JP2006228807A - 熱電モジュールおよびその製造方法 - Google Patents

熱電モジュールおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 大型化やコストアップを生じさせることなくハンダによる電極間のショートを防止することのできる熱電モジュールおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 対向させて配置した下基板11a内面に下部電極12aを形成するとともに、上基板11bの内面に上部電極12bを形成し、下部電極12aと上部電極12bにそれぞれ熱電素子13の端面をハンダ付けして熱電モジュール10を構成した。そして、各電極12を、銅層15と、銅層15の一方の面に形成されるニッケル層16と、ニッケル層16の一方の面に形成される金層17の3層で構成し、ニッケル層16に外側に向って突出する庇部16aを形成し、電極12の上側に熱電素子13を位置させて電極12と熱電素子13とをハンダ付けする際に、ハンダ18aが電極12の側部から絶縁基板11に流れることを防止した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、熱電気変換を行う熱電モジュールおよびその製造方法に関する。
従来から、ペルチェ効果やベーチェック効果を利用して熱電気変換を行う熱電モジュールが加熱・冷却装置等に用いられている。この熱電モジュールは、一対の絶縁基板における相対向する内側の面の所定箇所に複数の電極を形成し、この相対向する電極にそれぞれ熱電素子の上下の端面をハンダ付けすることにより、一対の絶縁基板間に複数の熱電素子を固定して構成されている。
このような熱電モジュールの中には、電極と熱電素子とをハンダ付けする際に、溶融状態のハンダが絶縁基板上に流れて電極間にショートが発生することを防止するための構造を備えたものがある。この中に、電極を、銅層と、銅層の表面全体に形成されたニッケル層と、ニッケル層の上面(電極を形成するときの上面)に形成された金等からなる金属メッキ層の3層で構成し、電極の側面にハンダに対する濡れ性が乏しいニッケル層を露出させた熱電モジュール(例えば、特許文献1参照。)がある。
また、絶縁基板における各電極間に溝を設けて溶融状態のハンダが他方の電極側に流れることを防止したものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−140250号公報 特開2003−100983号公報
しかしながら、前述した従来の熱電モジュールのうち前者では、電極の側面にニッケル層を露出させるための処理が面倒であるため、処理工数が増え、歩留まりが低下し製造時間が長くなるとともに、コストアップになるという問題がある。また、この熱電モジュールを製造する方法では、金属メッキ層の不要部分(電極の側面部分)をエッチングによって除去する前に、金属メッキ層の上面にレジストを形成するようになっており、この処理の際に、電極とマスクがずれるとレジストが電極の側面に付きショートの原因になるという問題もある。
また、前述した従来の熱電モジュールのうち後者では、絶縁基板における各電極間に溝を形成するため、電極間距離が大きくなり、熱電モジュールが大型化(低密度化)するという問題がある。また、溝を形成するため、処理工数が増え、歩留まりが低下し製造時間が長くなるとともに、コストアップになるという問題もある。
本発明は、前述した問題に対処するためになされたもので、その目的は、大型化やコストアップを生じさせることなくハンダによる電極間のショートを防止することのできる熱電モジュールおよびその製造方法を提供することである。
前述した目的を達成するため、本発明に係る熱電モジュールの構成上の特徴は、対向させて配置した一対の絶縁基板における対向する内側の面の所定箇所に電極を形成し、対向する電極にそれぞれ熱電素子の端面をハンダ付けすることにより、一対の絶縁基板間に複数の熱電素子を固定して構成される熱電モジュールであって、電極における熱電素子側部分の縁部に外側に向って突出する庇部を形成して、電極の上側に熱電素子を位置させて電極と熱電素子とをハンダ付けする際に、ハンダが電極の側部から絶縁基板に流れることを防止したことにある。
