JP6584176B2 - インプリント装置、インプリント方法および物品の製造方法 - Google Patents

インプリント装置、インプリント方法および物品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、インプリント装置、インプリント方法および物品の製造方法に関する。
インプリント技術は、微細なパターンが形成された型(モールド)を用いて基板の上に微細なパターンを形成する技術である。インプリント技術の1つとして、光硬化法がある。この光硬化法を用いたインプリント技術は、初めに、基板の上のインプリント領域であるショット位置にインプリント材としての流動状の樹脂を供給する。樹脂にモールドのパターンを押し付けた状態(押印)で光を照射することによって樹脂を硬化させる。硬化した樹脂からモールドを引き離す(離型)ことにより、モールドのパターンが基板の上の樹脂に転写される。
インプリント技術を用いて半導体チップを製作する場合、基板上の樹脂とモールドの押印時に、基板とモールドとの基板面内方向の正確な位置合わせを必要とする。インプリント装置における基板とモールドとの位置合わせには、モールドに形成されたマークとショット毎に基板に形成されたマークを検出することによって位置合わせを行う、いわゆるダイバイダイ方式が知られている。
特許文献1では、基板側パターンの形状とモールド側パターンの形状とを整合させて重ね合わせ精度を改善するための技術が提案されている。特許文献1に開示されている技術では、モールドを保持するモールドチャックによってモールドを変形させて、基板側パターンとモールド側パターンとを整合させている。
また、特許文献2では、基板とモールドとの位置合わせ(アライメント)を行うための技術も提案されている。特許文献2に開示されている技術では、モールドと基板上の樹脂とが接触した状態において基板とモールドとの位置合わせを行う際に、樹脂に対するモールドの押圧力を低下させることで、基板とモールドとの位置関係の調整を容易にしている。
特開2010−080714号公報 特開2007−137051号公報
樹脂にモールドのパターンを押し付ける際、基板とモールドとの間には樹脂が十分に充填していることが望まれる。しかし、樹脂の充填が不十分である場合、部分的に基板とモールドが接触する可能性がある。基板とモールドとが接触した状態でモールド及び基板のうちの少なくとも一方に、力を作用させると、モールドや基板が変形し、基板側パターンの形状とモールド側パターンの形状との間の重ね合わせ精度が低下する。
そこで、本発明は、重ね合わせ精度の点で有利なインプリント装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一側面としてのインプリント装置は、基板上のインプリント材と型とを接触させて前記インプリント材にパターンを形成するインプリント装置であって、前記基板上のインプリント材と前記型とが接触した状態で前記基板と前記型との位置合わせを行う場合に前記基板及び前記型のうちの少なくとも一方に生じる、前記型と前記インプリント材との接触面に沿った方向における力を検出する検出部と、前記型と前記基板との相対位置が変化したときの変位量に対する、前記検出部によって検出された前記力の変化量の割合を求め、前記求めた割合に基づいて前記位置合わせの動作を制御する制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、重ね合わせ精度の点で有利なインプリント装置を提供することができる。
実施例1に係るインプリント装置の代表的な装置構成を例示した図である。 実施例1に係るアライメント処理のシーケンスを例示した図である。 実施例1に係るインプリント装置の力学モデルを例示した図である。 実施例1に係る力Fと変位量X2の関係を例示した図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して詳細に説明する。各図において、同一の部材については、同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1を用いて、実施例1に係るインプリント装置について説明する。図1は実施例1に係るインプリント装置の代表的な装置構成を例示した図である。インプリント装置1は、物品としての半導体デバイスなどのデバイスの製造に用いられるリソグラフィ装置である。インプリント装置1は、基板上のインプリント材(未硬化の樹脂)をモールド(型)で成形して基板上にパターンを形成する。インプリント装置1は、本実施形態では、光硬化法を採用する。以下では、基板上の樹脂に対して紫外線を照射する照射系の光軸に平行な方向をZ軸とし、Z軸に垂直な平面内で互いに直交する2方向をX軸及びY軸とする。
