JP2006270050A - 部品実装装置、基板位置決め方法 - Google Patents

部品実装装置、基板位置決め方法 Download PDF

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Abstract

【課題】装着可能領域からはみ出る長尺の基板全体に部品を実装でき、工場レイアウトやNCデータの作成に柔軟に内応しうる部品実装装置の提供する。
【解決手段】基板の搬送方向の上流側から搬送される基板に対し部品を実装し下流側に搬送する実装ステージを少なくとも2箇所備える部品実装装置であって、上流側の第1実装ステージにおいて部品を装着できる範囲である第1装着可能領域Aより下流の第1所定位置に基板の下流側端縁が位置するように当該基板を制止する第1制止手段135と、下流側の第2実装ステージにおいて部品を装着できる範囲である第2装着可能領域Aより上流の第2所定位置に基板の上流側端縁が位置するように当該基板を制止する第2制止手段136とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、部品を基板に実装する部品実装装置などに関する。特に、部品の実装ステージを基板の搬送ラインに複数備える部品実装装置などに関する。
従来、省スペースかつ生産性の向上を図るため、上流から搬入された基板に対し、部品実装し部品実装済みの実装基板を搬出する実装ステージを1台の装置内に複数備える部品実装装置がある。
例えば実装ステージを2台備える部品実装装置の場合、一つの基板上における部品の実装点を均等に2分割し、これらを2台の実装ステージに振り分けることにより、実装時間の均等化を図ることができる。また、いわゆる流れ作業により省スペースでありながら2枚の基板に同時に部品を実装でき、実装基板の生産におけるスループット向上や面積生産性の向上を図ることが可能となっている。
図13は、従来の前記部品実装装置内部の基板搬送部分を模式的に示す平面図である。
同図(a)に示すように、部品実装装置に備えられる各実装ステージ9、10は、基板20に部品を装着することができる範囲である装着可能領域A(図中斜線部)が装置の可動範囲に基づき固定的に定められている。そして、搬入された基板が装着可能領域Aのぎりぎりで配置できるように各装着可能領域Aの下流側端部には基板ストッパ35、36が設けられている。
そして、搬送されてきた基板20が当該基板ストッパ35、36に当接することにより基板の位置が決定され、基板ストッパ35、36の位置を基準として実装ステージ9、10により部品の実装が行われる。
ところが、同図(b)に示すように装着可能領域Aからはみ出るような長尺の基板20に対しては、従来の部品実装装置では対応することができない。
これは部品を基板に実装する際の位置の基準が、基板ストッパ35、36に基板を突き当てることによって決定されており、両方のステージにおいて基板20上の同じ領域が装着可能領域Aからはみ出て、つまり、いずれのステージにおいても部品を実装することができない基板上の領域が存在するためである。
そこで、特許文献1に記載の発明は、図14に示すように、基板ストッパ36を可動とし、上流の実装ステージで装着可能領域Aからはみ出る領域が、下流の実装ステージでは装着可能領域Aに入るように基板を位置決めすることで、装着可能領域からはみ出る長尺の基板20に対しても部品を実装できるようにしている。
特開2003−188599号公報
しかし、昨今の電子部品の実装においてはミクロンオーダーの装着精度が要求されているにもかかわらず、前記発明では、基板の位置の基準となる基板ストッパが可動となるため位置精度が低下するおそれがあり、この位置精度の低下を回避するためには複雑かつ堅牢な装置を別途部品実装装置に備えなければならないこととなる。従って、部品実装装置が大型化する傾向となり、さらに、部品実装装置自体のコストアップにつながるため、装置をコンパクトにしつつ生産性を向上させたいという、産業界のニーズから遠ざかる装置になるという懸念がある。
さらに、基板の種類が変わるたびに基板ストッパの位置を変更しなければならず、多大な手間となるばかりか、この調整にかかる時間が実装基板の生産コストに影響を及ぼすことになる。
