JP2006228799A - 検査結果報知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品実装ラインにおける不良原因の特定をより速やかに、かつ正確に行えるようにする。
【解決手段】はんだ印刷装置、実装装置、リフロー炉及びこれら各装置の各検査装置を備えた部品実装ラインにおいて、実装検査装置には、LCDモニタと、このモニタの表示制御を行う表示制御部613を具備した制御部本体61とが設けられる。表示制御部613は、実装不良が発生した場合には、検査画像、検査結果および検査結果の詳細等の検査関連情報と、その不良部位の実装処理に携わった実装装置や実装処理の各種条件等に関する処理関連情報とをLCDモニタの同一表示画面内に表示させるように構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、回路基板に電子部品を実装する部品実装ラインにおいて基板を検査する基板検査装置における検査結果を報知する装置等に関するものである。
従来から、はんだ印刷装置(又はディスペンサ)、実装装置、リフロー炉等を一列に配列して生産ライン(部品実装ライン)を構成し、回路基板を搬送しつつこれら各装置を経由させることにより基板上に電子部品を実装することが行われている。
この種の生産ラインでは、上記の装置毎にその下流側に例えば基板を画像認識することにより処理作業(内容)を検査する検査装置を設け、処理不良を検出した場合には、必要に応じてその基板をライン落ちさせるとともに検査結果をフィードバックして次の基板の処理に反映させることが行われている。この場合、CRT等のディスプレイに基板上の不良部位と不良内容とを特定可能に表示させることにより、オペレータが速やかに対策を打てるように支援することも行われている(例えば特許文献1)。
特許第3216033号公報(特開平8−292018号公報)
ところが、特許文献1のものでは、オペレータが基板上の不良部位と不良内容とを速やかに特定し確認することはできるものの、不良原因を速やかに特定できない場合も多い。例えば、部品吸着用の複数のノズルを搭載したヘッドユニットを備え、このヘッドユニットにより多数列のフィーダーから部品を取り出して基板上に実装するように構成された実装装置を用いて部品の実装行うような場合、オペレータは、ディスプレイ上に表示された不良部位を手がかりに当該部位(部品)の実装に関わったノズルとフィーダーを実装プログラムから調べ出し、さらに不良内容に基づいてこれらノズルとフィーダーとの関係から不良原因を特定する必要がある。そのため、不良部位や不良内容を速やかに確認することはできても、実際に不良原因を特定するには、かなりの時間と労力を要する場合が多い。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであって、部品実装ライン等における不良原因の特定をより速やかに、かつ正確に行えるようにすることを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の検査結果報知装置は、処理装置により所定の処理が施された基板を撮像してその画像に基づき当該基板を検査する検査装置の当該検査結果を報知する装置であって、各種情報を認識可能に出力する出力手段と、前記検査装置の基板の検査結果を含む検査関連情報と、検査結果に係る基板の前記処理装置における各種処理に関する処理関連情報とを前記出力手段により出力させる出力制御手段とを備えているものである(請求項1)。
この装置では、検査装置により基板の検査が行われると、その結果を含む検査関連情報に加えてその基板の処理に関する処理関連情報が出力手段により出力される。そのため、処理不良が発生した場合、オペレータは、検査結果(検査関連情報)を確認した上で、処理関連情報を手がかりに不良原因を解析することが可能となる。換言すれば、処理関連情報に基づいて不良原因と関連性のある箇所にオペレータを速やかに誘導することが可能となる。なお、ここで検査関連情報とは、検査画像(検査に用いられた画像)、不良部位、不良内容、検査の基準値、測定値等の検査に関する情報であり、一方、処理関連情報とは、処理装置の各種設定条件(パラメータ)、交換パーツがある場合にはその基板(検査結果に係る基板)の処理に用いられたパーツ、処理に用いられる消耗品(材料)の種類等に関する情報を意味するものである。
この装置において、前記処理装置が複数の単位処理装置から構成される場合、前記出力制御手段は、処理関連情報として前記処理装置を構成する各単位処理装置における処理関連情報を前記出力手段により出力させるように構成されているのが好ましい(請求項2)。
この構成によると、出力制御手段により各単位処理装置における処理関連情報が出力される。そのため、オペレータは、基板の処理に携わった各単位処理装置における処理関連情報を手がかりに不良原因を解析することが可能となる。
