JP2006261393A - 基板の洗浄装置および洗浄方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗浄ブラシのゼロ点を検出後、洗浄度を保証することができる基板の洗浄装置および洗浄方法を提供すること。
【解決手段】基板が載置され回転する回転台と、前記回転台に載置されて回転する前記基板の表面及び/又は裏面に対して、洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、前記基板を洗浄するため、洗浄部材を一定速度で回転駆動する駆動源と、前記洗浄部材と前記基板とを相対的に接離する方向に駆動する駆動手段と、前記洗浄部材と前記基板との接触状態に応じて変化する前記駆動源に流れる電流値を検出する検出手段と、前記検出手段の検出値が所定値を下回ったときには前記駆動手段を駆動し前記洗浄部材と前記基板との接触圧を増加させるように制御する制御手段と、を具備したものである。
【選択図】 図1
【解決手段】基板が載置され回転する回転台と、前記回転台に載置されて回転する前記基板の表面及び/又は裏面に対して、洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、前記基板を洗浄するため、洗浄部材を一定速度で回転駆動する駆動源と、前記洗浄部材と前記基板とを相対的に接離する方向に駆動する駆動手段と、前記洗浄部材と前記基板との接触状態に応じて変化する前記駆動源に流れる電流値を検出する検出手段と、前記検出手段の検出値が所定値を下回ったときには前記駆動手段を駆動し前記洗浄部材と前記基板との接触圧を増加させるように制御する制御手段と、を具備したものである。
【選択図】 図1
Description
この発明は半導体ウエハや液晶ガラス基板などの基板を洗浄ブラシを用いて洗浄する基板の洗浄装置および洗浄方法に関する。
半導体装置や液晶表示装置などの製造工程においては、半導体ウエハやガラス基板などの基板を製造する過程で、製造工程の各所において生じるパーティクルなどの不要物を洗浄する洗浄工程が必要となる。
例えば、液晶表示装置における液晶装置は、ガラス基板、石英基板等からなる2枚の基板間に液晶を封入して構成されており、一方の基板に、例えば薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下、TFTと称す)をマトリクス状に配置し、他方の基板に対向電極を配置して、両基板間に封止した液晶層の光学特性を画像信号に応じて変化させることで、画像表示を可能としている。
また、TFTを配置したTFT基板と、このTFT基板に相対して配置される対向基板とは、別々に製造され、この両基板は、パネル組み立て工程において高精度に貼り合わされた後、液晶が封入されるようになっている。
液晶装置のセル製作工程で、TFT基板に対向基板を貼り合わせるが、その後に防塵ガラスを貼り合わせる。この防塵ガラスを貼り合わせる理由は、TFT基板表面とか対向基板表面にゴミが付いてしまうと、液晶プロジェクタ装置の場合では、スクリーンに投影したとき、ゴミがスクリーンに写ってしまうのを抑えるためである。つまり、TFT基板に対向基板を貼り合わせた状態(丸いウエハ基板上にチップ毎に対向基板を貼り付けた状態)で、その基板装置の表面及び裏面を洗浄した後、その清浄な表裏両面にそれぞれ所定の厚さの防塵ガラスを貼り合わせることによって、その防塵ガラスの厚さ分、厚みを増した基板装置とすることで、基板装置両面の防塵ガラスの各表面にゴミが付いていても投影時の焦点がずれ投影画面上にはそのゴミはぼやけて写らない、という原理に基づいているものである。
基板装置の洗浄を行う場合、基板に対する洗浄ブラシの押し当てが重要になってくる。洗浄ブラシの押し当ては、弱すぎても又強すぎても良くない。弱すぎると、洗浄したことにならないし、強すぎると、基板の方にストレスをかけるということで、ゼロ点の出し方が重要になってくる。ゼロ点とは、洗浄ブラシを回転させながら基板表面に接触させると、サーボ制御の回転モータにトルクがかかり負荷がかかるので、その負荷がかかり始めたところをゼロ点とするものである。ゼロ点の位置からは、洗浄ブラシをプロセス工程で押し込んで接触圧を制御して回転させている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−223682号公報
