JP2006221514A - 生体認証装置及び画像取得方法 - Google Patents

生体認証装置及び画像取得方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006221514A
JP2006221514A JP2005035915A JP2005035915A JP2006221514A JP 2006221514 A JP2006221514 A JP 2006221514A JP 2005035915 A JP2005035915 A JP 2005035915A JP 2005035915 A JP2005035915 A JP 2005035915A JP 2006221514 A JP2006221514 A JP 2006221514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image acquisition
image
biometric authentication
acquisition unit
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005035915A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Shigeta
和之 繁田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005035915A priority Critical patent/JP2006221514A/ja
Priority to US11/334,586 priority patent/US20060182318A1/en
Priority to CNB2006100044490A priority patent/CN100426316C/zh
Publication of JP2006221514A publication Critical patent/JP2006221514A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/12Fingerprints or palmprints
    • G06V40/1335Combining adjacent partial images (e.g. slices) to create a composite input or reference pattern; Tracking a sweeping finger movement
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/14Vascular patterns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

【課題】 利便性を保ちながら小型でコストを抑えた生体認証装置を提供し、更には、複数の異なる認証技術同士の干渉を防止して高い認証精度を有することができる生体認証装置を提供する。
【解決手段】 複数の異なる生体認証を行う生体認証装置であり、第一の画像取得手段と、第二の画像取得手段と、第一の画像取得手段と第二の画像取得手段の動作を制御する制御手段を有する。この制御手段は、第一の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングと、第二の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングとを同期するように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生体認証装置及び同生体認証装置に用いられる画像取得方法に関し、特に、指紋認証や静脈認証等の生体認証システムに好適に搭載される生体認証装置及び画像取得方法に関する。
指紋や顔、虹彩、掌紋などを用いた生体認証システムは、画像取得装置から生体の画像を取得して、この取得した画像から特徴抽出を行い、その情報を元に登録済みのデータと照合を行い、本人であることを認証する。
ここで、画像取得装置の検出方式としては、CCDやCMOSセンサを用いた光学方式や、静電容量方式、圧力検知方式、感熱方式、電界検出方式などがある。また、別の分類としては、2次元のエリアセンサを用いて被写体画像を一括して取得するタイプと、スイープタイプ、あるいはスキャンタイプと呼ばれる、1次元センサあるいは副走査方向の画素数が2〜20程度の帯状の2次元センサを用いて、被写体を副走査方向に順次撮像した画像を合成して全体画像を取得するタイプがある。
一方、生体認証システムにおいては、顔認証と音声認証、虹彩認証と指紋認証など、異なる種類の生体認証技術を組み合わせたものがある。これは、組み合わせることにより認証精度が向上する点や、一方が認証できない場合に他方がカバーできる利便性の点を目的としている。
例えば、音声入力手段と口唇形状入力手段と署名入力手段を設けて、状況に応じていずれかの手段により取得したパラメータを用いて個人認証する例が示されている。(特許文献1を参照)
また、顔と指紋をそれぞれ取り込む複数のセンサを有して、両者のデータをもとに個人認証を行う例が示されている。なお、ここでのシステムは、認証するCPUは1系統であるが、センサとともに画像処理手段もそれぞれの系統ごとに複数有しており、またCPUへのデータバスも複数存在することが示されている。(特許文献2を参照)
こうしたなかで、組み合わせる複数の種類の生体認証技術は、同一人物の同じ部位を用いる認証技術同士であるほうが、複数の生体画像間の相関度が高くなるため、照合精度があがることが理解される。たとえば、
指紋と指の静脈、掌紋と掌の静脈、顔と頭蓋骨特徴認証、虹彩と網膜(眼底毛細血管パターン)、唇の形と音声認識、などである。
しかしながら、動く被写体に対して複数の生体認証を行う場合は、複数回被写体を撮像する必要があるためユーザーの使い勝手を制限してしまう問題が合った。
あるいは、それぞれの認証部を用意して、同時に認証を行う必要があるため、処理部分が2つ必要となり、高価で複雑な装置になる問題があった。
例えば、先述のスイープタイプ、あるいはスキャンタイプと呼ばれる指紋センサと指の静脈を撮像するセンサを組み合わせた認証システムにおいて、撮像から認証までの回路が1系統の場合は、指紋画像を撮像するために指を動かした後、さらに指の静脈を撮像するために指を動かす必要があり、2度手間になってしまう。あるいは、指紋認証するための撮像から認証までの回路と、静脈認証するための撮像から認証までの回路を複数用意した場合は、回路規模が約2倍になるとともに、高価なシステムになってしまう。
このように背景技術において、第1の課題として、こうした利便性の向上や小型化、低コスト化に対する障害を除去する必要がある。
また、第2の課題として、複数の異なる認証技術が互いに干渉することに起因した精度低下を防止する必要がある。例えば、先述のスイープタイプ、あるいはスキャンタイプと呼ばれる指紋センサと指の静脈を撮像するセンサを組み合わせた認証システムにおいて、双方とも光学式のセンサを用いた場合に、一方の撮像で用いる照明が外乱光として他方の撮像に影響を与えるために、精度を低下させてしまう問題があった。
特開2002−008034号公報 特開2003−168084号公報
本発明の目的は、
第1として、利便性を保ちながら小型でコストを抑えた認証装置を実現することにある。
また、第2として、複数の異なる認証技術同士の干渉を防止して、高精度な認証装置を実現することにある。
本発明の生体認証装置は、複数の異なる生体認証を行う生体認証装置であり、第一の画像取得手段と、第二の画像取得手段と、第一の画像取得手段と第二の画像取得手段の動作を制御する制御手段を有する。この制御手段は、第一の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングと、第二の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングとを同期するように制御することを特徴としたものである。
これにより、二つの画像取得手段の取得した画像データの取り込み経路を共用できるため、取得した画像から認証に必要な画像処理、演算、照合、登録処理部等の回路を共用できるため、回路規模を抑え、小型化、低コスト化を実現する。
また、本発明の生体認証装置は、複数の異なる生体認証を行う生体認証装置であり、第一の画像取得手段と、第二の画像取得手段の少なくとも一方の画像取得手段は、1次元センサあるいは副走査方向の画素数が2〜20程度の帯状の2次元センサを用いて、被写体を副走査方向に順次撮像した部分画像を取得するスイープタイプの撮像素子を用いた手段であり、この画像取得手段から得られる画像データ群は、部分画像単位の画像データ群であることを特徴としたものである。
これにより、一方の画像取得手段として部分画像が連続して出力されるスイープタイプの画像取得手段を用いた認証装置においても、部分画像毎に他方の画像取得手段の画像取得とデータの取り込み経路を共用するため、認証に必要な画像処理、演算、照合、登録処理部等の回路を共用できるため、回路規模を抑え、小型化、低コスト化が実現できる。特に、小型低コストの要求の強いスイープタイプで回路規模を抑えることが、製品の大きなメリットになる。
