JP2006264389A - 駐車支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】目標駐車スペースに確実且つ容易に駐車を行うことができる駐車支援装置を提供する。
【解決手段】初期停止位置Aから車両の位置およびヨー角が随時取得され、目標駐車スペースSに駐車する際の後退開始位置Bからの後退動作時に操舵角を維持して後退した場合の車両マークC2’がディスプレイ上に表示されると共に車両の後退に伴う時々刻々の操舵角と車両のヨー角とに基づいて目標駐車スペースSをトレースするように車両マークC2’がディスプレイ上に移動表示される。後退動作中に車両マークC2’が目標駐車スペースSからずれると、運転者によって操舵角が調整され、操舵角の変化に基づいて車両マークC2’がディスプレイ上で移動して目標駐車スペースSに対応する適正な位置の車両マークC4とされる。
【選択図】図6

Description

この発明は、駐車支援装置に係り、特に並列駐車の運転操作を運転者に案内する装置に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されているように、車両に取り付けられた監視カメラからの映像を後退時にディスプレイに表示し、ハンドルの操舵角に応じた予想軌跡をディスプレイ上に重畳表示することにより運転操作を支援する運転支援装置が開発されている。
特開2002−251632号公報
このような運転支援装置によれば、運転者はディスプレイ上の予想軌跡を見ながら車両を運転操作することにより、例えば車両を駐車スペースへ並列駐車させることができる。
しかしながら、予想軌跡を見るだけでは、目標駐車スペースに対し、軌跡のどの部分をどのように合わせればよいかが不明であり、目標駐車スペースに正確に車両を駐車させることが難しいという問題があった。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、目標駐車スペースに確実且つ容易に駐車を行うことができる駐車支援装置を提供することを目的とする。
この発明に係る第1の駐車支援装置は、目標駐車スペースに対して所定の位置および角度の関係にある初期位置からハンドルを切って前進し、後退開始位置で停止した後、ハンドルを逆方向に切り返して後進する、あるいはさらにハンドルを逆方向に切り返して後進することにより目標駐車スペースに駐車する際の運転操作を支援する駐車支援装置において、車両の後方を撮影するカメラと、車両の運転席に配置されたディスプレイと、操舵角を検出する操舵角センサと、車両のヨー角を検出するヨー角検出手段と、コントローラとを備えたものである。コントローラは、初期位置から操舵角センサにより検出された操舵角とヨー角検出手段により検出された車両のヨー角とに基づいて車両の位置およびヨー角を随時取得し、車両を後退する際にカメラによる映像をディスプレイに表示し、目標駐車スペースに駐車する際の最終の後退動作時に操舵角センサにより検出された現在の操舵角を維持して現在の車両のヨー角と目標駐車スペースの角度との差だけ後退した場合の車両の到達位置のうち少なくとも前記到達位置での車両の左右方向の位置を示す予想車両スペースをディスプレイ上に重畳表示すると共に、車両の後退に伴う時々刻々の操舵角と車両のヨー角とに基づいて予想車両スペースをディスプレイ上に移動表示し、この最終の後退動作中に操舵角が調整されるとその時点の車両のヨー角と目標駐車スペースの角度との差と操舵角センサにより検出された調整後の操舵角に基づいて予想車両スペースをディスプレイ上で移動させる。
つまり、ディスプレイ上の予想車両スペースの移動は2通りである。1つは車両の後退に伴い、カメラの映像と位置関係を保つ移動で、もう1つはカメラの映像とは関係なく操舵角に応じた移動である。
ここで「目標駐車スペースの角度」とは目標駐車スペースに駐車が完了した場合の車両の前後方向を示す。例えば初期位置において車両のヨー角を0度としたとき、並列駐車で初期位置が駐車スペースに対して直角であった場合は90度であり、縦列駐車で初期位置が駐車スペースに対して平行であった場合は0度となる。
なお、初期位置からハンドルを切って前進し、後退開始位置で停止した後、ハンドルを逆方向に切り返して後進することにより目標駐車スペースに駐車する並列駐車であって、運転者に運転操作の案内情報を出力するための案内手段をさらに備え、コントローラが、随時取得する車両の位置およびヨー角に基づいて、初期位置からの前進動作中に車両が駐車可能な位置およびヨー角である後退開始位置に車両が至ったか否かを随時判定し、後退開始位置に車両が至ったと判定されたときに案内手段を介して運転者に停止する旨の案内情報を出力することもできる。
また、初期位置からハンドルを切って前進し、後退開始位置で停止した後、ハンドルを逆方向に切り返して後進することにより目標駐車スペースに駐車する並列駐車であって、予想車両スペースが、前記到達位置での車両の前後方向の位置によらない所定の前後位置を示すものとすることもできる。この場合、前記所定の前後位置は、最終の後退動作時に最大操舵を維持して現在の車両のヨー角と目標駐車スペースの角度との差だけ後退した場合の前後方向の位置、またはそこから所定値だけオフセットした位置としてもよい。また、前記所定の前後位置を、路面上の目標駐車スペースの奥行きを考慮して決まる位置とすることができる。さらに、前記到達位置が予想車両スペースより後方に飛び出ると判断した場合にコントローラが運転者に警告を発するように構成することもできる。
現在の車両のヨー角と目標駐車スペースの角度との差を変更する操作スイッチをさらに備えてもよい。
コントローラは、予想車両スペースに重ねて目標駐車スペースの枠幅を示す駐車枠マークを表示することもできる。
また、コントローラは、最終の後退動作時に操舵角センサにより検出された操舵角に基づいて予想車両スペースにまで至る車両の旋回内側及び旋回外側の少なくとも一方の軌跡を表示してもよい。この場合、さらに、目標駐車スペースの前端部と車両の旋回内側の軌跡との交点上に立つポールを表示することもできる。
