JP2006218187A - 調理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
食材に向かってエアを噴出するための噴出用パイプの清掃を容易とすることができる調理装置を提供する。
【解決手段】
所定量の水を収容し得るとともに、食材を投入可能な湯槽5と、該湯槽5内における底面側に配設されて、当該湯槽5内部の水を加熱するためのバーナ6及びヒータパイプ6と、湯槽5内の湯を沸騰直前の温度にて維持すべる制御手段8と、湯槽5内における食材が投入されるべき位置より下方に配設され、当該食材が投入されるべき位置に向かって開口した噴出口14aを有するとともに、一端14cから導入された加熱されたエアを当該噴出口14aから食材に向かって噴出させ得る噴出用パイプ14と、該噴出用パイプ14の一端14cにエアを供給し得るエアポンプPとを備えた調理装置において、噴出用パイプ14は、湯槽に対して脱着自在とされたものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、冷凍又は冷蔵された食材を解凍して調理するための調理装置に関するものである。
冷凍又は冷蔵された食材を解凍して調理するための調理装置として、冷凍又は冷蔵された麺類を茹でるための業務用茹麺装置が挙げられる。かかる茹麺装置は、一般に、所定量の水を収容し得る湯槽と、該湯槽内に水を供給し得る給水手段と、湯槽内の水を加熱して沸騰させるための加熱手段とを具備して構成されており、麺を収容したテボを保持すべく湯槽上部には例えば6つの丸孔を有したテボ受け板が設けられていた。
また、テボ受け板の丸孔の下方であって加熱手段の上方には、各丸孔に対応した6つの孔を有した板材が配設されており、加熱手段による沸騰で生じた気泡が各テボに向かって上昇するよう構成されていた。これにより、テボ内の麺は、沸騰した湯にて解凍調理されるとともに、上昇した気泡によって良好に解されることとなる。
ところで、上記した茹麺装置においては、沸騰した湯の中に冷凍又は冷蔵の食材(冷凍又は冷蔵麺)を投入していたのであるが、投入直後には食材周囲の湯温が100℃以下に下がってしまい、沸騰直前の温度となることが分かった。これは、100℃以下の湯であっても食材の解凍調理は十分可能であることを示しており、麺を解す作用等所定の条件さえ満たせば、必ずしも湯温を100℃に保つ必要がないことを示している。
そこで、本出願人は、沸騰直前の湯温にて冷凍又は冷蔵の食材を解凍調理することを検討したが、その場合、投入された麺に向かって上昇する気泡がほとんどなくなるため、冷凍又は冷蔵の麺を十分に解すことができない虞があった。また、食材に向かって上昇する気泡がないため、投入された食材(麺に限らない)の周りの湯と他の部位の湯との間の対流があまりなく、当該食材の周りの湯の温度低下が著しくなって、短時間に十分な解凍調理を行うことができない虞もあった。
一方、湯槽に投入される食材は、気泡が生じた湯によって解凍調理されることを前提として冷凍又は冷蔵加工されているものも多く、気泡が全くない条件下においては良好な解凍調理が行えないものもある。例えば冷凍又は冷蔵麺等においては、気泡が下方から噴出されることによって素早く解れるように加工してあり、かかる気泡の噴出がないと確実で均一な解凍調理が行えない虞がある。
上記諸事情を鑑みて、本出願人は、例えば特許文献1で開示したように、湯槽内の湯を沸騰直前の温度にて維持すべるための加熱手段の制御手段を設けるとともに、湯槽内における食材が投入されるべき位置に向かって加熱されたエアを噴出する噴出用パイプを具備した調理装置(茹麺装置)を提案した。かかる調理装置によれば、加熱エネルギ及び水の消費を抑制しつつ調理条件を均一なものとすることができると同時に、湯槽内の湯を沸騰させずに食材に対して気泡を噴出することができる。
特開2004−202219号公報