より具体的な構成として、例えば、前記処理装置が、単位処理装置としてペースト塗布装置、部品実装装置、リフロー装置のうち少なくとも部品実装装置を含む複数の装置から構成され、かつ部品実装装置が、部品吸着用のノズルを具備した複数の実装用ヘッドにより部品供給部の複数のフィーダーから部品を取出して基板上に実装するように構成される場合には、前記出力制御手段は、前記検査関連情報として部品の実装不良部位および不良内容を出力させるとともに、前記処理関連情報として前記実装不良部位の部品の実装に携わった前記ノズル、実装用ヘッドおよびフィーダーのうち少なくとも一つに関する情報を出力させるように構成することができる(請求項3)。
この装置によると、出力制御手段により、実装不良部位および不良内容が出力されるとともに、実装不良部位の実装処理に携わったノズル、実装ヘッドあるいはフィーダーが出力される。そのため、オペレータは、実装不良が発生した場合に、その不良原因へのアクセスを済みやかに行うことが可能となる。すなわち、上記のような構成の部品実装装置で発生する実装不良の原因の多くはノズル、実装用ヘッド、フィーダーにあり、上記の構成によると、オペレータは当該不良部位の実装に携わったノズル、実装ヘッドあるいはフィーダーを直ちに特定することが可能となり、その分、すなわち実装プログラム等を調べてノズルを特定する必要がない分、速やかに不良原因にアクセスすることが可能となる。
上記の各装置において、前記出力手段はディスプレイ装置からなり、前記出力制御手段は検査関連情報と処理関連情報とを前記ディスプレイ装置の同一表示画面内に表示させるものであるのが好ましい(請求項4)。
この構成によると、出力制御手段により両情報がディスプレイ装置の同一表示画面内に表示される。そのため、オペレータは、検査装置における検査結果(検査関連情報)と処理関連情報とを同一の表示画面内で確認しながら不良原因を解析することが可能となり、不良原因の解析作業を効率的に進めることが可能となる。
また、前記出力手段はディスプレイ装置とプリンタ装置とからなり、前記出力制御手段は、検査関連情報を前記ディスプレイ装置に表示させる一方で、少なくとも前記処理関連情報をプリンタ装置の記録媒体に記録させるものであってもよい(請求項5)。
この構成によると、ディスプレイ装置に検査関連情報が表示され、またプリンタ装置により処理関連情報が記録された記録媒体が出力される。そのため、ディスプレイ装置と処理装置とが離れているような場合でも、ディスプレイ装置の表示を確認した上で、処理関連情報が出力された記録媒体をオペレータが携帯、確認しながら処理装置に向かって作業を行うことが可能となる。
なお、上記装置は、前記処理関連情報を出力させるための出力操作手段を有し、この出力操作手段による操作があった場合にのみ処理関連情報を前記出力手段に出力させるように出力制御手段が構成されているものであってもよい(請求項6)。
この構成によると、出力操作手段の操作があった場合にのみ処理関連情報が表示される。そのため、不良が発生していない場合や、検査関連情報のみから不良原因を十分に特定できるような場合にまで処理関連情報が出力されるといった繁雑さを解消することが可能となる。
また、上記装置においては、前記検査装置又は処理装置の少なくとも一方に前記出力手段が設けられているものであるのが好ましい(請求項7)。
例えば、実装装置や検査装置から離間した場所に管理装置を設け、ここから各装置を沿革で制御するような場合には、この管理装置に出力手段を設けるようにしてもよいが、上記の検査装置又は処理装置に出力手段を設ける構成によると、部品実装システムの側近で検査関連情報や処理関連情報を参照できるため不良原因の特定作業を効率的に進めることが可能となる。
一方、本発明に係る検査装置は、基板に対して所定の処理を施す処理装置と、処理が施された基板を撮像してその画像に基づき当該基板を検査する検査装置と、請求項1乃至6の何れかに記載の検査結果報知装置とを備えた実装システムに組込まれる前記検査装置であって、検査結果報知装置を構成する前記出力手段を備えているものである(請求項8)。
この検査装置によると、検査関連情報と処理関連情報とを当該検査装置において出力させることが可能となる。そのため、処理不良が発生した場合、オペレータは、検査結果を確認した上で、処理関連情報を手がかりに不良原因を解析することが可能となる。換言すれば、処理関連情報に基づいて不良原因と関連性のある箇所にオペレータを速やかに誘導することが可能となる。
また、本発明に係る処理装置は、基板に対して所定の処理を施す処理装置と、処理が施された基板を撮像してその画像に基づき当該基板を検査する検査装置と、請求項1乃至6の何れかに記載の検査結果報知装置とを備えた実装システムに組込まれる前記処理装置であって、検査結果報知装置を構成する前記出力手段を備えているものである(請求項9)。
この処理装置によると、検査関連情報と処理関連情報とを当該処理装置において出力させることが可能となる。そのため、処理不良が発生した場合、その不良が発生した処理装置において検査結果や処理関連情報を出力させることにより、オペレータは、当該処理関連情報等を参照しつつ速やかに不良原因を特定することが可能となる。