このように構成した本発明に係る熱電モジュールでは、ハンダによって熱電素子が固定される電極の上端縁部(ハンダ付け処理を行う際に上側になる部分)に外側に向って突出する庇部を形成している。したがって、絶縁基板を下方にして、絶縁基板の上面に位置する電極の上面に熱電素子の下端部をハンダで固定する際に、接合部から溢れた溶融状態のハンダは庇部の上面や側面に溜まる。
これによって、ハンダが絶縁基板上まで流れて、他の電極から流れてきたハンダと接触し、電極間にショートが生じるといったことを防止できる。また、もう一方の絶縁基板に形成された電極に熱電素子の他方の端部を固定する場合にも、その絶縁基板を下方にして、その絶縁基板の上面に位置する電極の上面に熱電素子の下端部を固定することにより、ハンダが絶縁基板側に流れることを防止できる。
また、本発明に係る熱電モジュールの他の構成上の特徴は、電極を種類の異なる金属層からなる複数の層で構成し、複数の層を構成する金属層のうちハンダに対する濡れ性が乏しい金属層に庇部を形成したことにある。
この場合のハンダに対する濡れ性が乏しいとは、一般的にハンダをはじく性質が強いことをさす。本発明においては、JIS C 0053(1996)に基づいて試験を行い、規格文章中の時間間隔A−t0(業界で言うゼロクロスタイム)が3秒以上であれば濡れ性が乏しいとする。なお、この試験は、試料を溶融ハンダに浸漬させたときの力の変化を時間毎にプロットして行われ、ゼロクロスタイムは、試料のハンダ槽への浸漬開始時から、試料がハンダ槽から押し上げられる力と試料がハンダ槽に引きこまれる力(濡れ力)とが平衡状態になるまでの時間である。
この濡れ性が乏しい金属層に庇部を形成することによって、溶融状態のハンダが庇部を通過して電極の側面部から絶縁基板側に流れることをより確実に防止できる。また、この場合、庇部を形成する層は複数の層のうちの最上部の層に限らず、庇部を絶縁基板から所定間隔保たせた状態で形成できる位置にある金属層であればよい。また、ハンダに対する濡れ性が乏しい金属としては、ニッケル、マグネシウム等がある。なお、逆にハンダに対する濡れ性がよい金属としては、金、スズ、スズ含有合金(スズ−アンチモン、スズ−ビスマス、スズ−銅、スズ−銅−銀)等がある。
また、本発明にかかる熱電モジュールのさらに他の構成上の特徴は、電極を絶縁基板の一方の面に形成される銅層と、銅層の一方の面に形成されるニッケル層と、ニッケル層の一方の面に形成される金層の3層で構成し、ニッケル層に庇部を形成したことにある。
銅は、導電性に優れているため一般的に電極に使用され、金はハンダに対する濡れ性に優れているため、ハンダを介して電極を熱電素子に固定する場合の電極の表面層として適している。そして、銅層と金層との間にハンダに対する濡れ性が乏しいニッケル層を形成しその縁部を突出させて庇部を形成することにより、溶融状態のハンダが絶縁基板側に流れることを確実に防止できる。なお、この場合、金層の周縁部分は、ニッケル層の庇部とともに、外部側に突出するように形成してもよいが、少なくとも、庇部の側部は被覆することなく露出させるようにして形成する。
また、本発明にかかる熱電モジュールのさらに他の構成上の特徴は、電極を1種類の金属層からなる単層で構成したことにある。この場合の金属層に使用する金属は、導電性に優れているとともに、ハンダに対する濡れ性が乏しいことが要求されることから、ニッケルやマグネシウムを用いることが好ましい。これによると、電極と熱電素子とのハンダ付けの固定強度はやや弱くなるが、ハンダによる電極間のショートを防止する確実性は増すようになる。また、電極を形成するための処理工程数が減少するため、熱電モジュールの製造が容易になるとともに、低コスト化が図れる。
また、本発明にかかる熱電モジュールのさらに他の構成上の特徴は、庇部の基端部の厚みおよび突出長さをそれぞれ1μm以上に設定したことにある。この場合の庇部の基端部とは、電極の本体部分と庇部との境界部分である。これによると、電極と熱電素子とをハンダ付けする際に、溶融されたハンダの流れを止めるための庇部の十分な強度および長さを確保することができる。
