JP4715225B2 - ステアリング装置の支持構造 - Google Patents

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Description

この発明は、ステアリングホイールの操舵力を車輪に伝達するステアリングシャフトがインパネメンバを介して車体に支持されたようなステアリング装置の支持構造に関する。
一般に、上述のステアリングシャフトは車幅方向に延びるインパネメンバの下方近傍を挿通するように設けられると共に、このステアリングシャフトはステアリングコラムにより回転自在に支持されている。
ドライバがドライバーズシートに着座した時、該ドライバ(乗員)の膝はステアリングシャフトに近接しており、車両の衝突時に乗員の上体が前のめりすると、乗員の上体はステアリングホイールから展開されたエアバッグにより支えられるが、この際、ドライバの膝がステアリングシャフトと干渉しない構造が要請されている。
一方、特許文献1には、車両の衝突時に乗員への影響を所定値以下に抑え、乗員の安全性を確保するステアリングロック装置が開示されている。
すなわち、キーによって回動操作されるキーシリンダを収納する筒状のケーシング本体と、このケーシング本体からステアリングシャフト側へ向けて突設され筒状のガイド部を備えたロック支持部と、上述のロック支持部内に上記ガイド部に沿って設けられキーの回動操作に応じてステアリングシャフトと係合する施錠位置とその係合を解除する解除位置とに移動可能に設けられたロック部材とを備えたものにおいて、上記ロック支持部に、ステアリングロック装置を車体側に固定する固定部を設け、この固定部と、上記ケーシング本体とロック支持部の連結部との間に所定の衝撃力によって破断を誘発する破断誘発部を設け、車両衝突時にはロック支持部を破断させて、ケーシング本体を、このロック支持部を中心として上方へ回動し、乗員の膝に加わる負担を軽減して、乗員への影響を所定値以下に抑えるように構成したものである。
しかしながら、上記特許文献1には衝突時にステアリングシャフトそれ自体を上方側に逃がす構成および技術思想については何等開示されていない。
特開2003−40080号公報
そこで、この発明は、簡単な構成で乗員の操舵操作性を確保しつつ、衝突時に乗員の上体が前のめりする運動エネルギが大きい時には、ステアリングホイールが振れないように、ステアリングシャフトを可及的軸方向に移動させて、乗員に加わる衝撃力を抑制でき、その後、ステアリングシャフトを上方へ逃がすことで、乗員の膝がステアリングシャフトと干渉するのを防止することができるステアリング装置の支持構造の提供を目的とする。
この発明によるステアリング装置の支持構造は、車幅方向に延びるインパネメンバを介して車体に支持され、ステアリングホイールの操舵力を車輪に伝達するべく車両前後方向に延びるステアリングシャフトを備えたステアリング装置の支持構造であって、上記インパネメンバに固定された第1ブラケットと、上記ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムと、上記ステアリングコラムに固定された第2ブラケットと、上記第1ブラケットおよび第2ブラケットを連結する連結手段とを備え、上記連結手段は、第1ブラケットと第2ブラケットとの何れか一方に形成され、かつステアリングシャフトの軸方向に対して前後方向に延びるガイド溝と、該ガイド溝に摺動可能に支持され両ブラケットを連結する連結部材とを備え、上記連結手段は、車両衝突時に第2ブラケットが第1ブラケットに対してステアリングシャフトの前側に相対変位可能で、かつ、この相対変位に伴って第2ブラケットが上記ステアリングシャフトの軸方向よりも上方へ変位すべく上記連結部材をガイドするよう、上記ガイド溝と上記ステアリングシャフトの軸方向との傾斜方向が設定されると共に、上記第2ブラケットの上記第1ブラケットに対する相対変位初期は上方への変位量が零または小で、該相対変位に伴って上方への変位量が大となるように構成され、上記ガイド溝には、該ガイド溝内を上記連結部材が相対変位する際に、所定幅を有して該相対変位初期に上記連結部材をガイドするタイト部と、該相対変位初期の後に上記連結部材をガイドすると共に、上記タイト部および上記連結部材よりも幅広に形成されたルーズ部とが連続して形成されたものである。
