JP6867078B2 - 動力伝達軸 - Google Patents

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Description

本発明は、車両等に用いられる駆動源の駆動力を駆動輪に伝達する動力伝達軸に関する。
従来の動力伝達軸においては、動力伝達軸を車両等に回転自在にかつ弾性的に支持する軸受のシールをラビリンス構造を形成し、行うようにしていた。
(例えば特許文献1)。
特開2008−14350号
しかし、動力伝達軸を摩擦圧接して結合するものにおいては、圧接のためのクランプ部を設ける必要があり、これと直列にラビリンス構造を形成するとクランプ部のクランプ代(軸方向寸法)を充分に確保できない恐れがあった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、軸受用のラビリンス構造を形成してもクランプ部のクランプ代(軸方向寸法)を充分に確保できる動力伝達軸を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の動力伝達軸では、クランプ部にラビリンス用凹部を形成し、軸受を車両等に回転自在かつ弾性的に支持する弾性支持部材とにより、ラビリンス構造を構成するようにした。
クランプ部の内側に設けたラビリンス用凹部によりシールを行うようにしたので、動力伝達軸外周のクランプ部のクランプ代(軸方向寸法)を充分に確保することができる。
実施例1の動力伝達軸の要部断面図である。 実施例2の動力伝達軸の要部断面図である。 実施例3の動力伝達軸の要部断面図である。 実施例4の動力伝達軸の要部断面図である。 実施例5の動力伝達軸の要部断面図である。 実施例6の動力伝達軸の要部断面図である。 実施例7の動力伝達軸の要部断面図である。
以下、本発明の駆動力伝達軸を実現する形態を、図面に示す実施例に基づき説明する。
[実施例1]
図1は実施例1の動力伝達軸の要部断面図である。
図1に示すように、動力伝達軸10は、図示しない駆動源としてのエンジン側に接続する第1軸部としてのチューブ1のチューブ側摩擦溶接部3aと図示しない駆動輪側に接続する第2軸部としてのスタブ2のスタブ側摩擦溶接部3bを摩擦溶接部3にて溶接して形成される軸部材11を有している。また、スタブ2の摩擦溶接部3の駆動輪側には、摩擦溶接用のクランプ部2aが形成されている。該クランプ部2aは軸部材11の軸方向回転軸線Pに対しての径方向寸法がクランプするために所定範囲に渡り、同一径で形成されている。
クランプ部2aよりもチューブ1側には、衝突部材7が圧入固定されている。この衝突部材7の機能としては、車両衝突時に、軸部材11を車両に支持する支持ブラケット5や弾性支持部材6に衝突させて、軸部材11の相対移動を可能にするためのものである。
クランプ部2aの摩擦溶接部3と対向する側の端部には、駆動輪側である車両後方に向けて開口するように、全周に渡りラビリンス用凹部2cが形成されている。このラビリンス用凹部2cは、軸方向に開放されており、内周面と前記回転軸線Pとの間の距離である内径が、前記回転軸線Pの方向において、前記第1軸としてのチューブ1から前記軸受4側に向かうに従い徐々に拡大するように形成している。クランプ部2aの図示右方向には、クランプ部2aより径が小さい小径部2bが形成されている。
次に、その軸部材11を車両に支持する構造を説明する。軸受4の内側が軸部材11に圧入され、軸受4の外側は、外周を弾性部材で形成された弾性部6dが固着された金属材料で形成された芯金6cに圧入されている。この芯金6cと弾性部6dで構成される弾性支持部材6は、車両に固定される支持ブラケット5に嵌入されて、軸部材11を車両に回転可能に弾性支持するように構成されている。