インプリント装置1は、図1に示すように、照射部2と、モールド保持機構(モールドステージ)3と、基板ステージ4と、樹脂供給部5と、制御部6と、倍率補正機構18と、アライメント計測系22と、検出部50とを有する。また、インプリント装置1は、基板ステージ4を載置するベース定盤24と、モールド保持機構3を固定するブリッジ定盤25と、ベース定盤24から延設され、ブリッジ定盤25を支持するための支柱26とを有する。更に、インプリント装置1は、モールド7を装置外部からインプリント装置1(モールド保持機構3)へ搬送するモールド搬送機構と、基板11を装置外部からインプリント装置1(基板ステージ4)へ搬送する基板搬送機構とを有する。
照射部2は、インプリント処理において、モールド7を介して、基板11の上の樹脂14に紫外線(即ち、樹脂14を硬化させるための光)8を照射する。照射部2は、光源9と、光源9からの紫外線8をインプリント処理に適切な光に調整するための光学素子10とを含む。本実施形態では、光硬化法を採用しているため、インプリント装置1が照射部2を有している。但し、熱硬化法を採用する場合には、インプリント装置1は、照射部2に代えて、樹脂(熱硬化性樹脂)を硬化させるための熱源を有することになる。
モールド7は、矩形の外周形状を有し、基板11に対向する面(パターン面)に3次元状に形成されたパターン(回路パターンなどの基板11に転写すべき凹凸パターン)7aを含む。モールド7は、紫外線8を透過させることが可能な材料、例えば、石英で構成される。
モールド7は、パターン面とは反対側の面(紫外線8が入射する入射面)に、モールド7の変形を容易にするためのキャビティ(凹部)7bを有する。キャビティ7bは、円形の平面形状を有する。キャビティ7bの厚さ(深さ)は、モールド7の大きさや材質に応じて設定される。
キャビティ7bは、モールド保持機構3に設けられた開口17と連通し、開口17には、開口17の一部とキャビティ7bとで囲まれる空間12を密閉空間とするための光透過部材13が配置されている。空間12の圧力は、圧力調整機構(不図示)によって制御される。例えば、モールド7を基板11の上の樹脂14に押し付ける際に、圧力調整機構によって、空間12の圧力を外部の圧力よりも高くして、モールド7のパターン7aを基板11に対して凸形状に撓ませる。これにより、モールド7は、パターン7aの中心部から基板11の上の樹脂14に接触するため、パターン7aと樹脂14との間に気体(空気)が閉じ込められることが抑制され、パターン7aに樹脂14を効率的に充填させることができる。
モールド保持機構(保持部)3は、真空吸着力や静電力によってモールド7を引き付けて保持するモールドチャック15と、モールドチャック15を保持してモールド7(モールドチャック15)を移動させるモールド移動機構16とを含む。モールドチャック15及びモールド移動機構16は、照射部2からの紫外線8が基板11の上の樹脂14に照射されるように、中心部(内側)に開口17を有する。
倍率補正機構(変形機構)18は、モールドチャック15に配置され、モールドチャック15に保持されたモールド7の側面に力(変位)を加えてモールド7のパターン7aの形状を補正する(即ち、パターン7aを変形させる)。倍率補正機構18は、例えば、電圧を加えると体積変化によって伸縮するピエゾ素子を含み、モールド7の各側面の複数箇所を加圧するように構成される。倍率補正機構18は、モールド7のパターン7aを変形させることで、基板11に形成されているショット領域の形状に対して、モールド7のパターン7aの形状を整合させる。
但し、倍率補正機構18によって、基板11に形成されているショット領域の形状に対してモールド7のパターン7aの形状を整合させることが困難である場合も考えられる。このような場合には、基板11に形成されているショット領域も変形させて、モールド7のパターン7aの形状と基板11に形成されているショット領域の形状とを近づける(形状差を低減する)ようにしても良い。基板11に形成されているショット領域を変形させるには、例えば、基板11を加熱して熱変形させれば良い。
