JP2006251229A - 液晶シャッター、およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製品の信頼性を向上させることができる液晶シャッター、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 液晶シャッター2は、粒径の異なる2種類のスペーサ17a、17bを用いている。第1、第2スペーサ17a、17bは、球径をR、r、標準偏差をσR、σr、液晶層18の許容つぶれ量をPとして、r<R−σR−σr−Pを満たすように形成される。第1、第2スペーサ17a、17bは、散布密度をD、d、液晶層18が封入されるセルの開口寸法をx×y、液晶シャッター2自体の開閉時要求コントラストをCとして、[{π×D×(R2/2)+π×d×(r2/2)}/x×y]<1/10Cを満たすように散布される。通常のサイズの大きなスペーサの密度を増やさずに液晶層に確実に内部応力が加わった状態にして、低温時には、サイズの小さい第2スペーサ17bによって歪みが制限される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一対の基板間に球状のスペーサを介して液晶層が封入された液晶シャッター、およびその製造方法に関する。
最近、赤外線通信機能を有するカメラ付き携帯電話から送信される画像をプリントする簡易プリンタが発売されている。このような簡易プリンタには、プリントエンジンとして、光源からの光を感光材料へ露光するための液晶シャッターが搭載されている。この液晶シャッターは、一対の基板間に球状のスペーサを介して液晶層が封入された構造を有する。
上記のような液晶シャッターの製造方法としては、液晶層の封入後、一対の基板を加圧して所定の間隔を得る際に、液晶層が封入されるセルを一対の基板とともに形成するシール材と、液晶層との熱収縮率の違いに起因する歪みが生じ、これによって基板の間隔が面内でばらつくことを防ぐために、スペーサの応力と釣り合う加圧力に到達するまで、段階的に加圧力を上げていく方法が提案されている(特許文献1参照)。
また、基板上に電極パターンを形成する際の製造コストを低減させるために、液晶の画素以外の領域からの光漏れを防ぐための遮光マスク、および電極パターンを構成する電極被膜を、有機金ペーストを必要部分にのみ印刷・焼成することにより形成する方法が提案されている(特許文献2参照)。
特開平5−11229号公報 特開2003−228054号公報
ところで、上記のようにして製造された液晶シャッターを、劣化加速環境下、例えば−20℃〜60℃の温度サイクルに放置しておくと、熱膨張または収縮によって液晶層内に気泡が発生し、この気泡が発生した部分が画素欠陥となることが明らかになっている。さらに、このような液晶シャッターの動作速度を高速化するために、基板の間隔を小さくする場合は、この熱歪みによる特性変化がより深刻になることが分かっている。このため、屋外に持ち出して使用することがある上記の簡易プリンタなどに従来の液晶シャッターを用いた場合、製品の信頼性を著しく低下させるおそれがあった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、製品の信頼性を向上させることができる液晶シャッター、およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、一対の基板間に球状のスペーサを介して液晶層が封入された液晶シャッターにおいて、サイズの異なる少なくとも2種類のスペーサを用いたことを特徴とする。
なお、前記少なくとも2種類のスペーサのうち、最大サイズのスペーサの球径をR、他のスペーサの球径をr、これらの標準偏差をσR、σr、前記液晶層の許容つぶれ量をPとして、r<R−σR−σr−Pを満たすことが好ましい。また、前記少なくとも2種類のスペーサのうち、最大サイズのスペーサの散布密度をD、他のスペーサの散布密度をd、前記液晶層が封入されるセルの開口寸法をx×y、液晶シャッター自体の開閉時要求コントラストをCとして、[{π×D×(R2/2)+π×d×(r2/2)}/x×y]<1/10Cを満たすことが好ましい。
