JP2008092074A - コンテンツ再生装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】再生中のコンテンツの再生状況やユーザからのコマンドの組み合わせによってユーザの意図を推定し、コンテンツを提示するコンテンツ再生装置を提供する。
【解決手段】コンテンツの再生状況を判断する再生状況判断部11と、ユーザからのコマンドを受け付けるコマンド受付部12と、コンテンツに関連する他のコンテンツを検索する関連コンテンツ検索部13と、検索された他のコンテンツをユーザに対して提示するコンテンツ提示部14とを備えるコンテンツ再生装置であって、コマンド受付部12が受け付けたコマンドが、コンテンツに関連する他のコンテンツの一覧を表示させるコマンド、あるいは再生位置を所定時間だけ離れた位置へスキップさせるコマンドである場合、コンテンツ提示部14は、再生状況判断部18が判断した再生状況に基づいて、検索された他のコンテンツの中から少なくとも1つを選択して提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツの再生状況とユーザからの操作コマンドとから、ユーザへ提示する情報を制御するコンテンツ再生装置及びコンピュータプログラムに関する。
近年、ハードディスクドライブ(HDD)を搭載したレコーダや、ネットワークを介した映像及び音楽の配信サービスの普及により、ユーザが視聴することができるコンテンツ数は飛躍的に増加している。しかしその一方で、ユーザにとっては、大量のコンテンツの中から自分が望むコンテンツを的確且つ迅速に探し出すことが難しくなっている。
この問題に対して、特許文献1に開示された統合放送受信機では、予め登録しておいたユーザの嗜好を示すパーソナル情報と、放送されるコンテンツに付加される番組情報とに基づいて、各チャンネルから供給される番組に対するユーザの必要度を推定し、この必要度に基づいてユーザに供給する番組を選択している。
また、特許文献2に開示された放送通信端末では、視聴中のコンテンツに関連するコンテンツ、例えば、シリーズ番組を視聴中であれば、その前後のコンテンツをネットワークを介して検索し、検索した結果をユーザに表示して選択させている。
特開平9−312811号公報 特開2006−109278号公報
しかし、特許文献1の統合放送受信機には以下に示す問題点がある。即ち、(1)ユーザが予めパーソナル情報を登録する必要がある。(2)コンテンツに必要度を算出するための番組情報を埋め込む必要がある。そして、(3)いつも決まった番組が他の番組よりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示され、状況に応じたコンテンツの提示ができない。
また、特許文献2の放送通信端末には以下に示す問題点がある。即ち、(4)ユーザが求めるコンテンツが前回話或いは次回話であるという推定まではできないため、関連するコンテンツの一覧を表示してユーザの選択処理を必要とする。(5)再生中に興味が薄れた場合に関連しないコンテンツを提示することができない。
本発明は、上記問題点を解決するために成されたものであり、その目的は、再生中のコンテンツの再生状況やユーザからのコマンドの組み合わせによってユーザの意図を推定し、コンテンツを提示するコンテンツ再生装置を提供することである。
本発明の第1の特徴は、コンテンツの再生状況を判断する再生状況判断部と、ユーザからのコマンドを受け付けるコマンド受付部と、コンテンツに関連する他のコンテンツを検索する関連コンテンツ検索部と、検索された他のコンテンツをユーザに対して提示するコンテンツ提示部とを備えるコンテンツ再生装置であって、コマンド受付部が受け付けたコマンドが、コンテンツに関連する他のコンテンツの一覧を表示させるコマンドである場合、コンテンツ提示部は、再生状況判断部が判断した再生状況に基づいて、検索された他のコンテンツの中から少なくとも1つを選択して提示することである。
本発明の第1の特徴によれば、関連コンテンツの一覧を表示させるコマンドを受け付けた場合、コンテンツの再生状況に基づいて、検索された関連コンテンツの中から少なくとも1つを選択して提示するため、コンテンツの再生状況からユーザの意図を推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを少なくとも1つ提示することができる。
ここで、「コンテンツの再生状況」には、現在及び過去におけるコンテンツの再生位置及び再生時間が含まれる。即ち、コンテンツが再生中であれば、当該コンテンツの再生位置及び再生時間が含まれ、再生中でなければ、過去にコンテンツの再生を終了した時の当該コンテンツの再生終了位置及び再生時間が含まれる。
第1の特徴において、再生状況判断部は、コンテンツの再生位置が、コンテンツの冒頭部分であるか、中間部分であるか、或いは終盤部分であるかを判断する。そして、再生位置がコンテンツの冒頭部分である場合、コンテンツのバックナンバーを再生していないユーザの状況が推測されるため、コンテンツのバックナンバーを、一覧に含まれる他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。再生位置がコンテンツの中間部分である場合、当該コンテンツに対する興味が薄れてきたことが推測されるため、コンテンツに関連する他のコンテンツを一覧から除外する。そして、再生位置がコンテンツの終盤部分である場合、興味を持って当該コンテンツを視聴したことが推測されるため、関連コンテンツを、関連しないコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示しても構わない。
これにより、コンテンツの再生位置からユーザの意図を推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを提示することができる。
第1の特徴において、再生状況判断部は、コンテンツの中にある楽曲区間を検出する楽曲区間検出部を有し、コンテンツの先頭又は先頭付近に楽曲区間が出現する場合、楽曲区間が終了するまでをコンテンツの冒頭部分と判断し、コンテンツの終端付近に楽曲区間が出現する場合、楽曲区間の開始以降をコンテンツの終盤部分と判断するようにしても構わない。
これにより、より正確にコンテンツの冒頭部分と終盤部分を判断することができる。
第1の特徴において、再生状況判断部は、コンテンツの再生位置がCM部分であるか否かを判断するCM区間判断部を有する。コンテンツの再生位置がCM区間である場合、当該コンテンツに対する興味は維持されていることが推測されるため、当該コンテンツに関連する他のコンテンツを、関連しない他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。コンテンツの再生位置がCM区間でない場合、当該コンテンツに対する興味が薄れてきたことが推測されるため、コンテンツに関連する他のコンテンツを一覧から除外するようにしても構わない。