モールド移動機構16は、基板11の上の樹脂14へのモールド7の押し付け(押印)、又は、基板11の上の樹脂14からのモールド7の引き離し(離型)を選択的に行うように、モールド7をZ軸方向に移動させる。モールド移動機構16に適用可能なアクチュエータは、例えば、リニアモータやエアシリンダを含む。モールド移動機構16は、モールド7を高精度に位置決めするために、粗動駆動系や微動駆動系などの複数の駆動系から構成されていても良い。また、モールド移動機構16は、Z軸方向だけではなく、X軸方向やY軸方向にモールド7を移動可能に構成されていても良い。更に、モールド移動機構16は、モールド7のθ(Z軸周りの回転)方向の位置やモールド7の傾きを調整するためのチルト機能を有するように構成されていても良い。また、モールド移動機構16にはエンコーダなどの位置センサーが取り付けられて、位置計測部40がモールドチャック15に保持されたモールド7の位置を計測できるように構成されていても良い。なお、位置計測部40は、制御部6と同一の装置として構成しても良い。
インプリント装置1におけるモールド7の押印及び離型は、本実施形態のように、モールド7をZ軸方向に移動させることで実現しても良い。が、基板11(基板ステージ4)をZ軸方向に移動させることで実現させても良い。また、モールド7と基板11の双方を相対的にZ軸方向に移動させることで、モールド7の押印及び離型を実現しても良い。
基板11は、例えば、単結晶シリコン基板やSOI(Silicon on Insulator)基板を含む。基板11には、モールド7のパターン7aで成形される樹脂14が供給(塗布)される。
基板ステージ4は、基板11を保持して移動可能である。モールド7を基板11の上の樹脂14に押し付ける際に、基板ステージ4を移動させることで基板11とモールド7との位置合わせ(アライメント)を行う。基板ステージ4は、真空吸着力や静電力によって基板11を引き付けて保持する基板チャック19と、基板チャック19を機械的に保持してXY面内で移動可能とする基板移動機構(駆動部)20とを含む。また、基板ステージ4には、基板ステージ4の位置決めの際に用いられる基準マーク21が配置されている。
基板移動機構20に適用可能なアクチュエータは、例えば、リニアモータやエアシリンダを含む。基板移動機構20は、基板11を高精度に位置決めするために、粗動駆動系や微動駆動系などの複数の駆動系から構成されていても良い。また、基板移動機構20は、X軸方向やY軸方向だけではなく、Z軸方向に基板11を移動可能に構成されていても良い。更に、基板移動機構20は、基板11のθ(Z軸周りの回転)方向の位置や基板11の傾きを調整するためのチルト機能を有するように構成されていても良い。また、基板移動機構20にエンコーダなどの位置センサーが取り付け、位置計測部40が基板ステージ4に保持された基板11の位置を計測できるように構成しても良い。なお、位置計測部40は、制御部6と同一として構成しても良い。
樹脂供給部5は、基板11の上に供給すべき樹脂14の供給量を示す情報として設定されている供給量情報に基づいて、基板11の上に樹脂14を供給する。本実施形態では、樹脂14は、紫外線8が照射されることで硬化する性質を有する紫外線硬化性樹脂である。樹脂14は、半導体デバイスの製造工程などの各種条件に応じて選択される。また、樹脂供給部5から供給される樹脂14の供給量(即ち、供給量情報)は、例えば、基板11に形成される樹脂14のパターンの厚さ(残膜の厚さ)や樹脂14のパターンの密度などに応じて設定される。
制御部6は、CPUやメモリなどを含むコンピュータで構成され、メモリに格納されたプログラムに従ってインプリント装置1の全体を制御する。制御部6は、インプリント装置1の各部の動作及び調整などを制御することで基板上にパターンを形成するインプリント処理を制御する。制御部6は、インプリント装置1の他の部分と一体で(共通の筐体内に)構成しても良いし、インプリント装置1の他の部分とは別対で(別の筐体内に)構成しても良い。また、制御部6は、複数のコンピュータからなる構成としても良い。
アライメント計測系(計測部)22は、基板11に形成されたアライメントマークと、モールド7に形成されたアライメントマークとのX軸及びY軸の各方向への位置ずれを計測する。制御部6は、アライメント計測系22によって計測された位置ずれに基づいて、モールド7の位置と基板11の位置とが互いに整合するように、基板ステージ4の位置を調整する(基板ステージ4を移動させる)。また、アライメント計測系22は、モールド7のパターン7aの形状や基板11に形成されたショット領域の形状を計測することも可能である。従って、アライメント計測系22は、インプリント処理の対象となる基板11の領域とモールド7のパターン7aとの間の整合状態を計測する計測部としても機能する。アライメント計測系22は、本実施形態では、モールド7のパターン7aと基板11に形成されたショット領域との形状差を計測する。