この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、省スペースで複数ステージを有する部品実装装置において、きわめて容易かつ確実に装着可能領域からはみ出る長尺の基板全体に部品を実装することが可能な部品実装装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明にかかわる部品実装装置は、基板の搬送方向の上流側から搬送される基板に対し部品を実装し下流側に搬送する実装ステージを少なくとも2箇所備える部品実装装置であって、上流側の第1実装ステージ、下流側の第2実装ステージそれぞれにおいて、相互に対向する方向の基板端部を制止する制止手段を備えることを特徴とする。そして前記制止手段の一つは、上流側の第1実装ステージにおいて部品を装着できる範囲である第1装着可能領域内の下流端部近傍の第1所定位置に基板の下流側端縁が位置するように当該基板を制止する第1制止手段であり、前記制止手段の他の一つは、前記下流側の第2実装ステージにおいて部品を装着できる範囲である第2装着可能領域内の上流端部近傍の第2所定位置に基板の上流側端縁が位置するように当該基板を制止する第2制止手段である。
また、上記目的を達成するために、本願発明にかかわる基板位置決め方法は、基板の搬送方向の上流側から搬送される基板に対し部品を実装し下流側に搬送する実装ステージを少なくとも2箇所備える部品実装装置を対象とする基板位置決め方法であって、上流側の第1実装ステージ、下流側の第2実装ステージそれぞれにおいて、相互に対向する方向の基板端部を制止する制止ステップを含むことを特徴とし、上流側の第1実装ステージにおいて部品を装着できる範囲である第1装着可能領域内の下流端部近傍の第1所定位置に基板の下流側端縁が位置するように当該基板を制止する第1制止ステップと、下流側の第2実装ステージにおいて部品を装着できる範囲である第2装着可能領域内の上流端部近傍の第2所定位置に基板の上流側端縁が位置するように当該基板を制止する第2制止ステップとを含むものである。
これにより、基板の長さに合わせて装置構成を都度変更することなく、二つの実装ステージにより、装着可能領域からはみ出る長尺の基板に部品を実装することが可能となる。しかも、上下流方向に対し対称となっているため、基板の搬送方向を逆にしても同様の作用効果を得ることができる。従って、部品実装装置の設置レイアウトが異なる場合にも装置構成を変更することなく柔軟に対応することができる。
なお、上記目的は前記方法によって達成できるばかりでなく、前記特徴的なステップを手段として備え、基板の位置決めを行う基板位置決め装置として達成することができる。また、前記特徴的なステップをコンピュータに実行させるプログラムとしても達成することができる。
なお、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは言うまでもない。
この発明によれば、装置構成を変更することなく、装着可能領域からはみ出る長尺の基板などに対し、その全面に部品を実装することができる。
部品実装装置の設置レイアウト変更などにも柔軟に対応することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態にかかわる部品実装装置100の構成を一部透視状態で示す外観斜視図である。
この部品実装装置100は、上流から下流に向けて(矢印Dの方向に)基板120を順次送りながらそれぞれの基板120に独立して電子部品を実装する部品実装装置であり、基板120の搬送方向(X方向)に並ぶ二つの実装ステージ109、110を備えている。そして、各実装ステージ109、110はそれぞれ、搬送装置111、112と装着ヘッド113、114と、ビーム115、116と、ビーム軌道117、118とを備えている。
図2は、部品実装装置100内部に備えられる実装ステージ109、110の主要な構成をさらに詳細に示す斜視図である。
下記にて実装ステージ109の各構成要素について詳述するが、以下の説明は実装ステージ110についても共通である。なお、搬送装置111については後で詳述する。
ビーム軌道117は、部品実装装置100の奥から手前にわたって部品実装装置100に固定されるビームの軌道となる剛性の高い部材である。このビーム軌道117の内部にはACサーボモータMで駆動されるボールねじ(図示せず)が設けられており、当該ボールねじをACサーボモータMで回転させることによってビーム軌道117に取り付けられたビーム115を駆動している。
前記ビーム軌道117に取り付けられるビーム115は、基板120の搬送方向(X方向)に延びており、ビーム軌道117に沿って(Y方向)平行に移動可能な部材である。また、このビーム115の内部にはリニアモータが設けられており(図示せず)、ビーム115に垂下状に取り付けられる装着ヘッド113をビーム115に沿ってX方向に駆動することができる。
ビーム115に取り付けられる装着ヘッド113は、電子部品を保持し基板に装着することができるユニットであり、ビーム115に沿って(X方向)移動可能となっている。従って装着ヘッド113がビーム115に沿って移動できる範囲によって電子部品の基板への装着可能領域が規定される。