これにより、コンテンツの再生位置からユーザの意図をより正確に推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを提示することができる。
第1の特徴において、再生状況判断部は、コンテンツの再生時間が、第1のしきい値よりも短いか、或いは第1のしきい値よりも長い第2のしきい値よりも長いかを判断する。再生時間が第1のしきい値よりも短い場合、コンテンツのバックナンバーを再生していないユーザの状況が推測されるため、コンテンツのバックナンバーを、一覧に含まれる他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。再生時間が第1のしきい値以上、第2のしきい値以下である場合、当該コンテンツに対する興味が薄れてきたことが推測されるため、コンテンツに関連する他のコンテンツを一覧から除外する。そして、再生時間が第2のしきい値よりも長い場合、興味を持って当該コンテンツを視聴したことが推測されるため、コンテンツに関連する他のコンテンツを、関連しない他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示しても構わない。
これにより、コンテンツの再生時間からユーザの意図を推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを提示することができる。
本発明の第2の特徴は、再生中のコンテンツが、1つのシリーズを形成するコンテンツ群の一つであるか否かを判断するシリーズ判断部と、再生中のコンテンツの再生位置を判断する再生状況判断部と、ユーザからのコマンドを受け付けるコマンド受付部と、再生中のコンテンツに関連する他のコンテンツを検索する関連コンテンツ検索部と、検索された他のコンテンツをユーザに対して提示するコンテンツ提示部とを備えるコンテンツ再生装置であって、再生中のコンテンツが1つのシリーズを形成するコンテンツ群の一つであり、且つコマンド受付部が受け付けたコマンドが、再生位置を所定の区分単位でスキップさせるコマンドである場合、コンテンツ提示部は、再生状況判断部が判断した再生位置に基づいて、コンテンツ群の中から1つを選択して再生することである。
ここで、「所定の区分単位でスキップさせる」ことは、例えば、所定の再生時間単位でスキップさせること、及びチャプタ単位でスキップさせることを含む概念である。
本発明の第2の特徴によれば、スキップさせるコマンドを受け付けた場合、コンテンツの再生位置に基づいて、検索された関連コンテンツの中から少なくとも1つを選択して提示するため、コンテンツの再生位置からユーザの意図を推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを少なくとも1つ提示することができる。
第2の特徴において、再生位置がコンテンツの終盤部分であり、且つコマンド受付部が受け付けたコマンドが、再生の順方向へ再生位置をスキップさせるコマンドである場合、ユーザが当該コンテンツの後に連続する他のコンテンツの再生を望んでいることが推測されるため、コンテンツ提示部は、再生中のコンテンツと同じコンテンツ群に属し、再生中のコンテンツの後に連続する他のコンテンツを再生するようにしても構わない。
これにより、コンテンツの再生位置からユーザの意図を推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを提示することができる。
第2の特徴において、再生位置がコンテンツの冒頭部分であり、且つコマンド受付部が受け付けたコマンドが、再生の逆方向へ再生位置をスキップさせるコマンドである場合、ユーザが当該コンテンツの前に連続する他のコンテンツの再生を望んでいることが推測されるため、コンテンツ提示部は、再生中のコンテンツと同じコンテンツ群に属し、再生中のコンテンツの前に連続する他のコンテンツを再生するようにしても構わない。
これにより、コンテンツの再生位置からユーザの意図を推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを提示することができる。
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、コンテンツの再生状況を判断する再生状況判断手段、ユーザからのコマンドを受け付けるコマンド受付手段、コンテンツに関連する他のコンテンツを検索する関連コンテンツ検索手段、及び 検索された他のコンテンツをユーザに対して提示するコンテンツ提示手段として機能させるためのコンピュータプログラムであって、コマンド受付手段が受け付けたコマンドが、コンテンツに関連する他のコンテンツの一覧を表示させるコマンドである場合、コンテンツ提示手段は、再生状況判断手段が判断したコンテンツの再生状況に基づいて、検索された他のコンテンツの中から少なくとも1つを選択して提示することである。
本発明の第3の特徴によれば、関連コンテンツの一覧を表示させるコマンドを受け付けた場合、コンテンツの再生状況に基づいて、検索された関連コンテンツの中から少なくとも1つを選択して提示するため、コンテンツの再生状況からユーザの意図を推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを少なくとも1つ提示することができる。
本発明の第4の特徴は、コンピュータを、再生中のコンテンツが、1つのシリーズを形成するコンテンツ群の一つであるか否かを判断するシリーズ判断手段、再生中のコンテンツの再生位置を判断する再生状況判断手段、ユーザからのコマンドを受け付けるコマンド受付手段、再生中のコンテンツに関連する他のコンテンツを検索する関連コンテンツ検索手段、及び検索された他のコンテンツをユーザに対して提示するコンテンツ提示手段として機能させるためのコンピュータプログラムであって、再生中のコンテンツが1つのシリーズを形成するコンテンツ群の一つであり、且つコマンド受付手段が受け付けたコマンドが、再生位置を所定の区分単位でスキップさせるコマンドである場合、コンテンツ提示手段は、再生状況判断手段が判断した再生位置に基づいて、コンテンツ群の中から1つを選択して再生することである。
本発明の第4の特徴によれば、スキップさせるコマンドを受け付けた場合、コンテンツの再生位置に基づいて、検索された関連コンテンツの中から少なくとも1つを選択して提示するため、コンテンツの再生位置からユーザの意図を推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを少なくとも1つ提示することができる。
本発明によれば、再生中のコンテンツの再生状況やユーザからのコマンドの組み合わせによってユーザの意図を推定し、コンテンツを提示するコンテンツ再生装置を提供することができる。
