JP2006224193A - 電子装置及び電子装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定部分における部材の変形を低減し、部材間の間隙を保つことができる、低コストの電子装置を提供すること。
【解決手段】対向した一対の基板101、102と、基板101、102の領域ALに配置された静電デバイス106と、一対の基板101、102とを固定するための接着剤105とを有する電子装置100であって、接着剤105は静電デバイス106とは異なる領域AR、ALに設けられ、静電デバイス106を配置した領域ALにおける対向している基板101、102間の間隙dを保つために、接着剤105の近傍に設けられている少なくとも第1のスペーサ103と第2のスペーサ104とをさらに有し、第1のスペーサ103と第2のスペーサ104とは、一対の基板101、102の接着剤105近傍の変位量を拘束する位置に設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体技術を応用した小型の電子装置と、その製造方法に関する。
近年、小型な電子装置、例えば、可動ミラーアレイ、撮像デバイス等がいわゆるMEMS(Micro Electro−Mechanical System)の技術により製造されてきている。このような電子装置では、2つの対向する部材どうしを所定の間隔に保って接合することが重要となる。部材どうしの接合技術は、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の構成では、部材間の間隔を保つためのスペーサを厚膜フォトレジストで形成する。次に、スペーサを加熱することで、柔らかくする。その後、柔らかくなったスペーサに対して、上部部材と下部部材とを介して圧力を加える。そして、印加する圧力を適切に調節することにより、上部部材と下部部材との間の部材間距離を所望の値にすることができる。
特開2002−156514号公報
小型な電子装置においては、2つの部材間の距離を高精度で制御することが重要である。このため、スペーサを介して対向している2つの部材間に、高精度で圧力を制御できる装置を用いる必要がある。従って、部材を接合するための製造コストは必然的に高くなってしまう。また、接着後の部材、例えば平面を有する基板が接着部分に起因する力で歪んでしまうことも考えられる。平面を有する基板が歪んでしまうと、スペーサ自体の高さを正確に制御しても、基板間の間隙を所望の値に維持することは困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、所定部分における部材の変形を低減し、部材間の間隙を保つことができる、低コストの電子装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、第1の本発明によれば、対向した一対の部材と、部材の所定部位に配置された機能要素と、一対の部材を固定するための接着部材とを有する電子装置であって、接着部材は機能要素とは異なる領域に設けられ、機能要素を配置した所定部位における対向している部材間の間隙を保つために、接着部材の近傍に設けられている少なくとも第1のスペーサと第2のスペーサとをさらに有し、第1のスペーサと第2のスペーサとは、一対の部材の接着部材近傍の変位量を拘束する位置に設けられていることを特徴とする電子装置を提供できる。
また、本発明の好ましい態様によれば、部材において機能要素側から順に、第1のスペーサと、接着部材と、第2のスペーサとが配置されていることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、第1のスペーサと第2のスペーサとは弾性部材で構成され、それぞれ弾性部材の剛性と形状との少なくとも一方が異なる材料で形成されていることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、弾性部材の剛性は、ヤング率であることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、第2のスペーサよりも機能要素から近い側に設けられている第1のスペーサの剛性は、第1のスペーサよりも機能要素から遠い側に設けられている第2のスペーサの剛性よりも小さいことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、第2のスペーサよりも機能要素から近い側に設けられている第1のスペーサの高さは、第1のスペーサよりも機能要素から遠い側に設けられている第2のスペーサの高さよりも小さいことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、第2のスペーサよりも機能要素から近い側に設けられている第1のスペーサの断面形状の幅は、第1のスペーサよりも機能要素から遠い側に設けられている第2のスペーサの断面形状の幅よりも小さいことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、一対の部材は基板であることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、機能要素は、静電駆動デバイスと、撮像素子と、電磁駆動デバイスとの少なくともいずれか一つであることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、第1のスペーサの高さと第2のスペーサの高さとは、一対の部材の間隙よりも大きいことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、弾性部材は樹脂材料により構成されていることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、接着部材と第1のスペーサ、及び接着部材と第2のスペーサは、それぞれ密着または離間して配置されていることが望ましい。
また、第2の本発明によれば、対向した一対の部材の所定位置に機能要素を配置する機能要素配置ステップと、機能要素を配置した所定位置における一対の部材の間隙を保つための間隙保持ステップと、一対の部材を固定するための接着ステップと、接着ステップにおける一対の部材の接着部材近傍の変位量を拘束する変位量拘束ステップとを有することを特徴とする電子装置の製造方法を提供できる。
本発明に係る電子装置は、対向した一対の部材と、部材の所定部位に配置された機能要素と、一対の部材を固定するための接着部材とを有している。接着部材は、機能要素とは異なる領域に設けられている。例えば、機能要素を部材の中央部分に配置するときは、接着部材は部材の周辺部分に設けることができる。また、接着部材の近傍には、機能要素を配置した所定部位における対向している部材間の間隙を保つための、少なくとも第1のスペーサと第2のスペーサとが配置されている。そして、第1のスペーサと第2のスペーサとは、一対の部材の接着部材近傍の変位量を拘束する位置に設けられている。接着部材が硬化して、例えば収縮すると、接着部材と部材との間に第1の力が生ずる。第1のスペーサと部材との間、及び第2のスペーサと部材との間には、それぞれ第1の力とは反対の方向に第2の力(反力)が生ずる。ここで、接着部材の中心点の回りの曲げモーメントを考える。第2の力により生ずる2つの曲げモーメントは、接着部材の近傍の部材を上に凸、または下に凸とする。このように、第1のスペーサと第2のスペーサとは、一対の部材の接着部材近傍の変位量を予め所定の範囲内に拘束する位置に配置されている。これにより、部材の機能要素が配置されている所定部分の変形を低減できる。このため、所定部分における部材の変形を低減し、部材間の間隙を保つことができるという効果を奏する。また、部材の変形が少ないため、高精度で圧力を制御できる装置を用いる必要がない。このため、低コストな電子装置を提供できるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る電子装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により、この発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る電子装置100の上面構成を示す。また、図2は、図1におけるA−A’断面の構成を示す。基板101と基板102は、それぞれ略矩形形状の石英基板である。石英基板の厚さは300μm、平面度は1μm以下である。一対の基板101と基板102は、対向して設けられている。基板101の所定部位、例えば中央部分には、略矩形形状の静電デバイス106が設けられている。基板101と基板102とは、それぞれ部材に対応する。また、静電デバイス106は、機能要素に対応する。
基板101上において、静電デバイス106から順に、第1のスペーサ103と、接着部材105と、第2のスペーサ104とが配置されている。第1のスペーサ103は、所定幅、所定高さを有する矩形状の枠体である。第2のスペーサ104も第1のスペーサ103と相似形である矩形状の枠体である。第2のスペーサ104は、接着剤代として所定の距離だけ離れた状態で、第1のスペーサ103を取り囲むように形成されている。そして、第1のスペーサ103と第2のスペーサ104との間に接着剤105が設けられている。
