JP2006240384A - 重荷重用タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ビードコアの回転変形を抑制しビード部の耐久性を向上する。
【解決手段】 トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至る本体部6aと、該本体部6aに連なりかつ前記ビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを有するスチールコードからなるカーカスプライ6Aを具えた重荷重用タイヤ1である。前記折返し部6bは、ビードコア5のタイヤ軸方向の内の側面、タイヤ半径方向の内面及びタイヤ軸方向の外の側面に沿って折れ曲がる主部と、該主部に連なり前記ビードコアのタイヤ半径方向の外面の近傍を前記本体部に向かってのびかつ該本体部に接触することなく終端する外端を有した副部とからなり、前記ビードコアの前記内面に接する接線と、前記主部のスチールコードとで囲まれるコア内方領域には、複素弾性率が20〜80MPaである変形抑制ゴム13が配されることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ビード部の耐久性を向上しうる重荷重用タイヤに関する。
図9には、従来の重荷重用タイヤのビード部の断面図を示す。この重荷重用タイヤはスチールコード等のカーカスプライbを有する。該カーカスプライbは、トロイド状の本体部b1と、該本体部b1に連なりビードコアcの周りに沿って巻き付けられた折返し部b2とを含む。また折返し部b2の外端b2eは、ビードコアcのタイヤ半径方向の外面近傍に位置する。このような折返し部b2は、その外端b2eが、タイヤの負荷走行時にあっても歪の小さい領域に配されるため、該歪の影響を受け難い。従って、折返し部b2の外端b2eを起点とするコードルース等の損傷を抑制できる(例えば下記特許文献1参照)。
特許第3441720号公報
ところで、重荷重用タイヤは、600〜800kPa程度の非常に高い空気圧が充填される。これに伴い、前記カーカスプライbの折返し部b2のコードには、本体部b1側へと引っ張られる力(以下、このような力を単に「吹き抜け力」と言うことがある。)が作用する。この力は、折返し部b2と非常に接近した位置にあるビードコアcを、図の矢印方向に回転させようとする。これにより、ビードコアcの断面形状の意図しない変形や、リムJのシート面JsからのビードトウBtの浮き上がり変形などを招く。このような変形は、ビード部の耐久性や使用済みタイヤのエアイン性能を悪化させるおそれがある。なおエアイン性能は、リム組み時のエア充填作業のしやすさであり、これはビードの形状に大きな影響を受ける。エアイン性能が悪いと、多くの空気がビードとリムの隙間から漏れる欠点がある。
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、ビードコアのタイヤ半径方向の内面に接する接線と、カーカスプライの折返し部の主部のスチールコードとで囲まれるコア内方領域に、特定の物性を有する硬質ゴムを配することを基本として、空気圧の充填等に伴うビードコアの回転変形を長期に亘って抑制し、ひいてはビード部の耐久性を向上しうる重荷重用タイヤを提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部と、該本体部に連なりかつ前記ビードコアの廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部とを有するスチールコードからなるカーカスプライを具えた重荷重用タイヤであって、前記折返し部は、ビードコアのタイヤ軸方向の内の側面、タイヤ半径方向の内面及びタイヤ軸方向の外の側面に沿って折れ曲がる主部と、該主部に連なり前記ビードコアのタイヤ半径方向の外面の近傍を前記本体部に向かってのびる副部とからなり、前記ビードコアの前記内面に接する接線と、前記主部のスチールコードとで囲まれるコア内方領域には、複素弾性率が20〜80MPaである変形抑制ゴムが配されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記変形抑制ゴムは、前記コア内方領域の体積の20〜95%の体積を有する請求項1記載の重荷重用タイヤである。