ラビリンス構造としての構成を、次に説明する。カバー部6aを構成する芯金6cの筒状部6eは、回転軸線Pとの距離である径方向寸法が一定となるようにラビリンス用凹部2c側に延設され、ラビリンス用凹部2c内部に入り込むように形成されている。さらに、カバー部6aを構成する弾性部6dは、ラビリンス用凹部2cの端面に向けて延設され、ラビリンス用凹部2cの端面と対向するように、その端部にフランジ部6bを有している。これらラビリンス用凹部2cとカバー部6aを構成する芯金6cの筒状部6e、カバー部6aを構成する弾性部6dのフランジ部6bにより、ラビリンス構造を構成している。また、軸受4の駆動輪側には、軸部材11に圧入されたラビリンス部材8aと芯金6cの内周に圧入されたラビリンス部材8bにより、ラビリンス構造を構成している。
[効果]
実施例1において得られる効果について、以下に列記する。
(1) ラビリンス用凹部2cとカバー部としての芯金6cの筒状部6eによるラビリンス構造により、外部から軸受4側への泥水等の異物の侵入を抑制することができる。また、ラビリンス用凹部2cは、クランプ部2aの内側に設けられ、カバー部6aとしての芯金6cの筒状部6eとラビリンス用凹部2cが軸方向にオーバーラップしているため、クランプ部2a外周のクランプ代(軸方向寸法)を充分に確保することができる。
(2) クランプ部2aを軸受4側に寄せて設けることができるため、衝突部材7も弾性支持部材6や支持ブラケット5側に寄せて設けることができる。
よって、車両衝突時において、衝突部材7を弾性支持部材6や支持ブラケット5に衝突させて軸部材11の相対移動を早期に可能にすることができる。
(3) ラビリンス用凹部2cは、車両の後方に向けて開口するようにしている。
よって、車両前進時におけるラビリンス用凹部2cへの泥水等の異物の侵入を抑制することができる。
(4) 前記クランプ部2aの軸部材11の回転軸線Pに対しての半径が、所定範囲に渡り、同一径で形成されている。
よって、クランプ部2aが寸胴のため、クランプが容易となる。
(5) カバー部6aを構成する弾性部6dのラビリンス用凹部2c側の先端部には、ラビリンス用凹部2cの端面と対向するフランジ部6bが設けてある。
よって、カバー部6a内側への異物の進入路の開口面積が狭められ、泥水等の異物の侵入を更に抑制することができる。
(6) 前記カバー部6aを構成する芯金6cのラビリンス用凹部2c側端部である筒状部6eが、ラビリンス用凹部2cの内部に入り込むように形成されている。
よって、ラビリンス用凹部2cと芯金6cのラビリンス用凹部2c側端部である筒状部6eとの間に形成される空間が屈曲した形状となるために、カバー部6a内側への泥水等の異物の侵入を更に抑制することができる。
(7) 前記ラビリンス用凹部2cは、内周面と前記回転軸線Pとの間の距離である内径が、前記回転軸線Pの方向において、前記第1軸としてのチューブ1から前記軸受4側に向かうに従い徐々に拡大するように形成している。
よって、遠心力を利用して、ラビリンス用凹部2c内に侵入した泥水等の異物の外部への排出を促進することができる。
(8) 前記芯金6cの筒状部6eは、回転軸線Pとの距離である径方向寸法が一定となるように形成されている。
よって、筒状部6eが端部側に向かって縮径する形状になっていないので、筒状部6e内部への泥水等の異物の侵入が抑制され、また侵入した泥水等の異物の外部への排出を促進することができる。
[実施例2]
図2は、実施例2の動力伝達軸の要部断面図である。実施例2の弾性部6dのフランジ部6baの形状を除き、図1に示した実施例1と同じ構成であるため、実施例1と同じ構成には同一の符号を付して説明を省略し、フランジ部6baの形状のみ説明を行う。
弾性部6dのフランジ部6baは、ラビリンス用凹部2cの内部に入り込むように形成されている。
[効果]
実施例2において、実施例1の効果に加えて得られる効果について、以下に列記する。
(1) 前記フランジ部6baが、ラビリンス用凹部2cの内部に入り込むように形成されている。
