JP2006240179A - 熱転写受容シート - Google Patents

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Abstract

【課題】染料熱転写タイプのプリンターに適した熱転写受容シートにおいて、印画後、熱転写受容シートの余白部分をミシン目により切り離すことにより、全面印画物を得ることが可能であり、ミシン目近傍に印画不良や印画ヌケがなく、ミシン目の切り口が良好で、美観に優れた熱転写受容シートを提供しようとするものである。
【解決手段】シート状支持体の少なくとも一面に、中空粒子を含有する中間層、および画像受容層を順次形成した熱転写受容シートにおいて、前記熱転写受容シートが画像形成領域内にミシン目を有し、熱転写受容シートの、ミシン目部を画像受容層面と反対面側に10度屈曲させたときの屈曲力が10〜40N/mであり、かつJIS K 7220に準じる圧縮弾性率が30MPa以下であることを特徴とする熱転写受容シート。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱転写シートと重ね合せ、サーマルヘッドをデバイスとして、色剤を熱転写することにより画像を得る熱転写受容シートに関する。更に詳しく述べるならば昇華性染料を色剤とする熱転写方式に使用され、フルカラーで高濃度の記録画像が形成可能な熱転写受容シート(以下、単に受容シートと略す。)に関する。
近年、サーマルプリンター、特に鮮明なフルカラー画像がプリント可能な熱転写プリンターが注目されてきた。熱転写プリンターは熱により昇華もしくは溶融拡散して移行する染料を含有する染料層を有する熱転写シートと、フィルム支持体の片面に前記熱転写シートの染料を受容する画像受容層(以下、単に受容層と略す。)を有する受容シートとを用い、染料層と受容層を重ね合わせ、サーマルヘッドなどから供給される熱により、染料層の所要箇所の染料を所定濃度だけ受容層上に転写して画像を形成するものである。特に昇華性を有する染料を用いた染料熱転写方式は高画質のプリントが可能であることから、銀塩写真との置き換えが進みつつある。
受容シートは、プリンターの種類により、ロール状シート、あるいは枚葉状シート等の形態で使用される。ロール状シートは重送等の給紙不良の問題が解決し、ロールの流れ方向に対する印画面積の自由度が拡大し、容易に全面印画が可能となる。また、枚葉状に裁断する必要が無いことに伴う受容シートの低価格化が可能となるが、少量の枚数では扱いにくく、プリンターによるカット工程が必要となる。一方、枚葉シートは少量の枚数でも扱いやすく、プリンターでのカットが必要でないことや、また、プリンター機構も単純で小型化が可能などの点で優れているが、印画方向の両端部まで印画することができないため、このままでは全面印画物を得ることができないという不都合を有する。
受容シート全面に画像を有する印画物を得るために、両端部にミシン目を設けて、未印画部を切り離す方法(例えば、特許文献1−4参照。)、あるいは複数の分割シート片に分離する方法(例えば、特許文献5または6参照。)等が一般的に広く行われている。しかし、ミシン目部は折れ曲がり易く、受容シートが、プリンター内で折れて排紙不良を生じることがある。また、排紙不良に至らないまでも、ミシン目が折れ曲がることによってミシン目近傍ではサーマルヘッドとの密着性が悪くなり、インクの転写不良を生じて商品価値が低下する。
ミシン目部の折れによる排紙不良を改善するため、紙の両面にミクロボイドを有するポリエチレンテレフタレートフィルムを貼り合わせた基材に受容層が形成された受容シートにミシン目が施され、ミシン目のカット部、アンカット部の幅を調整する方法や、ミシン目の刃の角度を鋭角にしたり、深さを調節する方法が提案されている(例えば、特許文献7−9参照。)が、排紙不良は改善するものの、受容シート支持体の種類などによりミシン目近傍のインク転写性は必ずしも改善しない。
また、ミシン目が形成された部分をプレスロールによって加圧し、平滑化する方法が提案されている(例えば、特許文献10参照。)が、プレス部が凹むことにより、サーマルヘッドとの密着性が低下するため、効果は不十分である。
