JP2006224888A - ステアリング装置の支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝突時に乗員の膝がステアリングシャフトに干渉するのを防止することができ、ステアリングシャフトを軸方向かつ上方側に逃がす動きを確実に行なうことができるステアリング装置の支持構造の提供を目的とする。
【解決手段】第1ブラケット20と、第2ブラケット21,22と、第1ブラケット20および第2ブラケット21,22を連結する連結手段23,24とを備え、連結手段23,24は、車両衝突時に第2ブラケット21,22が第1ブラケット20に対してステアリングシャフト9の軸方向に相対変位可能で、かつ該相対変位に伴って第2ブラケット21,22が上方へ変位するように構成され、第2ブラケット21,22はインパネメンバ6に対して上下方向にオーバラップして配設されると共に、第2ブラケット21,22のオーバラップ部22bの前部をインパネメンバ6との衝突時にクラッシュさせるように構成したことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ステアリングホイールの操舵力を車輪に伝達するステアリングシャフトがインパネメンバを介して車体に支持されたようなステアリング装置の支持構造に関する。
一般に、上述のステアリングシャフトは車幅方向に延びる車体剛性部材としてのインパネメンバの下方近傍を挿通するように設けられると共に、このステアリングシャフトはステアリングコラムにより回転自在に支持されている。
上述のステアリングシャフトは車両の衝突時に乗員と干渉しない構造と成す必要があり、そこで、インパネメンバに固定した固定ブラケットと、ステアリングコラムに固定されて車両衝突時にステアリングシャフトの軸方向前方に移動し得る可動ブラケットとを設け、車両衝突時に乗員の保護を図る目的で、上述の可動ブラケットをステアリングコラム、ステアリングシャフトと共に該シャフトの軸方向前方に動かすことが考えられるが、この場合、乗員の足元スペースを確保すべくインパネメンバとステアリングシャフトとの間の上下間隔を可及的短く設定した適性配置条件下において、可動ブラケットがステアリングシャフトの軸方向前方へストロークしてもインパネメンバと干渉しない構造を採用すると、インパネメンバの車体に対する取付け点が前方へずれた位置となり、インパネメンバと可動ブラケットとの前後間隔が長くなるので、この長い前後間隔において固定ブラケット、可動ブラケットを介してステアリングコラムおよびステアリングシャフトを強固に支持するためには、これら両ブラケットを強度部品と成して、その剛性を高める必要があった。
一方、特許文献1には、車両の衝突時に乗員への影響を所定値以下に抑え、乗員の安全性を確保するステアリングロック装置が開示されている。
すなわち、キーによって回動操作されるキーシリンダを収納する筒状のケーシング本体と、このケーシング本体からステアリングシャフト側へ向けて突設され筒状のガイド部を備えたロック支持部と、上述のロック支持部内に上記ガイド部に沿って設けられキーの回動操作に応じてステアリングシャフトと係合する施錠位置とその係合を解除する解除位置とに移動可能に設けられたロック部材とを備えたものにおいて、上記ロック支持部に、ステアリングロック装置を車体側に固定する固定部を設け、この固定部と、上記ケーシング本体とロック支持部の連結部との間に所定の衝撃力によって破断を誘発する破断誘発部を設け、車両衝突時にはロック支持部を破断させて、ケーシング本体を、このロック支持部を中心として上方へ回動し、乗員の膝に加わる負担を軽減して、乗員への影響を所定値以下に抑えるように構成したものである。
しかしながら、上記特許文献1には衝突時にステアリングシャフトをその軸方向かつ上方側に逃がす構成および技術思想については何等開示されていない。
特開2003−40080号公報
そこで、この発明は、簡単な構成で乗員の操舵操作性を確保しつつ、衝突時に乗員(ドライバ)の膝がステアリングシャフトに干渉するのを防止することができ、しかも、インパネメンバとステアリングシャフトとを適正な位置に配置して、これら両者間の上下方向のスパンを可及的小さく設定し、通常時のステアリングシャフト支持剛性を確保しつつ、車両衝突時にはステアリングシャフトを軸方向かつ上方側に逃がす動きを確実に行なうことができるステアリング装置の支持構造の提供を目的とする。
