JP2007189029A - 実装システム、実装機、印刷機および電子部品の実装方法 - Google Patents

実装システム、実装機、印刷機および電子部品の実装方法 Download PDF

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Abstract

【課題】実装不良の低減を図りながら高い生産効率を得る。
【解決手段】基板Wにクリームハンダ等のペーストを印刷する際に使用されるマスクSを撮影して、その開口部S2の位置を測定する。実装機においては、測定されたマスクSの開口部S2の位置情報に基づいて設定される実装位置に電子部品を実装する。これにより、基板W上に印刷されるペースト上に電子部品を確実に搭載して実装不良の低減を図ることができる。また、基板W上に実際に印刷されたペーストの位置を各基板毎に測定することもなく、高い生産効率を得ることができる。
【選択図】 図11

Description

この発明は、基板に電子部品を実装する実装システム、実装機、印刷機および電子部品の実装方法に関する。
電子部品が実装された基板の生産では、一般に、回路パターンが形成された基板に対して、印刷機によってクリーム半田が印刷・塗布され、実装機によって電子部品が搭載される。実装機における電子部品の搭載位置は、通常、基板に形成された回路パターンに応じて設定されている。
ところが最近では、電子部品の微細化に伴って、極めて高い搭載位置精度が求められるようになっており、基板上の回路パターンと印刷されたハンダとの位置ずれ等に起因する接触不良等の実装不良が問題となる場合もある。
そこで、たとえば下記特許文献1では、印刷機によって印刷されたハンダの位置を各基板毎に測定し、下流側の実装機では測定されたハンダの位置に応じて電子部品を実装する手法が提案されている。
特開2002−271096号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す方法では、各基板毎に印刷されたハンダの位置の測定に時間を要するため、生産効率の点で改善の余地があった。
この発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、実装不良の低減を図りながら高い生産効率を得ることができる実装システム、実装機、印刷機および電子部品の実装方法を提供することを目的とする。
本発明は下記の手段を提供する。
[1]基板上に電子部品を実装する実装システムであって、
開口部が形成されたマスクを介して基板上にペーストを印刷する印刷機と、
前記マスクを撮影してその開口部の位置を測定する開口部位置測定手段と、
測定された開口部の位置に基づいて基板上における電子部品の実装位置を設定する実装位置設定手段と、
設定された実装位置に電子部品を実装する実装機と、
を備えたことを特徴とする実装システム。
[2]前記開口部位置測定手段によって開口部の位置が測定されたマスクについて、各マスクを特定可能な情報と、各マスクの開口部の位置情報とを関連付けて記憶する開口部位置記憶手段を備えた前項1に記載の実装システム。
[3]前記開口部位置記憶手段は、各マスクに形成された複数の位置基準マーク間の距離について、別途付与されるか、あるいは前記各マスクの開口部の位置の測定に基づく距離の基準データと、別途付与される第1の許容値とを記憶するように構成され、
使用するマスクを撮影してその複数の位置基準マーク間の距離を測定するマーク間距離測定手段と、前記マーク間距離測定手段によって測定された距離を前記開口部位置記憶手段に記憶されている前記距離の基準データと比較し、前記マーク間距離測定手段によって測定された距離の前記距離の基準データに対する変化が、第1の許容値を越える場合に印刷否と判断する印刷可否判断手段と、を備えた前項2に記載の実装システム。
[4]前記開口部位置記憶手段は、各マスクに形成された複数の位置基準マーク間の距離について、別途付与されるか、あるいは前記各マスクの開口部の位置の測定に基づく距離の基準データと、別途付与される第2の許容値とを記憶するように構成され、
使用するマスクを撮影してその複数の位置基準マーク間の距離を測定するマーク間距離測定手段と、前記マーク間距離測定手段によって測定された距離を前記開口部位置記憶手段に記憶されている前記距離の基準データと比較し、前記マーク間距離測定手段によって測定された距離の前記距離の基準データに対する変化が、第2の許容値を越える場合に再度マスクを撮像させ、前記開口部位置測定手段と実装位置設定手段を機能させて、電子部品の実装位置を再設定するようにする実装位置再設定手段と、を備えた前項2あるいは3に記載の実装システム。
[5]前記印刷機によってペーストが塗布された基板について、各基板を特定可能な情報と、各基板の印刷に使用したマスクを特定可能な情報とを関連付けて記憶する使用マスク記憶手段を備えた前項1〜4のいずれかに記載の実装システム。
[6]開口部が形成されたマスクを介してペーストが印刷された基板に電子部品を実装する実装機であって、
前記マスクを撮影して測定された開口部の位置情報に基づいて設定される基板上の実装位置に電子部品を実装することを特徴とする実装機。
[7]開口部が形成されたマスクを介して基板上にペーストを印刷する印刷手段と、
前記マスクを撮影してその開口部の位置を測定する開口部位置測定手段と、
電子部品の実装位置の設定に供するために、測定された開口部の位置情報を送信する送信手段と、
を備えたことを特徴とする印刷機。
[8]基板上に電子部品を実装する実装方法であって、
開口部が形成されたマスクを介して基板上にペーストを塗布する印刷ステップと、
前記マスクを撮影してその開口部の位置を測定する測定ステップと、
測定された開口部の位置に基づいて基板上における電子部品の実装位置を設定する設定ステップと、
設定された実装位置に電子部品を実装する実装ステップと、
を備えたことを特徴とする電子部品の実装方法。
上記発明[1]によると、マスクを撮影して測定された開口部の位置に基づいて電子部品の実装位置が設定されるため、基板上に印刷されるペースト上に電子部品を確実に搭載して実装不良の低減を図ることができる。また、基板上に実際に印刷されたペーストの位置を各基板毎に測定することもなく、高い生産効率を得ることができる。
上記発明[2]によると、一旦測定された開口部の位置情報が記憶されるため、この記憶された開口部の位置情報を用いることにより、一度測定が行われたマスクについては再度の測定を行うこともなく実装位置の設定を行うことができ、さらに高い生産効率を得ることができる。