検出部50は、モールド7と基板11の上の樹脂14とが接触した状態でモールド7の位置と基板11の位置とを互いに整合させる場合にモールド7及び基板11のうちの少なくとも一方に生じる力Fを検出する。ここで、力Fとは、モールド7と樹脂14との接触面に沿った方向における力である。なお、検出部50は、制御部6と同一として構成しても良い。また、接触面とは、モールド7のパターン面と平行な面であり、モールド7と樹脂14が接触している状態における前記パターン面の最下面を通る面のことである。
図2は実施例1に係るアライメント処理のシーケンス図を例示した図である。インプリント装置1全体の制御を行う制御部6の機能のうち、1つのショット領域について、ダイバイダイ方式のアライメント処理のシーケンス制御を示したものである。図2に沿って、アライメント処理を説明する。基板11のショット位置に塗布された樹脂14にモールド7をモールド移動機構16によりZ軸方向に降下させることで、モールド7と基板11の間に樹脂14を充填させた状態からアライメント処理を開始する。
S01では、基板11とモールド7との位置ずれを検出する。アライメント計測系22により基板11とモールド7との接触している面内方向の相対位置のずれ量を計測する。
S02では、基板11とモールド7との位置ずれを低減するように移動する。基板11とモールド7との位置ずれを低減するため、基板ステージ4の位置をX軸方向、及びY軸方向に移動する。また、基板11とモールド7との位置ずれを低減するため、モールド移動機構16の位置をX軸方向、及びY軸方向に移動しても良い。
S03では、基板11とモールド7との間の弾性値を算出する。ここで、基板11とモールド7との間の弾性値とは、基板11とモールド7との相対位置の変位量に対する力Fの変化量の割合である。制御部6が、モールド7及び基板11のうちの少なくとも一方に生じる力Fと、基板11とモールド7との相対位置の変化量から、基板11とモールド7との間の弾性値を算出する。算出方法の詳細は後述する。
S04では、算出した弾性値の異常判断を行う。制御部6が、予め定めておいた閾値と前記弾性値とを比較し、閾値より前記弾性値が大きい場合に異常と判断する。制御部6が異常と判断した場合の処理は後述する。
S05では、アライメント処理の終了判断を行う。制御部6が、モールド7と基板11の位置ずれが解消したかを判断する。制御部6が、検出した位置ずれ量と、予め定めた閾値とを比較して、閾値より位置ずれ量がより小さくなったときは終了すると判断する。また、アライメント処理開始からの経過時間が、予め定めた閾値より長くなったとき終了すると判断しても良い。
S01〜S05は、アライメント処理開始からアライメント処理終了まで繰り返して実行される。アライメント処理が終了した後は、照射部2が紫外線8を照射して樹脂14を硬化させ、モールド移動機構16を上昇してモールド7を基板11から離型する。基板11上の全てのショット領域に順次、インプリント処理を行い、全てのショット領域について終了した後は不図示の基板交換ハンドにて基板11を回収し、新規の基板11を基板ステージ4に搭載して同様にインプリント処理を行う。
S04で異常と判断された場合、異常処理を行う。異常処理は、例えば、アライメント処理を中止して、樹脂14を硬化して、モールド移動機構16を上昇してモールド7を基板11から離型する。そして、次のショットのインプリントを行う。
S03における、基板11とモールド間の弾性値の算出について説明する。図3はインプリント装置のX軸方向の力学モデルである。なお、Y軸方向にも同様に表わすことができる。ここで、ベース定盤24、ブリッジ定盤25、支柱26を一つの剛体とみなして、インプリント装置1の本体27として、当該力学モデルの基準とする。基板ステージ4は、基板移動機構20のアクチュエータによりX軸方向の力Fを受け、その反力は本体27で受ける。基板ステージ4のX軸方向の変位量X1は、不図示の計測装置により本体27を基準として計測される。基板11は基板ステージ4に基板チャック19を介して搭載されており、基板ステージ4への力Fへの力点と基板11とは離れている。弾性値K1は力Fの力点から基板11までの基板ステージ4の構造的な弾性値である。モールド7はモールド移動機構16により本体27に支持されており、モールド移動機構16の構造体の弾性値を本体27からモールド7までの間の弾性値K3とする。