この発明によるステアリング装置の支持構造は、車幅方向に延びるインパネメンバを介して車体に支持され、ステアリングホイールの操舵力を車輪に伝達するステアリングシャフトが上記インパネメンバの下方近傍を挿通するように配設されたステアリング装置の支持構造であって、上記インパネメンバに固定された第1ブラケットと、上記ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムに固定された第2ブラケットと、上記第1ブラケットおよび第2ブラケットを連結する連結手段とを備え、上記連結手段は、車両衝突時に第2ブラケットが第1ブラケットに対してステアリングシャフトの軸方向に相対変位可能で、かつ該相対変位に伴って第2ブラケットが上方へ変位するように構成され、上記第2ブラケットはインパネメンバに対して上下方向にオーバラップして配設されると共に、上記第2ブラケットのオーバラップ部の前部をインパネメンバとの衝突時にクラッシュさせるように構成したものである。
上記構成によれば、第2ブラケットをインパネメンバに対して上下方向にオーバラップさせたので、インパネメンバとステアリングシャフトとを適正な位置に配置しつつ、これら両者(インパネメンバ、ステアリングシャフト)間の上下方向のスパンを可及的小さく設定し、第2ブラケットの小型化を図ることができる。
また、通常時(非衝突時)においては連結手段が第1ブラケットと第2ブラケットとを連結しており、上述の適正な位置への配置と相俟って、乗員の操舵操作性を確保することができる。
しかも、車両衝突時には、第2ブラケットが第1ブラケットに対してステアリングシャフトの軸方向に相対変位し、かつ上方へ変位するが、この場合、第2ブラケットのオーバラップ部の前部はインパネメンバと衝突してクラッシュするので、第2ブラケットの動きが確実となり、ステアリングシャフトを軸方向かつ上方側に確実に逃がして、衝突時に乗員の膝がステアリングシャフトに干渉するのを防止することができる。
要するに、インパネメンバとステアリングシャフトとの間の上下方向のスパンを短くしつつ、衝突時にはステアリングシャフトを軸方向かつ上方側に逃がす動きを確実に行なうことができる。
この発明の一実施態様においては、上記インパネメンバまたは/および第1ブラケットのインパネメンバ近傍部には、第2ブラケット側へ突出する突起部を備え、該突起部は衝突時に上記オーバラップ部の前部を下方へ押圧して変形させるものである。
上記構成によれば、上述の突起部により第2ブラケットのオーバラップ部前部を確実に下方へ押圧変形させて、衝突時の第2ブラケットの確実な動きを確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記第2ブラケットにはインパネメンバとの干渉時にオーバラップ部の前部が変形すべく変形誘発部を形成したものである。
上述の変形誘発部は、ビードまたはスリットなどの脆弱部に設定してもよい。
上記構成によれば、第2ブラケットの変形誘発部により、該第2ブラケットのオーバラップ部の前部をより一層確実に変形させることができる。
この発明によれば、簡単な構成で乗員の操舵操作性を確保しつつ、衝突時に乗員(ドライバ)の膝がステアリングシャフトに干渉するのを防止することができ、しかも、インパネメンバとステアリングシャフトとを適正な位置に配置して、これら両者間の上下方向のスパンを可及的小さく設定し、通常時のステアリングシャフト支持剛性を確保しつつ、車両衝突時にはステアリングシャフトを軸方向かつ上方側に逃がす動きを確実に行なうことができる効果がある。
インパネメンバとステアリングシャフトとを適正位置に配置し、これら両者間の上下方向スパンの短縮を図って、通常時におけるステアリングシャフト支持剛性の確保と、衝突時におけるステアリングシャフトの軸方向かつ上方側への確実な動きの確保との両立を図るという目的を、車幅方向に延びるインパネメンバを介して車体に支持され、ステアリングホイールの操舵力を車輪に伝達するステアリングシャフトがインパネメンバの下方近傍を挿通するように配設されたものにおいて、インパネメンバに固定された第1ブラケットと、ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムに固定された第2ブラケットと、第1ブラケットおよび第2ブラケットを連結する連結手段とを備え、連結手段は、車両衝突時に第2ブラケットが第1ブラケットに対してステアリングシャフトの軸方向に相対変位可能で、かつ該相対変位に伴って第2ブラケットが上方へ変位するように構成され、第2ブラケットはインパネメンバに対して上下方向にオーバラップして配設されると共に、第2ブラケットのオーバラップ部の前部をインパネメンバとの衝突時にクラッシュさせるように構成するという構造にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はステアリング装置の支持構造を示し、図1は右側面図、図2は要部の左側面図であって、エンジンルーム1と車室2とを前後方向に仕切るダッシュロアパネル3を設け、このダッシュロアパネル3の下端部には、後方に向けてほぼ水平に延びるフロアパネル4を連設している。
