JP3110688U - 接続金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】地震の揺れで根石が損傷しないように補強する。
【解決手段】根石の上下2箇所を、接続金具3とボルト5を用いて互に結合する。接続金具はステンレス製、角筒形であり、4辺の各々に長孔があけており、これら長孔に適合するように、根石の各々にボルト孔6を穿設する。このボルト孔に根石の外側からボルト5を通して、金具の長孔3aから出たボルトの先にナット7を螺合して締め付ける。
【選択図】図4

Description

本考案は接続金具に関し、墓の外柵の組立などに好適のものである。
墓の外柵が地震で壊れるのを防止するために、従来から、図9に示すように、縦横の根石2同士をボルト30と接続金具31を用いて結合している。しかし、接続金具31は単に金属板をL字形に折曲しただけのもので、大きな力を受けると両辺が開いたり、狭まってしまったりしやすい。
この考案は、墓の外柵工事に好適な強度の高い接続金具を得ることを課題とする。
この考案の接続金具は、四角形または直角三角形断面の金属製筒体であって、筒体を構成する辺にボルトを通す孔を穿設したものである(請求項1)。孔は、従来通り、筒の中心軸に直角な方向に細長い長孔とすることができる(請求項2)。この金具は、従来のL字金具と同様、直角に接続したい両部材に、直角を挟む2つの辺をあてがい、孔にボルトを通して両部材に緊締する。
この接続金具は、従来のL字金具のような自由端がなく、筒状に形成したので、簡単に潰れたり、変形したりすることがない。このように高い強度を有するので、地震の際に強い力が加わっても、接続金具の隣り合う2つの辺は、開いたり狭まったりすることがなく、いつも直角の状態を保つことができる。
四角形断面の接続金具では、上述のような直交部材の接続に用いた場合、2辺のボルト孔は使われずに遊んでいる。この遊んでいるボルト孔に他のボルトの端を固定し、このボルトを利用して他の部材を固定することもできる。また、筒形にしたので、他の部材を中に通してからコンクリートを打設して、当該他の部材と接続させることもできる。このように、この金具は応用範囲が広いという特徴もある。
図1は墓の基礎部分の斜視図であり、まず、基礎コンクリート1を打ち、その上に根石2を矩形に並べる。根石の上に敷石20を並べ、その上の周囲に欄干21(図2)が、中央に石塔22(図3)が載る。
根石2は天然石を板状に加工したもので、図4に示すように、上下2箇所を、接続金具3とボルト5を用いて互に結合する。
接続金具3はステンレス製、角筒形であり、4辺の各々に長孔3aがあけてある。接続金具の製作は、長尺の角筒を輪切りにしてもよいし、1個づつ溶接組立で作ることも可能である。なお、接続金具3は図8に示すように、直角三角形断面でもよい。
接続金具の長孔3aに適合するように、根石の各々にボルト孔6を穿設する。このボルト孔に根石の外側からボルト5を通して、金具の長孔3aから出たボルトの先にナット7を螺合して締め付ける。
このように通しボルトで締め付けるようにしたので、従来のアンカーボルトのように地震の際に抜けることがなく、根石と根石を強固に結合することができる。
図5は結合部の断面図であり、根石2の外面にボルト孔6と同心に窪み9を設け、その中にボルト5の頭5a(またはナット)が沈み込むようにする。さらに窪み9に飾りダボ10を嵌め込む。ダボは根石と同じ石材からきのこ形に削り出したもので、茎10aの部分を窪みに嵌入、接着する。こうして外にボルトやボルト孔が現れないので、見栄えよく仕上げることができる。
図6は基礎コンクリート1に立てた鉄筋11を利用して外柵自体を補強したものである。角筒の接続金具3は、この鉄筋の中に通してから根石にボルト締めする。その後、型板(図示しない。)を上下の接続金具の外面に取り付けて鉄筋の周りを覆い、その中にコンクリート12を打設するようにする。このものでは、根石が鉄筋を介して基礎コンクリートに固定されるので、根石のずれや浮き上がりを防止できる。
図1において符号13は納骨堂の左右の壁石であり、この石は前側の根石2から後側の根石2まで達しており、その間が納骨堂15になっている。この壁石13の端部上下にボルト孔をあけ、これに長いボルト16を通してナット17で固定する(図7も参照)。この長ボルト16の先を、根石と根石を結合している角筒状の接続金具3の内側辺の孔に挿入し、ナット17で固定する。こうすることで、壁石が左右に動かないようしっかりと固定することができる。
なお、壁石と根石の結合は、接続金具を使って根石同士の場合(図4)と同じように行うこともできる。
根石2の上には、敷石20や欄干21が載るが、これらの石をしっかり固定するためスピンドル19を用いる。図4に示すように、根石2の上に垂直に孔19をあけ、その中に挿入してスピンドル19(ステンレス製)を立てる。一方、敷石20および欄干21のそれぞれに孔19aをあけておき、これらの孔にスピンドルの上部を挿入するようにしてこれらの石を根石2の上に載置する(図2)。こうすることで、これらの石を根石の上にきちんと位置決めして、地震の揺れでズレないようにすることができる。
墓の基礎部分の斜視図である。 墓の側面図である。 墓の中央断面図である。 接続金具を使った根石の組立状態を示す斜視図である。 図4のボルトの軸に沿う断面図である。 図4の構成をさらに鉄筋で補強した図である。 納骨堂の壁の補強構造を示す平面図である。 三角形の接続金具の斜視図である。 根石同士の従来の補強構造を示す平面図である。
符号の説明
2 根石
3 接続金具
5 ボルト
6 ボルト孔
9 窪み
11 鉄筋
12 コンクリート
13 納骨堂壁石
16 長ボルト
17 ナット

Claims (2)

  1. 四角形または直角三角形断面の金属製筒体であって、該筒体を構成する辺にボルトを通す孔が穿設されている接続金具。
  2. 該孔が中心軸に直角な方向に細長い長孔である請求項1に記載の接続金具。
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