実開平4−58369号公報(第1頁) 特開平6−127153号公報(第2頁) 特開平2000−141952号公報(第2頁) 特開平2000−326531号公報(第2頁) 特開平10−230684号公報(第2頁) 特開平10−230686号公報(第2頁) 特開平7−306641号公報(第2頁) 特開平2002−52870号公報(第2頁) 特開平2002−274061号公報(第2頁) 特開平2001−162953号公報(第2頁)
本発明の解決すべき課題は上述したように、サーマルプリンター、特に染料熱転写タイプのプリンターに適した受容シートにおいて、印画後、ミシン目により余白部分を切り取ることによって、全面に印画された印画物を得ることが可能であり、ミシン目近傍のインク転写不良がなく、ミシン目切り口に毛羽立ちなどがなく、美観に優れた受容シートを提供しようとするものである。
本発明は、以下の各発明を包含する。
(1)シート状支持体の少なくとも一面に、中空粒子を含有する中間層、および画像受容層を順次形成した熱転写受容シートにおいて、前記熱転写受容シートが画像形成領域内にミシン目を有し、熱転写受容シートの、ミシン目部を画像受容層面と反対面側に10度屈曲させたときの屈曲力が10〜40N/mであり、かつJIS K 7220に準じる圧縮弾性率が30MPa以下であることを特徴とする熱転写受容シート。
(2)前記熱転写受容シートの厚さが、150〜250μmであり、かつ、熱転写受容シート全厚さに対するシート状支持体の厚さ比率が70〜85%である(1)項に記載の熱転写受容シート。
(3)前記熱転写受容シートのミシン目が、0.10〜0.30mmのカット部(A)と0.10〜0.25mmのアンカット部(B)からなり、かつA/Bの比率が0.5〜1.5である(1)項または(2)項に記載の熱転写受容シート。
本発明の受容シートは、ミシン目部での印画不良がなく、印画品質が優れ、プリント時の走行性が良好であり、かつミシン目の切り離しが容易で、切り口の毛羽立ちがなく、美観に優れた受容シートである。
図1に示すように、本発明における屈曲力とは、一定幅を有する受容シートのミシン目隣接部(ミシン目から1mmの位置)をチャックで固定し、隣接位置を中心(固定点)として10度屈曲させる。このとき、固定点からミシン目を跨いで5mmの位置、すなわちミシン目から4mm離れた他の位置での荷重を測定し、屈曲力と称する。本発明の受容シートの屈曲力とは、屈曲されたときに生じる反発力であり、受容シートの構成やミシン目の形成状況に起因する。
一般に、熱転写プリンターを用いて、受容シートの受容層面側に印画すると、サーマルヘッドとプラテンロールに挟まれることにより、プラテンロールの形状に沿って屈曲されようとする。屈曲力が小さい場合、すなわち屈曲に対する反発力が小さい場合はミシン目部で折れ曲がり、サーマルヘッドとの密着性が悪くなるため、インク転写不良により色ムラや色抜けを生じて、印画画像が不均一になる。
本発明の受容シートは、画像形成領域内にミシン目を有し、ミシン目部を受容層面と反対面側に10度屈曲させたとき、受容シート全体の屈曲力が10〜40N/mで、好ましくは15〜30N/mであり、印画した際に、受容シートのミシン目部で、インク転写不良による印画抜け等がなく、良好な画質が得られる。屈曲力が10N/m未満では、サーマルヘッドとプラテンロールに挟まれて受容シートが折れ曲がるため、ミシン目近傍でインク転写不良による印画抜け等を生じる。また、屈曲力が40N/mを超えると、受容シートの剛度が高過ぎて、給紙不良や排紙不良を起こし易くなる。
また、受容シート全体の圧縮弾性率は、30MPa以下であり、好ましくは2〜25MPaの範囲で、より好ましくは5〜20MPaの範囲である。受容シート全体の圧縮弾性率が30MPaを超えると、サーマルヘッドとの密着性が悪くなり、ミシン目近傍でインク転写不良による印画抜け等を生じることがある。
なお、本発明において、前記圧縮弾性率は、JIS K 7220(硬質発泡プラスチックの圧縮試験方法)に準じて測定される値である。