上記構成によれば、通常時(非衝突時)には連結手段が第1ブラケットと第2ブラケットとを連結しており、車両衝突時には第2ブラケットのステアリングシャフト軸方向への相対変位が許容されるが、この第2ブラケットはその相対変位初期にあっては上方への変位量が零もしくは小で、上記相対変位に伴って上方への変位量が大となる。
このため、簡単な構成で乗員の操舵操作性を確保することができ、しかも、衝突時に乗員の上体が前のめりする運動エネルギが大きい時には、ステアリングホイールが振れないように、ステアリングシャフトを可及的軸方向に移動させて乗員に加わる衝撃力を抑制でき、その後、ステアリングシャフトを上方に逃がすことで、乗員の膝がステアリングシャフトと干渉するのを防止することができる。
また、車両の衝突により部品変形が生じても、ステアリングシャフトを軸方向よりも上方へ逃がすことができる。
この発明の一実施態様においては、上記連結手段は、第1ブラケットに形成され、かつステアリングシャフトの軸方向に対して前側が上向きに延びるガイド溝を備え、上記ガイド溝には、リヤ側のタイト部とフロント側のルーズ部とが連続して形成されたものである。
上記構成によれば、ガイド溝のリヤ側にタイト部を形成したので、上記相対変位初期においてステアリングホイールの振れを防止することができると共に、ガイド溝のフロント側にルーズ部を形成したので、車両の衝突により部品変形が生じても、該ルーズ部によりステアリングシャフトを確実に上方へ逃がすことができる。
この発明の一実施態様においては、上記ルーズ部は、上記連結部材を、上記第1ブラケットと上記第2ブラケットの前後方向の相対変位が大きい側でガイドする部位程、溝幅が大きく設定されたものである。
上記構成によれば、車両の衝突により部品変形が生じても、溝幅を大と成したので、ステアリングシャフトをより一層確実に上方へ逃がすことができる。
この発明の一実施態様においては、上記タイト部はステアリングシャフトの軸方向と平行に形成され、上記ルーズ部は第2ブラケットが相対変位する程、その上方への変位量が大きくなるように形成されたものである。
上記構成によれば、衝突時の上記相対変位初期にステアリングシャフトはその軸方向と平行なタイト部に沿って真っ直ぐに前方へ移動するので、ステアリングホイールの振れが抑制され、乗員をより一層確実に支えることができ、その後、ルーズ部により第2ブラケットを介してステアリングシャフトを上方に逃がして、乗員の膝がステアリングシャフトに干渉するのを防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記ガイド溝はタイト側からルーズ側にかけて円弧状に連続する曲面形状に形成されたものである。
上記構成によれば、衝突時において連結部材を上述の曲面形状のガイド溝に沿って円滑に移動させることができる。
この発明によれば、簡単な構成で乗員の操舵操作性を確保しつつ、衝突時に乗員の上体が前のめり運動エネルギが大きい時には、ステアリングホイールが振れないように、ステアリングシャフトを可及的軸方向に移動させて、乗員を確実に支え、その後、ステアリングシャフトを上方へ逃がすことで、乗員の膝がステアリングシャフトを干渉するのを防止することができる効果がある。
車両衝突時に乗員の上体が前倒する運動エネルギ大の時、ステアリングホイールの振れを防止すべくステアリングシャフトを可及的軸方向に動かして、乗員を確実に支え、その後、ステアリングシャフトを上方へ逃がすことで、膝がステアリングシャフトに干渉するのを防止するという目的を、車幅方向に延びるインパネメンバを介して車体に支持され、ステアリングホイールの操舵力を車輪に伝達するべく車両前後方向に延びるステアリングシャフトを備えたステアリング装置の支持構造において、上記インパネメンバに固定された第1ブラケットと、上記ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムと、上記ステアリングコラムに固定された第2ブラケットと、上記第1ブラケットおよび第2ブラケットを連結する連結手段とを備え、上記連結手段は、第1ブラケットと第2ブラケットとの何れか一方に形成され、かつステアリングシャフトの軸方向に対して前後