また、本発明は、一対の基板間に球状のスペーサを介して液晶層が封入された液晶シャッターにおいて、前記スペーサの球径をR、前記液晶層が封入されるセルを前記一対の基板とともに形成するシール材の高さをH、これらの標準偏差をσR、σH、前記シール材の許容つぶれ量をQとして、R<H−σR−σH−Qを満たしたことを特徴とする。
また、本発明は、一対の基板間に球状のスペーサを介して液晶層が封入された液晶シャッターの製造方法において、前記液晶層を配向させるための配向膜上に、球径の異なる少なくとも2種類のスペーサを個別に散布する工程を備えたことを特徴とする。なお、球径の小さいスペーサから順に前記散布を行うことが好ましい。
なお、前記少なくとも2種類のスペーサのうち、最大サイズのスペーサの球径をR、他のスペーサの球径をr、これらの標準偏差をσR、σr、前記液晶層の許容つぶれ量をPとして、r<R−σR−σr−Pとなるようにすることが好ましい。また、前記少なくとも2種類のスペーサのうち、最大サイズのスペーサの散布密度をD、他のスペーサの散布密度をd、前記液晶層が封入されるセルの開口寸法をx×y、液晶シャッター自体の開閉時要求コントラストをCとして、[{π×D×(R2/2)+π×d×(r2/2)}/x×y]<1/10Cとなるようにすることが好ましい。
また、本発明は、一対の基板間に球状のスペーサを介して液晶層が封入された液晶シャッターの製造方法において、前記液晶層が封入されるセルを前記一対の基板とともに形成するシール材を設ける工程を備え、前記シール材の高さHを、前記スペーサの球径をR、これらの標準偏差をσH、σR、前記シール材の許容つぶれ量をQとして、R<H−σR−σH−Qとなるようにしたことを特徴とする。
本発明の液晶シャッター、およびその製造方法によれば、サイズの異なる少なくとも2種類のスペーサを用いたので、通常のサイズの大きなスペーサの密度を増やさずに液晶層に確実に内部応力が加わった状態にして、且つ特に低温時には、サイズの小さいスペーサによって凹む方向の歪みが制限される。したがって、熱膨張または収縮によって液晶層内に気泡が発生することが防がれ、製品の信頼性を向上させることができる。
図1において、本発明を適用した液晶シャッター2を構成する第1ガラス基板10aには、ITO(Indium Tin Oxide)からなる共通電極11aが形成されており、この共通電極11aには、金膜からなる遮光マスク12が形成されている。第2ガラス基板10bには、ITOからなる個別電極11bが形成されている。共通電極11aおよび個別電極11bは、光が透過できるような薄さの膜となっている。第1、第2ガラス基板10a、10bの各電極11a、11bが形成された面と対向する面には、第1、第2偏光板13a、13bが貼り付けられている。
共通電極11aおよび遮光マスク12、個別電極11bには、これらを覆うように、SiO2からなる第1、第2絶縁膜14a、14bがそれぞれ形成されている。第1、第2絶縁膜14a、14bには、ポリイミドからなる第1、第2配向膜15a、15bが形成されている。
第1、第2ガラス基板10a、10bは、熱硬化性エポキシ樹脂からなるシール材16によって貼り合わされている。これら第1、第2ガラス基板10a、10b、およびシール材16により形成されるセル内には、球径の異なるガラス球からなる2種類のスペーサ(第1、第2スペーサ)17a、17bを介して、液晶層18が封入されている。
図2に示すように、第1、第2スペーサ17a、17bは、これらの球径をそれぞれR、r、これらの標準偏差をσR、σr、液晶層18の許容つぶれ量をPとして、
r<R−σR−σr−P ・・・式(1)
を満たすように形成されている。具体的には、例えば、R=1.6μm、r=1.3μm、σ=±0.5%〜±5%となっている。
また、第1、第2スペーサ17a、17bは、これらの散布密度をそれぞれD、d、液晶層が封入されるセルの開口寸法をx×y、液晶シャッター自体の開閉時要求コントラストをCとして、
