JP2006218162A - 脱臭マット - Google Patents

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Abstract

【課題】 吸水性に優れた脱臭マットを提供すること。
【解決手段】 本発明では、脱臭マットにおいて、防水性を有するマット基台の上部に吸水性を有する吸水シートと脱臭性を有する脱臭シートとを順に積層し、脱臭シートに複数の貫通孔を穿設した。また、前記マット基台に前記脱臭シートを支持するための支持突起を形成した。また、前記支持突起の先端面と前記脱臭シートの裏面との間に前記吸水シートを介在させて、前記支持突起によって前記脱臭シートを前記吸水シートを介して支持するように構成した。また、前記マット基台に縁枠を形成し、この縁枠の内側に前記吸水シートと前記脱臭シートとを着脱自在に収容した。さらに、前記脱臭シートの上部に他の吸水性を有する吸水シートを積層した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、脱臭マットに関するものである。
従来より、キッチンやトイレなどの悪臭を伴う汚水が床上に飛散するおそれのある場所では、床上にマットを敷き、このマットで汚水を吸水することによって、床上に汚水が直接飛散したり床内に汚水が浸透してしまうのを防止していた。
このマットは、悪臭を伴う汚水を吸水するために、長期間の使用によってマット自体から悪臭が放出されてしまうおそれがある。
そこで、マットとして活性炭のように脱臭機能を有する脱臭シートを使用して、この脱臭シートで汚水を吸水するとともに脱臭するように構成することも考えられる。
この脱臭シートは、紙や不織布などの繊維に活性炭などの脱臭剤を樹脂などのバインダーで固着させたり、繊維の製造過程で脱臭剤をも同時に抄いて製造されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2002−263481号公報
ところが、上記従来の脱臭シートは、脱臭機能を向上させるために脱臭剤の含有量を増加すると、繊維内部で脱臭剤の密度が増大して、かえって脱臭シート自体の有する吸水機能が低減してしまうといった不具合があった。
そのため、脱臭機能を向上させた脱臭シートをそのままマットに使用すると、マットの表面で汚水を弾いてしまい、マットに本来要求されていた汚水の吸着が行えなくなるおそれがあった。
しかも、汚水がマットの内部に浸透せずに表面に水滴として残留してしまうと、マットの表面が滑りやすくなり、マットの上部で転倒して怪我をしてしまうおそれがあった。
そこで、請求項1に係る本発明では、脱臭マットにおいて、防水性を有するマット基台の上部に吸水性を有する吸水シートと脱臭性を有する脱臭シートとを順に積層し、脱臭シートに複数の貫通孔を穿設することにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記マット基台に前記脱臭シートを支持するための支持突起を形成することにした。
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記支持突起の先端面と前記脱臭シートの裏面との間に前記吸水シートを介在させて、前記支持突起によって前記脱臭シートを前記吸水シートを介して支持するように構成することにした。
また、請求項4に係る本発明では、前記請求項1〜請求項3のいずれかに係る本発明において、前記マット基台に縁枠を形成し、この縁枠の内側に前記吸水シートと前記脱臭シートとを着脱自在に収容することにした。
また、請求項5に係る本発明では、前記請求項1〜請求項4のいずれかに係る本発明において、前記脱臭シートの上部に他の吸水性を有する吸水シートを積層することにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、請求項1に係る本発明では、脱臭マットにおいて、防水性を有するマット基台の上部に吸水性を有する吸水シートと脱臭性を有する脱臭シートとを順に積層し、脱臭シートに複数の貫通孔を穿設することにしているために、脱臭剤を高密度で含有させた脱臭シートを用いても、脱臭シートに設けた貫通孔から下層の吸水シートへと汚水が流下するため、脱臭シートの表面に汚水が残留して悪臭を放出するのを防止することができる。
また、請求項2に係る本発明では、マット基台に脱臭シートを支持するための支持突起を形成することにしているために、脱臭マットの表面を押圧されたときに吸水シートに吸着された汚水がマットの表面に逆流してしまうのを防止することができる。
また、請求項3に係る本発明では、支持突起の先端面と脱臭シートの裏面との間に吸水シートを介在させて、支持突起によって脱臭シートを吸水シートを介して支持するように構成することにしているために、吸水シートが緩衝材として機能することになるので、脱臭マットの表面を押圧したときに支持突起が脱臭シートを突き破ってしまうのを防止することができる。
