JP2006250292A - 二輪車等のフロントフォーク - Google Patents

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Abstract

【課題】 アウタチューブの先端部内周にオイルシール部とダストシール部を一体に形成したオイルシールを係止リングにて固定したフロントフォークにおいて、アウタチューブの先端部内周とオイルシールのダストシール部の外周との間に、水、ダストが溜まり、アウタチューブ11の先端部の内周に腐食等が発生することを防止すること。
【解決手段】 アウタチューブ11の先端部の内周に、オイルシール部20Bとダストシール部20Cを一体に形成したオイルシール20を係止リング16にて固定した二輪車等のフロントフォーク10において、環状取付部31Aとカバー部31Bからなるダストカバー31をアウタチューブ11の先端部の内周に嵌着するとともに、オイルシール20の上端面にシールリップ24を一体に形成し、シールリップ24をダストカバー31のカバー部31Bの下面に密接させたもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は自動二輪車、自動三輪車、自転車等のフロントフォークに関し、特にダストシール部を一体に形成したオイルシールの固定構造に関する。
特許文献1の第4図には、ボトムケース102の上端部のオリフィスケース部102aの内周端にダストシール103が嵌合固定されている。また、その内側にオイルシール106が装填されており、オイルシールケース部102aの内周に形成された凹溝102cにスナップリング107を嵌め込むことで固定している。ダストシール103とオイルシール106は、それぞれ別体の2部品から形成されている。このように、オイルシールとダストシールを別体に形成した場合、部品点数が2つとなることから、部品コストが割高となること、組付工数が2倍になること、オイルシールとダストシールの同芯度が得られ難いこと等の問題がある。
このような問題を解決するために、特許文献2にはオイルシール部3とダストシール部5aを一体に形成したオイルシールSが開示され、オイルシールSをオートバイに装着した場合が開示され、オイルシールSをアウタチューブ2の上端部に圧入し、ダストシール部5の上端部においてサークリップ4によって固定している(図7)。
特開平9-287665 特開昭57-37156
しかしながら、特許文献2に記載のものでは、以下の問題がある。
オイルシールと別体のダストシールをアウタチューブの上端部の内周に圧入しない場合でも、依然として、アウタチューブの上端部の内周には、サークリップ4を用いてオイルシールの抜け止めをしている。そのために、アウタチューブ2の上端部の内周には、環状溝を含めた軸方向の長さLが必要となる(図7)。その結果、長さL部分に相当するアウタチューブの上端部内周とダストシール部5の外周面との間に、断面逆三角形状の環状溝Gが生じる。
この環状溝G内に水、ダストが溜まると、アウタチューブの上端部の内周に耐食塗装等の表面処理が施されていない場合には、特に腐食等の問題が発生する。
本発明の課題は、アウタチューブの先端部の内周に、ダストシール部を一体に形成したオイルシールを嵌着し、オイルシールを係止リングにて固定したフロントフォークにおいて、アウタチューブの先端部内周とオイルシールのダストシール部の外周との間に、水、ダストが溜まり、アウタチューブの先端部の内周に腐食等が発生することを防止することにある。
請求項1の発明は、アウタチューブ内にインナチューブを摺動自在に挿入し、アウタチューブの先端部の内周に形成したオイルシールケース部内に、オイルシール部とダストシール部とを一体に形成したオイルシールを嵌着し、オイルシールケース部の内周にオイルシールの抜け止め用の係止リングを嵌着した二輪車等のフロントフォークにおいて、環状取付部と、環状取付部の先端の内周に一体に形成されたカバー部からなるダストカバーをアウタチューブの先端部の外周に嵌着するとともに、オイルシールの軸方向の外側面にシールリップを一体に形成し、シールリップをダストカバーのカバー部に密接させて、シールリップとオイルシールケース部の内周との間に形成される空間を外部に対して密封するものである。