また請求項3記載の発明は、前記変形抑制ゴムは、複素弾性率が25MPaよりも大かつ70MPa以下である請求項1又は2に記載の重荷重用タイヤである。
また請求項4記載の発明は、前記ビードコアは、タイヤ子午線断面において、コア最大高さとコア最大幅との比が0.43〜0.58である請求項1乃至3のいずれかに記載の重荷重用タイヤである。
また請求項5記載の発明は、前記カーカスプライは、前記スチールコードの周囲に複素弾性率が20MPaよりも小さいトッピングゴムが配され、かつ前記変形抑制ゴムは、第1のゴムと、該第1のゴムよりも複素弾性率が小さくかつ前記トッピングゴムとより多く接触する第2のゴムとを含む請求項1乃至4のいずれかに記載の重荷重用タイヤである。
また請求項6記載の発明は、前記副部は、前記該本体部に接触することなく終端する外端を有し、この外端がビードコアの外面から3.0〜8.0mmの距離を隔てる請求項1乃至5のいずれかに記載の重荷重用タイヤである。
本発明の重荷重用タイヤは、コア内方領域に、非常に硬いゴム、具体的には複素弾性率が20〜80MPaである変形抑制ゴムが配される。タイヤがリムに装着されたとき、この変形抑制ゴムは、リムとでカーカスプライの折返し部の主部を強く挟み、またその動きを抑える。これは、折返し部の主部に作用している吹き抜け力を、ビードコアに伝達されるのを抑制する。これにより、高内圧が充填された場合でも、ビードコアの回転変形を抑制することができ、ビード部の耐久性が向上する。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態の重荷重用タイヤ1の正規状態を示す断面図、図2はそのビード部を拡大して示す部分断面図、図3は図2をさらに部分拡大した模式図をそれぞれ示す。この例の重荷重用タイヤ1は、チューブレスタイプのものが例示される。
前記正規状態は、タイヤを正規リムJにリム組みしかつ正規内圧を充填した無負荷の状態とする。また、前記「正規リム」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"とする。さらに正規内圧は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
前記重荷重用タイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、該カーカス6の半径方向外側かつ前記トレッド部2の内方に配されたベルト層7とが設けられる。
前記カーカス6は、カーカスコードがタイヤ赤道に対して例えば80〜90゜、本実施形態ではほぼ90°の角度で配列された少なくとも一枚のカーカスプライ6Aにより構成されている。前記カーカスコードには、スチールコードが特に適するが、必要に応じてナイロン、レーヨン、ポリエステル、芳香族ポリアミド等の有機繊維コードをも用い得る。またカーカスコードの表面は、他のゴムとの接着性を向上するために、トッピングゴムtgによって表面が被覆されている。本実施形態において、カーカス6は、一枚のカーカスプライ6Aで作られているが、これに限定されるものではない。カーカスプライ6Aの構造については、後で詳しく述べる。
本実施形態において、ビードコア5は、スチールワイヤ5w(この例では断面円形のスチール素線である。)を多段多列に渦巻き状に連続して巻き束ねることにより形成されたリング体で構成される。またビードコア5は、偏平な略六角形状の断面を有する。断面が略六角形状のビードコア5については、その横断面において、タイヤ半径方向内側で最もタイヤ軸方向に沿っている長辺を形成する面をビードコア5のタイヤ半径方向の内面SLとし、タイヤ半径方向外側で最もタイヤ軸方向に沿っている長辺を形成する面をビードコア5のタイヤ半径方向の外面SUとする。またビードコア5の前記内面SLと前記外面SUとの間をタイヤ軸方向内側で継ぐ折れ線状の屈曲辺を形成する面をビードコアのタイヤ軸方向の内の側面Siとし、その反対側の屈曲辺をタイヤ軸方向の外の側面Soとして定義される。
前記ビードコア5の前記断面において、前記内面SLは、正規リムJのリムシートのシート面Jsと略平行にのびている。これは、ビード部4とリムシートJ1との間の嵌合力を広範囲に亘って高めるのに役立つ。また前記リムJは、チューブレスタイヤ用の15°深底リムからなり、この例では、ビードコア5の前記内面SL及び外面SUは、いずれもタイヤ軸方向に対してほぼ15°の角度で傾いている。