アライメント処理時には基板11とモールド7との間には樹脂14が充填されており、樹脂14の弾性値をK2とする。実際には、樹脂14には基板11とモールド7との相対速度に依存した粘性力が作用するが、ここでは説明を簡単にするため粘性力を無視して静的な吊り合いで考える。変位量X2は基板11とモールド7との相対位置を表している。変位量X2はアライメント計測系22により検出しても良いし、不図示の計測装置によりモールド7と基板11の位置を計測して求めても良い。本体27から基板ステージ4までには、弾性値K1、K2、K3を持つ、3つのばねが直列ばねとして作用する。すなわち、力Fをかけたときの変位量X2は弾性値K2に反比例する。ここで、力Fは、基板ステージ4を移動させて基板11とモールド7との相対位置を変化させたときに基板ステージ4に加わる力(推力)として特定できる。力Fは制御部6で算出された基板ステージ4に与える制御力であり、制御部6からの指令値として求めることができる。また、基板ステージ4に加わる力は、基板ステージ4のアクチュエータ(不図示)として適用されるリニアモータに供給される電流値から求めることができる。
また、力Fは、モールド移動機構16に搭載され、モールド7を保持するモールド保持機構(不図示)を移動させて基板11とモールド7との相対位置を変化させたときにモールド保持機構に加わる力として特定しても良い。モールド保持機構に加わる力は、モールド移動機構16のアクチュエータとして適用されるリニアモータに供給される電流値に基づいて、力Fを取得することができる。
さらに、力Fは、モールド7の倍率補正機構(不図示)がモールド7のパターンを変形させるためにモールド7に加える力として特定しても良い。倍率補正機構がモールド7から受ける力は、倍率補正機構を構成するピエゾ素子に供給される電流値から求めることができる。
変位量X2も前述の通りアライメント計測系22等により検出された取得可能な値である。よって、弾性値K2は共に取得可能な力Fと変位量X2から求めることができる。
通常、弾性値K2の値は弾性値K1やK3に比べて遥かに小さく、わずかな力Fで変位量X2が生じる。つまり、わずかな力で基板11とモールド7との相対位置を調整することができる。しかし、基板11とモールド7との間に異常が発生している場合、弾性値K2は大きな値となり、力Fを作用しても変位量X2はほとんど生じず、基板11とモールド7との位置ずれを解消することはできない。そのままアライメント処理を続けると、制御部6が基板ステージ4を制御するために、大きな力Fを作用させることになる。
原因として、基板11とモールド7とが接触する、非常に薄い樹脂14の充填個所が存在する、極微小な異物がモールド7と基板11の間に挟み込まれている、または隣接するショットのはみ出した樹脂14に当該ショットのモールドが重なっている等がある。
S04の異常判断において、弾性値K2を予め定めた閾値と比較し、閾値を超える場合は異常の判断を行う。閾値の値は、例えば、樹脂14の充填が正常な状態での弾性値K2の実験値の10倍とする。また、後述のように樹脂14の種類や基板11上のショットの位置に応じて閾値を変更できるようにしても良い。S04で異常判断された場合は、アライメント処理を中止して、樹脂14を硬化して、モールド移動機構16を上昇してモールド7を基板11から離型する。そして、次のショットのインプリントを行う。または、1つのショットで異常が発生した場合は他のショットでも異常が発生する可能性が高いので、次のショットのインプリントを行わず、直ちに基板11のインプリント処理を中止しても良い。または、一定数の連続ショットで異常判断された場合は以降のショットでも異常が発生する可能性が高いので、以降のショットのインプリントを行わず、基板11のインプリント処理を中止しても良い。
S03において、基板11とモールド7との弾性値K2を算出する際、力Fが小さな値でも弾性値K2の算出が可能なので、小さな力Fのうちに異常判断を行うことができ、早期に基板11とモールド7との間に発生している異常を検出することができる。
