JP3049223U - 衛生マット - Google Patents

衛生マット

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Publication number
JP3049223U
JP3049223U JP1997010926U JP1092697U JP3049223U JP 3049223 U JP3049223 U JP 3049223U JP 1997010926 U JP1997010926 U JP 1997010926U JP 1092697 U JP1092697 U JP 1092697U JP 3049223 U JP3049223 U JP 3049223U
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JP
Japan
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water
sanitary mat
absorbing
deodorant
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Application number
JP1997010926U
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English (en)
Inventor
正樹 東海林
和裕 中村
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Taiho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiho Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な吸水性、水分不透過性及び消臭性を兼
備する衛生マットを提供する。 【解決手段】 衛生マット1は、吸水紙10と、消臭層
20と、耐水紙30とを備えた積層構造を有する。吸水
紙10が、消臭層20及び耐水紙30より表面側に配設
されている。消臭層20は、消臭剤22と吸水ポリマ2
4とを含有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、衛生マットに係り、更に詳細には、便器の足まわりに敷かれ、特に 尿の吸収、消臭及び漏出防止を図ることのできる衛生マットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、便所の床や便器の足まわりには、飛散した尿が溜まったり、他の部 分に漏出することによる汚染を防止すべく、種々の敷物が配置されている。例え ば、便所の床全体にゴム製マットを敷設したり、便器の足まわりに布や紙製の敷 物を配置したりすることが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の敷物にあっては、吸水性が不十分であったり 、水分不透過性が不十分な場合が多く、これら敷物に保持しきれない尿が便所の 床にまで浸透して床の変色を招くという課題があった。また、尿が腐敗して異臭 を放つことも多いという課題があった。
【0004】 本考案は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、そ の目的とするところは、良好な吸水性、水分不透過性及び消臭性を兼備する衛生 マットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、衛生マットを吸水 層、消臭層及び水分不透過層を有する積層構造とすることにより、上記目的が達 成できることを見出し、本考案を完成するに至った。
【0006】 即ち、本考案の衛生マットは、便器の足まわりに配置する衛生マットにおいて 、吸水層と、消臭層と、水分不透過層とを備えた積層構造を有し、上記吸水層が 上記消臭層及び水分不透過層より表面側に配設されて成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案においては、上述の如く、吸水層、消臭層及び水分不透過層を1つの積 層構造中に配設した。従って、本考案の衛生マットは、吸水性、消臭性及び尿の 漏出防止性の3特性を兼備する。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の衛生マットについて詳細に説明する。 本考案の衛生マットは、上述の如く、吸水層、消臭層及び水分不透過層を有す る積層構造を備える。
【0009】 ここで、この積層構造において、吸水層は、尿などの吸収を容易にすべく、消 臭層及び水分不透過層より表面側、即ち、飛散した尿などと直接的に接触する部 分に配設される。そして、代表的には、この積層構造は、床側から順に、水分不 透過層、消臭層及び吸水層の並びで配置されることが望ましい。
【0010】 上述の吸水層としては、吸水紙や吸水シート等の種々の吸水性材料を用いるこ とができるが、具体的には、パルプシート、綿布シートの他、アクリル繊維部分 加水分解物やセルロース・アクリルニトリルグラフト縮合物から成る高吸収性繊 維を挙げることができる。
【0011】 また、消臭層としては、種々の脱臭、隠蔽材料を用いることができ、例えば、 活性炭、ゼオライト、活性アルミナ及びシリカゲル等の脱臭剤、香料、硫酸鉄及 びリンゴ酸等の隠蔽剤を用いることができる。
【0012】 更に、水分不透過層としては、尿などの液体を透過しないような材質であれば 特に限定されるものではなく、例えば、種々の樹脂、ゴム及びこれらで被覆した 紙や布などを挙げることができるが、特に、ポリエチレンフィルムでラミネート したクラフト紙を好ましく使用することができ、かかるクラフト紙は安価であり 強度的にも優れている。
【0013】 なお、上述の消臭層には、架橋ポリアクリル酸塩、ポバール架橋物及び架橋ポ リエチレンオキサイド等の吸水性ポリマを含有させることができ、衛生マット全 体としての吸水能を向上させることができる。 また、上述した吸水層、消臭層及び水分不透過層の少なくとも1層に、銀化合 物、第4級アンモニウム塩、アミノ配糖体、パラベン類等の抗菌性材料を含有さ せることも可能であり、これにより、衛生マットの清潔さを向上させることがで きる。
【0014】 更に、本考案の衛生マットにおいては、その最表面に尿検知材料を配設するこ とができ、かかる尿検知材料が変色等することにより、衛生マットの洗浄又は取 り替え時期を知ることが可能になる。 なお、このような尿検知材料としては、アンモニア成分を検出できるような薬 剤であるネスラー試薬及びインドフェノール用試薬等を例示できる。
【0015】 また、本考案の衛生マットは、上述のような積層構造を含んで構成されていれ ば十分であり、他の部材を付加することも可能である。例えば、衛生マットの最 表面に種々の水分透過性材料や多孔質材料を被覆したり、衛生マット全体に種々 の樹脂繊維や金属繊維などによる網かけなどを行うことも可能である。
【0016】
【実施例】
以下、本考案を、図面を参照して実施例により更に詳細に説明するが、本考案 は、これら実施例に限定されるものではない。
【0017】 図1は、本考案の衛生マットの一実施例を示す部分断面図である。 同図において、この衛生マット1は、水分不透過性層の一例である耐水紙30 と、消臭層20と、吸水層の一例である吸水紙10とを順次積層して構成されて おり、本実施例において、消臭層20は、消臭剤22と吸水ポリマ24とを含有 している。
【0018】 図2に、上述の衛生マット1の平面図を示す。 同図において、マット1は、厚さ50mm、幅1m、長さ30mの長方形に形 成されており、これをロール巻きにして製品化されている。 このように、本実施例の衛生マットは、ロール巻にされているので、収納性に 優れるとともに、ユーザーはこの衛生マットを任意の形状や長さに裁断すること が容易であり、簡単に便器の周辺に配置することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、衛生マットを吸水層、消臭層及び 水分不透過層を有する積層構造とすることとしたため、良好な吸水性、水分不透 過性及び消臭性を兼備する衛生マットを提供することができる。
【0020】 具体的には、本考案の衛生マットは、上面を吸水層とし、下面を水分不透過層 とし、中間には消臭剤及び抗菌剤を含み、更に吸水ポリマーを含む消臭層で形成 される積層構造として構成されているので、上面に滴下した尿や水滴は、吸水層 及び消臭層に効果的に吸収されるとともに、臭気を発散することなく、また、抗 菌作用により黴類の発生による染みを防止できるので、便器周辺部を常時、衛生 的に保つできるのである。
【0021】 なお、尿検知剤を配設した場合には、吸収された尿や水分が飽和状態になると 、尿検知剤が発色するので、衛生マットの取り替え時期となったことを知ること ができ、マットを速やかに取り替えることにより常に清潔な状態を維持すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の衛生マットの一実施例を示す部分断面
図である。
【図2】本考案の衛生マットの一実施例を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 衛生マット 10 吸水紙 20 消臭層 22 消臭剤 24 吸水ポリマー 30 水分不透過層

