JP2006256056A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】サービスマンが低コストで手際よくメンテナンス情報を入手できるようにした画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置本体1に実装される少なくともメンテナンス情報を記憶する不揮発性メモリ12とは独立して、操作部2にサービスマンが必要とするメンテナンス情報を記憶する着脱可能な不揮発メモリを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【選択図】図1
【解決手段】画像形成装置本体1に実装される少なくともメンテナンス情報を記憶する不揮発性メモリ12とは独立して、操作部2にサービスマンが必要とするメンテナンス情報を記憶する着脱可能な不揮発メモリを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置に係わり、特に、マルチ・ファンクション・プリンタ(MFP)機能を有するとともに、ネットワークを使用せずにサービスマンが効率良くメンテナンス情報を取得することのできる画像形成装置に関する。
マルチ・ファンクション・プリンタ(MFP)機能を有する画像形成装置において、故障、エラー等の発生情報やジャム回数、カウンタのカウンタ数等のメンテナンス情報をネットワークを使用して管理するCSSシステム等の技術は従来から知られている。また、特開2003−173112号公報に示さているように、ユーザへのメッセージ表示方法の1つとして、ユーザ情報を専用の着脱可能な不揮発メモリに記憶し、且つ書き込み可能に構成してユーザによるメンテナンス性を向上させた画像形成装置も知られている。さらに、特開平11−234467号公報に示されるように、メンテナンス性の向上のために、複数の複写機をネットワークにおいて接続し、お互いのカウンタ情報を認識しあい、メンテナンス料金を制御する画像形成装置のネットワークシステムも知られている。
しかし、上記の特開2003−173112号公報に示される画像形成装置においては、利用する情報がユーザ情報に限られており、サービスマンのメンテナンス性を向上させることについては考慮されていない。
本発明の目的は、上記の問題に鑑み、サービスマンが低コストで手際よくメンテナンス情報を入手できることを可能にした画像形成装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、画像形成装置本体に実装される少なくともメンテナンス情報を記憶する不揮発性メモリとは独立して、操作部にサービスマンが必要とするメンテナンス情報を記憶する着脱可能な不揮発メモリを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記メンテナンス情報が、故障及びエラー等の発生情報やジャム回数、コピーカウンタのカウント数であって、該メンテナンス情報は、特定のフォーマットで前記着脱可能な不揮発性メモリに記憶されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記メンテナンス情報は、画像形成装置がコピー動作、プリンタ動作、又はFAX動作等のジョブを実行していない待機状態のときに、前記画像形成装置本体に実装される不揮発性メモリから前記着脱可能な不揮発メモリに送信され記憶されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3記載の発明のいずれか1つにおいて、前記操作部から前記着脱可能な不揮発メモリを取り外すときに、該操作部のタッチパネルLCDに表示されるメンテナンスメニューの中から所定の項目を選択して入力することにより、前記着脱可能な不揮発メモリ内のメンテナンス情報が最新の状態に更新されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4記載の発明のいずれか1つにおいて、前記操作部に装備される脱着可能な不揮発メモリのインターフェイス部分に、ユーザ等の第3者が操作できないように保護カバーを装備したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記メンテナンス情報が、故障及びエラー等の発生情報やジャム回数、コピーカウンタのカウント数であって、該メンテナンス情報は、特定のフォーマットで前記着脱可能な不揮発性メモリに記憶されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