受容シートの厚さは、150〜250μmが好ましく、より好ましくは200〜250μmである。受容シートの厚さが、150μm未満では受容層面と反対面側に10度屈曲させたときの屈曲力が低くなり印画抜けを生じることがある。250μmを超えると、受容シートの剛度が高くなり過ぎて、給紙不良や排紙不良を起こすことがある。また、受容シートの全厚さに対するシート状支持体の厚さ比率が、好ましくは70〜85%である。受容シートの全厚さに対するシート状支持体の厚さ比率が70%未満では、受容シートの剛度が低くなり、屈曲力が不十分となることがある。受容シートの全厚さに対するシート状支持体の厚さ比率が85%を超えると、受容シートの圧縮弾性率が高くなり過ぎることがある。
本発明の受容シートに設けられるミシン目としては、好ましくは0.10〜0.30mmのカット部(A)と0.10〜0.25mmのアンカット部(B)からなり、より好ましくは、カット部が0.15〜0.20mm、アンカット部が0.10〜0.20mmである。カット部が0.10mm未満の場合は、ミシン目部を切り離すことが困難なことや、製造時にミシン刃の耐久性が悪い等の不都合を生じることがある。カット部が0.30mmを超えると、屈曲力が不十分となることや、プリント時に切れ目を生じて走行障害等を起こすおそれがある。アンカット部が0.10mm未満では、屈曲力が不十分となることや、プリント時に切れ目を生じて走行障害等を起こすおそれがある。一方アンカット部が0.25mmを超えると、切り離し面が粗くなり、商品価値が低下することがある。
さらに、ミシン目のカット部とアンカット部の比率(A/B)は、0.5〜1.5の範囲が好ましい。カット/アンカットの比率(A/B)が0.5未満の場合は、ミシン目部で切り離し難いことがあり、A/Bの比率が1.5を超える場合は、屈曲力が不足することがある。
(ミシン目加工)
図2は、本発明の受容シートの一例を示す平面説明図であり、ミシン目の位置、形状、数等については特に限定するものではない。熱転写プリンターを用いて受容シートに印画した後、両端部のミシン目に沿って余白部分を切り取ることにより、全面に印画された印画物を得ることが可能である。
本発明のミシン目加工には、一般的なフォーム用紙用のミシン刃などが挙げられるが、特に限定されるものではない。また、受容シートの流れ方向に沿ってミシン目を入れる縦ミシン、または受容シートの幅方向に沿ってミシン目を入れる横ミシンでもよい。ミシン刃の角度は30〜70°が好ましく、さらに好ましくは40〜60°である。ミシン刃の角度が30°未満のときは切り口の毛羽立ちがなく良好であるが、ミシン刃の耐久性に劣ることがある。一方ミシン刃の角度が70°を超える場合は切り口が粗くなることや、また、屈曲力が低下するなどの弊害を生じることがある。
(シート状支持体)
本発明における受容シートのシート状支持体としては、セルロースパルプを主成分とする紙や合成樹脂フィルム等が使用される。例えば、上質紙(酸性紙、中性紙)、中質紙、コート紙、アート紙、グラシン紙、樹脂ラミネート紙等、または、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリスチレンなどを主成分とした延伸フィルムや、ポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂を主成分とする単層延伸フィルム又は多層構造フィルム(合成紙)等、およびこれらのフィルム同士、又はこれらのフィルムと他のフィルム又は紙等とを積層貼着させた複合フィルム等が適宜用いられる。特に限定はしないが、セルロースパルプを主成分とする紙支持体の場合には、コスト的にも有利であり、より優れた本発明の効果が得られる。本発明で使用されるシート状の支持体としては、140〜210μmの厚さを有することが好ましい。
(中間層)
本発明の中間層は、中空粒子と接着剤樹脂を含有する。中間層に用いる中空粒子は、例えばn−ブタン、i−ブタン、ペンタン、ネオペンタン等の低沸点炭化水素を核として、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、メタクリル酸メチル等の単独重合体樹脂、あるいはこれらの共重合体樹脂を殻として、マイクロカプセル化したものである。