また、本発明の生体認証装置は、複数の異なる生体認証を行う生体認証装置であり、第一及び第二の画像取得手段から得られる画像データ群は、それぞれの撮像素子の副走査に同期した画像データ群であることを特徴としたものである。
これにより、複数の画像取得手段からのデータを主走査方向の画素数単位で記憶、演算処理可能なため、回路が簡素な構成で済み、共通化もよりしやすくなり、小型化、低コスト化に寄与する。
また、本発明の生体認証装置は、複数の異なる生体認証を行う生体認証装置であり、第一の画像取得手段と、第二の画像取得手段と、第一の画像取得手段と第二の画像取得手段の動作を制御する制御手段からなり、この制御手段は、第一の画像取得手段の撮像タイミングと、第二の画像取得手段の撮像タイミングとを同期するように制御することを特徴としたものである。
これにより、第一の画像取得手段と第二の画像取得手段の撮像タイミングを同期したままずらすことにより、一方の撮像に用いる条件が他方の撮像に用いる条件に干渉することが防止できるため、精度低下を防止できる。
また、本発明の生体認証装置は、複数の異なる生体認証を行う生体認証装置であり、第一の画像取得手段と、第二の画像取得手段と、第一の画像取得手段と第二の画像取得手段の動作を制御する制御手段からなり、第一及び第二の画像取得手段は、光学的な手段により撮像を行う画像取得手段であり、制御手段は、第一の画像取得手段の露光期間と、第二の画像取得手段の露光期間とを同期するように制御することを特徴としたものである。
例えば、2種類の光学的な撮像手段がそれぞれ異なる波長を用いて撮像する場合は、同期させることによりそれぞれの撮像時には一方の波長のみが入射するように制御できるため、異なる波長の光の入射による誤差がはいるのを防止できる。また、交互に測定することにより、2種類の高精度な測定が実現できる。
あるいは、2種類の光学的な撮像手段が異なる露光量で撮像する場合は、同期させることにより撮像時に一方の光のみが入射するように露光期間をずらすように制御できるため、一方の画像取得手段の露光量に影響を与えないように、もう一方の露光にかかわる照明光量を変化させたり、センサの蓄積期間の長さをかえることが可能となり、2種類の高精度な測定が実現できる。
以上説明したように、本発明によると、回路規模を抑えて撮像装置の低コスト化、小型化を図りながら、高い認証精度と認証速度の速さを両立した複数の生体認証を行う装置を実現できるため、例えば携帯端末における高性能な指紋認証システムを安価に提供できるという効果がある。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態として、本発明を適用した指紋認証用のスイープタイプの画像取得部と静脈認証認証用のスイープタイプの画像取得部を有して、認証部を共通化した生体認証装置の模式的な構成を示すブロック図を示す。
ここでは、認証部に設けた制御部からの制御パルスにより、2つの画像取得部の各センサおよび各光源をそれぞれ同期して駆動し、画像データを同一タイミングで出力する例を示している。センサがスイープタイプのため、指の移動中にわたりセンサがデータを出力するので、画像データの取り込み速度は高速度が要求される。しかしながら、このような構成をとることで、2つの画像取得手段からの画像データは同時に画像処理部およびメモリに取り込まれ、画像取得速度は落ちない。また、以降の処理(特徴抽出と登録・照合動作)は1系統で処理が行われるが、特徴抽出と登録・照合動作は画像データをメモリに取得後、個別に読み出して比較的ゆっくり照合を行えば良い。したがって認証装置としてのユーザーの使い勝手はそれほど損なわず、安価で回路規模の小さい認証装置を実現できる。さらに、2つの画像取得部の露光期間の同期をとっているため、両者の露光期間の重複するタイミングや量の制御を行いやすい。そのためお互いの干渉を抑えて、画像取得精度を高めた認証装置を実現できる。
本実施例における生体認証装置は2つの画像取得部101a,bと認証部102からなる。たとえば、画像取得部は画像センサを有した撮像ユニットで、また認証部はパーソナルコンピュータにより実行される機能の組み合わせであったり、あるいは、2つの画像取得部と認証部がひとつの生体認証ユニットとして組みあわされ、不図示の機器やコンピュータに接続される独立の装置の場合等、さまざまなケースが考えられる。ここでは、画像取得部101aは指紋認証用の画像取得部であり、画像取得部101bは指の静脈認証用の画像取得部の場合を例示する。
図1の画像取得部101a,bにおいて、103a,bは照明用の光源(光照射手段)としてのLEDである。
104a,bがCMOS型やCCD型等の撮像素子部であり、1次元センサあるいは2次元センサである。本実施例では104a,bとも同じCMOS型のセンサで、主走査方向が256画素、副走査方向が6画素の2次元のスイープタイプのセンサを例示するが、104a,bのうちの一方が一次元のセンサであったり、画素数などが異なるセンサであってもかまわない。
106a,bが、ADコンバータ部である。
112a,b、114a,b,cがタイミング発生(TG)部をかねた認証部102の制御部121からの制御信号線であり、112a,bがLEDの輝度や点灯タイミングを制御するパルスを伝える制御線、114a,b,cがセンサの駆動パルスを伝える制御線である。
110a,bがアナログの画像データ信号線であり、113a,bがAD変換後の8ビット幅のデジタルの画像データ信号線(データバス)である。
認証部102において、116が後段で特徴抽出を行うために、エッジ強調などの画像処理を行う前処理部である。117が、画像処理を行うためのフレームメモリ部である。118が、特徴抽出部であり、119が118で抽出された個人の特徴をデーターベースに登録あるいは、登録済みのデータと比較照合する登録照合部である。120が個人のデータを保存するデータベースである。121が本発明において、2つの画像取得部を同期させてデータを取得する制御を行うとともに、各部の制御も行う制御部である。
122、123、124が画像データを伝送するデータ線である。125がデータベースと登録・照合部間のデータ線および制御線である。126,127,128は制御部が各部を制御する制御線である。
本実施例では、認証部の制御部121は、センサの駆動パルスとして114cにより共通の駆動パルスを与えることにより、2つの画像取得部の撮像素子部を同期駆動して、ADコンバータ106a,bからの画像データの出力タイミング同士も同期を取っている。撮像動作や、画像データの出力タイミングの同期を取るためのセンサの駆動パルスの例としては、基本クロックやセンサの蓄積動作のリセットパルスや電荷転送パルス、主走査方向や副走査方向のシフトレジスタのスタートパルスや転送パルス、データの転送開始パルスなどがあげられる。
これにより、認証部102の前処理部116は2つの画像出力(16ビット幅)を同時に処理してフレームメモリに書き込みを行う。
また、認証部の制御部121は、2つの画像取得部の照明用光源103a,bの点灯パルスを112a,bにより同期したパルスを与えるとともに、撮像素子部の蓄積動作もあわせて同期駆動する。ここでは、点灯パルスの点灯期間の長さは異なるが周期を合わせて点灯させるとともに、撮像素子部の蓄積動作のタイミングも位相をずらして駆動する。これにより、2つの撮像素子部の露光動作は同期しているものの、同一タイミングでは行われず、少なくとも一方の撮像素子部の露光期間に他方の露光が影響を与えないような期間を設けることができる。
本実施例の場合は後述するように、静脈用に比べて光量が少なく、また、照射範囲も狭い指紋用の撮像部の光源は静脈用の撮像部の電荷蓄積期間にも点灯しているが、逆に静脈用の光源は指紋用の撮像部の電荷蓄積期間には点灯していないように露光期間を設定している。
静脈用と指紋用の照明では、光量や露光時間、光源の波長、照射範囲など撮像に最適な露光条件が異なる。このため、それぞれの認証用に異なる照明を行い2回撮像を実行するのはユーザーの使い勝手が非常に悪くなる。特に、スイープタイプのセンサの場合には、指を動かして撮像を行うため、こうした使い勝手の悪さが顕著になる。本実施例の構成を用いることで、1回の指の動作により、異なる2種類の撮像を同時に行うことが可能になるため、利便性が非常に向上する。また、各々の露光条件もお互いの制約をうけず最適化できるため、認証精度が向上する。
図2、図3に、本実施例において第1の撮像部としての指紋センサと第2の撮像部としての静脈センサの両者に用いた、スウィープタイプと呼ばれる方式の光学式センサの説明図を示す。
図2において、(a)は指の側面方向から見た図であり、(b)は指の上から見た図である。また、(c)は帯状の2次元センサにより取得した1枚の指紋画像例を示している。
201が指であり、202(202a〜e)が光源としてのLEDである。203が指紋の凹凸パターンの光学的な差や静脈のある場所とない場所の光の透過率の差をセンサに導く光学的な部材であり、204が1次元センサあるいは副走査方向の画素数が5〜20画素程度の帯状の2次元センサである。ここではCMOS型の撮像素子である。
ここで、205が光源から指への光の出射方向であり、206が指からセンサへの光の入射方向である。また、207が指の移動(スウィープあるいはスキャン)方向である。
