JP2006248211A

JP2006248211A - 平板キーパー

Info

Publication number: JP2006248211A
Application number: JP2005205924A
Authority: JP
Inventors: Jae-Young Lim; イム，ジェ−ヨン
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2005-03-10
Filing date: 2005-07-14
Publication date: 2006-09-21
Also published as: WO2006096019A1; KR100643223B1; KR20060098167A

Abstract

【課題】使用時、フィルム紙を容易に離型紙から引き剥がして被接着表面に接着させて使用することが可能な平板キーパーを提供する。
【解決手段】一定の大きさの離型紙３０と、前記離型紙上に接着層２２を介して付着された多数のフィルム紙２０とからなる平板キーパー１０において、前記フィルム紙２０の外周に沿って離型紙３０の所定部位を切開し、前記所定部位の切開線４１の両端を連結する線に沿って離型紙３０をさらに切開して形成した単位離型紙３１が前記フィルム紙２０に一体に付着された脱離部４０を有する。これにより、離型紙３０からフィルム紙２０が容易に分離される。
【選択図】図１

Description

本発明は脱離部を備えた平板キーパーに係り、より詳しくは、一定の大きさの離型紙に、接着層を有する一定の大きさのフィルム紙を多数付着したもので、使用時、フィルム紙を容易に離型紙から引き剥がして被接着表面に接着させて使用することができる平板キーパーに関するものである。

一般に、従来は、離型紙に、接着層を形成したフィルム紙を付着し、使用の時、離型紙からフィルム紙を引き剥がして被付着面に付着している。しかし、このように単純に離型紙にフィルム紙を付着して使用すると、離型紙に付着したフィルム紙の接着層によって離型紙とフィルム紙が密着するため、離型紙からフィルム紙を引き剥がすため、爪で掻くかまたは先の尖った道具を用いて引き剥がさなければならない煩わしさがあり、キーパーを大量で使用する所では、キーパーを多数積層して使用しているため、キーパーとキーパー間に湿気や静電気が発生してキーパーが互いに付着することにより、フィルム紙が離型紙から分離される問題点があった。

また、脱離後にも、フィルム紙の接着層を手で握って付着しなければならないため、接着層に異物が付くかまたは接着層が損傷して、付着後にきれいな仕上げにならない問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的は、離型紙に付着した多数のフィルム紙に脱離部を形成して、フィルム紙をより簡便に引き剥がすことができるようにした平板キーパーを提供することにある。

本発明の他の目的は、キーパー同士多数積層されても、連結点が単位離型紙と離型紙を互いに連結しているため、湿気や静電気によってフィルム紙または単位離型紙が易しく分離されないようにして、積層されたフィルム紙同士付着することを防止することができる平板キーパーを提供することにある。

本発明のさらに他の目的は、引き剥がされたフィルム紙の損傷なしに被付着面の表面に付着して表面をきれいに仕上げることにより、使用者の便宜性を向上させるようにした平板キーパーを提供するのである。

本発明のさらに他の目的は、脱離部の方向を一様にして、使用者がフィルム紙の脱離をより便利に行えるようにした平板キーパーを提供することにある。

上記課題を解決するために、本発明は、一定の大きさの離型紙と、前記離型紙上に接着層を介して付着された多数のフィルム紙とからなる平板キーパーにおいて、前記フィルム紙の外周に沿って離型紙の所定部位を切開し、前記所定部位の切開線の両端を連結する線に沿って離型紙をさらに切開して形成した単位離型紙が前記フィルム紙に一体に付着された脱離部を有することにより、離型紙からのフィルム紙の脱離を容易にしたことを特徴とする平板キーパーを提供する。

前記脱離部は、四角形のフィルム紙の‘コ’状の外周の所定部位に沿って離型紙を切開し、前記‘コ’状の切開船の両端部を連結する線に沿って切開することにより形成される四角形の単位離型紙を有することができる。

前記脱離部は、四角形のフィルム紙のコーナー部のエッジに沿って離型紙の所定部位を切開し、前記所定部位の切開線の両端部を連結する線に沿って切開して形成される三角形の単位離型紙を有することができる。

前記脱離部は、円形のフィルム紙の円弧所定部位に沿って離型紙を切開し、前記所定部位の切開線の両端部を連結する線に沿って切開して形成される弓状の単位離型紙を有することができる。