本発明において、中空粒子の平均粒子径としては、中間層形成後、0.1μm以上20μm以下であることが好ましく、例えば、予め発泡させた粒子を用いて中間層用塗料を調製し、中間層を形成する方法と、未発泡状態の粒子を用いて中間層用塗料を調製し、中間層を塗工後、粒子を発泡させ、中間層を形成する方法等の何れを用いてもよい。該中間層において、中空粒子の平均粒子径が、20μmを超えると、平滑性が低下し、画質が悪化することがある。また、0.1μm未満では、充分な断熱性が得られず、画像の濃度が低下してしまうことがある。尚、中空粒子の平均粒子径は、粒径測定器(商品名:SALD2000、島津製作所製)を使用して測定される。
中空粒子の体積空隙率は、30%以上95%以下が好ましく、体積空隙率が30%未満では、断熱性が不足し、充分な濃度が得られないことがある。また、95%を超えると、中空粒子の殻厚が薄くなり、中空粒子が潰れやすくなり、断熱性低下などの弊害が起こることがある。中空粒子の体積空隙率は、中空粒子の水分散液の体積比重、固形分濃度、および、中空粒子殻を構成する樹脂の真比重から求めることができる。
さらに、中空粒子の平均粒子径や体積空隙率については、小角X線散乱測定装置(商品名:RU−200、リガク社製)などを用いて、中間層の断面写真から求めることも可能である。
本発明の中間層用塗工液は、中空粒子の耐溶剤性を考慮すると水性系塗工液であることが好ましい。使用される接着剤樹脂としては特に限定されず、例えばポリビニルアルコール系樹脂、セルロース系樹脂及びその誘導体、カゼイン、デンプン誘導体等の水溶性高分子化合物が成膜性、耐熱性、可撓性の観点から好ましく使用される。また(メタ)アクリル酸エステル樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂等の各種水分散性樹脂が低粘度高固形分の水性系樹脂として使用される。なお中間層の塗膜強度、接着性、塗工性の面から、中間層に使用される接着剤樹脂は、上記各種の水溶性高分子化合物と水分散性樹脂を併用することも可能である。水溶性高分子化合物の中でもポリビニルアルコールが好ましく、また、水分散性樹脂の中でもエチレン−酢酸ビニル共重合体ラテックス、アクリル酸エステル樹脂系ラテックス等が好ましく使用される。また、上記接着剤樹脂は単独、又は2種以上を混合して用いることもできる。
本発明の中間層において、中空粒子と接着剤樹脂の配合比は、接着剤樹脂100質量部に対して、中空粒子10〜300質量部が好ましい。より好ましくは、80〜200質量部である。ちなみに、接着剤樹脂100質量部に対して中空粒子10質量部以下では、充分な断熱性が得られず、印画した画像の濃度の低下や、画質の低下が起こることがある。また、接着剤樹脂100質量部に対して中空粒子300質量部以上では、塗膜の強度が低下して、塗膜が剥がれることや、塗膜にひび割れが入ることがある。
また、中間層を構成する材料として、各種の無機、有機の顔料、ワックス類、金属石鹸等が使用でき、さらに必要に応じ、紫外線吸収剤、蛍光染料、撥油剤、消泡剤、粘度調節剤等各種添加剤を所望の効果を損なわない範囲で使用が可能である。中間層の固形分塗工量は、1〜40g/mであることが好ましく、より好ましくは5〜20g/mである。中間層の固形分塗工量が1g/m未満であると、十分な断熱性やクッション性が得られず、濃度が低下することや、画質が悪化することがある。また、固形分塗工量が50g/mを超えると、断熱性、クッション性の効果が飽和し、経済的にも好ましくない。
(バリア層)
本発明においては、必要により中間層上にバリア層を設けてもよく、このバリア層上に受容層が設けられる。バリア層は、受容層用塗料の溶媒が概してトルエン、メチルエチルケトン等の有機溶剤であり、有機溶剤浸透による中間層の中空粒子の膨潤、溶解による破壊を防ぐための障壁として有効である。また、中間層表面は中間層の中空粒子に起因する凹凸がある為、その上に設ける受容層も表面に凹凸を有することがあり、得られる画像はこの凹凸により、白抜けや濃淡不良が多く、画像均一性や解像力に問題の生ずることがある。この不具合を改善する為に、柔軟性、弾力性のある接着剤樹脂を含有するバリア層を設けることは画像品質向上に有効である。
