JP2021158970A - 尿処理材固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来に無い実用的な尿処理材固定具を提供する。【解決手段】上部に排泄部を有する箱状のトイレ本体部50と、前記排泄部の下方位置に設けられ前記トイレ本体部50の周面部に設けられた開口部50aから引き出し自在に設けられた引き出し部52とを有し、この引き出し部52に配設された尿吸収機能を有する扁平形状の尿処理材Gにより前記排泄部を通過して落下する尿を受けるように構成されたトイレ装置の前記尿処理材Gを当該位置に固定するための固定具であって、この固定具1は、前記引き出し部52に配設された前記尿処理材Gの周端部に添設状態で載置される棒状重り部1’を有する構成のものである。【選択図】図3

Description

本発明は、尿処理材固定具に関するものである。
本出願人は、特許文献1に開示される尿処理材を提案している。
この尿処理材は、通液性を有する袋体に多孔質粒状部材を収納した臭い吸着部と、この臭い吸着部の下方に設けられ該臭い吸着部を通過した尿を吸収する尿吸収部とから成り、尿吸収部は、尿を吸収して毛細管現象により拡散する尿拡散シートと、この尿拡散シートの下方に設けられ吸液により膨張する吸収部材とで構成されたものである。
従って、この尿拡散シートを介して尿が拡散されることで、尿拡散シートの下方に設けられる吸収部材は均一的に膨張することになるから、これにより臭い吸着部の多孔質粒状部材も均一的に上方に膨張するだけで、一部分の厚みが薄くなるようなことは生じず、よって、アンモニア臭の飛散を抑制し得る状態(蓋の機能)を維持することができ、アンモニア臭により周辺環境が害されることが可及的に抑制できることになる。
特願2020−44837号公報
ところで、前述した尿処理材は、主に簡易式のトイレ装置(ペット用のトイレ)で使用される。
このトイレ装置は、上部に排泄部を有する箱状のトイレ本体部と、排泄部の下方位置に設けられトイレ本体部の側部に設けられた開口部から引き出し自在に設けられたトレー形状の引き出し部とを有し、この引き出し部に収納された尿処理材により排泄部を通過して落下した尿を受けるように構成されたものであり、この種の製品はできるだけコンパクトにしたいという要求があることから引き出し部は浅底(薄型)に設けられており、よって、この引き出し部に配して使用するものとして扁平形状の尿処理材は最適である。
しかしながら、この尿処理材を実際に前述したトイレ装置で使用した場合、尿処理材を配した状態で引き出し部を出し入れさせると、この引き出し部に対して尿処理材が位置ズレして適正位置(排泄部を通過して落下してくる尿を良好に受けられる最適な位置)にない状態が生じるという問題点、偏りが生じて上方へ盛り上がった状態となり、引き出し部を引き出す際にこの尿処理材がトイレ本体部の開口部に引っ掛かって良好に引き出せない問題点などがある。その他にも、尿処理材が尿を吸収することで体積が増えて上方へ盛り上がった状態となり、引き出し部を引き出す際に開口部に引っ掛かってしまう問題点もある。
この尿処理材がトイレ本体部の開口部に引っ掛かる現象が起きる理由は、トイレ本体部内部で生じた臭いが外部へ漏れる原因となる開口部を極力小さくする必要があり、よって、このトイレ本体部の開口部は前述したような上方へ盛り上がった尿処理材が引っ掛かり易い構造となっているからである。
本発明は、前述した問題点を解消する、従来に無い実用的な尿処理材固定具を提供する。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
上部に排泄部51を有する箱状のトイレ本体部50と、前記排泄部51の下方位置に設けられ前記トイレ本体部50の周面部に設けられた開口部50aから引き出し自在に設けられた引き出し部52とを有し、この引き出し部52に配設された尿吸収機能を有する扁平形状の尿処理材Gにより前記排泄部51を通過して落下する尿61を受けるように構成されたトイレ装置の前記尿処理材Gを当該位置に固定するための固定具であって、この固定具1は、前記引き出し部52に配設された前記尿処理材Gの周端部に添設状態で載置される棒状重り部1’を有する構成であることを特徴とする尿処理材固定具に係るものである。