(電子装置の製造方法)
次に、電子装置100の製造方法を説明する。図3−1の(a)に示す静電デバイス配置工程において、基板101上の中央部分に半導体プロセスにより静電デバイス106を形成する。図3−1の(b)に示す塗布工程において、スピンコータ(不図示)により、ネガティブ型のフォトレジスト剤300を均一厚さに塗布する。スピンコータは、回転の遠心力により、粘性のある液体であるフォトレジスト剤を基板101上に均一に塗布することができる。本実施例では、露光した部分が現像後に残存するネガティブ型のフォトレジスト剤300を用いている。これに限られず、露光した部分が現像時に溶解するポジティブ型のフォトレジスト剤を用いることもできる。
図3−1の(c)に示す露光工程において、マスク301を用いて、所望のパターンをフォトレジスト剤300に露光する。露光には、例えば、可視光と、紫外線と、遠紫外線と、電子線と、X線とのいずれか一つを照射する。本実施例では、光源(不図示)は、紫外線を照射する。
図3−2の(d)に示す現像工程において、現像液に基板101を浸漬する。上述にように、ネガティブ型のフォトレジスト剤300は、紫外線が照射されていない部分が現像液に溶解する。これにより、高さh、幅wの第2のスペーサ104を形成できる。
図3−2の(e)において、第2のスペーサ104と同じ工程、即ち塗布工程と、露光工程と、現像工程とを行う。これにより、高さh、幅wの第1のスペーサ103を形成する。ここで、第2のスペーサ104よりも静電デバイス106から近い側に設けられている第1のスペーサ103の剛性、例えばヤング率E1は、第1のスペーサ103よりも静電デバイス106から遠い側に設けられている第2のスペーサ104のヤング率E2よりも小さい異なる材料を選択する。さらに、第1のスペーサ103の高さhと第2のスペーサ104の高さhとは、一対の基板101、102の所望の間隙よりも大きいように構成する。
図3−2の(f)に示す接着剤塗布工程において、ディスペンサ302は、第1のスペーサ103と第2のスペーサ104との間の部分に接着剤105を塗布する。ディスペンサ302は、注射器と同様の機能を有し、エア圧により接着剤を針先から押し出して塗布するように構成されている。ここで、接着剤105の高さは、第1のスペーサ103の高さh、第2のスペーサ104の高さhよりも大きくする。また、接着剤は、熱硬化型と、紫外線(UV)硬化型と、熱可塑型とのいずれか一つを用いることができる。本実施例では、熱硬化型のエポキシ系の接着剤105を用いる。
図3−3の(g)に示す位置合わせ工程において、カメラユニット(不図示)により、上側の基板102と下側の基板101とのXYθ位置合わせを行う。上側の基板102と、下側の基板101とは、それぞれステージ(不図示)に保持されている。そして、少なくとも一方のステージは、直交するx方向、y方向、及び回転θ方向に可動に構成されている。これにより、カメラユニットによる撮像画像に基づいて、2つの基板101、102の位置合わせを行う。
図3−3の(h)に示す接触工程において、上述の少なくとも一方のステージは、z方向に可動に構成されている。これにより、基板102と、2つのスペーサ103、104、接着剤105とを接触させることができる。
図3−3の(i)に示す荷重印加工程において、上述の少なくとも一方のステージは、基板へ荷重を印加する荷重印加機構を備えている。本実施例では、図3−3の(i)に示すように、対向する上下の2方向から荷重を印加する。荷重印加機構は、100gf程度の低荷重で押圧することが望ましい。これにより、第1の基板101と第2の基板102とは、その間隙を縮める方向(小さくする方向)へ押圧される。
図3−4の(j)に示す加熱工程において、上述の少なくとも一方のステージは、加熱機構を備えている。本実施例では、図3−4の(j)に示すように、対向する上下の2方向から加熱する。加熱により、接着剤105を硬化させる。そして、図3−4の(k)で示すように、静電デバイス106を備える電子装置100が完成する。完成後の電子装置100では、静電デバイス106が形成されている空間は、第1のスペーサ103と第2のスペーサ104と接着剤105とで封止されている。
上述した製造手順において、機能要素配置工程は、機能要素配置ステップに対応する。塗布工程と、露光工程と、現像工程と、接着剤塗布工程と、位置合わせ工程とは、間隙保持ステップに対応する。接触工程と、荷重印加工程とは、接着ステップに対応する。そして、加熱工程は、接着ステップと変位量拘束ステップとに対応する。