上述のエンジンルーム1内にはエンジン5を搭載する一方、閉断面構造の左右のヒンジピラー(図示せず)間には車幅方向に延びる剛性部材としてのインパネメンバ6を横架し、このインパネメンバ6にステアリング装置7を支持させている。
このステアリング装置7はステアリングホイール8の操舵力を車輪に伝達するステアリングシャフト9(図2参照)を備え、このステアリングシャフト9の回転力を上部のユニバーサルジョイント10、第2シャフト11、下部のユニバーサルジョイント12を介してエンジンルーム1側のステアリングギヤユニット13に伝達すべく構成している。
上述のステアリング装置7は電動パワーステアリングユニット14を有すると共に、コラムカバー部15にはウインカレバー16およびキーシリンダ17が配設され、またコラムカバー部15の上側にはメータ部18が近接配置されている。
さらに、上述のステアリングホイール8には、車両の衝突時にエアバッグを展開して乗員を保護するためのエアバッグユニットABが内蔵されている。
図2に示すように、上述のステアリングシャフト9はインパネメンバ6の下方近傍を車両前後方向に挿通すべく前低後高状にスラント配置されており、このステアリングシャフト9はステアリングコラム19により回転自在に支持されている。
図3は図2のA−A線矢視断面図、図4は要部の分解斜視図であって、ステアリング装置の支持構造は図2、図3、図4に示すように構成している。
すなわち、インパネメンバ6の下部には断面門形の第1ブラケット20を固定する一方、ステアリングコラム19には断面門形のインナブラケット21を固定し、このインナブラケット21の外側と第1ブラケット20の内側との間には断面門形のアウタブラケット22を配設し、インナブラケット21とアウタブラケット22との両者により第2ブラケットを構成している。
第2ブラケットの上部を構成するアウタブラケット22の上片部22aを上方へ湾曲形成して、この上片部22aをインパネメンバ6に対して上下方向にオーバラップさせて配設して、オーバラップ部22bを形成、これにより、インパネメンバ6とステアリングシャフト9との間の上下方向のスパンL(図2参照)の短縮を図るように構成している。
上述のインナブラケット21およびアウタブラケット22は図2に示すように、第1ブラケット20におけるインパネメンバ6よりもリヤ側に位置し、第1ブラケット20のアウタブラケット22対応部には左右一対のガイド溝23が形成され、第1ブラケット20の内側に位置するアウタブラケット22と、該第1ブラケット20との両者間を、通常時(非衝突時)において、ガイド溝23内のリヤ側端部に位置する連結部材としてのボルト24で連結し、ボルト24の先端部にはナット25を螺合している。また、ボルト24は衝突時にガイド溝23に対して摺動し得るように構成されている。
ここで、上述のボルト24は車幅方向に延びるものであり、アウタブラケット22の両側片部22c,22c(図4参照)間におけるボルト24の外周部には、横剛性を確保する目的で、カラー26を装着している。
また上述のアウタブラケット22のインナブラケット21対応部には上下方向に円弧状に延びる左右一対のチルト用の溝27が形成される一方、第2ブラケットの下部を構成するインナブラケット21には車両の前後方向に延びる左右一対のテレスコ用の溝28が形成されている。
そして、アウタブラケット22の内側に位置するインナブラケット21と、該アウタブラケット22との両者間を、各溝27,28内に位置するボルト29で連結し、ボルト29の先端部にはナット30を螺合している。また、上述のアウタブラケット22の一方の側片部22c(この実施例では左側の側片部)の外側とボルト29の頭部内側との間にはチルト、テレスコ用のレバー31を介設している。
一方、第1ブラケット20におけるインパネメンバ6よりもフロント側には車両の前後方向に延びる左右一対のテレスコ用の溝32を形成し、このテレスコ用の溝32の前部(フロント側)には、車両衝突時にステアリングシャフト9を軸方向かつ上方に案内する案内溝33を上記溝32から延長形成している。
また上述のステアリングコラム19には第1ブラケット20の各溝32,33位置まで延びるコラムブラケット34を固定し、第1ブラケット20とコラムブラケット34との間を溝32内に位置して車幅方向に延びるチルト支点軸35で連結している。このチルト支点軸35はコラムブラケット34側に固定されている。