図4は実施例1に係る力Fと変位量X2の関係を例示した図である。横軸に変位量X2、縦軸に力Fをとると、傾きが弾性値K2に相当する。直線Sは弾性値K2の閾値の傾きの直線である。S04の異常判断において、直線Sの傾きより小さな領域1にプロットされるデータは正常と判断され、傾きの大きな領域2にプロットされるデータは異常と判断される。データAは正常なデータの例で、傾きは閾値より小さい。データBは異常時のデータ例で、傾きは閾値より大きい。異常判断を力Fの大きさの閾値を設けて行う場合と比較して、弾性値K2、すなわち図4のデータプロットの傾きにより異常を判断するので、力Fが小さい段階で判断を行える。また、データCは正常な充填が行われているが、アライメント処理時の基板ステージ4の移動速度により瞬間的に大きな力Fが生じている場合である。力Fの大きさのみを用いると誤った判断となる可能性があるが、弾性値K2により判断すると正常の判断が行える。なお、図4では簡略化するために正の値の場合のみ示しているが、変位量X2は負の値になる場合も同様に傾きによって判断できる。
弾性値K2の算出は、力Fと変位量X2から算出する以外にも方法がある。弾性値K1やK3は構造計算や測定実験から求めることができる。変位量X1は図3から分かるように、弾性値K1、K2、K3を持つ、3つのばねの変位量の総和に相当する。また、3つのばねは直列ばねとして作用するので、弾性値K1、K2、K3の逆数の和である弾性値Kが、基板11の位置の変位量に対する力Fの変化量の割合として算出できる。よって、力F、弾性値K1、弾性値K3、変位量X1とから弾性値K2を算出することができる。この場合、前述の通り弾性値K2と閾値とを比較して異常判断しても良いし、弾性値Kに対する閾値を定めて、弾性値Kと閾値とを比較して異常判断しても良い。例えば、アライメント計測系22で変位量X2を算出する場合は、画像処理等の計算量により時間がかかることがある。一方、力Fは制御部6における指令値であるので、時間遅れなく取得できる。よって、力Fと変位量X2を得るタイミングにずれが生じて、弾性値K2の算出に影響する場合もある。また、アライメント計測系22で得られる変位量X2は、アライメントマークの状況によってSNが低い場合があり、弾性値K2の算出値も同様にSNが低い場合がある。これらの場合では、変位量X2を用いずに前述のように変位量X1を用いる方法が有効である。どちらの算出方法が良いかはインプリント時の状況により異なるので、両者の値を比較して判断しても良い。
時間の経過と共に、次々と算出される弾性値K2の値には、ばらつきが生じることがある。瞬時的な値を用いると誤った判断となる場合があるので、公知の平滑化等の統計処理によりばらつきを低減した値を使用しても良い。
基板11とモールド7との位置ずれの解消は、モールド7を移動させる機構を設けて行っても良い。この場合、図3の弾性値K3の個所を、モールド7をX軸方向に移動させる力に置き換えて考えることができる。なお、モールド7をX軸方向に移動させる力は図3の力Fと吊り合う関係にある。
樹脂14の弾性値K2は樹脂14の種類、基板11とモールド7との間の樹脂14の厚み等により変わるので、異常判断の閾値をそれらに応じて変更できるようにしても良い。また、基板11の周辺部でのショット位置ではモールド7が基板11からはみ出した状態になることがある。この状態では基板11の中心部のショットに比べて、基板11とモールド7との接触や異物の挟み込みが無い正常時でも異なる弾性値を示すことがある。よって、前記閾値を基板11の中心部と周辺部とで変更しても良い。また、基板11とモールド7との間の樹脂14の厚みが基板11のインプリント位置に応じて異なる場合もある。そのため、基板11のインプリント位置に応じて前記閾値を変更できるようにしても良い。なお、前記閾値は、樹脂14の種類、厚み、基板11上のインプリント位置などを様々に変えて実験を行い最適な値を求めても良いし、有限要素法などの手法を用いた計算機シミュレーションによって最適な値を求めても良い。
閾値の変更や、弾性値K2の算出方法の選択は、予めプログラミングしておくことで、制御部6が自動的に行う。しかし、インプリント装置1の調整段階等の試験的なインプリント時には、インプリント装置1に予期せぬ挙動が生じる場合がある。弾性値K2の算出結果等を装置のコンソール画面に表示しておき、作業者が閾値や弾性値の算出方法を装置に随時、入力して変更できるようにしても良い。
