JP4773733B2 - プロペラシャフトの支持構造 - Google Patents

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Description

本発明はプロペラシャフトの支持構造に関する。
従来の車両において、エンジンの出力を後輪に伝達するプロペラシャフトの1の支持構造として、図6に示す如く、支持ブラケット2にゴム状弾性材料からなる環状支持部材3を設け、環状支持部材3に嵌合したベアリング4をプロペラシャフト1に装填し、プロペラシャフト1に圧入したストッパピース5の本体部5Aをベアリング4の一端面に衝合し、ベアリング4をストッパピース5とプロペラシャフト1の直径段差部の間に挟んで位置決めするものがある。
環状支持部材3の内周にはシール部材6A、6Bが装填され、両シール部材6A、6Bはベアリング4を両側からシールする。シール部材6Aはベアリング4の一面側でストッパピース5の本体部5Aの外周に摺接し、シール部材6Bはベアリング4の他面側でプロペラシャフト1の外周に摺接する。
ストッパピース5は大径フランジ部7Aと小径フランジ部7Bを備える。大径フランジ部7Aは環状支持部材3の一端面を前方から覆い、ベアリング4を収容している環状支持部材3の内部への泥水の浸入防止を図る。また、大径フランジ部7Aと環状支持部材3の間の隙間から浸入した泥水は、両フランジ部7A、7Bの間の環状溝7Cにガイドされて下方へ落下する。
環状支持部材3は、支持ブラケット2の側の外環状部3Aと、ベアリング4の側の内環状部3Bと、外環状部3Aと内環状部3Bをつなぐ弾性つなぎ環状部3Cとを有する。環状支持部材3は、つなぎ環状部3CをU字断面状等の屈曲断面状にし、プロペラシャフト1に生ずる振動を吸収可能にするクッション性を備える。このとき、ストッパピース5の大径フランジ部7Aが環状支持部材3の内環状部3Bの端面に相対し、環状支持部材3は内環状部3Bの上記端面に連なる外周まわりに環状へこみ部3Dを備える。
車両の走行に伴ない特に前方から環状支持部材3の環状へこみ部3Dにあたる泥水は、図6に矢印Aで示す如く、内環状部3Bのストレートないしはストッパピース5の大径フランジ部7Aに向けて縮径する外周に案内される過程で、大径フランジ部7Aの内径側へ向かう流速成分を付与される。このため、泥水はストッパピース5の大径フランジ部7Aにあたってから環状支持部材3の内部へと案内され浸入し易く、環状支持部材3の内部へ浸入した多量の泥水の一部が小径フランジ部7Bを乗り越えてシール部材6Aの周囲に溜まり、ベアリング4を損なうおそれがある。
本発明の課題は、プロペラシャフト支持構造において、環状支持部材に嵌合したベアリングによりプロペラシャフトを支持するに際し、環状支持部材の内部への泥水の浸入を防止することにある。
請求項1の発明は、支持ブラケットに弾性材料からなる環状支持部材を設け、環状支持部材に嵌合したベアリングをプロペラシャフトに装填し、プロペラシャフトに圧入したストッパピースの本体部をベアリングの端面側に衝合して該ベアリングを位置決めするプロペラシャフトの支持構造において、環状支持部材が、支持ブラケットの側の外環状部と、ベアリングの側の内環状部と、外環状部と内環状部をつなぐ弾性つなぎ環状部とを有し、ストッパピースが環状支持部材の内環状部の端面に相対するフランジ部を備え、環状支持部材が内環状部の上記端面に連なる外周まわりに環状へこみ部を備えてなり、環状支持部材における内環状部の上記端面に連なる外周に、ストッパピースのフランジ部の外周側に向けて拡径するテーパ状ガイドを設けたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記環状支持部材の前記内環状部に設けた前記テーパ状ガイドが、前記ストッパピースの前記フランジ部の外周エッジの外方に向けて拡径されてなるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記ストッパピースの前記フランジ部が、前記本体部の外周から径方向に張り出る円板状部と、円板状部の外周から軸方向に突き出る筒状部とからなり、前記環状支持部材の前記内環状部の前記端面に、ストッパピースのフランジ部における筒状部の端面を相対し、内環状部の端面に設けた環状リップを筒状部の内周側に近接配置させてなるようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3の発明において更に、前記環状支持部材の前記内環状部の内周に、前記ベアリングを一側からシールするシール部材を装填し、前記ストッパピースの前記本体部はシール部材の内側を貫通してベアリングの一端面に衝合するようにしたものである。