ところで、洗浄ブラシは使用にともないそのブラシ毛が磨耗し、所謂ブラシの腰が弱くなってきて、ゼロ点を検出できているが、実際には余り良く洗えていないという状態を生じることがある。つまり、従来の洗浄であると、洗浄工程での仕上がり品質(真に洗えているかを示す洗浄度)を保証することができなかった。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、洗浄ブラシのゼロ点を検出後、洗浄度を保証することができる基板の洗浄装置および洗浄方法を提供することを目的とするものである。
本発明による基板の洗浄装置は、基板が載置され回転する回転台と、前記回転台に載置されて回転する前記基板の表面又は裏面に対して、洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、前記基板を洗浄するため、洗浄部材を一定速度で回転駆動する駆動源と、前記洗浄部材と前記基板とを相対的に接離する方向に駆動する駆動手段と、前記洗浄部材と前記基板との接触状態に応じて変化する前記駆動源に流れる電流値を検出する検出手段と、前記検出手段の検出値が所定値を下回ったときには前記駆動手段を駆動し前記洗浄部材と前記基板との接触圧を増加させるように制御する制御手段と、を具備したものである。
本発明によれば、洗浄部材を一定速度で回転駆動する駆動源の駆動電流検出値が、所定値を下回ったときには、前記洗浄部材を基板に対して接離(上下)方向に駆動する駆動手段を駆動して、前記洗浄部材と前記基板との接触圧を増加させるように制御するので、洗浄工程での仕上がり品質(洗浄度)を保証することができる。
さらに、本発明の基板の洗浄装置において、洗浄後に排出される排水中のパーティクルを検査する検査手段をさらに具備し、前記制御手段は、前記検出手段の検出値が所定値以上で、かつ前記検査手段による検査結果がパーティクル数が規定値を越えたときに、前記駆動手段を駆動し前記洗浄部材と前記基板との接触圧を増加させるように制御することが好ましい。これにより、駆動電流検出値が所定値以上で、かつ洗浄後の排水に含まれるパーティクル数を検査して排水中に残留するパーティクル数が規定値を越えるときには、前記洗浄部材と前記基板との接触圧をさらに増加させるように制御することで、洗浄工程での仕上がり品質(洗浄度)をより確実に保証することができる。
本発明による基板の洗浄方法は、基板が回転台に載置され第1の駆動源にて回転されるステップと、前記基板を洗浄するため、洗浄部材を第2の駆動源にて一定速度で回転駆動する第1の駆動ステップと、前記回転台に載置されて回転する前記基板の表面又は裏面に対して、洗浄液を供給するステップと、前記洗浄部材と前記基板とを第3の駆動源にて相対的に接離する方向に駆動する第2の駆動ステップと、前記洗浄部材と前記基板との接触状態に応じて変化する前記第2の駆動源に流れる電流値を検出する検出ステップと、前記検出ステップの検出値が所定値を下回ったときには前記第3の駆動源を駆動し前記洗浄部材と前記基板との接触圧を増加させるように制御する制御ステップと、を具備したものである。
さらに、本発明の基板の洗浄方法において、洗浄後に排出される排水中のパーティクルを検査する検査ステップをさらに具備し、前記制御ステップは、前記検出ステップの検出値が所定値以上で、かつ前記検査ステップによる検査結果がパーティクル数が規定値を越えたときに、前記第3の駆動源を駆動し前記洗浄部材と前記基板との接触圧を増加させるように制御することが好ましい。
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
以下、この発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1の基板の洗浄装置を示す全体構成図である。