また、S04において制御部6が異常判断するための基準値として、基板11とモールド7との変位量X2に対する力Fの変化量の割合を用いたが、基板11の位置の変化に要した時間に対する力Fの変化量の割合を用いても良い。短時間に力Fの大きさが急激に増加しているときに、異常と判断することができる。S03において、制御部6がアライメント処理開始から終了まで時間を計測する。また、制御部6が単位時間毎に力Fを取得する。力Fの取得方法は前述の通りである。そして、制御部6が基板11の位置の変化に要した時間に対する力Fの変化量の割合を求め、前記変化量の割合が閾値を超えた場合には異常と判断する。S04以降の処理は、前述した処理と同様である。なお、単位時間としては、例えば、1秒、0.1秒、0.01秒などが挙げられるが、制御部の処理能力に応じて定めると良い。また、前述と同様に、前記変化量の割合もばらつきが生じることがあるので、公知の平滑化等の統計処理によりばらつきを低減した値を使用しても良い。
したがって、実施例1に係るインプリント装置によれば、モールド及び基板のうちの少なくとも一方に作用する力の影響を低減させ、重ね合わせ精度を改善することができる。
(物品の製造方法)
物品として、例えば、デバイス(半導体デバイス、磁気記憶媒体、液晶表示素子等)、カラーフィルター、またはハードディスク等の製造方法について説明する。かかる製造方法は、インプリント装置を用いてパターンを基板(ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板等)に形成する工程を含む。かかる製造方法は、パターンを形成された基板を処理する工程を更に含む。該処理ステップは、該パターンの残膜を除去するステップを含みうる。また、該パターンをマスクとして基板をエッチングするステップなどの周知の他のステップを含みうる。本実施形態における物品の製造方法は、従来に比べて、物品の性能、品質、生産性および生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。

Claims (18)

  1. 基板上のインプリント材と型とを接触させて前記インプリント材にパターンを形成するインプリント装置であって、
    前記基板上のインプリント材と前記型とが接触した状態で前記基板と前記型との位置合わせを行う場合に前記基板及び前記型のうちの少なくとも一方に生じる、前記型と前記インプリント材との接触面に沿った方向における力を検出する検出部と、
    前記型と前記基板との相対位置が変化したときの変位量に対する、前記検出部によって検出された前記力の変化量の割合を求め、前記求めた割合に基づいて前記位置合わせの動作を制御する制御部と、
    を有することを特徴とするインプリント装置。
  2. 前記インプリント装置は、前記基板に形成されたアライメントマークと、前記型に形成されたアライメントマークを計測する計測部を有し、
    前記計測部が前記変位量を計測する
    ことを特徴とする、請求項に記載のインプリント装置。
  3. 前記インプリント装置は、前記基板の位置と、前記型の位置とを計測する位置計測部を有し、
    前記位置計測部が前記変位量を計測する
    ことを特徴とする、請求項に記載のインプリント装置。
  4. 基板上のインプリント材と型とを接触させて前記インプリント材にパターンを形成するインプリント装置であって、
    前記基板上のインプリント材と前記型とが接触した状態で前記基板と前記型との位置合わせを行う場合に前記基板及び前記型のうちの少なくとも一方に生じる、前記型と前記インプリント材との接触面に沿った方向における力を検出する検出部と、
    記基板の位置が変化したときの変位量に対する、前記検出部によって検出された前記力の変化量の割合を求め、前記求めた割合に基づいて前記位置合わせの動作を制御する制御部と、
    を有することを特徴とするンプリント装置。
  5. 前記インプリント装置は、前記基板の位置を計測する位置計測部を有し、
    前記位置計測部が前記位置を計測する
    ことを特徴とする、請求項に記載のインプリント装置。
  6. 基板上のインプリント材と型とを接触させて前記インプリント材にパターンを形成するインプリント装置であって、
    前記基板上のインプリント材と前記型とが接触した状態で前記基板と前記型との位置合わせを行う場合に前記基板及び前記型のうちの少なくとも一方に生じる、前記型と前記インプリント材との接触面に沿った方向における力を検出する検出部と、
    記基板の位置の変化に要した時間に対する、前記検出部によって検出された前記力の変化量の割合を求め、前記求めた割合に基づいて前記位置合わせの動作を制御する制御部と、
    を有することを特徴とするンプリント装置。
  7. 前記インプリント装置は、前記基板を保持する基板ステージと、