上述のチルト用の溝27およびテレスコ用の溝28内に挿通されたボルト29は、レバー31の操作時に何れかの溝27,28に対して相対移動可能に構成されている。
すなわち、図2に示すノーマル状態αからボルト29、ナット30による締結力を緩めて、チルト支点軸35を中心としてステアリングコラム19をチルトさせると、図5に実線で示すように、ボルト29が溝27に沿って変位し、ステアリングシャフト9を傾動(チルト)させることができる。
また図2に示すノーマル状態αからボルト29、ナット30による締結力を緩めて、ステアリングコラム19をテレスコさせると、図6に実線で示すようにインナブラケット21の溝28がボルト29に沿って変位すると共に、コラムブラケット34と一体的に移動するチルト支点軸35が溝32に沿って変位して、ステアリングシャフト9を前後方向に位置調整(テレスコ)することができる。
しかも、上述のガイド溝23はステアリングシャフト9の軸方向に対して前側が上向きに延びる円弧状に湾曲形成されており、このガイド溝23と上述の案内溝33とは同一形状に形成されている。
またガイド溝23と上述のボルト24とで、第1ブラケット20および第2ブラケット(アウタブラケット22、インナブラケット21参照)を連結する連結手段が構成され、この連結手段は、車両衝突時にアウタブラケット22が第1ブラケット20に対してステアリングシャフト9の軸方向前方に相対変位可能で、かつ、この相対変位に伴ってアウタブラケット22が上方へ相対変位するように構成されている。
図2で示したガイド溝23の詳細構造を図7に拡大して示す。なお、図7において(PL)はステアリングシャフト9の軸芯線と平行な線であり、また矢印Fは車両の前方を示し、矢印Rは車両の後方を示す。
上述のガイド溝23には、通常時(非衝突時)に第1ブラケット20に対する第2ブラケット(アウタブラケット22、インナブラケット21参照)の相対変位、換言すればボルト24の相対変位を規制し、車両衝突時にボルト24により破損されて上述の相対変位を許容する破損突起部としての舌片36をガイド溝23内に向けて一体形成している。
図7に示す実施例では、上述の舌片36はガイド溝23内のリヤ側端部に位置するノーマル状態下のボルト24を、ガイド溝23の上側からのみ支持するように形成しているが、この構造に代えてガイド溝23の上下両側からボルト24を支持する上下一対の舌片を設けてもよい。
図7に示すガイド溝23はリヤ側からフロント側にかけて連続する曲面形状に形成されており、この実施例のガイド溝23はその全長にわたって同一の溝幅に形成され、舌片36直前部におけるガイド溝23がリヤ側からフロント側にいく程、該溝23がステアリングシャフト9から上方に遠ざかるように湾曲形成されている。
ここで、全長にわたって同一の溝幅に形成するガイド溝23の構造に代えて、フロント側にいく程、溝幅が拡大するガイド溝23の構造を採用し、衝突による部品変形が生じた際にもボルト24の前方かつ上方への確実な移動を確保すべく構成してもよい。
しかも、図3、図4に示すように、インパネメンバ6に固定された第1ブラケット20のインパネメンバ近傍部には、アウタブラケット22の上片部22a側へ突出する突起部37を設けている。
この突起部37は第1ブラケット20をプレス加工により門形状に折り曲げ形成する際、該第1ブラケット20に一体形成されたもので、ノーマル状態下のアウタブラケット22の上片部22aと対向するリヤ側が先鋭な三角錐形状に構成されており、この突起部37で衝突時にアウタブラケット22のオーバラップ部22bの前部をクラッシュさせて、下方へ押圧して変形させるように構成している。
このように構成したステアリング装置の支持構造の作用を以下に詳述する。
車両が前面衝突すると、エンジン5が後退する一方、ドライバーズシートに着座した乗員の上体が前倒し、ステアリングホイール8に内蔵されたエアバッグユニットABのエアバッグが展開して、乗員の上体を受け止めるが、この時、ステアリングシャフト9には該シャフト9を軸方向前方へ移動させる所定以上の荷重が付勢させる。
この荷重はステアリングシャフト9、ステアリングコラム19、インナブラケット21、アウタブラケット22を介して連結部材としてのボルト24に伝達されるので、このボルト24に伝達された荷重により該ボルト24で舌片36を破断し、ボルト24はガイド溝23下側のガイド面23aに沿って前方へ移動しようとするが、ガイド溝23のリヤ側はステアリングシャフト9の軸芯線とほぼ平行であるから、ボルト24の前方への相対変位初期においては該ボルト24の上方への変位量が小さく、ボルト24が前方へ移動する程、該ボルト24の上方への変位量が大となる。