次に、製造過程における基板101、102の変形について説明する。図4は、接着剤105近傍に発生する力、曲げモーメントの関係を示す。なお、図4では、基板102の一方の端部に関して説明し、他の接着剤105の部分の重複する説明は省略する。
加熱工程において、熱硬化型の接着剤105は硬化する。接着剤105は、硬化するときに体積収縮する。接着剤105の体積収縮により、接着剤105と基板102との間に作用力f0が発生する。作用力f0は、基板101と基板102との距離間隔を小さくする方向に働く力である。作用力f0に応じて、第1のスペーサ103と基板102との間に作用力f1が生じる。同様に、第2のスペーサ104と基板102との間に作用力f2が生じる。作用力f1、f2は、それぞれ作用力f0に対する第1のスペーサ103及び第2のスペーサ104からの反力である。
次に、接着剤105の略中心のB点回りの曲げモーメントを考える。作用力f1、f2により、それぞれ曲げモーメントM1、M2が生ずる。曲げモーメントM1、M2は、基板102の接着代A近傍の領域を下に凸とする方向に働いている。このように、第1のスペーサ103と第2のスペーサ104とは、基板101の接着剤105近傍の変位量を予め所定の範囲内に拘束する位置に配置されている。
図5は、理解が容易なように基板101、102の変形を拡大して示す。また、上述したように、第1のスペーサ103のヤング率E1は、第2のスペーサ104のヤング率E2よりも小さい。このため、スペーサ103の変形量はスペーサ104の変形量に比べて大きくなる。この結果、曲げモーメントM1、M2により、基板101の接着代近傍の領域AL、ARのみが基板102の外側(図5では、左右方向側)へ跳ね上がるように変形する。そして、基板101の静電デバイス106が配置されている領域ALは、曲げモーメントM1、M2の影響が少ない。これにより、静電デバイス106が配置されている領域ALの変形を低減できる。このため、静電デバイス106が配置されている領域ALにおける基板101、102間の間隙(基板間距離)dと平面度を高精度に保つことができるという効果を奏する。また、基板102の変形が少ないため、高精度で圧力を制御できる装置を用いる必要がない。このため、低コストな電子装置100を提供できるという効果を奏する。さらに、接着剤105の両側にスペーサ103とスペーサ104とを配置している。このため、作用力f0に対する第1のスペーサ103、第2のスペーサ104からの反力を二分化できる。これにより、基板101、102に生じる曲げモーメントが小さくなる。このため、基板101、102の接着剤代近傍の領域AL、ARの変位量(変形量)自体も低減できる。
なお、スペーサと接着剤とを兼用してフォトレジストで構成することも考えられる。しかしながら、このような構成では、加工時の信頼性が低くなってしまうおそれがある。これに対して、本実施例では、接着剤105を用いて接着しているため、高い信頼性を得ることができる。
図6は、本発明の実施例2に係る電子装置400の断面構成を示す。上記実施例1と同一の部分には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施例では、第1のスペーサ403と、第2のスペーサ104とは、それぞれ、ネガティブ型の厚膜フォトレジストより形成される。そして、第2のスペーサ104よりも静電デバイス106から近い側に設けられている第1のスペーサ403の高さh1は、第1のスペーサ403よりも静電デバイス106から遠い側に設けられている第2のスペーサ104の高さh2よりも小さい。また、第1のスペーサ403の高さh1と第2のスペーサ104の高さh2とは、それぞれ所望の間隙(基板間距離)よりも大きい。
さらに、第1のスペーサ403の断面形状の幅と、第2のスペーサ104の断面形状の幅とは略等しい。そして、第1のスペーサ403と、第2のスペーサ104とは同一の材料で構成されている。このため、第1のスペーサ403のヤング率E1と、第2のスペーサ104のヤング率E2とは同一である。
本実施例では、上記実施例1と同様に、機能要素配置工程と、塗布工程と、露光工程と、現像工程と、接着剤塗布工程と、位置合わせ工程と、接触工程と、荷重印加工程と、加熱工程とにより、電子装置400を製造する。