しかしながら、上記従来の調理装置においては、以下の如き問題があった。即ち、湯槽内の湯には、調理する食材から澱粉や冠水(食材の形状を保つための糊)が流出するため、その成分がエアを噴出するための噴出用パイプに至り、エアの噴出口を詰まらせてしまう等の不具合が生じる虞があった。また、長期に亘って食材から流出した成分が噴出用パイプ内に残留した状態であると、衛生面でも不具合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、食材に向かってエアを噴出するための噴出用パイプの清掃を容易とすることができる調理装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、所定量の水を収容し得るとともに、冷凍又は冷蔵された食材を投入可能な湯槽と、該湯槽内における底面側に配設されて、当該湯槽内部の水を加熱するための加熱手段と、前記湯槽内の湯を沸騰直前の温度にて維持すべく前記加熱手段を制御する制御手段と、前記湯槽内における食材が投入されるべき位置より下方に配設され、当該食材が投入されるべき位置に向かって開口した噴出口を有するとともに、一端から導入された加熱されたエアを当該噴出口から食材に向かって噴出させ得る噴出用パイプと、該噴出用パイプの一端にエアを供給し得るエアポンプとを備えた調理装置において、前記噴出用パイプは、湯槽に対して脱着自在とされたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の調理装置において、前記噴出用パイプは、その一端が前記湯槽に対して脱着自在に取り付けられるとともに、他端が下方に所定寸法垂下しつつ開口したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の調理装置において、前記噴出用パイプは、前記湯槽内に配設された接続管を介して脱着自在に取り付けられるとともに、当該接続管は、噴出用パイプの一端をシールしつつ嵌合可能であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の調理装置において、前記湯槽内に投入されるべき食材は、冷凍又は冷蔵された麺類であることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、噴出用パイプが湯槽に対して脱着自在とされたので、食材に向かってエアを噴出するための噴出用パイプを取り外せば、水洗い等の清掃を容易とすることができる。
請求項2の発明によれば、噴出用パイプは、その一端が湯槽に対して脱着自在に取り付けられるとともに、他端が下方に所定寸法垂下しつつ開口したので、取り外した噴出用パイプの一端から他端まで水等を流せば、その水等と噴出用パイプ内に付着した汚れ等とを他端の開口から吐出させることができ、水洗い等の掃除を一層容易とすることができる。
更に、他端が下方に所定寸法垂下しつつ開口しているので、湯槽内の湯に浸かった状態では、ヘッド差が生じて当該開口には他の部位よりも大きな水圧が付与されるようになっている。これにより、食材の調理中において噴出用パイプ内に供給されたエアは、噴出口から噴出されるものの、他端の開口からの噴出が抑制されるので、供給されるエアを効率良く食材に向かって噴出させることができる。それと同時に、複数回の調理を経ることにより噴出用パイプの噴出口が詰まった場合、噴出用パイプの一端から供給されたエアは他端の開口から噴出されることとなるため、当該噴出用パイプや周辺の構成要素の破損を回避することができる。
請求項3の発明によれば、噴出用パイプが、湯槽内に配設された接続管を介して脱着自在に取り付けられるとともに、当該接続管は、噴出用パイプの一端をシールしつつ嵌合可能であるので、当該噴出用パイプの脱着作業が容易であり、且つ、供給されたエアが接続管から漏れてしまうのを確実に回避することができる。
請求項4の発明によれば、湯槽内に投入されるべき食材は、冷凍又は冷蔵された麺類であるので、エアの噴出による解し効果を十分に享受することができ、より十分な解凍調理を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る調理装置は、調理場に設置されて、工場等で予め茹でた後に冷凍加工した麺を解凍調理するための茹麺装置から成り、図1に示すように、茹麺装置本体1と、該茹麺装置本体1の背面側から上方に突設された排煙部2と、茹麺装置本体1の前面側に設けられた操作部3と、茹麺装置本体1の上部に設けられた調理部4とによって外観が構成されている。
茹麺装置本体1は、その底面四隅にそれぞれ脚部1aが設けられており、床面に対して立設可能とされた略箱状部材から成るものである。かかる茹麺装置本体1の内部には、調理部4を構成する湯槽5と、加熱手段としてのバーナ6及びヒータパイプ7と、制御手段8等が配設されており(図4及び図5参照)、それら内部構成要素のメンテナンスを容易ならしめるべく開閉扉1bが前面に形成されている。