上記発明[3]によると、マスクに伸びが発生し、その伸びが限界を超える場合に印刷を停止することができるので、無駄な印刷や、実装による不良基板の製造を防止することができる。
上記発明[4]によると、マスクに伸びが発生しても、実装位置をその伸びに対応して修正することができるので、印刷されたペーストの位置と実装位置とのずれがなくなり、実装基板の実装品質を確保できる。
上記発明[5]によると、各基板の印刷に使用したマスクを把握することができるため、同種類の基板の印刷に使用するマスクを交換した場合等であっても、各基板の印刷に実際に使用されたマスクを特定し、各基板に印刷されたペーストの位置に基づいて実装位置を設定することができる。
上記発明[6]によると、マスクを撮影して測定された開口部の位置に基づいて電子部品の実装位置が設定されるため、基板上に印刷されるペースト上に電子部品を確実に搭載して実装不良の低減を図ることができる。また、基板上に実際に印刷されたペーストの位置を各基板毎に測定することもなく、高い生産効率を得ることができる。
上記発明[7]にかかる印刷機によると、ペーストの印刷に使用したマスクの開口部の位置情報を送信するため、実装機においては基板上に印刷されるペースト上に電子部品を確実に搭載して実装不良の低減を図ることができる。また、基板上に実際に印刷されたペーストの位置を各基板毎に測定することもなく、高い生産効率を得ることができる。
上記発明[8]によると、マスクを撮影して測定された開口部の位置に基づいて電子部品の実装位置が設定されるため、基板上に印刷されるペースト上に電子部品を確実に搭載して実装不良の低減を図ることができる。また、基板上に実際に印刷されたペーストの位置を各基板毎に測定することもなく、高い生産効率を得ることができる。
図1は本発明の一実施形態にかかる実装システムを示す構成説明図である。同図に示すように、この実装システムは、生産ラインを構成する印刷機2,複数の実装機1…、検査機3、リフロー炉4を備えている。これら各設備は、基板搬送の上流側から下流側にかけて、この順に並んで配置されている。
またこの実装システムは生産ラインを構成する各設備の他に、マスク開口部測定装置5およびサーバコンピュータ9を備えている。
これら実装システムを構成する各設備は、パーソナルコンピュータなどによって構成される制御装置(制御手段)6…をそれぞれ備え、各制御装置6…によって、実装ラインの各設備の駆動が制御されるよう構成されている。さらに各制御装置6…は、LAN等のネットワーク通信手段を介して接続されており、各制御装置間において信号の送受信を行いつつ、各設備が駆動されて、実装システム全体で統制された動作が行われるよう構成されている。また各設備には、各設備の状態などに関するデータを表示する表示装置7や、各種の情報を入力するためのキーボードやマウスなどの入力装置8が設けられている。
サーバコンピュータ9には、後述する開口部位置記憶手段91、使用マスク記憶手段92等が機能的に構成されている。
印刷機2は、図示しない基板搬入機などから搬入された基板の所定領域にクリームハンダや接着剤等のペーストをスクリーン印刷により印刷・塗布するものである。
図2は、印刷機の一例を示す斜視図である。同図に示すように、この印刷機2は、印刷される基板Wを保持する印刷ステージ21と、印刷ステージ21に基板Wを搬入および搬出するための搬送コンベア22と、印刷ステージ21の上方でマスクSを保持するマスク保持ユニット23と、マスクS上でペーストを拡張するスキージユニット24と、基板WおよびマスクSを撮影するカメラユニット25と、マスクSを清掃するクリーナーユニット26とを備えている。
印刷ステージ21は、基板Wを搬送するメインコンベア211と、印刷される基板Wをクランプ固定するクランプユニット212とを備えている。これらメインコンベア211およびクランプユニット212は、基台201に対して基板が搬送されるX軸方向(搬送方向)と直交するY軸方向に移動可能なY軸テーブル213と、Y軸テーブル213に対してX軸方向に移動可能なX軸テーブル214と、X軸テーブル214に対して鉛直線(Z軸方向)の軸線回りに回転可能なR軸テーブル215と、さらにY軸テーブル215に対してZ軸方向に昇降可能な昇降テーブル216とによって支持され、XYZRの各方向に移動可能となっている。
マスク保持ユニット23は、ハンダ塗布部分に開口部(パターン孔)が形成されたマスクSを支持するマスク支持台232と、マスク支持台232上のマスクSを固定するマスククランプ233とを備えている。マスク支持台232は、印刷ステージ21の左右両側に立設された支持フレーム202に取り付けられている。
スキージユニット24は、マスクS上でペーストを拡張するスキージ241と、このスキージ241を昇降自在に支持するスキージホルダー242とを備えている。スキージホルダー242は、印刷ステージ21の左右両側に立設された支持フレーム202,202上をY軸方向に移動可能なスキージ支持ビーム203に取り付けられている。そして、スキージ241を降下させた状態で、スキージ支持ビーム203がY軸方向に移動することにより、スキージ241はマスクS上のクリームハンダ等のペーストをローリング(混練)させつつ拡張し、スクリーン印刷が施されるようになっている。
カメラユニット25は、マスク撮影カメラ251と、基板撮影カメラ252と、バーコードリーダ253とを備えている。これらマスク撮影カメラ251、基板撮影カメラ252およびバーコードリーダ253は、カメラヘッド254に取り付けられている。カメラヘッド254は、印刷ステージ21の左右両側に立設された支持フレーム202,202の下面側に支持されたカメラ支持ビーム204に取り付けられている。カメラ支持ビーム204の高さ位置は、降下状態の印刷ステージ21とマスクSとの間に設定されている。カメラヘッド254は、カメラ支持ビーム204上をX軸方向に走行可能に取り付けられ、カメラ支持ビーム204は、支持フレーム202,202に対してY軸方向に移動可能に取り付けられている。これにより、カメラヘッド254は、XY平面上を移動して基板WおよびマスクSの撮影を行うことができるようになっている。
図7(a)は、マスクの一例を示す平面図である。同図に示すように、マスクSには、印刷対象となる基板Wとの位置合わせのための複数の位置基準マークS1…、クリームハンダ等のペーストを塗布する開口部S2…、各マスクSを特定して個体識別可能なID情報を示す識別マークS3が形成されている。この実施形態では識別マークS3はバーコードによって構成されている。