また、208が帯状の2次元センサにより取得した1枚の指紋画像例のなかの指紋パターンを示している。
また、209が指の移動動作に伴い、移動方向と垂直方向への指のブレやずれを防止するガイド機構である。ここで、210がセンサの主走査方向であり、211が指の副走査方向である。ここでは、光源としてのLEDを主走査方向と平行に配列する。
図3において、こうしたスイープ型のセンサにより取得した画像により、指紋全体の画像と静脈全体の画像を合成する点について説明する。(a1)〜(a9)は207の方向に指を移動しながら、帯状の2次元センサにより連続取得した指紋の部分画像を示している。また、(b1)〜(b9)は207の方向に指を移動しながら、帯状の2次元センサにより連続取得した静脈パターンを含んだ指の部分画像を示している。(c)は帯状の2次元センサにより取得した部分画像を合成して得られた1枚の指紋画像を示している。また、(d)は帯状の2次元センサにより取得した部分画像を合成して得られた1枚の静脈画像を示している。(a1)〜(a9)、(b1)〜(b9)のように指をセンサ上で移動しながらを副走査方向に順次撮像して取得した部分画像は、連続した画像のなかで相関性の高い領域を、指の同一の領域を撮像していると判断してつなぎ合わせる。それにより、(c)のような指紋全体画像および(d)のような静脈全体画像として再構成される。
図4、図5を用いて本実施例におけるCMOS型の撮像素子部の構成を説明する。
図4は、図1の撮像素子部104の構成図である。ここでは、一般的なエリアセンサにおける水平走査方向が主走査方向、垂直走査方向が副走査方向に相当する。通常のエリアセンサはまず垂直方向の1行(たとえば一番上の行)を選択して、その行の水平方向の一端から同じ行の反対側の端に向かって(たとえば一番左から右に向かって)画素を順次読み出していく。その後、次の垂直方向の1行を選択して、同様に水平方向の一端から同じ行の反対側の端に向かって画素を順次読み出していく。こうして垂直方向に各行の読出しを行い画面全体の画素を取得する。このため、水平方向の走査を主走査、垂直方向の走査を副走査とした。
したがって、以下の撮像素子部の説明も主走査方向を水平方向、副走査方向を垂直方向と同一の意味として記述している。
図4において、41はセンサの1画素を構成する画素部、42は画素部41における読み出しパルス(fS)の入力端子、43は画素部41におけるリセットパルス(fR)の入力端子、44は画素部41における転送パルス(fT)の入力端子、45は画素部41における信号読み出し端子(P0)、46は後述するセレクタ部から水平方向の各画素に読み出しパルス(fS)を送る信号線、47は後述するセレクタ部から水平方向の各画素にリセットパルス(fR)を送る信号線、48は後述するセレクタ部から水平方向の各画素に転送パルス(fT)を送る信号線、49は垂直信号線、40は定電流源、51は垂直信号線49に接続された容量、52は水平シフトレジスタ56にゲートが接続され、ソース−ドレインに垂直信号線49と出力信号線53が接続された転送スイッチ、54は出力信号線53に接続された出力アンプ、55はセンサ部6の出力端子である。
また、56は水平シフトレジスタ(HSR)、57はそのスタートパルス(HST)の入力端子、58はその転送クロック(HCLK)の入力端子、59は垂直シフトレジスタ(VSR)、60はそのスタートパルス(VST)の入力端子、61はその転送クロック(VCLK)の入力端子、62は後述するローリングシャッタと呼ばれる方式の電子シャッタ用のシフトレジスタ(ESR)、63はそのスタートパルス(EST)の入力端子、64は垂直シフトレジスタ(VSR)の出力線、65は電子シャッタ用のシフトレジスタ(ESR)の出力線、66はセレクタ部、67は転送パルスの元信号TRSの入力端子、68はリセットパルスの元信号RESの入力端子、69は読み出しパルスの元信号SELの入力端子である。
図5は、図4の画素部41の構成図である。図5において、71は電源電圧(VCC)、72はリセット電圧(VR)、73はフォトダイオード、74〜77はMOSトランジスタからなるスイッチ、78は寄生容量(FD)、79はグラウンドである。
ここで、撮像素子部104の動作を図4、図5を参照して説明する。まず、リセット用のスイッチ74と、フォトダイオード73に接続されたスイッチ75とをOFFした状態で、フォトダイオード73において入射光による電荷の蓄積が行われる。
その後、スイッチ76がOFFした状態で、スイッチ74をONすることにより、寄生容量78がリセットする。つぎに、スイッチ74をOFF、スイッチ76をONすることにより、信号読み出し端子45にリセット状態の電荷を読み出す。
つぎに、スイッチ76をOFFした状態で、スイッチ75をONすることにより、寄生容量78に対して、フォトダイオード73に蓄積された電荷を転送する。つぎに、スイッチ75をOFFした状態で、スイッチ76をONすることにより、信号読み出し端子45に信号電荷を読み出す。
各MOSトランジスタの駆動パルスfS,fR,fTは、後述するように垂直シフトレジスタ59,62とセレクタ部66とにより作成され、各信号線46〜48により、画素の入力端子42〜44に供給される。入力端子60から入力されるクロック信号1パルスに対して、信号TRS,RES,SELが入力端子67〜69にそれぞれ1パルス入力され、このため、駆動パルスfS,fR,fTがそれぞれ信号TRS,RES,SELに同期して出力される。この結果、入力端子42〜44に、駆動パルスfS,fR,fTが供給される。
また、信号読み出し端子45は、垂直信号線49により定電流源40に接続すると共に、垂直信号線容量51及び転送スイッチ52に接続されており、垂直信号線49を介して電荷信号が垂直信号線容量51に転送される。その後水平シフトレジスタ56の出力に従い、転送スイッチ52が順次走査されて、垂直信号線容量51の信号が出力信号線53に順次読み出され、出力アンプ54を介して出力端子55から出力される。ここで、垂直シフトレジスタ(VSR)59は、スタートパルス(VST)60で走査が開始され、転送クロック(VCLK)61が出力線64を介してVS1,VS2,・・・VSnと順次転送されていく。また電子シャッタ用垂直シフトレジスタ(ESR)62は、入力端子63から入力されるスタートパルス(EST)で走査が開始され、入力端子61から入力される転送クロック(VCLK)が出力線65に順次転送されていく。
各画素部41の読み出し順序は、まず垂直方向の上1行目を選択し、水平シフトレジスタ56の走査に伴い左から右へ各列に接続した画素部41を選択出力する。1行目の出力が終わると、2行目を選択し、再び水平シフトレジスタ56の走査に伴い左から右へ各列に接続した画素部41を選択出力する。
以下、同様に垂直シフトレジスタ59の順次走査に従い、1,2,3,4,5・・・行目と上から下まで走査を行い、1画面の画像出力を行う。
ところで、センサの露光期間は、撮像画素が光の電荷を蓄積する蓄積期間と、撮像画素に被写体からの光が入射する期間により決まる。
ここで、CMOS型のセンサは、IT(interline transfer)型やFIT(frame−interline transfer)型のCCD素子と異なり、遮光されたバッファメモリ部を備えていない。そのため、画素部41から得られた信号を順次読み出している期間も、まだ読み出されていない画素部41は露光され続ける。したがって、連続的に画面出力を読み出すと、その露光時間は画面の読み出し時間にほぼ等しくなる。
しかし、光源としてLEDを用いて、外光の入射を遮光部材などで入射しない場合などでは、点灯している期間のみを露光期間と考えることが可能になる。
また、別の露光時間を制御するひとつの方法として、CMOS型のセンサにおいては、電子シャッタ(フォーカルプレインシャッター)として、蓄積の開始と終了の垂直走査を並行して行うローリングシャッタとばれる駆動方法を行うことができる。これにより、蓄積の開始と終了の垂直走査線数単位で露光時間を設定可能にしている。図4においては、ESR62が画素をリセットして蓄積を開始する垂直走査用のシフトレジスタであり、VSR59が、電荷を転送して蓄積を終了する垂直走査用のシフトレジスタである。電子シャッタ機能を用いる場合は、ESR62をVSR59に先行して走査し、その間隔に相当する期間が露光期間になる。
このように、CMOS型のエリアセンサはローリングシャッタによる蓄積方法を取ることで、垂直方向の1行単位で画素の電荷をリセットして、1行単位で画素の電荷を読み出すため、垂直走査方向の行単位、つまり副走査方向の行単位で蓄積が制御できる特性がある。
図6,7を用いて本実施例における2つの撮像部を有した認証装置の動作について説明する。図6は、2つの撮像部に与える制御用の駆動パルスと、2つの撮像部から出力される画像データのタイミングを示したタイミングチャートである。また、図7は2つの撮像部から出力される画像データが前処理部に取り込まれるときのデータ列を模式的に示した図である。