図1に示す洗浄装置は、処理容器1を備えている。この処理容器1は上面が開放した有底状の本体部1aと、この本体部1aに対してスライド自在に設けられ周壁が傾斜した円錐筒状の覆い部1bとからなり、この覆い部1bは図示しない駆動機構によって上下方向にスライドさせることができるようになっている。
上記処理容器1の本体部1a底部には、周辺部に複数の排出管2の一端が接続され、中心部には周囲がフランジ3によって囲まれた挿通孔4が形成されている。この挿通孔4には支持軸5が挿通されている。支持軸5の上部は処理容器1の内部に突出し、下端部は上記処理容器1の下方に配置されたベース板6に固定されている。上記排出管2は図示しない排水ラインに連通している。
上記支持軸5には保持機構を構成する回転台としての回転チャック11が回転自在に支持されている。回転チャック11は中心部に通孔12aが穿設された円盤状のベース12を有する。このベース12の下面、つまり上記通孔12aと対応する位置には筒状の支持部13が垂設されている。この支持部13は上記支持軸5に外嵌されていて、支持軸5の上部と下部とはそれぞれ軸受14によって回転自在に支持されている。
上記支持部13の下端部の外周面には従動プ−リ15が設けられている。上記ベース板6にはモータ16が設けられ、このモータ16の回転軸16aには駆動プ−リ17が嵌着されている。この駆動プ−リ17と上記従動プ−リ15とにはベルト18が張設されている。したがって、上記モータ16が作動すれば、上記支持部13、つまり回転チャック11が回転駆動されるようになっている。
上記回転チャック11のベース12の上面には周方向に4本の支柱19が立設されている。各支柱19の上端部には支持ピン21aと、この支持ピン21aよりも外方で、しかも支持ピン21aよりも背の高い係合ピン21bとが突設されている。
上記支柱19の上端には、被洗浄物としての基板である半導体ウエハ22が周辺部の下面を支持ピン21aに支持され、外周面を上記係合ピン21bに係合させて着脱可能に保持される。したがって、上記半導体ウエハ22は回転チャック11と一体的に回転されるようなっている。
上記支持軸5には、上端に支持軸5よりも大径で、円錐状をなした頭部5aが設けられている。この支持軸5には、先端を上記頭部5aの上面に開口させたN2 などの不活性ガスのガス供給路30と、先端を同じく上記頭部5aの上面にノズル孔32aを介して開口させた、洗浄液の洗浄液供給路32とが軸方向に沿って形成されている。上記ガス供給路30は図示しないガス供給源に連通し、上記洗浄液供給路32は同じく図示しない洗浄液の供給源に連通している。
上記ガス供給路30に供給された不活性ガスは上記支柱19に保持された半導体ウエハ22に向かって噴出され、上記洗浄液供給路32に供給された洗浄液Lはその先端の上記ノズル孔32aから上記半導体ウエハ22の下面に向かって噴出されるようになっている。
上記回転チャック11に保持される半導体ウエハ22の上面側には、この半導体ウエハ22の上面を洗浄するため洗浄部材としての円形状の洗浄ブラシ31が配置されている。この洗浄ブラシ31は揺動機構46によって上記半導体ウエハ22の径方向に沿って揺動されるようになっている。
つまり、揺動機構46は中空筒状の水平ア−ム33を有する。この水平ア−ム33の先端部内には駆動源としての回転モータ34が回転軸34aを垂直にして内蔵されていて、その回転軸34aに上記洗浄ブラシ31が取り付けられている。
さらに、上記水平ア−ム33には図示しない上記洗浄液Lの供給源に接続された洗浄液供給手段としてのノズル管35が挿通されている。このノズル管35の先端部は上記水平ア−ム33の先端部から下方に向かって導出され、その先端開口は上記洗浄ブラシ31の外周面に向けられている。したがって、上記ノズル管35により洗浄液Lが洗浄ブラシ31の径方向外方から供給されるようになっている。洗浄液Lとしては、例えば純水が用いられる。