ビードコア5の断面形状は、必要に応じて正六角形、矩形状、円形状も採用できる。ただし、ビードコア5の断面が円形状の場合、それを囲む一辺がタイヤ軸方向に沿った正方形ないし長方形を仮想定義し、その対角線で区切られる領域に前記内面SL、外面SU、内の側面Si及び外の側面Soを割り当て得る。
本実施形態において、ビードコア5の周りにはラッピング材12が配されている。該ラッピング材12は、例えば有機繊維を用いた織布、不織布又はプライからなり、ビードコア5の外面を連続して覆う。このようなラッピング材12は、カーカスプライ6Aのスチールコードとビードコア5のビードワイヤ5wとの間で緩衝機能を発揮し、両コードの直接接触を防ぎ、ひいてはフレッティング損傷を防止しうる。
前記ベルト層7は、少なくとも2枚以上、本実施形態において3枚以上のベルトプライ7A、7B及び7Cから構成される。各ベルトプライ7Aないし7Cは、いずれも引き揃えられたスチールコードからなるベルトコードを有する。タイヤ半径方向の最も内側に配された第1のベルトプライ7Aは、ベルトコードをタイヤ赤道Cに対して例えば60±15°の角度で配列されている。またその外側に順次配された第2ないし第3のベルトプライ7B及び7Cは、ベルトコードがタイヤ赤道Cに対して例えば10〜35°の角度で配列される。第2ないし第3のベルトプライ7B及び7Cは、ベルトコードが互いに交差するように重ねられる。
前記カーカスプライ6Aは、一対のビードコア5、5間(図では片側のビードコアのみが示される。)を跨るトロイド状の本体部6aと、その両側に連なりかつビードコア5の回りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとで構成される。
前記折返し部6bは、図2及び図3に示されるように、ビードコア5の前記内の側面Si、内面SL及び外の側面Soに沿って折れ曲がる主部10と、該主部10に連なりビードコアの前記外面SUの近傍を前記本体部6aに向かってのびる副部11とから構成される。このような折返し部6bは、副部11の外端11eがタイヤ負荷走行時の歪の小さい領域に配されることになるため、従来生じがちであった外端11eでの損傷を抑制しうる。また折返し部6bが小さくなるためタイヤの軽量化が可能である。
本実施形態において、前記主部10は、その全域が滑らかな円弧状で湾曲して折れ曲がる。このような主部11は、局部的に折り曲げられた部分を有しないため、カーカスコードの強力低下が防止できる。
前記副部11は、図3に示されるように、ビードコア5の外面SUに接する接線K1よりも半径方向外側の部位である。また副部11は、カーカスプライ6Aの本体部6aに接触することなく終端する外端11eを有する。前記外端11eは、ビードコア5の外面SUから、好ましくは3.0〜8.0mmの距離U1を隔てる。なお前記距離U1は、ラッピング材12の外面からではなくビードコア5の外面SUから測定するものとする。
前記距離U1が3.0mm未満の場合、副部11のカーカスコード6Cをビードコア5の外面SU側に強く折り曲げる必要がある。このため、該カーカスコード6Cに大きなスプリングバックが生じやすく、生カバーの成形性悪化及び加硫中の副部11の移動による副部11とビードコア5の外面SUとの間の空気溜まりの発生が懸念される。逆に前記距離U1が、8.0mmを超える場合、ビードコア5への折返し部6bの係止力が低下し、カーカスプライ6Aの吹き抜けや副部11の外端11eを起点とした損傷が生じやすい。このような観点より、前記距離U1は、特に好ましくは、4.0mm以上が望ましく、上限については、より好ましくは7.0mm以下が望ましい。
ここで、ビードコア5は、断面円形のスチールワイヤ5wが巻き重ねられたものであるから、その外面SUの断面形状は、ほぼ半円弧をタイヤ軸方向につなげた輪郭を持つ。このため、本明細書では、ビードコア5の外面SUからの相対的な距離などを測定する場合、前記外面SUに引いた接線K1を基準とする。また、図4に示されるように、スチールワイヤ5wが一直線状に整一せずにタイヤ半径方向内、外にばらつく場合、正しく1本の前記接線を引くことができない。この場合には、前記接線K1は、前記ビードコア5の外面SUに現れるビードワイヤ列のうち最もタイヤ軸方向外側に位置するビードワイヤ5wo及び最もタイヤ軸方向内側に位置するビードワイヤ5wiに接する接線Nで近似するものとする。