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図面の記載において同一あるいは類似の部分には同一あるいは類似な符号を付している。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係わるコンテンツ再生装置1は、コンテンツの再生状況を判断する再生状況判断部11と、ユーザからのコマンドを受け付けるコマンド受付部12(以後、「入力部」という)と、コンテンツに関連する他のコンテンツ(関連コンテンツ)を検索する関連コンテンツ検索部13と、検索された関連コンテンツをユーザに対して提示するコンテンツ提示部14と、放送波又は通信網を介してコンテンツを受信し、所定の制御信号を送信する送受信部16と、送受信部16が受信したコンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積部15と、コンテンツ蓄積部15への蓄積動作を制御する録画制御部17と、ユーザからのコマンドに従ってコンテンツの再生動作を制御する再生制御部18と、再生されるコンテンツ(例えば、画像、動画)やコンテンツの一覧を表示する表示部20と、コンテンツの再生状況(ログ)を記憶する再生状況記憶部19と、コンテンツが1つのシリーズを形成するコンテンツ群の一つであるか否かを判断するシリーズ判断部22を備える。
再生状況判断部11は、現在または過去において、再生されたコンテンツの再生状況を判断する。ここで、「コンテンツの再生状況」には、現在及び過去におけるコンテンツの再生位置及び再生時間が含まれる。即ち、現在コンテンツが再生中であれば、再生状況には、その再生中コンテンツの再生位置及び再生時間が含まれ、再生中のコンテンツが無ければ、過去にコンテンツの再生を終了した時の当該コンテンツの再生終了位置及び再生時間が含まれる。なお、ここで再生時間は、実際の視聴時間である。第1の実施の形態においては、コンテンツの再生状況の一例として、「再生中コンテンツの再生位置」について説明する。また、コンテンツの一例として、静止画像、動画像等を含む映像コンテンツについて説明するが、本発明はこれに限定されること無く、例えば音楽コンテンツにも適用可能である。
再生状況判断部11は、再生制御部18で復号再生されるコンテンツに関して、現在再生している位置が、冒頭部分であるか、中間部分であるか、終盤部分であるかを判断する。具体的には、再生状況判断部11は、コンテンツの中にある楽曲区間を検出する楽曲区間検出部23と、コンテンツの再生位置がCM部分であるか否かを判断するCM区間判断部21とを有し、以下に示すようなアルゴリズムに従って、再生中コンテンツの全体を、冒頭部分、中間部分、終盤部分などに分類する。そして、現在再生している位置が何れの部分に属するかによって再生位置を判断する。
(1)楽曲区間検出部23が、コンテンツの先頭から指定時間(例えば5分間)以内に楽曲区間があるか否かを調査する。先頭の指定時間(例えば5分間)以内に楽曲区間がある場合、コンテンツの始まりからこの楽曲区間の終わりまでをコンテンツの冒頭部分と判断する。先頭の指定時間(例えば5分間)以内に楽曲区間がない場合、コンテンツの先頭の指定時間が終了するまでを冒頭部分と判断する。
(2)楽曲区間検出部23が、コンテンツの末尾から指定時間(例えば5分間)以内に楽曲区間があるか否かを調査する。末尾から指定時間(例えば5分間)以内に楽曲区間がある場合、この楽曲区間の始まりからコンテンツの末尾までをコンテンツの終盤部分と判断する。末尾から指定時間(例えば5分間)以内に楽曲区間がない場合、コンテンツの末尾の指定時間前から末尾までを終盤部分と判断する。
(3)コンテンツの中には、ドラマなどの本編とCMとを含むものがある。この場合、CM区間判断部21が、コンテンツの冒頭部分及び終盤部分を除く部分(以後、「中間部分」という)に存在するCM区間を検出する。検出された区間をコンテンツのCM部分とする。
(4)中間部分からCM部分を除いた部分を中間本編部分とする。
なお、上記のコンテンツの分類処理を行なうタイミングは、コンテンツの再生中に限定されない。コンテンツ蓄積部15へコンテンツを録画する時或いはアイドル時に、コンテンツを、冒頭、終盤、CM、中間本編の各部分に分類しても構わない。予めコンテンツを分類しておくことで、コンテンツ蓄積部15にいったん録画されたコンテンツを後から再生する際に、迅速に再生位置を判断することができる。
また、再生中のコンテンツがシリーズを形成するコンテンツ群の一つである場合、コンテンツの冒頭部分を判断する別の方法として、再生中のコンテンツの映像データと前回話のコンテンツの映像データとを比較して、同じ映像が使われている区間を冒頭部分と判断しても構わない。
コンテンツ提示部14から再生状況(再生位置)の問い合わせを受けたとき、再生状況判断部11は、再生制御部18から現在の再生位置を取得し、これと上記の判断結果とを照合して、現在の再生位置におけるコンテンツの分類をコンテンツ提示部14へ回答する。
入力部12は、ユーザからのコマンドを受け付ける。ここで、「コマンド」は、コンテンツ再生装置1が果たす機能を特定する命令又は指示であり、ユーザからコンテンツ再生装置1への操作コマンド、コンピュータシステムを用いてコンテンツ再生装置の全部又は一部を実現した場合のコンピュータプログラムに対する指示コマンドが含まれる。
具体的には、入力部12は、リモコンやコンテンツ再生装置本体に装備されている操作入力用のボタンの押下げを検知し、再生制御部18、コンテンツ提示部14、或いは録画制御部17へ入力信号を転送する。このボタンには、「再生/一時停止」、「停止」、「巻き戻し」、「早送り」、「前方スキップ」、「後方スキップ」、「前チャプタ」、及び「次チャプタ」が含まれる。ユーザがこれらのボタンを押下げると、入力部12は各ボタンに対応したユーザからのコマンドを受け付ける。なお、「後方スキップ」とは、再生位置を再生方向に対して順方向へスキップさせるコマンドに対応するボタンであり、「前方スキップ」とは、再生位置を再生方向に対して逆方向へスキップさせるコマンドに対応するボタンである。
関連コンテンツ検索部13は、再生中のコンテンツの番組情報とその他のコンテンツの番組情報とを比較して、再生中のコンテンツに関連する他のコンテンツ(関連コンテンツ)を検索する。ここで、「その他のコンテンツの番組情報」には、コンテンツ蓄積部15内のコンテンツの番組情報、通信網を介して接続されたコンテンツサーバが提供可能なコンテンツの番組情報、或いは現在放送中のコンテンツの番組情報が含まれる。具体的には、以下に示すような様々な番組情報を用いて、再生中コンテンツとの関連性を総合的に判断する。
(1)再生中の再生コンテンツとその他のコンテンツとの番組情報を比較して、コンテンツのタイトルが同じ、且つ話数が小さい場合、コンテンツのタイトルが同じ、サブタイトルが異なり、且つコンテンツ蓄積部15への保存日数が古い場合、或いはコンテンツのタイトルが同じ、且つコンテンツサーバでの公開開始日時が古い場合、その他のコンテンツは、再生中のコンテンツと同じシリーズに含まれるバックナンバーであると判定する。