方向に延びるガイド溝と、該ガイド溝に摺動可能に支持され両ブラケットを連結する連結部材とを備え、上記連結手段は、車両衝突時に第2ブラケットが第1ブラケットに対してステアリングシャフトの前側に相対変位可能で、かつ、この相対変位に伴って第2ブラケットが上記ステアリングシャフトの軸方向よりも上方へ変位すべく上記連結部材をガイドするよう、上記ガイド溝と上記ステアリングシャフトの軸方向との傾斜方向が設定されると共に、上記第2ブラケットの上記第1ブラケットに対する相対変位初期は上方への変位量が零または小で、該相対変位に伴って上方への変位量が大となるように構成され、上記ガイド溝には、該ガイド溝内を上記連結部材が相対変位する際に、所定幅を有して該相対変位初期に上記連結部材をガイドするタイト部と、該相対変位初期の後に上記連結部材をガイドすると共に、上記タイト部および上記連結部材よりも幅広に形成されたルーズ部とが連続して形成されるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はステアリング装置の支持構造を示し、図1は右側面図、図2は要部の左側面図であって、エンジンルーム1と車室2とを前後方向に仕切るダッシュロアパネル3を設け、このダッシュロアパネル3の下端部には、後方に向けてほぼ水平に延びるフロアパネル4を連設している。
上述のエンジンルーム1内にはエンジン5を搭載する一方、閉断面構造の左右のヒンジピラー(図示せず)間には車幅方向に延びるインパネメンバ6を横架し、このインパネメンバ6にステアリング装置7を支持させている。
このステアリング装置7はステアリングホイール8の操舵力を車輪に伝達するステアリングシャフト9(図2参照)を備え、このステアリングシャフト9の回転力を上部のユニバーサルジョイント10、第2シャフト11、下部のユニバーサルジョイント12を介してエンジンルーム1側のステアリングギヤユニット13に伝達すべく構成している。
上述のステアリング装置7は電動パワーステアリングユニット14を有すると共に、コラムカバー部15にはウインカレバー16およびキーシリンダ17が配設され、またコラムカバー部15の上側にはメータ部18が近接配置されている。
さらに、上述のステアリングホイール8には、車両の衝突時にエアバッグを展開して乗員を保護するためのエアバッグユニットABが内蔵されている。
図2に示すように、上述のステアリングシャフト9はインパネメンバ6の下方近傍を車両前後方向に挿通すべく前低後高状にスラント配置されており、このステアリングシャフト9はステアリングコラム19により回転自在に支持されている。
図3は図2のA−A線矢視断面図であって、ステアリング装置の支持構造は図2、図3に示すように構成している。
すなわち、インパネメンバ6の下部には断面門形の第1ブラケット20を固定する一方、ステアリングコラム19には断面門形のインナブラケット21を固定し、このインナブラケット21の外側と第1ブラケット20の内側との間には断面門形のアウタブラケット22を配設し、インナブラケット21とアウタブラケット22との両者により第2ブラケットを構成している。
上述のインナブラケット21およびアウタブラケット22は第1ブラケット20におけるインパネメンバ6よりもリヤ側に位置し、第1ブラケット20のアウタブラケット22対応部には左右一対のガイド溝23が形成され、第1ブラケット20の内側に位置するアウタブラケット22と、該第1ブラケット20との両者間を、ガイド溝23内のリヤ側端部に位置する連結部材としてのボルト24で連結し、ボルト24の先端部にはナット25を螺合している。また、ボルト24は衝突時にガイド溝23に対して摺動し得るように構成されている。
ここで、上述のボルト24は車幅方向に延びるものであり、アウタブラケット22の両側片部間におけるボルト24の外周部にはカラー26を装着している。
また上述のアウタブラケット22のインナブラケット21対応部には上下方向に円弧状に延びる左右一対のチルト用の溝27が形成される一方、インナブラケット21には車両の前後方向に延びる左右一対のテレスコ用の溝28が形成されている。