また、図3に示されるように、副部11の外端11eは、カーカスプライ6Aの本体部6aとの間に1〜5mmのコード間距離U2を有するのが望ましい。前記距離U2が1mm未満の場合、タイヤ成形時のバラツキや走行時のビード変形等によって、副部11の外端11eが本体部6aのカーカスコードと接触して擦れ合うなどフレッティング等のコード損傷を招きやすい傾向がある。逆に前記距離U2が5mmを超える場合、副部11によるビードコア5への係止力が不十分となり、いわゆる吹き抜けが生じやすくなる。
本実施形態において、前記副部11のタイヤ半径方向外側には、副部押さえ用の補助コード層8が設けられる。該補助コード層8は、コード8wをタイヤ周方向に螺旋状に巻き付けることにより形成される。これにより、補助コード層8は、副部11のスプリングバックをより確実に防止してその位置を安定させ得る。なお前記コード8wは、例えばスチールコード(撚られていないいわゆるスチール素線も含む)や有機繊維コードなどが採用できる。
補助コード層8の好ましい態様としては、図5(A)、(B)に示されるように、表面にトッピングゴムtgが付着された1本のスチールからなるコード8wを少なくとも1周、好ましくは複数周、特に好ましくは2〜8周程度螺旋状に巻き付けることにより形成される。このような補助コード層8は、継ぎ目のないいわゆるジョイントレス構造の層として形成され、副部11に、その戻りを防ぐ強いタガ効果を与える。
前記補助コード層8に用いられるスチールコードとしては、例えば1本当たりの強力が2000〜4000Nのものが好適である。前記強力が2000N未満の場合、補助コード層8に十分なタガ効果を発揮させるためには、そのコード周回数を大とする必要があり、生産性や寸法精度が悪化しやすい。逆に前記強力が4000Nを超える場合、コード8wが過度に硬くなり、副部11の外側に螺旋状に円滑に巻き付けるのが困難になる。特に好ましくは、スチールコード8wは、1本当たり2500〜3500Nの強力を有するものが望ましい。
前記補助コード層8は、例えば図6に示されるように、成形ドラムD上に巻き付けられたカーカスプライ6Aの両端部を、タイヤ軸方向外側から外嵌めされる例えば押さえリング15を用いて弾性的に折り返して保持した状態でコード8wを螺旋状に巻き付けることにより形成できる。コード8wの巻き付け後、外嵌めリング15は、タイヤ軸方向外側に移動させて取り外される。
また重荷重用タイヤ1は、図3に示されるように、タイヤ子午断面において、ビードコア5の前記内面SLに接する接線K2と前記主部10のスチールコード6Cとで囲まれるコア内方領域Aには、複素弾性率が20〜80MPaである変形抑制ゴム13が配される。
前記コア内方領域Aは、より具体的には、前記スチールコード6Cのビードコア側を向く内周線6Ciと前記接線K2とが囲む三日月状の断面領域がタイヤ周方向に連続した体積を持つリング状の領域である。前記接線K2は、ビードコア5の内面SLで並ぶワイヤ5wにバラツキがあるときは、前記接線K1と同様、タイヤ軸方向の最も外側及び最も内側に位置するビードワイヤ5wに接する接線で近似される。
また、前記複素弾性率は、測定試料を岩本製作所製の粘弾性スペクトロメータ「VES F−3型」を用いて、測定温度70℃、周波数10Hz、初期伸長歪10%、片振幅1%にて測定した値とする。測定試料は、タイヤを解体して当該部位から幅4mm、長さ30mm、厚さ1〜2mmのサイズで切り出し、表面の凹凸をバフ掛けして平滑化されたものが用いられる。
重荷重用タイヤ1がリムJに装着されかつ高い空気圧が充填されると、変形抑制ゴム13は、リムJとの間で折返し部6bの主部10をより強く挟み、かつ、その動きを抑え得る。その結果、空気圧の充填に伴って生じる主部10の吹き抜け力は、この変形抑制ゴム13によって緩和吸収され、ビードコア5への伝達を抑制する。これにより、高内圧が充填された場合でも、ビードコア5の回転変形や型くずれ、さらにはビードトウ部の変形などが防止されてビード部4の耐久性を向上しうる。