前記脱離部は、前記フィルム紙の所定部位に沿って切開した離型紙の切開線の所定区間に一定の間隔で連結点を有することができる。

前記フィルム紙が前記離型紙上に二列に整列されて付着され、左右側列のフィルム紙上に形成された脱離部が互いに対向するように整列されることができる。

本発明は、以上のような構成により次のような効果を有する。

本発明は、離型紙に付着した多数のフィルム紙に脱離部を形成して、フィルム紙をより簡便に引き剥がすことができるようにする效果があるものである。

また、本発明は、キーパーが多数積層されても、連結点が単位離型紙と離型紙を互いに連結しているので、湿気や静電気によってフィルム紙または単位離型紙が易しく分離されないようにして、積層されたフィルム間に互いに付着することを防止することができる效果があるものである。

また、本発明は、引き剥がされたフィルム紙の損傷なしに被付着面の表面に付着し、表面をきれいに仕上げて、使用者の便宜性を向上させることができる效果がある。

また、本発明は、脱離部の方向を一様にして、使用者がフィルム紙の脱離をより便利に行えるようにする效果がある。

以下に添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。

図１は本発明の一実施形態による平板キーパーの斜視図、図２は図１に示す平板キーパーの部分切取り拡大斜視図、図３（ａ）は本発明の第１実施形態の使用状態を示す拡大断面図、図３（ｂ）は本発明の使用状態を示す断面図、図３（ｃ）は本発明の第１実施形態の使用状態を示す拡大断面図、図４（ａ）は本発明の他の実施形態を示す斜視図、図４（ｂ）は本発明のさらに他の実施形態を示す斜視図、図５（ａ）は本発明のさらに他の実施形態を示す斜視図、図５（ｂ）は本発明のさらに他の実施形態を示す斜視図、図５（ｃ）は本発明のさらに他の実施形態を示す斜視図である。

図１〜図２に示すように、平板キーパー１０は、離型紙３０に、多数のフィルム紙２０を直列または並列の方向に接着層２２を介して付着し、それぞれのフィルム紙２０に脱離部４０を形成したものである。

前記脱離部４０は、離型紙３０を所定部位だけ切開して切断孔３４を形成し、その切断孔３４の一側辺の両端を連結する線（離型紙部分のみ）を切取線４１にすることにより、その切取線に沿って離型紙３０を切断して単位離型紙３１に形成することができるものである。

一方、前記切取線４１で単位離型紙３１と離型紙３０を連結して離型紙３０が単位離型紙３１を支持するようにするため、所定間隔を置いて多数の連結点４２ａを形成して、キーパー１０とキーパー１０間の接触時、静電気または湿気によって単位離型紙３１がフィルム紙２０から分離して、積層フィルムの間に付着する問題点を解決することができるものである。

また、前記切取線４１の両端の切取点４３ａ、４３ｂを基準に、開放方向（矢印Ａ方向）に所定間隔で離隔して連結点４２ｂをさらに形成することで、単位離型紙３１が分離する問題点を一層效果的に防止することができるようにする。

以下、前記のような実施形態の使用状態を説明する。

図３（ａ）〜図３（ｃ）に示すように、離型紙３０とフィルム紙２０の所定部分に形成された切断孔３４に指などを入れて脱離部４０を上向きに引き取ると、離型紙３０と単位離型紙３１を連結している連結点４２が切断されて単位離型紙３１およびフィルム紙２０がまったく引き剥がされる。前記フィルム紙２０を引き剥がした後、接着層２２を被接着表面５１に対向させ、脱離部４０の反対側部から被接着表面５１に接着する。

前記フィルム紙２０に付着された単位離型紙３１をフィルム紙２０から除去し、被接着表面５１に完全に接着すると、フィルム紙２０の接着層２２が異物などによって損傷することなしに、きれいに接着することができるものである。

本発明のさらに他の実施形態によれば、図４（ａ）に示すように、前記脱離部４０’は、四角形のフィルム紙２０’のコーナー部のエッジに沿って、離型紙３０’の所定部位を切開し、この切開線の両端部を連結する線に沿って切開して切開線４１’を形成し、この切開線４１’に沿って所定間隔で連結点４２ａ’を形成した三角形のものである。