そして、アウタブラケット22の内側に位置するインナブラケット21と、該アウタブラケット22との両者間を、各溝27,28内に位置するボルト29で連結し、ボルト29の先端部にはナット30を螺合している。また、上述のアウタブラケット22の一方の側片部の外側とボルト29の頭部内側との間にはチルト、テレスコ用のレバー31を介設している。
一方、第1ブラケット20におけるインパネメンバ6よりもフロント側には車両の前後方向に延びる左右一対のテレスコ用の溝32を形成し、このテレスコ用の溝32の前部(フロント側)には、車両衝突時にステアリングシャフト9を軸方向かつ上方に案内する案内溝33を延長形成している。
また上述のステアリングコラム19には第1ブラケット20の各溝32,33位置まで延びるコラムブラケット34を固定し、第1ブラケット20とコラムブラケット34との間を溝32内に位置して車幅方向に延びるチルト支点軸35で連結している。このチルト支点軸35はコラムブラケット34側に固定されている。
上述のチルト用の溝27およびテレスコ用の溝28内に挿通されたボルト29は、レバー31の操作時に何れかの溝27,28に対して相対移動可能に構成されている。
すなわち、図2に示すノーマル状態αからボルト29、ナット30による締結力を緩めて、チルト支点軸35を中心としてステアリングコラム19をチルトさせると、図4に実線で示すように、ボルト29が溝27に沿って変位し、ステアリングシャフト9を傾動させることができる。
また図2に示すノーマル状態αからボルト29、ナット30による締結力を緩めて、ステアリングコラム19をテレスコさせると、図5に実線で示すようにインナブラケット21の溝28がボルト29に沿って変位すると共に、コラムブラケット34と一体的に移動するチルト支点軸35が溝32に沿って変位して、ステアリングシャフト9を前後方向に調整することができる。
しかも、上述のガイド溝23はステアリングシャフト9の軸方向に対して前側が上向きに延びる円弧状に形成されており、このガイド溝23と上述の案内溝33とは同一形状に形成されている。
またガイド溝23と上述のボルト24とで、第1ブラケット20および第2ブラケット(アウタブラケット22、インナブラケット21参照)を連結する連結手段が構成され、この連結手段は、車両衝突時にアウタブラケット22が第1ブラケット20に対してステアリングシャフト9の軸方向前方に相対変位可能で、かつ、この相対変位に伴ってアウタブラケット22が上方へ相対変位するように構成されると共に、この第2ブラケット、換言すればボルト24の相対変位初期は上方への変位量が略ゼロまたは小で、該相対変位に伴って上方への変位量が次第に大となるように構成されている。
図2で示したガイド溝23の詳細構造を図6に拡大して示す。なお、図6において(PL)はステアリングシャフト9の軸芯線と平行な線である。
上述のガイド溝23には、通常時(非衝突時)に第1ブラケット20に対する第2ブラケット(アウタブラケット22、インナブラケット21参照)の相対変位、換言すればボルト24の相対変位を規制し、車両衝突時にボルト24により破損されて上述の相対変位を許容する破損突起部としての舌片36をガイド溝23内に向けて一体形成している。
図6に示す実施例では、上述の舌片36はガイド溝23内のリヤ側端部に位置するノーマル状態下のボルト24を、ガイド溝23の上側からのみ支持するように形成しているが、この構造に代えてガイド溝23の上下両側からボルト24を支持する上下一対の舌片を設けてもよい。
図6に示すガイド溝23はリヤ側からフロント側にかけて連続する曲面形状に形成されており、この実施例のガイド溝23はその全長にわたって同一の溝幅に形成され、舌片36直前部におけるガイド溝23のリヤ側からフロント側にいく程、該溝23がステアリングシャフト9から上方に遠ざかるように湾曲形成されている。なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示すものである。
このように構成したステアリング装置の支持構造の作用を以下に詳述する。
車両が前面衝突すると、エンジン5が後退する一方、ドライバーズシートに着座した乗員の上体が前倒し、ステアリングホイール8に内蔵されたエアバッグユニットABのエアバッグが展開して、乗員の上体を受け止めるが、この時、ステアリングシャフト9には該シャフト9を軸方向前方へ移動させる所定以上の荷重が付勢させる。