コントローラは、予想車両スペースに対して最終の後退動作の旋回角を所定角だけ手前で停止したときの車両の角度と所定角だけ行き過ぎて停止したときの車両の角度とを示す補助マークを表示することもできる。
また、設定スイッチをさらに備え、コントローラは、車両が停止中に設定スイッチが押された時点、または、車両が走行中で設定スイッチが押された後に操舵角センサにより操舵角の変化が検出された時点での車両の位置を初期位置と認識するように構成することができる。
ヨー角検出手段は、ヨーレートセンサから構成することもでき、あるいは車両の移動距離を測定する距離センサと操舵角センサから構成することもできる。
さらに、案内手段としては、スピーカを用いることができる。
この発明に係る第2の駐車支援装置は、目標駐車スペースに対して所定の位置および角度の関係にある後退開始位置で停止した後、ハンドルを操作して後進する、あるいはさらにハンドルを逆方向に切り返して後進することにより目標駐車スペースに駐車する際の運転操作を支援する駐車支援装置において、車両の後方を撮影するカメラと、車両の運転席に配置されたディスプレイと、操舵角を検出する操舵角センサと、車両のヨー角を検出するヨー角検出手段と、コントローラとを備えたものである。コントローラは、後退開始位置から操舵角センサにより検出された操舵角とヨー角検出手段により検出された車両のヨー角とに基づいて車両の位置およびヨー角を随時取得し、車両を後退する際にカメラによる映像を前記ディスプレイに表示し、目標駐車スペースに駐車する際の最終の後退動作時に操舵角センサにより検出された現在の操舵角を維持して現在の車両のヨー角と目標駐車スペースの角度との差だけ後退した場合の車両の到達位置のうち少なくとも前記到達位置での車両の左右方向の位置を示す予想車両スペースをディスプレイ上に重畳表示すると共に、車両の後退に伴う時々刻々の操舵角と車両のヨー角とに基づいて予想車両スペースをディスプレイ上に移動表示し、この最終の後退動作中に操舵角が調整されるとその時点の車両のヨー角と目標駐車スペースの角度との差と操舵角センサにより検出された調整後の操舵角に基づいて予想車両スペースをディスプレイ上で移動させる。
この発明によれば、目標駐車スペースに確実且つ容易に駐車を行うことが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1に示されるように、車両1の後部に車両1の後方の視界を撮影する後方監視カメラ2が取り付けられており、カメラ2の視界範囲の下端部に車両1の後部バンパ3が入っている。車両1の運転席には液晶カラータイプのディスプレイ4が配置されている。このディスプレイ4は、通常はナビゲーション装置の表示装置として使用されるが、この発明に基づいて駐車支援操作が行われる際にはカメラ2による映像が表示される。また、運転席の側方にシフトレバー5が配置されている。操舵輪としての前輪6はハンドル7の操作により操舵される。
図2にこの発明の実施の形態1に係る駐車支援装置の構成を示す。カメラ2とディスプレイ4にコントローラ8が接続されている。このコントローラ8には、ハンドル7の操舵角を検出する操舵角センサ9、車両1のヨー角方向の角速度を検出するヨーレートセンサ10、シフトレバー5を後退位置にしたときに後退信号を発するシフトセンサ11がそれぞれ接続されると共に、車両1が並列駐車を行うことをコントローラ8に知らせるための並列モードスイッチ12が接続されている。さらに、運転者に対して運転操作の情報を案内するためのスピーカ13がコントローラ8に接続されている。
コントローラ8は、図示しないCPUと制御プログラムを記憶したROMと作業用のRAMとを備えている。
ROMには、車両1のハンドル7が最大に操舵されて車両1が旋回する場合の最小旋回半径Rminを含む車両固有のデータが記憶されると共に並列駐車時の駐車支援を行う制御プログラムが格納されている。CPUはROMに記憶された制御プログラムに基づいて動作する。
コントローラ8は、並列モードスイッチ12が投入されると、初期位置としての初期停止位置と認識し、ヨーレートセンサ10から入力される車両1の角速度を積分することにより車両1のヨー角を算出し、このヨー角に基づいて駐車可能な位置およびヨー角である後退開始位置を演算する。そして、前進中の操舵角とヨー角に基づいて算出される後退開始位置に車両1が至ったと判断すると、スピーカ13を介して運転者に停止する旨の案内情報を出力する。
また、コントローラ8は、実際に停止した位置が後退開始位置かどうかを判定し、不適切な場合は音声等でその旨を運転者に案内する。
次に、コントローラ8は、シフトセンサ11によりシフトレバー5が後進位置に切り換えられたことを検知すると、カメラ2による車両後方の映像をディスプレイ4に表示すると共に操舵角センサ9により検出された操舵角を維持して所定の旋回角度だけ後退した場合の予想車両スペースをディスプレイ4上に重畳表示する。この予想車両スペースは、操舵角に応じてディスプレイ4上を移動するもので、ディスプレイ4上で予想車両スペースが目標駐車スペースと適切な位置関係になるように運転者がハンドル7を操作することにより、後退時の適切な操舵角が得られる。
次に、図3を参照して具体的に並列駐車を行う際の操作について説明する。まず、目標駐車スペースSに対してほぼ直角で目標駐車スペースSの入口から0.5〜1m程度離れた位置で且つ運転席が目標駐車スペースSの所定の位置に対応する状態、例えば運転者の真横に目標駐車スペースSの中央部が位置する状態で初期停止する。この車両位置を初期位置としての初期停止位置Aとする。
この初期停止位置Aで運転者が並列モードスイッチ12を投入すると、コントローラ8は駐車の案内開始を認識し、スピーカ13から例えば「並列駐車を案内します。ハンドルを切って前進し、合図で停止してください」等の音声案内を提供する。また、コントローラ8は、並列モードスイッチ12の投入により、この初期停止位置Aにおける車両1のヨー角をヨー角の基準位置と設定する。