図6において、LED_Aが図1の112aで与えられるLED光源103a用の点灯パルスである。ここでは”H”レベルのときに点灯することを示している。また、LED_Bが112bで与えられるLED光源103b用の点灯パルスである。さらに、VSTが垂直シフトレジスタ(VSR)のスタートパルス60、VCLKが転送クロック61であり、図1の114cで2つの撮像素子に共通に与えられる駆動パルスである。不図示であるが、水平シフトレジスタのスタートパルスHSTや、その転送クロックHCLK等も114cの共通化されたパルスとして与えられる。一方、RES1およびRES2は、2つの撮像素子に独立して与えられるリセットパルスであり、図1において、RES1は制御線114aで与えられ、RES2は制御線114bで与えられる。この二つのパルスが独立して各撮像素子に与えられることにより、指紋用の撮像素子は、RES1後データ転送までの期間が電荷蓄積期間となり、静脈用の撮像素子は、RES2後データ転送までの期間が電荷蓄積期間となる。この結果、指紋用の撮像部は、RES1後データ転送までの期間かつLED_Aの点灯期間であるEXP1の期間が露光期間となり、静脈用の撮像部の光源の影響を受けない。一方、静脈用の撮像部はRES2後データ転送までの期間かつLED_Bの点灯期間であるEXP2の期間が露光期間となる。ただし、RES2後データ転送までの期間はLED_Aの点灯期間も含まれているため、指紋用の撮像部の光源からの迷光の影響を受けてしまう。しかしながら、指紋用のセンサの光源は一般的に静脈用のセンサの光源よりも光量が少なく、また照射範囲も狭いことから、影響は少なく抑えられる。2つの撮像部の露光期間の同期が取れていない場合は、一方の撮像用の露光をしているときに、もう一方の撮像用の露光期間が重なったり、重ならなかったり不定になってしまうため、お互いの光源による干渉の防止ができなく、正確な露光も難しい。本発明を適用したことで、複数の撮像部の露光量について、お互いの干渉を極力減らし、独立に制御可能となったことがわかる。
図7は、図1の前処理部116に入力するデータを模式的に表した図である。横1列は同時に流れる16ビットのデータを示しており、A7〜A0は113aのデータ線を流れる8ビットのデータであり、B7〜B0は113bのデータ線を流れる8ビットのデータである。縦方向にならぶ各行は撮像部から出力される画素データのデータ列を示している。まず撮像部からの1フレーム目の画像データの1画素目、2画素目、3画素目・・・と読出し、256画素×6行分の画素を読み出す。その後、2フレームめの画像データの1画素目、2画素目、3画素目・・・と読出し、256画素×6行分の画素を読み出す。以後同様に、3フレーム目、4フレーム目・・・と順次読み出していく。
このように、2つの異なる撮像部の同期をとり、同時に画像データを取り込むことにより1つの撮像部のみの場合と同程度のデータ転送時間で前処理部や、前処理部で用いるフレームメモリに同時にデータの書き込みを行えるため、高速な撮像動作が実現できる。一方、前処理以降の特徴抽出、登録、照合等は、撮像動作ほど短時間の処理を必要としないため、フレームメモリから認証種類ごとに必要な画像データをタイミングをずらして読みだして利用すればよく、時分割で利用しても全体的な認証速度の低下は少ない。本発明では、2つの撮像手段を同期して駆動することにより、データの取り込みタイミングを共通化することで、高速な撮像が要求される複数の生体認証用の撮像においても、前処理以降の回路を共用可能としている。共用可能になることで、演算処理回路や制御用マイコン、基板、配線等が共通化されるため、より小型、低コストな製品が実現できる。
特に、1次元センサあるいは副走査方向の画素数が2〜20程度の帯状の2次元センサを用いて、被写体を順次撮像するスイープタイプの撮像センサは、部分画像を1秒間に数百〜千枚程度読み込む必要がある。したがって、その部分画像の撮像間隔が対応する指の移動速度の上限を決めるため、撮像部からの画像取り込み速度が遅くなると対応可能な指の移動速度の範囲が狭まり、認証性能やユーザーの使い勝手に影響を与える。従来のように画像処理部や認証部を2系統用意すれば認証性能に影響はないが、高価なフレームメモリやマイコン部が2系統必要になるなど、回路規模、コスト的な問題が大きい。本発明を適用することにより、高速動作が要求される生体認証の撮像において、撮像部が複数になっても、速度を落とさず画像データを取得可能となる。加えて、前処理部以降の認証部を共通化可能となり、認証性能やユーザーの使い勝手を損なわず、低コスト、小型の認証装置を実現できる。
本実施例においては、2つの撮像部として光学的なセンサを例示したが、本発明においては、撮像手段として用いられるセンサは、光学式に限らない。静電容量方式、圧力検知方式、感熱方式、電界検出方式等の他方式であっても、第一の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングと、第二の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングとを同期するように制御することにより、回路を共通化できる効果は同様にあり有効である。もちろん、複数の撮像手段の方式が一緒である必要もない。
また、本実施例においては、2つの撮像部として副走査方向の画素数が2〜20程度の帯状の2次元センサを用いて、被写体を副走査方向に順次撮像した画像を合成して全体画像を取得するスイープタイプのセンサを例示した。しかしながら、一方あるいは両方が1次元センサのスイープセンサや、2次元のエリアセンサを用いて被写体画像を一括して取得するタイプのセンサであっても本発明は有効である。すなわち、第一の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングと、第二の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングとを同期するように制御することにより、回路を共通化できる効果は同様にあり有効であるからである。
本発明は、複数の撮像装置の画素数が一致していれば構成しやすいが、本質的には撮像部を同期させて、撮像データを取り込むことが可能であれば、画素数が一致している必要は無い。たとえば副走査方向の行の選択タイミングと主走査方向のデータレートが一致していれば、主走査方向の画素数や副走査方向の行数が異なっていても、それぞれを多い数の撮像データ側にあわせることにより実現できる。
また、本実施例においては、2つの撮像部として光学的なセンサを例示したが、本発明においては、光学式に限らず、静電容量方式、圧力検知方式、感熱方式、電界検出方式等の他方式であっても有効である。すなわち、第一の画像取得手段の撮像タイミングと、第二の画像取得手段の撮像タイミングとを同期するように制御することにより、一方の撮像に用いる条件が他方の撮像に用いる条件に干渉することが防止できるため、精度低下を防止できる効果は同様にあり有効であるからである。たとえば、電界方式による一方が発生させる電界のもう一方への干渉が例としてあげられる。また異なる方式の組み合わせでも有効である。たとえば、光学方式による照明の熱がおよぼす、感熱方式のセンサへの干渉が例としてあげられる。
本実施形態では、指の指紋と指の静脈の組み合わせにより被写体(本人)の照合を行うシステムについて説明した。しかしながら、掌紋、掌の静脈、顔、頭蓋骨特徴認証、虹彩、網膜(眼底毛細血管パターン)、唇の形、音声認識等により被写体(本人)の照合を行うシステムについても同様に用いることができる。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態として、本発明を適用した指紋認証用のスイープタイプの画像取得部と静脈認証認証用のスイープタイプの画像取得部を有して、認証部を共通化した生体認証装置の模式的な構成を示すブロック図を示す。
本実施形態では、認証部に設けた制御部からの制御パルスにより、2つの画像取得部の各センサおよび各光源をそれぞれ同期して駆動している。そして、一方が露光動作をしているときに一方がデータ出力をすることで、2系統の画像取得部が交互にデータ出力をするため、データバスを有効に利用している例を示す。
センサがスイープタイプのため、指の移動中にわたりセンサがデータを出力するので、画像データの取り込み速度は高速度が要求されるが、このような構成をとることで、非同期の場合に比べ、いずれのデータ転送も行われない無駄な空白の時間を少なく抑えることができる。このため、効率的に画像データを画像処理部およびメモリに取り込むことができて、画像取得速度の低下を抑えることが出来る。
また、以降の処理(特徴抽出と登録・照合動作)は1系統で処理が行われるが、特徴抽出と登録・照合動作は画像データをメモリに取得後、個別に読み出して比較的ゆっくり照合を行えば良い。したがって、認証装置としてのユーザーの使い勝手はそれほど損なわず、安価で回路規模の小さい認証装置を実現できる。
さらに、2つの画像取得部の露光期間の同期をとっているため、両者の露光期間の重複するタイミングや量の制御を行いやすく、お互いの干渉を抑えて、画像取得精度を高めた認証装置を実現している。
本実施例における指紋認証装置は2つの画像取得部101a,bと認証部102からなる。たとえば、画像取得部は画像センサを有した撮像ユニットで、また認証部はパーソナルコンピュータにより実行される機能の組み合わせであったり、あるいは、2つの画像取得部と認証部がひとつの生体認証ユニットとして組みあわされ、不図示の機器やコンピュータに接続される独立の装置の場合等、さまざまなケースが考えられる。ここでは、画像取得部101aは指紋認証用の画像取得部であり、画像取得部101bは指の静脈認証用の画像取得部の場合を例示する。
