JP2006245899A - 再生装置、コンテンツ再生システムおよびプログラム - Google Patents

再生装置、コンテンツ再生システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 再生されたコンテンツについてユーザが興味や関心を示した部分を把握できるようにすること。
【解決手段】 PC30は、再生中のコンテンツ40に対する操作指令を監視して1倍速以下の再生速度で再生された区間を特定し、特定された区間を示す区間情報を用いて再生中のコンテンツ40に対する再生履歴データ60を作成し、HD308に記憶する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、動画データや曲データ等のコンテンツを再生する技術に関する。
例えば、特許文献1には、複数のコンテンツが順番に再生される場合に、次のコンテンツへのスキップを指示する操作や、前のコンテンツへのバックを指示する操作等を監視し、各コンテンツに対するユーザの嗜好度を算出することが記載されている。
特開2003−141156号公報
特許文献1に記載された技術によれば、コンテンツ毎にユーザの嗜好度を得ることができるものの、例えばコンテンツが曲データであった場合に、イントロや間奏の部分は好きであるけれどもサビの部分は嫌いである等といった、1つのコンテンツ内における部分毎の嗜好度を得ることができない。また、コンテンツがサッカーの試合の録画映像であって、視聴する時間があまりない場合には、早送り再生で試合の大半を視聴し、ゴールシーンやスーパープレーに遭遇した場合にのみ、その直前まで巻き戻しを行い、ゴールシーンやスーパープレーの部分のみを通常の再生速度で再生する、といった形態でコンテンツが視聴される場合がある。このような場合に、ユーザが興味や関心を示した部分を把握できるようにすると、このコンテンツを再び再生する場合等に何かと便利である。
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、再生されたコンテンツについてユーザが興味や関心を示した部分を把握できるようにすることである。
上記課題を解決するため、本発明に係る再生装置は、コンテンツを再生する再生手段と、操作手段と、前記再生手段により再生中のコンテンツに対する前記操作手段からの操作指令を監視し、前記コンテンツのうち1倍速以下の再生速度で再生された区間を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された区間を示す情報を用いて前記コンテンツの再生履歴データを作成する作成手段と、前記作成手段により作成された再生履歴データを記憶手段に記憶する制御手段とを具備することを特徴としている。
本発明によれば、再生装置は、再生中のコンテンツに対する操作指令を監視して1倍速以下の再生速度で再生された区間を特定し、当該区間を示す情報を用いて再生中のコンテンツについての再生履歴データを作成し、記憶手段に記憶する。
なお、1倍速以下の再生速度でコンテンツを再生する態様には、例えば、スロー再生やコマ送り再生が含まれる。また、上記構成を有する再生装置において、前記特定手段は、前記再生手段により再生中のコンテンツに対する前記操作手段からの操作指令を監視し、前記コンテンツのうち1倍速以下の再生速度で予め定められた回数以上繰り返して再生された区間を特定する構成であってもよい。
また、上記構成を有する再生装置において、再生するコンテンツの再生履歴データが前記記憶手段に記憶されているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記再生履歴データが記憶されていると判別された場合は、当該再生履歴データを用いて前記再生手段による前記コンテンツの再生動作を制御する再生制御手段とをさらに具備するようにしてもよい。また、前記再生制御手段は、前記判別手段により前記再生履歴データが記憶されていると判別された場合は、当該再生履歴データに基づいて、再生するコンテンツのうち1倍速以下の再生速度で再生された区間の先頭に頭出ポイントを設定し、前記操作手段から頭出しを指示する操作指令が入力されると、前記設定された頭出ポイントに再生位置をスキップさせるようにしてもよい。