図7(b)は、基板の一例を示す平面図である。同図に示すように基板Wには、マスクS等との位置合わせのための複数の位置基準マークW1…、基板W内に造り込まれた回路から基板表面に露出した電極部(回路パターン)W2…、各基板Wを特定して固体識別可能なID情報を示す識別マークW3が形成されている。
マスク撮影カメラ251は、例えば照明を備えたCCDカメラ等からなり、カメラユニット25の上側に位置するマスクSを撮影するために上向きに設けられている。マスク撮影カメラ251は、新たなマスクSがセットされた際には、マスクSに設けられた位置基準マークS1や開口部S2を撮影してその位置を測定するようになっている。また、マスク撮影カメラ251は、クリーナーユニット26によってマスクSの清掃が行われた場合には、清掃状態を確認するためにマスクSの開口部S2等の撮影も行う。
基板撮影カメラ252は、例えば照明を備えたCCDカメラ等からなり、カメラユニット25の下側に位置する基板Wを撮影するために下向きに設けられている。基板撮影カメラ252は、マスクSとの位置合わせのために、印刷ステージ21に固定された基板Wに設けられた位置基準マークW1を撮影して、その位置を測定する。また基板撮影カメラ252は、基板Wに設けられた識別マークW3を検出する。
バーコードリーダ253は、たとえば赤外光照明を備えたラインセンサカメラ等からなり、マスクSに形成された識別マーク(バーコード)S3を読み取るために上向きに設けられている。
クリーナーユニット26は、前記カメラユニット25と同じカメラ支持ビーム204に取り付けられ、マスクSの下面(印刷面)に摺接して清掃を行うようになっている。
図3は、印刷機の制御系の構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、印刷機2の制御系は、パーソナルコンピュータ等からなる制御装置6に、演算処理部291、印刷プログラム記憶手段292、搬送系データ記憶手段293、モータ制御部294、外部入出力部295、マスク開口情報記憶手段296、サーバ通信手段297、画像処理部298等の各機能が構成されている。
演算処理部291は印刷機2における各種動作を統括的に制御する。
印刷プログラム記憶手段292は、基板Wにクリームハンダ等のペーストを印刷・塗布するための生産プログラム(印刷プログラム)を記憶する。
搬送系データ記憶手段293は、生産ライン上での基板Wの搬送に関する各種データを記憶する。
モータ制御部294は、印刷ステージ21に搬入された基板の位置決めを行うXYZR各軸の駆動モータやスキージ軸(SQ軸)の駆動モータの動作制御を行う。
外部入出力部295は印刷機2が備える各種センサー類、バーコードリーダ253、ストッパ等の駆動部と各種情報の入出力を行う。
マスク開口情報記憶手段296は、マスク撮影カメラ251によって撮影され、測定されたマスクSの位置基準マークS1および開口部S2の位置情報等を開口部測定データとして記憶する。
サーバ通信手段297は、実装システムのサーバコンピュータ9や他の設備と種々の情報を送受する。
画像処理部298は、マスク撮影カメラ251および基板撮影カメラ252による撮影データから必要な情報を抽出する画像処理を行う。
実装機(実装機本体)1…は、基板の所定位置に電子部品を実装(搭載)するものである。
図4は実装機の一例を示す平面図である。同図に示すように、実装機1は、基台11上に配置されて基板Wを搬送するコンベア12と、このコンベアの両側に配置された部品供給部13と、基台11の上方に設けられた電子部品実装用のヘッドユニット14とを備えている。
部品供給部13は、コンベア12に対してフロント側とリア側のそれぞれ上流部と下流部に設けられている。この実施形態では、フロント側とリア側上流部にはテープフィーダ等の部品供給装置を複数並べて取り付け可能な部品供給部15が設けられ、リア側下流部にはパレット等の部品供給装置を積層して取付可能なトレイタイプの部品供給部16が設けられている。これらの部品供給部13から供給される部品は、ヘッドユニット14によってピックアップできるようになっている。
また上流側と下流側に分かれた部品供給部13の間には、フロント側およびリア側とも、部品撮影カメラ17,17が設けられている。部品撮影カメラ17,17は、ヘッドユニット14によって吸着された部品の状態を撮像して、部品の位置ずれなどを検出する。
ヘッドユニット14は、部品供給部13から部品をピックアップして基板W上に装着し得るように、部品供給部13と基板W上の実装位置とにわたる領域を移動可能となっている。具体的には、ヘッドユニット14は、X軸方向(コンベア12の基板搬送方向)に延びるヘッドユニット支持部材142にX軸方向に移動可能に支持されている。ヘッドユニット支持部材142はその両端部においてY軸方向(水平面内でX軸と直交する方向)に延びるガイドレール143,143にY軸方向に移動可能に移動可能に支持されている。そしてヘッドユニット14は、X軸モータ144によりボールねじ145を介してX軸方向の駆動が行われ、ヘッドユニット支持部材142は、Y軸モータ146によりボールねじ147を介してY軸方向の駆動が行われるようになっている。
また、ヘッドユニット14には、複数のヘッド148がX軸方向に並んで搭載されている。各ヘッド148は、Z軸モータを駆動源とする昇降機構により上下方向(Z軸方向)に駆動されるとともに、R軸モータを駆動源とする回転駆動機構により回転方向(R軸方向)に駆動されるようになっている。
各ヘッド148の先端には、電子部品を吸着して基板に装着するための吸着ノズルが設けられ、各ノズルは、図外の負圧手段から供給される負圧による吸引力で電子部品を吸着できるようになっている。
またヘッドユニット14には、例えば照明を備えたCCDカメラ等からなる基板撮影カメラ18が設けられている。この基板撮影カメラ18は、この実装機1に搬入された基板Wに設けられた位置基準マークW1等を撮影して、その位置を測定する。また基板撮影カメラ18は、基板Wに設けられたIDマークを検出する。基板Wに設けられたIDマークは、各基板Wを個体識別して特定可能なID情報を表している。
図5は、実装機の制御系の構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、実装機1の制御系は、パーソナルコンピュータ等からなる制御装置6に、演算処理部191、実装プログラム記憶手段192、搬送系データ記憶手段193、モータ制御部194、外部入出力部195、画像処理部196、サーバ通信手段197等の各機能が構成されている。