また、装着ヘッド113は、電子部品を真空吸着により保持し、保持した電子部品を基板120上に装着するための保持ノズル123を複数備えており(マルチ装着ヘッド)、複数の電子部品を吸着保持し搬送して基板120に装着することができるものとなされている。
部品実装装置100はさらに、各実装ステージ109、110に対しそれぞれ部品供給部121、122を備えている。
部品供給部121は、複数種類の電子部品を保持し、必要に応じて電子部品を実装ステージ109に供給する装置であり、同一電子部品を多数個保持する部品テープが巻き付けられたリール124と、当該部品テープに保持された電子部品を順次供給するテープフィーダ125とを多数X方向に並べて備えており、部品実装機100に対して着脱自在となっている。
次に部品実装処理について図2を用いて説明する。
部品供給部121の上に移動した装着ヘッド113は、保持ノズル123を降下させて供給された電子部品を吸着保持し、保持ノズル123を上昇させる。当該装着ヘッド113は複数の保持ノズル123を備えているため、保持ノズル123にそれぞれ電子部品を吸着保持させる。
次に、ビーム115と装着ヘッド113を移動させて、電子部品を基板の実装点まで搬送する。この実装点とは、対応する電子部品を装着すべき基板上の位置であって、その位置座表は、定められた基準点を原点としてX方向、Y方向の2次元の座標で指示される。
最後に保持ノズル123を降下させて電子部品を基板に装着する。
以上の実装動作を繰り返すことにより、必要な電子部品のすべてが基板に実装される。
図3は、本実施形態にかかわる搬送装置111、112を詳細に示す平面図である。
搬送装置111、112は、2本の平行に並んだレール131、132のそれぞれの内側に基板を搬送することのできるベルトコンベア133、134が設けられており、当該ベルトコンベア133、134をモータで駆動することにより、ベルトコンベア133、134に両端縁部が載置された基板120を搬送することができる。また、基板120が搬送されるに際しては、基板120の搬送方向に向いた状態における左右両端をレールがガイドするので、基板120の搬送方向が規制される。なお、この搬送装置111、112は、後述の搬送制御部(第1搬送制御部、第2搬送制御部)によりその動作が制御されている。
上流側の搬送装置111の下流側、及び、下流側の搬送装置112の上流側にはそれぞれ第1制止手段として機能する基板センサ135と、第2制止手段として機能する基板センサ136が設けられている。
これらの基板センサ135、136は、搬送装置111、112で搬送される基板120の端縁と当接することで、基板120の搬送を制止することができるストッパの役割を担うと共に、基板120が当接したことを検知しその信号を発信することができるセンサである。また、基板センサ135、136は出没自在となされており、出没により基板120の通過の許可、非許可を選択できるようになっている。
なお、図3中の斜線部分が電子部品の基板への装着可能領域である。
図4は、基板位置制御装置200の機能構成を実装ステージ109、110に対応させて示すブロック図である。
基板位置制御装置200は、実装ステージ109、110のそれぞれに対し、基板の搬送及び位置決めを司る装置であって、第1制止部201と、第2制止部202とを備えている。
第1制止部201は、実装ステージ109の主として搬送装置111を制御し、基板120の搬送と位置決めを行う処理部であり、第1センサ信号取得/制御部203と、搬入センサ信号取得部205と、第1搬送制御部207とを備えている。
第1センサ信号取得/制御部203は、第1基板センサ135の出没を制御すると共に、第1基板センサ135に基板120が当接した際の信号を受信する処理部である。
搬入センサ信号取得部205は、搬入センサ141からの信号を取得する処理部である。
第1搬送制御部207は、第1基板センサ135の制御状態や信号と搬入センサ141からの信号とを解析し、搬送装置111上の基板120の搬送をモータMを用いて制御し、第1基板センサ135から当接の信号に基づき基板120の搬送を停止する処理部である。
ここで、搬入センサ141は、実装ステージ109の上流側であってコンベアの外側に設けられたセンサであり、基板120が搬送装置111に搬入されたことを検出するセンサである。また、搬入センサ141は、搬入センサ141直下の搬送装置111上に基板120が存在するか否かを検出することができ、その信号を送信することのできるセンサである。