なお、この実施形態においては、図2に示すように上記ノズル管35から洗浄ブラシ31に向かって供給される洗浄液Lの供給方向Aは、上記洗浄ブラシ31のほぼ接線方向で、しかも洗浄ブラシ31の回転方向Bに沿う方向に設定されている。図2でA’は半導体ウエハ22の上面における洗浄液の流れを示している。また、洗浄ブラシ31の回転方向は、半導体ウエハ22の回転方向と同方向または逆方向のいずれであってもよい。半導体ウエハ22の図示C方向の回転速度は例えば500rpm、洗浄ブラシ31の半導体ウエハ22上の中心部から外周部に至る図示D方向への移動速度(スキャン速度)は半導体ウエハ22の中心部で20mm/sec、半導体ウエハ22の周辺部で6mm/secである。洗浄ブラシ31の半導体ウエハ22上の中心部から外周部に至る1スキャン動作では、中心部から外周部に行くほど、スピードを落としてスキャン(移動)させる。半導体ウエハ22上の外周部に至った洗浄ブラシ31は半導体ウエハ22の表面から離間された状態で半導体ウエハ22上の中心部まで移動せられ、再び半導体ウエハ22上の中心部から外周部に至る次のスキャン動作を開始する。半導体ウエハ22は高速回転しているので、この1スキャン動作中に半導体ウエハ22の全面を洗浄ブラシ31でスピン洗浄することができる。本実施例では、上記の1スキャン動作を例えば12回行って1枚の半導体ウエハの洗浄を終了する。
上記水平ア−ム33の基端部には軸線を垂直にした揺動軸36の上端が連結されている。この揺動軸36の下端部は上記ベース板6の下方に突出され、支持体37に揺動自在に支持されている。
上記支持体37の一側面には一対のガイド38が上下方向に沿って設けられ、このガイド38は上記ベース板6の下面に垂設された取付板39の一側面に上下方向に沿って設けられたレ−ル40にスライド自在に係合している。
上記取付板39の上記支持体37の下方の部分には上下駆動モータ41が設けられている。この上下駆動モータ41は、例えばねじ軸などの駆動軸42を有し、この駆動軸42は上記支持体37に螺合されている。
したがって、この駆動軸42が上記上下駆動モータ41によって回転駆動されると、上記支持体37が上記レ−ル40に沿って上下駆動されるようになっている。つまり、上記洗浄ブラシ31が支持体37、揺動軸36および水平ア−ム33を介して上下駆動されるようになっている。
上記支持体37の他側には揺動駆動源43が取り付けられている。この揺動駆動源43は収納ボックス44およびこの収納ボックス44の下面に設けられたモータ45を有する。上記収納ボックス44内には上記モータ45によって回転駆動される図示しない駆動歯車が収容されている。
上記揺動軸36の上記支持体37によって支持された下端部には図示しない従動歯車が設けられ、この従動歯車と上記駆動歯車との間にはベルトが張設されている。したがって、上記揺動軸36は、揺動駆動源43のモータ45が作動することで回転されるようになっている。
なお、揺動軸36は上記モータ45の揺動範囲を規制する図示しない揺動範囲規制手段にて角度θの範囲内で往復回転され、その回転によって水平ア−ム33が揺動すると、この水平ア−ム33の先端部に設けられた洗浄ブラシ31は、図2に実線と破線で示すように上記回転チャック11に保持された半導体ウエハ22の径方向中心部と周辺部との間で揺動されるようになっている。この揺動範囲を図2に矢印Dで示す。
上記洗浄ブラシ31を回転駆動する回転モータ34はその駆動電流Iの検出用抵抗50を介して制御装置52に接続されている。検出手段としての駆動電流Iの検出用抵抗50には、その駆動電流Iの大きさを電圧値Vとして測定するための電圧計51が、並列に接続されている。
制御装置52は上記回転モータ34に給電するとともに、上記電圧計51が検出する上記回転モータ34に流れる電流値I、つまり回転モータ34に加わる負荷に応じて変動する電圧値Vを検出するようになっている。
上記制御装置52によって検出された検出信号としての電流値Iは上記制御装置52で予め設定された設定値Sと比較され、その比較に応じて上記洗浄ブラシ31を上下駆動する上下駆動モータ41に駆動信号Eが出力されるようになっている。
図3に上記電圧計51が検出する電圧値V(これは電流値Iに比例する)の変化を示す。この図において、縦軸は上記電圧計51の測定値(電圧値)を示し、横軸は半導体ウエハ22に対する洗浄ブラシ31の押し付け量を示す。