ここで、前記変形抑制ゴム13の複素弾性率が20MPa未満の場合、ゴムが柔らかすぎて主部10の吹き抜け力の十分な緩和が達成できず、逆に80MPaを超えると、ゴムが著しく硬くなり、タイヤ生カバー成型時にビード部の成型精度が悪化し、結果としてビード部4の耐久性を低下させる。このような観点より、前記変形抑制ゴム13の複素弾性率は、好ましくは25MPaよりも大、さらに好ましくは28MPa以上、特に好ましくは30MPa以上が望ましく、上限については、より好ましくは70MPa以下、さらに好ましくは65MPa以下、特に好ましくは60MPa以下が望ましい。
また、前記変形抑制ゴム13は、前記コア内方領域Aの全てに満たされていても良いが、この場合には、主部10のカーカスコード6Cと複素弾性率が大きい変形抑制ゴム13とが直接接触することになり、カーカスコード6Cに接着性に優れたトッピングゴムtgを被覆することができない。逆に変形抑制ゴム13の充填量が少なすぎると、ビードコア5の回転変形を抑制する前記効果が低下しやすい。このため、コア内方領域Aにおいて、変形抑制ゴム13の体積は、該コア内方領域Aの体積の好ましくは20%以上、より好ましくは30%以上、さらに好ましくは40%以上が望ましく、上限については、好ましくは95%以下、より好ましくは90%以下の体積を有するのが望ましい。本実施形態においては、前記コア内方領域Aは、実質的に変形抑制ゴム13と、前記トッピングゴムtgとで構成されている。
なお、カーカスプライ6Aのスチールコード6Cの前記内周線6Ciは、現実にはタイヤ周方向に連続しないため、前記コア内方領域Aの体積は、タイヤ周方向で隣り合う前記内周線6Ci間を滑らかに補間することにより得る。
また、ビードコア5は、図4のように、タイヤ子午線断面においてコア最大高さHcとコア最大幅Wcとの比(Hc/Wc)を小さくするしたいわゆる偏平形状が好ましい。このような偏平形状のビードコア5は、主部10に作用する吹き抜け力に対する耐回転抵抗性をより強く示すとともに、ビードトウ部の浮き上がりを抑制しうる。とりわけ、前記比(Hc/Wc)は、好ましくは0.43以上、より好ましくは0.45以上が望ましく、かつ、上限については、好ましくは0.58以下、より好ましくは0.56以下が望ましい。
図7には、本発明の他の実施形態を示す。
本実施形態において、変形抑制ゴム13は、第1のゴム13aと、該第1のゴム13aよりも複素弾性率が小さい第2のゴム13bとを含むものが例示される。前記第1のゴム13aは、例えばタイヤ半径方向外側に配されるとともに、前記第2のゴム13bは、その内側に配される。
前記第1のゴム13aは、第2のゴム13bに比して相対的に複素弾性率が大きいため、本実施形態のようにビードコア5側に配されることにより、前記ビードコア5の回転変形を効果的に防止する。他方、相対的に複素弾性率が小さい第2のゴム13bはカーカスコード6Cのトッピングゴムtg側に配されこれらと接触する。つまり、第2のゴム13bは、第1のゴム13aに比べてトッピングゴムtgとより多く接触する。この例では、第1のゴム13aは、実質的にトッピングゴムtgと接触していない。これにより、第2のゴム13bは、ビードコア5の動きを抑えつつ、トッピングゴムtgと変形抑制ゴム13との界面の剛性段差を極力減じ、該界面への応力集中を防止しうる。とりわけ、第1のゴム13aと第2のゴム13bとの複素弾性率の差を5〜10MPaとすることによって、両ゴム13a、13bの界面での応力集中も効果的に防止しうる。
なお、カーカスプライ6Aのスチールコード6Cを被覆しているトッピングゴムtgは、柔らかくかつ天然ゴム等の接着性に優れたゴム材料が用いられる、その複素弾性率は20MPaよりも小さいもの、より好ましくは7〜11MPaが好適である。
また、本実施形態において、ビードコア5の外面SUと副部11と本体部6aとの間に配される断面略三角形状の領域には、充填ゴム14が配される。充填ゴム14は、図6に示した成形時においては、副部11が過度にビードコア5に接近するのを減じることにより副部11のスプリングバックを抑え、しかも成形時に空気残りなどの成形不良が発生するのを防止する。
充填ゴム14は、衝撃ないし応力緩和効果に優れた低弾性のゴム組成物により構成される。これにより、副部11の外端11eに作用する走行時の歪を効果的に吸収しコードルースの発生を防ぐのに役立つ。具体的には、複素弾性率E*aが5〜15MPaのゴム組成物が好適である。充填ゴム14の複素弾性率E*aが5MPa未満の場合、該ゴムが過度に柔らかくなって走行時の副部11の外端11eの歪が大きくなる傾向がある。逆に前記複素弾性率E*aが15MPaを超えると、充填ゴム14の柔軟性が損なわれ、走行時の本体部6aの倒れ込みに伴う歪をビードコア5の外面SU全体で受け止めて緩和する能力が低下する。このような観点より、充填ゴム14の複素弾性率E*aは、とりわけ6MPa以上、より好ましくは7MPa以上が望ましく、同上限については13MPa以下、より好ましくは11MPa以下が望ましい。