(2)再生中の再生コンテンツとその他のコンテンツとの番組情報を比較して、タイトルが同じ、且つ話数が大きい場合、コンテンツのタイトルが同じ、サブタイトルが異なり、且つコンテンツ蓄積部15への保存日数が新しい場合、或いはコンテンツのタイトルが同じ、且つコンテンツサーバでの公開開始日時が新しい場合、その他のコンテンツは、再生中のコンテンツと同じシリーズに含まれる、より新しいナンバーであると判定する。
(3)再生中の再生コンテンツとその他のコンテンツとの番組情報(出演者などの人名)を比較して、同じ人名が多く含まれるほど両コンテンツの関連性を高く評価する。
(4)再生中の再生コンテンツとその他のコンテンツとの番組情報の文字列全体を比較して、同じ単語或いは意味が共通する単語が多く含まれるほど両コンテンツの関連性を高く評価する。
なお、コンテンツの関連性評価を行なうタイミングは、コンテンツの再生中に限定されない。コンテンツ蓄積部15へコンテンツを録画する時或いはアイドル時に、当該コンテンツとその他のコンテンツの間の関連性を評価し、その結果をコンテンツ蓄積部15へ保存しておいても構わない。予めコンテンツの関連性を評価しておくことで、関連コンテンツを迅速に検索することができる。
コンテンツ提示部14は、関連コンテンツ検索部13が検索した他のコンテンツの中から、ユーザの意図に沿ったものを1つ以上提示する。ユーザの意図は、再生状況判断部11が判断したコンテンツの再生位置に基づいて推測される。例えば、入力部12が再生中のコンテンツに関連する他のコンテンツの一覧を表示させるコマンドを受け付けた場合、コンテンツ提示部14は、再生状況判断部11が判断したコンテンツの再生位置に基づいて、関連コンテンツ検索部13が検索した他のコンテンツの中から、ユーザの意図に沿った関連コンテンツを少なくとも1つ提示する。コンテンツ提示部14の処理動作のフローは、図2を参照して詳細に述べる。
送受信部16は、放送波や通信網から搬送されるストリームデータを受信し、復調及びエラー訂正を経て映像や音声のコンテンツを受信する。また、通信網の先にある図示しないコンテンツサーバに対して、番組情報の取得メッセージや、コンテンツの取得メッセージ、更には再生中のコンテンツに対するトリックプレイ(例えば、早送り、次チャプタなど)メッセージなどの制御メッセージを送信する。
録画制御部17は、送受信部16が受信したコンテンツをコンテンツ蓄積部15へ記憶する動作を制御する。具体的には、入力部12がユーザから録画予約のコマンドを受け付けると、受信したコンテンツに含まれる番組情報、或いはコンテンツサーバから取得する番組情報を表示部20へ提示し、ユーザからの入力を待って録画(録音)予約を行なう。録画開始時刻になると、指定のチャンネルのコンテンツを送受信部16より受信し、コンテンツ蓄積部15へ保存する。このとき、コンテンツの内容を示す番組情報を、受信したコンテンツから抽出し、或いは通信網を介してコンテンツサーバから取得し、コンテンツに対応付けてコンテンツ蓄積部15へ保存する。
再生制御部18は、入力部12がユーザから再生コマンドを受け付けると、これに従って、送受信部16或いはコンテンツ蓄積部15から読み出した映像コンテンツを復号する。そして、ビデオ信号と音声信号をそれぞれ表示部20へ送信する。このようにして、ユーザからの再生コマンドに従ってコンテンツの再生動作を制御する。
図2を参照して、図1のコンテンツ再生装置1が関連コンテンツの一覧を表示するために行なう処理動作の流れの一例を説明する。
(イ)先ずS01段階において、入力部12がユーザからの一覧表示コマンドを受け付ける。S02段階に進み、再生状況判断部11は、現在、再生中のコンテンツがあるか否かを判断する。コンテンツが再生中でない場合(S02段階にてNO)、S03段階に進み、図1のコンテンツ再生装置1によらない通常の一覧表示を行なう。
(ロ)コンテンツが再生中である場合(S02段階にてYES)、S04段階に進み、再生状況判断部11は再生中のコンテンツの再生位置が、冒頭部分、終盤部分、或いは中間部分であるかを判断する。
(ハ)再生中のコンテンツの再生位置が冒頭部分である場合、再生中のコンテンツのバックナンバーを再生していないユーザの状況が推測されるため、S05段階に進み、コンテンツのバックナンバーを、一覧に含まれる他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。
ここで、「ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する」ことには、例えば、画面に行単位にコンテンツを表示する場合、最上部に表示すること(複数列の場合は、最も上部の最も左部に表示すること)、再生中のコンテンツの表示に隣接して表示すること、コンテンツがシリーズものであれば、左右に並んで表示すること、及び複数画面にわたる表示の場合には、一番初めに表示される画面に表示することが含まれる。
再生位置がコンテンツの終盤部分である場合、ユーザが興味を持って当該コンテンツを視聴したことが推測されるため、S06段階に進み、関連コンテンツを、関連しない他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。そして、再生位置がコンテンツの中間部分である場合、S07段階に進み、再生状況判断部11は、再生中のコンテンツの再生位置がCM部分或いは中間本編部分であるかを更に判断する。
(二)再生中のコンテンツの再生位置がCM部分である場合(S07段階にてYES)、ユーザが興味を持って当該コンテンツを視聴したことが推測されるため、S08段階に進み、関連コンテンツを、関連しない他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。一方、再生中のコンテンツの再生位置がCM部分でない場合(S07段階にてNO)、当該コンテンツに対する興味が薄れてきたことが推測されるため、S09段階に進み、コンテンツに関連する他のコンテンツを一覧から除外して、再生中のコンテンツとは別ジャンルのコンテンツをユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態によれば以下の作用効果が得られる。
入力部12が関連コンテンツの一覧を表示させるコマンドをユーザから受けた場合、再生状況判断部11が再生中のコンテンツの再生位置を判断する。この再生位置に基づいて、コンテンツ提示部14は、検索された関連コンテンツの中から少なくとも1つを選択して提示する。これにより、コンテンツの再生位置からユーザの意図を推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを少なくとも1つ提示することができる。