このバリア層に使用される接着剤樹脂としては、フィルム形成能に優れ、有機溶剤の浸透を防止し、弾力性、柔軟性のある樹脂が使用される。具体的には、ポリビニルアルコール、澱粉、変性澱粉、カゼイン等の水溶性高分子、ウレタン樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂及びその共重合体、或いはそれらを併用した樹脂から形成される。また前記の中間層及びバリア層中には隠蔽性や白色性の付与、受容シートの質感を改良するために、無機顔料として、炭酸カルシウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、二酸化珪素、酸化アルミニウム、タルク、カオリン、珪藻土、サチンホワイト等の白色無機顔料や蛍光染料等を含有させてもよい。
バリア層の固形分塗工量は0.5〜10g/mの範囲が好ましく、より好ましくは1〜8g/mの範囲である。因みにバリア層固形分塗工量が0.5g/m未満ではバリア層が中間層表面を完全に覆うことができない場合があり、有機溶剤の浸透防止効果が不十分である場合がある。一方、バリア層固形分塗工量が10g/mを超えると、塗工効果が飽和し、不経済であるばかりでなく、バリア層の厚さが過大となることによって中間層の断熱効果やクッション性が十分に発揮されず画像濃度の低下を招き、好ましくない。
(受容層)
受容層としては公知の昇華染料熱転写受容層が適用できる。受容層を形成する樹脂としては、熱転写シート(インクリボンとも言う。)から移行する染料との親和性が高く、染料染着性の良い樹脂が使用される。このような染料染着性樹脂としてはポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル共重合体、ポリビニルアセタール樹脂、セルロースアセテートブチレート等のセルロース誘導体樹脂、アクリル樹脂などを用いることができる。
またプリントの際にサーマルヘッドの加熱によって、受容層がインクリボンと融着することを防止するために、樹脂中に架橋剤、滑り剤、及び離型剤等の1種以上が添加されていることが好ましい。また必要に応じて、上記樹脂中に蛍光染料、可塑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料等の1種以上を添加してもよい。これらの添加剤は受容層の形成成分と混合して塗工してもよいし、受容層とは別の被覆層として受容層の上及び/又は下に塗工されていてもよい。
受容層の固形分塗工量は、好ましくは1〜15g/m程度であり、より好ましくは3〜10g/mである。受容層の塗工量が1g/m未満では受容層がシート状支持体表面を完全に覆うことができず、画質の低下を招くことや、サーマルヘッドの加熱によりインクリボンと受容層が接着してしまう融着トラブルが発生することがある。一方塗工量が15g/mを超えると効果が飽和して不経済であるばかりでなく、受容層塗膜の強度が不足することや、受容層の厚みが増大することによりシート状支持体の断熱効果が十分に発揮できず、印画濃度の低下となることがある。
本発明の受容シートは、必要に応じて、中間層の形成時に中間層塗料のシート状支持体への浸透を防止するなどの目的で、シート状支持体上に、予め下塗り層を設けることができる。また、受容シートの帯電を防止する目的、受容シートのカールを矯正する目的、印画時のプリンター内で受容シートの重送を防止する目的などで、受容シートの裏面に、裏面層を設けることができる。もちろんスーパーキャレンダー処理を施すことも可能である。
(裏面層)
本発明の受容シートは、シート状支持体の裏面(受容層が設けられている側と反対側の面)に裏面層が設けられていてもよい。裏面層は接着剤として有効な樹脂を主成分とし、架橋剤、帯電防止剤、融着防止剤、無機及び/又は有機顔料等を含んでいてもよい。