運転者は、ハンドル7を操作して車両1を旋回前進させる。図3の場合には、ハンドル7を右に操舵しながらゆっくり前進する。このとき、コントローラ8は、操舵角センサ9により検出された操舵角とヨーレートセンサ10から入力される車両1の角速度とを随時取り込み、並列モードスイッチ12が投入された初期停止位置Aからのこれら操舵角と角速度のデータを積分するなどして目標駐車スペースSに対する車両1のヨー角と位置を把握する。すなわち、コントローラ8は、時々刻々の角速度を積分して時々刻々のヨー角を算出し、さらに時々刻々の操舵角から旋回半径を求め、その状態で時々刻々のヨー角の変化分だけ進むものとして、車両1の移動量を積分し、初期停止位置Aに対する現在の車両1の相対位置を算出する。なお、一定の操舵角を保持する必要はなく、途中で操舵角を変えてもよい。
コントローラ8は、車両1が初期停止位置Aから角度θだけ旋回前進して、目標駐車スペースSに後退駐車するために後退開始位置Bに到達したと判断すると、運転者に停止する旨の案内情報を提供する。例えば、スピーカ13から「ピンポーン、ハンドルを操作して目標の位置に黄色の枠を合わせてゆっくり後退してください」等の音声案内を出す。なお、後退開始位置Bとは、特定の位置のみを意味するものではなく、ハンドル7をある操舵角に固定して後退することで目標駐車スペースS内に到達可能な領域(駐車可能となる範囲)のことをいう。
車両1がこの後退開始位置Bにまで至ると、目標駐車スペースSが車両1の後方に位置し、後方監視カメラ2の撮影範囲内に入る。つまり、ディスプレイ4にカメラ2の映像を表示することなく後退開始位置Bまで到達可能である。カメラ2の映像に頼ることなく案内することで、運転者は旋回前進時に車両の周囲の障害物や歩行者などに気を配ることが容易である。
後退開始位置Bで運転者がシフトレバー5を後退位置にシフトすると、シフトセンサ11からの検出信号により後退位置へのシフト操作を検知したコントローラ8は、カメラ2による車両後方の映像をディスプレイ4に表示すると共に、操舵角センサ9により検出された操舵角を維持して後退した場合の車両の到達位置を示す予想車両スペースをディスプレイ4上に重畳表示する。この予想車両スペースは、例えば車両1の略外形を輪郭線で表示した車両マークで、現在のハンドル7の操舵角で現在位置から旋回角(90°−θ)(目標旋回角度)だけ旋回したときの車両1の位置に表示される。すなわち、図4に示されるように、ディスプレイ4の画面上には後方監視カメラ2により撮影された自車の後部バンパ3及び目標駐車スペースSを含む車両後方の映像が表示されると共に、車両マークが、ハンドル7の操舵角に応じて、例えばC1〜C3のように移動表示される。ここで、図3に示されるように、車両マークC1は旋回半径R1で、車両マークC2は旋回半径R2で、車両マークC3は旋回半径R3でそれぞれ後退開始位置Bから角度(90°−θ)だけ旋回した状態を示している。なお、本実施の形態においては、到達位置は予想車両スペースとしての車両マークと同一であり、到達位置の前後方向も示している。
運転者は、ディスプレイ4上で予想車両スペースが目標駐車スペースSと適切な位置関係になるようにハンドル7を操作する。図3では、旋回半径R1による予想車両スペースとしての車両マークC1は目標駐車スペースSの前側の枠線S1と重なってしまってハンドル7の操舵角が大きすぎであり、旋回半径R3による車両マークC3は目標駐車スペースSの後側の枠線S2と重なってしまってハンドル7の操舵角が小さすぎである。旋回半径R2による車両マークC2は目標駐車スペースSに対して適切な位置関係にある。
そこで、運転者は、上述したスピーカ13からの音声案内に従い、車両マークC2が表示されるような操舵角にハンドル7を固定した状態で車両1をゆっくり後退させる。後退中、ディスプレイ4上において目標駐車スペースSと車両マークC2との相対関係が変化しないように車両マークC2の位置が刻々変化して表示される。
例えば、後退開始位置Bから旋回半径R2で角度φだけ旋回したものとすると、図5に示されるように、現在のリアアクスル中心を原点Oとし、車両後方向きをY軸、Y軸に直交し車両左側をX軸とする座標系を取った場合、現在位置B’における車両1の輪郭線を構成する各点(B’n)を、点Fを回転中心(半径R2)として旋回角Ω(=90°−θ−φ)だけ回転させて得られる点(B’n’)を結ぶことにより車両マークC2を描く。
右側駐車の場合には
XB'n'=(XB'n+R2)・cos(Ω)−YB'n・sin(Ω)−R2
YB'n'=(XB'n+R2)・sin(Ω)+YB'n・cos(Ω)
と表され、左側駐車の場合には、
XB'n'=(XB'n−R2)・cos(−Ω)−YB'n・sin(−Ω)+R2
YB'n'=(XB'n−R2)・sin(−Ω)+YB'n・cos(−Ω)
と表される。
これを時々刻々、現在の旋回角と操舵角に応じて車両マークC2の再描画を繰り返す。
上述したように、車両マークC2は、ディスプレイ4上において目標駐車スペースSとの相対関係が変化しないように刻々変化して表示されるが、路面の傾斜や凹凸等の影響を受けると、後退途中で車両マークC2の位置が目標駐車スペースSに対してずれることがある。
例えば、後退開始位置Bにおいては目標駐車スペースSの中央に位置していた車両マークC2が、図6に示されるように、後退開始位置Bから旋回半径R2で角度φだけ旋回した現在位置B’において、車両マークC2’のように目標駐車スペースSの中央からずれた場合には、ここで、ハンドル7の操舵角を調整し、旋回半径をR2からR4に変化させて旋回中心を点Fから点Gに移動させることにより、車両マークC2’をディスプレイ4上で移動させて目標駐車スペースSの中央に位置する車両マークC4とする。
このハンドル7の操舵角を維持して車両を後退させればよい。コントローラ8は、調整された操舵角と現在の旋回角に応じて、時々刻々車両マークC4の再描画を繰り返す。