請求項2の発明は、車輪側のアウタチューブ内に車体側のインナチューブを摺動自在に挿入し、アウタチューブの先端部の内周に形成したオイルシールケース部内に、オイルシール部とダストシール部とを一体に形成したオイルシールを嵌着し、オイルシールケース部の内周にオイルシールの抜け止め用の係止リングを嵌着した二輪車等の正立型フロントフォークにおいて、環状取付部と、環状取付部の先端の内周に一体に形成されたカバー部と、カバー部に一体に形成され、インナチューブの前面を覆う保護カバー部とからなるダストカバーをアウタチューブの先端部の外周に嵌着するとともに、オイルシールの軸方向の外側面にシールリップを一体に形成し、シールリップをダストカバーのカバー部に密接させて、シールリップとオイルシールケース部の内周との間に形成される空間を外部に対して密封するものである。
(請求項1)
(a)環状取付部と環状取付部の先端の内周に一体に形成されたカバー部からなるダストカバーをアウタチューブの先端部の内周に形成したオイルシールケース部の外周に嵌着するとともに、オイルシールの軸方向の外側面にシールリップを一体に形成し、シールリップをダストカバーのカバー部の軸方向の内側面に密接した。その結果、オイルシールケース部の内周とオイルシールのダストシール部の外周との間の空間に、水、ダストが溜まることがない。従って、オイルシールケース部の内周に腐食等が発生することを防止することができる。
(請求項2)
(b)二輪車等の正立型フロントフォークにおいて、環状取付部と、環状取付部の先端の内周に一体に形成されたカバー部と、カバー部に一体に形成され、インナチューブの前面を覆う保護カバー部とからなるダストカバーをアウタチューブの先端部の外周に嵌着するとともに、オイルシールの軸方向の外側面にシールリップを一体に形成し、シールリップをダストカバーのカバー部に密接させた。その結果、保護カバー部がインナチューブの前面に小石等の飛来物が当たり、インナチューブに疵がつくことを防止することができる。従って、オイル漏れの削減を図ることができる。また、部品点数の増加を招くことなく上記(a)の効果を得ることができる。
図1は実施例1のフロントフォークの要部を示す半裁断面図、図2は図1のフロントフォークの要部の拡大断面図、図3はダストシールの断面図、図4は係止リングの上面図、図5は実施例2の正立型フロントフォークの要部を示す半裁断面図、図6は実施例2のダストカバーを示し、(A)は側面図、(B)は正面図、図7は従来例を説明する断面図である。
(実施例1)
自動二輪車等の正立型フロントフォーク10は、図1に示す如く、車体側のアウタチューブ11内に車輪側のインナチューブ12が摺動自在に挿入される。アウタチューブ11の上端部の内周に形成された環状溝13に嵌着された上部ブッシュ14がインナチューブ12を摺動自在にガイドするともに、インナチューブ12の先端部の外周に嵌着した不図示のスライドブッシュがアウタチューブ11の内周に摺接する。アウタチューブ11の上端部の内周には、後述するオイルシール20が嵌着されるともに、上端部には後述するダストカバー31が嵌着される。
アウタチューブ11は車軸ブラケットを介して車軸に結合され、インナチューブ12は不図示のアッパ及びロアのブラケットを介して車体側に支持される。11Cはフェンダー取付用のステーである。
アウタチューブ11とインナチューブ12の間には懸架スプリング32が介装され、懸架スプリング32はアウタチューブ11とインナチューブ12を伸張方向に付勢している。アウタチューブ11とインナチューブ12内の下部に不図示の油室が設けられ、上部に不図示の気体室が設けられる。懸架スプリング32と気体室の気体ばねが、車両が路面から受ける衝撃力を吸収する。
アウタチューブ11とインナチューブ12内には、不図示の減衰力発生装置が設けられる。減衰力発生装置が発生する減衰力により、懸架スプリング32と気体ばねによる衝撃力の吸収に伴うアウタチューブ11とインナチューブ12の伸縮振動を制振する。