裏面層には、接着剤として有効な裏面層形成用樹脂が用いられる。この樹脂は裏面層とシート状支持体との接着強度向上、受容層面の傷付き防止、受容層面と接触する裏面層への染料の移行防止に有効なものである。このような樹脂としては、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、ポリビニルアセタール樹脂等、及びこれらの樹脂の反応硬化物を用いることができる。また裏面層には、シート状支持体と裏面層との接着性を向上させるため、適宜前述のポリイソシアネート化合物、エポキシ化合物等の架橋剤を裏面層塗料中に配合してもよい。
裏面層には、静電気防止の為に導電性樹脂や導電性無機顔料等の帯電防止剤が添加される。導電性樹脂としてはカチオン型、アニオン型、ノニオン型の導電性樹脂があり、カチオン型導電性樹脂としては、例えばポリエチレンイミン、カチオン性モノマーを含むアクリル系重合体、カチオン変性アクリルアミド重合体、及びカチオン澱粉等が特に好ましく使用される。また導電性無機顔料としては、酸化物及び/又は硫化物などの化合物半導体顔料および前記化合物半導体顔料を被覆した無機顔料等が挙げられる。
裏面層には、有機または無機フィラー等の摩擦係数調整剤を必要に応じて配合することができる。有機フィラーとしては、ナイロンフィラー、セルロースフィラー、尿素樹脂フィラー、スチレン樹脂フィラー、アクリル樹脂フィラー等を使用することができる。無機フィラーとしては、シリカ、硫酸バリウム、カオリン、クレー、タルク、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛等を用いることができる。
裏面層には必要に応じて、滑剤、離型剤等の融着防止剤を含有することも可能である。例えば、融着防止剤としては、非変性及び変性シリコーンオイル、シリコーンブロック共重合体及びシリコーンゴム等のシリコーン系化合物、リン酸エステル化合物、脂肪酸エステル化合物、フッ素化合物等が挙げられる。また従来公知の消泡剤、分散剤、有色顔料、蛍光染料、蛍光顔料、紫外線吸収剤等を適宜選択して使用してもよい。
裏面層の固形分塗工量は0.3〜10g/mの範囲内にあることが好ましい。更に好ましくは1〜8g/mである。裏面層の固形分塗工量が0.3g/m未満であると受容シートが擦れた時の傷付き防止性が十分に発揮されず、また塗工欠陥が発生し表面電気抵抗値が上がる場合がある。一方固形分塗工量が10g/mを超えると効果が飽和して不経済である。
本発明における各塗工層は、エアーナイフコーター、バリバーブレードコーター、ピュアブレードコーター、ロッドブレードコーター、ショートドウェルコーター、カーテンコーター、ダイコーター、グラビアコーター、ロールコーター、スプレーコーター、ディップコーター、バーコーター、コンマコーター、オフセットロールコーター、リバースロールコーター、リップコーター、スライドビードコーター等の各種塗布装置を適宜用い、各々調製された塗工液を塗布して形成することができる。乾燥が必要な場合は、塗布を行う上記の装置に組み合わせた従来の方法で行うことができる。また、放射線による硬化が必要な場合には、紫外線照射装置、電子線照射装置等の放射線照射装置を適宜使用し、硬化することができる。
例えば、バリア層用塗工液の好ましい粘度は、20〜200mPasの範囲である。バリア層用塗工液の粘度が20mPas未満では、液だれ、アプリケーション不良、あるいははじきなどの問題が発生することがある。一方、粘度が200mPasを超えると、バー筋、スクラッチ、あるいは塗工量過多などの問題が生じることがある。
また本発明の受容シートは、熱転写方式による印画を行った後に、画像保護層を設けてもよい。画像保護層の形成方法としては、熱転写用画像保護層を有するインクリボンを用いて、サーマルヘッド等による加熱により熱転写画像上に画像保護層を転写するいわゆる転写方式や、実質的に透明なシートを熱転写画像上に貼着積層する貼着方式等がある。
下記実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。なお、実施例において、特に断らない限り「%」及び「部」はすべて「質量%」及び「質量部」を示す。