図8の画像取得部101a,bにおいて、103a,bは照明用の光源(光照射手段)としてのLEDである。
104a,bがCMOS型やCCD型等の撮像素子部であり、1次元センサあるいは2次元センサである。本実施例ではCMOS型のセンサで、主走査方向が256画素、副走査方向が6画素の2次元のスイープタイプのセンサを例示する。
105a,bは、撮像素子部を制御するタイミング発生(TG)部、106a,bが、ADコンバータ部である。
112a,b、114a,bが認証部からの制御信号線であり、112a,bがLEDの輝度や点灯タイミングを制御する制御線、114d,eがタイミング発生(TG)部を制御する制御線である。
111a,bが、タイミング発生(TG)部が発生する撮像素子部の駆動パルスを伝える制御線である。
110a,bがアナログの画像データ信号線であり、113a,bがAD変換後の8ビット幅のデジタルの画像データ信号線(データバス)である。
認証部102において、115が撮像部から入力する2系統の8ビットのデータバスを切り替えて選択するスイッチ部であり、113dが選択されたデータを出力する8ビットのデータバスである。116が後段で特徴抽出を行うために、エッジ強調などの画像処理を行う前処理部である。117が、画像処理を行うためのフレームメモリ部である。118が、特徴抽出部であり、119が118で抽出された個人の特徴をデーターベースに登録あるいは、登録済みのデータと比較照合する登録照合部である。120が個人のデータを保存するデータベースである。121が本発明において、2つの画像取得部を同期させてデータを取得する制御を行うとともに、各部の制御も行う制御部である。
122、123、124が画像データを伝送するデータ線である。125がデータベースと登録・照合部間のデータ線および制御線である。126,127,128は制御部が各部を制御する制御線である。
本実施例では、認証部の制御部121は、タイミング発生部105a,bを制御して、2つの画像取得部の撮像素子部を同期して交互に駆動することにより、ADコンバータ106a,bからのデータ出力を交互に出力する。このとき、2つの画像取得部のタイミング発生部105a,bからの制御パルスは同期した駆動パルスが撮像素子部104a,bに与えられている。
これにより、認証部102のスイッチ部115および前処理部116は2つの画像出力(各8ビット幅)を交互に選択して処理を行い、フレームメモリに書き込みを行う。
また、認証部の制御部121は、2つの画像取得部の照明用光源103a,bに対して周期を合わせた点灯パルスを与えるとともに、撮像素子部の蓄積動作も周期を合わせて同期駆動する。ここでは、一方がデータ出力をしているときに一方が露光動作をするように位相をずらすことで、2系統の画像取得部が交互に露光動作をするように駆動する。これにより、2つの撮像素子部の露光動作は同期しているものの、同一タイミングでは行われず、少なくとも一方の撮像素子部の露光期間に他方の露光が影響を与えないような期間を設けることができる。
静脈用と指紋用の照明では、光量や露光時間、光源の波長、照射範囲など撮像に最適な露光条件が異なる。このため、それぞれの認証用に異なる照明を行い2回撮像を実行するのはユーザーの使い勝手が非常に悪くなる。特に、スイープタイプのセンサの場合には、指を動かして撮像を行うため、こうした使い勝手の悪さが顕著になる。本実施例の構成を用いることで、1回の指の動作により、異なる2種類の撮像を同時に行うことが可能になるため、利便性が非常に向上する。また、各々の露光条件もお互いの制約をうけず最適化できるため、認証精度が向上する。
図9に、図2で示したスイープ型のセンサにより取得した画像により、指紋全体の画像と静脈全体の画像を合成する点について説明する。(a1)〜(a4)は図2の207の方向に指を移動しながら、帯状の2次元センサにより連続取得した指紋の部分画像を示している。また、(b1)〜(b5)は207の方向に指を移動しながら、帯状の2次元センサにより連続取得した静脈パターンを含んだ指の部分画像を示している。(c)は帯状の2次元センサにより取得した部分画像を合成して得られた1枚の指紋画像を示している。また、(d)は帯状の2次元センサにより取得した部分画像を合成して得られた1枚の静脈画像を示している。(a1)〜(a4)、(b1)〜(b5)のように指をセンサ上で移動しながら交互に取得した2種類の異なる生体画像群は、指紋部分画像群と静脈部分画像群に分類された後、それぞれの部分画像を相関性を用いてつなぎ合わせることにより、(c)のような指紋全体画像および(d)のような静脈全体画像を得る。
図10,11を用いて本実施例における2つの撮像部を有した認証装置の動作について説明する。図10は、2つの撮像部に与える制御用の駆動パルスと、2つの撮像部から出力される画像データのタイミングを示したタイミングチャートである。また、図7は2つの撮像部から出力される画像データが前処理部に取り込まれるときのデータ列を模式的に示した図である。
LED_Aが図8の112aで与えられるLED光源103a用の点灯パルスである。ここでは”H”レベルのときに点灯することを示している。また、LED_Bが112bで与えられるLED光源103b用の点灯パルスである。各パルスは、2つの光源部に個別に与えられる駆動パルスであるが、共通の制御部121の制御を受けて、周期を一致させて駆動されている。
さらに、VST1、VST2が垂直シフトレジスタ(VSR)のスタートパルス60、VCLK1、VCLK2が転送クロック61、RES1、RES2がリセットパルス(RES)68であり、図8においてはVST1,VCLK1,RES1は制御線114aで与えられ、VST2,VCLK2,RES2は制御線114bで与えられる。各パルスは、2つの撮像素子に個別に与えられる駆動パルスであるが、共通の制御部121の制御を受けて、各TG部が同期をとり、周期を一致させて駆動されている。不図示であるが、水平シフトレジスタのスタートパルスHSTや、その転送クロックHCLK等も同期化されたパルスとして与えられる。
DATAOUT1が113aで出力する8ビットの像データを示す。DATAOUT2が113bで出力する8ビットの画像データを示す。
撮像素子は、RES1、2によりリセットされた後の電荷蓄積期間でかつ、LEDの点灯している期間が露光期間となる。指紋用の撮像部はEXP1の期間が露光期間となり、静脈用の撮像素子は、EXP2の期間が露光期間となる。この結果、指紋用の撮像部は、静脈用の撮像部の光源の影響を受けない。静脈用の撮像部も、指紋用の撮像部の光源の影響を受けない。
2つの撮像部の露光期間が同期が取れていない場合は、一方の撮像用の露光をしているときに、もう一方の撮像用の露光期間が重なったり、重ならなかったり不定になってしまう。そのため、お互いの光源による干渉が発生して、正確な露光ができないことを考えると、本発明を適用したことで、複数の撮像部の露光量について、お互いの干渉を防止して、独立に制御可能となったことがわかる。
図11は、図8の前処理部116に入力するデータを模式的に表した図である。横1列は同時に流れる8ビットのデータを示しており、7〜0は113dのデータ線を流れる8ビットのデータである。この8ビットのデータは、図8のデータバスのスイッチ部(SW部)115により、指紋用の撮像部の8ビットの画像データと静脈用の撮像部の8ビットの画像データを1フレームの部分画像ごとに切り替えて選択した画像データである。
縦方向にならぶ各行は撮像部から出力される画素データのデータ列を示している。まず指紋用の撮像部からの1フレーム目の画像データの1画素目、2画素目、3画素目・・・と読出し、256画素×6行分の画素を読み出す。次に静脈用の撮像部からの1フレーム目の画像データの1画素目、2画素目、3画素目・・・と読出し、256画素×6行分の画素を読み出す。続いて、指紋用の撮像部からの2フレーム目の画像データの1画素目、2画素目、3画素目・・・と読出し、256画素×6行分の画素を読み出す。次に静脈用の撮像部からの2フレーム目の画像データの1画素目、2画素目、3画素目・・・と読出し、256画素×6行分の画素を読み出す。以後同様に、指紋用の撮像画像と静脈用の撮像画像を交互に3フレーム目、4フレーム目・・・と順次読み出していく。
このように、2つの異なる撮像部の同期をとり、交互に画像データを取り込むことにより、一方の撮像部が露光動作をしているときに、一方の撮像部のデータ転送が行えるため、データが流れない空白の期間を少なくすることが出来る。したがって、1つの撮像部のみの場合とあまり変わらないデータ転送時間で前処理部に対して画像を入力できる。また、前処理部で用いるフレームメモリにも同時に書き込みを行える。前処理以降の特徴抽出、登録、照合等は、撮像動作ほどは高速を必要としないため、フレームメモリから認証種類ごとに必要な画像データをタイミングをずらして読みだして利用する。