演算処理部191は実装機1における各種動作を統括的に制御する。
実装プログラム記憶手段192は、基板Wに各電子部品を実装するための生産プログラム(実装プログラム)を記憶する。この生産プログラムには、基板Wの回路パターンに基づく各電子部品の実装位置(座標)データや、各電子部品を認識するための形状データ、各電子部品が供給されるフィーダ等の位置(座標)等が含まれている。
搬送系データ記憶手段193は、生産ライン上での基板Wの搬送に関する各種データを記憶する。
モータ制御部194は、ヘッドユニット14のXYZR各軸の駆動モータ等の動作制御を行う。
外部入出力部195は実装機1が備える各種センサー類、ストッパ等の駆動部と各種情報の入出力を行う。
画像処理部196は、部品撮影カメラ17および基板撮影カメラ18による撮影データから必要な情報を抽出する画像処理を行う。
サーバ通信手段197は、実装システムのサーバコンピュータ9や他の設備と種々の情報を送受する。
検査機3は、実装機1…によって基板Wに実装された各電子部品の実装状態を検査し、各基板Wの良否を判断するものである。
リフロー炉4は、基板Wに塗布されたクリームハンダをリフローさせて、電子部品を基板にハンダ接合して安定させるものである。
リフロー炉4から搬出される基板Wは、基板搬出機(図示省略)などに順次収容されるよう構成されている。
マスク開口部測定装置5は、生産ライン内ではなく、オフラインでマスクSに形成された開口部の位置を測定するものである。
図6は、マスク開口部測定装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、マスク開口部測定装置5は、マスクSを固定するマスク固定手段51と、マスクSを撮影するマスク撮影カメラ52と、固定されたマスクSに対してマスク撮影カメラ52をXY方向に移動させるカメラ駆動手段53と、マスクSに形成されたバーコードを読み取る赤外光照明を備えたラインセンサカメラ等からなるバーコードリーダ54と、パーソナルコンピュータ等からなる制御装置6とを備えている。
マスク開口部測定装置5の制御装置6には、演算処理部591、測定プログラム記憶手段592、モータ制御部594、外部入出力部595、マスク開口情報記憶手段596、サーバ通信手段597、画像処理部598等の各機能が構成されている。
演算処理部591はマスク開口部測定装置5における各種動作を統括的に制御する。
測定プログラム記憶手段592は、マスクSの開口部等の位置を測定するための生産プログラム(測定プログラム)を記憶する。
モータ制御部594は、マスク固定手段51やカメラ駆動手段53の動作制御を行う。
外部入出力部595はマスク開口部測定装置5が備えるバーコードリーダ54等の駆動部と各種情報の入出力を行う。
マスク開口情報記憶手段596は、マスク撮影カメラ52によって撮影され、測定されたマスクSの位置基準マークS1および開口部S2の位置情報等を開口部測定データとして記憶する。
サーバ通信手段597は、実装システムのサーバコンピュータ9や他の設備と種々の情報を送受する。
画像処理部598は、マスク撮影カメラ52による撮影データから必要な情報を抽出する画像処理を行う。
サーバコンピュータ9の開口部位置記憶手段91は、測定されたマスクSの位置基準マークS1および開口部S2の位置情報等を開口部測定データとして記憶する。
サーバコンピュータ9の使用マスク記憶手段92は、印刷機2において印刷が行われた各基板Wについて、各基板Wを特定可能な基板ID情報と、各基板Wの印刷に使用したマスクSを特定可能なマスクID情報とを関連付けて記憶する。
次に本実施形態における実装システムによる電子部品の実装方法の手順についてフローチャートを参照しながら説明する。
本実施形態にかかる実装システムでは、印刷機2において使用されるマスクSの開口部の位置が、製作された直後のマスクSについてはマスク開口部測定装置5によって測定され、印刷に使用されたことがあり、伸びの発生が有り得るマスクSについては、印刷のため印刷機2にマスクS装着された状態において印刷機2によって測定され、測定された開口部の位置情報に基づいて実装機1における実装動作が行われるようになっている。
以下、マスク開口部測定装置5、印刷機2および実装機1における動作について順に説明する。
図8は、マスク開口部測定装置におけるマスク測定動作手順の一例を示すフローチャートである。
マスク開口部測定装置5におけるマスク測定では、まず測定対象の製作された直後で伸びのないマスクSがマスク固定手段51に固定される(ステップS10)。マスク固定手段51へのマスクSの搬入はオペレータ等が手で持って行っても、搬送装置等を用いて自動的に行ってもよい。
マスクSが固定されると、バーコードリーダ54により、マスクSに形成された識別マーク(バーコード)S3が読み取られ、マスクID情報が取得される(ステップS11)。これにより、測定対象のマスクSが特定され、マスク開口部測定装置5に認識される。
またマスク撮影カメラ52により、マスクSに形成された複数の位置基準マークS1…や、さらにはもっぱらマスクSの伸びの検知のためマスクS上に形成された不図示の複数の位置基準マークが撮影され、画像処理部598により、その位置が測定される(ステップS12)。
そしてマスク撮影カメラ52により、マスクSに形成された開口部S2…が撮影され、画像処理部598により、その位置が測定される(ステップS13)。この実施形態では、マスク撮影カメラ52および画像処理部598は、開口部位置測定手段として機能している。
こうして開口部S2の位置(座標)が測定されれば、画像処理部598により、その開口部S2によって塗布されるペースト(クリームハンダ)の上に実装されるべき電子部品の中心座標が計算される(ステップS14)。
図11(a)は、マスクの開口部の位置に基づいて計算される電子部品の中心座標の説明図である。同図に示すように、2つの開口部S2,S2によって塗布されるペースト(クリームハンダ)に跨って搭載される部品Cの中心座標C1は、マスクSにおける開口部S2の位置に応じて求められる。ここで計算される電子部品Cの中心座標C1は、開口部S2の位置を基準としたものであるため、以下、「開口部中心座標」と称する。この開口部中心座標は、マスクSにおける座標系、すなわちマスクSの位置基準マークS1によって規定される座標系で表現されるものである。