さらに、本発明に係る実装システムは、基板に対して所定の処理を施す処理装置と、前記処理が施された基板を撮像してその画像に基づき当該基板を検査する検査装置と、請求項1乃至7の何れかに記載の検査結果報知装置とを備えた実装システムであって、前記検査装置による検査結果が所定の不良状態であった場合に前記処理装置による前記処理を停止させるべく前記処理装置を制御する制御手段を備えているものである(請求項10)。
この実装システムでは、検査装置において不良状態が検出されると基板の処理が停止される。そのため、同様の不良状態をもつ不良基板が継続的に生産されるのを効果的に防止することが可能となる。
本発明の請求項1〜7に係る検査結果報知装置によると、その結果を含む検査関連情報に加えてその基板の処理に関する処理関連情報が出力手段により出力されるため、処理不良が発生した場合には、オペレータは、処理関連情報を手がかりに不良原因を解析することが可能となる。そのため、例えば基板に部品を実装する部品実装ライン等において単に不良部位や不良内容を確認できるだけの従来のこの種の装置と比べると、不良原因をより速やかに、かつ正確に特定することができるようになる。
また、本発明の請求項8に係る検査装置や請求項9に係る処理装置によると、これら装置自体において検査関連情報や処理関連情報を出力させることができる。そのため、基板の生産ライン等、実装システムの側近で当該情報を取得することができ、その結果、不良原因の特定作業を速やかに進めることができるようになる。
また、本発明の請求項10に係る実装システムによると、不良基板が継続的に生産されるのを効果的に防止することができる。
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明が適用される部品実装ライン(実装システム)を概略的に示している。この生産ラインは、ローダー(図示省略)、はんだ印刷装置(又はディスペンサ)1、印刷検査装置2、2種類の実装装置3A,3B、実装検査装置4、リフロー炉5、はんだ付検査装置6およびアンローダー(図示省略)を一列に備え、これらを互いにコンベア7で連結した構成となっている。そして、コンベア7により回路基板(以下、単に基板という)を搬送しながら、順次はんだ印刷、部品実装およびリフローの各処理を施すとともに、検査装置2,4,6により各処理後の基板を検査するように構成されている。
各装置1〜6は、それぞれ制御装置が搭載された自律型の装置であって、各装置の動作が各自の制御装置により個別に駆動制御されるようになっている。但し、この部品実装ラインでは、さらに各装置1〜6に対してオンラインで接続される中央管理装置8が設けられており、上記各装置1,3A,3B,5における生産(処理)に関する各種情報、例えば基板データ、部品データ、印刷および実装位置データ、リフロー温度データ等の種々の情報がこの中央管理装置8内の記憶装置に格納されており、この中央管理装置8と各装置1〜6との間で必要な情報の送受信が行われ得るようになっている。
この生産ラインにおいて、本発明の検査結果報知装置は、実装検査装置4に適用されており、以下、この実装検査装置4の構成について詳細に説明することにする。
図2及び図3は、実装検査装置4の構成を概略的に示しており、図2は同装置4を平面図で、図3は同装置4を正面図でそれぞれ示している。この実装検査装置4は、実装装置3A,3Bにおいて実装処理が施された後の基板の実装ポイントを撮像することにより部品の実装状態を画像認識してその良否を判定するものである。
実装検査装置4は、内部が空洞の略直方体形状に形成された基台10を有している。この基台10上には基板搬送手段12が設けられ、検査対象としての基板Pがこの基板搬送手段12の後記コンベアに沿って搬送されるようになっている。なお、当実施形態では、上記コンベアによる基板Pの搬送方向(図2で左右方向)をX軸方向、水平面上でX軸と直交する方向(図2で上下方向)をY軸方向という。
基板Pは基板搬送手段2のコンベアに沿って装置右側から実装検査装置4に搬入され、基台10の略中央に設けられた検査作業領域において検査処理に供された後、装置左側から次工程に搬出される(同図中の白抜き矢印方向)。
前記基板搬送手段12は、それぞれ一対のベルトコンベアを備えたX軸方向に並ぶ3つの構成部分からなり、具体的には、基板搬送方向両側の各所定範囲に、ベルトコンベア20A,21Aおよび同20C,21Cを備えた搬入・搬出部12A,12Cを有し、これらの間に、後記テーブル30上にベルトコンベア20B,21Bを備えた可動部12Bを有している。
搬入・搬出部12A,12Cにおいては、前側のコンベア20A,20Cが基台10上に固定的に設けられる一方、後側のコンベア21A,21CがY軸方向に移動可能とされ、図略のモータで駆動されて後側のコンベア21A,21Cが移動することにより、基板Pのサイズに応じたコンベア間隔の調整が可能となっている。
可動部12Bにおいては、Y軸方向に移動可能な後記テーブル30上に一対のコンベア20B,21Bが設けられ、そのうちの前側のコンベア20Bはテーブル30に対して固定され、後側のコンベア21Bはテーブル30に対しY軸方向に移動可能に支持されている。そして、図外のモータで駆動されて後側のコンベア21Bが移動することにより、コンベア20B,21Bの間隔が変化して、基板Pのサイズ変更に対応し得るようになっている。