よって、ラビリンス用凹部2cと芯金6cの筒状部6eとフランジ部6baとの間に形成される空間がより屈曲した形状となるために、カバー部6a内側への泥水等の異物の侵入を更に抑制することができる。
[実施例3]
図3は、実施例3の動力伝達軸の要部断面図である。実施例3の弾性部6dのフランジ部6bbの形状を除き、図1に示した実施例1と同じ構成であるため、実施例1と同じ構成には同一の符号を付して説明を省略し、フランジ部6bbの形状のみ説明を行う。
弾性材料で形成される弾性部6dのフランジ部6bbの軸受4側の面が斜面で形成され、実施例1より肉厚に形成されている。
[効果]
実施例3において、実施例1の効果に加えて得られる効果について、以下に列記する。
(1) 前記フランジ部6bbの強度が向上することで、確実にラビリンス用凹部2c内への泥水等の侵入を更に抑制することができる。
[実施例4]
図4は、実施例4の動力伝達軸の要部断面図である。実施例4の弾性部6dのラビリンス用凹部2c側先端と芯金6cの筒状部6eの形状を除き、図1に示した実施例1と同じ構成であるため、実施例1と同じ構成には同一の符号を付して説明を省略し、弾性部6dのラビリンス用凹部2c側先端と芯金6cの筒状部6eの形状のみ説明を行う。
金属材料で形成される芯金6cの筒状部6eのラビリンス用凹部2c側先端はラビリンス用凹部2cの手前まで延設され、弾性材料で形成される弾性部6dのラビリンス用凹部2c側先端は径方向にクランプ部2aより外側まで延設されるとともにクランプ部2aの軸受4側端部の外周側を包囲するように延設された外周側カバー部6fが形成されている。
[効果]
実施例4において、実施例1の効果に加えて得られる効果について、以下に列記する。
(1) 前記弾性部材6dの外周側カバー部6fが、クランプ部2aの軸受4側端部の外周側を包囲するように延設され形成されているので、泥水等の異物の侵入を抑制することができるとともに、弾性部6dは弾性材(ゴム材料、樹脂材料)で形成されているため、型成形で容易に形成することができる。
[実施例5]
図5は、実施例5の動力伝達軸の要部断面図である。実施例5の弾性部6dのラビリンス用凹部2c側先端の形状を除き、図1に示した実施例1と同じ構成であるため、実施例1と同じ構成には同一の符号を付して説明を省略し、弾性部6dのラビリンス用凹部2c側先端の形状のみ説明を行う。
弾性材料で形成される弾性部6dのラビリンス用凹部2c側先端は径方向にクランプ部2aより外側まで延設されるとともにクランプ部2aの軸受4側端部の外周側を包囲するように延設された外周側カバー部6fが形成されている。
[効果]
実施例5において、実施例1の効果に加えて得られる効果について、以下に列記する。
(1) 前記弾性部材6dの外周側カバー部6fが、クランプ部2aの軸受4側端部の外周側を包囲するように延設され形成されているので、泥水等の異物の侵入を抑制することができるとともに、弾性部6dは弾性材(ゴム材料、樹脂材料)で形成されているため、型成形で容易に形成することができる。
[実施例6]
図6は、実施例6の動力伝達軸の要部断面図である。実施例6の芯金6cのラビリンス用凹部2c側先端の筒状部6eの形状を除き、図1に示した実施例1と同じ構成であるため、実施例1と同じ構成には同一の符号を付して説明を省略し、芯金6cのラビリンス用凹部2c側先端の筒状部6eの形状のみ説明を行う。
金属材料で形成される芯金6cの筒状部6eは、ラビリンス用凹部2cの内部に入り込むように形成されるとともに、ラビリンス用凹部2c内にて、その筒状部6eの先端は、第1軸部であるチューブ1側に向かうに従い、回転軸線Pに対する径方向寸法が徐々に拡大するように形成されている。
[効果]
実施例6において、実施例1の効果に加えて得られる効果について、以下に列記する。