記メンテナンス情報は、画像形成装置がコピー動作、プリンタ動作、又はFAX動作等のジョブを実行していない待機状態のときに、前記画像形成装置本体に実装される不揮発性メモリから前記着脱可能な不揮発メモリに送信され記憶されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3記載の発明のいずれか1つにおいて、前記操作部から前記着脱可能な不揮発メモリを取り外すときに、該操作部のタッチパネルLCDに表示されるメンテナンスメニューの中から所定の項目を選択して入力することにより、前記着脱可能な不揮発メモリ内のメンテナンス情報が最新の状態に更新されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4記載の発明のいずれか1つにおいて、前記操作部に装備される脱着可能な不揮発メモリのインターフェイス部分に、ユーザ等の第3者が操作できないように保護カバーを装備したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、サービスマンが必要とするメンテナンス情報を独立した不揮発メモリに記憶することができるので、従来のネットワーク等の通信手段を介さずに、サービスマンが容易にメンテナンス情報を入手でき、メンテナンス情報を持ち帰る等して、メンテナンス情報を特定の画像形成装置毎の記録媒体レベルで管理することができる。
請求項2に記載の発明によれば、メンテナンス情報を特定のフォーマットにより着脱可能な不揮発メモリに記憶できるようにしたので、第3者がこの不揮発性メモリの内容を不正に閲覧することを防止することができる。また、サービスマンがノートPCに前記特定のフォーマットで読み取ることのできるソフトウェアをインストールすることにより、現場で容易に着脱可能な不揮発性メモリ内のメンテナンス情報を閲覧することができる。
請求項3に記載の発明によれば、画像形成装置がコピー動作、プリンタ動作、又はFAX動作等を実施していない待機状態においてのみ、画像形成装置本体の不揮発性メモリから操作部の着脱可能な不揮発性メモリへメンテナンス情報を送信することができるので、画像形成装置本体にかかる負荷を最小限に抑えることができ、高速の通信処理を確保することができる。
請求項4に記載の発明によれば、操作部のタッチパネルLCDからの操作によりメンテナンスメニューにおいて脱着可能な不揮発性メモリの脱着操作ができるので、サービスマンは容易に脱着可能な不揮発性メモリの脱着操作を行うことができ、脱着可能な不揮発性メモリの取り外し時には、常に最新のメンテナンス情報を確実に記憶させることができる。また、このメンテナンスメニューにおいて脱着操作を実施しなければメンテナンス情報は更新されず、また脱着可能な不揮発性メモリを取り付けた場合においても、操作手順を知らなければメンテナンス情報が脱着可能な不揮発性メモリに記憶されることがないため、第3者が脱着可能な不揮発性メモリの脱着を実施した際のメンテナンス情報の漏洩をソフトウェアによって防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、脱着可能な不揮発性メモリのインターフェイス部分が操作部に装備されていることにより、サービスマンが脱着操作と共に脱着可能な不揮発性メモリの脱着作業を容易に実施することができる。また、ユーザ等の第3者が誤って脱着可能な不揮発性メモリを脱着してしまうような事故を防止することができ、ハードウェア的に第3者の脱着可能な不揮発性メモリへの関与を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、メンテナンス情報を特定のフォーマットにより着脱可能な不揮発メモリに記憶できるようにしたので、第3者がこの不揮発性メモリの内容を不正に閲覧することを防止することができる。また、サービスマンがノートPCに前記特定のフォーマットで読み取ることのできるソフトウェアをインストールすることにより、現場で容易に着脱可能な不揮発性メモリ内のメンテナンス情報を閲覧することができる。
請求項3に記載の発明によれば、画像形成装置がコピー動作、プリンタ動作、又はFAX動作等を実施していない待機状態においてのみ、画像形成装置本体の不揮発性メモリから操作部の着脱可能な不揮発性メモリへメンテナンス情報を送信することができるので、画像形成装置本体にかかる負荷を最小限に抑えることができ、高速の通信処理を確保することができる。