コントローラ8は、ヨーレートセンサ10から入力される角速度に基づいて車両1のヨー角を算出し、初期停止位置Aからのヨー角の変化が90度になったことで車両1が車両マークC2またはC4の位置に到達したと認識することができる。コントローラ8は、車両1が車両マークC2またはC4の位置に到達する前後の適当なタイミングで運転者に停止を促す旨の音声案内を提供すると共に車両マークC2またはC4の位置への到達が近づいたところで直進後退時の軌跡に相当する車幅線をディスプレイ4上に表示する。運転者は、ディスプレイ4上の目標駐車スペースSと重畳表示される車幅線を参考にして停止位置を微調整し、車両1が目標駐車スペースSに平行になる適切な位置に停止する。
コントローラ8は、ヨー角が90度になったこと、つまり、後退開始位置Bからの旋回が、目標旋回角度に達したことから、車両マークC2またはC4への到達を認知し、例えば、スピーカ13から「ハンドルをまっすぐにして、適切な位置まで後退して駐車完了です」などの音声案内を行い、並列駐車案内動作を完了する。
運転者は、周辺に注意しながら音声案内に従ってまっすぐ後退し、隣の車両との関係やディスプレイ4上の車両後方の映像を参考に、目標駐車スペースS内の適切な位置に車を停車して、運転操作を完了する。
このようにして目標駐車スペースSへの並列駐車が完了するが、ここで目標駐車スペースS内に到達可能な領域である後退開始位置Bを認知する方法について説明する。
後退開始位置Bの認知は次の2つの条件J1及びJ2に従うことに基づいている。
J1:最大操舵角(最小旋回半径)で後退すれば車両1の中心線が目標駐車
スペースSの中心線より外側に位置しない
J2:後退して目標駐車スペースSに入るときに車両1の一部が目標駐車ス
ペースSより内側に入り込まない
条件J1
図7を参照して説明する。初期停止位置Aのリヤアクスル中心を原点Oとし、車両の前方をY軸、車両の右方向をX軸とする。後退開始位置Bから最小旋回半径で後退したときに車両1の中心線が目標駐車スペースSの中心線より外側に位置してしまうのは、
Rmin×(1−sinθ)>Yb−Yt ・・・(1)
の場合である。ここで、
Rmin:車両1のリヤアクスル中心の最小旋回半径、
θ:後退開始位置Bにおけるヨー角(初期停止位置Aを0として)、
Yb:初期停止位置Aから後退開始位置Bまでのリヤアクスル中心のY方向距離、
Yt:目標駐車スペースSの中心から初期停止位置Aまでのリヤアクスル中心のY方向距離(符号あり)
とする。
最小旋回半径Rmin及びY方向距離Ytは車両パラメータと一般的な駐車スペースから定数化することができるので、初期停止位置Aから後退開始位置Bまでの走行においてY方向距離Ybとヨー角θを取得すれば、上記(1)式を満たすか否かを判定することができる。
すなわち、
Yb>Rmin×(1−sinθ)+Yt ・・・(1')
のとき、条件J1を満足する。
条件J2
図8に示されるように、後退開始位置Bから後退して目標駐車スペースSに入るときに車両1の一部が目標駐車スペースSの前側隅部Pにちょうど当接する状態で、初期停止位置Aの車両1のリヤアクスル中心を原点として、以下の式が成り立つ。
Ra×(1−sinθ)=Yb−Yt ・・・(2)
(Ra−W/2)=(Xc−Xp)+(Ra−PW/2) ・・・(3)
Ra×cosθ=Xb+Xc ・・・(4)
ここで、
Ra:車両1のリヤアクスル中心の旋回半径、
θ:後退開始位置Bにおけるヨー角(初期停止位置Aを0として)、
Xb:初期停止位置Aから後退開始位置Bまでのリヤアクスル中心のX方向距離、
Yb:初期停止位置Aから後退開始位置Bまでのリヤアクスル中心のY方向距離、
Yt:目標駐車スペースSの中心から初期停止位置Aまでのリヤアクスル中心のY方向距離(符号あり)、
Xp:目標駐車スペースSの入口端から初期停止位置Aにおけるリヤアクスル中心までのX方向距離、
Xc:初期停止位置Aから車両マークCまでのリヤアクスル中心のX方向距離、
PW:目標駐車スペースSの幅、
W:車両1の幅
とする。
(4)式をXcで解き(3)式に代入して(3')式とし、(2)式をRaで解き(3')式に代入して(3'')式とすると、θ、Xb、Ybを変数とする方程式となる。
(3'')式を模式的に表すと
Xb=F(θ,Yb,Kn) ・・・(3'')
ここで、Fは所定の関数、Knは必要な全ての定数である。
条件J2を満足するのは、
Xb>F(θ,Yb,Kn) ・・・(3''')
のときである。
条件J1の(1')式と条件J2の(3''')式を共に満たすような後退開始位置Bが条件J1及びJ2に従う後退開始位置Bとして認知される。(1’)式と(3’’’)式からわかるようにXb,Yb、θのうち一つの値が決まれば他の値の取り得る範囲が決まる。この実施の形態1では車両のヨー角θが決まった時にXb,Ybの取り得る範囲を後退開始位置Bとして説明する。
このような後退開始位置Bを具体的に示すと図9のようになる。θ=40°の場合のE1が条件J1による境界線、E2が条件J2による境界線をそれぞれ示し、これら境界線E1とE2の間の領域AR内に車両1のリヤアクスル中心が位置するのが後退開始位置Bである。なお、図9には、θ=40°以外に後退開始位置Bにおける車両1のヨー角θの種々の値に対応した複数の領域ARが示されている。このように、車両1のヨー角θに応じて後退開始位置Bの範囲が演算される。
上記の実施の形態1では、条件J1を、車両1の中心と目標駐車スペースSの中心を基準に定めたが、車両1の外側と目標駐車スペースSの外側(S2)を基準に定めても良い。
この場合、条件J1に代わって条件J1Aは以下となる。
J1A:最大操舵角(最小旋回半径)で後退すれば車両1の外側が目標駐車スペース
Sの外側(S2)より外側に位置しない。
式で表現すると(1)式に代わって、
Rmin×(1−sinθ)+W/2>Yb−Yt+PW/2 ・・・(1A)
条件J1Aを満足する条件は(1')式に代わって以下となる。
Yb>Rmin×(1−sinθ)+W/2+Yt−PW/2 ・・・(1A')
実施の形態2