また、図2に示されるように、充填ゴム14のタイヤ半径方向外側にはタイヤ半径方向外側に先細状でのびるビードエーペックス15が配されている。本実施形態のビードエーペックス15は、タイヤ半径方向内側に配され内側エーペックス部15aと、その外側に配された外側エーペックス部15bとを含んで構成されたものが例示される。
前記内側エーペックス部15aは、実質的に副部11を介して前記充填ゴム14の外側に配され、その一部、具体的には副部11の外端11eと本体部6aとの間では充填ゴム14と接する。内側ゴムエーペックス部15aには、複素弾性率E*bが20〜70MPaのゴム組成物が好適である。内側エーペックス部15aは、カーカスプライ6Aの前記副部11を押さえ込み、また負荷走行時の本体部6aの倒れ込みによって生じる歪をビードコア5の外面SUで受け止め得る。
内側エーペックス部15aの複素弾性率E*bが、20MPa未満であると、副部11の外端11eを押さえ込む能力が不足しやすい。逆に前記複素弾性率E*bが60MPaを超える場合、この部分の弾性が過度に高められる結果、ビード補強層9の外片部9cの外端e2付近に歪の集中を招き、損傷を生じさせるおそれがある。このような観点より、内側エーペックス部15aの複素弾性率E*bは、好ましくは25MPa以上、より好ましくは30MPa以上が望ましく、同上限については前記下限値のいずれかとの組み合わせにおいて65MPa以下、さらに好ましくは60MPa以下が望ましい。
また前記外側エーペックス部15bは、前記内側エーペックス部11aの複素弾性率E*bより小さい複素弾性率E*cを有するゴム組成物から構成される。特に好ましくは、前記複素弾性率E*cは、3MPa以上、より好ましくは3.5MPa以上が望ましく、同上限値については、前記下限値のいずれかとの組み合わせにおいて7MPa以下、さらに好ましくは5MPa以下が望ましい。前記複素弾性率E*cが3MPa未満であると、内側エーペックス部15aとの弾性率差が大きくなりすぎ、両者の界面付近からの損傷が発生し易くなる傾向があり、逆に7MPaを超えると、ビード部4全体の剛性が高くなりすぎ、外側エーペックス部15bの外端付近での損傷が発生し易くなる傾向があり好ましくない。
また、本実施形態の重荷重用タイヤ1は、ビード部4に、ビード補強層9が配される。該ビード補強層9は、例えばスチールコードをタイヤ周方向線に対して10〜40゜の角度で傾けて配列した少なくとも1枚(本例では1枚)のプライで構成される。またビード補強層9は、カーカスプライ6Aの本体部6aのタイヤ軸方向内側をのびる内片部9aと、この内片部9aに連なり前記主部10に沿ってのびる中片部9bと、この中片部8bに連なりかつタイヤ半径方向外側にのびる外片部9cとを含む断面略U字状で構成される。このようなビード補強層9は、荷重負荷時のカーカスプライ6Aの本体部6aの軸方向外側への大きな倒れ込みを抑え、ひいては副部11の外端11eに作用する歪を低減する。また、例えば車両のブレーキパッド等の熱がリムを介して折返し部6b近傍のゴムに伝えられるのを効果的に防止できる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく種々の態様に変形して実施しうるのは言うまでもない。
図1の基本構造を有しかつ表1の仕様に基づく重荷重用タイヤ(サイズ:11R22.5)を試作するとともに、それぞれについて下記の性能をテストした。また本発明外のタイヤについても同様のテストを行い性能を比較した。なお表中に記載していない仕様は、各タイヤとも同一とした。また、比較例1については、図8のビード形状とした。また各タイヤとも、ビード補強層を有し、内片部及び外片部のビードベースラインからの高さをいずれも27mmに統一した。
テストの方法は、次の通りである。
<エアイン性能>