また、本発明は、コンテンツを再生する複数の再生装置と、当該複数の再生装置において再生されるコンテンツを管理する管理装置とを具備するコンテンツ再生システムにおいて、前記複数の再生装置の各々は、コンテンツを再生する再生手段と、操作手段と、前記再生手段により再生中のコンテンツに対する前記操作手段からの操作指令を監視し、前記コンテンツのうち1倍速以下の再生速度で再生された区間を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された区間を示す情報を用いて前記コンテンツの再生履歴データを作成する作成手段と、前記作成手段により作成された再生履歴データを前記管理装置へ送信する送信手段とを具備し、前記管理装置は、前記再生装置から送信された再生履歴データを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された再生履歴データをコンテンツ毎に分別する分別手段と、前記分別手段により分別された再生履歴データを解析し、コンテンツ毎に、再生履歴データを受信した再生装置のうち予め定められた割合以上の再生装置において1倍速以下の再生速度で再生された区間を検出する検出手段とを具備することを特徴としている。
本発明によれば、再生装置は、再生中のコンテンツに対する操作指令を監視して1倍速以下の再生速度で再生された区間を特定し、当該区間を示す情報を用いて再生中のコンテンツについての再生履歴データを作成して管理装置に送信する一方、管理装置は、再生装置から受信した再生履歴データをコンテンツ毎に分別し、コンテンツ毎に再生履歴データを解析して、再生履歴データを受信した再生装置のうち予め定められた割合以上の再生装置において1倍速以下の再生速度で再生された区間を検出する。
なお、上記構成を有するコンテンツ再生システムにおいて、前記特定手段は、前記再生手段により再生中のコンテンツに対する前記操作手段からの操作指令を監視し、前記コンテンツのうち1倍速以下の再生速度で予め定められた回数以上繰り返して再生された区間を特定する構成であってもよい。このような場合、前記検出手段は、コンテンツ毎に再生履歴データを解析し、再生履歴データを受信した再生装置のうち予め定められた割合以上の再生装置において1倍速以下の再生速度で予め定められた回数以上繰り返して再生された区間を検出する。
また、本発明は、コンピュータを、コンテンツを再生する再生手段と、前記再生手段により再生中のコンテンツに対する操作指令を監視し、前記コンテンツのうち1倍速以下の再生速度で再生された区間を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された区間を示す情報を用いて前記コンテンツの再生履歴データを作成する作成手段と、前記作成手段により作成された再生履歴データをメモリに記憶する制御手段として機能させるためのプログラムを提供する。なお、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供してもよい。
本発明によれば、再生されたコンテンツについてユーザが興味や関心を示した部分を把握することができる。
[A.実施形態]
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用した通信システム1の構成を示す図である。同図においてサーバ10には、映画や曲データ、サッカーや野球の試合の録画映像等、PC(Personal Computer)30において再生されるコンテンツ40が多数記憶されている。また、PC30は、サーバ10から任意のコンテンツ40をダウンロードして再生することができる。
図2は、本発明を適用したPC30のハードウェア構成を示すブロック図である。同図において、CPU(Central Processing Unit)301は、ROM(Read Only Memory)302やHD(Hard Disk)308に記憶されているプログラムを実行することでPC30の各部を制御する。RAM(Random Access Memory)303は、CPU301のワークエリアとして用いられる。通信インタフェース304は、CPU301の制御の下、サーバ10との通信を制御する。操作部305は、キーボードやマウス等によって構成されている。また、表示部306はLCD(Liquid Crystal Display)等によって構成されている。再生処理部307は、サーバ10からダウンロードしたコンテンツ40を再生し、表示部306に動画を表示したり、図示を省略したスピーカから曲データの再生音を出力する。