上記テーブル30は、基台10上に固定されたY軸方向のガイドレール31に沿って移動可能とされるとともに、基台10上に回転可能に支持されたY軸方向のボールねじ軸32に螺合するナット部(図示せず)を有し、上記ボールねじ軸32がモータ33によって回転駆動されることにより、テーブル30がガイドレール31に沿ってY軸方向に移動するようになっている。
上記基台10の台面には門型の支持台35が立設されている。この支持台35は基台10の前後方向(図2における上下方向)における中央部に対してやや後寄りの位置に設けられており、この支持台35は左右方向の両端部からそれぞれ起立する脚柱部36と、この脚柱部36の上端部同士を橋渡す梁部37とからなっている。
支持台35の梁部37には、基板Pを撮像するための撮像装置40と、この撮像装置40を支持台35に沿って移動するための駆動装置42とが設けられている。この駆動装置42は、支持台35の梁部37上に設置されたモータ44と、このモータ44の出力軸に連結され且つ左右方向に延びるボールねじ軸46と、このボールねじ軸46と平行に梁部37上に設置された一対のガイドレール48とを有する。
一方、撮像装置40は、上記ボールねじ軸46に螺合装着された支持フレーム50に支持されている。したがって、撮像装置40は、上記モータ44を駆動することにより、支持フレーム50と一体的に上記ガイドレール48に沿ってX軸方向に移動する。
撮像装置40は、被写体としての上記基板Pを撮像するためのカメラ52と、基板Pを照明するための照明装置53とを備えている。カメラ52は、CCDカメラであり、固体撮像素子が内蔵されたカメラ本体の先端に対物レンズが内蔵されたレンズ部を有した構成となっており、下向きの姿勢で前記支持フレーム50に固定されている。
以上の構成において、検査作業に際しては、まず基板搬送手段12の作動により基板Pが搬入部12Aから可動部12Bへと搬送され、可動部2Bの所定位置に基板Pが位置決め固定される。このとき、基板搬送手段12のテーブル30は、ホームポジション、すなわち可動部2Bのコンベア20B,21Bと、搬入部2Aおよび搬出部2Cのコンベア20A,21A等とが横並びとなる位置(図2に示す位置)にセットされており、これにより可動部12Bに対して基板Pの搬入が可能となる。
そして、基板Pがテーブル30に位置決め固定された状態で、モータ33,44等が後記制御装置60により駆動制御されることにより、基板Pが固定されたテーブル30がY軸方向に移動し、かつ撮像装置40がX軸方向に移動する。これにより基板P上における実装ポイントの撮像が行われ、撮像結果に基づいて基板Pの検査が行われる。そして、検査が完了すると、テーブル30がホームポジションにリセットされ、基板Pが搬出部12Cを介して次工程(リフロー炉5)へと搬出されることとなる。
図4は、実装検査装置4の制御系をブロック図で示している。
この図に示すように、実装検査装置4は、基板搬送手段12や撮像装置40の駆動を制御する制御装置60を有している。制御装置60は、制御部本体61、キーボード(マウスを含む)68、LCDモニタ69(ディスプレイ装置)、モータ制御回路71、照明制御回路72,画像処理手段73および光磁気ディスク等の外部記憶装置67を備えている。
制御部本体61は、論理演算を実行する周知のCPU62、そのCPU62を制御する種々のプログラムなどを予め記憶するROM63、装置動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAM64、種々のプログラムやOS、さらに後述する各種パラメータ等、検査に必要な各種データを記憶するHDD65およびI/Oコントローラ(IOC)66等を備え、これらCPU62等が互いに内部バスにより接続された構成となっている。
IOC66には、前記キーボード68およびLCDモニタ69が接続されるとともに、モータ33,34等および照明装置53の各制御回路71,72、画像処理手段73、表示器(警告灯)74、外部記憶装置67等が接続されている。そして、キーボード68により入力される所定の指示情報等に基づくCPU62からの指令に従い、各制御回路71,72等と制御部本体61との間の各種制御信号および各種データの入力がこのIOC66により制御されることにより、基板搬送手段12および表示器74の動作、あるいはLCDモニタ69の表示等が制御部本体61により制御されるようになっている。なお、画像処理手段73は、カメラ52から出力される画像信号に所定の画像処理を施してその画像データを制御部本体61に出力するものである。
図示を省略するが制御部本体61にはさらに上記中央管理装置8が接続されており、これによって中央管理装置8に格納されている上記各種情報が制御部本体61へ伝送可能にされるとともに、この中央管理装置8を介して、はんだ印刷装置1や実装装置3A,3Bから制御部本体61への各種情報の伝送が可能となっている。なお、はんだ印刷装置1および実装装置3A,3Bと制御部本体61とは、これらが直接接続されることにより各種情報の伝送が可能となっているものであってもよい。
図5は、制御部本体61に含まれる機能構成をブロック図で概略的に示している。