各供試タイヤをリム(サイズ:7.50×22.5)に組み、内圧700kPaを充填後、80℃の環境下で72時間放置した後、各タイヤをリムから取り外し、再度リム組みして空気圧を充填する時の充填作業のし易さ(空気の漏れの少なさ)を作業者の官能により評価した。また、リム組み後、700kPaを充填してX線CTスキャン装置でタイヤ断面像を取得し、そのビードトウ間のタイヤ軸方向距離を測定した。この距離が大きい程、ビードとリムとの嵌合力が大きく良好である。結果は比較例1を100とする指数で示す。
<ビード耐久性>
ドラム試験機を用い、タイヤをリム(サイズ:7.50×22.5)に組み、内圧700kPaを充填後、縦荷重(27.25kNの3倍)の条件下で速度20km/hで走行させ、ビード部に損傷が発生するまでの走行時間を測定した。評価は、比較例1の走行時間を100とした指数で表示した。数値が大きいほど良好である。
<熱耐久性>
上記と同様のドラム耐久試験であるが、試験に先立ち、リムを130℃まで加熱した。評価は、比較例1の走行時間を100とした指数で表示した。数値が大きいほど熱に対する耐久性が高いことを示す。
テストの結果などを表1に示す。
Figure 2006240384
テストの結果、実施例のタイヤは、エアイン性能が良好であり、ビード部の耐久性も優れていることが確認できる。
本発明の重荷重用タイヤの一実施形態を示す右半分断面図である。 そのビード部を拡大して示す部分拡大図である。 そのビード部をさらに拡大して示す要部拡大略図である。 ビードコアの外面を説明するその要部拡大略図である。 (A)は補助コード層のスチールコードの斜視図、(B)は補助コード層の全体斜視図である。 補助コード層の形成方法を説明する断面略図である。 本発明の他の実施形態を示すビード部の要部拡大図である。 比較例のビード部を説明する断面図である。 従来のビード部を説明する断面図である。
符号の説明
1 重荷重用タイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
6A カーカスプライ
6a カーカスプライの本体部
6b カーカスプライの折返し部
8 補助コード層
10 折返し部の主部
11 折返し副の副部
11e 副部の外端
13 変形抑制ゴム
SU ビードコアの外面
SL ビードコアの内面
Si ビードコアのタイヤ軸方向の内の側面
So ビードコアのタイヤ軸方向の外の側面

Claims (6)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部と、該本体部に連なりかつ前記ビードコアの廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部とを有するスチールコードからなるカーカスプライを具えた重荷重用タイヤであって、
    前記折返し部は、ビードコアのタイヤ軸方向の内の側面、タイヤ半径方向の内面及びタイヤ軸方向の外の側面に沿って折れ曲がる主部と、
    該主部に連なり前記ビードコアのタイヤ半径方向の外面の近傍を前記本体部に向かってのびる副部とからなり、
    前記ビードコアの前記内面に接する接線と、前記主部のスチールコードとで囲まれるコア内方領域には、複素弾性率が20〜80MPaである変形抑制ゴムが配されることを特徴とする重荷重用タイヤ。
  2. 前記変形抑制ゴムは、前記コア内方領域の体積の20〜95%の体積を有する請求項1記載の重荷重用タイヤ。
  3. 前記変形抑制ゴムは、複素弾性率が25MPaよりも大かつ70MPa以下である請求項1又は2に記載の重荷重用タイヤ。
  4. 前記ビードコアは、タイヤ子午線断面において、コア最大高さとコア最大幅との比が0.43〜0.58である請求項1乃至3のいずれかに記載の重荷重用タイヤ。
  5. 前記カーカスプライは、前記スチールコードの周囲に複素弾性率が20MPaよりも小さいトッピングゴムが配され、かつ
    前記変形抑制ゴムは、第1のゴムと、該第1のゴムよりも複素弾性率が小さくかつ前記トッピングゴムとより多く接触する第2のゴムとを含む請求項1乃至4のいずれかに記載の重荷重用タイヤ。
  6. 前記副部は、前記該本体部に接触することなく終端する外端を有し、この外端がビードコアの外面から3.0〜8.0mmの距離を隔てる請求項1乃至5のいずれかに記載の重荷重用タイヤ。
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