図3の横軸に0〜Aで示す範囲は洗浄ブラシ31が半導体ウエハ22に接触していない負荷が0の場合で、この範囲では上記回転モータ34には縦軸にXで示す一定の駆動電流に基づく一定の電圧を生成する。上記洗浄ブラシ31を下降させて半導体ウエハ22に接触させると、上記回転モータ34に加わる負荷が増大するから、その負荷の増加に応じて回転モータ34に流れる電流が増加し電圧値Vが増加する。これは洗浄ブラシ31の回転、即ち回転モータ34の回転は、その回転速度が制御装置52によって常に一定となるようにサーボ制御されるために、負荷が増大すると定速回転を維持するために回転モータ34の駆動電流が増加することによる。
したがって、上記制御装置52は、上記回転モータ34に流れる電流値がXから増加し始める位置である上記A点を、上記洗浄ブラシ31が半導体ウエハ22に接触したゼロ点として認識し、ついでゼロ点の電圧値Xから電圧値がYとなる押し付け量Bの位置、つまり洗浄ブラシ31が上記半導体ウエハ22を洗浄するに適した接触圧となる位置までこの洗浄ブラシ31を下降させる駆動信号Eを上記上下駆動モータ41に出力するようになっている。
つぎに、上記構成のスピン洗浄装置によって半導体ウエハ22を洗浄する場合について説明する。
まず、洗浄ブラシ31を上方に退避させた状態で回転チャック11に半導体ウエハ22を保持したならば、モータ16を作動させて上記回転チャック11とともに半導体ウエハ22を回転させる。
ついで、回転モータ34を作動させて洗浄ブラシ31を回転させるとともに、支持軸5の洗浄液供給路32とノズル管35とから上記半導体ウエハ22の下面と上面とに洗浄液Lを供給しながら上下駆動モータ41を作動させて洗浄ブラシ31を下降させる。また、揺動駆動源43を作動させて上記水平ア−ム33、つまり洗浄ブラシ31を半導体ウエハ22の上面で図2に矢印Dで示すように所定角度θの揺動範囲で揺動させる。
上記洗浄ブラシ31が上下駆動モータ41によって図3のA点で示すゼロ点まで下降して半導体ウエハ22に接触すると、電圧計51の電圧値がXから上昇し始めるから、制御装置52は洗浄ブラシ31が半導体ウエハ22に接触したこと、つまりゼロ点Aを認識する。
制御装置52は上述したゼロ点Aの認識に基づき、そのゼロ点Aから上記洗浄ブラシ31が半導体ウエハ22に対して所定の接触圧となる位置まで上記上下駆動モータ41に駆動信号Eを出力する。つまり、洗浄ブラシ31はゼロ点Aからさらに電圧計51に流れる電流値に基づく電圧値がYとなる、Bの位置まで下降させられる。それによって、洗浄ブラシ31は半導体ウエハ22を洗浄するに適した接触圧を付与することになるから、上記半導体ウエハ22の上面は上記洗浄ブラシ31によって傷付けることなくブラッシングされるから、その上面に付着した微粒子(パーティクル)などが除去されることになる。
上記洗浄ブラシ31は、使用にともないそのブラシ毛が磨耗する。しかしながら、洗浄ブラシ31の半導体ウエハ22に対する押し付け量は、洗浄ブラシ31が半導体ウエハ22に接触したゼロ点Aを検出し、そのゼロ点Aから電圧計51が検出する電圧値がYとなる位置に設定されるため、上記洗浄ブラシ31の半導体ウエハ22に対する接触圧はブラシ毛の磨耗に拘らず、一定に設定されることになる。
したがって、上記洗浄ブラシ31による半導体ウエハ22の洗浄は、使用にともないそのブラシ毛が磨耗しても、一定の接触圧によって確実に行うことができる。
ところで、洗浄部材のブラシ磨耗のような物理的欠損に起因して、ゼロ点検出後、回転モータ34の駆動電流検出値(電圧値)が漸次減少する問題があった。回転モータ34の回転数はサーボ制御によって一定回転数になるように制御されているが、ブラシ磨耗によってゼロ点検出後の接触圧(即ち負荷)が減少することによってモータ電流値は漸次減少するので、モータ電流値が予め定めた閾値を下回ったときにこれを検出して洗浄ブラシの押込量を増し、接触圧を増加させるようにする。即ち、制御装置52は、回転モータ34に供給する駆動電流Iに基づいた電圧値Vを監視して、該電圧値Vが閾値を下回ったときには該電圧値Vが閾値を上回る範囲にまで(或いは一定変動範囲内にくるように)駆動電流Iを増加させるフィードバック制御を行い、洗浄度を保証し得るようにする。
なお、ブラシ磨耗が激しく、洗浄ブラシ31の半導体ウエハ22への接触圧が物理的に得られにくい場合には、駆動電流Iは閾値を下回ったままの制御となるので、制御装置52はこれを検出して回転モータ34の駆動を停止させる。