この図に示すように、制御部本体61は、主制御部611、判定部612および表示制御部613等を含んでいる。
主制御部21は、予め記憶されたプログラムに従って所定の検査処理を実行すべく前記制御回路71,72を介して前記モータ33等を統括的に制御するとともに、検査後は、検査結果に応じて表示器74等を作動させるものである。
判定部612は、画像処理手段73から出力される画像データに基づき部品の実装誤差を求め、この誤差が検査基準値(許容値)内にあるか否かに基づき実装処理の合否を判定するものである。
表示制御部613は、予め記憶されているプログラムに従って前記LCDモニタ69に所定の画面表示を行うもので、特に、上記判定部612において不合格判定がされた場合(実装エラーが発生したと判定された場合)にはその結果を含む所定の検査関連情報を表示するとともに、オペレータのキーボード68(出力操作手段)の操作による指示入力に応じて当該基板の処理関連情報をLCDモニタ69の同一表示画面内(つまり検査関連情報と同一表示画面内)に表示させるべく表示制御を行うものである。
図6は、表示制御部613の制御に基づくLCDモニタ69の表示画面(実装エラーが発生した場合の表示画面)の一例を示している。同図に示すように、表示画面80には、検査関連情報として、検査画像82(検査に用いられた画像)、検査基準値84、基板の識別情報86、検査結果88および検査結果の詳細89が表示される。
これらの検査関連情報のうち検査画像82は、表示画面80の左上に表示され、その下側に検査基準値84が表示される。検査画像82としては、実装不良が発生したポイント(不良部位)を含む一定の範囲が表示され、この画像には不良部位を特定するマーク83が併せて表示される。図示の例では不良部位を囲む破線のマーク83が表示されている。なお、不良部位を特定する表示は、破線マーク以外に矢印等のマーク83であってもよく、また、不良ポイントに特定の着色を施すといった他の表示方法であってもよい。
基板の識別情報86および検査結果88は、表示画面80の上端であって前記検査画像82の右側に横並びに表示され、検査結果の詳細89はその下側に表示される。図示の例では、識別情報86として基板番号(No.245)が表示され、検査結果88として「位置ズレエラー」の表示がされている。検査結果の詳細89としては、不良部位又は実装部品名の表示とともに不良内容の詳細が表示されるようになっており、図示の例では、実装部品名(C1)と判定部612による演算結果(位置ズレ量)が表示されている。
検査結果の詳細89の下側には、オペレータの指示入力に応じて処理関連情報、すなわち当該不良部位の実装処理に関する種々の情報(実装情報90)と同部位のはんだ印刷処理に関する種々の情報(印刷情報92)が表示される。
例えば、上記実装装置3A,3Bは、図示を省略するが、共に部品吸着用のノズルを具備した複数の実装用ヘッドを有し、これら実装用ヘッドにより部品供給部に並設される複数のフィーダーから部品を取出して基板上に実装するように構成されており、従って、上記実装情報90としては、不良部位の実装処理に携わった実装装置(マウンタ)、ノズル、ヘッドおよびフィーダーの識別情報等が表示される。図6の例では、生産ライン、マウンタ、フィーダー、ヘッドの各識別番号およびノズルタイプ等の情報が表示されている。
さらに、各実装装置3A,3Bは、基板に記されるマーク(フィデューシャルマーク)を画像認識し、その認識位置のずれに応じて実装用ヘッド等の駆動量を補正するとともに(フィデューシャルマーク補正)、ノズル(実装用ヘッド)による部品取出し後に、当該部品の画像認識に基づきノズルに対する部品の吸着ズレを求めて実装用ヘッド等の駆動量を補正するように構成されており(部品補正)、従って、上記実装情報90としてこれらの補正結果も併せて表示される。
一方、はんだ印刷装置1は、スキージをマスクに沿って一定の速度で摺動させることによりはんだをマスク上で拡張させながら基板に塗布するとともに、一定サイクルでスキージやマスクをクリーニングするように構成されており、従って、上記印刷情報92としては印刷装置、マスクおよびスキージの識別情報、スキージの速度、印刷タイミング等の各情報が表示される。図6の例では、生産ラインの識別番号、スキージ速度および処理タイミング等が表示されている。
なお、実装情報90や印刷情報92は、制御部本体61からの要求に応じてはんだ印刷装置1および実装装置3A,3Bからそれぞれ送信されるようになっている。すなわち、各基板には、基板を識別するための識別情報がバーコードやQRコードとして記され、この識別情報が撮像装置40により読み取られるようになっており、判定部612において不合格判定があり、かつオペレータのキーボード68の操作により処理関連情報の表示指示入力があると、実装情報90等の要求信号が当該基板の識別情報および不良部位を特定する情報と共に制御部本体61から実装装置3A,3B等に出力される。そして、この信号出力に応じて、はんだ印刷装置1および実装装置3A,3Bにおいて、プログラムおよび履歴データ等から関連する情報が読み出され実装検査装置4(制御部本体61)に送信されるようになっている。
