JP2006233595A - 墓の外柵 - Google Patents

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Abstract

【課題】地震の揺れで根石が損傷しないように補強する。
【解決手段】根石の上下2箇所を、補強金具3とボルト5を用いて互に結合する。補強金具はステンレス製、角筒形であり、4辺の各々に長孔があけており、これら長孔に適合するように、根石の各々にボルト孔6を穿設する。このボルト孔に根石の外側からボルト5を通して、金具の長孔3aから出たボルトの先にナット7を螺合して締め付ける。
【選択図】図4

Description

本発明は地震で壊れ難いようにした墓の外柵に関する。
墓の外柵が地震の揺れで壊れるのを防止するために、従来から、図8に示すように、縦横の根石同士をボルトと金具を用いて結合している。しかし、ボルト30は根石2に立て込んだアンカーボルトであり、大きな地振動を受けると、簡単に抜けてしまう。また、金具31は単にL字形に構成したもので、これも大きな力を受けると変形しやすい。
この発明は、従来のこのような従来の墓の構造上の問題を解消することを課題とする。
この発明の外柵は、墓の周囲を囲む板状の根石の角部内側に直角辺を有する補強金具をあてがい、根石を貫通したボルト孔にボルトを通して各直角辺と根石を緊締する(請求項1)。このようにボルトを根石に貫通させるようにしたので、地震の際に大きな力を受けても、ボルトが抜け難くくなり、金具と相まって、根石同士を強固に結合することができる。
根石にボルトを貫通させると、ボルトの頭が外柵の表面に現れてしまい、見栄えが悪くなる。そこでこの発明では、根石の外面にボルト孔と同心の窪みを設け、その窪みにボルトの頭を収め、頭を隠すために窪みに石材製のダボを嵌め込むようにする(請求項2)。こうすれば、ダボで隠れてしまってボルトが見えないようになり、ダボは石材製なので、外柵とのマッチングもよい。
補強金具はL字形のものでもよいが、強い力がかかると、2辺が直角を保てなくなり、開いたり狭まったりと変形しやすい。そこで、四角形や直角三角形などの断面形状を持った角筒状の補強金具を用いることで、補強金具の変形を防止することができる。
さらに角筒状の補強金具を使い、基礎上に立て設けた鉄筋をその中に導き、角筒内部にコンクリートを打設することもできる(請求項3)。こうすれば、鉄筋を介して外柵が基礎にしっかり固定されるので、さらに地震に強くなる。
また、補強金具を角筒状に形成し、角筒の内側辺に固定した長ボルトを墓の内部に延設し、このボルトの先に、納骨堂の壁板を固定するようにすれば(請求項4)、納骨堂と外柵が一体になり、強固な墓を構築することができる。
図1は墓の基礎部分の斜視図であり、まず、基礎コンクリート1を打ち、その上に根石2を矩形に並べる。根石の上に敷石20を並べ、その上の周囲に欄干21(図2)が、中央に石塔22(図3)が載る。
根石2は天然石を板状に加工したもので、図4に示すように、上下2箇所を、補強金具3とボルト5を用いて互に結合する。補強金具はステンレス製、角筒形であり、4辺の各々に長孔があけてある。これら長孔に適合するように、根石の各々にボルト孔6を穿設する。このボルト孔に根石の外側からボルト5を通して、金具の長孔3aから出たボルトの先にナット7を螺合して締め付ける。
このように通しボルトで締め付けるようにしたので、従来のアンカーボルトのように地震の際に抜けることがなく、根石と根石を強固に結合することができる。なお、根石と根石の合わせ面には予め接着剤を塗布しておく。
図5は結合部の断面図であり、根石2の外面にボルト孔6と同心に窪み9を設け、その中にボルト5の頭5a(またはナット)が沈み込むようにする。さらに窪み9に飾りダボ10を嵌め込む。ダボは根石と同じ石材からきのこ形に削り出したもので、茎10aの部分を窪みに嵌入、接着する。こうして外にボルトやボルト孔が現れないので、見栄えよく仕上げることができる。
図6は基礎コンクリート1に立てた鉄筋11を利用して外柵自体を補強したものである。角筒の補強金具3は、この鉄筋の中に通してから根石にボルト締めする。その後、型板(図示しない。)を上下の補強金具の外面に取り付けて鉄筋の周りを覆い、その中にコンクリート12を打設するようにする。このものでは、根石が鉄筋を介して基礎コンクリートに固定されるので、根石のずれや浮き上がりを防止できる。
図1において符号13は納骨堂の左右の壁石であり、この石は前側の根石2から後側の根石2まで達しており、その間が納骨堂15になっている。この壁石13の端部上下にボルト孔をあけ、これに長いボルト16を通してナット17で固定する(図7も参照)。この長ボルト16の先を、根石と根石を結合している角筒状の補強金具3の内側辺の孔に挿入し、ナット17で固定する。こうすることで、壁石が左右に動かないようしっかりと固定することができる。
なお、壁石と根石の結合は、補強金具を使って根石同士の場合(図4)と同じように行うこともできる。
根石2の上には、敷石20や欄干21が載るが、これらの石をしっかり固定するためスピンドル19を用いる。図4に示すように、根石2の上に垂直に孔19をあけ、その中に挿入してスピンドル19(ステンレス製)を立てる。一方、敷石20および欄干21のそれぞれに孔19aをあけておき、これらの孔にスピンドルの上部を挿入するようにしてこれらの石を根石2の上に載置する(図2)。こうすることで、これらの石を根石の上にきちんと位置決めして、地震の揺れでズレないようにすることができる。
墓の基礎部分の斜視図である。 墓の側面図である。 墓の中央断面図である。 根石と根石の結合を示す斜視図である。 図4のボルトの軸に沿う断面図である。 図4の構成をさらに鉄筋で補強した図である。 納骨堂の壁の補強構造を示す平面図である。 根石同士の従来の補強構造を示す平面図である。
符号の説明
2 根石
3 補強金具
5 ボルト
6 ボルト孔
9 窪み
11 鉄筋
12 コンクリート
13 納骨堂壁石
16 長ボルト
17 ナット

Claims (4)

  1. 墓の周囲を囲む板状の根石の角部内側に直角辺を有する補強金具あてがい、該根石を貫通したボルト孔にボルトを通して該補強金具の各直角辺と該根石を緊締した墓の外柵。
  2. 該根石の外面に該ボルト孔と同心の窪みを設け、該窪みに該ボルトの頭を納めると共に、該窪みに石材製のダボを嵌め込んだ請求項1に記載の墓の外柵。
  3. 該補強金具を角筒状に形成し、基礎上に立て設けた鉄筋をその角筒の中に導き、該角筒内部にコンクリートを打設した請求項1または2に記載の墓の外柵。
  4. 該補強金具を角筒状に形成し、その角筒の内側辺に固定した長ボルトを墓の内部に延設し、このボルトの先に納骨堂の壁板を固定するようにした請求項1、2または3に記載の墓の外柵。
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