こうして開口部中心座標が計算されれば、マスクSに形成された位置基準マークS1の位置と部品毎の開口部中心座標、複数の位置基準マークS1…等の座標、及び複数の位置基準マークS1…等の相互の間の距離(下記するマスクSの伸びの判断のための距離の基準データ)が、マスク開口情報記憶手段596に記憶されるとともに、サーバ通信手段597により、サーバコンピュータ9に送信され、サーバコンピュータ9の開口部位置記憶手段91に保存される(ステップS15)。この実施形態では、サーバ通信手段597は、測定により得られる開口部中心座標、複数の位置基準マークS1…等の座標、及び複数の位置基準マークS1…等の相互の間の距離の情報を送信する送信手段として機能している。
測定の終了したマスクSはマスク固定手段51によって固定解除され(ステップS16)、マスク開口部測定装置5による一連の測定動作が終了する。
図9は、印刷機における印刷動作手順の一例を示すフローチャートである。
印刷機2における印刷動作では、まず生産する基板Wの種類に応じて生産プログラム(印刷プログラム)がオペレータ等によって選択される(ステップS20)。この選択は、実装システム全体を管理するサーバコンピュータ9等によってネットワークを介して行ってもよい。
続いてオペレータ等により、印刷機2のマスク保持ユニット23に印刷に使用されるマスクSが取り付けられ、固定される(ステップS21)。
そして印刷機が起動すると(ステップS22)、まず、バーコードリーダ253により、マスクSに形成された識別マーク(バーコード)S3が読み取られ、マスクID情報が取得される(ステップS23)。これにより、測定対象のマスクSが特定され、印刷機2に認識される。
またマスク撮影カメラ251により、マスクSに形成された複数の位置基準マークS1…が撮影され、画像処理部298により、その位置が測定される(ステップS24)。
続いて印刷機2の演算処理部291により、印刷機2に取り付けられたマスクSが、既に開口部の位置が測定され、開口部位置の測定データが記憶されているものであるか否かが判断される(ステップS25)。この判断に際しては、印刷機2自身のマスク開口情報記憶手段296の他、サーバ通信手段297により実装システムのネットワークを介してサーバコンピュータ9の開口部位置記憶手段91やマスク開口部測定装置5のマスク開口情報記憶手段596が参照される。
開口部測定データがなければ(ステップS25でNO)(製作された直後で使用による伸びや歪のないマスクSについて、マスク開口部測定装置5によって測定されて得られるマスクSデータや実装位置データの無い場合)、マスク撮影カメラ251により、マスクSに形成された開口部S2…が撮影され、画像処理部298により、その位置が測定される(ステップS23)。この実施形態では、マスク撮影カメラ251および画像処理部298は、開口部位置測定手段として機能している。
開口部S2の位置(座標)が測定されれば、画像処理部298により、その開口部S2によって塗布されるペースト(クリームハンダ)の上に実装されるべき電子部品の中心座標(開口部中心座標)が計算される(ステップS27)。
そしてマスクSに形成された位置基準マークS1…等、複数の位置基準マークS1…等の相互の間の距離、及び部品毎の開口部中心座標がマスク開口情報記憶手段296に記憶されるとともに、サーバ通信手段297により、サーバコンピュータ9に送信され、サーバコンピュータ9の開口部位置記憶手段91に保存される(ステップS28)。この実施形態では、サーバ通信手段297は、測定された開口部の位置情報を送信する送信手段として機能している。
なお、ステップS28において複数の位置基準マークS1…等の相互の間の距離のデータがマスク開口情報記憶手段296に記憶されるのは、マスクSの伸びの判断のための距離の基準データとしてであり、下記するステップS30でNOとされた後においては、ステップS28において複数の位置基準マークS1…等の相互の間の距離のデータは、マスク開口情報記憶手段296には記憶されない。
一方、開口部測定データがある場合には(ステップS25でYES)、画像処理部298により、測定されたマスクSの複数の位置基準マークS1間の距離が算出される(ステップS29)。この実施形態では、マスク撮影カメラ251および画像処理部298は、複数の位置基準マークS1間の距離を測定するマーク間距離測定手段として機能する。
そして、演算処理部291により、現在の測定結果から算出された位置基準マークS1間の距離と、サーバコンピュータ9の開口部位置記憶手段91等に記憶されている距離の基準データとが比較される(ステップS30)。この距離の基準データは、記憶しておく開口部測定データに含めておいても、現在の測定結果と比較する際に各位置基準マークS1の位置に基づいて算出してもよい。この比較により、マスクSに伸び等が発生して、記憶されている測定データと現在のマスクSの状態とにずれが生じているか否かを判断できる。なおサーバコンピュータ9の開口部位置記憶手段91等は、位置基準マークS1間の距離を直接的に、あるいは算出可能な状態で間接的に記憶するものとなっている。
前記比較の結果、位置基準マークS1間の距離の変化が所定の第1の許容範囲を越えている場合(現在の測定結果から算出された位置基準マークS1等間の距離と、距離の基準データとの差が各距離の長さに対応して長さが長い程大きく設定される差における第1の所定値を超えている場合、あるいは、現在の測定結果から算出された位置基準マークS1等間の距離の、距離の基準データに対する比が、比における第1の所定値を超えている場合)、すなわちマスクSに著しい伸びが発生し、実装位置を変更しても実装不良が発生するであろう場合には、演算処理部291は、印刷工程への移行を停止し、マスクS1が使用不能であることを表示ユニット7に表示し、且つこの使用不能情報をマスクSのID情報と関連付けてサーバ9の使用マスク記憶手段に記憶する。この実施形態では、演算処理部291は、測定された距離を距離の基準データと比較し、その変化に応じて印刷の可否を判断する印刷可否判断手段として機能する。
一方、前記比較の結果、位置基準マークS1の距離の変化が、前記第1の許容範囲を越えてはいないが、前記第1の許容範囲より小さい所定の第2の許容範囲を越えている場合(現在の測定結果から算出された位置基準マークS1等間の距離と、距離の基準データとの差が各距離の長さに対応して長さが長い程大きく設定される差における第2の所定値(前記差における第1の所定値よりは小さい)を超えている場合、あるいは、現在の測定結果から算出された位置基準マークS1等間の距離の、距離の基準データに対する比が、比における第2の所定値(前記比における第1の所定値よりは小さい)を超えている場合)、すなわちマスクSに大きな伸びが発生している場合には(ステップS30でNO)、演算処理部291により、過去の測定データは使用できないと判断され、マスクの開口部S2の位置測定(ステップS26)に進む。この実施形態では、演算処理部291は、記憶されている開口部測定データに基づく後述の実装位置の設定の可否を判断し、後述するように実装位置を再設定させる実装位置再設定手段として機能する。