本発明に係る熱電モジュールの製造方法の構成上の特徴は、対向させて配置した一対の絶縁基板における対向する内側の面の所定箇所に電極を形成し、対向する電極にそれぞれ熱電素子の端面をハンダ付けすることにより、一対の絶縁基板間に複数の熱電素子を固定して構成される熱電モジュールの製造方法であって、絶縁基板の一方の面にレジスト層を形成するレジスト層形成工程と、レジスト層形成工程で形成されたレジスト層の表面の所定部分をマスキングした状態でレジスト層の表面を露光する露光工程と、露光工程で露光されたレジスト層を現像することにより、レジスト層におけるマスキングされた部分を除去する現像工程と、現像工程において形成された所定形状のレジスト層間に、複数の金属層からなる電極を形成する電極形成工程と、所定形状のレジスト層を除去するレジスト層除去工程と、電極を構成する複数の金属層のうちの絶縁基板側の金属層の側部の一部を除去して、電極の縁部に庇部を形成する庇部形成工程とを備えたことにある。
これによると、簡単な方法で、ハンダが絶縁基板に流れることを防止し、ハンダによって電極間にショートが発生することのない熱電モジュールを得ることができる。なお、レジスト層形成工程において形成するレジスト層は、絶縁基板の一方の面に直接形成することに限らず、所定のシード層を介して形成してもよい。シード層を形成する場合、このシード層は、レジスト層の除去後にイオンビームエッチングにより除去される。
また、この場合、電極形成工程において形成される電極を構成する複数の金属層のうちハンダに対する濡れ性が乏しい金属層に庇部を形成することができる。さらに、その電極形成工程において形成される電極を絶縁基板の一方の面に形成される銅層と、銅層の一方の面に形成されるニッケル層と、ニッケル層の一方の面に形成される金層の3層で構成し、ニッケル層に庇部を形成することができる。
また、本発明に係る熱電モジュールの製造方法の他の構成上の特徴は、対向させて配置した一対の絶縁基板における対向する内側の面の所定箇所に電極を形成し、対向する電極にそれぞれ熱電素子の端面をハンダ付けすることにより、一対の絶縁基板間に複数の熱電素子を固定して構成される熱電モジュールの製造方法であって、絶縁基板の上面にレジスト層を形成するレジスト層形成工程と、レジスト層形成工程で形成されたレジスト層の表面の所定部分をマスキングした状態でレジスト層の表面を露光する露光工程と、露光工程で露光されたレジスト層を現像することにより、レジスト層におけるマスキングされた部分を除去する現像工程と、現像工程において形成された所定形状のレジスト層間およびレジスト層の上面の一部に、上端縁部が庇部に形成された電極を形成する電極形成工程と、所定形状のレジスト層を除去するレジスト層除去工程とを備えたことにある。
これによると、さらに簡単な方法で、ハンダが絶縁基板に流れることを防止し、ハンダによって電極間にショートが発生することのない熱電モジュールを得ることができる。また、この場合、電極形成工程において形成される電極は、1種類の金属層からなる単層で構成してもよいし、複数の金属層からなる積層で構成してもよい。
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1および図2は、本実施形態に係る熱電モジュール10を示している。この熱電モジュール10は、下基板11aと上基板11bとからなる一対の絶縁基板を備えており、下基板11aの上面における所定部分に下部電極12aが形成され、上基板11bの下面における所定部分に上部電極12bが形成されている。そして、チップからなる複数個の熱電素子13が、それぞれ下端面を下部電極12aにハンダ付けにより固定され、上端面を上部電極12bにハンダ付けにより固定されて下基板11aと上基板11bとを一体的に連結している。
下部電極12aと上部電極12bとは、それぞれ熱電素子13の略1個分の幅の長さに等しい距離をずらして取り付けられている。また、上部電極12bには、それぞれ2個の熱電素子13の上端面が接合されており、下部電極12aには、1個の熱電素子13の下端面だけが接合されたものと、2個の熱電素子13の下端面が接合されたものとがある。1個の熱電素子13の下端面だけが接合された下部電極12aは下基板11aの一方側(図2の後端部)の2箇所の角部に設けられ、その下部電極12aの後部側部分には、リード線14a,14bが取り付けられて外部の装置等に接続可能になっている。
下基板11aおよび上基板11bはアルミナからなる板で構成され、熱電素子13は、直方体に形成されたビスマス・テルル系の合金で構成されている。そして、各熱電素子13は、下部電極12aと上部電極12bとを介して電気的に接続されている。また、熱電素子13の下端面と下部電極12a、熱電素子13の上端面と上部電極12bおよび下基板11aの一方の角部に形成された下部電極12aの端部側部分とリード線14a,14bは、それぞれハンダ付けによって固定されている。