再生状況判断部11は、再生中のコンテンツの再生位置が、コンテンツの冒頭部分であるか、中間部分であるか、或いは終盤部分であるかを判断する。そして、再生位置がコンテンツの冒頭部分である場合、再生中のコンテンツのバックナンバーを再生していないユーザの状況が推測されるため、コンテンツのバックナンバーを、一覧に含まれる他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。再生位置がコンテンツの中間部分である場合、当該コンテンツに対する興味が薄れてきたことが推測されるため、コンテンツに関連する他のコンテンツを一覧から除外する。そして、再生位置がコンテンツの終盤部分である場合、興味を持って当該コンテンツを視聴したことが推測されるため、関連コンテンツを、関連しない他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示しても構わない。これにより、コンテンツの再生位置からユーザの意図を推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを提示することができる。
楽曲区間検出部23が再生中のコンテンツの中にある楽曲区間を検出する。そして、コンテンツの先頭又は先頭付近に楽曲区間が出現する場合、楽曲区間が終了するまでをコンテンツの冒頭部分と判断し、コンテンツの終端付近に楽曲区間が出現する場合、楽曲区間の開始以降をコンテンツの終盤部分と判断する。これにより、より正確にコンテンツの冒頭部分と終盤部分を判断することができる。
CM区間判断部21が再生中のコンテンツの再生位置がCM部分であるか否かを判断する。そして、コンテンツの再生位置がCM区間である場合、当該コンテンツに対する興味は維持されていることが推測されるため、当該コンテンツに関連する他のコンテンツを、関連しない他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。コンテンツの再生位置がCM区間でない場合、当該コンテンツに対する興味が薄れてきたことが推測されるため、コンテンツに関連する他のコンテンツを一覧から除外する。これにより、コンテンツの再生位置からユーザの意図をより正確に推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを提示することができる。
第1の実施の形態の変形例として、以下に示す例が挙げられる。
第1の実施の形態においては、コンテンツの再生状況の一例として、「再生中のコンテンツの再生位置」について説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、再生中のコンテンツが無ければ、過去にコンテンツの再生を終了した時の当該コンテンツの再生終了位置に対して、本発明の第1の実施の形態を適用することができる。具体的には、コンテンツが再生中でない場合(図2のS02段階にてNO)、通常の一覧表示(S03)をするのではなく、再生状況判断部11が、図1の再生状況記憶部19から、過去に再生されたコンテンツの再生状況(ログ)を読み出す。そして、過去(例えば、直近)にコンテンツの再生を終了した時の当該コンテンツの再生終了位置を判断し、この再生終了位置に基づいて、コンテンツ提示部14は、検索された関連コンテンツの中から少なくとも1つを選択して提示してもよい。これにより、コンテンツを再生していない、例えば、コンテンツ再生装置1の電源投入時であっても、ユーザの意図に沿った関連コンテンツを提示することができる。
また、図2のS07〜S09段階を省略しても構わない。つまり、再生位置がCM部分であるか否かを判断しなくても構わない。この場合、再生位置が中間部分であるならば、CM部分であるか否かに係わらず、当該コンテンツに対する興味が薄れてきたと推測して、コンテンツに関連する他のコンテンツを一覧から除外する。
また、シリーズ判断部22が、再生中のコンテンツがシリーズを形成するコンテンツ群のうちの1つである場合、再生中のコンテンツの再生位置がコンテンツの終盤部分であれば、次回話を、一覧に含まれる他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示しても構わない。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、「コンテンツの再生状況」の他の例として、「再生中のコンテンツの再生時間」について説明する。
図1に示したコンテンツ再生装置1において、再生状況判断部11は、再生中のコンテンツの再生時間(視聴時間)が、第1のしきい値t1よりも短いか、或いは第1のしきい値t1よりも長い第2のしきい値t2よりも長いかを判断する。
コンテンツ提示部14は、再生中のコンテンツの再生時間が第1のしきい値t1よりも短い場合、再生中のコンテンツのバックナンバーを再生していないユーザの状況が推測されるため、再生中のコンテンツのバックナンバーを、一覧に含まれる他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。再生中のコンテンツの再生時間が第1のしきい値t1以上、第2のしきい値t2以下である場合、当該コンテンツに対する興味が薄れてきたことが推測されるため、再生中のコンテンツに関連する他のコンテンツを一覧から除外する。そして、再生中のコンテンツの再生時間が第2のしきい値t2よりも長い場合、興味を持って当該コンテンツを視聴したことが推測されるため、再生中のコンテンツに関連する他のコンテンツを、関連しない他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。
図1に示したコンテンツ再生装置1のその他の構成は、第1の実施の形態と同じであるため、説明を省略する。
図3を参照して、コンテンツの再生時間に基づいて関連コンテンツの一覧を表示するために行なう処理動作の流れ一例を説明する。
(イ)先ずS11〜S13段階において、図2のS01〜S03段階と同様な処理を実施する。
(ロ)コンテンツが再生中である場合(S12段階にてYES)、S14段階に進み、再生状況判断部11は再生中のコンテンツの再生時間が、第1のしきい値t1よりも短いか否かを判断する。
(ハ)再生中のコンテンツの再生時間が第1のしきい値t1よりも短い場合(S14段階にてYES)、再生中のコンテンツのバックナンバーを再生していないユーザの状況が推測されるため、S16段階に進み、再生中のコンテンツのバックナンバーを、一覧に含まれる他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。再生時間が第1のしきい値t1以上である場合(S14段階にてNO)、S15段階に進む。
(ニ)S15段階において、再生状況判断部11は、再生中のコンテンツの再生時間が第2のしきい値t2よりも長いか否かを判断する。
(ホ)再生中のコンテンツの再生時間が第2のしきい値t2よりも長い場合(S15段階にてYES)、S17段階に進み、関連コンテンツを、関連しない他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。一方、再生中のコンテンツの再生時間が第2のしきい値t2以下である場合(S15段階にてNO)、S18段階に進み、コンテンツに関連する他のコンテンツを一覧から除外して、再生中のコンテンツとは別ジャンルのコンテンツを、当該コンテンツに関連する他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。