特に、スイープタイプの撮像センサは、部分画像を1秒間に数百〜千枚程度読み込む必要がり、その部分画像の撮像間隔が対応する指の移動速度の上限を決める。したがって、撮像部からの画像取り込み速度が遅くなると対応可能な指の移動速度の範囲が狭まり、認証性能やユーザーの使い勝手に影響を与える。従来のように画像処理部や認証部を2系統用意すれば認証性能や速度に影響はないが、高価なフレームメモリやマイコン部が2系統必要になるなど、回路規模、コスト的な問題が大きい。高速動作が要求される撮像動作において、撮像部が複数になっても、速度を落とさず画像データを取得するとともに、前処理部以降の認証部を共通化可能となる。その結果、認証性能やユーザーの使い勝手を損なわず、低コスト、小型の認証装置を実現できる。
本実施例においては、2つの撮像部として光学的なセンサを例示したが、本発明においては、撮像手段として用いられるセンサは、光学式に限らず、静電容量方式、圧力検知方式、感熱方式、電界検出方式等の他方式であっても有効である。すなわち、第一の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングと、第二の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングとを同期するように制御することにより、回路を共通化できる効果は同様にあり有効であるからである。もちろん、複数の撮像手段の方式が一緒である必要もない。
また、本実施例においては、2つの撮像部として副走査方向の画素数が2〜20程度の帯状の2次元センサを用いて、被写体を副走査方向に順次撮像した画像を合成して全体画像を取得するスイープタイプのセンサを例示した。しかしながら、一方あるいは両方が、1次元のスイープセンサや、2次元のエリアセンサを用いて被写体画像を一括して取得するタイプのセンサであっても良い。すなわち、第一の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングと、第二の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングとを同期するように制御することにより、回路を共通化できる効果は同様にあり有効であるからである。
本発明は、複数の撮像装置の画素数が一致していれば構成しやすいが、本質的には撮像部を同期をさせて、撮像データを取り込むことが可能であれば、画素数が一致している必要は無い。たとえば副走査方向の行の選択タイミングと主走査方向のデータレートが一致していれば、主走査方向の画素数や副走査方向の行数が異なっていても、それぞれを多い数の撮像データ側にあわせることにより実現できる。
また、光学式に限らず、静電容量方式、圧力検知方式、感熱方式、電界検出方式等の他方式であっても良い。第一の画像取得手段の撮像タイミングと、第二の画像取得手段の撮像タイミングとを同期するように制御することにより、一方の撮像に用いる条件が他方の撮像に用いる条件に干渉することが防止できるため、精度低下を防止できる効果は同様にあり有効である。たとえば、電界方式による一方が発生させる電界のもう一方への干渉が例としてあげられる。また異なる方式の組み合わせでも有効である。たとえば、光学方式による照明の熱がおよぼす、感熱方式のセンサへの干渉が例としてあげられる。
本実施形態では、指の指紋と指の静脈の組み合わせにより被写体(本人)の照合を行うシステムについて説明した。しかしながら、掌紋、掌の静脈、顔、頭蓋骨特徴認証、虹彩、網膜(眼底毛細血管パターン)、唇の形、音声認識等により被写体(本人)の照合を行うシステムについても同様に用いることができる。
本発明の第1の実施形態の生体認証装置の模式的な構成を示すブロック図である。 スイープタイプのセンサの構成を説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態の動作を説明する説明図である。 第1及び第2の実施形態におけるCMOS型の撮像素子部の説明図である。 第1及び第2の実施形態におけるCMOS型の撮像素子部の説明図である。 第1の実施形態における生体認証装置の動作を説明するタイミングチャートである。 第1の実施形態における生体認証装置の動作の説明図である。 本発明の第2の実施形態の生体認証装置の模式的な構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の動作を説明する説明図である。 第2の実施形態における生体認証装置の動作を説明するタイミングチャートである。 第2の実施形態における生体認証装置の動作の説明図である。
符号の説明
101 画像取得部
102 認証部
103 光照射手段
104 撮像素子部
105 タイミング発生部
106 ADコンバータ部
107,110 アナログ画像データ信号線
112 制御信号線
113 デジタル画像データ信号線
114 制御信号線
115 スイッチ部
116 前処理部
117 フレームメモリ部
118 特徴抽出部
119 登録照合部
120 データベース
121 制御部
122,123,124 画像データを伝送するデータ線
125 データベースと登録照合部間のデータ線および制御線
126,127,128 制御部が各部を制御する制御線
201 指
202 光源(LED)
203 光学的部材
204 2次元センサ
205 光の出射方向
206 光の入射方向
207 指の移動方向
208 指紋パターン
209 ガイド機構
210 センサの主走査方向
211 センサの副走査方向

Claims (14)

  1. 複数の異なる生体認証を行う生体認証装置において、前記生体認証装置は、第一の画像取得手段と、第二の画像取得手段と、前記第一の画像取得手段と第二の画像取得手段の動作を制御する制御手段からなり、前記制御手段は、第一の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングと、第二の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングとを同期するように制御することを特徴とした生体認証装置。
  2. 前記生体認証装置の少なくとも一方の画像取得手段は、部分画像を取得するスイープタイプの撮像素子を用いた手段であり、この画像取得手段から得られる画像データ群は、部分画像単位の画像データ群であることを特徴とした請求項1に記載の生体認証装置。
  3. 前記生体認証装置の第一及び第二の画像取得手段から得られる画像データ群は、それぞれの撮像素子の副走査に同期した画像データ群であることを特徴とした請求項1又は2の何れか1項に記載の生体認証装置。
  4. 前記制御手段は、第一の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングと、第二の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングとが同時になるように制御することを特徴とした請求項1から3の何れか1項に記載の生体認証装置。
  5. 前記制御手段は、第一の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングと、第二の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングとが交互になるように制御することを特徴とした請求項1から3の何れか1項に記載の生体認証装置。
  6. 複数の異なる生体認証を行う生体認証装置において、前記生体認証装置は、第一の画像取得手段と、第二の画像取得手段と、前記第一の画像取得手段と第二の画像取得手段の動作を制御する制御手段からなり、前記制御手段は、第一の画像取得手段の撮像タイミングと、第二の画像取得手段の撮像タイミングとを同期するように制御することを特徴とした生体認証装置。
  7. 前記生体認証装置の第一及び第二の画像取得手段は、光学的な手段により撮像を行う画像取得手段であり、前記制御手段は、第一の画像取得手段の露光期間と、第二の画像取得手段の露光期間とを同期するように制御することを特徴とした請求項6に記載の生体認証装置。
  8. 前記制御手段は、第一の画像取得手段の撮像タイミングと、第二の画像取得手段の撮像タイミングとを交互に行うように制御することを特徴とした請求項6又は7の何れか1項に記載の生体認証装置。
  9. 前記生体認証装置の前記第一の画像取得手段と、前記第二の画像取得手段の被写体は、指であることを特徴とした請求項1から7の何れか1項に記載の生体認証装置。
  10. 前記生体認証装置の前記第一の画像取得手段と、前記第二の画像取得手段のいずれか一方の取得する情報は、指紋であることを特徴とした請求項1から9の何れか1項に記載の生体認証装置。
  11. 前記生体認証装置の前記第一の画像取得手段と、前記第二の画像取得手段のいずれか一方の取得する情報は、指紋、他方は静脈であることを特徴とした請求項1から10の何れか1項に記載の生体認証装置。
  12. 複数の異なる生体認証を行う生体認証装置に用いられる画像取得方法において、前記画像取得方法は、第一の画像取得手段と、第二の画像取得手段と、前記第一の画像取得手段と第二の画像取得手段の動作を制御する制御手段を用いて、第一の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングと、第二の画像取得手段から得られる画像データ群を取得するタイミングとを同期するように制御して取得することを特徴とした画像取得方法。