(請求項1)
(a)車両の走行に伴なう前方から環状支持部材における内環状部の外周まわりの環状へこみ部にあたる泥水は、内環状部の外周に設けた、ストッパピースのフランジ部の外周側に向けて拡径するテーパ状ガイドに案内される過程で、外径側へ向かう流速成分を付与される。このため、泥水はストッパピースのフランジ部の外径側へ向けて流れ、環状支持部材の内部へ浸入しない。
(請求項2)
(b)前述(a)の前記テーパ状ガイドが、前記ストッパピースの前記フランジ部の外周エッジの外方へ向けて拡径されるから、泥水はストッパピースのフランジ部の外周エッジより外方へ向けて案内されて流れ、前記環状支持部材の内部への浸入をより確実に防止される。
(請求項3)
(c)前記ストッパピースの前記フランジ部が円板状部と筒状部からなり、前記環状支持部材の前記内環状部端面がフランジ部の筒状部の端面に小隙間を介し、環状支持部材の内環状部の環状リップがフランジ部の筒状部の内周側に小隙間を介することにより、環状支持部材の内環状部とストッパピースのフランジ部との間に小隙間の屈曲通路が形成される。小隙間の屈曲通路の通路抵抗は大きく、泥水がその屈曲通路から環状支持部材の内部へ浸入することをより確実に防止できる。
(請求項4)
(d)前記環状支持部材の前記内環状部の内周に、前記ベアリングを一側からシールするシール部材を装填したから、ベアリングを確実に保護できる。
図1は実施例1のプロペラシャフトの支持構造を示す半断面図、図2は図1の要部拡大図、図3は環状支持部材のテーパ状ガイド周辺を示す断面図、図4は実施例2の要部拡大図、図5は環状支持部材のテーパ状ガイド周辺を示す断面図、図6は従来例を示す半断面図である。
(実施例1)(図1〜図3)
図1は、エンジン側(又は後輪側)の第1プロペラシャフト11(不図示)と後輪側(又はエンジン側)の第2プロペラシャフト12を、DOJ型の等速自在継手(スライダブルジョイント)20により連結した部分を示している。
自在継手20は、第1プロペラシャフト11に一体をなすように接続されたアウタ21と、第2プロペラシャフト12に一体をなすように接続されたシャフトスタブ22の先端部に形成したインナ23とを有し、ボール24をインナ23の外周面とアウタ21の内周面間の3ヵ所に設けた3条の溝21Aに嵌入して構成される。
第2プロペラシャフト12のシャフトスタブ22は、大径部22Aから先端部のインナ23に向けて中径部22B、小径部22Cの如くに順に小径化し、小径部22Cに装填したセンタベアリング25を介して環状支持部材30に回転自在に支持されている。環状支持部材30は支持ブラケット30Aに設けられる。
環状支持部材30は、ゴム状弾性材料からなり、図2、図3に示す如く、支持ブラケット30Aの側の外環状部31と、ベアリング25の側の内環状部32と、外環状部31と内環状部32をつなぐつなぎ環状部33とを有する。外環状部31は支持ブラケット30Aに固定される外環31Kを外周に備える。内環状部32はベアリング25が嵌合される内環32Kを内周に備える。つなぎ環状部33は、環状支持部材30の中心軸を含む断面視で、反第1プロペラシャフト11側に向けて開口し、第1プロペラシャフト11側に向けてアール面(丸味面)を突き出すU字断面状をなすが、S字断面状等の他の屈曲断面状、平板断面状等の他の断面状をなすものでも良い。
環状支持部材30の内環状部32(内環32K)は、大径部32A、中径部32B、小径部32Cの如くに径を変えた円筒状をなし、中径部32Bの内側にセンタベアリング25の外輪25Aを嵌合し、大径部32Aはシャフトスタブ22の大径部22Aの外周を覆う後方にまで延在し、小径部32Cはシャフトスタブ22の小径部22Cの外周を覆う前方に延在している。また、内環状部32において、大径部32Aと小径部32Cの内周のそれぞれにはシール部材34、35が装填され、両シール部材34、35はセンタベアリング25を両側からシールする。シール部材34はセンタベアリング25の前面側で後述するストッパピース40の本体部41の外周に摺接し、シール部材35はセンタベアリング25の後面側でシャフトスタブ22の中径部22Bの外周に摺接する。