排煙部2は、図4に示すように、バーナ6の燃焼室10及びヒータパイプ7と連通して上方に開口したもので、当該バーナ6で生じた熱気或いは煙を外部へ排気するためのものである。即ち、バーナ6で加熱された空気は、燃焼室10からヒータパイプ7へ至り、その熱で湯槽5内の水を加熱しつつ、その後排煙部2から放出されるようになっている。
操作部3は、バーナ6の点火、消火及び温度設定を操作するための操作パネル3aと、湯槽5内への給水を操作するための操作ツマミ3bとから主に構成されている。操作ツマミ3bを回動すると、給水コック(不図示)が開いて茹麺装置内まで導かれた給水管9(図1参照)から水道水が供給されるよう構成されている。
調理部4は、冷凍麺を湯に投入して解凍調理し得る部位であり、上方に開放した茹麺装置本体1の開口部に湯槽5が嵌め込まれて成るとともに、その対向する縁部には湯の飛散を防止するための板材12が配設されている。湯槽5は、所定量の水を収容し得るとともに、食材としての冷凍麺を投入可能なものであり、その内部にはテボ受け板11と、ヒータパイプ7と、噴出用パイプ14及び導入パイプ15等とが配設されている。
テボ受け板11は、図2で示すように、湯槽5を覆う如く設置された平板状部材から成り、その平面には冷凍麺を保持するためのテボTを嵌合し得る6つの丸孔11aが形成されている。そして、テボTを丸孔11aに嵌合させると、図4及び図5の如く、冷凍麺Rが湯槽5内の湯に浸かって解凍調理され得るよう設定されている。また、図2に示すように、噴出用パイプ14の噴出口14aは、テボ受け板11における丸孔11aの中心Cから寸法m(20mm程度が好ましい)だけオフセットして開口しており、該噴出口14aから噴出されるエアがテボTに収容された冷凍麺(食材)の周りの湯と他の部位の湯との間の対流を促進すると同時に、麺を解す作用を一層大きく付与することができ、より確実且つ均一な調理を行わせることができる。
ヒータパイプ7は、湯槽5内の底面側を縦断する如く3本併設されたものであり、それぞれの内部には複数のフィン7aが形成されている。該ヒータパイプ7の基端側は、既述の如くバーナ6の燃焼室10と連結されており、バーナ6によって加熱された空気された燃焼室10内の空気が、ヒータパイプ7を通過する過程において、フィン7aを介して湯槽5内の水を加熱し得るよう構成されている。尚、これらバーナ6及びヒータパイプ7によって本発明の加熱手段が構成されている。
また、茹麺装置本体1内には、マイコン等から成る制御手段8が配設されており、図6に示すように、該制御手段8とバーナ6とが電気的に接続されている一方、かかる制御手段8は、湯槽5内に配設された検出手段13とも電気的に接続されている。この検出手段13は、湯槽5内の湯の温度を検出するための温度センサから成り、検出された値を電気信号として制御手段8へ送信可能とされている。
制御手段8は、湯槽5内の湯を沸騰直前の温度にて維持すべくバーナ6を制御するためのもので、検出手段13で検出された温度に応じてバーナ6をオン、オフ制御する駆動制御手段8aを備えて成る。即ち、湯槽5内の湯が沸騰直前の所定温度から下がった場合、駆動制御手段8aを介してバーナ6をオンする(点火)とともに、湯槽5内の湯が沸騰直前の所定温度から上がった場合、駆動制御手段8aを介してバーナ6をオフする(消火)よう構成されているのである。
湯槽5内の湯の温度は、解凍調理時間及び待機時間に亘って、略96℃に保持されるべく制御手段8によって制御されるのが好ましい。即ち、解凍調理が行われていない待機時間は勿論、解凍調理時間においても沸騰直前の96℃に湯温が設定されているので、沸騰による不具合を回避しつつ十分な解凍調理を行うことができる。尚、解凍調理に支障がない範囲における沸騰直前の温度であれば、96℃に限定されず、調理人の任意の温度域に湯温を保つようにしてもよい。
より具体的には、沸騰による水分の蒸発を回避することができるため、湯槽5内への給水を大幅に低減させることができ、加熱エネルギ及び水の消費を抑制することができるとともに、水分蒸発に起因して湯槽5内で不純物が析出することにより当該析出物がヒータパイプ7の外周面等に付着してしまうのを回避でき、加熱効率を更に向上させることができる。また、水分の蒸発による調理環境の悪化を回避することもできる。
噴出用パイプ14は、図7に示すように、その一端14cから平面視略コ字状に延び屈曲形成された他端14dに至る管状部材から成り、その途中の所定位置(既述の如くテボ受け板11における丸孔11aの中心Cから寸法mだけオフセットした位置)に噴出口14aが6つ形成されている。かかる噴出用パイプ14により、湯槽5内における冷凍麺Rが投入されるべき位置に向かって加熱されたエアを噴出し得るよう構成されている。