一方、位置基準マークS1間の距離の変化が所定の許容範囲内である場合、すなわちマスクSに大きな伸び等が発生していない場合には(ステップS30でYES)、過去の開口部測定データを使用できるため、マスクの開口部S2の位置測定の各ステップ(ステップS26〜S28)をスキップする。
こうして印刷に使用するマスクSの開口部の位置情報が保存された状態となれば、基板Wへのクリームハンダ等のペーストの印刷・塗布ステップに進む。
具体的には、まず図示省略の基板搬入機等により印刷機2へ基板Wが搬入され、位置決めされる(ステップS31)。
そして基板撮影カメラ252により、基板Wに形成された識別マークW3が読み取られ、基板ID情報が取得される(ステップS32)。これにより、印刷対象の基板Wが特定され、印刷機2に認識される。
また基板撮影カメラ252により、基板Wに形成された複数の位置基準マークW1…が撮影され、画像処理部298により、その位置が測定される(ステップS33)。
こうして基板Wの位置基準マークW1の位置が測定されると、既に測定済みのマスクSの位置基準マークS1に応じて、演算処理部291により、固定されているマスクSに対して基板Wの位置合わせを行う(ステップS34)。この位置合わせは、マスクSの位置基準マークS1によって規定されるマスクSの座標系と、基板Wの位置基準マークW1によって規定される基板Wの座標系とを一致させるように行われる。これにより、サーバコンピュータ9の開口部位置記憶手段91等に記憶されている開口部中心座標は、上述したようにマスクSの位置基準マークS1によって規定される座標系で表現されたものであるが、マスクSの座標系と基板Wの座標系を一致させることにより、開口部中心座標は基板Wの位置基準マークW1によって規定される座標系で表現されたものともなる。
なおマスクSと基板Wの一方または両方に製造誤差や伸び等が発生し、マスクSおよび基板Wの印刷対象領域の全域については両者の座標系を一致させることができない場合がある。このような場合には、基板W上の回路パターンに対するペースト(クリームハンダ)の印刷位置ずれに過敏なたとえば微細部品の搭載領域を優先してマスクSと基板Wとの位置合わせを調整してもよい。このような調整は、測定されたマスクSおよび基板Wの位置基準マークS1,W1の位置および距離(伸び量)に応じて、演算処理部291によって自動的に行うことができる。あるいは、オペレータ等が目視により調整量を判断して、印刷機2に入力することで位置合わせを調整してもよい。特に新たな種類の基板Wの生産を開始する際には、マスクSや基板Wの微小な製造誤差等に対応するため、マスクSと基板Wの位置基準マークS1,W1に基づく位置合わせに対するオフセット調整量を設定するようにしてもよい。
こうしてマスクSに対して基板Wの位置合わせが行われれば、基板WをマスクSへ密着させて(ステップS35)、スキージ241を動作させてペースト(クリームハンダ)の印刷を実行する(ステップS36)。印刷が完了すれば基板WをマスクSから分離する(ステップS37)。
そして、サーバ通信手段297により、印刷が行われた基板Wを特定可能な基板ID情報と、印刷に用いたマスクSを特定可能なマスクID情報とを関連付けてサーバコンピュータ9に送信し、使用マスク記憶手段92に保存させる(ステップS38)。このとき、上述したようにマスクSと基板Wの位置基準マークS1,W1の位置に応じた位置合わせに加えて、位置合わせの調整を行った場合には、その調整量も基板ID情報およびマスクID情報に関連付けて保存しておくようになっている。
こうしてマスクSと基板Wとを関連付けた情報が保存されれば、印刷の完了した基板が搬出され(ステップS39)、印刷ステップが終了する。なお同じマスクSを使用して次の基板Wへの印刷を続ける場合には、ステップS31から繰り返せばよい。
図10は、実装機における実装動作手順の一例を示すフローチャートである。
実装機1における実装動作では、まず生産する基板Wの種類に応じて生産プログラム(実装プログラム)がオペレータ等によって選択される(ステップS40)。この選択は、実装システム全体を管理するサーバコンピュータ9等によってネットワークを介して行ってもよい。
実装機1が起動すると(ステップS41)、プログラムカウンタがクリアされる(ステップS42)。そして、印刷機2またはより上流側の実装機等からペースト(クリームハンダ)が印刷された基板Wが搬入され、所定の実装作業位置に位置決めされる(ステップS43)。
基板Wが位置決めされると、基板撮影カメラ18により、基板Wに形成された識別マークW3が読み取られ、基板ID情報が取得される(ステップS44)。これにより、実装対象の基板Wが特定され、実装機1に認識される。
続いて、生産プログラム(実装プログラム)に従って、ヘッドユニット14により部品供給部13から電子部品が吸着される(ステップS45)。吸着された部品は部品撮影カメラ17により撮影され、画像処理部196により部品の種類および吸着状態(吸着位置)が認識される(ステップS46)。
そして、演算処理部191により、この吸着された部品についての、印刷機2における印刷工程で使用されたマスクSの開口部中心座標が、サーバコンピュータ9の開口部位置記憶手段91からサーバ通信手段197を介して取得される(ステップS47)。具体的には、サーバコンピュータ9の使用マスク記憶手段92から、当該基板Wの印刷に使用したマスクSを特定するマスクID情報を検出し、そのマスクSにおける開口部中心座標が開口部位置記憶手段91から引き出される。ここで、当該基板Wの印刷に当たってマスクSと基板Wの位置基準マークS1,W1の位置に応じた位置合わせに加えて、位置合わせの調整が行われ、その調整量が使用マスク記憶手段92に保存されている場合には、その調整量も取得する。