なお、コンテンツ40の再生が開始されると、表示部306には図3に示す操作画面(ユーザインタフェース)が表示される。同図に示すように操作画面には、コンテンツ40の再生を一時停止する一時停止ボタン50Aと、再生中のコンテンツ40を早送りする早送ボタン50Bと、次のコンテンツ40の再生に移行するスキップボタン50Cと、再生中のコンテンツ40を巻戻す巻戻ボタン50Dと、再生中のコンテンツ40の先頭に再生位置を戻す頭出ボタン50Eとが設けられている。なお、コンテンツ40が一時停止されている期間においては、一時停止ボタン50Aの代りに、コンテンツ40の再生を再開させる再生ボタンが表示される。また、再生中のコンテンツ40に対して頭出ポイントが設定されている場合は、スキップボタン50Cや頭出ボタン50Eをクリックすることによって、設定されている頭出ポイントに再生位置をスキップさせることができる。ここで、スキップボタン50Cがクリックされた場合は、当該スキップボタン50Cがクリックされた時点における再生位置よりも後ろに設定されている頭出ポイントに再生位置がスキップし、頭出ボタン50Eがクリックされた場合は、当該頭出ボタン50Eがクリックされた時点における再生位置よりも前に設定されている頭出ポイントに再生位置がスキップする。
次に、HD308には、後述する再生履歴データ作成処理(図5参照)や再生制御処理(図6参照)を制御するためのアプリケーションソフトウェア(プログラム)に加え、サーバ10からダウンロードしたコンテンツ40が記憶される。また、HD308には、再生履歴データ60(図4参照)が記憶される。この再生履歴データ60には、図4に示すように、コンテンツ40を識別するコンテンツ識別情報(コンテンツ40に対して割り当てられた識別番号やコンテンツ名等)と、このコンテンツ40の再生可能な全区間のうち、通常の再生速度(1倍速)で再生された区間を示す通常再生区間情報とが対応付けられている。
なお、通常再生区間情報は、タグ等を用いてコンテンツ40自体に付加される構成であってもよい。また、図4に示した再生履歴データ60において、通常再生区間情報を構成する区間開始ポイントと区間終了ポイントは、通常の再生速度でコンテンツ40を先頭から再生したときの経過時間で示されている。
次に、PC30の動作を説明する。
図5は、PC30において実行される再生履歴データ作成処理のフローチャートである。この再生履歴データ作成処理は、PC30においてコンテンツ40が再生されると、CPU301により実行される。なお、コンテンツ40の再生が開始されると、図3に示した操作画面が表示部306に表示される。そして、図5に示すように、まず、CPU301は、再生中のコンテンツ40に対するボタン50A〜50Eの操作を監視し(ステップS101)、再生中のコンテンツ40について通常の再生速度で再生された区間を特定する(ステップS102)。
例えば、“00:00:00”〜“00:15:08”までの区間では早送りボタン50Bが押下され続けて早送り再生が行われ、“00:15:09”〜“00:18:32”までの区間では通常の再生速度(1倍速)で再生が行われ、その後、また早送り再生が行われた場合、CPU301は、“00:15:09”〜“00:18:32”までの区間を、通常の再生速度で再生された区間として特定する。また、例えば、早送り再生が“00:41:34”まで行われた後、巻戻ボタン50Dが押下されて“00:41:12”まで巻き戻しが行われ、その後、“00:41:12”〜“00:44:58”までの区間において通常の再生速度で再生が行われた場合、CPU301は、“00:41:12”〜“00:44:58”までの区間を、通常の再生速度で再生された区間として特定する。なお、このようにして特定された、通常の再生速度で再生された区間を示す通常再生区間情報は、まず、RAM303に一時的に記憶される。
次いで、CPU301は、コンテンツ40の再生が終了したか否かを判別し(ステップS103)、コンテンツ40の再生が終了していない場合は(ステップS103:NO)、ステップS101に戻り、コンテンツ40の再生が終了するまでステップS101,S102の処理を継続して行う。一方、コンテンツ40の再生が終了した場合(ステップS103:YES)、CPU301は、再生を終えたコンテンツ40についての再生履歴データ60を作成する(ステップS104)。このステップS104に示す処理について具体的に説明すると、まず、CPU301は、再生を終えたコンテンツ40について、このコンテンツ40に対して割り当てられた識別番号やコンテンツ名等のコンテンツ識別情報を取得する。次いで、CPU301は、RAM303に記憶されている通常再生区間情報を読み出す。そして、CPU301は、コンテンツ識別情報と通常再生区間情報とを対応付けて再生履歴データ60を作成する。この後、CPU301は、作成した再生履歴データ60をHD308に保存し(ステップS105)、再生履歴データ作成処理を終える。