また、請求項1記載の尿処理材固定具において、前記棒状重り部1’を対向位置に有し、この棒状重り部1’同士間に棒状部材2が架設されていることを特徴とする尿処理材固定具に係るものである。
また、請求項2記載の尿処理材固定具において、前記棒状部材2の上面2aは前記棒状重り部1’の上面1aよりも上方に位置するように設けられており、この棒状部材2の端部上面2a’は外方へ向けて下り傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とする尿処理材固定具に係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の尿処理材固定具において、前記尿処理材Gは、通液性を有する袋体11aに多孔質粒状部材11bを収納した臭い吸着部11と、この臭い吸着部11の下方に設けられ該臭い吸着部11を通過した尿61を吸収する尿吸収部12とを有するものであることを特徴とする尿処理材固定具に係るものである。
また、請求項4記載の尿処理材固定具において、前記尿吸収部12は吸液により膨張する吸収部材を具備したものであることを特徴とする尿処理材固定具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、引き出し部に対して尿処理材を適正位置に固定することができ、しかも、トイレ本体部の開口部に尿処理材が引っ掛かることなく引き出し部の引き出しが良好に行えるなど、従来に無い実用的な尿処理材固定具となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例を説明する斜視図である。 本実施例を説明する斜視図である。 本実施例で使用するトイレ装置Xの説明図である。 本実施例の使用状態説明図である。 本実施例の使用状態説明図である。 本実施例の要部を説明する断面図である。 本実施例の要部の動作説明図である。 本実施例の要部の動作説明図である。 本実施例の要部を説明する断面図である。 本実施例の使用状態説明図である。 本実施例で使用する尿処理材Gを示す斜視図である。 本実施例で使用する尿処理材Gを示す断面図である。 本実施例で使用する尿処理材Gの製造工程説明図である。 本実施例で使用する尿処理材Gの製造工程説明図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
引き出し部52に配設された尿処理材Gの周端部に棒状重り部1’を添設状態に載置すると、尿処理材Gは固定される。
例えば引き出し部52を引き出したり押し入れたりなど移動させても、尿処理材Gは位置ズレすることが無い。
従って、引き出し部52に対して尿処理材Gを適正位置に固定することができ、しかも、トイレ本体部50の開口部50aに尿処理材Gが引っ掛かることなく引き出し部52の引き出しが良好に行えることになる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、トイレ装置Xの引き出し部52の所定位置に配設した尿吸収機能を有する扁平形状の尿処理材Gを当該位置に固定するための固定具1である。
具体的には、固定具1は、図1,2,3に図示したように適宜な金属製(ステンレス製)の丸棒部材を屈曲形成し、端部同士を溶接して構成された平面視方形状の枠状体であり、所定の重量(約1kg)を有し、引き出し部52に配設された尿処理材Gの周端部に添設状態で載置される4つの棒状重り部1’を有する構成である。尚、固定具1は、前述した形状に限らず、棒状重り部1’をコ字形状,L字形状若しくはH字形状に配した構成でも良いなど、尿処理材Gの周端部に添設状態で載置して固定することができ、しかも、後述するトイレ装置Xの排泄部51から落下してくる尿61を尿処理材Gで受けるに邪魔とならない形状であれば良い。
また、本実施例では、図1,2,3に図示したように固定具1の前後対向位置に配される棒状重り部1’同士間に棒状部材2が架設されており、この棒状部材2は、棒状重り部1’を尿処理材Gの周端部に添設状態で載置した際、該尿処理材Gの上面に載置されるように構成されている。
この棒状部材2は、適宜な金属製(ステンレス製)の丸棒部材で構成されており、固定具1の前後対向位置に配される棒状重り部1’夫々に端部を溶接することで架設されている。