続いて、演算処理部191により、吸着された部品の基板W上における実装位置(搭載座標)が設定される(ステップS48)。この実装位置の設定は、生産プログラム(実装プログラム)において予め設定されている基板Wの回路パターンに応じた搭載座標を、マスクSの開口部S2の位置に基づいて算出される部品中心座標によって補正することによって行われる。この実施形態では、演算処理部191が、マスクSの開口部S2の位置に基づいて基板W上における電子部品の実装位置を設定する実装位置設定手段として機能する。ここで、当該基板Wの印刷に当たってマスクSと基板Wの位置基準マークS1,W1の位置に応じた位置合わせに加えて、位置合わせの調整が行われている場合には、その調整量も加味して実装位置が設定される。
図11(b)は、基板Wに印刷・塗布されたペーストの位置に基づく電子部品の実装位置と、基板Wに形成された回路パターンに基づく電子部品の実装位置の説明図である。
基板Wに塗布されたペースト(クリームハンダ)は、マスクSの開口部S2と同じ位置にある。そしてこのペーストPの位置は、理想的には基板Wの回路パターン(電極部)W2と一致する。しかしながら、マスクSまたは基板Wの製造誤差や伸び等の変形のため、全ての部品搭載位置において、ペーストPの位置と回路パターンW2とが完全には一致しないのが現状である。
そこで、この実施形態では、同図に示すように、回路パターンW2の位置に基づいて設定されている生産プログラムにおける搭載座標C2を、ペーストPの位置を示す開口部中心座標C1に基づいて補正して、実装位置を設定する。当該基板Wの印刷に当たってマスクSと基板Wの位置基準マークS1,W1の位置に応じた位置合わせに加えて、位置合わせの調整が行われていなければ、実装位置は開口部中心座標C1に設定されることになる。
吸着された部品を搭載すべき基板W上の座標(実装位置)が設定されれば、その実装位置に向かって部品を吸着した吸着ノズルを移動させる(ステップS49)。このとき、部品撮影カメラ17の撮影結果に基づく部品の吸着状態(吸着位置)をさらに加味して、吸着ノズルに吸着されている部品の中心が、前記設定された搭載座標(実装位置)に到達するように、吸着ノズルの移動量が制御される。
吸着された部品が設定された実装位置に移送されれば、吸着ノズルを降下させ、基板W上に部品が装着され(ステップS50)、当該部品についての実装動作が完了したためプログラムカウンタをインクリメントする(ステップS51)。
以上の部品の実装動作(ステップS45〜S51)を全ての部品の装着が完了するまで繰り返し(ステップS52でNO)、全ての部品の装着が完了すれば(ステップS52でYES)、部品装着の完了した基板Wを搬出して(ステップS53)、当該実装機1における一連の部品実装動作を終了する。
以上のように、本実施形態の実装システムによれば、マスクSを撮影して測定された開口部S2の位置に基づいて電子部品の実装位置が設定されるため、基板W上に印刷されるクリームハンダ等のペーストP上に電子部品を確実に搭載して実装不良の低減を図ることができる。また、基板W上に実際に印刷されたペーストPの位置を各基板W毎に測定することもなく、高い生産効率を得ることができる。
また基板W上に印刷されたクリームハンダ等を検出する場合、背景となる基板Wの材質や色、あるいは基板W上に形成された回路パターン等に影響されやすく高い測定精度が得られにくい。この点において、上記実施形態では、基板W上に実際に印刷されたペーストではなく、マスクSを撮影するため、より正確に開口部S2の位置を測定して、ペーストP上への確実な電子部品の搭載に寄与することができる。また、基板W上に印刷されたクリームハンダ等をより正確に測定するための高価な照明やカメラ等の光学機器を必要とすることもない。
また、一旦測定された開口部の位置情報が開口部位置記憶手段91等に記憶されるため、この記憶された開口部の位置情報を用いることにより、一度測定が行われたマスクSについては再度の測定を行うこともなく実装位置の設定を行うことができ、さらに高い生産効率を得ることができる。
また、印刷機2においてマスクSを使用するとき、位置基準マークS1間の距離が過去に測定された距離と比較され、変化が第1の許容範囲を越えていれば印刷機2での印刷をしないようにし、変化が第1の許容範囲を越えてはいないが、第1の許容範囲より小さい第2の許容範囲を越えていれば印刷機2において開口部S2の位置が再測定される。このため、マスクSに伸びが発生した場合等であっても、現状と異なる開口部S2の位置情報に基づいて実装位置が設定されることを未然に防止することができる。この比較における距離の基準データは、印刷使用回数が少なく伸びの小さい状態のマスクSに対し、撮影することで得ることができる。さらには、ガーバーデータ(マスク製作用データ)に基づいて取得しても良い。
また、各基板W毎に印刷に使用したマスクSが使用マスク記憶手段92に記憶されるため、同種類の基板Wの印刷に使用するマスクSを交換した場合等であっても、各基板Wの印刷に実際に使用されたマスクSを確実に特定し、各基板Wに印刷されたペーストの位置に基づいて実装位置を設定することができる。
なお上記実施形態においては、実装システムに、生産ラインを構成せず、オフラインでマスクSの開口部S2の位置を測定するマスク開口部測定装置5を備えたが、マスクSの開口部S2の位置測定は印刷機2のみで行うようにしてもよい。逆に、マスクSの開口部S2の位置測定をオフラインのマスク開口部測定装置5のみで行うようにしてもよい。
なお、伸びの判断のための使用するマスクを撮影してその複数の位置基準マーク間の距離の測定は、マスクSの開口部S2の位置測定をする機会に合わせて行うようにするので、印刷機2で行うのみでなく、マスク開口部測定装置5で行っても良い。さらに、上記実施形態においては、伸びに応じて実装位置の設定を再実施し、印刷の中止をするようにしているが、いずれか一方のみをするようにしても良い。
また上記実施形態では、測定したマスクSの開口部S2の位置情報を、測定を行ったマスク開口部測定装置5または印刷機2と、サーバコンピュータ9とに記憶するようにしたが、いずれか1箇所のみに記憶するようにしてもよい。あるいは、実装機1に開口部位置記憶手段を設け、印刷機2等で測定した開口部S2の位置情報を実装機1に送信して、実装機1で記憶しておくようにしてもよい。
また上記実施形態では、測定された開口部S2の位置に基づく電子部品の実装位置の設定を実装機1において行うようにしたが、たとえばサーバコンピュータ9に実装位置設定手段を設けて、サーバコンピュータ9等で実装位置を算出し、設定して、この設定結果に基づいて実装機1が電子部品の実装動作を行うようにしてもよい。
また上記実施形態ではペーストが印刷された各基板Wについて基板を特定可能な基板ID情報と、その印刷に使用したマスクSを特定可能なマスクID情報とをサーバコンピュータ9において記憶するようにしたが、印刷機2または実装機1等の他の設備に使用マスク記憶手段を設けて、印刷機2または実装機1等で使用したマスクSを記憶しておくようにしてもよい。