図4は、上述したように半導体ウエハ22の全面を洗浄ブラシ31でスピン洗浄する際に、12回のスキャン動作を行って1枚の半導体ウエハ22の洗浄を完了した場合の、電圧計51の検出値を示している。横軸に時間(sec)、縦軸に駆動電流に基づく電圧値(V)をとってある。点線は、12回スキャン動作を行う際に、ブラシ磨耗に起因して電圧値Vのピークが回を増すごとに漸次減少している状態(閾値THを下回っている)を示している。実線は、本実施例によって点線の検出波形が改善されている状態を示し、閾値THを下回っている電圧値Vのピークが閾値THを上回る状態に改善されていることを示している。
図5は本発明の実施例1の動作を説明するフローチャートである。1スキャン当たりのモータ駆動電流検出値に基づいたブラシ押込み動作を説明している。
まず、回転チャック11に半導体ウエハ22を保持し、モータ16を作動させて上記回転チャック11とともに半導体ウエハ22を回転させ、回転モータ34を作動させて洗浄ブラシ31を回転させ、かつ洗浄液供給路32とノズル管35とから半導体ウエハ22の下面と上面とに洗浄液Lを供給しながら上下駆動モータ41を作動させて洗浄ブラシ31を下降させる。また、揺動駆動源43を作動させて上記水平ア−ム33、つまり洗浄ブラシ31を半導体ウエハ22の上面で図2に矢印Dのように所定の揺動範囲で揺動させる。
そして、上記洗浄ブラシ31が上下駆動モータ41によってゼロ点まで下降して半導体ウエハ22に接触すると、電圧計51の電圧値Vの上昇が検知される(ステップS1)。
次に、回転モータ34に供給する駆動電流量が各スキャンごとに閾値を下回ったか否か、即ち、電圧値Vが閾値THを下回ったか否かの判定を行い(ステップS2)、電圧値Vが閾値THを下回っていた場合は、ステップS3へ移行して洗浄ブラシ31の押込み量を増加させ、ステップS1へリターンし一連の動作(S1〜S3)を電圧値Vが閾値TH以上となるまで繰り返し行う。ステップS2にて電圧値Vが閾値TH以上と判定されている状態では、ステップS1,S2のループとなる。
図6は、本発明による実施例1の洗浄ブラシによる基板の洗浄装置に用いられる、被洗浄物としての基板の例を示している。
液晶装置のセル製作工程では、TFT基板221にチップごとに対向基板222を貼り合わせ、その後にTFT基板221,対向基板222の各表面に防塵ガラス223,224を貼り合わせることが行われる。ここで、洗浄ブラシによる洗浄に使用する基板22としては、TFT基板221にチップごとに対向基板222を貼り合わせた状態(図6(a)参照)、即ちTFT基板221,対向基板222の各表面に防塵ガラス223,224を貼り合わせる前の基板が用いられる。即ち、図6(a)のようにTFT基板221にチップごとに対向基板222を貼り合わせた状態でブラシ洗浄を行った後に、図6(b) のようにTFT基板221,対向基板222の各表面に防塵ガラス223,224が貼り合わされる。洗浄ブラシ31によるスピン洗浄では、図6(a)のような洗浄される被洗浄面に凹凸が存在する場合に有効である。洗浄ブラシ31としては、例えば長さ20mm程度のナイロン系のブラシが使用される。
本発明の実施例1によれば、洗浄ブラシを一定速度で回転駆動する回転モータの駆動電流検出値が、所定値(閾値)を下回ったときには、洗浄ブラシを基板に対して接離(上下)方向に駆動する上下駆動モータを駆動して、洗浄ブラシと基板との接触圧を増加させるように制御するので、洗浄工程での仕上がり品質(洗浄度)を保証することができる。
なお、上記の実施例1では、洗浄ブラシ31を回転駆動する回転モータ34の駆動電流値を検出し、この検出値が所定値を下回ったときに基板への接触圧を増加させ、つまり検出値が一定変動範囲内に入るように制御して洗浄度を保証しようとするものである。検出値が所定値を大きく下回り、一定変動範囲内に戻ることが不可能な状態に至った場合には、別途この異常状態を検出して、基板のスピン洗浄を停止させることも可能である。
図7は本発明の実施例2の基板の洗浄装置を示す全体構成図である。図1と同一の部材には同一符号を付してある。