しかるに、アウタチューブ11の上端部の外周は大径に形成され、上端部の内周にオイルシールケース部11Bが形成される。オイルシールケース部11Bの内径は、上部ブッシュ14の環状溝13の内径より大径に形成される。オイルシールケース部11Bの底部には、環状のシールスペーサ30が載置され、環状のシールスペーサ30の内周縁部は上記上部ブッシュ14の上端面上に、上部ブッシュ14に隣接して設けられている。環状のシールスペーサ30は、分解時に上部ブッシュ14が上記オイルシール20の径方向内側に一体に形成されたオイルシールリップ25に直接当たることを阻止して、オイルシール部20Bが損傷することを防止するものである。
シールスペーサ30の上部に、上記オイルシール20がオイルシールケース部11Bの内周に圧入により嵌着される。シールスペーサ30とオイルシール20の間の隙間は寸法公差によるものである。オイルシールケース部11Bの内周に形成された環状溝15内に係止リング16が嵌着される。係止リング16は、図4に示すように、内側に円弧状に突出する4つの係止部16Aを等間隔に有するC字状のリングからなる。係止リング16はオイルシール20の上端面に当接して、オイルシール20の軸方向の上方への抜け止めをなす。
オイルシール20は、図3に示すように、ゴム等の弾性材料からなり、概ね環状体をなし、内部に金属製の補強環33を一体に埋設成形している。オイルシール20は、筒状の本体部20Aと本体部20Aの軸方向の略中間部の内周に一体に形成されたオイルシール部20Bと、オイルシール部20Bの上側に、本体部20Aの上端部内周に一体に形成されたダストシール部20Cからなる。オイルシール部20Bは本体部20Aの内側に位置し、ダストシール部20Cは径方向内側に傾斜しつつ、上方(軸方向外側)に突出している。
オイルシール部20Bの先端部は上下に分岐して、下側(軸方向内側)にオイルシールリップ25が形成され、上側(軸方向外側)にサブダストシールリップ26がそれぞれ一体に形成される。オイルシールリップ25は、更に下側のメインリップ部25Aと上側のサブリップ部25Bからなる。メインリップ部25Aとサブリップ部25Bの先端部の形状は、それぞれ同一であるが、メインリップ部25Aの内径はサブリップ部25Bの内径より小径に形成され、メインリップ部25Aの外周の環状溝内にガータースプリング21が装着されている。その結果、メインリップ部25Aはサブリップ部25Bより大きな緊迫力を有している。
ダストシール部20Cの先端部にはメインダストシールリップ27が一体に形成される。メインダストシールリップ27と上記オイルシール部20Bのサブダストシールリップ26の先端部の形状は同一であるが、メインダストシールリップ27の内径はサブダストシールリップ26の内径より小径に形成され、メインダストシールリップ27の外周の環状溝内には、ガータースプリング22が装着されている。その結果、メインダストシールリップ27はサブダストシールリップ26より大きな緊迫力を有している。
上記金属製の補強環33は環状部33Aと、環状部33Aの上端からU字状に折り返された折り返し部33Bと、折り返し部の先端に半径方向内側に水平に折り曲げられた支持部33Cからなる。
オイルシール20の上記筒状本体部20A内に、上記補強環33の環状部33Aが一体に埋設成形され、オイルシール部20Bの基部25Cに上記補強環33の支持部33Cが一体に埋設成形される。補強環33は軸方向と半径方向に加わる圧縮力に対する形態保持性を良好にする。
図2に示すように、オイルシール20がオイルシールケース部11B内に嵌着された状態では、筒状の本体部20Aの外周がオイルシールケース部11Bの内周に密接して、上記上部ブッシュ14の内周とインナチューブ12の外周との間を通って、オイルシール20の下部に浸出する作動油を密封する。
上記オイルシール25のメインリップ部25Aとサブリップ部25Bは、それぞれインナチューブ12の外周に密接して、インナチューブ12の外周に付着した作動油を掻き落とし、フロントフォーク10内の作動油が外部に漏出することを防止している。