次に、図6は、PC30において実行される再生制御処理のフローチャートである。この再生制御処理は、これから再生しようとしているコンテンツ40についての再生履歴データ60がHD308に記憶されている場合に、CPU301により実行される。同図に示すように、まず、CPU301は、再生するコンテンツ40の再生履歴データ60をHD308から読み出す(ステップS201)。この際、CPU301は、再生するコンテンツ40のコンテンツ識別情報を取得し、取得したコンテンツ識別情報に対応する再生履歴データ60をHD308から読み出す。次いで、CPU301は、読み出した再生履歴データ60に基づいて、通常の再生速度で再生済みの区間を特定するとともに、再生するコンテンツ40に対し、特定した区間の先頭に頭出ポイントを設定する(ステップS202)。例えば、上記ステップS201において読み出された再生履歴データ60内に、通常再生区間情報として“00:15:09”〜“00:18:32”と“00:41:12”〜“00:44:58”が記録されていた場合、CPU301は、再生するコンテンツ40に対し、“00:15:09”と“00:41:12”に頭出ポイントを設定する。
次いで、CPU301は、頭出ポイントを設定したコンテンツ40の再生処理を開始するとともに(ステップS203)、スキップボタン50Cと頭出ボタン50Eのいずれかがクリックされたか否かを判別する(ステップS204)。その結果、スキップボタン50Cと頭出ボタン50Eの両方がともにクリックされていない場合(ステップS204:NO)、CPU301は、ステップS203に戻り、コンテンツ40の再生処理を継続する。
一方、スキップボタン50Cと頭出ボタン50Eのいずれか一方がクリックされた場合(ステップS204:YES)、CPU301は、上記ステップS202において設定された頭出ポイントに再生位置をスキップさせ(ステップS205)、スキップさせた再生位置から再生処理を再開する。なお、スキップボタン50Cがクリックされた場合は、当該スキップボタン50Cがクリックされた時点における再生位置よりも後ろに設定されている頭出ポイントに再生位置をスキップさせる。また、頭出ボタン50Eがクリックされた場合は、当該頭出ボタン50Eがクリックされた時点における再生位置よりも前に設定されている頭出ポイントに再生位置をスキップさせる。
この後、CPU301は、コンテンツ40の再生が終了したか否かを判別し(ステップS206)、コンテンツ40の再生が終了していない場合は(ステップS206:NO)、ステップS203に戻る一方、コンテンツ40の再生が終了した場合は(ステップS206:YES)、再生制御処理を終える。
なお、再生されたコンテンツ40のうちユーザが興味や関心を示した部分には、通常の再生速度(1倍速)で再生された区間に加え、スロー再生やコマ送り再生が行われた区間を含むことができる。この場合には、操作画面にスロー再生ボタンやコマ送り再生ボタンを設けるとともに、PC30では、これらのボタン操作を監視し、通常の再生速度で再生が行われた区間に加え、スロー再生やコマ送り再生が行われた区間を特定し、当該特定された区間を示す区間情報を用いて再生履歴データ60を生成する構成とすればよい。つまり、PC30では、再生中のコンテンツ40のうち1倍速以下で再生された区間を特定してやればよい。
また、PC30は、再生中のコンテンツ40のうち1倍速以下の再生速度で予め定められた回数(例えば3回)以上繰り返して再生された区間を特定し、当該特定された区間を示す区間情報を用いて再生履歴データ60を作成する構成としてもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、PC30は、再生中のコンテンツ40に対する操作指令を監視して1倍速以下の再生速度で再生された区間を特定し、特定された区間を示す区間情報を用いて再生中のコンテンツ40に対する再生履歴データ60を作成し、HD308に記憶する。よって、再生されたコンテンツ40のうち1倍速以下の再生速度で再生された、ユーザが興味や関心を示した部分を把握することができる。また、PC30は、再生するコンテンツ40に対して再生履歴データ60が記憶されている場合、再生するコンテンツ40に対し、1倍速以下の再生速度で再生済みの区間の先頭に頭出ポイントを設定し、スキップボタン50Cや頭出ボタン50Eがクリックされると、設定した頭出ポイントに再生位置をスキップさせる。よって、1倍速以下の再生速度で再生済みの、ユーザが興味や関心を示した部分を自動的に特定して再生することができる。