また、請求項4に係る本発明では、マット基台に縁枠を形成し、この縁枠の内側に吸水シートと脱臭シートとを着脱自在に収容することにしているために、長期間の使用によって汚れた吸水シートや脱臭シートを容易に交換することができる。
また、請求項5に係る本発明では、脱臭シートの上部に他の吸水性を有する吸水シートを積層することにしているために、仮に脱臭シートに形成した孔から下層の吸水シートへ流下せずに脱臭シートの表面に残留する汚水が発生したとしても、その残留汚水を上層の吸水シートで吸着することができ、残留汚水に起因するマット表面での転倒を防止することができる。
以下に、本発明に係る脱臭マットの具体的な構造について図面を参照しながら説明する。
図1〜図3に示すように、脱臭マット1は、マット基台2とマット本体3とから構成している。
マット基台2は、防水性を有するゴム素材を成型したもので、矩形板状の台座4の周縁部に矩形枠状の縁枠5を一体的に形成して、この縁枠5の内側にマット本体3を収容するための収容空間を形成している。
また、マット基台2は、台座4の上部に円柱状の支持突起6を縦横に所定の間隔をあけて立設している。
マット本体3は、吸水性を有する紙製の第1の吸水シート7と脱臭性を有する脱臭シート8と吸水性を有する多孔質素材(スポンジ)の第2の吸水シート9をこの順に上から積層して構成している。なお、マット本体3は、これらの第1の吸水シート7と脱臭シート8と第2の吸水シート9とを一体的に接着したものでもよく、また、分離可能に単に重ね合わせたものでもよい。
ここで、脱臭シート8は、紙繊維の内部に粉末状の活性炭を高密度に担持させたものであり、脱臭機能を有する一方、表面で撥水機能を有している。
この脱臭シート8は、表面に複数個の表裏に連通する貫通孔10を縦横に間隔をあけて穿設している。この貫通孔10の縦横の間隔(ピッチ)は、支持突起6の縦横の間隔(ピッチ)とは異ならせている。これは、貫通孔10と支持突起6とを同一ピッチにすると、支持突起6が貫通孔10に突き刺さってしまうおそれがあるからである。
また、第2の吸水シート9は、矩形板状のスポンジで形成しているが、図4に示すように、一枚の不織布11を3重に折り重ねたものでもよい。
そして、脱臭マット1は、マット基台2の縁枠5の内側にマット本体3を着脱自在に載置している。
このマット本体3をマット基台2に収容した状態では、図2及び図3に示すように、支持突起6の上部で第2の吸水シート9が弾性変形して圧縮された状態となり、その上部に脱臭シート8が載置される。
すなわち、脱臭マット1は、マット基台2の縁枠5の内側の収容空間に形成した支持突起6によって脱臭シート8を支持しており、しかも、支持突起6の先端面と脱臭シート8の裏面との間に第2の吸水シート9が介在され、支持突起6によって脱臭シート8を第2の吸水シート9を介して支持するように構成している。
ここで、脱臭マット1は、図5に示すように、第2の吸水シート9にも支持突起6と対応する位置に表裏に貫通する貫通孔12を穿設しておき、その貫通孔12に支持突起6を挿通させて、脱臭シート8を支持突起6で直接支持するようにしてもよい。
このように、脱臭マット1は、支持突起6で第2の吸水シート9を部分的に圧縮した状態でマット基台2にマット本体3を収容した場合には、マット基台2に対してマット本体3がずれるのを防止することができ、また、第2の吸水シート9に支持突起6を挿通する貫通孔12を穿設した場合には、マット基台2に対して第2の吸水シート9がずれるのを防止することができるとともに、第2の防水シート9を正規の位置に収容することができる。
脱臭マット1は、以上に説明したように構成しており、以下に説明するような特徴を有している。
すなわち、上記脱臭マット1は、防水性を有するマット基台2の上部に吸水性を有する第2の吸水シート9と脱臭性を有する脱臭シート8とを順に積層している。
そのため、脱臭シート8の脱臭機能を向上させるために脱臭剤の密度が高い脱臭シート8を使用すると、脱臭剤の密度の増大に伴って脱臭シート8の吸水機能が低下し、脱臭シート8の表面で撥水機能を有するようになり、脱臭シート8の表面に残留した汚水によって悪臭が発生したり、残留した汚水によって表面が滑りやすくなってしまう。
そこで、上記脱臭マット1では、脱臭シート8に複数の貫通孔10を穿設して、この貫通孔10から下層の第2の吸水シート9へと汚水を流下させるようにしている。
これにより、上記脱臭マット1では、脱臭剤を高密度で含有させた脱臭シート8を用いても、脱臭シート8に設けた貫通孔10から下層の第2の吸水シート9へと汚水が円滑に流下し、脱臭シート8の表面に汚水が残留して悪臭を放出したり、表面が滑り易くなってしまうのを防止している。