図7の実施例2において、図1の実施例1と異なる点は、処理容器1の底部に設けた排出管2の排水経路の途中に、洗浄後に排出される排水中のパーティクルを検査する検査手段53をさらに設けた構成とし、その検査結果を制御装置52Aにフィードバックして、検査結果に応じて洗浄ブラシ31の押込み量を制御できるようにしたものである。
検査手段53としては、パーティクルカウンタや、比抵抗計などが用いられる。パーティクルカウンタは、排水中のパーティクルの多少をレーザ光の光量の増減を計測することによって計測を行うものであり、比抵抗計は排水中にパーティクルが多いほど排水の抵抗が下降することを計測するによって排水中のパーティクルの多少を計測するものである。
制御装置52Aは、実施例1と同様に駆動電流検出用抵抗50の検出値が所定値を下回ったとき、または、検査手段53による検査結果がパーティクル数が規定値を越えたときに、上下駆動モータ41を駆動し洗浄ブラシ31と被洗浄物である半導体ウエハ22との接触圧を増加させるように制御するものである。
以下、検査手段53としてパーティクルカウンタを用いた場合について説明する。図8は本発明の実施例2の動作を説明するフローチャートである。1スキャン当たりのモータ駆動電流検知とパーティクル数検知に基づいたブラシ押込み動作を説明している。図5のフローチャートと同一内容のステップには同一符号を付してある。
まず、回転チャック11に半導体ウエハ22を保持し、モータ16を作動させて上記回転チャック11とともに半導体ウエハ22を回転させ、回転モータ34を作動させて洗浄ブラシ31を回転させ、かつ洗浄液供給路32とノズル管35とから半導体ウエハ22の下面と上面とに洗浄液Lを供給しながら上下駆動モータ41を作動させて洗浄ブラシ31を下降させる。また、揺動駆動源43を作動させて上記水平ア−ム33、つまり洗浄ブラシ31を半導体ウエハ22の上面で図2に矢印Dのように所定の揺動範囲で揺動させる。
そして、上記洗浄ブラシ31が上下駆動モータ41によってゼロ点まで下降して半導体ウエハ22に接触すると、電圧計51の電圧値Vの上昇が検知される(ステップS1)。
次に、回転モータ34に供給する駆動電流量が各スキャンごとに閾値を下回ったか否か、即ち、電圧値Vが閾値THを下回ったか否かの判定を行い(ステップS2)、電圧値Vが閾値THを下回っていた場合は、ステップS3へ移行して洗浄ブラシ31の押込み量を増加させる。
ステップS2において、電圧値Vが閾値TH以上である場合には、ステップS4へ移行する。
そして、ステップS4でパーティクル数のカウントを行った後、ステップS5にてパーティクル数が規定値より多いか否かの判定を行う。
ステップS5においてパーティクル数が規定値より多い場合は、ステップS3へ移行して洗浄ブラシ31の押込み量を増加させ、ステップS1へリターンし一連の動作(S1,S2,S4,S5,S3)をパーティクル数が規定値以下となるまで繰り返し行う。ステップS5にてパーティクル数が規定値以下の状態では、ステップS1,S2,S4,S5のループとなる。
上記ステップS4における、検査手段53によるパーティクル数検査は、1スキャンの洗浄過程で最終的に得られる排水に対して行った検査結果を用いることが好ましい。これにより、1スキャンごとの最終的な洗浄度を検出し、次スキャンにおける洗浄ブラシの押込み量を1スキャンごとに最適に制御することができる。
本発明の実施例2によれば、洗浄ブラシを一定速度で回転駆動する回転モータの駆動電流検出値が所定値を下回るだけでなく、洗浄後の排水に含まれるパーティクル数を検査して排水中に残留するパーティクル数が規定値を越えるときには、洗浄ブラシと基板との接触圧を増加させるように制御することで、洗浄工程での仕上がり品質(洗浄度)をより確実に保証することができる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものでない。たとえば、洗浄部材としては洗浄ブラシに限られず、半導体ウエハを傷付けることなくそれに付着した微粒子を除去できる材料、たとえばスポンジなどの柔らかな弾性材料で円盤状やリング状に形成されたものであってもよく、また上記実施形態では洗浄ブラシを上下駆動する構成に付いて説明したが、洗浄ブラシは一定の位置に保持し、被洗浄物を上下駆動する構成であっても、この発明を適用することができる。