この棒状部材2の両端部2’は、所定位置から下方へ傾斜するよう屈曲形成されており、この棒状部材2の端部上面2a’は外方へ向けて下り傾斜する傾斜面となる。
この構成から、棒状部材2の上面2aは棒状重り部1’の上面1aよりも上方に位置するように設けられると共に、棒状部材2の下面2bは棒状重り部1’の下面1bよりも上方に位置するように設けられており、固定具1を適宜な平坦部に載置した際、棒状重り部1’は平坦部に接地し、棒状部材2は平坦部から所定高さ位置に配されることになる。
従って、固定具1により尿処理材Gを固定する際、棒状重り部1’は尿処理材Gの周端部に添設状態で載置され、棒状部材2は尿処理材Gに触れる程度(棒状重り部1’が尿処理材Gに触れるよりも弱い力で触れる程度)に載置される。
また、棒状部材2は、例えば尿処理材Gが膨張するなどして該尿処理材Gの上面がトイレ本体部50の開口部50a(上縁)よりも高い位置に達した場合、引き出し部52を引き出した際に棒状部材2の端部上面2a’及び上面2aが開口部50aの縁50a’(開口上縁)に当接することで、固定具1が下方へ誘導されて尿処理材Gを押さえつける状態となり、尿処理材Gが開口部50aに引っ掛かることなく引き出し部52を引き出せることになる。
本実施例では、トイレ装置Xとしてペット用トイレを採用している。
具体的には、ペットCが排泄する際に該ペットCが位置する排泄部51がトイレ本体部50の上部に設けられたものであり、排泄部51の底は多数の通液孔51a’が設けられた通液底部51aとして構成され、この通液底部51aにはペットCの砂材53が敷設され、排泄部51の下方位置には、通液孔51a’を通過して落下する尿61を受ける尿受け部(引き出し部52)が設けられている。
トイレ本体部50は、図5,6に図示したように適宜な合成樹脂製の部材で形成した所定高さを有する直方体形状の中空箱状体である。尚、トイレ本体部50は木製でも金属製(ステンレス)でも良い。
排泄部51は、図5,6に図示したように適宜な合成樹脂製の部材で形成した容体であり、トイレ本体部50の上部開口部に着脱自在に設けられており、底部には多数の通液孔51a’が設けられた通液底部51aが設けられている。
尚、排泄部51を構成する容体は金属製でも良い。
また、通液底部51aには通液孔形成領域が設けられ、この通液孔形成領域の周辺領域には該通液孔形成領域へ向けて傾斜する傾斜部51bが設けられている。
また、本実施例では、後述する引き出し部52の上部開口部52aは、この通液底部51aの通液孔形成領域より広い開口面積に設定されている。
また、トイレ本体部50の周面部には横長方形状の開口部50aが設けられており、この開口部50aは、引き出し部52を出し入れ自在に設ける部位である。
引き出し部52は、図2,5,6に図示したように適宜な合成樹脂製の部材で形成した平面視方形状の上部開口部52aを有するトレー形状体である。尚、引き出し部52は金属製(ステンレス)でも木製でも良い。
また、引き出し部52は、開口部50aからトイレ本体部50内にして排泄部51の下方位置に配され、通液底部51aを通過して落下する尿61を後述する尿処理材Gで受けることになる。
符号52bは取手部である。
尿処理材Gは、特願2020−44837号に開示されるものであり、図13,14に図示したようにシート体10の上に臭い吸着部11及び尿吸収部12が設けられた平面視方形状の扁平形状体である。
臭い吸着部11は、通液性を有する袋体11aに臭いを吸着する多孔質粒状部材11bを収納したものであり、所定大きさの袋を熱融着(ヒートシールH)により複数に区分けして左右一対の袋体11aを設け、各袋体11aに多孔質粒状部材11bを収納した構成としている。
本実施例では、この袋体11を構成する袋として、福助工業株式会社製の不織布製平袋(クロスパック(E)30−45)を採用している。
また、本実施例では、多孔質粒状部材11bは籾殻炭であり、この籾殻炭は、本出願人が特開2011−67809号で提案する撥水性籾殻炭(籾殻炭のグラファイト含有量を、籾殻炭1g当たり0.5g以上とし、含水率20%以下としたもの)が採用されている。
具体的には、含水率10%以下で、カーボングラファイトが0.5g以上含有した撥水性の高い籾殻炭が採用されている。