自在継手20にあっては、環状支持部材30の内環状部32に嵌合されたセンタベアリング25をシャフトスタブ22の小径部22Cに装填し、この状態で、シャフトスタブ22の小径部22Cにストッパピース40の本体部41を圧入する。ストッパピース40の本体部41の後端部はシール部材34の内側を貫通してセンタベアリング25の前端面に衝合する。これにより、センタベアリング25の内輪25Bの後端面がシャフトスタブ22の中径部22Bの肩面に当接して位置決めされ、内輪25Bの前端面がストッパピース40の本体部41の後端面に押圧されて位置決めされる。
ストッパピース40は、シャフトスタブ22の小径部22Cに本体部41を圧入した状態で、環状支持部材30の内環状部32の端面32Dに相対するフランジ部42を備える。そして、環状支持部材30が内環状部32の上記端面32Dに連なる外周まわりに環状へこみ部32Eを備える。環状へこみ部32Eは、つなぎ環状部33の前述したアール面から内環状部32の外周に連続するU字凹面状をなす。尚、つなぎ環状部33が内環状部32の外周の中間部に交差する平板断面状をなすとき、環状へこみ部32Eは端面32Dに対しL字段差面状をなして軸方向にへこむものでも良い。
環状支持部材30は、内環状部32の上記端面32Dに連なって環状へこみ部32Eを形成して外周の少なくとも端面32D寄りの先端部に、ストッパピース40のフランジ部42の外周側に向けて拡径するテーパ状ガイド32Fを設ける。
本実施例では、テーパ状ガイド32Fを、ストッパピース40のフランジ部42の外周エッジ(後述する筒状部42Bの外周が筒状部42Bの端面に交差するエッジ)の外方に向けて拡径している。従って、テーパ状ガイド32Fの接線は、図2において、フランジ部42の外周エッジに略接し、又はフランジ部42の外周エッジの径方向外側を通過する。
更に、ストッパピース40は、フランジ部42を、本体部41の外周から径方向に張り出る円板状部42Aと、円板状部42Aの外周から軸方向に突き出る筒状部42Bとからなるものにしている。また、環状支持部材30における内環状部32の端面32Dの内周側に、該端面32Dから斜め外方に向けて突出する環状リップ32Gを設ける。そして、ストッパピース40の本体部41をシャフトスタブ22の小径部22Cに圧入した状態で、環状支持部材30の内環状部32の端面32Dに、ストッパピース40のフランジ部42における筒状部42Bの端面を相対し、内環状部32の端面32Dに設けた環状リップ32Gを、筒状部42Bの内周側に近接配置させる。
更に、自在継手20にあっては、アウタ21とインナ23の接続空間50を、金属薄板からなるブーツアダプタ51とゴム状弾性体からなるブーツ52を用いて密封し、ボ−ル24の摺動性、耐久性を向上するためのグリースをこの接続空間50に封入する。
即ち、アウタ21の外周に設けたOリング等のシール部材53まわりに、ブーツアダプタ51の基部を挿着して加締固定するとともに、ブーツアダプタ51の先端部に抱着する如くに設けたブーツ52をインナ23の外周嵌着部に嵌着し、ブーツバンド54で被着固定している。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)車両の走行に伴なう前方から環状支持部材30における内環状部32の外周まわりの環状へこみ部32Eにあたる泥水は、図3に矢印Aで示し如く、内環状部32の外周に設けた、ストッパピース40のフランジ部42の外周側に向けて拡径するテーパ状ガイド32Fに案内される過程で、外径側へ向かう流速成分を付与される。このため、泥水はストッパピース40のフランジ部42の外径側へ向けて流れ、環状支持部材30の内部へ浸入が防止される。
(b)前述(a)のテーパ状ガイド32Fが、ストッパピース40のフランジ部42の外周エッジの外方へ向けて拡径されるから、泥水はストッパピース40のフランジ部42の外周エッジより外方へ向けて流れ、外周エッジに当たって案内されることが回避でき、環状支持部材30の内部への浸入がより確実に防止される。