請求項4に記載の発明によれば、操作部のタッチパネルLCDからの操作によりメンテナンスメニューにおいて脱着可能な不揮発性メモリの脱着操作ができるので、サービスマンは容易に脱着可能な不揮発性メモリの脱着操作を行うことができ、脱着可能な不揮発性メモリの取り外し時には、常に最新のメンテナンス情報を確実に記憶させることができる。また、このメンテナンスメニューにおいて脱着操作を実施しなければメンテナンス情報は更新されず、また脱着可能な不揮発性メモリを取り付けた場合においても、操作手順を知らなければメンテナンス情報が脱着可能な不揮発性メモリに記憶されることがないため、第3者が脱着可能な不揮発性メモリの脱着を実施した際のメンテナンス情報の漏洩をソフトウェアによって防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、脱着可能な不揮発性メモリのインターフェイス部分が操作部に装備されていることにより、サービスマンが脱着操作と共に脱着可能な不揮発性メモリの脱着作業を容易に実施することができる。また、ユーザ等の第3者が誤って脱着可能な不揮発性メモリを脱着してしまうような事故を防止することができ、ハードウェア的に第3者の脱着可能な不揮発性メモリへの関与を防止することができる。
本発明の一実施形態を図1乃至図8を用いて説明する。
図1は、本実施形態の発明に係る画像形成装置の構成を説明するためのブロック図である。
同図に示すように、この画像形成装置は、画像形成装置本体1と、表示及び操作装置である操作部2と、単原稿を画像形成処理するための圧板、又は複数枚の原稿を画像形成処理する機能を有する自動原稿搬送装置(ADF)3とから基本的に構成されている。
図1は、本実施形態の発明に係る画像形成装置の構成を説明するためのブロック図である。
同図に示すように、この画像形成装置は、画像形成装置本体1と、表示及び操作装置である操作部2と、単原稿を画像形成処理するための圧板、又は複数枚の原稿を画像形成処理する機能を有する自動原稿搬送装置(ADF)3とから基本的に構成されている。
画像形成装置本体1は、コピー実行時に画像を読み取るためにスキャナユニット4と、画像情報を処理するためのイメージプロセッサユニット(IPU)5と、画像データを書き込み、画像を形成させるための書き込みユニット6と、各センサやモータ等の部品制御や画像形成処理を制御するためのエンジンユニット7と、これらを相互に制御し、故障情報等も制御するコントローラユニット8と、コピー実行回数をカウントするためのコピーカウンタ9とから構成されている。
スキャナユニット4は、コンタクトガラス上に載せられた原稿画像の表面を露光ランプにより露光し、反射ミラーを通して縮小し、CCDラインセンサへと結像させる。CCDラインセンサは順次光電変換を行い、光信号を電気信号(デジタル信号)へと変換する。
IPU5は、CCDラインセンサにより電気信号に変換された画像データを処理する。
書き込みユニット6は、IPU5で処理された画像データを半導体レーザ素子からレーザビームとして出力させ、ポリゴンミラー等のミラーを通して感光体に現像する。感光体に現像された画像はコピー用紙に転写され、定着後、コピー用紙は排紙トレイから排紙される。
エンジンユニット7は、各センサやモータ、メカ部品等のI/O制御を行い、書き込みユニット6との間で画像形成処理制御を実施する。
コントローラユニット8は、IPU5と書き込みユニット6とエンジンユニット7等を相互に制御し、故障情報等を操作部2へ表示させる。また、コントローラユニット8は、故障情報等のメンテナンス情報を記憶するための不揮発性メモリ12を有する。
操作部2は、内部メモリを持ったCPU10を有しており、画像形成装置本体1とバスで接続されており、相互にデータを送受信する。更に操作部2には、着脱可能な不揮発メモリ、例えば、メモリカードとのインターフェイスを図るメモリカードインターフェイス11を備えている。メモリカードインターフェイス11はCPU10とバス接続されており、CPU10を通して画像形成装置本体1のコントローラユニット8とデータ送受信可能に構成されている。
IPU5は、CCDラインセンサにより電気信号に変換された画像データを処理する。
書き込みユニット6は、IPU5で処理された画像データを半導体レーザ素子からレーザビームとして出力させ、ポリゴンミラー等のミラーを通して感光体に現像する。感光体に現像された画像はコピー用紙に転写され、定着後、コピー用紙は排紙トレイから排紙される。
エンジンユニット7は、各センサやモータ、メカ部品等のI/O制御を行い、書き込みユニット6との間で画像形成処理制御を実施する。
コントローラユニット8は、IPU5と書き込みユニット6とエンジンユニット7等を相互に制御し、故障情報等を操作部2へ表示させる。また、コントローラユニット8は、故障情報等のメンテナンス情報を記憶するための不揮発性メモリ12を有する。