実施の形態1では、図3に示したように、後退開始位置Bでハンドル7を操作して操舵角を変化させると、旋回半径が変わるので、予想車両スペースとしての車両マークは到達位置の前後方向と一致するので目標駐車スペースSの幅方向に移動するだけでなく、目標駐車スペースSの前後方向にも移動することとなる。そこで、この実施の形態2は、車両マークの前後方向の位置を操舵角センサにより検出された操舵角によらず、すなわち到達位置の前後方向の位置によらずに固定して表示するようにしたものである。
例えば、図10に示されるように、現在車両位置である後退開始位置Bでのリアアクスル中心を原点Oとし、車両後方向きをY軸、Y軸に直交し車両左側をX軸とする座標系を取った場合、後退開始位置Bから最小旋回半径Rminで角度(90°−θ)だけ旋回した位置Cminを車両マークの前後方向の基準とし、実際の旋回半径が最小旋回半径Rminでなくても、常に車両マークの前後方向の位置は最小旋回半径Rminで旋回した場合の位置とすることができる。実際の旋回半径がR2の場合には、後退開始位置Bから角度(90°−θ)だけ旋回した際の車両マークC2の基準位置Cminに対する前後方向の移動量αは、
α=(R2−Rmin)・sin(90°−θ)
となる。
そこで、コントローラ8により、αだけ車両マークC2を車両の前後方向にオフセットさせて車両マークC2aを表示すれば、実際の操舵角によらずに車両マークの表示位置が前後方向にずれないようにすることができる。これにより、運転者は、後退開始位置Bにおいて車両マークをディスプレイ4上で移動させて目標駐車スペースSの中央に位置させやすくなり、より正確に駐車を行うことが可能となる。
実施の形態3
実施の形態2において、さらに後退開始位置Bからの旋回途中でハンドル7を操作して操舵角を変化させても、車両マークが目標駐車スペースSの前後方向に移動することがなく、最小旋回半径Rminで旋回した場合の基準位置Cminと同じ前後方向の位置に車両マークを表示することができる。図11に示されるように、後退開始位置Bから旋回中心Fを中心として旋回半径R2で角度φだけ旋回した位置B’で操舵角を調整して旋回半径をR2からR4に変化させた場合には、旋回半径の変化量は(R4−R2)であるので、後退開始位置Bから旋回半径R2で角度(90°−θ)だけ旋回した際の車両マークC2’に対して、旋回半径が変化してから角度Ω=(90°−θ−φ)だけ旋回した際の車両マークC4の前後方向の移動量βは、
β=(R4−R2)・sinΩ
となる。
そこで、車両マークC4をβだけ車両の前後方向にオフセットさせれば、車両マークC2’と前後方向の位置が同じになる。ここで、車両マークC2’の基準位置Cminに対する移動量は、実施の形態2で述べた車両マークC2の基準位置Cminに対する移動量と同じ値αであるので、コントローラ8により、車両マークC4を(α+β)だけ車両の前後方向にオフセットさせて車両マークC4aを表示すれば、最小旋回半径Rminで旋回した場合の基準位置Cminと同じ前後方向の位置に車両マークを表示することができる。この場合も、運転者は、後退開始位置Bにおいて車両マークをディスプレイ4上で移動させて目標駐車スペースSの中央に位置させやすくなり、より正確に駐車を行うことが可能となる。
実施の形態4
実施の形態2及び3において、予めオフセット値δ(例えば、3m)を決めておき、最小旋回半径Rminで旋回した場合の位置Cminからδだけ後方に基準位置Cmin‘を設定することもできる。例えば、実際の旋回半径がR2の場合には、コントローラ8により、次の式で表される移動量γだけ車両マークC2を車両の前後方向にオフセットさせて、図12に示されるように、車両マークC2bを表示すればよい。
γ=α−δ
=(R2−Rmin)・sin(90°−θ)−δ
さらに、ジョグ等を運転席に配設しておき、オフセット値δを変えられるように構成することもできる。
この場合、運転者は、後退開始位置Bにおいて車両マークをディスプレイ4上で移動させて目標駐車スペースSの中央に位置させやすくなり、より正確に駐車を行えることに加えて、最小旋回半径Rminで後退しないときには、実際に車両の到達する位置と車両マークとのずれが小さく、違和感が少ない。
実施の形態5
この実施の形態5は、車両マークの前後方向の位置を操舵角センサにより検出された操舵角によらずに固定して表示するようにしたものである。図13に示されるように、予め、初期停止位置Aと目標駐車スペースSと表示しようとする車両マークC’の位置関係を決めておく。目標駐車スペースSは一般的な駐車場の駐車スペースの大きさとする。例えば、目標駐車スペースSの入口と初期停止位置Aの間隔をD、目標駐車スペースSの入口から表示しようとする車両マークC’のリヤアクスル中心までの距離をL、車両の幅をWとすると、初期停止位置Aにおける車両の中心線から表示しようとする車両マークC’のリヤアクスル中心までのX方向距離Xaは、
Xa=L+D+W/2
と表される。
また、後退開始位置Bから旋回半径Rbで角度(90°−θ)だけ旋回して車両マークCに至る際の車両のリヤアクスル中心のX軸方向の移動量は、Rb・sin(90°−θ)であるので、初期停止位置Aから後退開始位置Bまでのリヤアクスル中心のX方向移動量をXbとすると、車両マークC’の車両マークCに対するオフセット値δは、
δ=Xa+Xb−Rb・sin(90°−θ)
となる。
すなわち、初期停止位置Aと目標駐車スペースSとの位置関係をつかって、目標駐車スペースSの奥行きを考慮して車両マークC’の表示位置を決める。
そこで、初期停止位置Aから後退開始位置Bまでの時々刻々のヨー角と操舵角とを測定してリヤアクスル中心の移動量Xbを求め、後退開始位置Bからの旋回半径Rb及び旋回角度(90°−θ)に基づいて算出される車両マークCを上記のオフセット値δだけ車両の前後方向にオフセットさせて車両マークC’を表示すれば、車両マークC’の前後方向の位置は常に目標駐車スペースS上に固定して表示されることとなる。この場合、実際に車両の到達する位置と車両マークとのずれが実施の形態4に比べてさらに小さくなる。
実施の形態6