この荷重はステアリングシャフト9、ステアリングコラム19、インナブラケット21、アウタブラケット22を介して連結部材としてのボルト24に伝達されるので、このボルト24に伝達された荷重により該ボルト24で舌片36を破断し、ボルト24はガイド溝23下側のガイド面23aに沿って前方へ移動しようとするが、ガイド溝23のリヤ側はステアリングシャフト9の軸芯線とほぼ平行であるから、ボルト24の前方への相対変位初期においては該ボルト24の上方への変位量が小さく、ボルト24が前方へ移動する程、該ボルト24の上方への変位量が大となる。
このため、衝突時の舌片36破断直後において乗員の上体が前のめりする運動エネルギが未だ大きい時(相対変位初期)には、ステアリングホイール8が振れないように、ステアリングシャフト9を可及的軸方向前方に動かして、展開されたエアバッグにて乗員を確実に支え、その後、乗員をエアバッグで支えた状態下において、ステアリングシャフト9を図7に示すように上方へ逃がすことができ、これにより、乗員の膝がステアリングシャフト9と干渉するのを防止することができる。
なお、上述のボルト24の前方かつ上方への移動と同時に、チルト支点軸35が案内溝33に沿って車両前方かつ上方に案内されるので、ステアリングシャフト9は図2に示すノーマルな状態から図7に実線で示すように車両前方かつ上方に移動されるものである。
このように、図1〜図7で示した参考例のステアリング装置の支持構造は、車幅方向に延びるインパネメンバ6を介して車体に支持され、ステアリングホイール8の操舵力を車輪に伝達するステアリングシャフト9を備えたステアリング装置の支持構造であって、上記インパネメンバ6に固定された第1ブラケット20と、上記ステアリングシャフト9を回転自在に支持するステアリングコラム19と、上記ステアリングコラム19に固定された第2ブラケット(アウタブラケット22,インナブラケット21参照)と、上記第1ブラケット20および第2ブラケット(各ブラケット21,22)を連結する連結手段(ガイド溝23,ボルト24参照)とを備え、上記連結手段は、車両衝突時に第2ブラケット(各ブラケット21,22)が第1ブラケット20に対してステアリングシャフト9の軸方向に相対変位可能で、かつ、この相対変位に伴って第2ブラケット(各ブラケット21,22)が上方へ変位すべく構成されると共に、第2ブラケット(各ブラケット21,22)の相対変位初期は上方への変位量が小で、該相対変位に伴って上方への変位量が大となるように構成されたものである。
この構成によれば、通常時(非衝突時)には連結手段(ガイド溝23,ボルト24参照)が第1ブラケット20と第2ブラケット(各ブラケット21,22)とを連結しており、車両衝突時には第2ブラケットのステアリングシャフト軸方向前方への相対変位が許容されるが、この第2ブラケットはその相対変位初期にあっては上方への変位量が小で、上記相対変位に伴って上方への変位量が大となる。
このため、簡単な構成で乗員の操舵操作性を確保することができ、しかも、衝突時に乗員の上体が前のめりする運動エネルギが大きい時には、ステアリングホイール8が振れないように、ステアリングシャフト9を可及的軸方向に移動させて展開されたエアバッグにて乗員に加わる衝撃力を抑制でき、その後、乗員をエアバッグで支えた状態下においてステアリングシャフト9を上方に逃がすことで、乗員の膝がステアリングシャフトと干渉するのを防止することができる。
また、上記連結手段は、第1ブラケット20と第2ブラケット(各ブラケット21,22)との何れか一方に形成され、かつステアリングシャフト9の軸方向に対して前側が上向きに延びるガイド溝23と、該ガイド溝23に摺動可能に支持され第1、第2の両ブラケットを連結する連結部材(ボルト24参照)とを備え、上記ガイド溝23は、リヤ側からフロント側にかけて連続する曲面形状に形成されたものである。
この構成によれば、衝突時において連結部材(ボルト24)を上述の曲面形状のガイド溝23に沿って円滑に移動させることができる。
図8はステアリング装置の支持構造の実施例を示し、特にそのガイド溝構造をすものであって、図8に示すように、ボルト24のステアリングシャフト軸方向前方への相対変位に伴って該ボルト24が上方へ変位するようにガイド溝23が円弧状に形成されると共に、ボルト24の相対変位初期はその上方への変位量が小で、相対変位に伴って上方への変位量が大となるように構成したものである。