(c)ストッパピース40のフランジ部42が円板状部42Aと筒状部42Bからなり、環状支持部材30の内環状部32の端面がフランジ部42の筒状部42Bの端面に小隙間を介し、環状支持部材30の内環状部32の環状リップ32Gがフランジ部42の筒状部42Bの内周側に小隙間を介することにより、環状支持部材30の内環状部32とストッパピース40のフランジ部42との間に小隙間の屈曲通路が形成される。小隙間の屈曲通路の通路抵抗は大きく、泥水がその屈曲通路から環状支持部材30の内部へ浸入することをより確実に防止できる。
(d)環状支持部材30の内環状部32の内周に、ベアリング25を一側からシールするシール部材34を装填したから、ベアリング25を確実に保護できる。
(実施例2)(図4、図5)
実施例2が実施例1と異なる点は、図4、図5に示す如く、環状支持部材30における内環状部32の外周に設けたテーパ状ガイド32Fを、ストッパピース40におけるフランジ部42の筒状部42Bの端面に向けて拡径したことにある。テーパ状ガイド32Fの接線は、図5において、フランジ部42の筒状部42Bの端面に交差する。
実施例2にあっても、図5に矢印Aで示す如く、環状支持部材30の環状へこみ部32Eにあたる泥水は、テーパ状ガイド32Fに案内される過程で外径側へ向かう流速成分を付与され、ストッパピース40におけるフランジ部42の筒状部42Bの端面にあたってからその外径側へ向けて流れ、環状支持部材30の内部へ浸入しない。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、ストッパピースのフランジ部は本体部の外周から径方向に張り出る円板状部だけからなるものでも良い。
図1は実施例1のプロペラシャフトの支持構造を示す半断面図である。 図2は図1の要部拡大図である。 図3は環状支持部材のテーパ状ガイド周辺を示す断面図である。 図4は実施例2の要部拡大図である。 図5は環状支持部材のテーパ状ガイド周辺を示す断面図である。 図6は従来例を示す半断面図である。
符号の説明
11 プロペラシャフト
25 ベアリング
30 環状支持部材
30A 支持ブラケット
31 外環状部
32 内環状部
32D 端面
32E 環状へこみ部
32F テーパ状ガイド
32G 環状リップ
33 つなぎ環状部
34 シール部材
40 ストッパピース
41 本体部
42 フランジ部
42A 円板状部
42B 筒状部

Claims (4)

  1. 支持ブラケットに弾性材料からなる環状支持部材を設け、環状支持部材に嵌合したベアリングをプロペラシャフトに装填し、プロペラシャフトに圧入したストッパピースの本体部をベアリングの端面側に衝合して該ベアリングを位置決めするプロペラシャフトの支持構造において、
    環状支持部材が、支持ブラケットの側の外環状部と、ベアリングの側の内環状部と、外環状部と内環状部をつなぐ弾性つなぎ環状部とを有し、
    ストッパピースが環状支持部材の内環状部の端面に相対するフランジ部を備え、環状支持部材が内環状部の上記端面に連なる外周まわりに環状へこみ部を備えてなり、
    環状支持部材における内環状部の上記端面に連なる外周に、ストッパピースのフランジ部の外周側に向けて拡径するテーパ状ガイドを設けたことを特徴とするプロペラシャフトの支持構造。
  2. 前記環状支持部材の前記内環状部に設けた前記テーパ状ガイドが、前記ストッパピースの前記フランジ部の外周エッジの外方に向けて拡径されてなる請求項1に記載のプロペラシャフトの支持構造。
  3. 前記ストッパピースの前記フランジ部が、前記本体部の外周から径方向に張り出る円板状部と、円板状部の外周から軸方向に突き出る筒状部とからなり、
    前記環状支持部材の前記内環状部の前記端面に、ストッパピースのフランジ部における筒状部の端面を相対し、内環状部の端面に設けた環状リップを筒状部の内周側に近接配置させてなる請求項1又は2に記載のプロペラシャフトの支持構造。
  4. 前記環状支持部材の前記内環状部の内周に、前記ベアリングを一側からシールするシール部材を装填し、前記ストッパピースの前記本体部はシール部材の内側を貫通してベアリングの一端面に衝合する請求項1〜3のいずれかに記載のプロペラシャフトの支持構造。
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