ことを特徴とする付記7に記載のネットワーク間接続装置制御方法。
(付記9)
前記コマンドの種類を、前記個人が有する権限レベルに応じたものに限定して前記パケットを生成する、
ことを特徴とする付記8に記載のネットワーク間接続装置制御方法。
(付記10)
前記声紋認証を行うステップにおいて前記個人の認証が不成功であった場合、前記個人が前記ネットワーク間接続装置に不正にアクセスしようとした旨の通知を行うステップをさらに有する、
ことを特徴とする付記8或いは付記9の何れかに記載のネットワーク間接続装置制御方法。
(付記11)
前記声紋認証が成功した前記個人が前記音声入力手段からコマンド名と宛先を入力した場合、前記コマンド名から前記ネットワーク間接続装置用のコマンドを記載するパケットを生成して前記宛先で指定されたネットワーク間接続装置に送出するステップをさらに有する、
ことを特徴とする付記8から付記10の何れかに記載のネットワーク間接続装置制御方法。
(付記12)
前記コマンドは、前記ネットワーク間接続装置に対する設定の投入コマンド、或いは、設定情報やログ情報の閲覧コマンドである、
ことを特徴とする付記8から付記11の何れかに記載のネットワーク間接続装置制御方法。
(付記13)
ネットワーク間接続装置と、
音声入力手段、及び、前記音声入力手段から入力された音声の声紋認証を行い、前記声紋認証により前記音声を発した個人の認証が成功した場合、前記個人の音声による前記ネットワーク間接続装置へのアクセスを許可する制御手段を備えるコンソールと、
が接続されることを特徴とするコンソール接続システム。
(付記14)
前記制御手段は、前記声紋認証が成功した前記個人が前記音声入力手段からコマンド名を入力した場合、前記コマンド名から前記ネットワーク間接続装置用のコマンドを記載するパケットを生成して前記ネットワーク間接続装置に送出する、
ことを特徴とする付記13に記載のコンソール接続システム。
(付記15)
前記制御手段は、前記コマンドの種類を、前記個人が有する権限レベルに応じたものに限定して前記パケットを生成する、
ことを特徴とする付記14に記載のコンソール接続システム。
(付記16)
前記制御手段は、前記個人の認証が不成功であった場合、前記個人が前記ネットワーク間接続装置に不正にアクセスしようとした旨の通知を行う、
ことを特徴とする付記14或いは付記15の何れかに記載のコンソール接続システム。
(付記17)
前記コンソールが複数の前記ネットワーク間接続装置に接続され、
前記制御手段は、前記声紋認証が成功した前記個人が前記音声入力手段からコマンド名と宛先を入力した場合、前記コマンド名から前記ネットワーク間接続装置用のコマンドを記載するパケットを生成して前記宛先で指定されたネットワーク間接続装置に送出する、
ことを特徴とする付記14から付記16の何れかに記載のコンソール接続システム。
(付記18)
前記コマンドは、前記ネットワーク間接続装置に対する設定の投入コマンド、或いは、設定情報やログ情報の閲覧コマンドである、
ことを特徴とする付記14から付記17の何れかに記載のコンソール接続システム。
10 音声入力デバイス
20 制御部
30 記憶部
32 声紋DB
34 不正声紋DB
36 権限DB
40 表示部
100 コンソール
200 ネットワーク間接続装置
220 制御部
230 記憶部
232 コンフィギュレーション情報
234 ログ情報
240 表示部
250 通信ネットワーク

Claims (10)

  1. 音声入力手段と、
    前記音声入力手段から入力された音声の声紋認証を行い、前記声紋認証により前記音声を発した個人の認証が成功した場合、前記個人の音声によるネットワーク間接続装置へのアクセスを許可する制御手段と、
    を備えていることを特徴とするコンソール。
  2. 前記制御手段は、前記声紋認証が成功した前記個人が前記音声入力手段からコマンド名を入力した場合、前記コマンド名から前記ネットワーク間接続装置用のコマンドを記載するパケットを生成して前記ネットワーク間接続装置に送出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンソール。
  3. 前記制御手段は、前記コマンドの種類を、前記個人が有する権限レベルに応じたものに限定して前記パケットを生成する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のコンソール。
  4. 前記制御手段は、前記個人の認証が不成功であった場合、前記個人が前記ネットワーク間接続装置に不正にアクセスしようとした旨の通知を行う、
    ことを特徴とする請求項2或いは請求項3の何れかに記載のコンソール。
  5. 前記制御手段は、前記声紋認証が成功した前記個人が前記音声入力手段からコマンド名と宛先を入力した場合、前記コマンド名から前記ネットワーク間接続装置用のコマンドを記載するパケットを生成して前記宛先で指定されたネットワーク間接続装置に送出する、
    ことを特徴とする請求項2から請求項4の何れかに記載のコンソール。
  6. 音声入力手段から入力された音声の声紋認証を行うステップと、
    前記声紋認証を行うステップにおいて前記音声を発した個人の認証が成功した場合、前記個人の音声によるネットワーク間接続装置へのアクセスを許可するステップと、
    を有することを特徴とするネットワーク間接続装置制御方法。
  7. 前記声紋認証が成功した前記個人が前記音声入力手段からコマンド名を入力した場合、前記コマンド名から前記ネットワーク間接続装置用のコマンドを記載するパケットを生成して前記ネットワーク間接続装置に送出するステップをさらに有する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のネットワーク間接続装置制御方法。
  8. 前記コマンドの種類を、前記個人が有する権限レベルに応じたものに限定して前記パケットを生成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のネットワーク間接続装置制御方法。
  9. ネットワーク間接続装置と、
    音声入力手段、及び、前記音声入力手段から入力された音声の声紋認証を行い、前記声紋認証により前記音声を発した個人の認証が成功した場合、前記個人の音声による前記ネットワーク間接続装置へのアクセスを許可する制御手段を備えるコンソールと、
    が接続されることを特徴とするコンソール接続システム。
  10. 前記制御手段は、前記声紋認証が成功した前記個人が前記音声入力手段からコマンド名を入力した場合、前記コマンド名から前記ネットワーク間接続装置用のコマンドを記載するパケットを生成して前記ネットワーク間接続装置に送出する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のコンソール接続システム。
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