下部電極12aと上部電極12bとは略同一形状に形成されており、図3に示したように構成されている。以下、下部電極12aおよび上部電極12bをそれぞれ電極12とし、下基板11aおよび上基板11bをそれぞれ絶縁基板11として説明する。電極12は、絶縁基板11の上面に形成された銅層15と、銅層15の上面に形成されたニッケル層16と、ニッケル層16の上面に形成された金層17との3層からなる金属層で構成されている。
そして、ニッケル層16の周縁部は、銅層15の外周面よりも外側に突出した庇部16aに形成され、ニッケル層16と銅層15との間に段部が形成されている。また、金層17は、ニッケル層16の側面部と上面における側面部近傍部分を僅かに露出させた状態で、ニッケル層16の上面に形成されている。そして、電極12の上面と熱電素子13の下端部とをハンダ18で接合することにより、電極12と熱電素子13は固定されている。
なお、電極12が上部電極12bである場合には、絶縁基板11、電極12および熱電素子13の上下方向の位置関係は、図3の上下方向を反転した状態になる。また、銅層15の厚みは50μmに、ニッケル層16の厚みは4μmに、金層17の厚みは0.3〜0.4μmに、それぞれ設定されている。さらに、図4に示した、庇部16aの突出長さaは、1〜5μmに設定されている。また、ハンダ18としては、すずとアンチモンからなるハンダが用いられている。
つぎに、以上のように構成された熱電モジュール10の製造方法について説明する。熱電モジュール10は、図5および図6に示した各工程を備えた製造方法によって製造される。この場合、まず、絶縁基板11の上面にクロム層と銅層とからなるシード層(図示せず)をスパッタリング(真空中にアルゴンガスを導入しながら絶縁基板11とターゲット(成膜させる層を構成する物質で、この場合は、クロムと銅)間に直流高電圧を印加し、イオン化したアルゴンガスをターゲットに衝突させてはじき飛ばし、はじき飛ばされたターゲット物質を絶縁基板11に成膜させる方法)によって形成する。
つぎに、シード層の上面にドライフィルムを貼り付けて、所定部分をマスキングした露光装置(図示せず)で、150mJ/cm2の強さで120秒間露光したのちに、温度が30℃の炭酸ナトリウム水溶液で、2.5分間現像する。これによって、図5(a)に示したように、絶縁基板11の上面にレジスト19のパターンが形成される。このレジスト19は、絶縁基板11の上面における最終的に電極12が形成されない部分に形成される。
ついで、80g/Lの硫酸と、190g/Lの硫酸銅と、50ppmの塩素イオンの銅メッキ浴を用い、電流密度を2A/dm2として、室温中でメッキを行うことにより、レジスト19内に銅層15aを形成する(図5(b)参照)。この銅層15aの厚みは、40〜100μm程度に設定しておく。つぎに、240g/Lの硫酸ニッケルと、45g/Lの塩化ニッケルと、6g/Lのホウ酸のニッケルメッキ浴を用い、電流密度を2A/dm2とし、温度を55℃としてメッキを行うことにより、レジスト19内における銅層15aの上面に、厚みが4μmのニッケル層16を形成する。
さらに、温度が55℃に設定されたメッキ浴に、ニッケル層16を浸け、電流密度が0.4A/dm2の電流を流すことにより、ニッケル層16の上面に、厚みが0.3〜0.4μmの金層17を形成する。これによって、図5(b)に示したように、レジスト19内に銅層15、ニッケル層16および金層17からなる3層の金属層が形成される。つぎに、水酸化ナトリウム溶液を用いて、レジスト19を除去するとともに、イオンビームエッチング(イオン源から引き出され、加速されたイオンビームのスパッタリング反応により、試料を加工する方法)によってレジスト19の下方に形成されていたシード層を除去して、図5(c)の状態にする。
そして、銅層15aの側面部をエッチング液に30秒間浸けることにより所定の厚み分だけ除去して、図5(d)の状態にする。これによって、絶縁基板11の上面における所定部分に、銅層15、庇部16aを備えたニッケル層16および金層17からなる電極12が形成される。なお、図示していないが、絶縁基板11と銅層15との間には、クロム層と銅層とからなるシード層が形成されており、このシード層も電極12に含まれる。また、図4と、図5(d)とに示した電極12は説明の便宜上異なる形状で示しているが実質的には、同一形状のものである。