操作部2は、内部メモリを持ったCPU10を有しており、画像形成装置本体1とバスで接続されており、相互にデータを送受信する。更に操作部2には、着脱可能な不揮発メモリ、例えば、メモリカードとのインターフェイスを図るメモリカードインターフェイス11を備えている。メモリカードインターフェイス11はCPU10とバス接続されており、CPU10を通して画像形成装置本体1のコントローラユニット8とデータ送受信可能に構成されている。
図2は、操作部2の外観を示す図である。
同図に示すように、操作部2は、従来のマルチ・ファンクション・プリンタ機能にメモリカードインターフェイス11を付加したものであり、操作部2は、タッチパネルLCD13、設定確認スイッチ14、リセットスイッチ15、割り込みスイッチ16、試しコピースイッチ17、クリアスイッチ18、スタートスイッチ19、テンキー20、コピー出力モード選択スイッチ21、モード選択スイッチ22、メモリカードカバー23及びメモリカードインターフェイス部24から構成される。
同図に示すように、操作部2は、従来のマルチ・ファンクション・プリンタ機能にメモリカードインターフェイス11を付加したものであり、操作部2は、タッチパネルLCD13、設定確認スイッチ14、リセットスイッチ15、割り込みスイッチ16、試しコピースイッチ17、クリアスイッチ18、スタートスイッチ19、テンキー20、コピー出力モード選択スイッチ21、モード選択スイッチ22、メモリカードカバー23及びメモリカードインターフェイス部24から構成される。
タッチパネルLCD13は、従来の画像形成装置同様、コピーを実行するための各種の設定入力機能及び情報表示機能を有していて、操作ガイダンスや異常時の警報等を表示する。
設定確認スイッチ14は、現状の画像形成装置の設定をタッチパネルLCD13にて確認するためのスイッチである。
リセットスイッチ15は、画像形成装置の各設定をデフォルトに戻すためのスイッチである。
割込みスイッチ16は、実行中の複写を一時中断して他の複写を許容するためのスイッチである。
試しコピースイッチ17は、通常の使用時以外のメンテナンス時等にあらかじめ画像形成装置内に用意されている画像を試しにコピー出力するためのスイッチである。
クリアスイッチ18は、タッチパネルLCD13に表示される設定値をクリアしたり複写動作の中断を行うキーである。
スタートスイッチ19は、複写動作の開始を指示するためのスイッチである。
テンキー20は、タッチパネルLCD13の表示画面における数値を入力するために使用するスイッチである。
コピー出力モード選択スイッチ21は、コピー出力をカラー、白黒、単色又は2色にするかを選択するためのスイッチである。
モード選択スイッチ22は、画像形成装置のモード「コピー」、「プリンタ」、「スキャナ」のいずれかに切換えるためのスイッチである。
メモリカードカバー23は、メモリカードインターフェイス部24をユーザ等の第3者が操作することを防止するための保護カバーである。
メモリカードインターフェイス部24は、サービスマンがメンテナンス時に、メンテナンス情報を記憶したメモリカードを脱着するための外部インターフェイス部である。
設定確認スイッチ14は、現状の画像形成装置の設定をタッチパネルLCD13にて確認するためのスイッチである。
リセットスイッチ15は、画像形成装置の各設定をデフォルトに戻すためのスイッチである。
割込みスイッチ16は、実行中の複写を一時中断して他の複写を許容するためのスイッチである。
試しコピースイッチ17は、通常の使用時以外のメンテナンス時等にあらかじめ画像形成装置内に用意されている画像を試しにコピー出力するためのスイッチである。
クリアスイッチ18は、タッチパネルLCD13に表示される設定値をクリアしたり複写動作の中断を行うキーである。
スタートスイッチ19は、複写動作の開始を指示するためのスイッチである。
テンキー20は、タッチパネルLCD13の表示画面における数値を入力するために使用するスイッチである。
コピー出力モード選択スイッチ21は、コピー出力をカラー、白黒、単色又は2色にするかを選択するためのスイッチである。
モード選択スイッチ22は、画像形成装置のモード「コピー」、「プリンタ」、「スキャナ」のいずれかに切換えるためのスイッチである。
メモリカードカバー23は、メモリカードインターフェイス部24をユーザ等の第3者が操作することを防止するための保護カバーである。