このため、衝突時の舌片36破断直後において乗員の上体が前のめりする運動エネルギが未だ大きい時(相対変位初期)には、ステアリングホイール8が上下に振れないように、ステアリングシャフト9を可及的軸方向前方に動かして、展開されたエアバッグにて乗員を確実に支え、その後、乗員をエアバッグで支えた状態下において、ステアリングシャフト9を図8に示すように上方へ逃がす。
上述のボルト24はアウタブラケット22、インナブラケット21、ボルト29、ステアリングコラム19、ステアリングシャフト9と一体的に移動し、アウタブラケット22が図8に示すようにインパネメンバ6に近接すると、このアウタブラケット22の上片部22aにおけるオーバラップ部22bの前部は突起部37によりクラッシュされ、図8、図9に示すように下方へ押圧して変形するので、アウタブラケット22とインパネメンバ6との干渉が回避されて、該アウタブラケト22のステアリングシャフト軸方向前方かつ上方側への動きが確実となる。これにより、乗員の膝がステアリングシャフト9と干渉するのを確実に防止することができる。
なお、上述のボルト24の前方かつ上方への移動と同時に、チルト支点軸35が案内溝33に沿って車両前方かつ上方に案内されるので、ステアリングシャフト9は図2に示すノーマルな状態から図8に実線で示すように車両前方かつ上方に移動されるものである。
このように、図1〜図9で示した実施例のステアリング装置の支持構造は、車幅方向に延びるインパネメンバ6を介して車体に支持され、ステアリングホイール8の操舵力を車輪に伝達するステアリングシャフト9が上記インパネメンバ6の下方近傍を挿通するように配設されたステアリング装置の支持構造であって、上記インパネメンバ6に固定された第1ブラケット20と、上記ステアリングシャフト9を回転自在に支持するステアリングコラム19に固定された第2ブラケット(アウタブラケット22、インナブラケット21参照)と、上記第1ブラケット20および第2ブラケット(各ブラケット21,22)を連結する連結手段(ガイド溝23、ボルト24参照)とを備え、上記連結手段(ガイド溝23、ボルト24)は、車両衝突時に第2ブラケット(ブラケット21,22)が第1ブラケット20に対してステアリングシャフト9の軸方向前方に相対変位可能で、かつ該相対変位に伴って第2ブラケット(ブラケット21,22)が上方へ変位するように構成され、上記第2ブラケット(アウタブラケット22参照)はインパネメンバ6に対して上下方向にオーバラップして配設されると共に、上記第2ブラケットのオーバラップ部22bの前部をインパネメンバ6との衝突時にクラッシュさせるように構成したものである。
この構成によれば、第2ブラケット(アウタブラケット22参照)をインパネメンバ6に対して上下方向にオーバラップさせたので、インパネメンバ6とステアリングシャフト9とを適正な位置に配置しつつ、これら両者(インパネメンバ6、ステアリングシャフト9)間の上下方向のスパンL(図2参照)を可及的小さく設定し、第2ブラケット(ブラケット21,22)の小型化を図ることができる。
また、通常時(非衝突時)においては連結手段(ガイド溝23、ボルト24)が第1ブラケット20と第2ブラケット(ブラケット21,22)とを連結しており、上述の適正な位置への配置と相俟って、乗員の操舵操作性を確保することができる。
しかも、車両衝突時には、第2ブラケット(ブラケット21,22)が第1ブラケット20に対してステアリングシャフト9の軸方向に相対変位し、かつ上方へ変位するが、この場合、第2ブラケット(アウタブラケット22参照)のオーバラップ部22bの前部はインパネメンバ6と衝突してクラッシュするので、第2ブラケット(ブラケット21,22)の動きが確実となり、ステアリングシャフト9を軸方向かつ上方側に確実に逃がして、衝突時に乗員の膝がステアリングシャフト9に干渉するのを防止することができる。
要するに、インパネメンバ6とステアリングシャフト9との間の上下方向のスパンLを短くしつつ、衝突時にはステアリングシャフト9を軸方向かつ上方側に逃がす動きを確実に行なうことができる。
また、上記第1ブラケット20のインパネメンバ近傍部には、第2ブラケット(ブラケット21,22)側へ突出する突起部37を備え、該突起部37は衝突時に上記オーバラップ部22bの前部を下方へ押圧して変形させるものである。
この構成によれば、上述の突起部37により第2ブラケット(アウタブラケット22参照)のオーバラップ部22b前部を確実に下方へ押圧変形させて、衝突時の第2ブラケット(各ブラケット21,22参照)の確実な動きを確保することができる。