また上述の円弧状のガイド溝23にはリヤ側のタイト部23Tとフロント側のルーズ部23Lとが連続して形成されると共に、このルーズ部23Lはフロント側にいく程、溝幅が順次大となるように構成されている。ここに、上述のタイト部23Tはボルト24の前方への移動を許容すると共に、該ボルト24が上下方向に位置ずれしないように該ボルト24を案内するものである。
なお、前述の案内溝33は図8のガイド溝23とほぼ同一形状に形成される。
図8で示したこの実施例においては、上記連結手段は、第1ブラケット20と第2ブラケット(各ブラケット21,22参照)との何れか一方に形成され、かつステアリングシャフト9の軸方向に対して前側が上向きに延びるガイド溝23と、該ガイド溝23に摺動可能に支持され第1、第2の両ブラケットを連結する連結部材(ボルト24参照)とを備え、上記ガイド溝23にはリヤ側のタイト部23Tとフロント側のルーズ部23Lとが連続して形成されたものである。
この構成によれば、ガイド溝23のリヤ側にタイト部23Tを形成したので、上記相対変位初期においてステアリングホイール8の振れを防止することができると共に、ガイド溝23のフロント側にルーズ部23Lを形成したので、車両の衝突により部品変形が生じても、該ルーズ部23Lによりステアリングシャフト9を確実に上方へ逃がすことができる。
また、上記ルーズ部23Lはフロント側にいく程、溝幅が大きく設定されたものである。
この構成によれば、車両の衝突により部品変形が生じても、フロント側程、溝幅を大と成したので、ステアリングシャフト9をより一層確実に上方へ逃がすことができる。
図8に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については図1〜図7で示した先の参考例とほぼ同様であるから、図8において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略している。
図9はガイド溝構造の他の実施例を示し、図9に示すこの実施例では、ボルト24のステアリングシャフト軸方向前方への相対変位に伴って該ボルト24が上方へ変位するようにガイド溝23がほぼ円弧状に形成されると共に、ボルト24の相対変位初期はその上方への変位量がゼロで、相対変位に伴って上方への変位量が大となるように構成したものである。
また、上述のほぼ円弧状のガイド溝23にはリヤ側のタイト部23Tとフロント側のルーズ部23Lとが連続して形成されると共に、このルーズ部23Lはフロント側にいく程、溝幅が大となるように形成されている。
しかも、上述のタイト部23Tはステアリングシャフト9の軸方向に平行つまり同図に示す平行線PLと完全に平行になるように構成され、このタイト部23Tを平行部と成し、溝幅が次第に大となるルーズ部23Lを前方部と成したものである。なお、前述の案内溝33は図9のガイド溝23とほぼ同一形状に形成される。
図9で示したこの実施例においては、上記タイト部23Tはステアリングシャフト9の軸方向と完全に平行に形成され、上記ルーズ部23Lは第2ブラケット(各ブラケット21,22参照)が相対変位する程、その上方への変位量が大きくなるように形成されたものである。
この構成によれば、衝突時の上記相対変位初期にステアリングシャフト9はその軸方向と完全に平行なタイト部23T(つまり平行部)に沿って真っ直ぐに前方へ移動するので、ステアリングホイール8の振れが抑制され、エアバッグを介して乗員をより一層確実に支えることができ、その後、ルーズ部23L(つまり前方部)により第2ブラケット(アウタブラケット22、インナブラケット21参照)を介してステアリングシャフト9を上方に逃がして、乗員の膝がステアリングシャフト9に干渉するのを防止することができる。
図9に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図9において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図10はガイド溝構造のさらに他の実施例を示し、図10に示すこの実施例では、ボルト24のステアリングシャフト軸方向前方への相対変位に伴って該ボルト24が上方へ変位するように細長い三角形状のガイド溝23が形成されると共に、ボルト24の相対変位初期はその上方への変位量が小さく、相対変位に伴って上方への変位量が大きくなるように構成したものである。