次に、制御部本体61によるLCDモニタ69の表示動作制御の一例について図7のフローチャートに基づいて説明する。
このフローチャートがスタートすると、まずステップS1で基板搬送手段12を駆動し、実装装置3A,3Bから搬出された基板を実装検査装置4に搬入する。
そして、撮像装置40により基板の識別情報(前記基板番号)を撮像、認識した後、当該基板の検査を実行する。具体的には、撮像装置40およびテーブル30を駆動することにより基板上の実装ポイントに順次撮像装置40(カメラ52)を移動させて当該ポイントを撮像し、その画像に基づいて前記判定部612において各実装ポイントの実装誤差を求めるとともに、この誤差が基準値内か否かに基づき実装処理の合否判定を行う(ステップS2〜S4)。
ステップS4でYESと判断した場合には、当該基板を次工程(リフロー炉5)へ搬出した後、実装検査装置4の検査処理動作を終了するか否かを判断し(ステップS5,S6)、ここでNOと判断した場合にはステップS1に移行して次の基板を搬入し、YESと判断した場合には本フローチャートを終了する。
これに対してステップS4でNOと判断した場合、すなわち実装エラーが発生した場合には、表示器74および図外のアラームを作動させて実装検査装置4を停止させるとともに、図6に例示したようなエラー画面(検査関連情報のみ)をLCDモニタ69に表示させる(ステップS7)。これに対してオペレータがLCDモニタ69の画面(検査画像82や検査結果の詳細89)を確認し、あるいは基板を目視で確認して当該基板の合否判定を再度行い、その結果がキーボード68操作により入力されると、当該判定が合格判定か否かを判断する(ステップS8,S9)。ここでYESと判断した場合には、ステップS5に移行して当該基板を次工程に搬出する。
一方、ステップS9でNOと判断した場合には、LCDモニタ69に処理関連情報を表示するか否かの選択画面(例えば「表示要」OR「表示不要」)を表示させ、この表示に対して、オペレータが「表示要」を選択したか否かを判断する(ステップS10,S11)。ここで、YESと判断した場合には、LCDモニタ69に処理関連情報(実装情報90、印刷情報92)を追加表示する(ステップS14)。
次いで、LCDモニタ69に措置結果入力画面を表示(例えば追加表示)させ、これに対するオペレータの結果入力を待ってステップS6に移行する(ステップS12,S13)。措置結果入力画面としては、例えば「マーキング」「ラインアウト」「その他」といったメニュー画面を表示させ、措置内容に応じてオペレータが該当項目を選択するようになっている。なお、「マーキング」「その他」が選択された場合には当該基板を次工程に搬出した後、ステップS6に移行する。
なお、ステップS11においてNOと判断した場合、すなわちオペレータが「表示不要」を選択したと判断した場合には、ステップS12に移行する。
以上のような実装検査装置4によると、実装エラーが発生した場合には、LCDモニタ69に基板の識別情報86、検査結果88および検査画像82等の検査関連情報が表示され、オペレータが要求した場合には(図7のステップS11でYESの場合)、この検査関連情報に加えて実装情報90や印刷情報92といった処理関連情報も同一表示画面内に表示される。そのため、実装不良が発生した場合でも、オペレータは、処理関連情報を手がかりに不良原因を速やかに、かつ正確に解析することができる。換言すれば、処理関連情報に基づき、不良原因と関連性のある箇所にオペレータを速やかに誘導することが可能となる。具体的には、例えば図6の表示例であれば、実装情報90として、不良部位の実装処理に携わったノズル、実装用ヘッドおよびフィーダー等の識別情報が表示されるため、オペレータは、直ちに当該ノズル等の装着状態等をチャックして不良原因を解析することができる。従って、不良部位を確認した後、いちいちオペレータが実装プログラムや履歴データ等を参照しながら実装処理に用いられたノズル等を特定するという手間が省け、また当該作業においてノズル等の特定を誤るといったミスも防止でき、その結果、不良原因を速やかに、かつ正確に解析することができる。
特に、処理関連情報としては、実装情報90に加えてその前工程の情報である印刷情報92も表示されるので、オペレータは実装装置3A,3Bでの処理のみならず、はんだ印刷装置1の処理を含めて多面的に不良原因を解析することができる。
従って、単に不良部位や不良内容を確認できるだけの従来のこの種の装置と比べると、実装不良の原因をより速やかに、かつ正確に特定することができ、その結果、実装不良の発生に起因するラインストップ期間を低減させて部品実装ラインの生産性を高めることができるようになる。
なお、上述した実装検査装置4は、本発明に係る検査結果報知装置が適用された実装検査装置4の一例であって、その具体的な構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、次のようなものであってもよい。