メモリカードインターフェイス部24は、サービスマンがメンテナンス時に、メンテナンス情報を記憶したメモリカードを脱着するための外部インターフェイス部である。
本発明の画像形成装置は、上記のように構成することにより、故障発生情報、JAM検知回数、カウンタのカウント数等のメンテナンス情報を脱着可能な不揮発性メモリ、例えば、メモリカードに記録することができる。
ここで、図3に示すフローチャートを用いて、故障発生情報を脱着可能な不揮発性メモリであるメモリカードへ記憶する方法について説明する。
まず、ユーザがコピー動作を実行(S10)すると、画像形成装置はコピー動作を開始する(S11)。コピー動作実行中に、画像形成装置に故障が発生すると(S12)、コントローラユニット8は、故障情報をユニット内の不揮発性メモリ12に記憶し(S13)、操作部2のタッチパネルLCD13に故障メッセージを表示する(S14)。故障メッセージを確認したユーザ及びサービスマンが、故障状態から画像形成装置を復帰させる(S15)ことにより、画像形成装置は正常状態のスタンバイモードへと状態を遷移する(S16)。スタンバイモードへと状態が遷移した後に、コントローラユニット8は操作部2のCPU10と通信を開始し、コントローラユニット8内の不揮発性メモリ12に記憶した故障情報をバスを通して操作部2へ送信し、CPU10はメモリカードインターフェイス11にセットされたメモリカードに故障情報を記録する。メモリカードへの記録が完了すると、CPU10は記録完了をコントローラユニット8へ知らせ、これを受けた後、画像形成装置は通常のスタンバイモードへ状態を遷移させる(S16)。また、コピー動作実行後、故障が発生しなかった場合、画像形成装置は通常にコピー動作を完了し(S18)、通常のスタンバイモードへと状態を遷移させる(S16)。
ここで、上述のメモリカードに記憶されるメンテナンス情報は、ある特定のフォーマットにより記憶される。そのため、例えば、このフォーマットで読み取れるソフトウェアをノートPCにインストールすることによって、サービスマンは客先でノートPCにてメンテナンス情報を確認することができる。
まず、ユーザがコピー動作を実行(S10)すると、画像形成装置はコピー動作を開始する(S11)。コピー動作実行中に、画像形成装置に故障が発生すると(S12)、コントローラユニット8は、故障情報をユニット内の不揮発性メモリ12に記憶し(S13)、操作部2のタッチパネルLCD13に故障メッセージを表示する(S14)。故障メッセージを確認したユーザ及びサービスマンが、故障状態から画像形成装置を復帰させる(S15)ことにより、画像形成装置は正常状態のスタンバイモードへと状態を遷移する(S16)。スタンバイモードへと状態が遷移した後に、コントローラユニット8は操作部2のCPU10と通信を開始し、コントローラユニット8内の不揮発性メモリ12に記憶した故障情報をバスを通して操作部2へ送信し、CPU10はメモリカードインターフェイス11にセットされたメモリカードに故障情報を記録する。メモリカードへの記録が完了すると、CPU10は記録完了をコントローラユニット8へ知らせ、これを受けた後、画像形成装置は通常のスタンバイモードへ状態を遷移させる(S16)。また、コピー動作実行後、故障が発生しなかった場合、画像形成装置は通常にコピー動作を完了し(S18)、通常のスタンバイモードへと状態を遷移させる(S16)。
ここで、上述のメモリカードに記憶されるメンテナンス情報は、ある特定のフォーマットにより記憶される。そのため、例えば、このフォーマットで読み取れるソフトウェアをノートPCにインストールすることによって、サービスマンは客先でノートPCにてメンテナンス情報を確認することができる。
次に、図4のフローチャート及び図5から図8に示す操作部2のLCDタッチパネル13の表示画面を用いて、メモリカードの脱着方法について説明する。
まず、サービスマンがメモリカードの脱着を行う際には、LCDタッチパネル13を操作してサービスモードへと入る(S20)。サービスモードに入ると、例えば、LCDタッチパネル13には図5に示すようなサービスモード初期画面が表示される。図5に示す画面において、「3.メンテ用メモリカード脱着」を選択した後に「OK」スイッチを押して確定すると(S21)、画像形成装置内のコントローラユニット8はバスを通して操作部2に装備されているメモリカードインターフェイス11にメモリカードが装備されているがどうかを確認する(S22)。メモリカードインターフェイス11にメモリカードが装備されている場合、コントローラユニット8はメモリカード内のメンテナンス情報を最新のものに更新するために、コントローラユニット8内の不揮発性メモリ12からメモリカードへ最新のメンテナンス情報を送信し、記憶させる(S23)。