また開口部位置記憶手段に記憶しておく開口部の位置情報は、電子部品の実装位置の設定に供することができる形態であればよく、上記実施形態のように、各開口部S2によって塗布されるクリームハンダ(ペースト)の上に実装される電子部品の中心座標としても、あるいは各開口部S2自身の座標や形状データ等としてもよい。
また、開口部位置測定手段により測定する開口部S2は、マスクSに形成された開口部S2の一部だけであってもよい。たとえば実装位置に極めて高い精度が求められる微細部品を載せるペーストのための開口部S2のみとしてもよい。
またマスクSの撮影は、実装動作前であればよく、基板Wへのペーストの印刷前であっても印刷後であってもよい。
また上記実施形態では実装機1…および印刷機2について具体的構成例を説明したが、両者とも、基板とカメラやマスクあるいはヘッドユニット等を相対移動させる機構等は任意のタイプを採用することができる。
本発明の一実施形態にかかる実装システムを示す構成説明図である。 印刷機の一例を示す斜視図である。 印刷機の制御系の構成の一例を示す機能ブロック図である。 実装機の一例を示す平面図である。 実装機の制御系の構成の一例を示す機能ブロック図である。 マスク開口部測定装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。 (a)は、マスクの一例を示す平面図である。(b)は、基板の一例を示す平面図である。 マスク開口部測定装置におけるマスク測定動作手順の一例を示すフローチャートである。 印刷機における印刷動作手順の一例を示すフローチャートである。 実装機における実装動作手順の一例を示すフローチャートである。 (a)は、マスクの開口部の位置に基づいて計算される電子部品の中心座標の説明図である。(b)は、基板に印刷・塗布されたペーストの位置に基づく電子部品の実装位置と、基板に形成された回路パターンに基づく電子部品の実装位置の説明図である。
符号の説明
1 実装機
18 基板撮影カメラ
2 印刷機
251 マスク撮影カメラ
252 基板撮影カメラ
296 マスク開口情報記憶手段
5 マスク開口部測定装置
52 マスク撮影カメラ
596 マスク開口情報記憶手段
9 サーバコンピュータ
91 開口部位置記憶手段
92 使用マスク記憶手段
W 基板
W1 位置基準マーク
W2 回路パターン(電極部)
S マスク(スクリーン)
S1 位置基準マーク
S2 開口部
P ペースト(クリームハンダ)

Claims (8)

  1. 基板上に電子部品を実装する実装システムであって、
    開口部が形成されたマスクを介して基板上にペーストを印刷する印刷機と、
    前記マスクを撮影してその開口部の位置を測定する開口部位置測定手段と、
    測定された開口部の位置に基づいて基板上における電子部品の実装位置を設定する実装位置設定手段と、
    設定された実装位置に電子部品を実装する実装機と、
    を備えたことを特徴とする実装システム。
  2. 前記開口部位置測定手段によって開口部の位置が測定されたマスクについて、各マスクを特定可能な情報と、各マスクの開口部の位置情報とを関連付けて記憶する開口部位置記憶手段を備えた請求項1に記載の実装システム。
  3. 前記開口部位置記憶手段は、各マスクに形成された複数の位置基準マーク間の距離について、別途付与されるか、あるいは前記各マスクの開口部の位置の測定に基づく距離の基準データと、別途付与される第1の許容値とを記憶するように構成され、
    使用するマスクを撮影してその複数の位置基準マーク間の距離を測定するマーク間距離測定手段と、前記マーク間距離測定手段によって測定された距離を前記開口部位置記憶手段に記憶されている前記距離の基準データと比較し、前記マーク間距離測定手段によって測定された距離の前記距離の基準データに対する変化が、第1の許容値を越える場合に印刷否と判断する印刷可否判断手段と、を備えた請求項2に記載の実装システム。
  4. 前記開口部位置記憶手段は、各マスクに形成された複数の位置基準マーク間の距離について、別途付与されるか、あるいは前記各マスクの開口部の位置の測定に基づく距離の基準データと、別途付与される第2の許容値とを記憶するように構成され、
    使用するマスクを撮影してその複数の位置基準マーク間の距離を測定するマーク間距離測定手段と、前記マーク間距離測定手段によって測定された距離を前記開口部位置記憶手段に記憶されている前記距離の基準データと比較し、前記マーク間距離測定手段によって測定された距離の前記距離の基準データに対する変化が、第2の許容値を越える場合に再度マスクを撮像させ、前記開口部位置測定手段と実装位置設定手段を機能させて、電子部品の実装位置を再設定するようにする実装位置再設定手段と、を備えた請求項2あるいは3に記載の実装システム。
  5. 前記印刷機によってペーストが塗布された基板について、各基板を特定可能な情報と、各基板の印刷に使用したマスクを特定可能な情報とを関連付けて記憶する使用マスク記憶手段を備えた請求項1〜4のいずれかに記載の実装システム。
  6. 開口部が形成されたマスクを介してペーストが印刷された基板に電子部品を実装する実装機であって、
    前記マスクを撮影して測定された開口部の位置情報に基づいて設定される基板上の実装位置に電子部品を実装することを特徴とする実装機。
  7. 開口部が形成されたマスクを介して基板上にペーストを印刷する印刷手段と、
    前記マスクを撮影してその開口部の位置を測定する開口部位置測定手段と、
    電子部品の実装位置の設定に供するために、測定された開口部の位置情報を送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷機。
  8. 基板上に電子部品を実装する実装方法であって、
    開口部が形成されたマスクを介して基板上にペーストを塗布する印刷ステップと、
    前記マスクを撮影してその開口部の位置を測定する測定ステップと、
    測定された開口部の位置に基づいて基板上における電子部品の実装位置を設定する設定ステップと、
    設定された実装位置に電子部品を実装する実装ステップと、
    を備えたことを特徴とする電子部品の実装方法。
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