(1)実施形態では、LCDモニタ69に検査関連情報を表示させ、オペレータの要求に応じて(図7のステップS11でYESの場合)、処理関連情報を表示させるようにしているが、勿論、検査関連情報および処理関連情報の双方を最初から表示させるようにしてもよい。また、処理関連情報は必ずしも検査関連情報と同一表示画面内に表示する必要はなく、例えば検査関連情報と切換えて(すなわち検査関連情報の表示を消してその代わりに)表示させるようにしてもよい。但し、不良原因の解析に際しては、検査画像82や検査結果の詳細89を確認しながらオペレータがノズルやフィーダーをチェックする場合も多いため、作業効率を考慮すると、処理関連情報を検査関連情報と同一表示画面内に表示させるのが好ましい。
(2)実施形態では、処理関連情報の出力手段としてLCDモニタ69を用い、これに処理関連情報を表示させるようにしているが、例えば出力手段としてプリンタを用い、処理関連情報を記録紙(記録媒体)に記録して出力させるようにしてもよい。このような構成によれば、例えばLCDモニタ69とはんだ印刷装置1および実装装置3A,3Bとが離れているような場合には、処理関連情報が記録された記録紙をオペレータが携帯、確認しながらはんだ印刷装置1や実装装置3A,3B日に向かって不良原因の解析作業を行うことができるため作業性が向上する。この場合、処理関連情報と共に検査関連情報も記録紙に記録して出力させるようにしてもよい。
(3)実施形態では、検査結果情報や処理関連情報を実装検査装置4のLCDモニタ69に表示させるようにしているが、例えばこれらの情報を中央管理装置8のモニタに表示させることにより、実装不良が発生した場合には検査結果情報や処理関連情報を遠隔で確認できるようにしてもよい。この場合には、実装検査装置4において不合格判定がされた際に、実装検査装置4から中央管理装置8に当該基板に係る検査結果情報を送信するとともに、はんだ印刷装置1及び実装装置3A,3Bから中央管理装置8に処理関連情報を送信させるようにすればよい。
(4)実施形態では、本発明を実装検査装置4に適用した例について説明したが、勿論、本発明は、印刷検査装置2やはんだ付検査装置6についても適用可能である。この場合には、印刷検査装置2やはんだ付検査装置6にそれぞれ出力手段としてのLCDモニタを設け、同様にして検査関連情報および処理関連情報を表示するようにすればよい。
なお、処理関連情報としては少なくも検査装置2,4、6の直前の処理装置、すなわち印刷検査装置2の場合にははんだ印刷装置1、実装検査装置4の場合には実装装置3A,3B、はんだ付検査装置6の場合にはリフロー炉5の処理情報を表示(出力)させればよいが、実施形態のように、さらに前の工程の処理関連情報を表示させるようにすれば不良原因をより多面的に解析することが可能になるというメリットがある。従って、例えば本発明をはんだ付検査装置6に適用する場合には、はんだ印刷装置1、実装装置3A,3B及びリフロー炉5の全てについての処理関連情報を表示させるようにしてもよい。
(5)はんだ印刷装置(又はディスペンサ)1、実装装置3A,3B、リフロー炉5にLCDモニタを設けて検査関連情報および処理関連情報を表示させるようにしてもよい。
例えば、上記実施形態の例であれば、実装検査装置4の前工程に該当するはんだ印刷装置1および実装装置3A,3BのLCDモニタに検査関連情報等を表示させるようにしてもよい。このようにすれば不良原因となった処理装置の側近で処理関連情報等を参照しながら不良原因の特定作業を行うことができるため、作業性が良く効率的に不良原因を特定することが可能となる。この場合、例えば、基板Pのうち重要な実装ポイントに実装不良が発生した場合、あるいは発生した実装不良の内容が基板性能上許容されないレベルのものであるなど、実装検査装置4での基板Pの検査結果が所定の不良状態であった場合には、不良発生原因となったはんだ印刷装置1又は実装装置3A,3BのLCDモニタにおいて、画面のバックスクリーンを警戒色(例えば赤)とし、かつ画面中央部分に処理関連情報および検査関連情報を表示するようにしてもよい。また、はんだ印刷装置1、実装装置3A,3Bおよびリフロー炉5のLCDモニタの画面を点滅させつつ、実装検査装置4において画面のバックスクリーンを警戒色とし、かつ画面中央部分に処理関連情報および検査関連情報を表示するようにしてもよい。この場合、さらに印刷検査装置2やはんだ付検査装置6にLCDモニタをもうけ当該画面を点滅させるようにしてもよい。
さらに、検査装置2,4,6の何れかにおいて基板Pの検査結果が所定の不良状態(性能上許容されないレベルの状態)であることが検出された場合には、はんだ印刷装置1、実装装置3A,3Bおよびリフロー炉5のうちその不良に関わる装置、あるいは全ての装置1,3A,3B,5における基板Pの処理を停止させるようにしてもよい。この場合、例えば所定の不良状態が検出された検査装置2,4,6の制御装置(制御手段)から対象となる装置1,3A,3B,5に直接停止命令を送信するように構成してもよいし、あるいは検査装置2,4,6の制御装置からから中央管理装置8を経由して装置1,3A,3B,5に停止命令を送信するように構成してもよい。なお、装置1,3A,3B,5の運転を再開する場合、処理不良と無関係の装置装置1,3A,3B,5において処理が中断されている基板Pについては、引き続き残りの処理を続行するようにすればよい。