    前記基板ステージを移動させる駆動部と、を有し、
    前記検出部は、前記駆動部の推力に基づいて前記力を検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  8. 前記インプリント装置は、前記型を保持する保持部を有し、
    前記検出部は、前記保持部に加わる力に基づいて、前記力を検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  9. 前記インプリント装置は、前記型に力を加えて変形させる変形機構を有し、
    前記検出部は、前記変形機構が前記型に加えた力に基づいて前記力を検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  10. 前記制御部は、前記求めた割合と閾値とを比較し、前記求めた割合が閾値を超えた場合、前記位置合わせの動作を中止する
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  11. 前記制御部は、統計処理した前記変化量の割合と閾値とを比較する
    ことを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  12. 前記制御部は、前記基板と前記型との間の前記インプリント材の種類に応じて前記閾値を変更する
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項1に記載のインプリント装置。
  13. 前記制御部は、前記基板と前記型との間の前記インプリント材の厚みに応じて前記閾値を変更する
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項1に記載のインプリント装置。
  14. 前記制御部は、前記基板上のショット領域の位置に応じて前記閾値を変更する
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項1に記載のインプリント装置。
  15. 基板上のインプリント材と型とを接触させて前記インプリント材にパターンを形成するインプリント方法であって、
    前記基板上のインプリント材と前記型とが接触した状態で前記基板と前記型との位置合わせを行う場合に前記基板及び前記型のうちの少なくとも一方に生じる、前記型と前記インプリント材との接触面に沿った方向における力を検出する工程と、
    前記型と前記基板との相対位置が変化したときの変位量に対する、前記工程において検出された前記力の変化量の割合を求め、前記求めた割合に基づいて前記位置合わせの動作を制御する工程と、を有する
    ことを特徴とするインプリント方法。
  16. 基板上のインプリント材と型とを接触させて前記インプリント材にパターンを形成するインプリント方法であって、
    前記基板上のインプリント材と前記型とが接触した状態で前記基板と前記型との位置合わせを行う場合に前記基板及び前記型のうちの少なくとも一方に生じる、前記型と前記インプリント材との接触面に沿った方向における力を検出する工程と、
    前記基板の位置が変化したときの変位量に対する、前記工程において検出された前記力の変化量の割合を求め、前記求めた割合に基づいて前記位置合わせの動作を制御する工程と、を有する
    ことを特徴とするインプリント方法。
  17. 基板上のインプリント材と型とを接触させて前記インプリント材にパターンを形成するインプリント方法であって、
    前記基板上のインプリント材と前記型とが接触した状態で前記基板と前記型との位置合わせを行う場合に前記基板及び前記型のうちの少なくとも一方に生じる、前記型と前記インプリント材との接触面に沿った方向における力を検出する工程と、
    前記基板の位置の変化に要した時間に対する、前記工程において検出された前記力の変化量の割合を求め、前記求めた割合に基づいて前記位置合わせの動作を制御する工程と、を有する
    ことを特徴とするインプリント方法。
  18. 請求項1乃至請求項1のいずれか1項に記載のインプリント装置を用いて、パターンを基板に形成する工程と、
    前記工程で前記パターン形成された前記基板を処理する工程と、を有し、
    処理された前記基板から物品を製造することを特徴とする物品の製造方法。
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