第2制止部202は、実装ステージ110の主として搬送装置112を制御し、基板120の搬送と位置決めを行う処理部であり、第2センサ信号取得/制御部204と、搬出センサ信号取得部206と、第2搬送制御部208とを備えている。
第2センサ信号取得/制御部204は、前記第1センサ信号取得/制御部203と同様の処理部である。
搬出センサ信号取得部206は、搬出センサ142からの信号を取得する処理部である。
第2搬送制御部208は、第2基板センサ136の制御状態や信号と搬出センサ142からの信号とを解析し、搬送装置112上の基板120の搬送をモータMを用いて制御し、第2基板センサ136から当接の信号に基づき基板120の搬送を停止する処理部である。特に、第2搬送制御部208は、搬送装置112のモータMを逆回転させ、基板120の搬送を通常の搬送方向とは逆に搬送することができるものとなされている。
ここで、搬出センサ142は、実装ステージ110の下流側であってコンベアの外側に設けられたセンサであり、基板120が搬送装置112から搬出されることを検出するセンサである。また、搬出センサ142は、搬出センサ142直下の搬送装置112上に基板120が存在するか否かを検出することができ、その信号を送信することのできるセンサである。
なお、本実施形態では基板センサ135、136は基板120の搬送を制止することができるストッパの役割を担うと共に、当接センサとして機能するものであるが、ストッパとセンサとを別体のものとして備えてもかまわない。
また、当接センサばかりでなく基板120がストッパにより位置決めされたことを検出できるものであれば、近接センサやフォトセンサなど任意のセンサを採用することもできる。
また、基板120は、コンベアで搬送するばかりでなく、他の方法により搬送してもかまわない。例えば、基板の下面をスライドさせ搬送するものなどである。
また、第1実装ステージ109や第2実装ステージ110上の基板120が、相互に対向する方向における基板の端部を制止できるものであれば、ストッパに限定されるものではない。例えば、基板120のいずれかを把持するチャックなどにより、基板120を所定の位置で制止するものでもかまわない。
次に、基板120の位置決め方法を図5〜図7を用いて説明する。
図5は、搬送装置111等の処理動作を示すフローチャートである。
図6は、搬送装置112等の処理動作を示すフローチャートである。
図7は、基板120の流れやセンサの135、136の動きを、順を追って示す側面図である。
まず、搬送装置111などの動作について図5、図7を用いて説明する。
最初に、基板120が部品実装装置100に搬入される(S501)(図7(a))。
基板120が搬入されると、搬入センサ141がそれを検知し搬入センサ信号取得部205が信号を取得する。当該信号の取得を受けて第1センサ信号取得/制御部203は、第1基板センサ135を突出させる(S502)(図7(b))。そして、第1搬送制御部207は突出した第1基板センサ135に基板の下流側端縁が当接するまで(S504:Y)モータMによりベルトコンベア133を駆動する(S503)(図7(c))。ここで、第1センサ信号取得/制御部203が基板120が基板センサ135に当接した旨の信号を受信すれば、直ちに第1搬送制御部207はベルトコンベア133を停止させ、基板120の位置が決定される(S509)。
次に、下流に基板120がないことを、基板センサ136等により確認できれば(S505:Y)、第1基板センサ135を没入させ(S506)、ベルトコンベア133を再び駆動させて基板120を搬出すると共に新たな基板120を搬入する(S507)(図7(d))。上記動作(S501〜S507)を必要数に達するまで繰り返す(S508)。
次に、搬送装置112などの動作について図6、図7を用いて説明する。
最初に、基板120が搬送装置111から搬入される(S601)(図7(e))。
基板120が搬入されると、ベルトコンベア134が第2搬送制御部208の制御に基づき駆動され基板120が搬送される(S602)(図7(e))。そして、基板120が搬出センサ142を超え基板120の上流側端縁部が第2基板センサ136の下部に存在しないようにさらに所定長搬送した後(S603:Y)、第2センサ信号取得/制御部204は第2基板センサ136を突出させる(S604)。また、ほぼ同時に第2搬送制御部208はモータMを逆回転させベルトコンベア134逆回転させる(S605)(図7(f))。
そして、第2搬送制御部208は突出した第2基板センサ136に基板の上流側端縁が当接するまで(S606:Y)モータMによりベルトコンベア134を逆方向に駆動する(S605)(図7(g))。ここで、第2センサ信号取得/制御部204が基板120が第2基板センサ136に当接した旨の信号を受信すれば、直ちに第2搬送制御部208はベルトコンベア134を停止させ、基板120の位置が決定される(S607)。