本発明のさらに他の実施形態によれば、図４（ｂ）に示すように、前記フィルム紙２０”は円形に形成され、脱離部４０”は、フィルム紙２０”の円弧の所定部位に沿って、離型紙３０”の所定部位を切開し、その切開線の両端部を連結する線に沿って切開して切開線４１”を形成し、この切開線４１”に所定間隔で連結点４２ａ”を形成した弓状のものである。

本発明のさらに他の実施形態によれば、図５（ａ）〜図５（ｃ）に示すように、多数のフィルム紙２０、２０’、２０”を離型紙３０に二列に整列して付着したものにおいて、左右側のフィルム紙２０、２０’、２０”上に形成された脱離部４０、４０’、４０”が互いに対向するように整列させ、左右側のフィルム紙２０、２０’、２０”に対する対称線に切取線３５を形成したものである。したがって、使用者が左右側のフィルム紙２０、２０’、２０”を切取線３５を中心に折ったとき、脱離部４０、４０、’、４０”が互いに対向して配置されるので、使用者が離型紙３０から単位離型紙３１およびフィルム紙２０、２０’、２０”をより簡便に引き剥がすことができる。

前述した実施形態はキーパーに係るものであるが、本発明はキーパーに限定されなく、各種のラベルまたはステッカーなどにも適用できるもので、これらも本発明の範囲に属するものである。たとえば、フィルム紙を透明に処理すればキーパーとして使用することができ、フィルム紙に各種のバーコードまたは文様を印刷して使用すればラベルまたはステッカーとして使用することができるものである。

以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

本発明は、使用時、フィルム紙を容易に離型紙から引き剥がして被接着表面に接着させて使用することができる平板キーパーに適用可能である。

図１は本発明の一実施形態による平板キーパーの斜視図である。図１に示す平板キーパーの部分切取拡大斜視図である。本発明の第１実施形態の使用状態を示す拡大断面図である。本発明の第１実施形態の使用状態を示す断面図である。本発明の第１実施形態の使用状態を示す拡大断面図である。本発明の他の実施形態を示す斜視図である。本発明のさらに他の実施形態を示す斜視図である。本発明のさらに他の実施形態を示す斜視図である。本発明のさらに他の実施形態を示す斜視図である本発明のさらに他の実施形態を示す斜視図である。

符号の説明

１０平板キーパー
２０、２０’、２０フィルム紙
２２接着層
３０、３０’、３０” 離型紙
３１単位離型紙
３４切断孔
４０、４０’、４０” 脱離部
４１切取線
４２ａ、４２ｂ連結点

Claims

一定の大きさの離型紙と、前記離型紙上に接着層を介して付着された多数のフィルム紙とからなる平板キーパーにおいて、
離型紙からのフィルム紙の脱離を容易にするため、前記フィルム紙の外周に沿って離型紙の所定部位を切開し、前記所定部位の切開線の両端を連結する線に沿って離型紙をさらに切開して形成した単位離型紙が前記フィルム紙に一体に付着された脱離部を有することを特徴とする平板キーパー。
前記脱離部は、四角形のフィルム紙の‘コ’状の外周の所定部位に沿って離型紙を切開し、前記‘コ’状の切開線の両端部を連結する線に沿って切開することにより形成される四角形の単位離型紙を有することを特徴とする、請求項１に記載の平板キーパー。
前記脱離部は、四角形のフィルム紙のコーナー部のエッジに沿って離型紙の所定部位を切開し、前記所定部位の切開線の両端部を連結する線に沿って切開して形成される三角形の単位離型紙を有することを特徴とする、請求項１に記載の平板キーパー。
前記脱離部は、円形のフィルム紙の円弧所定部位に沿って離型紙を切開し、前記所定部位の切開線の両端部を連結する線に沿って切開して形成される弓状の単位離型紙を有することを特徴とする、請求項１に記載の平板キーパー。
前記脱離部は、前記フィルム紙の所定部位に沿って切開した離型紙の切開線の所定区間に一定の間隔で連結点を有することを特徴とする、請求項１〜４のいずれか一項に記載の平板キーパー。
前記フィルム紙が前記離型紙上に二列に整列されて付着され、左右側列のフィルム紙上に形成された脱離部が互いに対向するように整列されることを特徴とする、請求項５に記載の平板キーパー。