  13. 複数の異なる生体認証を行う生体認証装置に用いられる画像取得方法において、第一の画像取得手段と、第二の画像取得手段と、前記第一の画像取得手段と第二の画像取得手段の動作を制御する制御手段を用いて、第一の画像取得手段の撮像タイミングと、第二の画像取得手段の撮像タイミングとを同期するように制御して取得することを特徴とした画像取得方法。
  14. 前記生体認証装置の少なくとも一方の画像取得手段は、部分画像を取得するスイープタイプの撮像素子を用いた手段であり、この画像取得手段から得られる画像データ群は、部分画像単位の画像データ群であることを特徴とした請求項12又は13の何れか1項に記載の画像取得方法。
JP2005035915A 2005-02-14 2005-02-14 生体認証装置及び画像取得方法 Withdrawn JP2006221514A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005035915A JP2006221514A (ja) 2005-02-14 2005-02-14 生体認証装置及び画像取得方法
US11/334,586 US20060182318A1 (en) 2005-02-14 2006-01-19 Biometric authenticating apparatus and image acquisition method
CNB2006100044490A CN100426316C (zh) 2005-02-14 2006-02-14 生物测量认证装置和图像获取方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005035915A JP2006221514A (ja) 2005-02-14 2005-02-14 生体認証装置及び画像取得方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006221514A true JP2006221514A (ja) 2006-08-24

Family

ID=36815664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005035915A Withdrawn JP2006221514A (ja) 2005-02-14 2005-02-14 生体認証装置及び画像取得方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20060182318A1 (ja)
JP (1) JP2006221514A (ja)
CN (1) CN100426316C (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014156396A1 (ja) * 2013-03-27 2014-10-02 東レエンジニアリング株式会社 高速撮像方法および高速撮像装置
WO2020208824A1 (ja) * 2019-04-12 2020-10-15 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び記録媒体
WO2020218491A1 (ja) 2019-04-26 2020-10-29 日本電気株式会社 認証データ生成装置、認証装置、認証データ生成方法、及び、記録媒体

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100944021B1 (ko) * 2004-11-15 2010-02-24 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 생체특징입력장치
JP4757071B2 (ja) * 2006-03-27 2011-08-24 富士通株式会社 指紋認証装置および情報処理装置
JP4182987B2 (ja) * 2006-04-28 2008-11-19 日本電気株式会社 画像読取装置
JP4182988B2 (ja) * 2006-04-28 2008-11-19 日本電気株式会社 画像読取装置および画像読取方法
JP5015496B2 (ja) * 2006-06-01 2012-08-29 ルネサスエレクトロニクス株式会社 固体撮像装置、撮像方法および撮像システム
US7660442B2 (en) * 2006-09-01 2010-02-09 Handshot, Llc Method and system for capturing fingerprints, palm prints and hand geometry
WO2008153539A1 (en) * 2006-09-19 2008-12-18 University Of Massachusetts Circumferential contact-less line scanning of biometric objects
JP2008123207A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Sony Corp 登録装置、照合装置、登録方法、照合方法及びプログラム
JP2009031903A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Sony Corp 生体認証装置
US20090084856A1 (en) * 2007-09-28 2009-04-02 Igor Vinogradov Imaging reader with asymmetrical magnification
JP4941311B2 (ja) * 2008-01-09 2012-05-30 ソニー株式会社 マウス
JP5169940B2 (ja) * 2009-03-26 2013-03-27 セイコーエプソン株式会社 撮像装置及び認証装置
JP5295848B2 (ja) * 2009-04-14 2013-09-18 株式会社日立製作所 個人認証装置
US20110007951A1 (en) * 2009-05-11 2011-01-13 University Of Massachusetts Lowell System and method for identification of fingerprints and mapping of blood vessels in a finger
JP2011022687A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Fujitsu Ltd 認証機能を有する電子機器および認証方法
JP5451540B2 (ja) * 2009-10-16 2014-03-26 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 生体認証装置および生体認証方法
US20110200233A1 (en) * 2010-02-16 2011-08-18 Keng Aik Boo Biometric Sensing Using Scan Function of an All-in-One Printer Device
US8830032B2 (en) * 2010-10-25 2014-09-09 International Business Machines Corporation Biometric-based identity confirmation
US8457370B2 (en) 2011-01-20 2013-06-04 Daon Holdings Limited Methods and systems for authenticating users with captured palm biometric data
US8548206B2 (en) 2011-01-20 2013-10-01 Daon Holdings Limited Methods and systems for capturing biometric data
KR101463362B1 (ko) 2011-02-24 2014-11-19 엠파이어 테크놀로지 디벨롭먼트 엘엘씨 모바일 디바이스들을 이용한 인증
US8971588B2 (en) * 2011-03-30 2015-03-03 General Electric Company Apparatus and method for contactless high resolution handprint capture
JP5831018B2 (ja) * 2011-07-29 2015-12-09 富士通株式会社 生体認証装置及び生体認証装置における利用者の手の位置の調整方法
TWI485629B (zh) * 2011-11-21 2015-05-21 Pixart Imaging Inc An optical input device, an input detection method thereof, and a method for the optical input device