実施例1
(裏面層の形成)
シート状支持体として、厚さ183μmの上質紙(商品名:OK上質紙、157g/m、王子製紙製)を使用し、その片面に下記組成の裏面層用塗工液−1を固形分塗工量が3g/mになるように塗工、乾燥して裏面層を形成した。
裏面層用塗工液−1
ポリビニルアセタール樹脂
(商品名:エスレックKX−1、積水化学工業製) 40部
ポリアクリル酸エステル樹脂
(商品名:ジュリマーAT613、日本純薬製) 20部
ナイロン樹脂粒子(商品名:MW330、シントーファイン製) 10部
ステアリン酸亜鉛(商品名:Z−7−30、中京油脂製) 10部
カチオン型導電性樹脂(商品名:ケミスタット9800、三洋化成製) 20部
水/イソプロピルアルコール=2/3(質量比)混合液 400部
(中間層の形成)
次にシート状支持体の裏面層を設けた側と反対側の面上に、下記組成の中間層用塗工液−1を、乾燥後の膜厚が40μmになるように塗工、乾燥して中間層を形成し、さらに表面の平滑化のためにカレンダー処理(ロール表面温度80℃、ニップ圧2.5MPa)を行った。
中間層用塗工液−1
ポリ塩化ビニリデン系発泡中空粒子
(体積中空率93%、平均粒子径4μm、最大粒子径20μm) 35部
ポリビニルアルコール(商品名:PVA205、クラレ製) 15部
スチレン−ブタジエンラテックス(商品名:PT1004、日本ゼオン製) 50部
水 200部
(バリア層、受容層の形成)
更に上記中間層上に、下記組成のバリア層用塗工液−1を固形分塗工量が2g/mになるように塗工、乾燥してバリア層を形成し、このバリア層上に、下記組成の受容層用塗工液−1を固形分塗工量が5g/mになるように塗工、乾燥し、その後50℃で48時間キュアーして受容層を形成し、受容シートを作成した。
バリア層用塗工液−1
ポリビニルアルコール(商品名:PVA420、クラレ製) 100部
水 1000部
受容層用塗工液−1
ポリエステル樹脂(商品名:バイロン200、東洋紡製) 100部
シリコーンオイル(商品名:KF393、信越化学工業製) 3部
ポリイソシアネート
(商品名:タケネートD−140N、武田薬品工業製) 5部
トルエン/メチルエチルケトン=1/1(質量比)混合液 400部
(ミシン目加工)
カット部が0.15mm、アンカット部が0.15mmである縦ミシン刃を使用し、ミシン目加工を行った。
実施例2
ミシン目をカット部0.15mm、アンカット部を0.2mmとした以外は、実施例1と同様にして受容シートを作製した。
実施例3
ミシン目をカット部0.25mm、アンカット部を0.2mmとした以外は、実施例1と同様にして受容シートを作製した。
実施例4
中間層の塗工量を調整し、中間層の厚さを70μmとした以外は、実施例1と同様にして受容シートを作製した。
実施例5
シート状支持体として、厚さが200μmの上質紙(商品名:OKプリンス上質紙エコG100、157g、王子製紙社製)を使用し、受容シートの厚さを247μmとした以外は、実施例1と同様にして受容シートを作製した。
実施例6
シート状支持体として、厚さが155μmのコート紙(商品名:OKコートV、157g、王子製紙社製)を使用し、中間層の厚さを50μmとすることにより、受容シートの厚さを212μmとした以外は、実施例1と同様にして受容シートを作製した。
比較例1
中間層の厚さを10μmとして、受容シートの厚さを200μmとした以外は、実施例1と同様にして受容シートを作製した。
比較例2
シート状支持体として、厚さが127μmの上質紙(商品名:OKプリンス上質紙、104.7g、王子製紙社製)を使用し、中間層の厚さを75μmとすることにより、受容シートの厚さを209μmとした以外は、実施例1と同様にして受容シートを作製した。
比較例3
ミシン目をカット部0.2mm、アンカット部を0.1mmとした以外は、実施例1と同様にして受容シートを作製した。
比較例4
