JP2006218792A - カード用シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カード用シート10は、ICカード学生証20の台紙となるICカード学生証台紙であって、印字適性を有する印字用紙11と、このカード用シート10の土台となる台紙17と、印字用紙11及び台紙17の略全面を、再剥離再貼付可能に貼り合わせる強粘再剥離粘着剤18と、天側から略3分の2の位置で2つ折りするためのミシン目mcなどとを備え、印字用紙11は、学生情報を印字するための学生情報印字欄12と、ICカード学生証20を貼付する位置を示すカード貼付位置13と、ICカード学生証20用のPIN番号を印字するためのPIN番号印字欄14と、強粘再剥離粘着剤18を表出させるためのめくり部15と、印字用紙11の裏面に形成された剥離層16とを備える。
【選択図】図1
Description
これを最もシンプルな方法で実現すると、例えば、DP袋のようなポケット部を台紙内の一部に用意しておき、PIN番号部分には目隠し用シールを貼る、といった作業が必要になる。
この場合、ポケット部を通常の紙にすると、不透明であるが故に、カードと台紙とが合致しているか否かの確認が煩雑になる。たとえ、ポケット部に投入する段階で正しいことを確認したとしても、投入した後の確認は、大変である。
しかし、透明フィルムを使用して、かつ、レーザープリンタ(通常は熱でトナーを定着させる)で印字する場合には、耐熱性の点からPET(ポリエチレンテレフタレート)やPEN(ポリエチレンナフタレート)といった高価な樹脂のうち、さらに高価な厚手のものを使用しなければならず、コストアップは避けられない。
また、この場合は、輸送中に脱落する危険があるため、封入後にテープ止めを必要とする。
請求項1の発明は、カード(20)の台紙となるカード用シートであって、第1及び第2の基材(11、17)と、前記第1及び第2の基材(11、17)の少なくとも一部を貼り合わせる再剥離再貼付粘着剤層(18)と、前記第1及び第2の基材(11、17)の少なくとも一方に設けられた前記カード(20)用の秘匿情報欄(14)とを備え、前記再剥離再貼付粘着剤層(18)の一部又は全部を表出させ、その表出した再剥離再貼付粘着剤層(18)に前記カード(20)を重ねて前記カード(20)を固定すること、前記カード(20)、及び/又は、前記第1及び第2の基材(11、17)の少なくとも一部を前記秘匿情報欄(14)に重ねて、その秘匿情報欄(14)を隠蔽すること、を特徴とするカード用シートである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のカード用シートにおいて、前記第1及び/又は第2の基材(11、17)は、前記再剥離再貼付粘着剤層(18)を表出させるためのめくり部(15)を備え、前記めくり部(15)は、めくり上げたときに、前記秘匿情報欄(14)に重なる位置に配置されていること、を特徴とするカード用シートである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のカード用シートにおいて、前記再剥離再貼付粘着剤層(18A)は、前記カード(20)を固定するとともに、このカード用シート(10A、10B)を封止すること、を特徴とするカード用シートである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のカード用シートにおいて、前記第1及び第2の基材(11、17)が貼り合わされた状態で、略全面にわたって略均一な厚みであること、を特徴とするカード用シートである。
請求項5の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のカード用シートにおいて、前記第1及び第2の基材(11A、17)が貼り合わされた状態で、このカード用シート(10A、10B)を略全面にわたって略均一な厚みにするための厚み調整シート(19)を備えること、を特徴とするカード用シートである。
図1は、本発明によるカード用シートの実施例1を示す図である。
実施例1のカード用シート10は、ICカード学生証(カード)20の台紙となるICカード学生証台紙であって、印字用紙(第1の基材)11と、台紙(第2の基材)17と、強粘再剥離粘着剤(再剥離再貼付粘着剤層)18と、ミシン目mcなどとを備える。
また、このカード用シート10は、印字用紙11及び台紙17が貼り合わされた状態で、略全面にわたって略均一な厚みである。
めくり部15は、ハーフカット加工によって形成され、そのハーフカットhcは、完全なループ状ではなく、一部に非切断部があり、その非切断部は、PIN番号印字欄14側に配置されている。したがって、めくり部15は、めくり上げたときに、印字用紙11から分離せず、折り返されて、PIN番号印字欄14に重なるようになっている。
まず、図1(C)に示すように、プレ印刷と、ハーフカット加工と、ミシン目加工とを施したカード用シート10を用意する。
ついで、図1(D)に示すように、OA用カラープリンタなどで、学生情報印字欄12及びPIN番号印字欄14に、必要事項を印字する。
さらに、図1(E)に示すように、めくり部15をめくり上げ、PIN番号印字欄14にめくり上げた部分を重ね、PIN番号を隠蔽しながら、強粘再剥離粘着剤18の一部を表出させる。