(1) 前記筒状部6eの先端は、第1軸部であるチューブ1側に向かうに従い、回転軸線Pに対する径方向寸法が徐々に拡大するように形成されており、筒状部6eが端部側に向かって縮径する形状になっていないので、筒状部6e内部への泥水等の異物の侵入が抑制され、また侵入した泥水等の異物の外部への排出を促進することができる。
[実施例7]
図7は、実施例7の動力伝達軸の要部断面図である。実施例7の弾性部6dのラビリンス用凹部2c側先端の形状を除き、図1に示した実施例1と同じ構成であるため、実施例1と同じ構成には同一の符号を付して説明を省略し、弾性部6dのラビリンス用凹部2c側先端の形状のみ説明を行う。
弾性部6dのフランジ部6bcは、ラビリンス用凹部2cの内部に入り込むとともに、その先端がラビリンス用凹部2cの内面に接触するように形成されている。
[効果]
実施例7において、実施例1の効果に加えて得られる効果について、以下に列記する。
(1) 弾性部6dのフランジ部6bcは、その先端がラビリンス用凹部2cの内面に接触するように形成されており、ラビリンス用凹部2c内への泥水等の異物の進入路が塞がれることにより、泥水等の異物の侵入を更に抑制することができる。なお、使用によりフランジ部6bcの先端が摩耗し、ラビリンス用凹部2cの内面に接触しなくなる場合であっても、ラビリンスとしての機能は有しており、少なくとも新品時において接触するものであればよい。
[他の実施例]
以上、本発明を実現するための形態を、実施例に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
1 チューブ(第1軸部)
2 スタブ(第2軸部)
3 摩擦圧接部
3a チューブ側摩擦圧接部
3b スタブ側摩擦圧接部
4 軸受
5 支持ブラケット
6 弾性支持部材
6a カバー部
6b フランジ部
6ba フランジ部
6bb フランジ部
6bc フランジ部
6c 芯金
6d 弾性部
6e 筒状部
6f 外周側カバー部
7 衝突部材
10 動力伝達軸
11 軸部材
P 回転軸線

Claims (9)

  1. 車両の駆動源の回転力を駆動輪に伝達する動力伝達軸であって、
    前記駆動源と前記駆動輪の間に設けられ、第1軸部と第2軸部を有する軸部材と、
    前記第1軸部と前記第2軸部のそれぞれに設けられ、前記第1軸部と前記第2軸部とが互いに摩擦圧接により接合された第1軸部側摩擦圧接部および第2軸部側摩擦圧接部と、
    前記第2軸部の外周側に設けられた軸受であって、前記軸部材の回転軸線の方向において前記第2軸部側摩擦圧接部に対し前記第1軸部の反対側に設けられ、前記第2軸部を回転自在に支持する軸受と、
    前記軸受の外周側かつ車両に固定される支持ブラケットと前記軸受の間に設けられ、前記軸部材を弾性支持する弾性支持部材と、
    前記第2軸部に設けられたクランプ部であって、前記回転軸線の方向において前記第1軸部側摩擦圧接部と軸受の間に設けられ、前記摩擦圧接の際、前記第2軸部がクランプされる部分となるクランプ部と、
    前記第2軸部に設けられ、前記回転軸線の方向において前記クランプ部と前記軸受の間に設けられ、前記回転軸線から前記第2軸部の外周までの距離である前記第2軸部の半径が前記クランプ部よりも小さく形成された小径部と、
    前記クランプ部に設けられた凹部であって、前記回転軸線の方向において前記クランプ部の前記軸受側端部に設けられ前記軸受側に向かって開口するラビリンス用凹部と、
    前記弾性支持部材に設けられ、前記回転軸線の方向において前記軸受側から前記ラビリンス用凹部側に向かって延び、前記回転軸線の方向における前記ラビリンス用凹部側端部に設けられたフランジ部を有するカバー部と、
    を有することを特徴とする動力伝達軸。
  2. 請求項1に記載の動力伝達軸は、前記第2軸部の外周側であって、前記回転軸線の方向において前記クランプ部よりも前記第1軸部側に設けられ、車両の衝突時に前記弾性支持部材または前記支持ブラケットと衝突し、車両に対する前記軸部材の相対移動を可能とする衝突部材を有すること、