ここで、上述のように、第1のスペーサ403と第2のスペーサ104とは同一の材料で形成されている。このため、スペーサを形成する工程の簡略化をすることができる。従って、製造コストを削減できる。また、接着剤塗布工程において、接着剤105の高さは、第1のスペーサ403の高さh1、及び第2のスペーサ104の高さh2よりも大きくする。さらに、スペーサの高さは、塗布工程において、フォトレジスト塗布時のスピンコートの回転速度、回転時間を変えることで制御できる。また、フォトレジストの粘度を、スペーサの高さを制御するときのパラメータとすることもできる。そして、加熱工程において、接着剤105の硬化による体積収縮で、基板102と第1のスペーサ403とが密着する。
そして、上述したように、第1のスペーサ403の高さh1は、第2のスペーサ104の高さh2よりも小さい。このため、第1のスペーサ403側の基板102の変形量は、第2のスペーサ104側の変形量に比べて大きくなる。この結果、曲げモーメントM1、M2により、基板101の接着代近傍の領域AL、ARのみが基板102の外側(図5では、左右方向側)へ跳ね上がるように変形する。そして、基板101、102の静電デバイス106が配置されている領域ALは、曲げモーメントM1、M2の影響が少ない。これにより、静電デバイス106が配置されている領域ALの変形を低減できる。このため、静電デバイス106が配置されている領域ALにおける基板101、102間の間隙(基板間距離)と平面度を高精度に保つことができるという効果を奏する。また、基板101、102の変形が少ないため、高精度で圧力を制御できる装置を用いる必要がない。このため、低コストな電子装置400を提供できるという効果を奏する。さらに、接着剤105の両側に第1のスペーサ403と第2のスペーサ104とを配置している。このため、作用力f0に対する第1のスペーサ403、第2のスペーサ104からの反力を二分化できる。これにより、基板101、102に生じる曲げモーメントM1、M2が小さくなる。このため、基板101、102の接着剤代近傍の領域AL、ARの変位量(変形量)自体も低減できる。
さらに、実施例1では、第1のスペーサ103及び第2のスペーサ104の剛性を管理している。これに対して、本実施例では、第1のスペーサ403の高さh1及び第2のスペーサ104の高さh2を制御すれば良い。一般に、材料の剛性、例えばヤング率を管理することよりも、部材の高さを制御する方が容易である。このため、本実施例では、実施例1に比較して、さらに容易に電子装置400を製造できる。
図7は、本発明の実施例3に係る電子装置500の断面構成を示す。上記実施例1、実施例2と同一の部分には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施例では、第1のスペーサ503と、第2のスペーサ104とは、それぞれ、ネガティブ型の厚膜フォトレジストより形成される。そして、第2のスペーサ104よりも静電デバイス106から近い側に設けられている第1のスペーサ503の断面形状の幅w1は、第1のスペーサ503よりも静電デバイス106から遠い側に設けられている第2のスペーサ104の断面形状の幅w2よりも小さい。また、第1のスペーサ503と第2のスペーサ104とは、それぞれ同じ高さhである。スペーサの高さhは、所望の間隙(基板間距離)よりも大きい。
そして、第1のスペーサ503と、第2のスペーサ104とは同一の材料で構成されている。このため、第1のスペーサ503のヤング率E1と、第2のスペーサ104のヤング率E2とは同一である。
本実施例では、上記実施例1と同様に、機能要素配置工程と、塗布工程と、露光工程と、現像工程と、接着剤塗布工程と、位置合わせ工程と、接触工程と、荷重印加工程と、加熱工程とにより、電子装置500を製造する。
ここで、上述のように、第1のスペーサ503と第2のスペーサ104とは同一の材料で形成されている。また、第1のスペーサ503と第2のスペーサ104とは、同じ高さhを有している。このように、第1のスペーサ503と第2のスペーサ104とを同じ高さ、同じ材料で形成できる。このため、スペーサを一つの工程で形成できる。従って、実施例2に比較して、さらに製造コストを削減できる。また、接着剤塗布工程においては、接着剤105の高さは、第1のスペーサ503及び第2のスペーサ104の高さhよりも大きくする。