なお、再生中のコンテンツの再生時間が第1のしきい値t1以上、第2のしきい値t2以下である場合(S15段階にてNO)、図2のフローと同様に、再生中のコンテンツの再生位置がCM部分或いは中間本編部分であるかを更に判断しても構わない。この場合、再生中のコンテンツの再生位置がCM部分である場合、関連コンテンツを、関連しない他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。一方、再生中のコンテンツの再生位置がCM部分でない場合、コンテンツに関連する他のコンテンツを一覧から除外して、再生中のコンテンツとは別ジャンルのコンテンツを、当該コンテンツに関連する他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。
図4を参照して、第1のしきい値t1及び第2のしきい値t2の設定例を説明する。例えば、第1のしきい値t1をコンテンツの総再生時間Taに対して十分に短い時間(5分)とする。この場合、コンテンツを5分間再生するまでは、第1の実施の形態における「冒頭部分」に対応する。第2のしきい値t2をコンテンツの総再生時間Taの半分(Ta/2)とする。この場合、コンテンツを5分以上、Ta/2以下再生した状態が、第1の実施の形態における「中間部分」に対応し、コンテンツをTa/2より長く再生した状態が、第1の実施の形態における「終盤部分」に対応する。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば以下の作用効果が得られる。
再生状況判断部11は、再生中のコンテンツの再生時間が、第1のしきい値t1よりも短いか、或いは第2のしきい値t2よりも長いかを判断する。再生時間が第1のしきい値t1よりも短い場合、再生中のコンテンツのバックナンバーを再生していないユーザの状況が推測されるため、コンテンツ提示部14は、再生中のコンテンツのバックナンバーを、前記一覧に含まれる他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。再生時間が第1のしきい値t1以上、第2のしきい値t2以下である場合、当該コンテンツに対する興味が薄れてきたことが推測されるため、コンテンツ提示部14は、コンテンツに関連する他のコンテンツを一覧から除外する。そして、再生時間が第2のしきい値t2よりも長い場合、興味を持って当該コンテンツを視聴したことが推測されるため、コンテンツ提示部14は、再生中のコンテンツに関連する他のコンテンツを、関連しない他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示する。これにより、コンテンツの再生時間からユーザの意図を推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを提示することができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態では、1つのシリーズを形成するコンテンツ群の一つが再生中である時に、入力部12が再生中のコンテンツの再生位置を所定の区分単位でスキップさせるコマンド(スキップコマンド)を受け付けた場合の処理動作について説明する。なお、再生位置を所定の区分単位でスキップさせることには、所定の再生時間単位でスキップさせること、及びチャプタ単位でスキップさせることが含まれるが、ここでは、再生位置を所定の再生時間単位でスキップさせる場合を例に取り説明する。
図1の入力部12が、リモコンやコンテンツ再生装置本体に装備されている操作入力用のボタンのうち、「前方スキップ」又は「後方スキップ」を受け付ける。ユーザがこれらのボタンを押下げると、入力部12は各ボタンに対応したユーザからのコマンドを受け付ける。
入力部12がスキップコマンドを受け付けた場合、コンテンツ提示部14は、通常、予め指定された時間(例えば30秒)前或いは後ろへ再生位置を変更する。
シリーズ判断部22は、再生中のコンテンツが1つのシリーズを形成するコンテンツ群の一つであるか否かを判断する。「シリーズ」とは、一貫した意図のもとに企画されたテレビ・ラジオの連続番組、映画などを示し、通常、一連のコンテンツ群により構成される。
再生中のコンテンツが1つのシリーズを形成するコンテンツ群の一つであるとシリーズ判断部22が判断し、且つ、入力部12がスキップコマンドを受け付けた場合、コンテンツ提示部14は、以下に示すような通常とは異なる制御を実施する。
図5に示すように、「前方スキップ」のコマンドを受け付けた時に、再生状況判断部11が判断した再生中のコンテンツ(コンテンツA「純情ぴかり
第54話」)の再生位置が冒頭部分(オープニング区間)であった場合、コンテンツ提示部14は、コンテンツ検索部13が検索した関連コンテンツの中から、再生中のコンテンツと同じコンテンツ群に属し、再生中のコンテンツの前に連続するコンテンツ、いわゆる前回話のコンテンツ(コンテンツB「純情ぴかり
第53話」)を選択して再生する。このとき、前回話のコンテンツの再生を開始する位置は、終盤部分(エンディング区間)の先頭から予め定めた時間(n秒=例えば30秒)遡った地点とすればよい。
一方、「後方スキップ」のコマンドを受け付けた時に、再生状況判断部11が判断した再生中のコンテンツ(コンテンツA「純情ぴかり
第54話」)の再生位置が終盤部分(エンディング区間)であった場合、コンテンツ提示部14は、コンテンツ検索部13が検索した関連コンテンツの中から、再生中のコンテンツと同じコンテンツ群に属し、再生中のコンテンツの後に連続するコンテンツ、いわゆる次回話のコンテンツ(コンテンツC「純情ぴかり
第55話」)を選択して再生する。このとき、次回話のコンテンツの再生を開始する位置は、冒頭部分(オープニング区間)の末尾とすればよい。
以上説明したように、本発明の第3の実施の形態によれば以下の作用効果が得られる。
再生中のコンテンツが1つのシリーズを形成するコンテンツ群の一つであり、且つ入力部12が受け付けたコマンドが、再生位置を所定時間だけ離れた位置へスキップさせるコマンドである場合、コンテンツ提示部14は、再生状況判断部18が判断した再生位置に基づいて、コンテンツ群の中から1つを選択して再生する。
スキップさせるコマンドを受け付けた場合、コンテンツの再生位置に基づいて、検索された関連コンテンツの中から少なくとも1つを選択して提示するため、コンテンツの再生位置からユーザの意図を推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを少なくとも1つ提示することができる。