上記の実施の形態5において、図14に示されるように、後退開始位置Bからの旋回半径Rbが大きいために、
Rb・sin(90°−θ)>Xa+Xb
となる場合には、車両マークC’を目標駐車スペースS上に表示しても、実際の駐車完了位置である車両マークCは目標駐車スペースSの後方に飛び出るおそれがある。
そこで、このように駐車完了時の車両の位置が予想車両スペースとして表示した車両マークC’より後方に飛び出ると判断した場合には、コントローラ8は、車両マークC’を通常の表示色とは異なる色で表示することにより運転者に警告を発することができる。
車両マークC’の色を変える代わりに、駐車完了時に実際に車両が位置する車両マークCの位置まで車両マークC’を伸ばして表示してもよい。
これらに併せて、スピーカ13から音声により運転者に警告を発することもできる。
実施の形態7
図15に実施の形態7に係る駐車支援装置の構成を示す。この実施の形態7は、図2に示した実施の形態1の駐車支援装置において、運転席に操作スイッチ14を配設してコントローラ8に接続したものである。初期停止位置Aに停止した車両1が目標駐車スペースSに対して直角でない場合には、後退開始位置Bでハンドル7を操作してもディスプレイ4上に表示される車両マークが目標駐車スペースSと適切な位置関係にならないおそれがある。そこで、この実施の形態7では、運転席に配設された操作スイッチ14を操作することでディスプレイ4上に表示された車両マークの角度を変更することができるように構成されている。すなわちこの場合、コントローラ8は、後退開始位置Bから車両マークまで後退で旋回する角度を、直角の場合の(90°−θ)に対し、表示された車両マークの角度を変更した分に相応して加減する。このようにすれば、初期停止位置Aにおける車両1の傾きに対応してより正確な駐車案内を行うことができる。
実施の形態8
コントローラ8により、図16に示されるように、予想車両スペースとしての車両マークCに重ねて目標駐車スペースSの枠幅を示す駐車枠マークM1をディスプレイ4上に表示することもできる。この駐車枠マークM1は、車両マークCと同様に操舵角に応じてディスプレイ4上を移動するものである。このようにすれば、ハンドル7を操作して車両マークC及び駐車枠マークM1を目標駐車スペースSに合わせやすくなる。
また、コントローラ8により、図16に示されるように、後退開始位置Bから目標駐車スペースSまでの旋回後退時に、操舵角センサ9により検出された操舵角に基づいて目標駐車スペースSにまで至る車両1の旋回内側の軌跡M2及び旋回外側の軌跡M3を表示することもできる。このようにすれば、車両1の後退進路をディスプレイ4上で確認することができ、後退途中における何らかの障害物との干渉のおそれを予測することができるので安心感が得られる。なお、車両1の旋回内側の軌跡M2及び旋回外側の軌跡M3のうち一方のみを表示しても車両1の後退進路の確認が可能である。
さらに、コントローラ8により、図16に示されるように、後退開始位置Bから目標駐車スペースSまでの旋回後退時に、目標駐車スペースSに対して旋回角(90°−θ)を所定角ω(例えば、3°)だけ手前で停止したときの駐車枠マークの角度を示す補助マークM4と、所定角ωだけ行き過ぎて停止したときの駐車枠マークの角度を示す補助マークM5とを表示することができる。このようにすれば、初期停止位置Aに停止した車両1が目標駐車スペースSに対して直角でなかった場合でも、車両マークCがこれら補助マークM4及びM5のいずれかに平行になり、あるいは平行に近くなるので、車両マークCを目標駐車スペースSに合わせやすくなる。
実施の形態9
コントローラ8により、図17に示されるように、目標駐車スペースSの前端部と車両1の旋回内側の軌跡M2との交点上に立つポールPを表示することもできる。ポールPは、路面に対して垂直に立つように表示される。このようなポールPを表示すれば、隣接する目標駐車スペースに駐車している車両等との干渉のおそれを予測することができ、安心感が得られる。
実施の形態10
上記の実施の形態1〜9では、ヨーレートセンサ10から入力される車両1の角速度を積分することにより車両1のヨー角を算出したが、これに限るものではなく、図18に示されるように、ヨーレートセンサ10の代わりに距離センサ15を設置し、操舵角センサ10から得られた操舵角と距離センサ15から得られた車両1の移動距離とに基づいて車両1のヨー角を算出し、運転者に案内情報を提供することもできる。
実施の形態11
上記の実施の形態1〜10では、並列駐車について説明したが、目標駐車スペースSに対して所定の位置関係にある初期停止位置Aからハンドル7を切って前進し、後退開始位置で停止した後、ハンドルを逆方向に切り返して後退し、さらにハンドルを逆方向に切り返して後退することにより目標駐車スペースSに縦列駐車する場合にも、最終の後退動作時にこの発明を同様に適用することができる。
すなわち、コントローラ8は、時々刻々の角速度を積分して時々刻々のヨー角を算出し、さらに時々刻々の操舵角から旋回半径を求め、その状態で時々刻々のヨー角の変化分だけ進むものとして、車両1の移動量を積分し、初期停止位置Aに対する現在の車両1の相対位置を算出する。そして、最終の後退動作時に、操舵角センサ9により検出された操舵角を維持して後退した場合の車両マークがディスプレイ4上に重畳表示される。車両マークはハンドル7の操舵角に応じて移動表示される。運転者は、図19に示されるように、ハンドル7を操作して、ディスプレイ4上の車両マークC5を目標駐車スペースSと適切な位置関係にある車両マークC6まで移動させる。この状態で車両1をゆっくり後退させればよい。後退中、ディスプレイ4上において目標駐車スペースSと車両マークC6との相対関係が変化しないように車両マークC6の位置が刻々変化して表示される。
また、後退途中で車両マークC6が目標駐車スペースSからずれた場合には、ここで、ハンドル7の操舵角を調整し、車両マークC6をディスプレイ4上で移動させて目標駐車スペースSと適切な位置関係とする。このハンドル7の操舵角を維持して車両を後退させればよい。コントローラ8は、調整された操舵角と現在の旋回角に応じて、時々刻々車両マークC6の再描画を繰り返す。