上記ダストシール部20Cのメインダストシールリップ27とオイルシール20の先端のサブダストシールリップ26はインナチューブ12の外周に密接して外部からフロントフォーク10内に、水、ダスト等が侵入することを防止している。
オイルシール20の筒状の本体部20Aの上端面上に、図3に示すように、ダストシール部20Cの基部28の径方向の外側に隣接して、シールリップ24が一体に形成される。シールリップ24は径方向外側に傾斜しつつ上方(軸方向外側)に突出し、ダストシール部20Cの先端のメインダストシールリップ27の先端面より高い長さに形成される。図2に示すように、オイルシール20がオイルシールケース部11B内に嵌着された状態で、メインダストシールリップ27はアウタチューブ11の上端面と略同一の高さとなるように形成されている。
アウタチューブ11の先端部の外周にはダストカバー31が嵌着される。ダストカバー31は合成樹脂等からなり、環状取付部31Aとこの環状取付部31Aの先端の内周に一体に形成されたカバー部31Bとからなる。環状取付部31Aはアウタチューブ11の上端部の外周に圧入により嵌着され、カバー部31Bの外周基部31Cはアウタチューブ11の上端面に当接し、内周縁部31Dは水平に延設してオイルシールケース部11Bの開口部を覆う。カバー部31Bの内周縁部とインナチューブ12の外周との間には環状隙間Cが設けられ、この環状隙間Cに上記ダストシール部20Cの先端のメインダストシールリップ27が臨んでいる。シールリップ24の径方向内側面は環状隙間Cを介して外部に開放している。
尚、シールリップ24をダストシール部20Cの基部28の外周部に一体に形成しても良い。つまり、シールリップ24はオイルシール20の軸方向の外側面であれば良い。
図2に示すように、オイルシール20がオイルシールケース部11B内に嵌着された状態では、シールリップ24の先端部はダストカバー31のカバー部31Bの下面(軸方向の内側面)に密接する。
シールリップ24はカバー部31Bの下面に密接して、シールリップ24の径方向外周と上記オイルシールケース部11Bの内周との間に区画される空間Sを外部に対して密封する。その結果、シールリップ24の外周面とオイルシールケース部11Bの内周との間に形成される空間S内に、外部から水、ダスト等が侵入することを防止して、水、ダスト等により、オイルシールケース部11Bの内周面が腐食することを防止する。
尚、シールリップ24とオイルシールケース部11Bの内周に形成される空間Sを外部に対して密封するものであれば、上記シールリップ24をダストカバー31のカバー部31Bの軸方向の外側面に密着しても良い。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
環状取付部31Aと、環状取付部31Aの先端の内周に一体に形成されたカバー部31Bとからなるダストカバー31をアウタチューブ11の先端部の内周に形成したオイルシールケース部11Bの外周に嵌着するとともに、オイルシール20の軸方向の外側面にシールリップ24を一体に形成し、シールリップ24をダストカバー31のカバー部31Bに密接した。その結果、オイルシールケース部11Bの内周とオイルシール20のダストシール部20Cの外周との間に、水、ダストが溜まることがない。これにより、オイルシールケース部11Bの内周に腐食等が発生することを防止することができる。
(実施例2)
図5は実施例2を示す。図5は実施例1のダストカバー31のカバー部31Bに、自動二輪車の進行方向にあたる、上記インナチューブ12の前面を覆う保護カバー部31Eを一体に形成したものである。ダストカバー31を除き、他は同一であるので、ダストカバー31についてのみ説明する。
車輪側のアウタチューブ12の上端部の外周に、環状取付部31Aとカバー部31Bからなるダストカバー31が嵌着される。図5、図6に示すように、ダストカバー31はカバー部31Bの外周縁上の一部に、カバー部31Bと一体に保護カバー部31Eを立設する。保護カバー部31Eはダストカバー31の環状取付部31Aと同一の曲率で円弧状に形成され、環状取付部31Aより厚肉に形成されている。また、保護カバー部31Eはインナチューブ12の前面を覆う幅と、インナチューブ12の略最大ストロークに相当する高さを有する。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