このため、ガイド溝23の下側の直線的なガイド面23aはそのリヤ側がステアリングシャフト9に近く、フロント側がステアリングシャフト9から上方に遠ざかるように形成されている。
また、上述の細長い三角形状のガイド溝23にはリヤ側のタイト部23Tとフロント側のルーズ部23Lとが連続して形成されると共に、このルーズ部23Lはフロント側にいく程、溝幅が大きくなるように形成されている。
さらに、ガイド溝23内のリヤ側端部に位置するノーマル状態下のボルト24を、ガイド溝23の上下双方から支持すべく、このガイド溝23内には上下一対の舌片36,36を一体形成している。ここで、上下の舌片36,36の何れか一方を溝外方に折り曲げ形成または薄肉化して上下の舌片36,36によるボルト24の支持剛性を互に異ならせ、衝突時に低剛性側の舌片36を先に破断または屈曲するように構成してもよい。なお、前述の案内溝33は図10のガイド溝23とほぼ同一形状に形成される。
このように図10で示した実施例においては、上記ガイド溝23にはリヤ側のタイト部23Tとフロント側のルーズ部23Lとが連続して形成されたものであるから、上記相対変位初期においてはタイト部23Tによりステアリングホイール8の振れを防止することができると共に、ガイド溝23のフロント側にルーズ部23Lを形成したので、車両の衝突により部品変形が生じても、該ルーズ部23Lによりステアリングシャフト9を確実に上方へ逃がすことができる。
また、上記ルーズ部23Lはフロント側にいく程、その溝幅が大きく設定されたものであるから、車両の衝突により部品変形が生じても、ステアリングシャフト9をより一層確実に上方へ逃がすことができる。
図10に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図10において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図11はガイド溝構造のさらに他の実施例を示し、図11に示すこの実施例では図10で示した先の実施例に対して、ガイド溝23のリヤ側のタイト部23Tをさらに長く形成したものである。
すなわち、図11に示すこの実施例においても、ボルト24のステアリングシャフト軸方向前方への相対変位に伴って該ボルト24が上方へ変位するようにガイド溝23が形成されると共に、ボルト24の相対変位初期はその上方への変位量が小さく、相対変位に伴って上方への変位量が大きくなるように構成したものであり、このため、ガイド溝23の下側の直線的なガイド面23aはそのリヤ側がステアリングシャフト9に近く、フロント側がステアリングシャフト9から上方に遠ざかるように形成されている。
また、上述のガイド溝23にはリヤ側のタイト部23Tとフロント側のルーズ部23Lとが連続して形成されると共に、このルーズ部23Lはフロント側にいく程、溝幅が大きくなるように形成されたものである。なお、前述の案内溝33は図10のガイド溝23とほぼ同一形状に形成される。
このように、図11で示した実施例においても、上記ガイド溝23にはリヤ側のタイト部23Tとフロント側のルーズ部23Lとが連続して形成されたものであるから、図10で示した実施例と同様に、上記相対変位初期においてはタイト部23Tによりステアリングホイール8の振れを防止することができると共に、ガイド溝23のフロント側にルーズ部23Lを形成したので、車両の衝突により部品変形が生じても、該ルーズ部23Lによりステアリングシャフト9を確実に上方へ逃がすことができる。
また、上記ルーズ部23Lはフロント側にいく程、その溝幅が大きく設定されたものであるから、車両の衝突により部品変形が生じても、ステアリングシャフト9をより一層確実に上方へ逃がすことができる。
図11に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図11において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の第2ブラケットは、実施例のインナブラケット21、とアウタブラケット22に対応し、