その他の実施の形態
実施の形態1〜10において、初期停止位置Aで並列モードスイッチ12を投入する代わりに、初期停止位置Aに向かって直進前進する途中で並列モードスイッチ12を投入しておき、初期停止位置Aからハンドル7を操舵して後退開始位置Bに向かい旋回前進する際に車両1のヨー角が変化したことを検出してコントローラ8が初期位置であることを認識するように構成してもよい。あるいは、並列モードスイッチ12を投入する代わりに、マイクと音声認識装置を設置して音声認識によりコントローラ8に対する指令を行うようにしてもよい。また、車両が停止した時点でその都度、初期位置であると認識してもよい。このようにすれば、運転者による操作が簡単になる。
また、上記の実施の形態1〜10では、通路の左側への並列駐車について説明したが、右側への並列駐車も同様にして行うことができる。
また、初期停止位置Aは0.5m〜1mに限定されない。あらかじめ決めておいた初期停止位置Aに応じて領域ARを演算すればよい。
また、初期停止位置Aに停止する場合、運転者の真横に目標駐車スペースSの中央部が位置する状態に限定されない。例えば、運転者から目標駐車スペースSの前側の枠線S1が真横に見える位置、運転者から目標駐車スペースSの後側の枠線S2が真横に見える位置等でもよい。
初期停止位置Aに停止した状態が、枠線S1の真横、枠線S2の真横、目標駐車スペースSの中央が真横の3状態のうちのどれであるかをスイッチで選択できるようにしてもよい。この場合、個々の駐車場の状況に合わせて、より操作しやすい初期停止位置Aから駐車を開始できる。
また、上記実施の形態では、予想車両スペースとしての車両マークは前後方向をも示す略車両概形(四角形)であったが、単に左右方向を示すだけでも良い。
また、上記実施の形態では、初期位置から随時ヨー角、操舵角を取得したが後退開始位置から随時ヨー角、操舵角を取得しても良い。この場合、目標駐車スペースに対して所定の位置および角度の関係にある後退開始位置に停車すればよい。
また、初期位置から随時ヨー角、操舵角を取得する場合も、後退開始位置から随時ヨー角、操舵角を取得する場合も、目標駐車スペースに対しての所定の位置および角度の関係については様々な変形例が考えられる。上記実施の形態の様に予め決められた値がコントローラ内のメモリに記憶されていても良いし、上述の枠線S1の真横、枠線S2の真横、目標駐車スペースSの中央が真横の3状態の様に複数の値が記憶されていて選択するようにしても良い。また、運転者が任意に決めて入力するようにしてもよいし、過去の駐車時の値を記憶しておいて運転者の癖に合わせて決まるようにしてもよい。また、各種センサ、測定技術、画像処理技術等をもちいて駐車のたびに取得するようにしても良い。
コントローラ8は駐車支援に専用の装置として存在する必要はなく、ナビゲーションシステムなどに組込んでもよい。これにより、車両1への設置の手間が省けるだけでなく、筐体の共用、センサ類の共用、配線の不要等の理由からシステムの原価を低減することができる。
この発明の実施の形態1に係る駐車支援装置を搭載した車両の側面図である。 実施の形態1に係る駐車支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1における並列駐車時の車両の位置を段階的且つ模式的に示す図である。 実施の形態1のディスプレイ上に表示された車両後方映像を示す図である。 実施の形態1において位置が刻々変化する車両マークの描き方を示す図である。 実施の形態1において旋回途中で位置がずれた車両マークに対して操舵角を調整する方法を示す図である。 実施の形態1において後退開始位置を認知する方法を模式的に示す図である。 実施の形態1において後退開始位置を認知する方法を模式的に示す図である。 実施の形態1において後退開始位置を示す図である。 実施の形態2における車両マークの描き方を示す図である。 実施の形態3における車両マークの描き方を示す図である。 実施の形態4における車両マークの描き方を示す図である。 実施の形態5における車両マークの描き方を示す図である。 実施の形態6における車両マークの描き方を示す図である。 実施の形態7に係る駐車支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態8のディスプレイ上に表示された車両後方映像を示す図である。 実施の形態9のディスプレイ上に表示された車両後方映像を示す図である。 実施の形態10に係る駐車支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態11のディスプレイ上に表示された車両後方映像を示す図である。
符号の説明
1 車両、2 後方監視カメラ、4 ディスプレイ、5 シフトレバー、7 ハンドル、8 コントローラ、9 操舵角センサ、10 ヨーレートセンサ、11 シフトセンサ、12 並列モードスイッチ、13 スピーカ、14 操作スイッチ、15 距離センサ、A 初期停止位置、B 後退開始位置、C,C1,C2,C3,C4,C5,C6 車両マーク、S 目標駐車スペース、M1 駐車枠マーク、M2,M3 軌跡、M4,M5 補助マーク。

Claims (16)

  1. 目標駐車スペースに対して所定の位置および角度の関係にある初期位置からハンドルを切って前進し、後退開始位置で停止した後、ハンドルを逆方向に切り返して後進する、あるいはさらにハンドルを逆方向に切り返して後進することにより目標駐車スペースに駐車する際の運転操作を支援する駐車支援装置において、
    車両の後方を撮影するカメラと、
    車両の運転席に配置されたディスプレイと、
    操舵角を検出する操舵角センサと、
    車両のヨー角を検出するヨー角検出手段と、
    コントローラと
    を備え、