ダストカバー31の環状取付部31Aに、インナチューブ12の前面を覆う保護カバー部31Eを一体に形成した。その結果、保護カバー部31Eがインナチューブ12の前面に小石等の飛来物が当たり、インナチューブ12に疵がつくことを防止することができる。従って、オイル漏れの削減を図ることができる。また、部品点数の増加を招くことなく前記実施例1の効果を得ることができる。
尚、ダストカバー31は、アウタチューブ11の上端部の外周に嵌着される環状取付部31Aとこの環状取付部31Aの上端部に対し、インナチューブ12の前面を覆う保護カバー部31Eを一体に立設して形成した既存のプロテクターに、上記アウタチューブ11の上端部を覆うカバー部31Bを一体に形成したものであっても良い。
この場合、既存のプロテクターを流用することができるので、新たな部品点数の増加を招くことがない。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例1による本発明は、アウタチューブ11が車体側に取付けられ、インナチューブ12が車輪側に取付けられる倒立型のフロントフォーク10にも適用できる。
図1は実施例1のフロントフォークの要部を示す半裁断面図である。 図2は図1のフロントフォークの要部の拡大断面図である。 図3はオイルシールの断面図である。 図4は係止リングの上面図である。 図5は実施例2の正立型フロントフォークの要部を示す半裁断面図である。 図6は実施例2のダストカバーを示し、(A)は側面図、(B)は正面図である。 図7は従来例を説明する断面図である。
符号の説明
10 フロントフォーク
11 アウタチューブ
11B オイルシールケース部
12 インナチューブ
16 係止リング
20 オイルシール
20B オイルシール部
20C ダストシール部
24 シールリップ
31 ダストカバー
31A 環状取付部
31B カバー部
S 空間

Claims (2)

  1. アウタチューブ内にインナチューブを摺動自在に挿入し、
    アウタチューブの先端部の内周に形成したオイルシールケース部内に、オイルシール部とダストシール部とを一体に形成したオイルシールを嵌着し、
    オイルシールケース部の内周にオイルシールの抜け止め用の係止リングを嵌着した二輪車等のフロントフォークにおいて、
    環状取付部と、該環状取付部の先端の内周に一体に形成されたカバー部からなるダストカバーを前記アウタチューブの先端部の外周に嵌着するとともに、
    前記オイルシールの軸方向の外側面にシールリップを一体に形成し、該シールリップを前記ダストカバーのカバー部に密接させて、該シールリップと前記オイルシールケース部の内周との間に形成される空間を外部に対して密封することを特徴とする二輪車等のフロントフォーク。
  2. 車輪側のアウタチューブ内に車体側のインナチューブを摺動自在に挿入し、
    アウタチューブの先端部の内周に形成したオイルシールケース部内に、オイルシール部とダストシール部とを一体に形成したオイルシールを嵌着し、
    オイルシールケース部の内周にオイルシールの抜け止め用の係止リングを嵌着した二輪車等の正立型フロントフォークにおいて、
    環状取付部と、該環状取付部の先端の内周に一体に形成されたカバー部と、該カバー部に一体に形成され、前記インナチューブの前面を覆う保護カバー部と、からなるダストカバーを前記アウタチューブの先端部の外周に嵌着するとともに、
    前記オイルシールの軸方向の外側面にシールリップを一体に形成し、該シールリップを前記ダストカバーのカバー部に密接させて、該シールリップと前記オイルシールケース部の内周との間に形成される空間を外部に対して密封することを特徴とする二輪車等の正立型フロントフォーク。
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