そして、上述したように、第1のスペーサ503の断面形状の幅w1は、第2のスペーサ104の断面形状の幅w2よりも小さい。スペーサの幅は、露光工程におけるマスク301の開口部の大きさを制御することで変えることができる。この構成により、第1のスペーサ503側の基板102の変形量は、第2のスペーサ104側の変形量に比べて大きくなる。この結果、曲げモーメントM1、M2により、基板101の接着代近傍の領域AL、ARのみが基板102の外側(図5では、左右方向側)へ跳ね上がるように変形する。そして、基板101、102の静電デバイス106が配置されている領域ALは、曲げモーメントM1、M2の影響が少ない。これにより、静電デバイス106が配置されている領域ALの変形を低減できる。このため、静電デバイス106が配置されている領域ALにおける基板101、102間の間隙(基板間距離)と平面度を高精度に保つことができるという効果を奏する。また、基板101、102の変形が少ないため、高精度で圧力を制御できる装置を用いる必要がない。このため、低コストな電子装置500を提供できるという効果を奏する。さらに、接着剤105の両側に第1のスペーサ503と第2のスペーサ104とを配置している。このため、作用力f0に対する第1のスペーサ503、第2のスペーサ104からの反力を二分化できる。これにより、基板101、102に生じる曲げモーメントM1、M2が小さくなる。このため、基板101、102の接着剤代近傍の領域AL、ARの変位量(変形量)自体も低減できる。
さらに、実施例1では、第1のスペーサ103及び第2のスペーサ104の剛性を管理している。これに対して、本実施例では、第1のスペーサ503の断面形状の幅w1及び第2のスペーサ104の断面形状の幅w2を制御すれば良い。一般に、材料の剛性、例えばヤング率を管理することよりも、材料の断面形状の幅wを制御する方が容易である。このため、本実施例では、実施例1に比較して、さらに容易に電子装置500を製造できる。
加えて、本実施例では、第1のスペーサ503の幅が、実施例1に比較して小さく構成されている。これにより、本実施例では、接合代Aの領域の大きさが小さくなる。このため、設計の自由度が高くなる。
(変形例)
また、本発明は、図8に示すように、静電デバイス106を挟んで対向する位置に接着部材605R、605L、第1のスペーサ603R、603L及び第2のスペーサ604R、604Lを配置することにより、実施例1、実施例2、実施例3と同様の効果を得ることができる。
さらに、上記各実施例において、接着部材と第1のスペーサ、及び接着部材と第2のスペーサは、それぞれ密着または離間して配置しても良い。密着させると、接着代を小さくできるので、設計の自由度が大きくなる。離間させると、製造が容易となる。
また、スペーサを形成する材料として、樹脂材料、例えばフォトレジストを用いている。フォトレジストによれば、製造、加工が容易で、所望の精度を容易に得ることができる。また、フォトレジストに限られず、弾性を有し、加工精度を得やすい材料であれば、他の材料も用いることができる。
上記各実施例の電子装置は、それぞれ静電デバイスを備えている。ここで、静電デバイスに代えて、撮像素子または電磁駆動デバイスを備える構成とすることもできる。静電デバイスや電磁駆動デバイスは、例えば、可動ミラー素子である。また、撮像素子を備える電子装置は、例えば、CCDが設けられた電子基板と、ガラス基板(カバーガラス)とを接着して構成されている。本発明の製造方法によれば、接着後のガラス基板、例えばカバーガラスと電子基板との間を、所望の間隙で平面度良く構成できる。このため、CCDのカバーガラスの歪みを低減できる。
加えて、実施例2において、さらに、第1のスペーサ403の剛性と第2のスペーサ104の剛性とを異ならせる構成、第1のスペーサ403の幅と第2のスペーサ104の幅とを異ならせる構成とすることもできる。また、実施例3において、さらに、第1のスペーサ503の剛性と第2のスペーサ104の剛性とを異ならせる構成とすることもできる。さらに、図1に示すスペーサは、矩形状である。しかしながら、これに限られず、スペーサ、接着剤の上面から見た形状は、5角形、6角形等の多角形でも良い。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で、様々な変形例をとることができる。
以上のように、本発明に係る電子装置は、基板を接合して得られる電子装置に適している。
本発明の実施例1に係る電子装置の上面構成を示す図である。 実施例1に係る電子装置の断面構成を示す図である。 実施例1に係る電子装置の製造工程を示す図である。 実施例1に係る電子装置の製造工程を示す他の図である。 実施例1に係る電子装置の製造工程を示すさらに他の図である。 実施例1に係る電子装置の製造工程を示す別の図である。 実施例1に係る電子装置の断面構成を示す他の図である。 実施例1に係る電子装置の断面構成を示すさらに他の図である。 実施例2に係る電子装置の断面構成を示す図である。 実施例3に係る電子装置の断面構成を示す図である。 変形例に係る電子装置の断面構成を示す図である。