また、洗浄部材は軸線を被洗浄物の板面に対して垂直にして回転駆動される構成であったが、洗浄部材はその軸線を被洗浄物の板面に対して平行にして回転駆動される場合にもこの発明は適用できる。さらに、被洗浄物は半導体ウエハに限らず、液晶ガラス基板などであってもよく、精密な洗浄が要求されるものに対してこの発明は有効である。
尚、上記の実施例1,2では、洗浄ブラシ31を回転駆動する回転モータ34の駆動電流値を検出し、この検出値が所定値を下回ったときに基板への接触圧を増加させ、つまり検出値が一定変動範囲内に入るように制御して洗浄度を保証しようとするものであったが、本発明では、基板を保持して回転する回転チャック(回転台)11を回転させるモータ16の駆動電流値を検出し、この検出値が一定変動範囲内に入るように制御して洗浄度を保証することも可能である。
本発明は、液晶装置に限るものでなく、有機エレクトロルミネッセンス装置や無機エレクトロルミネッセンス装置のエレクトロルミネッセンス装置、電気泳動装置、電子放出素子を用いた装置等を含めた電気光学装置及びその製造方法に適用することができる。
11…回転チャック(回転台)、22…半導体ウエハ(基板)、31…洗浄ブラシ(洗浄部材)、34…回転モータ(駆動源)、35…ノズル管(洗浄液供給手段)、36…揺動軸(揺動機構)、41…上下駆モータ(駆動手段)、50…電流検出用抵抗、51…電圧計(検出手段)、52,52A…制御装置(制御手段)、53…検査手段。
Claims (4)
- 基板が載置され回転する回転台と、
前記回転台に載置されて回転する前記基板の表面又は裏面に対して、洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、
前記基板を洗浄するため、洗浄部材を一定速度で回転駆動する駆動源と、
前記洗浄部材と前記基板とを相対的に接離する方向に駆動する駆動手段と、
前記洗浄部材と前記基板との接触状態に応じて変化する前記駆動源に流れる電流値を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出値が所定値を下回ったときには前記駆動手段を駆動し前記洗浄部材と前記基板との接触圧を増加させるように制御する制御手段と、
を具備したことを特徴とする基板の洗浄装置。 - 洗浄後に排出される排水中のパーティクルを検査する検査手段をさらに具備し、
前記制御手段は、前記検出手段の検出値が所定値以上で、かつ前記検査手段による検査結果がパーティクル数が規定値を越えたときに、前記駆動手段を駆動し前記洗浄部材と前記基板との接触圧を増加させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の基板の洗浄装置。 - 基板が回転台に載置され第1の駆動源にて回転されるステップと、
前記基板を洗浄するため、洗浄部材を第2の駆動源にて一定速度で回転駆動する第1の駆動ステップと、
前記回転台に載置されて回転する前記基板の表面又は裏面に対して、洗浄液を供給するステップと、
前記洗浄部材と前記基板とを第3の駆動源にて相対的に接離する方向に駆動する第2の駆動ステップと、
前記洗浄部材と前記基板との接触状態に応じて変化する前記第2の駆動源に流れる電流値を検出する検出ステップと、
前記検出ステップの検出値が所定値を下回ったときには前記第3の駆動源を駆動し前記洗浄部材と前記基板との接触圧を増加させるように制御する制御ステップと、
を具備したことを特徴とする基板の洗浄方法。 - 洗浄後に排出される排水中のパーティクルを検査する検査ステップをさらに具備し、
前記制御ステップは、前記検出ステップの検出値が所定値以上で、かつ前記検査ステップによる検査結果がパーティクル数が規定値を越えたときに、前記第3の駆動源を駆動し前記洗浄部材と前記基板との接触圧を増加させるように制御することを特徴とすることを特徴とする請求項3に載の基板の洗浄方法。
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