メモリカードのメンテナンス情報更新が完了すると、画像形成装置はメモリカードが脱着可能なモードへと状態を遷移させ(S24)、LCDタッチパネル13は図6に示すような画面へと切り替わり、メモリカードの脱着が可能であることをサービスマンに告知する。このモードにおいて、メモリカードを取り外さずに「キャンセル」スイッチを押すと(S25)、サービスモードの初期状態へと状態は遷移し、タッチパネルLCD13の画面は図5のサービスモード初期画面へと戻る。また、図6の画面が表示されているときにメモリカードインターフェイス11からメモリカードを取り外すと(S25)、CPU10はメモリカードがメモリカードインターフェイス11から取り外されたことを検知して、LCDタッチパネル13の画面に図7に示すようなメモリカードの取り外しが完了した旨をサービスマンに告知するメッセージを数秒間表示(S26)した後、図5に示すサービスモード初期画面へと状態を遷移する。
まず、サービスマンがメモリカードの脱着を行う際には、LCDタッチパネル13を操作してサービスモードへと入る(S20)。サービスモードに入ると、例えば、LCDタッチパネル13には図5に示すようなサービスモード初期画面が表示される。図5に示す画面において、「3.メンテ用メモリカード脱着」を選択した後に「OK」スイッチを押して確定すると(S21)、画像形成装置内のコントローラユニット8はバスを通して操作部2に装備されているメモリカードインターフェイス11にメモリカードが装備されているがどうかを確認する(S22)。メモリカードインターフェイス11にメモリカードが装備されている場合、コントローラユニット8はメモリカード内のメンテナンス情報を最新のものに更新するために、コントローラユニット8内の不揮発性メモリ12からメモリカードへ最新のメンテナンス情報を送信し、記憶させる(S23)。メモリカードのメンテナンス情報更新が完了すると、画像形成装置はメモリカードが脱着可能なモードへと状態を遷移させ(S24)、LCDタッチパネル13は図6に示すような画面へと切り替わり、メモリカードの脱着が可能であることをサービスマンに告知する。このモードにおいて、メモリカードを取り外さずに「キャンセル」スイッチを押すと(S25)、サービスモードの初期状態へと状態は遷移し、タッチパネルLCD13の画面は図5のサービスモード初期画面へと戻る。また、図6の画面が表示されているときにメモリカードインターフェイス11からメモリカードを取り外すと(S25)、CPU10はメモリカードがメモリカードインターフェイス11から取り外されたことを検知して、LCDタッチパネル13の画面に図7に示すようなメモリカードの取り外しが完了した旨をサービスマンに告知するメッセージを数秒間表示(S26)した後、図5に示すサービスモード初期画面へと状態を遷移する。
図5のサービスモード初期画面では、「▲」「▼」スイッチを押すことによってメニュー項目をスクロールさせ、メニュー項目に触れることによりメニューを選択し、「OK」スイッチを押すことにより確定する。また、「戻る」スイッチを押すことによって、画像形成装置は通常のコピー動作待機モードへと状態を遷移する。
図4のフローチャートにおいて、画像形成装置がS22の状態でメモリカードがメモリカードインターフェイス11に装備されていない場合には、画像形成装置の状態はメモリカード脱着可能モード(S24)へと遷移して、LCDタッチパネル13は図6の画面を表示させる。このモードにて、メモリカードインターフェイス11にメモリカードを取り付ける(S25)とCPU10はメモリカードがメモリカードインターフェイス11に取り付けられたことを検知して、LCDタッチパネル13の画面に図8に示すようなメモリカードの認識が完了した旨をサービスマンに告知するメッセージを数秒間表示(S26)した後、図5のサービスモード初期画面へと状態遷移する。
なお、図4の「メモリカード脱着可能画面」(S24)以外のモードにおいて、メモリカードの取り外しを実施するとメモリカード内のメンテナンス情報は最新の状態には更新されない。また、このモード以外において、メモリカードの取り付けを実施すると、CPU10はメモリカード取り付け後に、再度、図5のサービスモード初期画面(S20)へ状態が遷移するまではメモリカードを認識しないため、メモリカードの脱着方法を把握していない人がメモリカードを取り付けてもメモリカードにメンテナンス情報は記録されない。
本発明の画像形成装置は、ユーザ等の第3者が誤ってメモリカードを脱着することのないようにメカ構造においても、例えば、図2に示すようなメモリカードカバー23を設けることによって、操作部2のメモリカードインターフェイス24部を保護するように構成されている。