つぎに、図5に示した各工程によって絶縁基板11の上面に形成された電極12の上面に、さらに熱電素子13を位置決めしてハンダ付けする処理が行われる。この場合、まず、電極12の上面にすずとアンチモンで構成されるハンダ層を形成する。ついで、各電極12の上面に2個または1個の熱電素子13の端部を配置させ、重り等の部材を用いてその状態を維持させる。そして、その状態の絶縁基板11等をリフロー炉(図示せず)の内部に入れて加熱する。
これによって、ハンダ層は溶融して、図6に示したハンダ18aの状態になる。この場合、電極12の金層17と熱電素子13の下端面とは略接触した状態になり、ハンダ18aは、電極12と熱電素子13との接合部の周囲に溜まった状態になる。また、ハンダ18aは、庇部16aによって落下することを防止された状態になる。そして、この、絶縁基板11等をリフロー炉から出して冷却すると、ハンダ18aは収縮して固化し、図3の状態になる。これによって、各熱電素子13は、電極12を介して絶縁基板11に固定され、図7の状態になる。
また、熱電素子13の他方の端部に、もう一つの絶縁基板11を固定する場合には、その絶縁基板11の上面(組み立てた場合には下面になる)における所定部分に電極12を形成するとともに、その電極12の上面にそれぞれ間隔を保って2個のハンダ層を形成する。そして、各ハンダ層の上面に、熱電素子13の端部を配置し、熱電素子13の上側に位置する絶縁基板11を重り等で押さえた状態で、リフロー炉内に入れて加熱したのちに、外部で冷却する。ついで、所定の電極12にリード線14a,14bを固定することによって、図1および図2に示した熱電モジュール10が得られる。
このように、本実施形態に係る熱電モジュール10では、電極12の上端側部分を構成するニッケル層16の周縁部に外側に向って突出する庇部16aを形成している。したがって、絶縁基板11の上面に形成された電極12の上面に熱電素子13の下端部をハンダ18で固定する際に、接合部から溢れた溶融状態のハンダ18aは庇部16aの上面や側面に溜まり、落下することを防止される。これによって、各電極12から絶縁基板11上に流れたハンダ18aどうしが接触した状態で固化して、電極12間にショートが生じるといったことを防止できる。
また、電極12を銅層15、ニッケル層16および金層17の3層からなる金属層で構成し、庇部16aをハンダ18に対する濡れ性が乏しいニッケル層16に形成しているため、溶融状態のハンダ18aが庇部16aを通過して銅層15の側面部から絶縁基板11側に流れることをより確実に防止できる。また、本実施形態に係る熱電モジュール10の製造方法によると、簡単な方法で、庇部16aを形成することができる。このため、ハンダ18aが絶縁基板11に流れることを防止し、ハンダ18によって電極間にショートが発生することのない熱電モジュール10を得ることができる。
図8は、本発明の他の実施形態に係る熱電モジュールが備える電極22が絶縁基板21の上面に設けられた状態を示している。この電極22はニッケル層からなる単一層で構成されており、上端部の周縁部に外側に向って突出した庇部26aが形成されている。この電極22を備えた熱電モジュールのそれ以外の部分の構成については、前述した熱電モジュール10と同一である。
つぎに、以上のように構成された電極22の形成方法を、図9を用いて説明する。この場合、図9(a)に示したように、絶縁基板21の上面にレジスト29のパターンを形成するまでの工程は、前述した実施形態と同一であるため説明は省略する。そして、このレジスト29を形成したのち、前述した方法で、レジスト29内にニッケル層からなる電極22を形成する。この場合、図5(b)に示したように、電極22の上端縁部がレジスト29の上面における一部にも形成されるようにしておく。
そして、水酸化ナトリウム溶液を用いて、レジスト29を除去するとともに、イオンビームエッチングによってレジスト29の下方に形成されていたシード層を除去することにより、図9(c)に示した状態にする。これによって、絶縁基板21の上面における所定部分に、庇部26aを備えたニッケル層からなる電極22が形成される。なお、この場合も、絶縁基板21と電極22のニッケル層との間には、クロム層とニッケル層とからなるシード層が形成されている。また、電極22と熱電素子13とのハンダ付けによる固定方法は、前述した実施形態と同様であるため、説明は省略する。