符号の説明
100 電子装置
101、102 基板
103 第1のスペーサ
104 第2のスペーサ
105 接着剤
106 静電デバイス
300 フォトレジスト剤
301 マスク
302 ディスペンサ
f0、f1、f2 作用力
M1、M2 曲げモーメント
A 接着代
B 接着代の中心位置
AL、AR、 AC 領域
d 間隙
400 電子装置
403 第1のスペーサ
500 電子装置
503 第1のスペーサ
h、h1、h2 高さ
w、w1、w2 幅
600 電子装置
606R、603L 第1のスペーサ
604R、604L 第2のスペーサ
605R、605L 接着剤

Claims (13)

  1. 対向した一対の部材と、
    前記部材の所定部位に配置された機能要素と、
    一対の前記部材を固定するための接着部材とを有する電子装置であって、
    前記接着部材は前記機能要素とは異なる領域に設けられ、
    前記機能要素を配置した前記所定部位における対向している前記部材間の間隙を保つために、前記接着部材の近傍に設けられている少なくとも第1のスペーサと第2のスペーサとをさらに有し、
    前記第1のスペーサと前記第2のスペーサとは、一対の前記部材の前記接着部材近傍の変位量を拘束する位置に設けられていることを特徴とする電子装置。
  2. 前記部材において前記機能要素側から順に、前記第1のスペーサと、前記接着部材と、前記第2のスペーサとが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記第1のスペーサと前記第2のスペーサとは弾性部材で構成され、それぞれ前記弾性部材の剛性と形状との少なくとも一方が異なる材料で形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の電子装置。
  4. 前記弾性部材の剛性は、ヤング率であることを特徴とする請求項3に記載の電子装置。
  5. 前記第2のスペーサよりも前記機能要素から近い側に設けられている前記第1のスペーサの剛性は、前記第1のスペーサよりも前記機能要素から遠い側に設けられている前記第2のスペーサの剛性よりも小さいことを特徴とする請求項3または4に記載の電子装置。
  6. 前記第2のスペーサよりも前記機能要素から近い側に設けられている前記第1のスペーサの高さは、前記第1のスペーサよりも前記機能要素から遠い側に設けられている前記第2のスペーサの高さよりも小さいことを特徴とする請求項3または4に記載の電子装置。
  7. 前記第2のスペーサよりも前記機能要素から近い側に設けられている前記第1のスペーサの断面形状の幅は、前記第1のスペーサよりも前記機能要素から遠い側に設けられている前記第2のスペーサの断面形状の幅よりも小さいことを特徴とする請求項3または4に記載の電子装置。
  8. 一対の前記部材は基板であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の電子装置。
  9. 前記機能要素は、静電駆動デバイスと、撮像素子と、電磁駆動デバイスとの少なくともいずれか一つであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の電子装置。
  10. 前記第1のスペーサの高さと前記第2のスペーサの高さとは、一対の前記部材の間隙よりも大きいことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の電子装置。
  11. 前記弾性部材は樹脂材料により構成されていることを特徴とする請求項3〜10のいずれか一項に記載の電子装置。
  12. 前記接着部材と前記第1のスペーサ、及び前記接着部材と前記第2のスペーサは、それぞれ密着または離間して配置されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の電子装置。
  13. 対向した一対の部材の所定位置に機能要素を配置する機能要素配置ステップと、
    前記機能要素を配置した前記所定位置における一対の前記部材の間隙を保つための間隙保持ステップと、
    一対の前記部材を固定するための接着ステップと、
    前記接着ステップにおける一対の前記部材の前記接着部材近傍の変位量を拘束する変位量拘束ステップとを有することを特徴とする電子装置の製造方法。

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