さらに、実施例で示したように、上述の突起部37を、第1ブラケット20のプレス成形時に該第1ブラケット20に一体形成すると、加工工数および部品点数の削減を図ることができる。なお、上述の突起部37を第1ブラケット20に一体形成する構造に代えて、ほぼ三角錐形状の剛性ブロックから成る突起部37を第1ブラケット20の所定部に溶接手段などにより一体的に接合固定してもよい。
また、図3で示した実施例においては、第1ブラケット20の車幅方向中央部に1つの突起部37を形成したが、この第1ブラケット20には車幅方向に離間させて複数、たとえば、2つの突起部37,37を形成してもよい。
図10はステアリング装置の支持構造の他の実施例を示し、図1〜図9で示した先の実施例においては第1ブラケット20のインパネメンバ近傍部に、第2ブラケット側へ突出する突起部37を設けたが、図10に示すこの実施例においてはアウタブラケット22の上片部22aと対向するようにインパネメンバ6に直接突起部37を設けたものである。
図10に示す突起部37はリヤ側が先鋭な略三角錐形状の剛性ブロックにて構成され、溶接その他の手段にてインパネメンバ6に接合固定されたものである。
このように10に示す実施例においては、上記インパネメンバ6に第2ブラケット(アウタブラケット22参照)側へ突出する突起部37を設け、該突起部37は衝突時に上記オーバラップ部22bの前部を下方へ押圧して変形させるものである。
このため、上述の突起部37により第2ブラケット(アウタブラケット22参照)のオーバラップ部22b前部を確実に下方へ押圧変形させて、衝突時の第2ブラケット(各ブラケット21,22参照)の確実な動きを確保することができる。
図10に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図10において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略するが、インパネメンバ6に直接固定した突起部37と、第1ブラケット20のインパネメンバ近傍部に設けた突起部37とを車幅方向に離間させて具備する構成を採用してもよいことは勿論である。
図11はステアリング装置の支持構造のさらに他の実施例を示し、第2ブラケットの上部を構成するアウタブラケット22の上片部22aを扁平に形成する一方、このアウタブラケット22には、インパネメンバ6との干渉時にオーバラップ部22bの前部が変形するように変形誘発部(または変形促進部)としてのスリット38(脆弱部)を間欠的に形成したものである。
上述のスリット38は、アウタブラケット22にボルト24(前図参照)を挿通させるボルト挿通孔39よりも前側において、該アウタブラケット22の側片部22cと上片部22aとに間欠形成されたもので、スリット38の形成部位よりも前側を変形させるように構成したものである。
この構成の場合、衝突時において、第2ブラケットが第1ブラケット20に対してステアリングシャフト9の軸方向前方にかつ上方側へ移動して、アウタブラケット22の前部が突起部37に衝合すると、スリット38よりも前側の部分が上記突起部37にてクラッシュされ、下方へ押圧形成される。
また、上述のスリット38の間欠構造により、通常時におけるアウタブラケット22の剛性つまりステアリング支持剛性も確保することができる。
このように、図11で示した実施例においては、上記第2ブラケット(アウタブラケット22参照)には、インパネメンバ6との干渉時にオーバラップ部22bの前部が変形すべく変形誘発部としてのスリット38を間欠形成したものである。
この構成によれば、第2ブラケット(アウタブラケット22)の変形誘発部(スリット38)により、該第2ブラケットのオーバラップ部22bの前部をより一層確実に変形させることができる。
図11に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図11において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図12はステアリング装置の支持構造のさらに他の実施例を示し、第2ブラケットの上部を構成するアウタブラケット22には、インパネメンバ6との干渉時にオーバラップ部22bの前部が変形するように変形誘発部としてのビード40,41を形成したものである。
上述のビード40,41はボルト挿通孔39より前側において、アウタブラケット22の側片部22cと上片部22aとにそれぞれ形成されたもので、ビード40,41の形成部位乃至それよりも前側を変形させるように構成したものである。