このように、この実施形態に係る熱電モジュールによると、電極22を形成するための処理工程数が大幅に減少するため、熱電モジュールの製造が容易になるとともに、低コスト化が図れる。また、この熱電モジュールの製造方法によると、さらに簡単な方法で、ハンダが絶縁基板21に流れることを防止し、ハンダによって電極22間にショートが発生することのない熱電モジュールを得ることができる。
図10は、本発明のさらに他の実施形態に係る熱電モジュールが備える電極32が絶縁基板31の上面に設けられた状態を示している。この電極32は銅層35と、銅層35の上面に形成されたマグネシウム層36の2層からなる金属層で構成されており、マグネシウム層36の周縁部に外側に向って突出した庇部36aが形成されている。この電極32を備えた熱電モジュールのそれ以外の部分の構成については、前述した熱電モジュール10等と同一である。
この電極32の形成は、図5に示した形成方法における金層17の成形を省略するとともに、ニッケル層16の形成に変えてマグネシウム層36を形成すること以外は、図5に示した形成方法と同一であるため説明は省略する。この電極32を形成した場合も、電極32を形成するための処理工程数が減少するため、熱電モジュールの製造が容易になるとともに、低コスト化が図れる。また、この熱電モジュールの製造方法によっても簡単な方法で、ハンダが絶縁基板31に流れることを防止し、ハンダによって電極32間にショートが発生することのない熱電モジュールを得ることができる。
また、本発明に係る熱電モジュールおよびその製造方法は、前述した各実施形態に限定するものでなく、適宜変更して実施することができる。例えば、前述した実施形態の電極12は、3層からなる金属層で構成され、2層目に形成されたニッケル層16に庇部16aを設けているが、この庇部は最上層の金属層に形成することもできる。その場合、最上層の金属層の厚みは、1μm以上に設定する。
また、電極32では、上部のマグネシウム層36に庇部36aを設けているが、これに代えて、マグネシウム層36の下方に位置する銅層35の上端縁部に庇部を設けてもよい。また、電極32のマグネシウム層36と庇部36aとは、厚みが略同じの層を一体的に形成してもよいし、マグネシウム層36の下部側部分の横断面を、銅層35の横断面と同一にして、マグネシウム層36の上端部の縁部に庇部36aを形成してもよい。
また、電極は3層以上の多層に形成してもよいし、その場合の各層を構成する金属材料も適宜選択して使用することができる。例えば、銅層の上部に、ニッケルやマグネシウムからなる層と、金、スズ、スズ含有合金などからなる層との2層を形成し、この2層の周縁部に庇部を形成することができる。また、その際、銅層の部分を2層にして、一方を銅以外の金属で構成してもよい。さらに、上部の庇部が形成される層を1層にして、その下部側の層を2層以上の層で構成することもできる。
また、図9に示した、電極22を形成する方法で、複数層からなる電極を形成することもできる。さらに、ハンダ18を構成する材料としては、すずとアンチモンに限らず、すずと金や、すずと鉛等で構成することもできる。また、前述した各実施形態のそれ以外の部分の構成についても本発明の技術的範囲内で適宜変更して実施することができる。
本発明の一実施形態による熱電モジュールを示す斜視図である。 図1に示した熱電モジュールの正面図である。 電極を介して絶縁基板と熱電素子とを固定した状態を示す断面図である。 絶縁基板に形成された電極を示す断面図である。 電極を形成する工程を示しており、(a)はレジストの断面図、(b)はレジスト内に銅層、ニッケル層および金層を形成した状態を示す断面図、(c)はレジストを除去した状態を示す正面図、(d)は電極が形成された状態を示す正面図である。 ハンダで電極をと熱電素子とを固定する状態を示す断面図である。 絶縁基板に形成された電極の上面に熱電素子を固定した状態を示す正面図である。 他の実施形態による熱電モジュールが備える電極を示す断面図である。 図8に示した電極を形成する工程を示しており、(a)はレジストの断面図、(b)はレジスト内に銅層からなる電極を形成した状態を示す断面図、(c)はレジストを除去して電極が形成された状態を示す正面図である。 さらに他の実施形態による熱電モジュールが備える電極を示す断面図である。
符号の説明