    を特徴とする動力伝達装置。
  3. 請求項1に記載の動力伝達装置において、
    前記ラビリンス用凹部は、車両の後方に向かって開口するように設けられていること、
    を特徴とする動力伝達装置。
  4. 請求項1に記載の動力伝達装置において、
    前記クランプ部は、前記第2軸部の半径が、前記回転軸線の方向における所定範囲において一定に形成されていること、
    を特徴とする動力伝達装置。
  5. 請求項1に記載の動力伝達装置において、
    前記カバー部は、前記回転軸線の方向における前記ラビリンス用凹部側端部が、前記ラビリンス用凹部の内部に入り込むように形成されていること、
    を特徴とする動力伝達軸。
  6. 請求項5に記載の動力伝達軸において、
    前記カバー部は、前記回転軸線の方向における前記ラビリンス用凹部側端部が、前記ラビリンス用凹部の内周面と接触するように形成されていること、
    を特徴とする動力伝達軸。
  7. 請求項に記載の動力伝達軸において、
    前記ラビリンス用凹部は、前記回転軸線と前記ラビリンス用凹部の内周面との間の距離である内径が、前記回転軸線の方向において前記第1軸部側から前記軸受側に向かうに従い徐々に拡大するように形成されたテーパ部を有すること、
    を特徴とする動力伝達軸。
  8. 請求項1に記載の動力伝達軸において、
    前記弾性支持部材は、金属材料で形成され、前記軸受の外周側に設けられた芯金と、前記芯金の外周側に設けられ弾性材料で形成された弾性部と、を備え、
    前記芯金は、前記回転軸線の方向における前記第1軸部側端部に設けられ前記第2軸部の外周を包囲するように形成された筒状部を備え、
    前記筒状部は、前記回転軸線と前記筒状部との距離である径方向寸法が一定となるように形成されているか、または前記軸受側から前記第1軸部側に向かうに従い前記径方向寸法が徐々に拡大するように形成されていること、
    を特徴とする動力伝達軸。
  9. 車両の駆動源の回転力を駆動輪に伝達する動力伝達軸であって、
    前記駆動源と前記駆動輪の間に設けられ、第1軸部と第2軸部を有する軸部材と、
    前記第1軸部と前記第2軸部のそれぞれに設けられ、前記第1軸部と前記第2軸部とが互いに摩擦圧接により接合された第1軸部側摩擦圧接部および第2軸部側摩擦圧接部と、
    前記第2軸部の外周側に設けられた軸受であって、前記軸部材の回転軸線の方向において前記第2軸部側摩擦圧接部に対し前記第1軸部の反対側に設けられ、前記第2軸部を回転自在に支持する軸受と、
    前記第2軸部に設けられたクランプ部であって、前記回転軸線の方向において前記第1軸部側摩擦圧接部と軸受の間に設けられ、前記摩擦圧接の際、前記第2軸部がクランプされる部分となるクランプ部と、
    前記クランプ部に設けられた凹部であって、前記回転軸線の方向において前記クランプ部の前記軸受側端部に設けられ前記軸受側に向かって開口するラビリンス用凹部と、
    前記軸受の外周側かつ車両に固定される支持ブラケットと前記軸受の間に設けられ、前記軸部材を弾性支持し、金属材料で形成され、前記軸受の外周側に設けられた芯金と、前記芯金の外周側に設けられ弾性材料で形成され、前記クランプ部のうち前記軸受側端部の外周側を包囲するように設けられた外周側カバー部を有する弾性部と、前記回転軸線の方向において前記軸受側から前記ラビリンス用凹部側に向かって延びるカバー部と、を備える弾性支持部材と、
    前記第2軸部に設けられ、前記回転軸線の方向において前記クランプ部と前記軸受の間に設けられ、前記回転軸線から前記第2軸部の外周までの距離である前記第2軸部の半径が前記クランプ部よりも小さく形成された小径部と、
    を有することを特徴とする動力伝達軸。
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