[{π×D×(R2/2)+π×d×(r2/2)}/x×y]<1/10C ・・・式(2)
を満たすように第2配向膜15b上に散布される。具体的には、D+d=100〜300個/mm2となっている。なお、ここでいうコントラストCとは、液晶シャッター開閉時の透過光量をそれぞれP0、PCとして、lnP0/PCで表される。
第2ガラス基板10bの片側は、第1ガラス基板10aよりも突き出た延設部となっている。この延設部には、共通電極11aおよび個別電極11bを接続する、ITOからなる電極パターン19が形成されており、この電極パターン19に沿うように金膜20が形成されている。金膜20には、信号ケーブル21が接続され、液晶駆動IC22が実装されている。液晶層18は、この液晶駆動IC22から個別電極11bを経由して入力される入力信号に基づいて駆動される。
次に、上記構成を有する液晶シャッター2の製造方法について、図3〜図7を参照して説明する。まず、図3(A)に示すように、蒸着法あるいはスパッタリング法により、第1、第2ガラス基板10a、10bとなるガラス基板30の全面に、共通電極11aまたは個別電極11bとなるITO膜31を成膜する。ここで、ガラス基板30は、数個〜数十個分の液晶シャッター2の元となる素子を切り出すことができるように、紙面垂直方向に長くなった矩形状となっている。なお、ガラス基板30としては、ITO膜31が予め成膜された市販品を用いてもよい。
次に、(B)に示すように、ITO膜31の上面のうち、遮光マスク12および金膜20が形成される部分にのみ、印刷法により有機金ペーストを部分印刷してこれを乾燥させた後、焼成・清面研磨して金膜32を形成する。なお、このときの焼成温度は、有機金ペーストのガラス転移点以下(600℃程度)を上限とする。
続いて、(C)に示すように、ITO膜31および金膜32が形成されたガラス基板30の全面に、ポジ型のフォトレジスト膜33をスクリーン印刷する。このフォトレジスト膜33は、光照射により分解し、分解された部分は現像液に可溶して除去される特性を有する。
フォトレジスト膜33の形成後、(D)に示すように、フォトレジスト膜33の上に、遮光マスク12の像34aおよび電極パターン19の像34bが形成されたポジ型のフォトマスク34を被せ、その上面から紫外線35を照射する。フォトマスク34は、遮光マスク12の像34aおよび電極パターン19の像34bの部分は透明、それ以外の部分は不透明となっている。
紫外線照射後、ガラス基板30を現像液に浸して、フォトマスク34を介して紫外線35に感光したフォトレジスト膜33を除去し、所定の温度下でポストベークを行う。なお、ポジ型ではなく、ネガ型のフォトレジスト膜およびフォトマスクを用いてもよい。
次に、図4(E)に示すように、ポストベークが終了したガラス基板30を金属用のエッチング液に浸し、表面に露出している金膜32をエッチング処理した後、(F)に示すように、ローラ36を用いて表面に付着した金膜32の残渣を取り除く。
残渣処理後、(G)に示すように、遮光マスク12が形成される部分にのみ、レジスト膜37をスクリーン印刷し、(H)に示すように、ガラス基板30をITO用のエッチング液に浸し、レジスト膜37で覆われた部分を残して、表面に露出しているITO膜31をエッチング処理する。
続いて、図5(I)に示すように、フォトレジスト膜33およびレジスト膜37を剥離して清面研磨を施す。これにより、共通電極11aおよび遮光マスク12、個別電極11b、並びに電極パターン19および金膜20が、1枚のガラス基板30上に形成されることとなる。
次に、(J)に示すように、共通電極11aおよび遮光マスク12、個別電極11b上に、第1、第2絶縁膜14a、14bをそれぞれスクリーン印刷・焼成して形成する。そして、(K)に示すように、第1、第2絶縁膜14a、14b上に、第1、第2配向膜15a、15bをそれぞれスクリーン印刷・焼成して形成し、ラビング布により表面にラビング処理を施す。続いて、(L)に示すように、ガラス基板30の個別電極11bが形成された側に、シール材16をスクリーン印刷して形成する。