また、脱臭マット1は、第2の吸水シート9で汚水などの水分を吸収するようにしているために、マット本体3に荷重(体重)がかかってその荷重で第2の吸水シート9が押圧されてしまうと、第2の吸水シート9で吸収した水分が逆に脱臭シート8の貫通孔10を通して表面側に流れ出てしまうおそれがある。
そこで、上記脱臭マット1では、マット基台2に支持突起6を形成し、この支持突起6で脱臭シート8を支持するようにしている。
そのため、上記脱臭マット1では、支持突起6によってマット基台2の表面と脱臭シート8の裏面との間に第2の吸水シート9を収容するための支持突起6の高さ分の間隔が確保される。
これにより、上記脱臭マット1では、マット本体3に荷重がかかっても、その荷重を支持突起6で受けることができ、脱臭シート8の表面を押圧されたときに生じるおそれのある第2の吸水シート9から脱臭シート8への汚水の逆流を未然に防止することができる。
また、上記したようにマット基台2に設けた支持突起6で脱臭シート8を支持した場合には、支持突起6が存在しない場所にかかった荷重によって支持突起6が脱臭シート8を突き破ってしまうおそれがある。
そこで、上記脱臭マット1では、支持突起6の先端面と脱臭シート8の裏面との間に第2の吸水シート9を介在させて、支持突起6によって脱臭シート8を第2の吸水シート9を介して支持するように構成している。
これにより、上記脱臭マット1では、支持突起6の先端面と脱臭シート8の裏面との間に介在させた第2の吸水シート9が緩衝材や補強材として機能することになり、脱臭シート8の表面を押圧したときに生じるおそれのある支持突起6による脱臭シート8の突き破りを未然に防止することができる。
また、上記脱臭マット1は、マット基台2に縁枠5を形成し、この縁枠5の内側にマット本体3(第1の吸水シート7と脱臭シート8と第2の吸水シート9)を着脱自在に収容している。
そのため、上記脱臭マット1では、長期間の使用によって汚れたマット本体3を容易に交換することができる。
特に、マット本体3を第1の吸水シート7と脱臭シート8と第2の吸水シート9とに分離できるように構成した場合には、各シート7,8,9ごとに容易に交換することができる。
また、上記脱臭マット1は、脱臭シート8の上部に第1の吸水シート7を積層している。
そのため、上記脱臭マット1では、脱臭シート8の表面に付着した水滴は、第1の吸水シート7で一旦吸収され、その後、脱臭シート8の貫通孔10を通って第2の吸水シート9へと流下することになるので、脱臭シート8の表面に水滴が残留することがなく、この残留水滴による脱臭マット1の表面での転倒を未然に防止することができる。
特に、第1の吸水シート7として透過性のシートを用い、表面にメッセージや店名や模様を描いた場合には、脱臭シート8の表面色が背景となった表面模様を表出させることができ、脱臭マット1の美観を向上させることができる。
本発明に係る脱臭マットを示す分解斜視図。 同一部切欠拡大断面図。 同断面図。 吸水シートを折り畳んだ場合の脱臭マットの断面図。 吸水シートに貫通孔を形成した場合の脱臭マットの断面図。
符号の説明
1 脱臭マット 2 マット基台
3 マット本体 4 台座
5 縁枠 6 支持突起
7 第1の吸水シート 8 脱臭シート
9 第2の吸水シート 10 貫通孔
11 不織布 12 貫通孔

Claims (5)

  1. 防水性を有するマット基台の上部に吸水性を有する吸水シートと脱臭性を有する脱臭シートとを順に積層し、脱臭シートに複数の貫通孔を穿設したことを特徴とする脱臭マット。
  2. 前記マット基台に前記脱臭シートを支持するための支持突起を形成したことを特徴とする請求項1に記載の脱臭マット。
  3. 前記支持突起の先端面と前記脱臭シートの裏面との間に前記吸水シートを介在させて、前記支持突起によって前記脱臭シートを前記吸水シートを介して支持するように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の脱臭マット。
  4. 前記マット基台に縁枠を形成し、この縁枠の内側に前記吸水シートと前記脱臭シートとを着脱自在に収容したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の脱臭マット。
  5. 前記脱臭シートの上部に他の吸水性を有する吸水シートを積層したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の脱臭マット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020037949A1 (zh) * 2018-08-23 2020-02-27 胡双安 门垫

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