    前記コントローラは、初期位置から前記操舵角センサにより検出された操舵角と前記ヨー角検出手段により検出された車両のヨー角とに基づいて車両の位置およびヨー角を随時取得し、車両を後退する際に前記カメラによる映像を前記ディスプレイに表示し、
    目標駐車スペースに駐車する際の最終の後退動作時に前記操舵角センサにより検出された現在の操舵角を維持して現在の車両のヨー角と目標駐車スペースの角度との差だけ後退した場合の車両の到達位置のうち少なくとも前記到達位置での車両の左右方向の位置を示す予想車両スペースを前記ディスプレイ上に重畳表示すると共に、
    車両の後退に伴う時々刻々の操舵角と車両のヨー角とに基づいて前記予想車両スペースを前記ディスプレイ上に移動表示し、この最終の後退動作中に操舵角が調整されるとその時点の車両のヨー角と目標駐車スペースの角度との差と前記操舵角センサにより検出された調整後の操舵角に基づいて前記予想車両スペースを前記ディスプレイ上で移動させることを特徴とする駐車支援装置。
  2. 前記初期位置からハンドルを切って前進し、前記後退開始位置で停止した後、ハンドルを逆方向に切り返して後進することにより目標駐車スペースに駐車する並列駐車であって、
    運転者に運転操作の案内情報を出力するための案内手段を備え、
    前記コントローラは、随時取得する車両の位置およびヨー角に基づいて、初期位置からの前進動作中に車両が駐車可能な位置およびヨー角である後退開始位置に車両が至ったか否かを随時判定し、前記後退開始位置に車両が至ったと判定されたときに前記案内手段を介して運転者に停止する旨の案内情報を出力する請求項1に記載の駐車支援装置。
  3. 前記初期位置からハンドルを切って前進し、前記後退開始位置で停止した後、ハンドルを逆方向に切り返して後進することにより目標駐車スペースに駐車する並列駐車であって、
    前記予想車両スペースは、前記到達位置での車両の前後方向の位置によらない所定の前後位置を示す請求項1または2に記載の駐車支援装置。
  4. 前記所定の前後位置は、最終の後退動作時に最大操舵角を維持して現在の車両のヨー角と目標駐車スペースの角度との差だけ後退した場合の前後方向の位置、またはそこから所定値だけオフセットした位置である請求項3に記載の駐車支援装置。
  5. 前記所定の前後位置は、路面上の目標駐車スペースの奥行きを考慮して決まる位置である請求項3または4に記載の駐車支援装置。
  6. 前記コントローラは、前記到達位置が前記予想車両スペースより後方に飛び出ると判断した場合に運転者に警告を発する請求項3〜5のいずれか一項に記載の駐車支援装置。
  7. 前記現在の車両のヨー角と目標駐車スペースの角度との差を変更する操作スイッチをさらに備える請求項1〜6のいずれか一項に記載の駐車支援装置。
  8. 前記コントローラは、前記予想車両スペースに重ねて目標駐車スペースの枠幅を示す駐車枠マークを表示する請求項1〜7のいずれか一項に記載の駐車支援装置。
  9. 前記コントローラは、最終の後退動作時に前記操舵角センサにより検出された操舵角に基づいて前記予想車両スペースにまで至る車両の旋回内側及び旋回外側の少なくとも一方の軌跡を表示する請求項1〜8のいずれか一項に記載の駐車支援装置。
  10. 前記コントローラは、目標駐車スペースの前端部と車両の旋回内側の軌跡との交点上に立つポールを表示する請求項9に記載の駐車支援装置。
  11. 前記コントローラは、前記予想車両スペースに対して最終の後退動作の旋回角を所定角だけ手前で停止したときの車両の角度と所定角だけ行き過ぎて停止したときの車両の角度とを示す補助マークを表示する請求項1〜10のいずれか一項に記載の駐車支援装置。
  12. 設定スイッチをさらに備え、前記コントローラは、車両が停止中に前記設定スイッチが押された時点、または、車両が走行中で前記設定スイッチが押された後に前記操舵角センサにより操舵角の変化が検出された時点での車両の位置を前記初期位置と認識する請求項1〜11のいずれか一項に記載の駐車支援装置。
  13. 前記ヨー角検出手段は、ヨーレートセンサからなる請求項1〜12のいずれか一項に記載の駐車支援装置。
  14. 前記ヨー角検出手段は、車両の移動距離を測定する距離センサ及び前記操舵角センサからなる請求項1〜12のいずれか一項に記載の駐車支援装置。
  15. 前記案内手段は、スピーカからなる請求項1〜14のいずれか一項に記載の駐車支援装置。
  16. 目標駐車スペースに対して所定の位置および角度の関係にある後退開始位置で停止した後、ハンドルを操作して後進する、あるいはさらにハンドルを逆方向に切り返して後進することにより目標駐車スペースに駐車する際の運転操作を支援する駐車支援装置において、
    車両の後方を撮影するカメラと、
    車両の運転席に配置されたディスプレイと、
    操舵角を検出する操舵角センサと、
    車両のヨー角を検出するヨー角検出手段と、
    コントローラと
    を備え、
    前記コントローラは、前記後退開始位置から前記操舵角センサにより検出された操舵角と前記ヨー角検出手段により検出された車両のヨー角とに基づいて車両の位置およびヨー角を随時取得し、車両を後退する際に前記カメラによる映像を前記ディスプレイに表示し、
    目標駐車スペースに駐車する際の最終の後退動作時に前記操舵角センサにより検出された現在の操舵角を維持して現在の車両のヨー角と目標駐車スペースの角度との差だけ後退した場合の車両の到達位置のうち少なくとも前記到達位置での車両の左右方向の位置を示す予想車両スペースを前記ディスプレイ上に重畳表示すると共に、
    車両の後退に伴う時々刻々の操舵角と車両のヨー角とに基づいて前記予想車両スペースを前記ディスプレイ上に移動表示し、この最終の後退動作中に操舵角が調整されるとその時点の車両のヨー角と目標駐車スペースの角度との差と前記操舵角センサにより検出された調整後の操舵角に基づいて前記予想車両スペースを前記ディスプレイ上で移動させることを特徴とする駐車支援装置。
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