下流側の搬送装置112が上記動作(S601〜S607)を実行している間に、上流側の搬送装置111は、S501〜S509)を実行しているため、搬送装置111と112には位置が決定された二つの基板120が配置されることになる。
上記のような構成、及び、方法を採用すれば、図8に示すように、基板の基準位置となる基板センサを移動させることなく、実装ステージ109で基板120の上流側に存在する装着不可能領域Bを、実装ステージ110では装着可能領域A内に位置させることができ、基板120の全範囲に電子部品を装着することが可能となる。
しかも、搬送装置と基板センサの関係が上下流方向に対称に配置されているため、部品実装装置の設置レイアウトを変えた場合など搬送方向が逆になっても(図7において、右から左に基板120を搬送することが必要になっても)、部品実装装置の装置構成を変えることなく対応することも可能である。
なお、下流側における基板120の位置決め方法として搬出センサ142で基板120が検出されてから逆方向に搬送するものとしたが、本発明はこれに限定されるわけではない。例えば、第2基板センサ136により基板が通過したことが検出された後に(検出がはずれてから)、逆方向に搬送してもかまわない。
また、第2基板センサ136を基板120が通過したことをコンベアのモータにより検出し、その後に逆方向に搬送するものでもかまわない。
この場合、小型の基板120が搬出センサ142まで搬送された後、逆送される無駄を省略することができる。
次に、位置が決定された二つの基板120が配置された状態で、電子部品を基板120に実装するが、図8に示すように、実装点260の座標(NC座標)の基準となるプログラム原点251、252と、それぞれの実装ステージ109、110の基準となる基準位置(機械原点)を一致させる必要がある。つまり、NCプログラムをプログラム原点を基準とした座標系で作成した場合に、部品を実装する際には、機械原点を基準とした座標系の実装点位置に変換する必要がある。
本実施形態の場合、実装点260の座標は基板120の上流側の下角(左下隅)を原点として規定している。
図9は、プログラム原点を基準とする座標系から機械原点を基準とする座標系に変換する処理を示すフローチャートである。
図9(a)に示すように、部品実装装置100の下流側の実装ステージ110については、第2基板センサ136(機械原点)の位置データを取得し(S901)、プログラム原点の位置データを取得し(S902)、これら二つの位置データに基づいて機械原点とプログラム原点との間のオフセット量を求めて、NCプログラムの座標データを機械原点を基準とする座標系のデータに変換している(S903)。そして、上記変換した機械原点を基準とした座標系の実装点260の座標に基づき実装作業が行われる。
なお、部品実装装置100では、機械原点、プログラム原点の座標位置を規定した絶対座標系があらかじめ規定されており、その絶対座標系に基づき前記機械原点とプログラム原点とを取得している。
なお、機械原点を基準とするプログラム原点へのオフセット量があらかじめ設定されているものでもよい。
一方、上流側の実装ステージ109については図9(b)に示すように、第1基板センサ135(機械原点)の位置データを取得し(S904)、プログラム原点の位置データを取得し(S905)、予め与えられている基板の寸法データから基板の長さデータを取得し(S906)、第1基板センサ135の位置データから基板の長さを減算し(S907)、この結果得られる機械原点とプログラム原点との間のオフセット量を求めて、NCプログラムの座標データを機械原点を基準とする座標系のデータに変換している(S908)。そして、上記変換した機械原点を基準とした座標系の実装点260の座標に基づき実装作業が行われる。
以上のようにすれば、NCデータを作成する際に、いずれの実装ステージにおいても同一のプログラム原点を基準とした座標系でNCデータを作成でき、実装ステージの違いを意識することなくNCデータを作成することが可能となる。
さらに、NCデータ完成後に各実装ステージの作業分担を、負荷状況を勘案しながらスループットを向上させるように実装作業を割り振ることが可能となる。
特に、図10に示すような、キャリアボード220の上に同一の基板120がマトリクス状に配置され、各基板120に同じ電子部品を実装する実装作業を行う場合、上記の実施形態が好適となる。