より具体的に説明すると、噴出用パイプ14の一端14cは、接続管16を介して導入パイプ15と接続されているとともに、その導入パイプ15は、排煙部2内を通ってエアポンプPに接続されているので、エアポンプPから供給された雰囲気温度のエアは、導入パイプ15を通過する過程で排煙部2内を流動する排煙の熱にて加熱され、噴出用パイプ14を介して噴出口14aから冷凍麺Rに向かって噴出される。
従って、加熱エネルギ及び水の消費を抑えつつ調理条件を均一なものとすることができ、湯槽5内の湯を沸騰させずに食材に対して気泡を噴出することができるのに加え、噴出されるエアは加熱されているため、湯槽5内の湯、特に冷凍麺Rの周りの湯の温度が著しく低下してしまうのを回避することができる。更に、エアを加熱するための別途の手段が不要となるので、装置構成を簡素化することができるとともに、部品点数を削除して製造コストを低減させることができる。また、エアを加熱する別途の手段が不要となるため、装置全体としての加熱エネルギの消費をより抑えることができる。
ここで、導入パイプ15は、湯槽5の水位よりも高い位置となる部位(最も高い位置の部位)がコイル状に形成されて成るものである。即ち、導入パイプ15は、エアポンプPに接続される端部から立ち上がって、最も高い部位にて茹麺装置本体1の幅方向に亘ってコイル状に形成されつつ延設され、接続管16まで垂下して構成されている。かかる構成により、排煙部2内を流動する排煙の熱を効率良く導入パイプ15内のエアに伝達し得るので、噴出パイプ14の噴出口14aから噴出されるエアを確実に高温に維持することができ、且つ、フィン等を形成するものに比べて、導入パイプ15の製造が容易である。従って、装置全体の製造コストが嵩むのを抑制することができる。
更に、噴出口14aは、図8に示すように、噴出用パイプ14に形成された凹部14bの略中央に開口しているため、冷凍麺に噴出されるエアを湯槽5内において塊(同図中2点鎖線の如きエアの塊)とすることができ、より効果的に冷凍麺の解凍調理を行うことができる。即ち、かかる凹部14bがなく噴出口14aが単に開口しているのみの場合、供給されたエアが湯槽5内において線状に上昇するのみであるのに対し、本実施形態の如く凹部14bを有することにより、冷凍麺に噴出されるエアを塊として解凍調理をより効果的に行わせることができるのである。
ところで、噴出用パイプ14は、図9に示すように、湯槽5の壁面に配設された接続管16を介して脱着自在に取り付けられるとともに、当該接続管16は、噴出用パイプ14の一端14cをシールしつつ嵌合可能に構成されている。即ち、接続管16は、その基端側の側壁に形成されたネジ部16aにて湯槽5における壁面の孔hに螺着して固定されつつ導入パイプ15の先端と接続されている一方、先端側の側壁にはOリング17が形成されるとともに、当該側壁に噴出用パイプ14の一端14cが嵌め込まれるよう構成されている。尚、接続管16には、その軸方向に延びた貫通孔16bが形成されており、導入パイプ15と噴出用パイプ14とを連通させ、エアの通過が可能とされている。
然るに、図10に示すように、噴出用パイプ14の一端14cは、接続管16に嵌合にて取り付けられ、当該接続管16から容易に取り外すことができるので、噴出用パイプ14の脱着作業が容易であり、且つ、接続管16に取り付けられた状態においてはOリング17にてシールされるので、導入パイプ15を介して供給されたエアが当該接続管16から漏れてしまうのを確実に回避することができる。従って、本実施形態に係る噴出用パイプ14によれば、湯槽5に対して脱着自在とされたので、取り外した噴出用パイプ14の一端14cから他端14dまで水等を流せば、その水等と噴出用パイプ14内に付着した汚れ等とを他端14dの開口から吐出させることができ、水洗い等の掃除を一層容易とすることができる。
また更に、噴出用パイプ14の他端14dは、下方に所定寸法tだけ垂下しつつ開口して構成されている。これにより、湯槽5内の湯に浸かった状態では、ヘッド差tが生じて一端14d側の開口には他の部位よりも大きな水圧が付与されるようになっているので、食材Rの調理中において噴出用パイプ14内に供給されたエアは、噴出口14aから噴出されるものの、他端14dの開口からの噴出が抑制され、供給されるエアを効率良く食材Rに向かって噴出させることができる。