従って、臭い吸着部11に尿61が落下した際、この臭い吸着部11を構成する籾殻炭が撥水性であるから尿61が素早く通過し、そして、多孔質であるから後に上昇するアンモニア臭を確実に吸着することになる。
尚、多孔質粒状部材11bは籾殻炭に限らず、ソバ殻炭やヤシ殻炭など、本実施例の特性を発揮する水に浮く撥水性の高い多孔質粒状部材11bであれば適宜採用するものである。
尿吸収部12は、2枚の尿拡散シート12aの間に吸収部材12bが設けられた構成であり、この上下2枚の尿拡散シート12aのうち、上の尿拡散シート12aは下面にスプレー糊Sを介して吸収部材12bが設けられ、下の尿拡散シート12aは上面にスプレー糊Sを介して吸収部材12bが設けられている。
本実施例では、尿拡散シート12aとしてペーパーインテリジェンス株式会社製のペーパータオルを採用しており、この尿拡散シート12aは極めて秀れた液体拡散性能(袋体11aを構成する部材よりも秀れた液体拡散性能)を具備している。
従って、尿拡散シート12aに尿61が落下した際、放射方向に素早く拡散することになる。
また、尿拡散シート12aは、袋体11aに多孔質粒状部材11bを収納して成る臭い吸着部11の面積よりも狭い面積に設定されている。
従って、尿61を吸収して尿吸収部12全体が盛り上がったとしても該尿吸収部12の周辺部に臭い吸着部11の周辺部が覆い被さるようになり(オーバーハング状態)、臭い吸着効果が確実に発揮される。
また、尿拡散シート12aの下方(下面)には、吸液により膨張する吸収部材12bが設けられている。
具体的には、尿拡散シート12aの表面に接着剤(スプレー糊S)を塗布し、このスプレー糊Sを噴射塗布した面が容器に収納された粉状(若しくは粒状)の高分子吸収部材12bが付着するように配して吸収部材12b(液体吸収層)が設けられている。
本実施例では、高分子吸収部材12bとしては、三洋化成株式会社製のサンフレッシュST−250(登録商標)・ST900E/アクリル酸モノマー含有の樹脂/アクリル酸塩系(アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物の高吸水性樹脂)が採用されている。
シート体10は、適宜な合成樹脂製の部材(ポリプロピレン)を方形シート状に加工した不通水性(遮水性)を有するものである。
尚、シート体10は、不通水性を有するものであればポリプロピレンに限らず、ポリエチレン、ポリエステルなどでも良く、合成樹脂以外の材質のものでも良い。
以下、尿処理材Gの製造方法について説明する。
先ず、シート体10の上面左右位置に尿吸収部12を配して止着部材13(粘着テープ)で止着すると共に、この尿吸収部12の上に臭い吸着部11を配設する(図15,16参照)。
続いて、臭い吸着部11の周縁部をシート体10の重合する部位に熱融着(ヒートシール)して一体化させて完成する(図13,14参照)。
このシート体10により例えばトイレ装置Xやその周辺が汚れることが防止され、しかも、使用後の処理が衛生的に行えることになる。
以上の構成から成る本実施例に係る固定具1の使用方法について説明する。
先ず、トイレ本体部50から引き出した引き出し部52に尿処理材Gを配設し、この引き出し部52に配設された尿処理材Gの周端部に棒状重り部1’を添設状態に載置すると、尿処理材Gは固定される(図2,3参照)。
例えば引き出し部52を引き出したり押し入れたりなど移動させても、尿処理材Gは位置ズレすることが無い。尚、この尿処理材Gを引き出し部52に固定した状態で該引き出し部52を水平状態を支持したまま前後左右に振ることで、袋体11a内の多孔質粒状部材11bを均一な状態(袋体11a内の隅々まで略均一な厚さの状態)にすることができる。これは、袋体11aが引き出し部52に固定されて動かず、袋体11a内の多孔質粒状部材11bだけが移動可能だからである。
ところで、実際にペットCの尿61を受けて尿処理材Gが膨張して該尿処理材Gの上面がトイレ本体部50の開口部50a(開口上縁50a’)よりも高い位置に達した場合(図7,8参照)、この状態で引き出し部52を引き出すと、先ずは棒状部材2の端部上面2a’が開口部50a(開口上縁50a’)に当接し、そして、棒状部材2の上面2aが開口部50a(開口上縁50a’)に当接することで、固定具1が下方へ誘導されて尿処理材Gを押さえつける状態となり、尿処理材Gが開口部50a(開口上縁50a’)に引っ掛かることなく引き出し部52を引き出せることになる(図9,10,11参照)。