本発明が適用される部品実装ラインを示す模式図である。 実装検査装置を示す平面略図である。 実装検査装置を示す正面略図である。 実装検査装置の制御系を示すブロック図である。 制御部本体の機能構成を示すブロック図である。 表示制御部によるLCDモニタの表示制御の一例を示す図である。 制御部本体によるLCDモニタの表示動作制御の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 クリームはんだ印刷装置
2 印刷検査装置
3A,3B 実装装置
4 実装検査装置
5 リフロー炉
6 はんだ付検査装置
8 中央管理装置
60 制御装置
61 制御部本体
68 キーボード
69 LCDモニタ
611 主制御部
612 判定部
613 表示制御部

Claims (10)

  1. 処理装置により所定の処理が施された基板を撮像してその画像に基づき当該基板を検査する検査装置の当該検査結果を報知する装置であって、
    各種情報を認識可能に出力する出力手段と、
    前記検査装置の基板の検査結果を含む検査関連情報と、検査結果に係る基板の前記処理装置における各種処理に関する処理関連情報とを前記出力手段により出力させる出力制御手段とを備えている
    ことを特徴とする検査結果報知装置。
  2. 請求項1に記載の検査結果報知装置において、
    前記処理装置は、複数の単位処理装置から構成されるものであって、
    前記出力制御手段は、前記処理関連情報として前記処理装置を構成する各単位処理装置における処理関連情報を前記出力手段により出力させる
    ことを特徴とする検査結果報知装置。
  3. 請求項2に記載の検査結果報知装置において、
    前記処理装置は、単位処理装置としてペースト塗布装置、部品実装装置、リフロー装置のうち少なくとも部品実装装置を含む複数の装置から構成され、かつ部品実装装置が、部品吸着用のノズルを具備した複数の実装用ヘッドにより部品供給部の複数のフィーダーから部品を取出して基板上に実装するように構成されるものであって、
    前記出力制御手段は、前記検査関連情報として部品の実装不良部位および不良内容を出力させるとともに、前記処理関連情報として前記実装不良部位の部品の実装に携わった前記ノズル、実装用ヘッドおよびフィーダーのうち少なくとも一つに関する情報を出力させる
    ことを特徴とする検査結果報知装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の検査結果報知装置において、
    前記出力手段はディスプレイ装置からなり、前記出力制御手段は検査関連情報と処理関連情報とを前記ディスプレイ装置の同一表示画面内に表示させる
    ことを特徴とする検査結果報知装置。
  5. 請求項1乃至3の何れかに記載の検査結果報知装置において、
    前記出力手段はディスプレイ装置とプリンタ装置とからなり、前記出力制御手段は、検査関連情報を前記ディスプレイ装置に表示させる一方で、少なくとも前記処理関連情報をプリンタ装置の記録媒体に記録させる
    ことを特徴とする検査結果報知装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の検査結果報知装置において、
    前記処理関連情報を出力させるための出力操作手段を有し、
    前記出力制御手段は、前記出力操作手段による操作があった場合にのみ処理関連情報を前記出力手段に出力させる
    ことを特徴とする検査結果報知装置。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の検査結果報知装置において、
    前記検査装置又は処理装置の少なくとも一方に前記出力手段が設けられていることを特徴とする検査結果報知装置。
  8. 基板に対して所定の処理を施す処理装置と、前記処理が施された基板を撮像してその画像に基づき当該基板を検査する検査装置と、請求項1乃至6の何れかに記載の検査結果報知装置とを備えた実装システムに組込まれる前記検査装置であって、
    検査結果報知装置を構成する前記出力手段を備えている
    ことを特徴とする検査装置。
  9. 基板に対して所定の処理を施す処理装置と、前記処理が施された基板を撮像してその画像に基づき当該基板を検査する検査装置と、請求項1乃至6の何れかに記載の検査結果報知装置とを備えた実装システムに組込まれる前記処理装置であって、
    検査結果報知装置を構成する前記出力手段を備えている
    ことを特徴とする処理装置。
  10. 基板に対して所定の処理を施す処理装置と、前記処理が施された基板を撮像してその画像に基づき当該基板を検査する検査装置と、請求項1乃至7の何れかに記載の検査結果報知装置とを備えた実装システムであって、
    前記検査装置による検査結果が所定の不良状態であった場合に前記処理装置による前記処理を停止させるべく前記処理装置を制御する制御手段を備えている
    ことを特徴とする実装システム。
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