シート状支持体として、厚さが100μmのコート紙(商品名:OK金藤N、127.9g、王子製紙社製)の両面に厚さが50μmのポリエステルフィルム(商品名:50E20、東レ社製)をドライラミネートで貼り合わせた積層体を用い、中間層の厚さを30μmとした以外は、実施例1と同様にして受容シートを作製した。
評価
「屈曲力」
ミシン目と垂直方向に1.5インチ幅の切り出した受容シートサンプルを用い、Lorentzen&Wettre社製BENDING RESISTANCE TESTERを使用して屈曲力を評価した。図1に示すように、サンプルのミシン目より1mmの個所をチャックで挟み、この点を中心にサンプルを回転させる。チャックからミシン目を跨ぎ5mmのところにロードセルがあり、荷重を測定する。サンプルを10°回転させたときの荷重を測定して、屈曲力とした。
「圧縮弾性率」
JIS K 7220(硬質発泡プラスチックの圧縮試験方法)に準じて、受容シートの圧縮弾性率を測定した。また圧縮速度は20μm/minとした。
「印画評価」
キャノン製昇華型プリンターCP200を使用し、グレーの画像を、ミシン目を跨いで印画した。印画後ミシン目近傍を目視観察し、官能評価によりインク転写性を評価した。
画像に欠陥がなく、全く問題のないものを◎、インクは転写されているが、僅かに印画ムラがあるものを○、印画ムラがかなりあるものを△、インクが転写されず、印画ヌケを生じたものを×とした。○レベル以上であれば、実用上問題ない。
「紙詰まり評価」
紙詰まりに関しては、前記印画評価において、プリンター内での走行性に問題がないものを○、給紙時、印画時、または排紙時に走行障害を生じた場合を×とした。
「ミシン目切り取り、切り口外観評価」
ミシン目切り取りについては、ミシン目部を一度折り曲げた後、端部を切り取り、ミシン目部での切り離し易さを評価した。問題なく切り離せるものを◎、折り曲げに力を要するが、切り離しは問題ないものを○、ミシン目部で切り離ができないものを×とした。○レベル以上であれば、実用上問題ない。
また、切り口の外観については、切り口の毛羽立ちを官能評価した。毛羽立ちがないものを○、毛羽立ちがあるものを×とした。○レベルであれば、実用上問題ない。
評価結果を表1にまとめた。
Figure 2006240179
表1の結果から、実施例1〜6の受容シートは、ミシン目部での印画品質が良好で、ミシン目の切り離しも容易で、切り口の毛羽立ちもなく、美観に優れたものであることが確認された。
これに対して、比較例1の受容シートは圧縮弾性率が高過ぎるため、インク転写性が劣る。比較例2および3の受容シートは、いずれも屈曲力が低過ぎてインク転写性が劣る。また比較例4の受容シートは屈曲力が高過ぎてプリンター内で走行性障害を生じることがわかる。
本発明の受容シートは、ミシン目部での印画不良がなく、ミシン目の切り離しが容易で、切り口の毛羽立ちがなく、美観に優れた良好な印画品質を有する受容シートであり、染料熱転写方式のみならず、溶融インキ熱転写方式などの各種サーマルプリンターにも適用し得るものである。
本発明の受容シートの屈曲率測定方法を示す概略図である。 本発明の受容シートの一例を示す平面説明図である。

Claims (3)

  1. シート状支持体の少なくとも一面に、中空粒子を含有する中間層、および画像受容層を順次形成した熱転写受容シートにおいて、前記熱転写受容シートが画像形成領域内にミシン目を有し、熱転写受容シートの、ミシン目部を画像受容層面と反対面側に10度屈曲させたときの屈曲力が10〜40N/mであり、かつJIS K 7220に準じる圧縮弾性率が30MPa以下であることを特徴とする熱転写受容シート。
  2. 前記熱転写受容シートの厚さが、150〜250μmであり、かつ、熱転写受容シート全厚さに対するシート状支持体の厚さ比率が70〜85%である請求項1に記載の熱転写受容シート。
  3. 前記熱転写受容シートのミシン目が、0.10〜0.30mmのカット部(A)と0.10〜0.25mmのアンカット部(B)からなり、かつA/Bの比率が0.5〜1.5である請求項1または2に記載の熱転写受容シート。



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