以下同様に、
連結手段は、ガイド溝23および連結部材に対応し、
連結部材は、ボルト24に対応するも、
この発明は上述の実施例の構成のみの限定されるものではない。
例えば、図8〜図11で示したタイト部23Tとルーズ部23Lとの長さの比率は図示実施例の他に任意の割合に設定してもよいことは勿論である。
ステアリング装置の支持構造を示す概略右側面図 ステアリング装置の支持構造を示す左側面図 図2のA−A線矢視断面図 ステアリングシャフトのチルト動作を示す説明図 ステアリングシャフトのテレスコ動作を示す説明図 ガイド溝構造を示す拡大側面図 衝突時のステアリングシャフトの逃がし動作を示す説明図 ステアリング装置の支持構造の実施例を示す拡大側面図 ガイド溝構造の他の実施例を示す拡大側面図 ガイド溝構造のさらに他の実施例を示す拡大側面図 ガイド溝構造のさらに他の実施例を示す拡大側面図
6…インパネメンバ
8…ステアリングホイール
9…ステアリングシャフト
19…ステアリングコラム
20…第1ブラケット
21…インナブラケット(第2ブラケット)
22…アウタブラケット(第2ブラケット)
23…ガイド溝(連結手段)
23T…タイト部
23L…ルーズ部
24…ボルト(連結部材、連結手段)

Claims (5)

  1. 車幅方向に延びるインパネメンバを介して車体に支持され、ステアリングホイールの操舵力を車輪に伝達するべく車両前後方向に延びるステアリングシャフトを備えたステアリング装置の支持構造であって、
    上記インパネメンバに固定された第1ブラケットと、
    上記ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムと、
    上記ステアリングコラムに固定された第2ブラケットと、
    上記第1ブラケットおよび第2ブラケットを連結する連結手段とを備え、
    上記連結手段は、第1ブラケットと第2ブラケットとの何れか一方に形成され、かつステアリングシャフトの軸方向に対して前後方向に延びるガイド溝と、
    該ガイド溝に摺動可能に支持され両ブラケットを連結する連結部材とを備え、
    上記連結手段は、車両衝突時に第2ブラケットが第1ブラケットに対してステアリングシャフトの前側に相対変位可能で、かつ、この相対変位に伴って第2ブラケットが上記ステアリングシャフトの軸方向よりも上方へ変位すべく上記連結部材をガイドするよう、上記ガイド溝と上記ステアリングシャフトの軸方向との傾斜方向が設定されると共に、上記第2ブラケットの上記第1ブラケットに対する相対変位初期は上方への変位量が零または小で、該相対変位に伴って上方への変位量が大となるように構成され
    上記ガイド溝には、該ガイド溝内を上記連結部材が相対変位する際に、所定幅を有して該相対変位初期に上記連結部材をガイドするタイト部と、該相対変位初期の後に上記連結部材をガイドすると共に、上記タイト部および上記連結部材よりも幅広に形成されたルーズ部とが連続して形成されたことを特徴とする
    ステアリング装置の支持構造。
  2. 上記連結手段は、第1ブラケットに形成され、かつステアリングシャフトの軸方向に対して前側が上向きに延びるガイド溝を備え、
    上記ガイド溝にはリヤ側のタイト部とフロント側のルーズ部とが連続して形成されたことを特徴とする
    請求項1記載のステアリング装置の支持構造。
  3. 上記ルーズ部は、上記連結部材を、上記第1ブラケットと上記第2ブラケットの前後方向の相対変位が大きい側でガイドする部位程、溝幅が大きく設定されたことを特徴とする
    請求項1または2記載のステアリング装置の支持構造。
  4. 上記タイト部はステアリングシャフトの軸方向と平行に形成され、
    上記ルーズ部は第2ブラケットが相対変位する程、その上方への変位量が大きくなるように形成された
    請求項2または3記載のステアリング装置の支持構造。
  5. 上記ガイド溝はタイト部側からルーズ部側にかけて円弧状に連続する曲面形状に形成されたことを特徴とする
    請求項1記載のステアリング装置の支持構造。
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