具体的には、再生位置がコンテンツの終盤部分であり、且つ入力部12が受け付けたコマンドが、再生の順方向へ再生位置をスキップさせるコマンドである場合、ユーザが当該コンテンツの後に連続する他のコンテンツの再生を望んでいることが推測されるため、コンテンツ提示部14は、再生中のコンテンツと同じコンテンツ群に属し、再生中のコンテンツの後に連続する他のコンテンツを再生する。
また、再生位置がコンテンツの冒頭部分であり、且つ入力部12が受け付けたコマンドが、再生の逆方向へ再生位置をスキップさせるコマンドである場合、ユーザが当該コンテンツの前に連続する他のコンテンツの再生を望んでいることが推測されるため、コンテンツ提示部14は、再生中のコンテンツと同じコンテンツ群に属し、再生中のコンテンツの前に連続する他のコンテンツを再生する。
これらにより、コンテンツの再生位置からユーザの意図を推定して、ユーザの状況に適した他のコンテンツを提示することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は、第1乃至第3の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
コンテンツの再生状況として、現在及び過去におけるコンテンツの再生位置や再生時間を例に取り説明したが、コンテンツの再生状況はこれに限定されるものではない。これ以外にも、再生状況には、通常の再生速度よりも早い速度で再生する早送り再生、連続しない所定間隔をおいた再生位置を再生するスキップ再生などの再生速度が含まれる。これにより、通常の速度でコンテンツを再生したのか、早送りでコンテンツを再生したのかを判別することができる。このほかに、特定の部分を繰り返し再生する繰り返し再生などの操作履歴、再生したコンテンツの種類、ジャンルなどの再生種類が含まれる。
図1に示したコンテンツ再生装置1は、放送波あるいは通信網を介してコンテンツを受信する送受信部16と、受信したコンテンツを保存するコンテンツ蓄積部15とを備える。この場合、図6(a)に示すように、放送局31から放送網を介して放送されるコンテンツを受信し、インターネット32などの通信ネットワークを介して接続されたコンテンツサーバ33から提供されるコンテンツを受信し、且つ、コンテンツ再生装置1内に保持することができる。よって、ユーザは、放送波あるいは通信網との接続状態に係わらず、必要なときにコンテンツ蓄積部15からコンテンツを読み出して再生することができる。
これに対して、図6(b)においては、コンテンツ再生装置1内にコンテンツ蓄積部15を配置せず、コンテンツ再生装置1は、コンテンツサーバ33側に接続されたコンテンツ蓄積部15bから提供されるコンテンツをストリーム再生する。コンテンツ再生装置1は、コンテンツ蓄積部15の代わりに、ストリーム再生に必要なバッファ34を備える。これにより、コンテンツ再生装置1内にコンテンツ蓄積部15を配置する必要がなくなり、装置構成の簡素化によるコストダウン、軽量化などが達成できる。
さらに、図1の再生状況判断部11、関連コンテンツ検査部13、コンテンツ提示部14などの演算処理機能を、コンテンツサーバ33内に配置し、少なくとも入力部12、表示部20、および送受信部16をコンテンツ再生装置1内に残した形態でもかまわない。この場合、ユーザから入力部12が受け付けたコマンドは、そのまま、インターネット32を介してコンテンツサーバ33へ転送される。そして、コンテンツサーバ33内で、第1乃至第3の実施の形態で説明した演算処理を実施し、その結果を、コンテンツ再生装置1へ返信する。このように、図6(c)の場合、コンテンツサーバ33は、アプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)としての形態をとることになる。これにより、さらなる装置構成の簡素化によるコストダウン、軽量化などが達成できる。
第3の実施の形態では、図1の入力部12が、リモコンやコンテンツ再生装置本体に装備されている操作入力用のボタンのうち、「前方スキップ」又は「後方スキップ」を受け付けた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。「前チャプタ」又は「次チャプタ」を受け付けた場合も、スキップコマンドの場合と同様な処理動作を行なっても構わない。
また、第1乃至第3の実施の形態で説明したコンテンツ再生装置の動作は、時系列的につながった一連の処理又は操作、即ちコンテンツ再生方法として表現することができる。従って、このコンテンツ再生方法を、コンピュータシステムを用いて実行するために、コンピュータシステム内のプロセッサーなどが果たす複数の機能を特定するコンピュータプログラムとして構成することができる。また、このコンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に保存することができる。この記録媒体をコンピュータシステムによって読み込ませ、前記プログラムを実行してコンピュータを制御しながら上述したコンテンツ再生方法を実現することができる。ここで、前記記録媒体としては、メモリ装置、磁気ディスク装置、光ディスク装置、その他のプログラムを記録することができるような装置が含まれる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の第1の実施の形態に係わるコンテンツ再生装置1の構成を示すブロック図である。 コンテンツの再生位置に基づいて、関連コンテンツの一覧を表示する処理動作の流れを示すフローチャートである。 コンテンツの再生時間に基づいて、関連コンテンツの一覧を表示する処理動作の流れを示すフローチャートである。 第1のしきい値t1及び第2のしきい値t2の設定例を示す図である。 第3の実施の形態における、前回話又は次回話のコンテンツへスキップする動作を説明する模式図である。 図6(a)〜図6(c)は、放送網及び通信ネットワーク上における本発明の実施の形態に係わるコンテンツ再生装置の配置例を示すブロック図である。
符号の説明
1 コンテンツ再生装置
11 再生状況判断部(再生状況判断手段)
12 入力部(コマンド受付手段)
13 関連コンテンツ検索部(関連コンテンツ検索手段)
14 コンテンツ提示部(コンテンツ提示手段)
15 コンテンツ蓄積部(コンテンツ蓄積手段)
15b コンテンツ蓄積部
16 送受信部
17 録画制御部
18 再生制御部
19 再生状況記憶部(再生状況記憶手段)
20 表示部
21 CM区間検出部(CM区間検出手段)
22 シリーズ判断部(シリーズ判断手段)
23 楽曲区間検出部(楽曲区間検出手段)
31 放送局
32 インターネット
33 コンテンツサーバ
34 バッファ

Claims (10)

  1. コンテンツの再生状況を判断する再生状況判断手段と、
    ユーザからのコマンドを受け付けるコマンド受付手段と、
    前記コンテンツに関連する他のコンテンツを検索する関連コンテンツ検索手段と、
    検索された他のコンテンツをユーザに対して提示するコンテンツ提示手段とを備え、