すなわち、長尺のキャリアボード220とすれば、当該キャリアボード220に配置することのできる基板120の数は多くなり、作業効率が上昇し生産性を向上させることができる。しかも図11に示すように、一つの基板120に対し実装点のNC座標を作成すれば(S1001)、後はマトリクスに並べられた基板120の行と列のピッチから全基板120に容易にNC座標を展開することができ(S1002)、しかも、従来のようにそれぞれの実装ステージに実装点が均等になるように部品を振り分ける必要が無く、単純に基板数が同一又はほぼ同一となるように基板単位で部品実装点を上流側と下流側に振り分ければ良い(S1003)。しかも、実装順序も各基板で同じであれば良く、各基板それぞれで実装順序を決める必要がないので(S1004)、容易に実施することができる。
また、図12に示すように、基板120が搬送される搬送装置111、112を2列にすると、一方の搬送ラインで基板120を搬送している間に他方の搬送ラインで電子部品の実装が行えるため、より生産性を向上させることが可能となる。実装装置内部に搬送ラインを更に設けるだけで良いので、コンパクトな部品実装装置とすることができ、面積生産性をも向上させることが可能となる。
また、上記実施形態における基板センサは基板の上方から下方に向かってセンサの突出、没入を行い、搬入センサ及び搬出センサは、基板の上方に配置されているものとして説明したが、本発明はこの構成に限定される訳ではなく、その性能を発揮できる限り任意の位置方向に取り付けることができる。例えば基板の下方に基板センサを配置し上方に向いて突出し、下向きに没入するものでも良く、また、基板の下方に搬入搬出センサを配置し、基板を上方に臨んで検出するものでもかまわない。
本発明は、実装ステージを複数備える部品実装装置に適用できる。
本発明の実施形態にかかわる部品実装装置の構成を一部透視状態で示す外観斜視図である。 部品実装装置内部に備えられる実装ステージの主要な構成をさらに詳細に示す斜視図である。 本実施形態にかかわる搬送装置を詳細に示す平面図である。 基板位置制御装置の機能構成を実装ステージに対応させて示すブロック図である。 上流側の実装ステージに対応する基板位置制御装置の処理動作を示すフローチャートである。 下流側の実装ステージに対応する基板位置制御装置の処理動作を示すフローチャートである。 基板の流れやセンサの動きを、順を追って示す側面図である。 実装点の座標の基準となる点と、それぞれの実装ステージの基準位置を示す平面図である。 実装点の基準座標と、実装ステージの基準位置とを対応させる処理動作を示すフローチャートであり、(a)が下流側実装ステージに対応し、(b)が上流側実装ステージに対応する。 キャリアボードに載置された基板を示す平面図である。 キャリアボードに載置された基板に電子部品を実装する場合のNCデータの作成動作を示すフローチャートである。 搬送装置が2列平行に並べられた実装ステージを示す斜視図である。 従来の搬送装置の問題点を示す平面図である。 引用文献に示された発明に対応した搬送装置を示す平面図である。
符号の説明
100 部品実装装置
109 実装ステージ
110 実装ステージ
111 搬送装置
112 搬送装置
113 装着ヘッド
114 装着ヘッド
115 ビーム
116 ビーム
117 ビーム軌道
118 ビーム軌道
120 基板
121 部品供給部
122 部品供給部
123 保持ノズル
131 レール
132 レール
133 ベルトコンベア
134 ベルトコンベア
135 第1基板センサ
136 第2基板センサ
141 搬入センサ
142 搬出センサ
200 基板位置制御装置
201 第1制止部
202 第2制止部
203 第1センサ信号取得/制御部
204 第2センサ信号取得/制御部
205 搬入センサ信号取得部
206 搬出センサ信号取得部
207 第1搬送制御部
208 第2搬送制御部
220 キャリアボード
251 NC座標原点
252 NC座標原点
260 実装点

Claims (13)

  1. 基板の搬送方向の上流側から搬送される基板に対し部品を実装し下流側に搬送する実装ステージを少なくとも2箇所備える部品実装装置であって、
    上流側の第1実装ステージ、下流側の第2実装ステージそれぞれにおいて、相互に対向する方向の基板端部を制止する制止手段を備えることを特徴とする部品実装装置。
  2. 前記制止手段の一つは、上流側の第1実装ステージにおいて部品を装着できる範囲である第1装着可能領域内の下流端部近傍の第1所定位置に基板の下流側端縁が位置するように当該基板を制止する第1制止手段であり、
    前記制止手段の他の一つは、下流側の第2実装ステージにおいて部品を装着できる範囲である第2装着可能領域内の上流端部近傍の第2所定位置に基板の上流側端縁が位置するように当該基板を制止する第2制止手段である