引き出し部52を引き出した後、挟持具30を利用して棒状部材2を挟持して固定具1を移動させ、尿処理材Gを除去する(図12参照)。
本実施例は上述のように構成したから、引き出し部52に対して尿処理材Gを適正位置に固定することができ、しかも、トイレ本体部50の開口部50aに尿処理材Gが引っ掛かることなく引き出し部52の引き出しが良好に行えることになる。
また、本実施例は、棒状重り部1’を対向位置に有し、この棒状重り部1’同士間に棒状部材2が架設され、この棒状部材2は、棒状重り部1’を尿処理材Gの周端部に添設状態で載置した際、該尿処理材Gの上面に載置される構成であるから、尿処理材Gの固定がより一層良好に行えることになり、しかも、引き出し部52の引き出しがより一層良好に行えることになる。
また、本実施例は、棒状部材2の上面2aは前記棒状重り部1’の上面1aよりも上方に位置するように設けられており、この棒状部材2の端部上面2a’は外方へ向けて下り傾斜する傾斜面に形成されているから、例えばペットCの尿61を受けて尿処理材Gが膨張して該尿処理材Gの上面がトイレ本体部50の開口部50a(開口上縁50a’)よりも高い位置に達した場合、この棒状部材2の傾斜面(端部上面2a’)が開口部50a(開口上縁50a’)に当接するようにすれば、引き出し部52を良好に引き出せることになる。
また、本実施例は、尿処理材Gは、通液性を有する袋体11aに多孔質粒状部材11bを収納した臭い吸着部11と、この臭い吸着部11の下方に設けられ該臭い吸着部11を通過した尿61を吸収する尿吸収部12とを有するものであるから、尿61を良好に吸収して周囲への臭いの拡散を可及的に防止することができる。
また、本実施例は、尿吸収部12は吸液により膨張する吸収部材12bを具備したものであるから、受けた尿61を確実に吸収保持することができる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
G 尿処理材
1 固定具
1’ 棒状重り部
1a 上面
2 棒状部材
2a 上面
11 臭い吸着部
11a 袋体
11b 多孔質粒状部材
12 尿吸収部
50 トイレ本体部
50a 開口部
51 排泄部
52 引き出し部
61 尿

Claims (5)

  1. 上部に排泄部を有する箱状のトイレ本体部と、前記排泄部の下方位置に設けられ前記トイレ本体部の周面部に設けられた開口部から引き出し自在に設けられた引き出し部とを有し、この引き出し部に配設された尿吸収機能を有する扁平形状の尿処理材により前記排泄部を通過して落下する尿を受けるように構成されたトイレ装置の前記尿処理材を当該位置に固定するための固定具であって、この固定具は、前記引き出し部に配設された前記尿処理材の周端部に添設状態で載置される棒状重り部を有する構成であることを特徴とする尿処理材固定具。
  2. 請求項1記載の尿処理材固定具において、前記棒状重り部を対向位置に有し、この棒状重り部同士間に棒状部材が架設されていることを特徴とする尿処理材固定具。
  3. 請求項2記載の尿処理材固定具において、前記棒状部材の上面は前記棒状重り部の上面よりも上方に位置するように設けられており、この棒状部材の端部上面は外方へ向けて下り傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とする尿処理材固定具。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の尿処理材固定具において、前記尿処理材は、通液性を有する袋体に多孔質粒状部材を収納した臭い吸着部と、この臭い吸着部の下方に設けられ該臭い吸着部を通過した尿を吸収する尿吸収部とを有するものであることを特徴とする尿処理材固定具。
  5. 請求項4記載の尿処理材固定具において、前記尿吸収部は吸液により膨張する吸収部材を具備したものであることを特徴とする尿処理材固定具。
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