なお、PC30(コンピュータ)は、HD308にインストールされているプログラムに従って本発明に係る再生履歴データ作成処理(図5参照)や再生制御処理(図6参照)を実行するが、このプログラムを通信によってPC30へと送信し、HD308やROM302にインストールしてもよい。また、このプログラムをCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)やDVD(Digital Versatile Disk)、メモリカード等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
[B.変形例]
(1)上述した実施形態では、1倍速以下の再生速度で再生済みの区間の先頭に頭出ポイントを設定し、スキップボタン50Cや頭出ボタン50Eがクリックされると、設定された頭出ポイントに再生位置をスキップさせる構成としたが、頭出ポイントを設定せず、再生するコンテンツ40に対して再生履歴データ60が記憶されている場合は、当該再生履歴データ60に記録されている、1倍速以下の再生速度で再生された区間のみを再生する構成としたり、あるいは逆に、再生履歴データ60に記録されている区間以外を再生する構成としてもよい。
(2)上述した実施形態において、PC30は、作成した再生履歴データ60をサーバ10に送信する構成であってもよい。このような場合にサーバ10において実行される再生区間検出処理のフローチャートを図7に示す。
同図に示すように、サーバ10は、複数のPC30の各々から再生履歴データ60を受信すると(ステップS301)、まず、再生履歴データ60に含まれているコンテンツ識別情報に基づいて、受信した再生履歴データ60をコンテンツ40毎に分別する(ステップS302)。次いで、サーバ10は、コンテンツ毎に再生履歴データ60を解析し、再生履歴データ60を受信したPC30のうち予め定められた割合以上のPC30において1倍速以下の再生速度で再生された区間を検出する(ステップS303)。なお、予め定められた割合とは、例えば80%等である。このような構成であると、サーバ10では、インターネット20を介してPC30に提供したコンテンツ40について、多数のユーザが関心や興味を示した部分を把握することができるから、ステップS303において検出された区間の情報をマーケティング情報として活用することができる。また、ステップS303において検出された区間内のコンテンツデータを用いて、コンテンツ40のサンプルデータを作成し、当該作成したサンプルデータをコンテンツ40をダウンロードする際の参考情報としてユーザに提示することができる。
なお、再生履歴データ60の送信先となるサーバは、コンテンツ40のダウンロード元となるサーバ10以外であってもよい。但し、この場合は、再生履歴データ60の送信先となるサーバ(管理装置)の通信アドレスをPC30が事前に把握している必要がある。したがって、例えば、サーバ10からコンテンツ40をダウンロードする際に、ダウンロードするコンテンツ40とともに、このコンテンツ40についての再生履歴データ60の送信先を指定する通信アドレスがPC30にダウンロードされる構成であってもよい。
(3)再生履歴データ60やコンテンツ40が記憶される記憶手段は、HD308以外に、例えば、PC30に対して着脱自在なDVDやメモリカード等の記録媒体や、外付けハードディスク等であってもよい。また、サーバ10とPC30の通信は、公衆交換電話網や専用回線を介して行われてもよいし、移動パケット通信網や無線公衆LAN(Local Area Network)を介して行われてもよい。
(4)本発明に係る再生装置は、CDプレイヤやDVDプレイヤ等であってもよい。すなわち、サーバ等の外部機器と通信を行って動画データや曲データ等のコンテンツ40を取得するのではなく、CD−ROMやDVD等の着脱自在な記録媒体から動画データや曲データを読み出して再生する再生装置であってもよい。勿論、パケット通信機能を有する携帯電話機やMP3(MPEG Audio Layer-3)プレイヤであってもよい。なお、CDプレイヤやDVDプレイヤ等の場合、早送り、巻き戻し、スキップ、停止等の操作を指示するボタンは、画面に表示されるソフトボタンではなく、プレイヤ本体等に操作子として設けられる。また、コンテンツ40は、動画データや曲データに限定されず、録音された会話データ等の音声データであってもよい。
通信システム1の構成を示す図である。 PC30のハードウェア構成を示すブロック図である。 PC30においてコンテンツ40の再生が開始されると表示部306に表示される操作画面(ユーザインタフェース)について示す図である。 再生履歴データ60のデータ構成について示す図である。 PC30において実行される再生履歴データ作成処理について示すフローチャートである。 PC30において実行される再生制御処理について示すフローチャートである。 サーバ10において実行される再生区間検出処理について示すフローチャートである。