最後に、図1(G)に示すように、必要に応じてミシン目mcで、カード用シート10を2つ折りする。2つ折りすることで、ICカード学生証20の不用意な脱落が防止でき、しかも、PIN番号の隠蔽性を向上させることができる。
(1)強粘再剥離粘着剤18を利用してICカード学生証20を固定し、印字用紙11のめくり部15やICカード学生証20を利用してPIN番号を隠蔽するので、従来のポケット部や、粘着テープ、隠蔽ラベルなどを別途用意する必要はなく、媒体コストを抑制することができる。
(2)ICカード学生証20の固定作業や、PIN番号の隠蔽作業が簡単に行えるので、複雑な作業がなくなり、作業の正確さを高めることができる。
(4)カード用シート10は、厚みが均一なため、プリンタ給紙が安定し、給紙カセットによる大量処理が可能となるので、短期間に大量処理する場合に好適な形態である。
なお、前述した実施例1と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
実施例2のカード用シート10Aは、実施例1のように、めくり部15をめくり上げて強粘再剥離粘着剤18を表出させるものではなく、保護シート(第1の基材)11Aを剥離して、再剥離再貼付粘着剤(再剥離再貼付粘着剤層)18Aを表出させるものである。
また、学生情報印字欄12及びPIN番号印字欄14は、台紙17に設けられ、PIN番号印字欄14は、2つ折りした台紙17の一部で隠蔽する。
また、図2(D)(E)に示すように、保護シート11Aにも個別情報を印字することによって、出力控や受領書として利用することができ、資材に無駄がない。
さらに、図2(F)(G)に示すように、再剥離再貼付粘着剤18Aは、ICカード学生証20を固定するとともに、このカード用シート10Aを封止するので、ICカード学生証20を丸ごと隠蔽する構成となり、ICカード学生証20の汚損防止や、PIN番号の隠蔽性の向上が図れる。
実施例3のカード用シート10Bは、実施例2の考え方を踏襲しつつ、『厚みが不均一』という課題を解消すべく検討した形態であり、保護シート11Aのない部分に、接着剤18Bによって、厚み調整シート19を貼り合わせている。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)めくり部15のハーフカットhcの形状は、任意であり、例えば、丸形や星形、矩形で剥がし取る方法でも対応可能である。この場合は、めくり部15が完全に剥離してしまうので、PIN番号は、ICカード学生証20で直接隠蔽するようにする。
(2)実施例3では、接着剤18Bによって、厚み調整シート19を強接着する例で説明したが、再剥離再貼付粘着剤で粘着させておき、厚み調整シート19を剥離できるようにしてもよい。このようにすれば、その内面を情報領域として活用できる。
(4)台紙は、紙に限定されず、合成紙やフィルムなどであってもよい。
11 印字用紙(第1の基材)
11A 保護シート(第1の基材)
12 学生情報印字欄
13 カード貼付位置
14 PIN番号印字欄(秘匿情報欄)
15 めくり部
16 剥離層
17 台紙(第2の基材)
18 強粘再剥離粘着剤(再剥離再貼付粘着剤層)
18A 再剥離再貼付粘着剤(再剥離再貼付粘着剤層)
18B 接着剤
19 厚み調整シート
20 ICカード学生証(カード)
hc ハーフカット
mc ミシン目
Claims (5)
- カードの台紙となるカード用シートであって、
第1及び第2の基材と、
前記第1及び第2の基材の少なくとも一部を貼り合わせる再剥離再貼付粘着剤層と、
前記第1及び第2の基材の少なくとも一方に設けられた前記カード用の秘匿情報欄とを備え、
前記再剥離再貼付粘着剤層の一部又は全部を表出させ、その表出した再剥離再貼付粘着剤層に前記カードを重ねて前記カードを固定すること、
前記カード、及び/又は、前記第1及び第2の基材の少なくとも一部を前記秘匿情報欄に重ねて、その秘匿情報欄を隠蔽すること、
を特徴とするカード用シート。 - 請求項1に記載のカード用シートにおいて、
前記第1及び/又は第2の基材は、前記再剥離再貼付粘着剤層を表出させるためのめくり部を備え、
前記めくり部は、めくり上げたときに、前記秘匿情報欄に重なる位置に配置されていること、
を特徴とするカード用シート。 - 請求項1又は請求項2に記載のカード用シートにおいて、
前記再剥離再貼付粘着剤層は、前記カードを固定するとともに、このカード用シートを封止すること、
を特徴とするカード用シート。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のカード用シートにおいて、
前記第1及び第2の基材が貼り合わされた状態で、略全面にわたって略均一な厚みであること、
を特徴とするカード用シート。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のカード用シートにおいて、
前記第1及び第2の基材が貼り合わされた状態で、このカード用シートを略全面にわたって略均一な厚みにするための厚み調整シートを備えること、
を特徴とするカード用シート。
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2005
- 2005-02-14 JP JP2005035751A patent/JP4564372B2/ja active Active
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