それと同時に、複数回の調理を経ることにより噴出用パイプ14の噴出口14aが詰まった場合、噴出用パイプ14の一端14cから供給されたエアは他端14dの開口から噴出されることとなるため、当該噴出用パイプ14や周辺の構成要素(接続管16やそれと接続された導入パイプ15或いはエアポンプP等)の破損を回避することができる。尚、本実施形態においては、噴出用パイプ14の他端14aが内側に向かいつつ下方に垂下しているが、直線状に下方に垂下させヘッド差tを生じさせた構成としてもよい。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば湯槽5に投入されるべき食材として冷凍麺の他、冷蔵麺(工場等で予め茹でられた麺を冷蔵加工したもの)としてもよいし、更には他の冷凍又は冷蔵された食材を解凍調理するものとしてもよい。但し、湯槽内に投入されるべき食材として、冷凍又は冷蔵された麺類とした場合、エアの噴出による解し効果を十分に享受することができ、より十分な解凍調理を行うことができる。
また、湯槽内部の水を加熱するための加熱手段は、本実施形態の如くバーナ6及びヒータパイプ7で構成されるものに限定されず、例えば湯槽の底面を直接炎で加熱するもの、或いは電気ヒータにて加熱するもの等種々のものとすることができる。更に、装置全体の加熱効率を考慮しなければ、導入パイプ15を排煙部2を通過させず、別途の加熱手段にてエアを加熱するようにしてもよい。
湯槽に対して脱着自在とされた噴出用パイプを具備した調理装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたものにも適用することができる。
本発明の実施形態に係る茹麺装置(調理装置)を示す全体斜視図 同茹麺装置(調理装置)を示す上面図 同茹麺装置(調理装置)におけるテボ受け板を取り外した状態の上面図 同茹麺装置(調理装置)を示す断面模式図(縦方向断面) 同茹麺装置(調理装置)を示す断面模式図(横方向断面) 同茹麺装置(調理装置)における湯温制御のための構成を示すブロック図 同茹麺装置(調理装置)における噴出用パイプを示す上面図及び背面図 図7におけるVIII−VIII線断面図 同茹麺装置(調理装置)における接続管を示す断面模式図(噴出パイプの一端が取り付けられた状態) 同茹麺装置(調理装置)における接続管を示す断面模式図(噴出パイプの一端が取り外された状態)
符号の説明
1 茹麺装置本体
2 排煙部
3 操作部
4 調理部
5 湯槽
6 バーナ(加熱手段)
7 ヒータパイプ(加熱手段)
8 制御手段
9 供給管
10 燃焼室
11 テボ受け板
12 板材
13 検出手段
14 噴出用パイプ
14a 噴出口
14c 一端
14d 他端
15 導入パイプ
16 接続管
17 Oリング

Claims (4)

  1. 所定量の水を収容し得るとともに、冷凍又は冷蔵された食材を投入可能な湯槽と、
    該湯槽内における底面側に配設されて、当該湯槽内部の水を加熱するための加熱手段と、
    前記湯槽内の湯を沸騰直前の温度にて維持すべく前記加熱手段を制御する制御手段と、
    前記湯槽内における食材が投入されるべき位置より下方に配設され、当該食材が投入されるべき位置に向かって開口した噴出口を有するとともに、一端から導入された加熱されたエアを当該噴出口から食材に向かって噴出させ得る噴出用パイプと、
    該噴出用パイプの一端にエアを供給し得るエアポンプと、
    を備えた調理装置において、
    前記噴出用パイプは、湯槽に対して脱着自在とされたことを特徴とする調理装置。
  2. 前記噴出用パイプは、その一端が前記湯槽に対して脱着自在に取り付けられるとともに、他端が下方に所定寸法垂下しつつ開口したことを特徴とする請求項1記載の調理装置。
  3. 前記噴出用パイプは、前記湯槽内に配設された接続管を介して脱着自在に取り付けられるとともに、当該接続管は、噴出用パイプの一端をシールしつつ嵌合可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の調理装置。
  4. 前記湯槽内に投入されるべき食材は、冷凍又は冷蔵された麺類であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の調理装置。
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