シール材16の形成後、図6(M)に示すように、粒径R、rが式(1)を満たすように形成された第1、第2スペーサ17a、17bを、その散布密度D、dが式(2)を満たすように、第1、第2配向膜15a、15b上に個別に散布する。なお、この際、球径の小さい第2スペーサ17bから散布を行う。
次に、(N)に示すように、共通電極11aと個別電極11bとが対向するように正確に位置決めを行って、(A)〜(M)に示す工程を経て同様にして製造した2枚のガラス基板30を、シール材16を用いて貼り合わせる。そして、(O)に示すように、両ガラス基板30の所定位置にスクライブラインを引き、このスクライブラインに沿ってガラス基板30を2列に分断する。
次いで、図7(P)に示すように、セルに穿たれた図示しない注入口から液晶を注入し、液晶層18を形成する。液晶層18を形成した後は、注入口を紫外線硬化型の樹脂で塞ぎ、紫外線を照射して樹脂を硬化させ、ガラス基板30のエッジを面取りする。そして、液晶層18の配向検査を行い、再びガラス基板30の所定位置にスクライブラインを引いて、紙面垂直方向に連なった素子を製品サイズに分断する。
次いで、製品サイズに分断された素子の第1、第2ガラス基板10a、10bの表面に付着したガラス屑やガラス粉を取り除いた後、(Q)に示すように、第1、第2ガラス基板10a、10bに偏光板13a、13bを貼り付ける。そして、金膜20に信号ケーブル21を接続し、液晶駆動IC22を実装して図1に示す状態とし、これに外観・駆動検査を施して、液晶シャッター2の製造工程を終了する。
以上詳細に説明したように、粒径の異なる第1、第2スペーサ17a、17bを用いて液晶シャッター2を製造したので、通常のサイズの大きなスペーサの密度を増やさずに液晶層18に確実に内部応力が加わった状態にして、且つ特に低温時には、サイズの小さい第2スペーサ17bによって歪みが制限される。したがって、熱膨張または収縮によって液晶層内に気泡が発生することが防がれ、製品の信頼性を向上させることができる。
上記実施形態では、2種類のスペーサ17a、17bを用いた例を挙げて説明したが、液晶シャッターの仕様に応じて、スペーサを2種類以上としてもよい。また、スペーサを1種類とし、シール材の高さをH、スペーサの球径をR、これらの標準偏差をσH、σR、シール材の許容つぶれ量をQとして、
R<H−σR−σH−Q
となるようにシール材を形成すれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施形態では、液晶駆動IC22を第2ガラス基板10bの延設部に実装した、いわゆるCOG(Chip On Glass)方式の液晶シャッター2について説明したが、本発明はこれに限らず、COG方式以外の方式、例えば液晶駆動ICをフレキシブルケーブル上に実装したCOF(Chip On Film)方式や、TAB(Tape Automated Bonding)方式を採用した液晶シャッターについても適用可能である。
また、上記実施形態で挙げた具体的な数値、および材料は一例であり、本発明を特に限定するものではない。
本発明を適用した液晶シャッターの構成を示す断面図である。 スペーサの粒径に対する個数の分布を示すグラフである。 液晶シャッターの製造工程を示す図であり、(A)は、ガラス基板上にITO膜を成膜する工程、(B)は、ITO膜上に金膜を形成する工程、(C)は、ガラス基板上にフォトレジスト膜を形成する工程、(D)は、フォトマスクを用いてフォトレジスト膜に紫外線を照射する工程をそれぞれ示す。 液晶シャッターの製造工程を示す図であり、(E)は、金膜をエッチングする工程、(F)は、金膜の残渣を取り除く工程、(G)は、レジスト膜を形成する工程、(H)は、ITO膜をエッチングする工程をそれぞれ示す。 液晶シャッターの製造工程を示す図であり、(I)は、フォトレジスト膜およびレジスト膜を剥離して清面研磨をする工程、(J)は、第1、第2絶縁膜を形成する工程、(K)は、第1、第2配向膜を形成する工程、(L)は、シール材を形成する工程をそれぞれ示す。 液晶シャッターの製造工程を示す図であり、(M)は、第1、第2配向膜上に第1、第2スペーサを散布する工程、(N)は、ガラス基板を貼り合わせる工程、(O)は、ガラス基板をスクライブおよび分断する工程をそれぞれ示す。 液晶シャッターの製造工程を示す図であり、(P)は、液晶層を形成する工程、(Q)は、第1、第2偏光板を貼り付ける工程をそれぞれ示す。