    請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 前記第1制止手段は、
    基板の下流側端縁を検出する第1基板センサと、
    第1基板センサが検出する情報に基づいて基板の搬送を停止させる第1搬送制御手段とを備え、
    前記第2制止手段は、
    基板の上流側端縁を検出する第2基板センサと、
    第2基板センサが検出する情報に基づいて基板の搬送を停止させる第2搬送制御手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載の部品実装装置。
  4. 前記第1基板センサ、第2基板センサは共に、基板の縁部と当接したことを検出する出没自在な当接センサであることを特徴とする
    請求項3に記載の部品実装装置。
  5. 前記第2搬送制御手段は、第2基板センサを通過した基板を逆方向に向きを変えて搬送し、基板の上流側縁部を第2基板センサで検出させることを特徴とする
    請求項3に記載の部品実装装置。
  6. 基板の搬送方向の上流側から搬送される基板に対し部品を実装し下流側に搬送する実装ステージを少なくとも2箇所備える部品実装装置を対象とする基板位置決め方法であって、
    上流側の第1実装ステージ、下流側の第2実装ステージそれぞれにおいて、相互に対向する方向の基板端部を制止する制止ステップを含むことを特徴とする基板位置決め方法。
  7. 前記制止ステップは、
    上流側の第1実装ステージにおいて部品を装着できる範囲である第1装着可能領域内の下流端部近傍の第1所定位置に基板の下流側端縁が位置するように当該基板を制止する第1制止ステップと、
    下流側の第2実装ステージにおいて部品を装着できる範囲である第2装着可能領域内の上流端部近傍の第2所定位置に基板の上流側端縁が位置するように当該基板を制止する第2制止ステップと
    を含む請求項6に記載の基板位置決め方法。
  8. 前記第1制止ステップは、
    基板の下流側端縁を検出する第1基板センサからの信号を取得する第1取得ステップと、
    第1基板センサからの信号に基づいて基板の搬送を停止させる第1搬送制御ステップとを含み、
    前記第2制止ステップは、
    基板の上流側端縁を検出する第2基板センサからの信号を取得する第2取得ステップと、
    第2基板センサからの信号に基づいて基板の搬送を停止させる第2搬送制御ステップとを含むことを特徴とする請求項7に記載の基板位置決め方法。
  9. 前記第2搬送制御ステップはさらに、
    基板が第2基板センサを通過したことを検出する通過検出ステップと、
    通過後の基板を通過方向とは逆の方向に向きを変えて搬送する逆搬送ステップとを含むことを特徴とする
    請求項8に記載の基板位置決め方法。
  10. 前記基板位置決め方法はさらに、
    プログラム原点の座標系で作成したNC(Numerical Control)データを、第1実装ステージ、第2実装ステージそれぞれの制止手段の位置である機械原点を基準とする座標系に変換する変換ステップ
    を含む請求項6に記載の基板位置決め方法。
  11. 基板の搬送方向の上流側から搬送される基板に対し部品を実装し下流側に搬送する実装ステージを少なくとも2箇所備える部品実装装置を制御する基板位置制御装置であって、
    上流側の第1実装ステージ、下流側の第2実装ステージそれぞれにおいて、相互に対向する方向の基板端部を制止する制止手段を備えることを特徴とする基板位置制御装置。
  12. 基板の搬送方向の上流側から搬送される基板に対し部品を実装し下流側に搬送する実装ステージを少なくとも2箇所備える部品実装装置を対象とする基板位置決めプログラムであって、
    上流側の第1実装ステージ、下流側の第2実装ステージそれぞれにおいて、相互に対向する方向の基板端部を制止する制止ステップをコンピュータで実現することを特徴とする基板位置決めプログラム。
  13. 基板の搬送方向の上流側から搬送される基板に対し部品を実装し下流側に搬送する実装ステージを少なくとも2箇所備える部品実装装置を対象とする部品実装方法であって、
    上流側の第1実装ステージ、下流側の第2実装ステージそれぞれにおいて、相互に対向する方向の基板端部を制止する制止ステップと、
    前記第1制止ステップで制止された基板に部品を実装する第1実装ステップと、
    前記第2制止ステップで制止された基板に部品を実装する第2実装ステップと
    を含むことを特徴とする部品実装方法。
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