RU2638775C2 (ru) * 2013-03-18 2017-12-15 Общество с ограниченной ответственностью "ЦРТ-инновации" Система контроля и управления доступом на базе биометрических технологий аутентификации личности по голосу и по лицу
US20150130917A1 (en) * 2013-11-12 2015-05-14 The University Of Massachusetts Miniature contactless fingerprinting device
US10536464B2 (en) * 2016-06-22 2020-01-14 Intel Corporation Secure and smart login engine
TWI584201B (zh) * 2016-07-17 2017-05-21 金佶科技股份有限公司 辨識裝置及辨識方法
CN107180458A (zh) * 2017-05-19 2017-09-19 郑州云海信息技术有限公司 一种具有面部识别功能的机箱
CN107480650B (zh) * 2017-08-24 2020-03-27 京东方科技集团股份有限公司 指纹检测单元、指纹检测电路及其驱动方法、显示装置
JP7300869B2 (ja) * 2019-04-02 2023-06-30 株式会社ジャパンディスプレイ 生体認証システム及び生体情報検出装置
CN111126343B (zh) * 2019-12-31 2022-08-16 厦门天马微电子有限公司 用于光电传感器的驱动方法及驱动装置、显示装置
CN111191634B (zh) * 2020-02-04 2022-10-11 厦门天马微电子有限公司 指纹识别电路的驱动方法及指纹识别电路

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7512254B2 (en) * 2001-11-07 2009-03-31 Symbol Technologies, Inc. System and method for mobile biometric authentication
FR2749955B1 (fr) * 1996-06-14 1998-09-11 Thomson Csf Systeme de lecture d'empreintes digitales
US6072891A (en) * 1997-02-21 2000-06-06 Dew Engineering And Development Limited Method of gathering biometric information
JP3595745B2 (ja) * 1999-01-29 2004-12-02 キヤノン株式会社 画像処理装置
JP3858263B2 (ja) * 2001-11-09 2006-12-13 日本電気株式会社 指紋画像入力装置及びそれを用いた電子機器
JP2003168084A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Sanyo Electric Co Ltd 本人認証システム及び方法
JP4086523B2 (ja) * 2001-12-04 2008-05-14 キヤノン株式会社 画像読取装置、被写体照合システム、被写体認識システム及び画像読取方法
JP4232079B2 (ja) * 2002-07-22 2009-03-04 有限会社イオネットワーク 個人識別装置
JP4088625B2 (ja) * 2002-09-13 2008-05-21 富士通株式会社 生体検知装置および方法並びに生体検知機能を有する認証装置
AU2002328437A1 (en) * 2002-09-17 2004-04-08 Fujitsu Limited Biological information acquiring apparatus and authentication apparatus using biological information
JP4262486B2 (ja) * 2003-01-28 2009-05-13 株式会社日立製作所 個人認証装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014156396A1 (ja) * 2013-03-27 2014-10-02 東レエンジニアリング株式会社 高速撮像方法および高速撮像装置
JP2014192721A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Toray Eng Co Ltd 高速撮像方法および高速撮像装置
WO2020208824A1 (ja) * 2019-04-12 2020-10-15 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び記録媒体
JPWO2020208824A1 (ja) * 2019-04-12 2020-10-15
JP7188566B2 (ja) 2019-04-12 2022-12-13 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
WO2020218491A1 (ja) 2019-04-26 2020-10-29 日本電気株式会社 認証データ生成装置、認証装置、認証データ生成方法、及び、記録媒体
US11978284B2 (en) 2019-04-26 2024-05-07 Nec Corporation Authentication data generation device, authentication device, authentication data generation method, and recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
CN100426316C (zh) 2008-10-15
US20060182318A1 (en) 2006-08-17
CN1831845A (zh) 2006-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006221514A (ja) 生体認証装置及び画像取得方法
JP4086523B2 (ja) 画像読取装置、被写体照合システム、被写体認識システム及び画像読取方法
JP2008071137A (ja) 画像読取装置及び生体認証装置
US20040228508A1 (en) Signal processing apparatus and controlling method
US7158659B2 (en) System and method for multiplexing illumination in combined finger recognition and finger navigation module
US7164782B2 (en) System and method for time-space multiplexing in finger-imaging applications
US7623689B2 (en) Image pick-up apparatus including luminance control of irradiation devices arranged in a main scan direction
EP1339010A2 (en) Image input apparatus
JP2002517835A (ja) 線形センサを使用する指紋走査の方法および装置
JP2005173700A (ja) 指紋読み取り装置及び個人認証システム
JP2009009403A (ja) 生体認証装置及び生体検知方法
WO2017006746A1 (ja) 撮像素子、画像処理方法、および電子機器
JP3576124B2 (ja) 複数の検出装置を使用した高速スキャナ
CN111414792A (zh) 指纹识别集成电路及包括指纹识别集成电路的指纹识别设备
JP2007249950A (ja) 画像取得装置及び画像取得方法
JP2005063020A (ja) 認識装置
US7274009B2 (en) Frame-shuttered CMOS image sensor with simultaneous array readout
JP2004213689A (ja) 画像入力装置及び指紋認識装置
JP2003242489A (ja) 画像入力装置及び指紋認識装置
US20070153116A1 (en) Photographic device
JP6699772B2 (ja) 光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法
JP2002366887A (ja) シンボル情報読み取り装置
JP4688756B2 (ja) 認識装置
JP2003248818A (ja) 画像入力装置及び指紋認識装置
JP2006101191A (ja) 撮像装置及び撮像方法及び同撮像装置を用いたカメラ、個人認証システム、電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080513