符号の説明
2 液晶シャッター
10a、10b 第1、第2ガラス基板
11a、11b 共通電極、個別電極
15a、15b 第1、第2配向膜
16 シール材
17a、17b 第1、第2スペーサ
18 液晶層

Claims (9)

  1. 一対の基板間に球状のスペーサを介して液晶層が封入された液晶シャッターにおいて、
    サイズの異なる少なくとも2種類のスペーサを用いたことを特徴とする液晶シャッター。
  2. 前記少なくとも2種類のスペーサのうち、最大サイズのスペーサの球径をR、他のスペーサの球径をr、これらの標準偏差をσR、σr、前記液晶層の許容つぶれ量をPとして、
    r<R−σR−σr−P
    を満たしたことを特徴とする請求項1に記載の液晶シャッター。
  3. 前記少なくとも2種類のスペーサのうち、最大サイズのスペーサの散布密度をD、他のスペーサの散布密度をd、前記液晶層が封入されるセルの開口寸法をx×y、液晶シャッター自体の開閉時要求コントラストをCとして、
    [{π×D×(R2/2)+π×d×(r2/2)}/x×y]<1/10C
    を満たしたことを特徴とする請求項1または2に記載の液晶シャッター。
  4. 一対の基板間に球状のスペーサを介して液晶層が封入された液晶シャッターにおいて、
    前記スペーサの球径をR、前記液晶層が封入されるセルを前記一対の基板とともに形成するシール材の高さをH、これらの標準偏差をσR、σH、前記シール材の許容つぶれ量をQとして、
    R<H−σR−σH−Q
    を満たしたことを特徴とする液晶シャッター。
  5. 一対の基板間に球状のスペーサを介して液晶層が封入された液晶シャッターの製造方法において、
    前記液晶層を配向させるための配向膜上に、球径の異なる少なくとも2種類のスペーサを個別に散布する工程を備えたことを特徴とする液晶シャッターの製造方法。
  6. 球径の小さいスペーサから順に前記散布を行うことを特徴とする請求項5に記載の液晶シャッターの製造方法。
  7. 前記少なくとも2種類のスペーサのうち、最大サイズのスペーサの球径をR、他のスペーサの球径をr、これらの標準偏差をσR、σr、前記液晶層の許容つぶれ量をPとして、
    r<R−σR−σr−P
    となるようにしたことを特徴とする請求項5または6に記載の液晶シャッターの製造方法。
  8. 前記少なくとも2種類のスペーサのうち、最大サイズのスペーサの散布密度をD、他のスペーサの散布密度をd、前記液晶層が封入されるセルの開口寸法をx×y、液晶シャッター自体の開閉時要求コントラストをCとして、
    [{π×D×(R2/2)+π×d×(r2/2)}/x×y]<1/10C
    となるようにしたことを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の液晶シャッターの製造方法。
  9. 一対の基板間に球状のスペーサを介して液晶層が封入された液晶シャッターの製造方法において、
    前記液晶層が封入されるセルを前記一対の基板とともに形成するシール材を設ける工程を備え、
    前記シール材の高さHを、前記スペーサの球径をR、これらの標準偏差をσH、σR、前記シール材の許容つぶれ量をQとして、
    R<H−σR−σH−Q
    となるようにしたことを特徴とする液晶シャッターの製造方法。
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