10…熱電モジュール、11,21,31…絶縁基板、11a…下基板、11b…上基板、12,22,32…電極、12a…下部電極、12b…上部電極、13…熱電素子、15,35…銅層、16…ニッケル層、16a,26a,36a…庇部、17…金層、18,18a…ハンダ、19,29…レジスト、36…マグネシウム層。

Claims (9)

  1. 対向させて配置した一対の絶縁基板における対向する内側の面の所定箇所に電極を形成し、前記対向する電極にそれぞれ熱電素子の端面をハンダ付けすることにより、前記一対の絶縁基板間に複数の熱電素子を固定して構成される熱電モジュールであって、
    前記電極における前記熱電素子側部分の縁部に外側に向って突出する庇部を形成して、前記電極の上側に前記熱電素子を位置させて前記電極と前記熱電素子とをハンダ付けする際に、前記ハンダが前記電極の側部から前記絶縁基板に流れることを防止したことを特徴とする熱電モジュール。
  2. 前記電極を種類の異なる金属層からなる複数の層で構成し、前記複数の層を構成する金属層のうちハンダに対する濡れ性が乏しい金属層に前記庇部を形成した請求項1に記載の熱電モジュール。
  3. 前記電極を前記絶縁基板の一方の面に形成される銅層と、前記銅層の一方の面に形成されるニッケル層と、前記ニッケル層の一方の面に形成される金層の3層で構成し、前記ニッケル層に前記庇部を形成した請求項1または2に記載の熱電モジュール。
  4. 前記電極を1種類の金属層からなる単層で構成した請求項1に記載の熱電モジュール。
  5. 前記庇部の基端部の厚みおよび突出長さをそれぞれ1μm以上に設定した請求項1ないし4のうちのいずれか一つに記載の熱電モジュール。
  6. 対向させて配置した一対の絶縁基板における対向する内側の面の所定箇所に電極を形成し、前記対向する電極にそれぞれ熱電素子の端面をハンダ付けすることにより、前記一対の絶縁基板間に複数の熱電素子を固定して構成される熱電モジュールの製造方法であって、
    前記絶縁基板の一方の面にレジスト層を形成するレジスト層形成工程と、
    前記レジスト層形成工程で形成されたレジスト層の表面の所定部分をマスキングした状態で前記レジスト層の表面を露光する露光工程と、
    前記露光工程で露光されたレジスト層を現像することにより、前記レジスト層におけるマスキングされた部分を除去する現像工程と、
    前記現像工程において形成された所定形状のレジスト層間に、複数の金属層からなる電極を形成する電極形成工程と、
    前記所定形状のレジスト層を除去するレジスト層除去工程と、
    前記電極を構成する複数の金属層のうちの前記絶縁基板側の金属層の側部の一部を除去して、前記電極の縁部に庇部を形成する庇部形成工程と
    を備えたことを特徴とする熱電モジュールの製造方法。
  7. 前記電極形成工程において形成される電極を構成する複数の金属層のうちハンダに対する濡れ性が乏しい金属層に前記庇部を形成した請求項6に記載の熱電モジュールの製造方法。
  8. 前記電極形成工程において形成される電極を前記絶縁基板の一方の面に形成される銅層と、前記銅層の一方の面に形成されるニッケル層と、前記ニッケル層の一方の面に形成される金層の3層で構成し、前記ニッケル層に前記庇部を形成した請求項6または7に記載の熱電モジュールの製造方法。
  9. 対向させて配置した一対の絶縁基板における対向する内側の面の所定箇所に電極を形成し、前記対向する電極にそれぞれ熱電素子の端面をハンダ付けすることにより、前記一対の絶縁基板間に複数の熱電素子を固定して構成される熱電モジュールの製造方法であって、
    前記絶縁基板の上面にレジスト層を形成するレジスト層形成工程と、
    前記レジスト層形成工程で形成されたレジスト層の表面の所定部分をマスキングした状態で前記レジスト層の表面を露光する露光工程と、
    前記露光工程で露光されたレジスト層を現像することにより、前記レジスト層におけるマスキングされた部分を除去する現像工程と、
    前記現像工程において形成された所定形状のレジスト層間および前記レジスト層の上面の一部に、上端縁部が庇部に形成された電極を形成する電極形成工程と、
    前記所定形状のレジスト層を除去するレジスト層除去工程と
    を備えたことを特徴とする熱電モジュールの製造方法。
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