アウタブラケット22の側片部22cに形成されたビード40は上下方向に延びると共に、該ブラケット22の内方へ窪むものであり、アウタブラケット22の上片部22aに形成されたビード41は車幅方向に延びると共に、該ブラケット22の内方へ窪むものである。各ビード40,41を内方側へ窪ませることで、第1ブラケット20に対するアウタブラケット22の相対変位を何等阻害することなく、また通常時におけるステアリング支持剛性を確保しつつ、衝突時には、これらビード40,41(脆弱部)によりオーバラップ部22bの前部が容易に変形し得るように構成したものである。
この構成の場合、衝突時において、第2ブラケットが第1ブラケット20に対してステアリングシャフト9の軸方向前方かつ上方側へ移動して、アウタブラケット22の前部が突起部37に衝合すると、ビード40,41の形成部位乃至それよりも前側の部分が上記突起部37にてクラッシュされ、下方へ押圧変形される。
このように、図12で示した実施例においては、上記第2ブラケット(アウタブラケット22参照)にはインパネメンバ6との干渉時にオーバラップ部22bの前部が変形すべく変形誘発部としてのビード40,41を形成したものである。
この構成によれば、第2ブラケット(アウタブラケット22参照)の変形誘発部(ビード40,41)により、該第2ブラケットのオーバラップ部22bの前部をより一層確実に変形させることができる。
図12に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図12において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の第2ブラケットは、実施例のインナブラケット21、アウタブラケット22に対応し、
以下同様に、
連結手段は、ガイド溝23およびボルト24(連結部材)に対応し、
変形誘発部は、スリット38またはビード40,41に対応するも、
この発明は上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
本発明のステアリング装置の支持構造を示す概略右側面図 ステアリング装置の支持構造を示す左側面図 図2のA−A線矢視断面図 図3の要部の分解斜視図 ステアリングシャフトのチルト動作を示す説明図 ステアリングシャフトのテレスコ動作を示す説明図 ガイド溝構造を示す拡大側面図 衝突時のステアリングシャフトの逃がし動作を示す説明図 衝突時の第2ブラケットのクラッシュ状態を示す分解断面図 ステアリング装置の支持構造の他の実施例を示す分解斜視図 ステアリング装置の支持構造のさらに他の実施例を示す分解斜視図 ステアリング装置の支持構造のさらに他の実施例を示す分解斜視図
符号の説明
6…インパネメンバ
8…ステアリングホイール
9…ステアリングシャフト
19…ステアリングコラム
20…第1ブラケット
21…インナブラケット(第2ブラケット)
22…アウタブラケット(第2ブラケット)
22b…オーバラップ部
23…ガイド溝(連結手段)
24…ボルト(連結手段)
37…突起部
38…スリット(変形誘発部)
40,41…ビード(変形誘発部)

Claims (3)

  1. 車幅方向に延びるインパネメンバを介して車体に支持され、ステアリングホイールの操舵力を車輪に伝達するステアリングシャフトが上記インパネメンバの下方近傍を挿通するように配設されたステアリング装置の支持構造であって、
    上記インパネメンバに固定された第1ブラケットと、
    上記ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムに固定された第2ブラケットと、
    上記第1ブラケットおよび第2ブラケットを連結する連結手段とを備え、
    上記連結手段は、車両衝突時に第2ブラケットが第1ブラケットに対してステアリングシャフトの軸方向に相対変位可能で、かつ該相対変位に伴って第2ブラケットが上方へ変位するように構成され、
    上記第2ブラケットはインパネメンバに対して上下方向にオーバラップして配設されると共に、
    上記第2ブラケットのオーバラップ部の前部をインパネメンバとの衝突時にクラッシュさせるように構成した
    ステアリング装置の支持構造。
  2. 上記インパネメンバまたは/および第1ブラケットのインパネメンバ近傍部には、第2ブラケット側へ突出する突起部を備え、
    該突起部は衝突時に上記オーバラップ部の前部を下方へ押圧して変形させる
    請求項1記載のステアリング装置の支持構造。
  3. 上記第2ブラケットにはインパネメンバとの干渉時にオーバラップ部の前部が変形すべく変形誘発部を形成した
    請求項1または2記載のステアリング装置の支持構造。
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