1・・・画像形成装置本体、2・・・操作部、3・・・圧板及び自動原稿搬送装置、4・・・スキャナユニット、5・・・イメージプロセッサユニット(IPU)、6・・・書き込みユニット、7・・・エンジンユニット、8・・・コントローラユニット、9・・・コピーカウンタ、10・・・CPU、11・・・メモリカードインターフェイス、12・・・不揮発性メモリ、13・・・タッチパネルLCD、14・・・設定確認スイッチ、15・・・リセットスイッチ、16・・・割込みスイッチ、17・・・試しコピースイッチ、18・・・クリアスイッチ、19・・・スタートスイッチ、20・・・テンキー、21・・・コピー出力モード選択スイッチ、22・・・モード選択スイッチ、23・・・メモリカードカバー、24・・・メモリカードインターフェイス部。
Claims (5)
- 画像形成装置本体に実装される少なくともメンテナンス情報を記憶する不揮発性メモリとは独立して、操作部にサービスマンが必要とするメンテナンス情報を記憶する着脱可能な不揮発メモリを備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 前記メンテナンス情報が、故障及びエラー等の発生情報やジャム回数、コピーカウンタのカウント数であって、該メンテナンス情報は、特定のフォーマットで前記着脱可能な不揮発性メモリに記憶されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記メンテナンス情報は、画像形成装置がコピー動作、プリンタ動作、又はFAX動作等のジョブを実行していない待機状態のときに、前記画像形成装置本体に実装される不揮発性メモリから前記着脱可能な不揮発メモリに送信され記憶されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記操作部から前記着脱可能な不揮発メモリを取り外すときに、該操作部のタッチパネルLCDに表示されるメンテナンスメニューの中から所定の項目を選択して入力することにより、前記着脱可能な不揮発メモリ内のメンテナンス情報が最新の状態に更新されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つの請求項に記載の画像形成装置。
- 前記操作部に装備される脱着可能な不揮発メモリのインターフェイス部分に、ユーザ等の第3者が操作できないように保護カバーを装備したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つの請求項に記載の画像形成装置。
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010050564A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置及びデータ出力方法 |
JP2010050917A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-03-04 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置及び画像形成システム |
JP2011028226A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-02-10 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2018019289A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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- 2005-03-16 JP JP2005075694A patent/JP2006256056A/ja active Pending
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US10983742B2 (en) | 2019-02-27 | 2021-04-20 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus having items related to function control |
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