符号の説明
1…通信システム、10…サーバ、20…インターネット、30…PC、40…コンテンツ、50A…一時停止ボタン、50B…早送ボタン、50C…スキップボタン、50D…巻戻ボタン、50E…頭出ボタン、60…再生履歴データ、301…CPU、302…ROM、303…RAM、304…通信インタフェース、305…操作部、306…表示部、307…再生処理部、308…HD。

Claims (6)

  1. コンテンツを再生する再生手段と、
    操作手段と、
    前記再生手段により再生中のコンテンツに対する前記操作手段からの操作指令を監視し、前記コンテンツのうち1倍速以下の再生速度で再生された区間を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された区間を示す情報を用いて前記コンテンツの再生履歴データを作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された再生履歴データを記憶手段に記憶する制御手段と
    を具備することを特徴とする再生装置。
  2. 前記特定手段は、前記再生手段により再生中のコンテンツに対する前記操作手段からの操作指令を監視し、前記コンテンツのうち1倍速以下の再生速度で予め定められた回数以上繰り返して再生された区間を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 再生するコンテンツの再生履歴データが前記記憶手段に記憶されているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記再生履歴データが記憶されていると判別された場合は、当該再生履歴データを用いて前記再生手段による前記コンテンツの再生動作を制御する再生制御手段とをさらに具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 前記再生制御手段は、前記判別手段により前記再生履歴データが記憶されていると判別された場合は、当該再生履歴データに基づいて、再生するコンテンツのうち1倍速以下の再生速度で再生された区間の先頭に頭出ポイントを設定し、前記操作手段から頭出しを指示する操作指令が入力されると、前記設定された頭出ポイントに再生位置をスキップさせる
    ことを特徴とする請求項3に記載の再生装置。
  5. コンテンツを再生する複数の再生装置と、当該複数の再生装置において再生されるコンテンツを管理する管理装置とを具備するコンテンツ再生システムにおいて、
    前記複数の再生装置の各々は、
    コンテンツを再生する再生手段と、
    操作手段と、
    前記再生手段により再生中のコンテンツに対する前記操作手段からの操作指令を監視し、前記コンテンツのうち1倍速以下の再生速度で再生された区間を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された区間を示す情報を用いて前記コンテンツの再生履歴データを作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された再生履歴データを前記管理装置へ送信する送信手段とを具備し、
    前記管理装置は、
    前記再生装置から送信された再生履歴データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された再生履歴データをコンテンツ毎に分別する分別手段と、
    前記分別手段により分別された再生履歴データを解析し、コンテンツ毎に、再生履歴データを受信した再生装置のうち予め定められた割合以上の再生装置において1倍速以下の再生速度で再生された区間を検出する検出手段とを具備する
    ことを特徴とするコンテンツ再生システム。
  6. コンピュータを、
    コンテンツを再生する再生手段と、
    前記再生手段により再生中のコンテンツに対する操作指令を監視し、前記コンテンツのうち1倍速以下の再生速度で再生された区間を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された区間を示す情報を用いて前記コンテンツの再生履歴データを作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された再生履歴データをメモリに記憶する制御手段
    として機能させるためのプログラム。
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