    前記コマンド受付手段が受け付けたコマンドが、前記コンテンツに関連する他のコンテンツの一覧を表示させるコマンドである場合、前記コンテンツ提示手段は、前記再生状況判断手段が判断した前記再生状況に基づいて、検索された他のコンテンツの中から少なくとも1つを選択して提示することを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 前記再生状況判断手段は、前記コンテンツの再生位置が、コンテンツの冒頭部分であるか、中間部分であるか、或いは終盤部分であるかを判断し、
    前記コンテンツ提示手段は、前記再生位置が前記コンテンツの冒頭部分である場合、前記コンテンツのバックナンバーを、前記一覧に含まれる他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示し、前記再生位置が前記コンテンツの中間部分である場合、前記コンテンツに関連する他のコンテンツを前記一覧から除外し、前記再生位置が前記コンテンツの終盤部分である場合、前記コンテンツに関連する他のコンテンツを、関連しない他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記再生状況判断手段は、前記コンテンツの中にある楽曲区間を検出する楽曲区間検出手段を有し、
    前記再生状況判断手段は、前記コンテンツの先頭又は先頭付近に楽曲区間が出現する場合、当該楽曲区間が終了するまでを前記コンテンツの冒頭部分と判断し、前記コンテンツの終端付近に楽曲区間が出現する場合、当該楽曲区間の開始以降を前記コンテンツの終盤部分と判断することを特徴とする請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  4. 前記再生状況判断手段は、前記コンテンツの再生位置がCM部分であるか否かを判断するCM区間判断手段を有し、
    前記コンテンツ提示手段は、前記再生位置が前記CM区間である場合、前記コンテンツに関連する他のコンテンツを、関連しない他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示し、前記再生位置が前記CM区間でない場合、前記コンテンツに関連する他のコンテンツを前記一覧から除外することを特徴とする請求項1又は2記載のコンテンツ再生装置。
  5. 前記再生状況判断手段は、前記コンテンツの再生時間が、第1のしきい値よりも短いか、或いは前記第1のしきい値よりも長い第2のしきい値よりも長いかを判断し、
    前記コンテンツ提示手段は、前記再生時間が第1のしきい値よりも短い場合、前記コンテンツのバックナンバーを、前記一覧に含まれる他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示し、前記再生時間が第1のしきい値以上、第2のしきい値以下である場合、前記コンテンツに関連する他のコンテンツを前記一覧から除外し、前記再生時間が第2のしきい値よりも長い場合、前記コンテンツに関連する他のコンテンツを、関連しない他のコンテンツよりも、ユーザが認識しやすい態様、或いは次に操作しやすい態様で提示することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  6. 再生中のコンテンツが、1つのシリーズを形成するコンテンツ群の一つであるか否かを判断するシリーズ判断手段と、
    前記再生中のコンテンツの再生位置を判断する再生状況判断手段と、
    ユーザからのコマンドを受け付けるコマンド受付手段と、
    前記再生中のコンテンツに関連する他のコンテンツを検索する関連コンテンツ検索手段と、
    検索された他のコンテンツをユーザに対して提示するコンテンツ提示手段とを備え、
    前記再生中のコンテンツが1つのシリーズを形成するコンテンツ群の一つであり、且つ前記コマンド受付手段が受け付けたコマンドが、前記再生位置を所定の区分単位でスキップさせるコマンドである場合、前記コンテンツ提示手段は、前記再生状況判断手段が判断した前記再生位置に基づいて、前記コンテンツ群の中から1つを選択して再生することを特徴とするコンテンツ再生装置。
  7. 前記再生位置が前記コンテンツの終盤部分であり、且つ前記コマンド受付手段が受け付けたコマンドが、再生の順方向へ前記再生位置をスキップさせるコマンドである場合、前記コンテンツ提示手段は、前記再生中のコンテンツと同じコンテンツ群に属し、前記再生中のコンテンツの後に連続する他のコンテンツを再生することを特徴とする請求項6記載のコンテンツ再生装置。
  8. 前記再生位置が前記コンテンツの冒頭部分であり、且つ前記コマンド受付手段が受け付けたコマンドが、再生の逆方向へ前記再生位置をスキップさせるコマンドである場合、前記コンテンツ提示手段は、前記再生中のコンテンツと同じコンテンツ群に属し、前記再生中のコンテンツの前に連続する他のコンテンツを再生することを特徴とする請求項6記載のコンテンツ再生装置。
  9. コンピュータを、
    コンテンツの再生状況を判断する再生状況判断手段、
    ユーザからのコマンドを受け付けるコマンド受付手段、
    前記コンテンツに関連する他のコンテンツを検索する関連コンテンツ検索手段、及び
    検索された他のコンテンツをユーザに対して提示するコンテンツ提示手段として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記コマンド受付手段が受け付けたコマンドが、前記コンテンツに関連する他のコンテンツの一覧を表示させるコマンドである場合、前記コンテンツ提示手段は、前記再生状況判断手段が判断した前記再生状況に基づいて、検索された他のコンテンツの中から少なくとも1つを選択して提示することを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. コンピュータを、
    再生中のコンテンツが、1つのシリーズを形成するコンテンツ群の一つであるか否かを判断するシリーズ判断手段、
    前記再生中のコンテンツの再生位置を判断する再生状況判断手段、
    ユーザからのコマンドを受け付けるコマンド受付手段、
    前記再生中のコンテンツに関連する他のコンテンツを検索する関連コンテンツ検索手段、及び
    検索された他のコンテンツをユーザに対して提示するコンテンツ提示手段として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記再生中のコンテンツが1つのシリーズを形成するコンテンツ群の一つであり、且つ前記コマンド受付手段が受け付けたコマンドが、前記再生位置を所定の区分単位でスキップさせるコマンドである場合、前記コンテンツ提示手段は、前記再生状況判断手段が判断した前記再生位置に基づいて、前記コンテンツ群の中から1つを選択して再生することを特徴とするコンピュータプログラム。
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