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器の足まわりに配置する衛生マットに
    おいて、吸水層と、消臭層と、水分不透過層とを備えた
    積層構造を有し、上記吸水層が上記消臭層及び水分不透
    過層より表面側に配設されて成ることを特徴とする衛生
    マット。
  2. 【請求項2】 上記積層構造が、上記水分不透過層、消
    臭層及び吸水層を順次積層して構成され、該消臭層が吸
    水性ポリマを含有して成ることを特徴とする請求項1記
    載の衛生マット。
  3. 【請求項3】 上記水分不透過層、消臭層及び吸水層の
    少なくとも1層が、抗菌性材料を含有することを特徴と
    する請求項1又は2記載の衛生マット。
  4. 【請求項4】 最表面に尿検知材料を配設して成ること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つの項に記載の
    衛生マット。
JP1997010926U 1997-11-27 1997-11-27 衛生マット Expired - Lifetime JP3049223U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012050799A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Hiroshima Kasei Ltd 尿吸収剤−消臭剤複合構成体及びそれを使用したトイレットマット
JP2013036189A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Railway Technical Research Institute トイレ汚れ検出シート及びその積層体、トイレの清掃範囲及び清掃時期決定方法、トイレの清掃方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012050799A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Hiroshima Kasei Ltd 尿吸収剤−消臭剤複合構成体及びそれを使用したトイレットマット
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